JPH04260809A - 車両用油圧装置 - Google Patents

車両用油圧装置

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JPH04260809A
JPH04260809A JP4437391A JP4437391A JPH04260809A JP H04260809 A JPH04260809 A JP H04260809A JP 4437391 A JP4437391 A JP 4437391A JP 4437391 A JP4437391 A JP 4437391A JP H04260809 A JPH04260809 A JP H04260809A
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JP
Japan
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spool
vehicle
chamber
valve
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP4437391A
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English (en)
Inventor
Takayuki Tsuchiya
土屋 高行
Masahiro Ueda
政博 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジング内のスプー
ルを上下方向に移動させ、油路間の開閉を行う制御弁で
あって、その制御弁のスプール上部が最上方に移動した
位置で、スプール上部周辺をハウジングが包囲するもの
を備えた車両用油圧装置に関するものであり、特にスプ
ールの移動速度を規制する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記車両用油圧装置は一般に、(a) 
外部信号を入力する制御回路と、(b) その制御回路
からの指令信号によって、ハウジング内のスプールを上
下方向に移動させ、油路間の開閉を行う制御弁とを備え
、その制御弁のスプール上部が最上方に移動した位置で
、スプール上部周辺をハウジングが包囲する構成とされ
る。この装置の一例は、例えば本出願人の実開昭61−
66242号公報に記載されているショックアブソーバ
の減衰力制御装置であって、具体的には、(a) 車体
と車輪との間に車両上下方向に取り付けられるショック
アブソーバの絞り径を変化させることによって減衰力を
変化させる制御弁と、(b) 車体の走行速度,路面の
凹凸,車両の旋回状態等の走行状態を判定する走行状態
判定手段と、(c) それからの外部信号を入力し、そ
れに基づいて減衰力を決定し、その減衰力を実現すべく
制御弁を制御する制御回路とを含んでいる。
【0003】車両用油圧装置においては一般に、スプー
ルが適度に緩やかに作動することを要望される。スプー
ルがハウジングに強く係合させられるとそれらが損傷す
るという不都合や、やや大きな圧力差が存在する2つの
油室がスプールの急速な移動によって素早く互いに連通
させられると、いわゆる油撃によって振動,音等が発生
するという不都合があるのであり、これらの不都合を解
消するためにスプールの移動速度を規制することを要望
されるのである。なお、この要望は前記減衰力制御装置
においてのみならず例えば車輪のブレーキ圧を電気的に
制御する電気的ブレーキ制御装置等においても存在する
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スプールの移動速度を
規制するために種々の対策が講じられる。しかし、制御
弁が用いる作動油に気泡が発生すると、制御弁において
はハウジングがスプール上方を包囲しているため、気泡
がスプール上方に集中する傾向が強い。そのため、上記
種々の対策が効を奏せず、スプールの移動速度が予定通
り規制できない場合があるという問題があった。以下、
その問題の存在を、本出願人が開発した減衰力制御装置
を例に取って具体的に説明する。この減衰力制御装置は
、前記制御弁が、(a) ソレノイドが励磁されればス
プールが最下方の位置から最上方の位置へ移動させられ
、(b) スプールが最上方に移動した位置で、ショッ
クアブソーバ内のピストン上室とピストン下室とを互い
に連通させ、(c) ハウジング内においてスプール上
方に形成された油室における作動油の、スプールの上方
への移動(ピストン上室とピストン下室とを互いに連通
させるための移動)に基づく排出が絞りを経て行われる
構成とされた形式の減衰力制御装置であって、スプール
が上方に移動させられる際に上記油室内の作動油が上記
絞りを経て外へ排出されることによって、スプールの移
動抵抗を増加させ、ひいては、スプールの移動速度を適
度に規制するものである。
【0005】車両が砂利路等の悪路を走行する際には、
ショックアブソーバのシリンダとピストンとの相対変位
が激しくなり、作動油の例えばキャビテーション現象に
よって作動油内に小さな気泡が発生し、その結果、作動
油が白く濁ったようになる。特にショックアブソーバが
ガス封入式である場合にはその傾向が顕著である。それ
