JPH0425548Y2 - - Google Patents

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JPH0425548Y2
JPH0425548Y2 JP1986124102U JP12410286U JPH0425548Y2 JP H0425548 Y2 JPH0425548 Y2 JP H0425548Y2 JP 1986124102 U JP1986124102 U JP 1986124102U JP 12410286 U JP12410286 U JP 12410286U JP H0425548 Y2 JPH0425548 Y2 JP H0425548Y2
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JP
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damping force
compression
liquid chamber
valve
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、減衰力可変型液圧緩衝器に関す
る。
従来の技術 自動車のサスペンシヨンに用いられる減衰力可
変型液圧緩衝器の中には、例えば、実開昭61−
109929号公報や特開昭60−227031号公報に示され
ているように、伸行程時と圧行程時との減衰力を
個別に調整することが可能なものが知られてい
る。
上記実開昭61−109929号公報の減衰力可変型液
圧緩衝器は、第6図に示すようになつている。つ
まり、第6図Aに示すように、この減衰力可変型
液圧緩衝器のシリンダ101内には、ピストン1
02によつて、作動液が充填された上部液室10
3と下部液室104とが画成されている。ピスト
ン102には、伸行程時に作動液を上部液室10
3から下部液室104に置換流通させる減衰力発
生機構105と、圧行程時に作動液を下部液室か
ら上部液室に置換流通させる減衰力発生機構10
6とが設けられている。このピストン102が固
定されたピストンロツド107には、減衰力発生
機構105,106をバイパスして上部液室10
3と下部液室104とを連通するバイパス通路1
08が形成されている。このバイパス通路108
内には、減衰力可変機構109の調整子110が
周方向へ回転可能に配置されている。この調整子
110には、作動液のバイパス量を調整する複数
の異なる径の伸側オリフイス111と、作動液の
バイパス量を調整する複数の異なる径の圧側オリ
フイス112とが、上下2段に形成されている。
ピストンロツド107には、調整子110の回転
によつて、複数の伸側オリフイス111のうちの
1つと選択的に連通される伸側透孔113(第6
図B参照)、および、複数の圧側オリフイス11
2のうちの1つと選択的に連通される圧側透孔1
14とが形成されている。ピストンロツド107
の外周面の伸側オリフイス111と圧側オリフイ
ス112とに対応する部分には、環状溝115,
116が形成されている。ピストンロツド107
の外周面には、環状溝115,116を覆うホル
ダ117が外嵌固定されている。ホルダ117の
環状溝115,116と対応する部分それぞれに
は、伸側透孔118と圧側透孔119とが形成さ
れている。このホルダ117の内周面と環状溝1
15,116とで形成された伸側弁室120内お
よび圧側弁室121内それぞれには、伸側チエツ
クバルブ122と、圧側チエツクバルブ123と
が設けられている。伸側チエツクバルブ122
は、第6図Cに示すように、ほぼ半円弧状の板状
に形成されており、その一端がピストンロツド1
07に固定され、その外周面がホルダ117の内
周面に接触しつつ、ホルダ117の伸側透孔11
8を閉じており、伸行程時における上部液室10
3の圧力上昇によつて、ピストンロツド107と
の支持点を中心として内径方向に開く。この伸側
チエツクバルブ122の開弁動作によつて、上部
液室103内の作動液の一部が、ホルダ117の
伸側透孔118→伸側弁室120→ピストンロツ
