JPH0426467B2 - - Google Patents
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- JPH0426467B2 JPH0426467B2 JP59228073A JP22807384A JPH0426467B2 JP H0426467 B2 JPH0426467 B2 JP H0426467B2 JP 59228073 A JP59228073 A JP 59228073A JP 22807384 A JP22807384 A JP 22807384A JP H0426467 B2 JPH0426467 B2 JP H0426467B2
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording-members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat or to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/09—Sensitisors or activators, e.g. dyestuffs
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B5/00—Dyes with an anthracene nucleus condensed with one or more heterocyclic rings with or without carbocyclic rings
- C09B5/62—Cyclic imides or amidines of peri-dicarboxylic acids of the anthracene, benzanthrene, or perylene series
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording-members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat or to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
- G03G5/0622—Heterocyclic compounds
- G03G5/0644—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings
- G03G5/0646—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings in the same ring system
- G03G5/0659—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings in the same ring system containing more than seven relevant rings
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Description
本発明は、導電性の担体材料と有機材料からの
光導電層とから成る電子写真用記録材料に関す
る。 均質に増感された光導電層は既知である。米国
特許3484237号明細書には、導電性の担体上の物
質層の形での、ポリ−(N−ビニル−カルバゾー
ル)及び2,4,7−トリニトロフルオレノン−
9からの光導電性の有機混合物が記載されてい
る。さらに西ドイツ特許出願公開2841925号明細
書には、ポリ−(N−ビニルカルバゾール)及び
単分散に溶解されたペリレン−3,4:9,10−
テトラカルボン酸を基礎とする増感剤からの光導
電性材料が記載されている。 他方では、電子写真記録系内のペリレン−3,
4:9,10−テトラカルボン酸を基礎とする顔料
が知られており、この系はもちろん好ましくはい
わゆる二重層の形であつて、すなわちほとんど不
溶の顔料は、電荷輸送層と結合した電荷担体を生
成する別の下層中に配置されている。米国特許
3904407号明細書には、次式 (式中Qは例えばアルキル基、アリール基、ア