ら小さな気泡はやや長い時間(例えば8〜12時間)放
置されると、合体して大きな気泡に成長する。この際、
スプール周辺の油室に発生した小さな気泡が合体して大
きな気泡に成長すると、その大きな気泡は重力によって
スプール上方の油室、すなわち、スプール上端とハウジ
ングとの間に留まる傾向が強い。そのため、この状態で
スプールを上方に移動させると、その大きな気泡は油室
から簡単には外へ排出できず、その油室内に留まって簡
単に圧縮変形(圧縮による容積減少)されるため、作動
油を絞りを通過させることなくスプールが移動してしま
い、絞りによりスプールの移動速度が予定通り規制でき
ないという問題があったのである。
【0006】以上、制御弁のスプールの移動速度が予定
通り規制できないという問題の存在を本出願人が開発し
た減衰力制御装置を例にとって説明したが、その他の形
式の制御弁を備えた減衰力制御装置においても前記電気
的ブレーキ制御装置においてもそれら以外の車両用油圧
装置においても同様な問題が存在する。請求項1および
2の発明はそれぞれ、その問題を解決することを課題と
して為されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、請求項1の発明
は、(a) 外部信号を入力する制御回路と、(b) 
その制御回路からの指令信号によって、ハウジング内の
スプールを上下方向に移動させ、油路間の開閉を行う制
御弁とを備え、その制御弁のスプール上部が最上方に移
動した位置で、スプール上部周辺をハウジングが包囲す
る構成とされた車両用油圧装置において、制御回路を、
車両のイグニションスイッチがON状態に操作されるこ
とを検知した後に、車両のエンジンの回転数を検出し、
その検出値と設定値とを互いに比較して、検出値が設定
値を超えるとスプールを往復させるものとしたことを要
旨とする。
【0008】請求項2の発明は、前記制御回路および制
御弁を備えた車両用油圧装置において、制御回路を、車
両のイグニションスイッチがON状態に操作されること
を検知した後に、車両停止中にスプールを往復させるも
のとしたことを要旨とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明に係る車両用油圧装置において
は、制御回路がスプールを往復させることによって気泡
を制御弁から排除する。また、制御回路はそのようなス
プールの作動、すなわち、スプールの本来の作動とは異
なる作動(以下、単に補助作動という)を車両のエンジ
ンの回転数が設定値を超えるとき、すなわち、例えば、
その補助作動に伴う音が乗員に耳障りとならないときに
行う。
【0010】一方、請求項2の発明に係る車両用油圧装
置においても、制御回路が請求項1の発明におけると同
様にして気泡を制御弁から排除する。ただし、この制御
回路はスプールの補助作動を車両停止中に行う。本発明
を例えば前記減衰力制御装置に適用する場合には、スプ
ールの補助作動が車両走行中に行われるとその補助作動
に基づく減衰力の変化に伴って予定外の車体運動が発生
する可能性があり、また、本発明を例えば前記電気的ブ
レーキ制御装置に適用する場合には、車両走行中には突
然ブレーキ操作が行われることがあり、このような場合
にはたとえそのブレーキ操作後直ちにスプールの補助作
動を中止してもブレーキの効きが通常より遅れてしまう
おそれがあるからである。
【0011】
【実施例】以下、本発明のいくつかの実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1〜図5に、車両のショック
アブソーバの減衰力を自動制御する減衰力制御装置に本
発明を適用する場合に好適な一実施例を示す。図2にお
いて10はショックアブソーバを示す。ショックアブソ
ーバ10はサスペンションストラット12に内蔵されて
いる。サスペンションストラット12はコイルスプリン
グ14とチューブ16とが互いに直列に連結されて成る
ものであって、そのチューブ16内にショックアブソー
バ10が同心的に配置されているのである。サスペンシ
ョンストラット12の下端は図示しないゴム製のアイブ
ッシュを介して、車輪を回転可能に保持する図示しない
キャリアに取り付けられている。
【0012】ショックアブソーバ10はシリンダ20を
チューブ16と同心的に備えている。このシリンダ20
には合成樹脂製のバンド21が装着されたピストン22
が気密かつ摺動可能に嵌合されている。ピストン22に
はそれから上方に延びるロッド24が同心的に取り付け
られている。ロッド24は丸棒状の上側部材30と、有
底円筒状の中間部材32と、その中間部材32の開口部
を閉じる段付円筒状の下側部材34とが互いに直列に結
合されて構成されている。下側部材34の小径部にピス
トン22が取り付けられているのであり、また、上側部
材30はチューブ16の上端壁を貫通して大気に臨まさ
れている。その上側部材30の上端近傍(ロッド24の
上端近傍)とチューブ16の上端近傍とにそれぞれスプ
リングリテーナ38,40が固定されていて、それらに
よって前記コイルスプリング14が保持されているので
ある。ロッド24の上端はベアリング42およびゴム製
のインシュレータ44を介してサポート46に回転可能
かつ軸方向移動不能に取り付けられている。このサポー
