JPH0425949B2 - - Google Patents

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JPH0425949B2
JPH0425949B2 JP8614284A JP8614284A JPH0425949B2 JP H0425949 B2 JPH0425949 B2 JP H0425949B2 JP 8614284 A JP8614284 A JP 8614284A JP 8614284 A JP8614284 A JP 8614284A JP H0425949 B2 JPH0425949 B2 JP H0425949B2
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JP
Japan
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formula
compound
pentaenyl
ene
reaction
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JP8614284A
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JPS60231650A (ja
Inventor
Masanao Matsui
Akemichi Furuhata
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T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、下記式(A) 但し式中、波線はシス又はトランスを示す、で
表わされる2,6,6−トリメチル−(10′−カル
ボキシ−3′,7′−ジメチルデカ−E−1′,3′,5′

7′−Z−9′−ペンタエニル)シクルヘキサ−1−
エン又は2,6,6−トリメチル(10′−カルボ
キシ−3′,7′−ジメチルデカ−E−1′,3′,5′,
7′,9′−ペンタエニル)−シクロヘキサ−1−エ
ンの新規な製法に関する。 更に詳しくは、本発明は下記式(1) 但し式中、Rは水素原子又はCOH3基を示すで
表わされるレチノール又はレチニルアセテート
を、有機溶媒中、トリフエニルホスフインとハロ
ゲン化水素水又はトリフエニルホスホニウム塩
〔P(C6H53HX〕と接触反応せしめて、上記式(1)
化合物のホスホニウム塩を形成させ、次いで該ホ
スホニウム塩をアルカリの存在下にグリオキシル
酸(OHCCOOH)と接触反応せしめることを特
徴とする上記式(A)化合物の新規な製法に関する。 本発明の上記式(A)に包含される公知物質である
2,6,6−トリメチル−(10′−カルボキシ−
3′,7′−ジメチルデカ−1′,3′,5′,7′,9′−
ペン
タエニル)−シクロヘキサ−1−エンは、カロチ
ノイド類の重要な合成中間体であり、又、上記式
(A)に包含される下記式(A)−1 の2,6,6−トリメチル−(10′−カルボキシ−
3′,7′−ジメチルデカ−E−1′,3′,5′,7′−Z