ルキルアリール基、アルコキシ基、複素環基特に
p−クロルフエニル基又はp−メトキシフエニル
基である)の色素が記載されている。 同様に構成された電子写真素子が西ドイツ特許
出願公開2237539号明細書に開示され、ここでは
電荷担体を生成する顔料として次式 (式中Aは酸素原子又は基N−R、Rは水素原
子、C1〜C4−アルキル基、場合により置換され
たアリール基又はアルアルキル基、複素環基又は
−NHR′でありR′は場合により置換されたフエニ
ル基又はベンゾイル基を示す)の化合物が記載さ
れている。 ペリレンテトラカルボン酸を基礎とする次式 (式中Bは縮合芳香族系を示す)の顔料が、西
ドイツ特許出願公開2314051号明細書に記載され
ている。この式の塩素化された顔料において特
定の塩素含量を有するものは、同出願公開
3110960号明細書に記載されている。 ポリ−(N−ビニルカルバゾール)及び2,4,
7−トリニトロフルオレノン−9を含有する層の
光導電性はきわめて良好ではあるが、その工業的
利用は、ポリニトロ芳香族物質の生理的に注意を
要する性質のため危険と考えられる。また既知及
び文献記載の均質の増感層の光導電性は、なお不
満足である。西ドイツ特許出願公開2841925号明
細書に開示されたペリレン色素は黄色又は橙色の
生成物で、これは専門家にとつて明白なことであ
るが光導電層の全色的な増感が不可能である。 光導電性二重層は、その良好な光導電性によつ
て知られているが、その製造は高価であつて問題
が多い。特に所定の層の厚さを保持することが実
際上しばしば困難である。さらに二重層形成に際
して起こる。不特定の境界層の形成という問題
は、この種の二重層の反覆生産可能な製造を困難
にし、したがつて特許文献においては費用のかか
る蒸着技術による電荷担体形成層の製造が優れて
いる。 本発明の課題は、容易にかつ安価に担体上に適
用でき、そして特に顕著な光導電性、全色的な吸
収性及び使用結合剤特にポリ−(N−ビニルカル
バゾール)への良好な溶解性を有する、均質に増
感された光導電層を開発することであつた。この
課題は、本発明の記録材料により解決される。 本発明者らは、増感剤(b)として次式 (式中R1は水素原子又はC1〜C8−アルキル基、
R2はC1〜C8−アルキル基、Halは塩素原子又は
臭素原子、そしてnは2〜6の整数である)の化
合物を、(a+b)に対して0.5〜10重量%の濃度
で用い、その際この増感剤が結合剤マトリツクス
中に分子分散状で溶解しているとき、(A)電流を導
通する担体材料、ならびに(B)自体が電流の電荷担
体の輸送能力を有するものであるか、又は低分子
の電荷輸送性化合物を含有する重合体結合剤(a)、
層の全色性増感のための増感剤(b)及び所望により
光導電層の性質を改善する添加物(c)からの0.8〜
40μm好ましくは6〜15μmの厚さの光導電層か
ら成る優れた電子写真用記録材料が得られること
を見出した。 本発明の電子写真用の記録材料は機械的に安定
で、すべての可視スペクトル域にわたり高度に感
光性であり、したがつて電子複写の目的、例えば
高速作動の普通紙複写機用の複写用紙としてきわ
めて好適である。 本発明による層が、電子写真上に性状を本質的
に変えることなく、静電的に陰性ばかりでなく静
電的に陽性にも荷電できるという知見は予想外で
あつた。ポリ−(N−ビニルカルバゾール)が不
足型電子伝導体(Defektelektronenleiter)であ
り、したがつて最適な作用のためには静電的に陰
性に荷電されねばならないことは専門家に知られ
ている。このことは特に、顔料を含有する下層と
主としてポリ−(N−ビニルカルバゾール)から
の電荷輸送層とからの二重層に当てはまる。また
このことは、2,4,7−トリニトロ−フルオレ
ノン−9により均質に増感された光導電層につい
てもいえる。したがつて色素()により、光導
電層の陽性荷電が可能になることは専門家に予測
できなかつた。 R1及び/又はR2としては、個々には例えば下
記のものが用いられる。メチル基、エチル基、n
−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
二級ブチル基、イソブチル基、三級ブチル基、n