ト46が図示しない車体に取り付けられることにより、
車体と車輪とが車体上下方向にほぼ平行に延びるサスペ
ンションストラット12により相対変位が可能な状態で
互いに連結されるのである。
【0013】前記シリンダ20にピストン22が嵌合さ
れることによってシリンダ20内の空間が上室50と下
室52とに仕切られており、また、シリンダ20の外周
面とチューブ16の内周面とによってリザーバ室54が
形成されている。上室50と下室52とにそれぞれ作動
油が収容される一方、リザーバ室54に窒素ガスが大気
圧下で収容されている。また、チューブ16下端にはリ
ザーバ室54と下室52とを常時互いに連通させる連通
路60が設けられ、一方、チューブ16上端には上室5
0からリザーバ室54への流体(作動油および窒素ガス
)の流れは許容するがその逆は阻止する一方向弁(図示
しない)が設けられている。
【0014】前記ピストン22には図3に示すように、
複数個の連通路62が軸方向に貫通させられるとともに
、それら連通路62のうちの適数個には上室50から下
室52に向かって作動油が流れることを許容する一方向
弁64が設けられる一方、残りの連通路62には下室5
2から上室50に向かって作動油が流れることを許容す
る一方向弁66が設けられている。一方向弁64および
それが設けられた連通路62がロッド24が伸びる状態
(車輪が車体から離れるリバウンド状態)でその伸びを
抑制する減衰力を発生するものであり、一方、一方向弁
66およびそれが設けられた連通路62がロッド24が
縮む状態(車輪が車体に近づくバウンド状態)でその縮
みを抑制する減衰力を発生するものなのである。
【0015】前記中間部材32内には、外周面が段付状
を成すスリーブ70が気密に固定され、そのスリーブ7
0の上部には固定鉄心72が気密に固定される一方、ス
リーブ70の下部にはスプール74が摺動可能に嵌合さ
れている。これにより、スプール74の上方には油室7
6、下方には油室78が形成されている。油室78は下
側部材34の中心部を貫通する連通路80によって下室
52に連通させられているが、その連通路80を流れる
作動油の流量(絞り径)が油室78内に設けられた弁8
2によって制御される。その弁82のケーシング84の
底壁にはスプール74の下端が係合させられてスプール
74の非作用位置が規定され、さらに、ケーシング84
の底壁には、スプール74の下端部を摺動可能に嵌合し
てスプール74を案内する案内部材86が密着させられ
ている。その結果、それら弁82および案内部材86に
よって油室78がスプール74のすぐ下方の油室88と
、案内部材86の上方の油室90と、弁82の下方の油
室92とに仕切られている。なお、スプール74と案内
部材86との間には約20μの半径方向隙間が設けられ
て油室88と90との間での作動油の僅かな流れが可能
となっており、また、案内部材86に複数個の連通路9
4が設けられて油室90と弁82との間での作動油の自
由な流れが可能となっている。
【0016】弁82は、前記下側部材34の、内側の肩
面96に形成された弁座98と、前記ケーシング84内
に収容された板状の弁子100およびそれを弁座98側
に付勢するスプリング101とを備えている。弁子10
0はケーシング84の内壁に僅かな半径方向隙間を隔て
て嵌合され、さらに、弁子100の、弁座98との密着
によって分割される2つの部分のうち内側部分には小径
の連通路102が複数、外側部分には大径の連通路10
3が複数貫通させられている。したがって、弁子100
が弁座98に着座した状態では、油室90と92との間
での作動油の流れが連通路102によってのみ許容され
て小流量での流れ(小さな絞り径)が実現されるのに対
し、弁子100が弁座98から離間した状態では、油室
90と92との間での作動油の流れが連通路102と1
03との双方によって許容されて大流量での流れ(大き
な絞り径)が実現される。
【0017】前記スリーブ70の内側面には、前記スプ
ール74が嵌合される弁孔104が形成されている。ス
プール74は磁性材製の上側部材120(いわゆる可動
鉄心として機能する部材である)と非磁性材製の下側部
材122とが同心的に圧入されることによって構成され
ている。また、スプール74の中心部には軸方向に延び
る連通路123が貫通させられ、この連通路123は前
記油室76と88とを常時連通させる。ただし、連通路
123は油室88と絞り124(後に詳述する)を経て
連通させられている。スリーブ70の、上側部材120
との嵌合部の外側には合成樹脂製のボビン125を介し
てソレノイド126が設けられ、ソレノイド126の磁
気力が上側部材120に作用するようになっている。図
において符号130は環状のヨーク、132は環状の弾
性体、133は非磁性材製のスペーサである。一方、下
側部材122の外周面には、常時前記油室90に連通し
た環状溝134と、それと弁孔104に形成された環状
溝136とを互いに遮断するランド138とが形成され
ている。環状溝136は、スリーブ70の周壁を半径方
向に貫通する複数個の連通路140,環状室142およ
び前記中間部材32の周壁を半径方向に貫通する複数個
の連通路144によって前記上室50と連通させらてい
る。なお、スリーブ70とスプール74とは約20μの