ド107の伸側透孔113→調整子110の回転
によつてピストンロツド107の伸側透孔113
と選択的に連通している伸側オリフイス111→
バイパス通路108を順に通つて下部液室104
に置換流通されるようになつている。また、圧側
チエツクバルブ123は、第6図Bに示すよう
に、ほぼ半円弧状の板状に形成されており、その
一端がピストンロツド107に固定され、その内
周面がピストンロツド107の環状溝116の溝
底面に接触しつつ、ピストンロツド107の圧側
透孔114を閉じており、圧行程時における下部
液室104の圧力上昇によつて、ピストンロツド
107との支持点を中心として外径方向に開く。
この圧側チエツクバルブ123の開弁動作によつ
て、下部液室104内の作動液の一部が、バイパ
ス通路108→調整子110の回転によつてピス
トンロツド107の圧側透孔114と選択的に連
通している圧側オリフイス112→ピストンロツ
ド107の圧側透孔114→圧側弁室121→ホ
ルダ117の圧側透孔119を順に通つて上部液
室103に置換流通されるようになつている。
前記特開昭60−227031号公報の減衰力可変型液
圧緩衝器は、第7図に示すようになつている。つ
まり、この減衰力可変型液圧緩衝器のシリンダ2
01内には、ピストン202によつて、作動液が
充填された上部液室203と下部液室204とが
画成されている。ピストン202には、伸行程時
に作動液を上部液室203から下部液室204に
置換流通させる減衰力発生機構205と、圧行程
時に作動液を下部液室204から上部液室203
に置換流通させる減衰力発生機構206とが設け
られている。このピストン202が固定されたピ
ストンロツド207には、減衰力発生機構20
5,206をバイパスして上部液室203と下部
液室204とに作動液を置換流通させる減衰力可
変機構208の調整子209が周方向へ回転可能
に配置されている。この調整子209には、作動
液のバイパス量を調整する複数の異なる径の伸側
オリフイス210と、作動液のバイパス量を調整
する複数の異なる径の圧側オリフイス211と
が、上下2段に形成されている。ピストンロツド
202には、調整子209の回転によつて、複数
の伸側オリフイス201のうちの1つと選択的に
連通される伸側透孔212、および、複数の圧側
オリフイス211のうちの1つと選択的に連通さ
れる圧側透孔213とが形成されている。ピスト
ンロツド207の下端には、伸側チエツクバルブ
214が設けられている。この伸側チエツクバル
ブ214は、伸行程時における上部液室203の
圧力上昇によつて、スプリング215の弾性力に
抗して下方に開く。この伸側チエツクバルブ21
4の開弁動作によつて、下部液室203内の作動
液の一部が、ピストン202の上部透孔216→
ピストン202の油路217→ピストンロツド2
07の伸側透孔212→調整子209の回転によ
つてピストンロツド207の伸側透孔に212と
選択的に連通している伸側オリフイス210→ピ
ストンロツド207の伸側油路218を順に通つ
て下部液室204に置換流通されるようになつて
いる。また、ピストンロツド207のピストン2
02よりも上方の外周には、圧側チエツクバルブ
219が設けられている。この圧側チエツクバル
ブ219は、圧行程時における下部液室204の
圧力上昇によつて、スプリング220の弾性力に
抗して上方に開く。この圧側チエツクバルブ21
9の開弁動作によつて、下部液室204内の作動
液の一部が、ピストン202の下部透孔221→
ピストン202の油路222→ピストンロツド2
07の伸側透孔213→調整子209の回転によ
つてピストンロツド207の伸側透孔213と選
択的に連通している伸側オリフイス211→上部
の圧側油路223を順に通つて上部液室203に
置換流通されるようになつている。
考案が解決しようとする問題点 第6図に図示した減衰力可変型液圧緩衝器にあ
つては、ピストンロツド107の外周にホルダ1
71を外嵌装着し、このホルダ117の内周面と
ピストンロツド107の環状溝115,116と
で伸側弁室120と圧側弁室121とを上下2段
に形成し、これら伸側弁室120内と圧側弁室1