−ペンチル基、1,1−ジメチルプロピル基、
1,2−ジメチルプロピル基、2,2−ジメチル
プロピル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、
n−オクチル基、2−エチルヘキシル基。それら
のうちn−ブチル基が優れている。 ハロゲン原子としては、塩素原子又は臭素原子
が用いられ、合成上の理由から塩素原子が優れて
いる。ハロゲン原子として臭素原子が用いても良
好な結果が得られる。 式の色素は既知であるか(西ドイツ特許出願
公開3148206号明細書)、あるいは自体既知の手段
により製造できる。 色素は、製造時に生成した次のシス型とトラ
ンス型の混合物として存在する。 及び 光導電層の性質を改善する他の添加物(c)として
は、本発明で用いられる色素の作用が妨害されな
い例えば次のものが用いられる。 (c1) 普通市販の軟化剤、例えばフタル酸ジメ
チルエステル又は表面の品質を改善するための
シリコーン油。 (c2) 活性化剤及び/又は溶解補助剤。 (c)の量は(a+b)に対して25重量%までがよ
い。(c1)の量は(a+b)に対し15重量%まで
がよい。 特に優れた本発明の電子写真用記録材料は、下
記のものからの光導電層(B)を含有する。(a)ポリ−
(N−ビニルカルバゾール)90〜98%、(b)式
(式中R1は水素原子、R2はn−ブチル基、Halは
塩素原子そしてnは2,3,4又は6である)の
色素の少なくとも1種2〜10重量%、そして(a
+b)に対し(c)光導電層の性状を改善する他の添
加物0〜25重量%。 (c)としては例えば(c1)例えば(a+b)に対
し15重量%までの普通市販の軟化剤例えばフタル
酸ジメチルエステル及び(c2)電子写真用の性状
を改善する添加物としての、活性化剤及び/又は
溶解補助剤が用いられる。 化合物()とともに重合体結合剤(a)として
は、それ自体が電流の電荷担体を輸送する能力を
有するもののほか、同時に電荷輸送化合物として
作用し得ない重合体も用いられる。その場合この
重合体は、均質に増感される光導電層として用い
られるために、追加の1種又は2種以上の既知の
低分子電荷輸送化合物と合併されねばならない。
この場合重合体としては、その性状が適合する既
知のすべての結合剤、例えばポリ塩化ビニル、ポ
リエステル、ポリアセタール、ポリカーボネー
ト、ポリスチロール及びスチロール共重合物、珪
素樹脂、セルロース誘導体等が用いられる。 低分子の電荷輸送化合物としては、例えば次の
ものが用いられる。 ピラゾリン誘導体、オキサゾール、オキサジア
ゾール、ビドラゾン誘導体、トリフエニルアミ
ン、ベンゾトリアゾール、ピレン誘導体又はトリ
フエニルメタン誘導体。優れた結合剤はポリ−N
−ビニルカルバゾールである。 本発明の電子写真用記録材料は次のものから成
る。 (1) 導電性担体(A)、 (2) 必要に応じて0.1〜0.5μm好ましくは約0.2μm
の厚さの遮断層及び粘着層、 (3) 電子写真層(B)。 担体(A)としては、アルミニウム箔又はアルミニ
ウム薄板、ニツケル薄板又は金属を蒸着させた合
成樹脂が適している。80〜120μmの厚さを有す
るアルミニウム蒸着のポリエステルフイルムが特
に有利であり、その場合アルミニウム蒸着の厚さ
を約300〜500Åにする。 遮断層と粘着層は専門家に既知であつて、例え
ば金属酸化物層、ポリアクリレート、ポリアミ
ド、ポリスチロール、ポリビニルアルコール及び
その誘導体等があげらる。 一般性状を改善するために、電子写真層に他の
成分、例えば表面品質を改良するためのシリコー
ン油、本発明による色素の作用を妨げないで強化
する増感剤及び活性化剤、ならびに機械的性質を
改善する物質例えば普通のの種類の軟化剤を混和
することができる。 記録材料を製造するには、まず適当な溶剤中の
重合体の10重量%溶液を製造する。この溶液に、
本発明に使用する色素()を固形で又は溶液と
して加える。他のすべての添加物を添加し、溶液
を過したのち、溶液の乾燥後に希望の厚さの均
質に増感された層が残留するように湿潤層の厚さ
を定めて、導電性担体上に塗布する。 実施例 1 テトラヒドロフラン9gにポリ−(N−ビニル
カルバゾール)1gを溶解した。この均質溶液
に、テトラクロルペリレン−3,4,9,10−テ