半径方向隙間を隔てて嵌合されているため、環状溝13
4と油室76および90との間での作動油の僅かな流れ
が可能となっている。
【0018】スプール74は常時スプリング152によ
って上室50側から下室52側に向かって付勢されてい
るため、スプール74は常には図示の非作用位置にある
。非作用位置は、ランド138によって環状溝134と
環状溝136、すなわち、上室50と下室52を互いに
遮断する位置である。したがって、スプール74が図示
の非作用位置にある状態では、ロッド24が伸び行程に
あれば(ロッド24が図において上方に移動させられれ
ば)、上室50内の作動油が連通路62および一方向弁
64を経て下室52に流れ、これによって減衰力が発生
し、一方、ロッド24が縮み行程にあれば(ロッド24
が図において下方に移動させられれば)、下室52内の
作動油が連通路62および一方向弁66を順に経て上室
50に流れ、これによって減衰力が発生する。
【0019】これに対して、ソレノイド126が励磁さ
れれば、スプール74が非作用位置から図において上方
に、スプリング152を圧縮しつつ移動させられる。ス
プール74が上方に移動させられる(以下、前進させら
れるともいう)際には、油室76内の作動油および連通
路123内に形成された油室158内の作動油の大半は
絞り124を経て前記油室88に流出し、残りの僅かな
作動油はスリーブ70とスプール74との間の隙間を経
て上室50に流出するとともに、油室90内の僅かな作
動油がスプール74と案内部材86との間の隙間を経て
油室88に流入する。このようにスプール74が前進す
る際には作動油が絞り124を通過するため、スプール
74の移動抵抗が絞り124がない場合に比べて増加し
、スプール74の前進速度が適度に抑制される。スプー
ル74が前進量が一定値に達すれば、スプール74は上
室50と下室52とを連通路80を経た経路によって互
いに連通させる。スプール74の前進速度は絞り124
によって適度に規制されるため、上室50と下室52と
は遮断状態から連通状態に適度に緩やかに移行すること
となって、上室50と下室52との間に大きな圧力差が
存在する状態で上室50と下室52とを連通させても大
きな油撃に発生せずに済む。絞り124が予定通り機能
する場合には、ショックアブソーバ10内に大きな油撃
が発生せずに済み、ひいては、ショックアブソーバ10
,サスペンションストラット12および車体に振動が発
生して乗り心地が損なわれることはないのである。
【0020】なお、上述の『連通路80を経た経路』と
は具体的に、ロッド24が伸び行程にある場合には、油
室90の油圧が油室92の油圧より高く、弁子100が
弁座98に着座するため、連通路144,環状室142
,連通路140,環状溝136,油室90,連通路94
,102および80を経た経路であり、一方、ロッド2
4が縮み行程にある場合には、油室92の油圧が油室9
0の油圧およびスプリング90の弾性力に打ち勝ち、弁
子100が弁座98から離間するため、連通路80,1
02,94,油室90,環状溝136,連通路140,
環状室142および連通路144を経た経路と、連通路
80,103,94,油室90,環状溝136,連通路
140,環状室142および連通路144を経た経路と
の双方である。また、上記スプール74は最終的には、
それの上端がスペーサ133を介して固定鉄心72に当
接する作用位置(最上方の位置であって、前進端位置で
もある)に到達する。
【0021】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、スリーブ70,固定鉄心72,スプール7
4,ケーシング84の底壁,ソレノイド126,ヨーク
130,スプリング152等が本発明における制御弁と
しての電磁スプール弁180を構成しており、そのうち
スリーブ70,固定鉄心72が制御弁のハウジングとし
て機能しているのである。その電磁スプール弁180に
は図4に示すようにコントローラ190が接続されてい
る。コントローラ190はCPU,ROM,RAMおよ
びバスを含むコンピュータおよびインターフェースを主
体として構成されており、そのインターフェースには、
車体の走行速度である車速を検出する車速センサ192
,車両の駆動源であるエンジンの回転数を検出するエン
ジン回転数センサ194,路面の突起や段差を検出する
路面センサ196,操舵状態を検出する操舵センサ19
8等が接続されている。路面センサ196はピエゾ素子
を主体として前記ロッド24に内蔵されており、車両が
路面の突起や段差を乗り越える際にロッド24に入力さ
れる力を電圧信号に置き換えて検出するものである。 なお、エンジン回転数センサ194は普通、エンジンの
クランクシャフトの回転数をエンジン回転数として検出
する形式とされるが、例えば運転者によって操作される
アクセルペダルの操作量から検出する形式とすることも
可能である。
【0022】コントローラ190のROMには、図5の
フローチャートで表すように、路面センサ196,操舵
センサ198および車速センサ192からの信号(これ
らが本発明における外部信号の一態様である)に基づき
、ショックアブソーバ10に適当な大きさの減衰力が発
生するように電磁スプール弁180を制御する減衰力制