21内それぞれに伸側チエツクバルブ122と圧
側チエツクバルブ123とを個別に配置してある
ので、ピストンロツドのストロークを規制するス
トツパ(第6図において、ホルダ117上に設け
られた網目を付した部材)をホルダ117より上
方に設けることとなり、ピストンロツド107の
ストロークが短かくなり、減衰力可変型液圧緩衝
器としての全長が長くなる。しかも、伸側チエツ
クバルブ122とホルダ117の内周面との曲率
半径に誤差があつたり、あるいは、圧側チエツク
バルブ123と環状溝116の溝底面との曲率半
径に誤差があつたりすると、チエツクバルブとし
てのシール性が悪くなることから、伸側チエツク
バルブ122とホルダ117の内周面との曲率半
径の整合性、ならびに、圧側チエツクバルブ12
3と環状溝116の溝底面との曲率半径の整合性
を採るために、多大な労力と時間とが必要とな
り、コストダウンを図るにも限度がる。
第7図に図示した減衰力可変型液圧緩衝器にあ
つても、圧側チエツクバルブ219がピストンロ
ツド207の外周に設けられているので、ピスト
ンロツドのストロークを規制するストツパを圧側
チエツクバルブ219よりも上方に設けることと
なり、ピストンロツド207のストロークが短か
くなり、上記と同様な減衰力可変型液圧緩衝器と
しての全長が長くなるという不都合がある。
問題点を解決するための手段 このような問題点を解決するために、この考案
は、シリンダ内にピストンによつて作動液が充填
された上部液室と下部液室とを画成し、このピス
トンに伸行程時と圧行程時とで作動液を上部液室
と下部液室とに置換流通させる減衰力発生機構を
設け、前記ピストンが固定されたピストンロツド
に下部液室に連通するバイパス通路を形成し、こ
のバイパス通路周壁のピストンロツドにバイパス
通路を上部液室に連通する伸側透孔と圧側透孔と
を上下2段に形成し、前記バイパス通路内に複数
の異なる径の伸側オリフイスと複数の異なる径の
圧側オリフイスとが上下2段に形成された調整子
を回転可能に配置し、この調整子の回転によつ
て、複数の伸側オリフイスのうちの1つを前記伸
側透孔に選択的に連通するとともに複数の圧側オ
リフイスのうちの1つを前記圧側透孔に選択的に
連通することにより、伸行程時と圧行程時とで前
記減衰力発生機構をバイパスして上部液室と下部
液室とに置換流通させる作動液のバイパス量が個
別に調整可能な減衰力可変機構を構成する一方、
前記調整子の内部に隔壁によつて伸側オリフイス
に連通する伸側弁室と圧側オリフイスに連通する
圧側弁室とを画成し、この伸側弁室に圧行程時に
軸方向に開く伸側チエツクバルブを設け、前記圧
側弁室内に圧行程時に軸方向に開く圧側チエツク
バルブを設けてある。
作 用 調整子の回転によつて、複数の径の異なる伸側
オリフイスのうちの1つをピストンロツドの伸側
透孔に選択的に連通するとともに、複数の径の異
なる圧側オリフイスのうちの1つをピストンロツ
ドの圧側透孔に選択的に連通することにより、伸
行程時と圧行程時との減衰力を個別に調整する。
しかも、調整子の内部に伸側チエツクバルブと
圧側チエツクバルブとを設けたことにより、伸側
チエツクバルブと圧側チエツクバルブとの収納や
作動に必要な部材が、ピストンロツドの外側に出
つ張ることがなく、ピストンロツドのストローク
を規制するストツパをピストンロツドの伸側透孔
や圧側透孔よりも下方に設けることが可能とな
り、ピストンロツドのストロークが長くなり、減
衰力可変型液圧緩衝器としての全長が短くなる。
また、伸側チエツクバルブと圧側チエツクバル
ブとを軸方向に開くように構成してあるので、伸
側チエツクバルブが伸側弁シート部に平面的に接
触し、圧側チエツクバルブ圧側弁シート部に平面
的に接触する簡単な弁機構を採用できる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。
第1図は、第1実施例の減衰力可変型液圧緩衝
器を示している。この第1図における減衰力可変
型液圧緩衝器のシリンダ1内には、ピストン2に
よつて、上部液室3と下部液室4とが画成されて
いる。ピストン2には、減衰力発生機構5が設け