トラカルボン酸ジアンヒドリドを4−n−ブチル
−フエニレンジアミン−1,2と縮合させること
により得られた次式 の化合物0.05gを添加した。この溶液をアルミニ
ウム薄板(厚さ0.1mm)上に、テトラヒドロフラ
ンの脱気と乾燥(80℃で30分間)ののち厚さ10μ
mの乾燥層が残留することになる湿潤層の厚さに
塗布した。この層は深青色であつた。 比較例 A 実施例1と同様に操作し、ただし化合物の代
わりに塩素化されていない対応化合物を用いた。
この色素は溶解しないので過したのちはポリ−
(N−ビニルカルバゾール)の水のように透明な
溶液が得られた。 比較例 B 実施例1と同様に操作し、ただし化合物の代
わりに、次式 の文献既知の化合物(ヘキサクロロペリレン−
3,4:9,10)−テトラカルボン酸テトラメチ
ルエステル(西ドイツ特許出願公開2841925号明
細書参照)を使用すると、層は濃黄色に着色し
た。 実施例 2 ポリ−(N−ビニルカルバゾール)1g及びテ
トラヒドロフラン9gからの溶液に、化合物
0.05g及び化合物0.10gを溶解した。こうして
白色光中で黒色に見える記録材料が製造された。 実施例 3 スチロール70重量%、アクリル酸24重量%及び
無水マレイン酸6重量%からの、平均分子量1800
を有する共重合物1g、化合物0.08g及び2−
(p−ジエチルアミノフエニル)−ベンゾトリアゾ
ール−1,2,3−の0.8gからの溶液を用いて、
厚さ8μmの光導電層を製造した。この層は濃青
色であつた。 実施例及び比較例により得られた記録材料を用
いて次の試験を行つた。記録材料を別の実験でそ
れぞれ+及び−に荷電させた。そのため層表面上
に10mmの距離で、+8KV又は−8KVのコロナ放電
が用いられた。20秒の荷電時間ののち表面電位を
測定した。荷電した層を20秒間暗所に静置したの
ち、その間に起こつた電位降下を、出発原位に対
する%で求めた。各試料をそれぞれキセノン高圧
灯の光により、下記条件で1秒間照射した。 a フイルターをかけない白色光による、層平面
当りの照射強度:60μW・cm-2; b 干渉フイルター(589nmで最大)により光
さた光による、層平面当りの照射強度:
6μW・cm-2; c 干渉フイルター(650nmで最大)により光
された光による、層平面当りの照射強度:
10μW・cm-2。 次いでこの照射により起こる電位降下(%)を
求めた。試験結果を下記表に一括して示す。 この成績によれば、本発明による色素が技術水
準のものより著しく優れていることが明らかであ
る。
光導電層とから成る電子写真用記録材料に関す
る。 均質に増感された光導電層は既知である。米国
特許3484237号明細書には、導電性の担体上の物
質層の形での、ポリ−(N−ビニル−カルバゾー
ル)及び2,4,7−トリニトロフルオレノン−
9からの光導電性の有機混合物が記載されてい
る。さらに西ドイツ特許出願公開2841925号明細
書には、ポリ−(N−ビニルカルバゾール)及び
単分散に溶解されたペリレン−3,4:9,10−
テトラカルボン酸を基礎とする増感剤からの光導
電性材料が記載されている。 他方では、電子写真記録系内のペリレン−3,
4:9,10−テトラカルボン酸を基礎とする顔料
が知られており、この系はもちろん好ましくはい
わゆる二重層の形であつて、すなわちほとんど不
溶の顔料は、電荷輸送層と結合した電荷担体を生
成する別の下層中に配置されている。米国特許
3904407号明細書には、次式 (式中Qは例えばアルキル基、アリール基、ア
ルキルアリール基、アルコキシ基、複素環基特に
p−クロルフエニル基又はp−メトキシフエニル
基である)の色素が記載されている。 同様に構成された電子写真素子が西ドイツ特許
出願公開2237539号明細書に開示され、ここでは
電荷担体を生成する顔料として次式 (式中Aは酸素原子又は基N−R、Rは水素原
子、C1〜C4−アルキル基、場合により置換され
たアリール基又はアルアルキル基、複素環基又は
−NHR′でありR′は場合により置換されたフエニ
ル基又はベンゾイル基を示す)の化合物が記載さ
れている。 ペリレンテトラカルボン酸を基礎とする次式 (式中Bは縮合芳香族系を示す)の顔料が、西