御プログラムが格納されている。なお、減衰力制御につ
いては周知であり、また、本発明を理解する上で不可欠
なものではないため詳細な説明は省略する。ROMには
さらに、図1のフローチャートで表される気泡排除プロ
グラムを始め、種々のプログラムが格納されている。
【0023】気泡排除プログラムは車両のイグニション
スイッチがOFF状態からON状態に操作された後に一
回だけ実行される。気泡排除プログラムの各回の実行時
には、まず、ステップS1(以下、単にS1で表す。他
のステップについても同じ)において、車速センサ19
2から車速Vが読み込まれ、S2において、その車速V
が設定値αより大きいか否かが判定される。設定値αは
、後述のS5において電磁スプール弁180を作動させ
ても車両の走行フィーリングが損なわれないときに車速
Vが取る最大値とされ、普通0かまたは数km/hとさ
れる。なお、設定値αを0とする場合には、本ステップ
は結局、車両が停止状態にあるか否かを判定するステッ
プとなるため、例えば、車両のパーキングブレーキが作
用状態にあるか否かを判定し、そうであれば車両が停止
状態にあると判定するステップとしたり、車両がオート
マチックトランスミッション式である場合には、シフト
レバーがパーキング位置またはニュートラル位置に操作
されたか否かを判定し、そうであれば車両が停止状態に
あると判定するステップとすることも可能である。
【0024】現在車速Vが0であって、設定値αより大
きくないと仮定すれば、判定の結果がNOとなり、S3
において、エンジン回転数センサ194からエンジン回
転数Nが読み込まれ、その後、S4において、そのエン
ジン回転数Nが設定値βより大きいか否かが判定される
。設定値βは、S5における電磁スプール弁180の作
動に起因する音が乗員に耳障りとならないときにエンジ
ン回転数Nが取る最小値とされ、普通約1000〜20
00回転/分とされる。現在エンジン回転数Nが設定値
βより大きいと仮定すれば、判定の結果がYESとなり
、S5において、スプール74が例えば約10Hzで約
3秒間振動させられる。
【0025】車両が砂利路等の悪路を走行させられると
、例えばショックアブソーバ10内の作動油とリザーバ
室54内の窒素ガスとが激しく混合され、ショックアブ
ソーバ10の作動油内に小さな窒素ガス等の気泡が多数
発生する。このときそれら気泡は作動油内にほぼ均一に
分散して作動油を白濁させるが、その走行の終了後やや
長い時間(例えば8〜12時間)ショックアブソーバ1
0が非作動状態に保たれる(これは一般には車両が停止
状態に保たれることである)と、それら小さな気泡は本
来、互いに合体しつつリザーバ室54内に回収されるべ
きである。しかし、すべての気泡がリザーバ室54に回
収されるとは限らず、例えば、油室76,158,88
内に発生した小さな気泡は合体して油室76内の上部に
残される。要するに、悪路走行からやや長い時間の経過
後には油室76内に大きな気泡が存在することがあるの
である。前述のように、スプール74は本来、絞り12
4によって適度な抵抗を付与されつつ前進するのである
が、油室76または158(絞り124より上方の油室
)に大きな気泡が存在する場合には、スプール74が前
進してもその気泡はスリーブ70とスプール74との間
の隙間を経て外に出られず、スプール74の前進に伴っ
て気泡が圧縮変形(圧縮によって容積が減少)してしま
うため、油室76および158内の作動油が絞り124
を経て油室88に流れない。そのため、絞り124がス
プール74の移動抵抗を増加させることができず、絞り
124が存在するにもかかわらずスプール74が予定よ
り早い速度で前進してしまい、油撃等が発生するおそれ
がある。しかし、本実施例においては、電磁スプール弁
180の本来の作動すなわち減衰力制御のための作動と
は無関係にスプール74が振動させられ(複数回往復さ
せられ)、これにより、気泡が電磁スプール弁180か
ら追い出され、スプール74の本来の作動時にはできる
限り気泡が存在しないようにされるため、本来の作動に
伴って油撃等が発生することが回避される。
【0026】気泡排除の原理は次のようである。スプー
ル74の前進はソレノイド126の磁気力によって比較
的素早く実現されるのに対し、後退はスプリング152
の弾性力によって比較的緩やかに実現される。そのため
、スプール74の前進時の移動速度の方が後退時の移動
速度より早くなり、その結果、スプール74が繰返し往
復させられれば、スプール74は、絞り124の存在に
起因するポンピング作用によって油室76の油圧を増加
させ、ひいては、油室76からスリーブ70とスプール
74との間の隙間を経て環状溝136に向かう向きの作
動油の流れを生じさせる。これにより、油室76内の気
泡がスプール74とスリーブ70との間の隙間,環状溝
136,連通路140,環状室142および連通路14
4を経て上室50内に追い出され、やがてリザーバ室5
4内に回収される。
【0027】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、コントローラ190のうち図5の減衰力制
御プログラムを実行する部分と、図1の気泡排除プログ
ラムを実行する部分とが本発明における制御回路を構成
しているのである。