られている。この減衰力発生機構5は、ピストン
2の周方向に離間配置されて上下方向に貫通され
た複数の通路6と、ピストン2の上面に設けられ
て複数の通路6のうちの少なくとも1つを上部液
室3に連通させる上側スリツト7と、ピストン2
の下面に設けられて複数の通路6のうちの別の少
なくとも1つを下部液室4に連通させる下面スリ
ツト8と、ピストン2の下面に配置されて複数の
通路6を覆蓋する伸側弁体9と、ピストン2の上
面に配置されて複数の通路6を覆蓋する圧側弁体
10とを備えており、伸行程時におけるピストン
2の上動に伴う上部液室3内の圧力が所定値以上
になると、伸側弁体9が開き、上部液室3内の作
動液の一部が、矢印X一で示すように、上側スリ
ツト7と通路6とを順に通つて下部液室4に置換
流通し、圧行程時におけるピストン2の下動に伴
う下部液室4内の圧力が所定値以上になると、圧
側弁体10が開き、下部液室4内の作動液の一部
が、矢印X2で示すように、下側スリツト8と通
路6とを順に通つて上部液室3に置換流通するこ
とによつて、固定的な減衰力を発生するようにな
つている。ピストン2は、ピストンロツド12の
ロツド本体13下端に同軸にねじ嵌合されたスタ
ツド14にナツト15で締結されている。このス
タツド14の下端面軸心部からロツド本体13の
下部に跨つて、減衰力発生機構5をバイパスして
下部液室4に連通するバイパス通路16が形成さ
れている。このバイパス通路16のロツド本体1
3内には、減衰力可変機構17の有蓋筒状の調整
子18が、上下に円筒状のブツシユ19,20を
介在しつつ、周方向へ回転可能に配置されてい
る。この調整子18の上部には、ロツド本体13
とブツシユ19との軸心部に貫通されかつ図外の
アクチユエータで駆動されるコントロールロツド
22の下端が結合されている。この調整子18の
周壁には、作動液のバイパス量を調整する複数の
異なる径の伸行オリフイス23と、作動液のバイ
パス量を調整する複数の異なる径の圧側オリフイ
ス24とが、上下2段に形成されている。この調
整子18の外側に位置するピストンロツド12の
周壁には、前記アクチユエータによるコントロー
ルロツド22を介する調整子18の回転駆動によ
つて、複数の伸側オリフイス23のうちの1つと
選択的に連通される伸側透孔25と、複数の圧側
オリフイス24のうちの1つと選択的に連通され
る圧側透孔26とが形成されている。この調整子
18の内部には、隔壁27によつて、伸側オリフ
イス23に連通する伸側弁室28と圧側オリフイ
ス24に連通する圧側弁室29とが画成されてい
る。この伸側弁室28内には、軸方向下方へ開く
伸側チエツクバルブ31が設けられており、この
圧側弁室29内には、軸方向上方へ開く圧側チエ
ツクバルブ32が設けられている。
これら伸側チエツクバルブ31と圧側チエツク
バルブ32とは、具体的には、第2図に示すよう
になつている。つまり、伸側チエツクバルブ31
は、伸側弁室28の直径よりも小径なる有蓋円筒
状の弁体部33と、この弁体部33から傾斜状の
段差部34を介して下方に向けて伸側弁室28の
直径とほぼ同径に連設されかつ伸側弁室28の周
面に上下方向へ摺動可能な円筒状のスカート部3
5とを備えている。この弁体部33の天井の軸心
部には、コントロールロツド22のかしめ部36
よりも少し大径な貫通孔37が形成されている。
この弁体部32の天井上面は、弁体部32の天井
下面と隔壁27とに跨つて配置された伸側チエツ
クスプリング38の弾性力によつて、伸側弁室2
8の頂面から下方に向けて膨出形成された伸側弁
シート部39に着座されている。この弁体部32
の伸側弁シート部39への着座状態によつて、伸
側チエツクバルブ31が閉じている。そして、伸
行程時には、上部液室3内の圧力が、ピストンロ
ツド12の伸側透孔25から、調整子18の回転
によつてピストンロツド12の伸側透孔25と選
択的に連通している伸側オリフイス23を通つ
て、伸側弁室28内に露出している伸側チエツク
バルブ31の傾斜状の段差部34に下向きに作用
して、伸側チエツクバルブ31のスカート部35
が伸側弁室28の周面に摺動しつつ、伸側チエツ