9′−ペンタエニル)シクロヘキサ−1−エンは、
従来文献未記載の新規化合物であり、カロチノイ
ド類の重要な合成中間体であると同時に、医薬用
として例えば制ガン作用が期待される有用な化合
物である。 従来、本発明の上記式(A)に包含される公知物質
である2,6,6−トリメチル−(10′−カルボキ
シ−3′,7′−ジメチルデカ−1′,3′,5′,7′,9
′−
ペンタエニル)シクロヘキサ−1−エンの合成法
としては、例えば、下記工程図に示す如く、出発
原料のレチニルアセテートをアルカリで加水分解
してレチノールを合成し、該化合物を二酸化マン
ガンにより酸化してレチノールを形成せしめ、次
いでレナチールをジメトキシカルボニルメチレン
ホスフインオキサイド
【式】と接触反応させ て、2,6,6−トリメチル−(10′−メトキシカ
ルボキシ−3′,7′−ジメチルデカ−1′,3′,5′,
7′,9′−ペンタエニル)シクロヘキサ−1−エン
を合成し、更に該化合物をアルカリで加水分解し
た後、酸性にすることにより合成する方法が提案
されている〔Journal of Pharmaceutical
Sciences,62(6)859〜898(1973)〕。 しかしながら、この方法は、工程が長く反応操
作が煩雑であり、又、高価な試薬(ジメトキシメ
トキシカルボニルメチレンホスフインオキサイ
ド)が必要で工業的に適さないなど多くの欠点を
有する。 本発明者らは、上記従来法を克服し、上記式(A)
化合物を工業的に容易に且つ効率良く合成できる
方法を開発すべく鋭意研究を行つてきた。その結
果、上記式(A)化合物が市場で入手容易なレチニル
アセテートから2工程で高収率をもつて合成でき
ることを発見した。 更に、上記式(A)に包含される化合物の構造式に
おいて、側鎖の9位にある二重結合がシス−結合
を有する2,6,6−トリメチル−(10′−カルボ
キシ−3′,7′−ジメチルデカ−E−1′,3′,5′,
7′−Z−9′−ペンタエニル)シクロヘキサ−1−
エンが同時に生成され且つ容易に分離できること
を発見した。 又更に、式(A)に包含されるシス−体の形の式(A)
−1化合物は、従来文献未記載の新規化合物であ
つてカロチノイド類の合成中間体であると同時
に、医薬用として例えば制ガン作用が期待される
有用な化合物であることがわかつた。 従つて本発明の目的は、式(A)−1新規化合物を
包含して上記式(A)化合物を工業的に容易な操作で
安価に且つ好収率で製造できる新しい合成法なら
びにカロチノイド類の合成中間体として又、医薬
用として有用な上記式(A)−1の新規化合物を提供
するにある。 本発明の上記目的及び更に多くの他の目的なら
びに利点は、以下の記載から一層明らかとなるで
あろう。 本発明方法によれば、入手容易な上記式(1)のレ
チノール又はレチニルアセテートから2工程で上
記式(A)化合物を工業的に容易な操作で安価に合成
することができる。本発明方法を図式的に示す例
えば、以下のように表わすことができる。 上記態様に於いて、使用するトリフエニルホス
ホニウム塩〔P(C6H53HX〕(式中、Xはハロゲ
ン原子を示す)は、例えばトリフエニルホスフイ
ン〔P(C6H53〕とHX(式中、Xはハロゲン原子
を示す)から常法により容易に合成することがで
きる。 上記トリフエニルホニウム塩と上記式(1)で表わ
されるレチノール又はレチニルアセテートの反応
は、有機溶媒の存在下で行うことができる。この
ような有機溶媒の例としては、例えば、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、クロロホルム、ジクロルメタ
ン、1,2−シクロルエタン、テトラヒドロフラ
ン、DME、DMF、DMSO等を例示することが
できる。 これら有機溶媒は、単独でも複数種併用してで
も利用することができる。また、その使用量には
特別の制約はないが、例えば式(1)のレチノール又
はレチニルアセテートに対して、例えば約1〜約
50重量倍程度、好ましくは、約2〜約10重量部程
度の使用量を例示することができる。 上記式(1)のホスホニウム塩形成反応は、例え
ば、約−20°〜約100℃程度の広い温度範囲で適宜
に選択して行うことができる。反応時間も適宜に
選択して行うことができるが、例えば、約1〜約
24時間程度が好ましく例示できる。又、反応は、
例えば、窒素、アルゴンその他の不活性ガス雰囲
気下で実施することが好ましい。上記のホスホニ
ウム塩形成反応は、トリフエニルホスホニウム塩
の代りに、トリフエニルホスフインとハロゲン化
水素HX(式中Xはハロゲン原子を示す)を反応
系中に存在させて上記と同様にして行うことがで
きる。上記トリフエニルホスホニウム塩の使用量
としては、例えば、上記式(A)に対して約1〜約10
モル倍程度の範囲を好ましく例示することができ
る。 本発明の上記式(A)化合物は、例えば上述のよう
にして合成できる上記式(2)で表わされるレチノー
ル又はレチニルアセテートのホスホニウム塩溶液
を、アルカリの存在下にグリオキシル酸と反応せ
しめることにより容易に合成することができる。
上記反応は、例えば、約−20°〜約100℃程度の範
囲の温度で適宜に選択して行うことができる。
又、反応時間としては、例えば、約10分〜約6時
間の範囲を例示でき、適宜に選択して行うことが
できる。 上記反応で使用するアルカリの例としては例え
ば、カ性ソーダ、カ性カリ、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウム−t−ブト
キシド、ナトリウムヒドリドなどを好ましく挙げ
ることができる。 又、上記反応で使用するグリオキシル酸の使用
量としては、上記式(2)に対して、例えば約0.5〜
約5モル程度、一層好ましくは約0.9〜約5モル
倍程度の使用量を例示することができる。この
際、グリオキシ酸を例えば炭酸カリウムの如きア
ルカリで中和して使用することができる。反応終
了後は、使用した有機溶媒を留去して、残渣を例
えば石油エーテルの如き有機触媒で抽出し、中性
部を除去後、塩酸酸性にして、例えば石油エーテ
ルの如き有機溶媒で抽出し、抽出液を例えばアル
コール含有水溶液、水で洗浄後、乾燥して有機溶
媒を留去することにより赤かつ色結晶の上記式(A)
化合物を得ることができる。 本発明の上記式(A)に包含される上記式(A)−の
2,6,6−トリメチル−(10′−カルボキシ−
3′,7′−ジメチルデカ−E−1′,3′,5′,7′−Z