【0028】以上、本発明の一実施例である減衰力制御
装置を図1〜図5に基づいて詳細に説明したが、例えば
気泡排除プログラムはその他の態様とすることが可能で
ある。例えば、図6の気泡排除プログラムにおいては、
イグニションスイッチがON状態に操作されれば、まず
、S11において、RAMに設けられた制御禁止フラグ
がセットされる。この制御禁止フラグは、リセットされ
ている状態で減衰力制御プログラムによる減衰力制御を
許可することを示す一方、セットされている状態で禁止
することを示すフラグである。前記減衰力制御プログラ
ムはこの制御禁止フラグのセット・リセット状態を定期
的に監視し、それに応じて減衰力制御を禁止・実行する
ようになっているから、本ステップは結局、減衰力制御
を禁止するためのステップなのである。その後、S12
において車速Vが読み込まれ、続いて、S13において
、その車速Vが前記設定値αより大きいか否かが判定さ
れる。そうであれば判定の結果がYESとなってS12
に戻るが、そうでなければ判定の結果がNOとなってS
14においてエンジン回転数Nが読み込まれ、S15に
おいて、そのエンジン回転数Nが前記設定値βより大き
いか否かが判定される。そうでなければ判定の結果がN
OとなってS12に戻るが、そうであれば判定の結果が
YESとなってS16において、図1の前記S5におけ
ると同様にしてスプール74が振動させられ、その後、
S17において、制御禁止フラグがリセットされる。以
上で本プログラムの一回の実行が終了する。したがって
、本実施例においては、必ず、スプール74が本来の作
動をさせられるのに先立ってスプール74が振動させら
れて気泡が排除されるため、スプール74の本来の作動
時に油撃が発生することが確実に防止される。
【0029】また、図7の気泡排除プログラムにおいて
は、イグニションスイッチがON状態に操作されれば、
まず、S21において車速Vが読み込まれ、その後、S
22において、その車速Vが前記設定値αより大きいか
否かが判定され、そうでなければS23においてスプー
ル74が振動させられる。
【0030】また、図8の気泡排除プログラムにおいて
は、イグニションスイッチがON状態に操作されれば、
まず、S31においてエンジン回転数センサNが読み込
まれ、その後、S32において、そのエンジン回転数N
が前記設定値βより大きくなるのが待たれ、そうなれば
S33においてスプール74が振動させられる。
【0031】また、図9の気泡排除プログラムにおいて
は、イグニションスイッチがON状態に操作されれば、
まず、S41において車速Vが読み込まれ、その後、S
42において、その車速Vが設定値γより大きいか否か
が判定される。設定値γは、スプール74の振動に伴う
作動音が乗員に耳障りとならないほど走行音が大きいと
きに車速Vが取る最小値であって、例えば、30〜40
km/hとされる。車速Vが設定値γより大きい場合に
は、判定の結果がYESとなり、S43において、操舵
センサ198からの出力信号に基づき、現在旋回中であ
るか否かが判定される。そうであれば判定の結果がYE
SとなってS41に戻るが、そうでなければ判定の結果
がNOとなって、S44においてスプール74が振動さ
せられる。旋回性能が低下しない時期にスプール74が
振動させられるようになっているのである。これに対し
て、車速Vが設定値γより大きくない場合には、S42
の判定結果がNOとなり、S45においてエンジン回転
数Nが読み込まれ、その後、S46において、そのエン
ジン回転数Nが前記設定値βより大きいか否かが判定さ
れる。そうであればS43に移行するが、そうでなけれ
ばS41に戻る。
【0032】また、図10の気泡排除プログラムにおい
ては、イグニションスイッチがON状態に操作されれば
、まず、S51において、前記制御禁止フラグがセット
され、その後、S52において車速Vが読み込まれ、続
いて、S53において、その車速Vが前記設定値γより
大きいか否かが判定される。車速Vが設定値γより大き
い場合には、判定の結果がYESとなり、S54におい
て現在旋回中であるか否かが判定される。そうであれば
判定の結果がYESとなってS52に戻るが、そうでな
ければ判定の結果がNOとなって、S55においてスプ
ール74が振動させられ、その後、S56において、制
御禁止フラグがリセットされる。これに対して、車速V
が設定値γより大きくない場合には、S53の判定結果
がNOとなり、S57においてエンジン回転数Nが読み
込まれ、その後、S58において、そのエンジン回転数
Nが前記設定値βより大きいか否かが判定される。そう
であればS54に移行するが、そうでなければS52に
戻る。
【0033】また、図11の気泡排除プログラムにおい
ては、イグニションスイッチがON状態に操作されれば
、まず、S61において、RAMに設けられた悪路走行
フラグがセットされているか否かが判定される。悪路走
行フラグはコンピュータの電源が切断されても同じ状態
に保たれる不揮発性のフラグであって、セットされてい
る状態で前回の走行時(イグニションスイッチが前回O
N状態に操作されていた期間)に悪路走行が行われたこ
とを示す一方、リセットされている状態で前回の走行時
には悪路走行が行われなかったことを示すフラグである
。また、悪路走行フラグは図示しないプログラムにより