クバルブ31が伸側チエツクスプリング38の弾
性力に抗して下動し、伸側チエツクバルブ31の
弁体部33が伸側弁シート部38から離れて、伸
側チエツクバルブ31が開き、上部液室3の作動
液の一部が、第1図に矢印X3で示すように、ピ
ストンロツド12の伸側透孔25→調整子18の
選択された伸側オリフイス23→開弁動作した伸
側チエツクバルブ31→伸側チエツクバルブ31
の貫通孔37→隔壁27の貫通孔41→シート部
材46の中心孔49→ブツシユ20の中心孔50
→スタツド14のバイパス通路16を順に通つて
下部液室4に置換流通するこによつて、調整子1
8で選択された伸側オリフイス23に相当するバ
イパス量に応じた可変的な減衰力が発生する。
また、圧側チエツクバルブ32は、隔壁27の
軸心部に形成された上下方向の貫通孔41の周縁
から下方に向けて円筒状に膨出形成された支持部
42に上下方向へ摺動可能に外嵌装着された円筒
状のガイド部43と、このガイド部43の下縁か
ら外側に向けて圧側弁室29の直径よりも小径に
折曲形成された閉環状なる弁体部44とを備えて
いる。この弁体部44の下面は、弁体部44の上
面と隔壁27とに跨つて配置された圧側チエツク
スプリング45の弾性力によつて、調整子18内
の下部に結合された円筒状のシート部材46の上
部外側に形成されて圧側オリフイス24近傍に位
置する伸側弁シート部47に着座されている。こ
の弁体部44の圧側弁シート部47への着座状態
によつて、圧側チエツクバルブ32が閉じてい
る。このシート部材46の圧側弁シート部47の
内側には、周方向に離間配置された複数の縦溝4
8が形成されている。この複数の縦溝48には、
圧側チエツクバルブ32の弁体部44とガイド部
43との連設隅部が露出している。そして、圧行
程時には、ピストン2の下部液室4内の圧力が、
スタツド14のバイパス通路16から、ブツシユ
20の中心孔20を経てシート部材46の縦溝4
8を通つて、縦溝48内に露出している圧側チエ
ツクバルブ32の弁体部44に上向きに作用し
て、圧側チエツクバルブ32のガイド部43が支
持部42に摺動しつつ、圧側チエツクバルブ32
が圧側チエツクスプリング45の弾性力に抗して
上動し、圧側チエツクバルブ32の弁体部44が
圧側弁シート部47から離れて、圧側チエツクバ
ルブ32が開き、下部液室4の作動液の一部が、
第1図に矢印X4で示すように、スタツド14の
バイパス通路16→ブツシユ20の中心孔50→
開弁動作した圧側チエツクバルブ32→圧側弁室
28→調整子18の回転によつてピストンロツド
12の圧側透孔26と選択的に連通している圧側
オリフイス24→ピストンロツド12の圧側透孔
26を順に通つて下部液室4に置換流通するこに
よつて、調整子18で選択された圧側オリフイス
24に相当するバイパス量に応じた可変的な減衰
力発生する。
したがつて、この第1実施例では、調整子18
の回転によつて、複数の径の異なる伸側オリフイ
ス23のうちの1つをピストンロツド12の伸側
透孔25に選択的に連通するとともに、複数の径
の異なる圧側オリフイス24のうちの1つをピス
トンロツド12の圧側透孔26に選択的に連通す
ることにより、伸行程時と圧行程時とで、減衰力
発生機構5の固定的な減衰力と、減衰力可変発生
機構17の個別的なバイパス量による可変的な減
衰力との総和によつて、例えばソフト・ミデイア
ム・ハードの各減衰力可変モードを個別に設定で
きる。
しかも、この第1実施例によれば、調整子18
の内部に、隔壁27で調整子18の伸側オリフイ
ス23に連通する伸側弁室28と、調整子18の
圧側オリフイス24に連通する圧側弁室29とを
画成し、伸側弁室28内に、伸側チエツクバルブ
31を設け、圧側弁室29内に、圧側チエツクバ
ルブ32を設けたので、伸側チエツクバルブ31
と圧側チエツクバルブ32との収納や作動に必要
な部材が、ピストンロツド12の外側に出つ張る
ことがない。このため、圧側透孔26よりも下方
に位置しているスタツド14の肩部にピストンロ
ツド12のストロークを規制する図外のストツパ
を設けることが可能となる。しかも、ピストンロ
ツド12の伸側透孔25と圧側透孔26とが設け