9′−ペンタエニル)シクルヘキサ−1−エンを上
記で得られた式(A)化合物から分離するには、例え
ば上記式(A)化合物をシリカゲルカラクロマトグラ
フイー処理することにより容易に上記式(A)−1化
合物を得ることができる。 以下、実施例により本発明方法実施例の数態様
について更に詳しく説明する。 実施例 1 レチノール0.87g、トリフエニルホスフイン
0.8gとメタノール20mlに濃塩酸0.3ml又は濃臭化
水素酸0.34mlを加え、アルゴン又は窒素雰囲気
下、室温にて一夜反応する。次にグリオキシル酸
1水塩0.5gを加え、10分撹拌後カ性カリ水溶液
(カ性カリ1.4g、水2.5g)を加え、0.5時間室温
下反応し、反応液は石油エーテにて抽出し(25ml
×3)、中性部を除去する。メタノール層は希塩
酸にて酸性とした後石油エーテルにて抽出する
(25ml×3)、有機層は90%メタノール水溶液及び
水で洗浄後MgSO4にて乾燥する。次に溶媒を回
収し目的物の式(A)化合物0.68g(68%)を得た。
融点145〜148℃。この結晶はTLC(ジクロルメタ
ン:酢酸エチル=4:1)にてC−9′位のZ体
(式(A)−1)とE一体の混合物(2:1)と判明
した。 実施例 2 レチニルアセテート1g、トリフエニルホスフ
インハイドロブロミド1gとメタノール20mlを用
い、カ性カリの代りにカ性ソーダを使用し、実施
例1と同様に反応して式(A)化合物0.7g(収率70
%)を得た。 実施例 3 レチノールの代わりにレチニルアセテート1g
を用い、実施例1と同様に反応して式(A)化合物
0.72g(収率72%)を得た。この式(A)化合物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフを用い、ジクロル
メタンを展開溶媒として精製することにより、シ
ス−体である式(A)−1化合物を0.32g、トランス
−体を0.16gを得た。 更に、それぞれをアセトニトリルにより再結晶
し、純粋な化合物とした。トランス−体は前記文
献値と同一の物性(融点179〜180℃)を与えた。
又、シス−体の式(A)−1化合物は下記の物性値を
示した。 m.p 155.5〜157.0℃ UVλエタノール maxnm(ε)=379(80900) IRνKBr naxcm-1=3425(ω)、2920(s)、1680(s)

1655(s)、1605(m)、1580(s)、1570(s)、
1545(s)、1430(s)、1380(m)、1920(m)、
1935(s)、1210(s)、1160(s)、960(s)、950
(s)、820(s)、745(m)、700(m)、625(m)
。 PMRδCDCl 3ppn=1.04(6H、s、C−6DiMe)、1.72
(3H、s、C−2Me)、1.98(3H、s、C−
3′Me)、203(3H、s、C−7′Me)、5.65(1H、
d、J=10Hz、C−10′H)、6.88(1H、d−d、
J=11Hz、15Hz、C−5′H)、7.05(1H、d−
d、J=10Hz、12Hz、C−9′H)、7.43(1H、
d、J=12Hz、C−8′H)。 MS:328(M+、23%)、327(93)、312
(16)、145(38)、133(38)、119(52)、105(68)

91(55)、69(60)、55(58)、43(100)、41(84)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式(1) 式中、Rは水素原子又はCOCH3基を示す、で
    表わされるレチノール又はレチニルアセテート
    を、有機溶媒中、トリフエニルホスフインとハロ
    ゲン化水素水又はトリフエニルホスホニウム塩
    [P(C6H53・HX]の存在下に接触反応せしめ、
    次いでアルカリの存在下にグリオキシル酸
    (OHCCOOH)と接触せしめることを特徴とする
    下記式(A) 式中、波線はシス又はトランスを示す、 で表わされる2,6,6−トリメチル−(10′−カ
    ルボキシ−3′,7′−ジメチルデカ−E−1′,3′,
    5′,7′,Z−9′−ペンタエニル)シクロヘキサ−
    1−エン又は2,6,6−トリメチル(10′−カ
    ルボキシ−3′,7′−ジメチルデカ−E−1′,3′,
    5′,7′−ペンタエニル)−シクロヘキサ−1−エ
    ンの製法。
JP8614284A 1984-05-01 1984-05-01 シクロヘキセニルアルケニルカルボン酸の製法 Granted JPS60231650A (ja)

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