、路面センサ196からの出力信号等に基づき、現在の
走行が悪路走行であると判定されればセットされるよう
になっている。前回の走行時には悪路走行が行われてお
らず、現在悪路走行フラグがリセットされている場合に
は、本ステップの判定結果がNOとなり、本プログラム
の一回の実行が終了する。
【0034】これに対して、前回の走行時に悪路走行が
行われたため、現在悪路走行フラグがセットされている
場合には、S61の判定結果がYESとなり、S62に
おいて、本プログラムの次回の実行に備えて悪路走行フ
ラグがリセットされた後、S63において、エンジンが
始動させられるのが待たれ、始動させられれば、S64
において、エンジンが前回停止させられてから今回始動
させられるまでに経過した時間、すなわち、車両が停止
状態で放置し続けられた放置時間が計測され、それが設
定値δ(例えば8〜12時間)より長いか否かが判定さ
れる。そうであれば、ショックアブソーバ10に気泡が
存在する可能性が高いと判定され、S65においてスプ
ール74が振動させられる。一方、放置時間が設定値δ
より長くない場合には、ショックアブソーバ10に気泡
が存在する可能性が低いと判定され、S65がバイパス
されて本プログラムの一回の実行が終了する。
【0035】以上、本発明を減衰力制御装置に適用する
場合に好適ないくつかの実施例を説明したが、本発明は
その他の車両用油圧装置に適用することが可能である。
【0036】その一例として、本発明をアンチロック制
御装置に適用する場合に好適な実施例を説明する。アン
チロック制御装置における電磁スプール弁220は図1
2に示すように、車輪のブレーキを作動させるホイール
シリンダ222とマスタシリンダ等の圧力源224と図
示しないリザーバとに接続されている。電磁スプール弁
220は、ソレノイドの磁気的な制御力に基づき、スプ
ールを、ホイールシリンダ222を圧力源224に連通
させる増圧位置とリザーバに連通させる減圧位置とに選
択的に移動させることによってホイールシリンダ222
の油圧を制御するものである。アンチロック制御装置は
、車輪の周速度である車輪速度を検出する車輪速度セン
サ226からの出力信号に基づき、電磁スプール弁22
0によりホイールシリンダ222の油圧を、車輪の制動
力が路面の摩擦係数との関係においてできる限り大きく
なる高さに制御するものである。そのため、電磁スプー
ル弁220と車輪速度センサ226とはコンピュータを
主体とするコントローラ230に接続されているが、こ
のコントローラ230にはさらに、車速センサ232,
エンジン回転数センサ234およびパーキングスイッチ
236も接続されている。パーキングスイッチ236は
車両のパーキングブレーキが作用させられればON状態
、作用させられなければOFF状態となるスイッチであ
る。コンピュータのROMにはアンチロック制御プログ
ラム,図13のフローチャートで表される気泡排除プロ
グラムを始め、種々のプログラムが格納されている。
【0037】図13の気泡排除プログラムはイグニショ
ンスイッチがON状態に操作されるのに応じて一回だけ
実行される。このプログラムの実行時には、まず、S8
1において、パーキングスイッチ236がON状態にあ
るか否かが判定され、そうであれば判定の結果がYES
となり、S82においてスプールが振動させられる。パ
ーキングスイッチ236がON状態にあれば運転者によ
るブレーキ操作すなわちホイールシリンダ222を作用
させて車両を制動するための操作が直ちに行われること
はないと判定して、スプールを振動させるのである。ス
プールを振動させるとホイールシリンダ222の増圧状
態と減圧状態とが繰り返され、その結果、このような状
態でブレーキペダルが踏み込まれてもブレーキが直ちに
効かないおそれがあるからである。なお、本ステップは
、例えば、パーキングスイッチ236がOFF状態に操
作されればスプールの振動を中止させるように変更する
ことが可能である。
【0038】したがって、本実施例においては、スプー
ルの振動によって気泡が排除されるため、スプールの移
動速度が予定通りの大きさとなり、アンチロック制御が
予定通りの精度で実現されることになる。
【0039】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、コントローラ230のうち、アンチロック
制御プログラムと図13の気泡排除プログラムとを実行
する部分が本発明における制御回路を構成しているので
ある。
【0040】ところで、アンチロック制御装置において
電磁スプール弁220が車両の左右車輪に個々に設けら
れる場合には、例えば、一方の電磁スプール弁220と
他方の電磁スプール弁220とに同じ状態で気泡が発生
するとは限らない。そのため、このような形式の従来装
置では、電磁スプール弁220に気泡が発生すると、左
右車輪の間でスプールの移動速度が十分には等しくなら
ず、左右車輪間に制動力のアンバランスが発生するおそ
れがある。しかし、このアンチロック制御装置に本発明
を適用すれば、左右車輪の電磁スプール弁220に気泡
が存在しない状態でアンチロック制御が行われるから、
2つのスプールの移動速度が十分に等しくなり、制動力
のアンバランスが発生せずに済むこととなって、制動時