られている部分の外径が細くなつているので、ス
トツパが図外のロツドガイドに当接した場合で
も、伸側透孔25や圧側透孔26が、ロツトガイ
ドで閉塞されることなく、上部液室3に連通して
いることになる。よつて、ピストンロツド12の
ストローク長くなり、減衰力可変型液圧緩衝器と
しての全長が短くなる。また、伸側チエツクバル
ブ31と圧側チエツクバルブ32とを軸方向に開
くように構成してあるので、伸側チエツクバルブ
31が伸側弁シート部38に平面的に接触し、圧
側チエツクバルブ32が圧側弁シート部47に平
面的に接触する通常の弁機構を採用でき、よつ
て、第6図に示した従来例のような、弁体と弁シ
ートとの曲率半径を整合させるような複雑な弁機
構を用いることなく、コストダウンを図ることが
できる。
第3図は、第2実施例の減衰力可変型液圧緩衝
器を示している。この第3図に示す減衰力可変型
液圧緩衝器は、伸側弁シート部39Aを伸側チエ
ツクバルブ31Aの下側に配置したことに特徴が
ある。具体的には、第4図に示すように、伸側チ
エツクバルブ31Aが、調整子18内に隔壁27
で画成された伸側弁室28とほぼ同径で伸側弁室
28の周面に上下方向へ摺動可能な円筒状のスカ
ート部35Aと、このスカート部35Aの下縁か
ら内側に向け形成された円板状の弁体部33Aと
を備えている。この弁体部33Aの軸心部には貫
通孔52が形成されている。この弁体部33Aの
下面は、弁体部33Aの上面と伸側弁室28の貫
通孔53が形成された頂面とに跨つて配置された
伸側チエツクスプリング38Aの弾性力によつ
て、隔壁27から上方に向けて円筒状に膨出形成
された伸側弁シート部39Aに着座されている。
また、隔壁27から下方に向けて円筒状に膨出形
成された支持部42の下部が、調整子18に結合
された円筒状のシート部材46の中心孔49内上
部に嵌合され、この支持部材42のシート部材4
6との嵌合部には、中心孔49を圧側弁シート部
47Aの内側に形成された環状凹部54に連通す
る縦孔55が形成されている。さらに、伸側オリ
フイス23と圧側オリフイス24とが隔壁27に
近づくようにして調整子18の周壁に形成されて
いる。なお、この第2実施例における第3図にお
いて、スタツド14の肩部を図示位置よりも下方
に設定し、この肩部にピストンロツド12のスト
ロークを規制するストツパを設けることは可能で
ある。
したがつて、この第2実施例によれば、伸側オ
リフイス23と圧側オリフイス24との上下間隔
が第4図に示す最小寸法Lに設定されることか
ら、この伸側オリフイス23にピストンロツド1
2の径方向で連通する伸側透孔25と圧側オリフ
イス24にピストンロツド12の径方向で連通す
る圧側透孔26との上下方向の離間寸法も最小と
なるので、ピストンロツドのストロークが最大と
なり、減衰力可変型液圧緩衝器の全長を著しく短
くすることができる。
第5図は、第3実施例としての調整子18を示
している。この第5図に示す調整子18にあつて
は、伸側オリフイス23と圧側オリフイス24と
の上下間隔を、第4図に示した最小寸法Lと同寸
法として、調整子18の周壁に形成し、伸側チエ
ツクバルブ31Bを第2図に示した伸側チエツク
バルブ31とほぼ同形状に形成し、この伸側チエ
ツクバルブ31Bのスカート部35Bの長さを、
第2図に示した伸側チエツクバルブ31のスカー
ト部35よりも短寸法に形成し、圧側チエツクバ
ルブ32と隔壁27の支持部42とシート部材4
6Aとに第4図に示したものを使用したことによ
り、第2実施例と同様の作用効果を得られるよう
にしたものである。
考案の効果 以上のようにこの考案によれば、伸行程時と圧
行程時との減衰力を個別に調整するようにした減
衰力可変型液圧緩衝器において、ピストンロツド
内に、伸側オリフイスと圧側オリフイスとが上下
2段に形成された減衰力可変機構の調整子を回転
可能に配置し、この調整子の内部に、隔壁によつ
て伸側オリフイスに連通する伸側弁室と圧側オリ
フイスに連通する圧側弁室とを画成し、これらの
伸側弁室内と圧側弁室内それぞれに、軸方向に開
く伸側および圧側のチエツクバルブを個別に設け