における走行安定性が向上する。
【0041】図14に、アンチロック制御装置における
別の気泡排除プログラムを示す。このプログラムにおい
ては、イグニションスイッチがON状態に操作されれば
、まず、S91において、パーキングスイッチ236が
ON状態にあるか否かが判定され、そうであれば判定の
結果がYESとなり、S92において、エンジン回転数
センサ234からエンジン回転数Nが読み込まれ、その
後、S93において、そのエンジン回転数Nが前記設定
値βより大きいか否かが判定され、そうであれば判定の
結果がYESとなり、S94においてスプールが振動さ
せられる。
【0042】以上、本発明のいくつかの実施例を図面に
基づいて詳細に説明したが、これらの他にも当業者の知
識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明を
実施することが可能である。
【0043】
【発明の効果】以上要するに、請求項1および2の発明
は、車両に設けられ、電気的な制御力に基づいてスプー
ルがハウジング内を軸方向に移動させられる制御弁と、
その制御弁を制御する主制御手段とを含む車両用油圧装
置において、制御弁の本来の作動とは無関係にスプール
を往復させる副制御手段を設けたことを要旨とするもの
なのであり、そのため、本発明に従えば、気泡が発生し
てもスプールによってそれが排除されるため、スプール
の移動速度が予定通りの大きさとなり、それを備えた車
両用油圧装置の信頼性が向上するという効果が得られる
【0044】なお付言すれば、本発明を、スプールを振
動させることによって気泡を排除する態様で実施する場
合には、スプールに付着した異物(例えば、磁化された
鉄粉等)がスプールの振動によって振り払われるため、
このことによってもスプールの移動速度が正規化される
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例である減衰力制御装
置が用いる気泡排除プログラムを示すフローチャートで
ある。
【図2】上記減衰力制御装置により減衰力が制御される
ショックアブソーバおよびそれを内蔵するサスペンショ
ンストラットを示す部分正面断面図である。
【図3】上記ショックアブソーバに設けられた電磁スプ
ール弁を示す正面断面図である。
【図4】上記減衰力制御装置を示す系統図である。
【図5】上記減衰力制御装置が用いる減衰力制御プログ
ラムを示すフローチャートである。
【図6】別の気泡排除プログラムを示すフローチャート
である。
【図7】別の気泡排除プログラムを示すフローチャート
である。
【図8】別の気泡排除プログラムを示すフローチャート
である。
【図9】別の気泡排除プログラムを示すフローチャート
である。
【図10】別の気泡排除プログラムを示すフローチャー
トである。
【図11】別の気泡排除プログラムを示すフローチャー
トである。
【図12】請求項2の発明の一実施例であるアンチロッ
ク制御装置を示す系統図である。
【図13】上記アンチロック制御装置が用いる気泡排除
プログラムを示すフローチャートである。
【図14】別の気泡排除プログラムを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10  ショックアブソーバ 70  スリーブ 72  固定鉄心 74  スプール 123  連通路 124  絞り 180  電磁スプール弁 190  コントローラ 192  車速センサ 194  エンジン回転数センサ 220  電磁スプール弁 230  コントローラ 234  エンジン回転数センサ 236  パーキングスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外部信号を入力する制御回路と、その
    制御回路からの指令信号によって、ハウジング内のスプ
    ールを上下方向に移動させ、油路間の開閉を行う制御弁
    とを備え、その制御弁のスプール上部が最上方に移動し
    た位置で、スプール上部周辺をハウジングが包囲する構
    成とされた車両用油圧装置において、前記制御回路が、
    車両のイグニションスイッチがON状態に操作されるこ
    とを検知した後に、車両のエンジンの回転数を検出し、
    その検出値と設定値とを互いに比較して、検出値が設定
    値を超えると前記スプールを往復させることを特徴とす
    る車両用油圧装置。
  2. 【請求項2】  外部信号を入力する制御回路と、その
    制御回路からの指令信号によって、ハウジング内のスプ
    ールを上下方向に移動させ、油路間の開閉を行う制御弁
    とを備え、その制御弁のスプール上部が最上方に移動し
    た位置で、スプール上部周辺をハウジングが包囲する構
    成とされた車両用油圧装置において、前記制御回路が、
    車両のイグニションスイッチがON状態に操作されるこ
    とを検知した後に、車両停止中に前記スプールを往復さ
    せることを特徴とする車両用油圧装置。
JP4437391A 1991-02-16 1991-02-16 車両用油圧装置 Pending JPH04260809A (ja)

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