てあるので、伸側チエツクバルブと圧側チエツク
バルブとの収納や作動に必要な部材が、ピストン
ロツドの外側に出つ張ることがなく、よつて、ピ
ストンロツドのストロークを規制するストツパ
を、ピストンロツドの伸側透孔や圧側透孔よりも
下方に設けることが可能となり、ピストンロツド
のストロークが長くなり、減衰力可変型液圧緩衝
器としての全長を短くすることができる。
また、この考案によれば、伸側チエツクバルブ
と圧側チエツクバルブとを軸方向に開くように構
成したあるので、伸側チエツクバルブが伸側弁シ
ート部に平面的に接触し、圧側チエツクバルブが
圧側弁シート部に平面的に接触する通常の弁機構
を採用できることから、従来例のような弁体と弁
シートとの曲率半径を整合させるような複雑な弁
機構を用い必要がなく、コストダウンを図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の減衰力可変型
液圧緩衝器を示す縦断面図、第2は第1実施例の
調整子を示す縦断面図、第3図はこの考案の第2
実施例の減衰力可変型液圧緩衝器を示す縦断面
図、第4図は第2実施例の調整子を示す縦断面
図、第5図はこの考案の第3実施例の調整子を示
す断面図、第6図は従来の減衰力可変型液圧緩衝
器を示すものであつて、Aは全体の縦断面図、B
はAのB−B線に沿う断面図、CはAのC−C線
に沿う断面図、第7図は従来の異なる減衰力可変
型液圧緩衝器を示す縦断面図である。 1……シリンダ、2……ピストン、3……上部
液圧、4……下部液室、5……減衰力発生機構、
12……ピストンロツド、16……バイパス通
路、17……減衰力可変機構、18……調整子、
23……伸側オリフイス、24……圧側オリフイ
ス、25……伸側透孔、26……圧側透孔、27
……隔壁、28……伸側弁室、29……圧側弁
室、31,31A,31B……伸側チエツクバル
ブ、32……圧側チエツクバルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ内にピストンによつて作動液が充填さ
    れた上部液室と下部液室とを画成し、このピスト
    ンに伸行程時と圧行程時とで作動液を上部液室と
    下部液室とに置換流通させる減衰力発生機構を設
    け、前記ピストンが固定されたピストンロツドに
    下部液室に連通するバイパス通路を形成し、この
    バイパス通路周壁のピストンロツドにバイパス通
    路を上部液室に連通する伸側透孔と圧側透孔とを
    上下2段に形成し、前記バイパス通路内に複数の
    異なる径の伸側オリフイスと複数の異なる径の圧
    側オリフイスとが上下2段に形成された調整子を
    回転可能に配置し、この調整子の回転によつて、
    複数の伸側オリフイスのうちの1つを前記伸側透
    孔に選択的に連通するとともに複数の圧側オリフ
    イスのうちの1つを前記圧側透孔に選択的に連通
    することにより、伸行程時と圧行程時とで前記減
    衰力発生機構をバイパスして上部液室と下部液室
    とに置換流通させる作動液のバイパス量が個別に
    調整可能な減衰力可変機構を構成する一方、前記
    調整子の内部に隔壁によつて伸側オリフイスに連
    通する伸側弁室と圧側オリフイスに連通する圧側
    弁室とを画成し、この伸側弁室内に圧行程時に軸
    方向に開く伸側チエツクバルブを設け、前記圧側
    弁室内に圧行程時に軸方向に開く圧側チエツクバ
    ルブを設けたことを特徴とする減衰力可変型液圧
    緩衝器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60227031A (ja) * 1984-04-26 1985-11-12 Showa Mfg Co Ltd 減衰力可変ダンパ−
JPH0244115Y2 (ja) * 1984-12-25 1990-11-22
JPS62122943U (ja) * 1986-01-27 1987-08-04

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