ドイツ特許出願公開2314051号明細書に記載され
ている。この式の塩素化された顔料において特
定の塩素含量を有するものは、同出願公開
3110960号明細書に記載されている。 ポリ−(N−ビニルカルバゾール)及び2,4,
7−トリニトロフルオレノン−9を含有する層の
光導電性はきわめて良好ではあるが、その工業的
利用は、ポリニトロ芳香族物質の生理的に注意を
要する性質のため危険と考えられる。また既知及
び文献記載の均質の増感層の光導電性は、なお不
満足である。西ドイツ特許出願公開2841925号明
細書に開示されたペリレン色素は黄色又は橙色の
生成物で、これは専門家にとつて明白なことであ
るが光導電層の全色的な増感が不可能である。 光導電性二重層は、その良好な光導電性によつ
て知られているが、その製造は高価であつて問題
が多い。特に所定の層の厚さを保持することが実
際上しばしば困難である。さらに二重層形成に際
して起こる。不特定の境界層の形成という問題
は、この種の二重層の反覆生産可能な製造を困難
にし、したがつて特許文献においては費用のかか
る蒸着技術による電荷担体形成層の製造が優れて
いる。 本発明の課題は、容易にかつ安価に担体上に適
用でき、そして特に顕著な光導電性、全色的な吸
収性及び使用結合剤特にポリ−(N−ビニルカル
バゾール)への良好な溶解性を有する、均質に増
感された光導電層を開発することであつた。この
課題は、本発明の記録材料により解決される。 本発明者らは、増感剤(b)として次式 (式中R1は水素原子又はC1〜C8−アルキル基、
R2はC1〜C8−アルキル基、Halは塩素原子又は
臭素原子、そしてnは2〜6の整数である)の化
合物を、(a+b)に対して0.5〜10重量%の濃度
で用い、その際この増感剤が結合剤マトリツクス
中に分子分散状で溶解しているとき、(A)電流を導
通する担体材料、ならびに(B)自体が電流の電荷担
体の輸送能力を有するものであるか、又は低分子
の電荷輸送性化合物を含有する重合体結合剤(a)、
層の全色性増感のための増感剤(b)及び所望により
光導電層の性質を改善する添加物(c)からの0.8〜
40μm好ましくは6〜15μmの厚さの光導電層か
ら成る優れた電子写真用記録材料が得られること
を見出した。 本発明の電子写真用の記録材料は機械的に安定
で、すべての可視スペクトル域にわたり高度に感
光性であり、したがつて電子複写の目的、例えば
高速作動の普通紙複写機用の複写用紙としてきわ
めて好適である。 本発明による層が、電子写真上に性状を本質的
に変えることなく、静電的に陰性ばかりでなく静
電的に陽性にも荷電できるという知見は予想外で
あつた。ポリ−(N−ビニルカルバゾール)が不
足型電子伝導体(Defektelektronenleiter)であ
り、したがつて最適な作用のためには静電的に陰
性に荷電されねばならないことは専門家に知られ
ている。このことは特に、顔料を含有する下層と
主としてポリ−(N−ビニルカルバゾール)から
の電荷輸送層とからの二重層に当てはまる。また
このことは、2,4,7−トリニトロ−フルオレ
ノン−9により均質に増感された光導電層につい
てもいえる。したがつて色素()により、光導
電層の陽性荷電が可能になることは専門家に予測
できなかつた。 R1及び/又はR2としては、個々には例えば下
記のものが用いられる。メチル基、エチル基、n
−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
二級ブチル基、イソブチル基、三級ブチル基、n
−ペンチル基、1,1−ジメチルプロピル基、
1,2−ジメチルプロピル基、2,2−ジメチル
プロピル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、
n−オクチル基、2−エチルヘキシル基。それら
のうちn−ブチル基が優れている。 ハロゲン原子としては、塩素原子又は臭素原子
が用いられ、合成上の理由から塩素原子が優れて
いる。ハロゲン原子として臭素原子が用いても良
好な結果が得られる。 式の色素は既知であるか(西ドイツ特許出願
公開3148206号明細書)、あるいは自体既知の手段
により製造できる。 色素は、製造時に生成した次のシス型とトラ
ンス型の混合物として存在する。 及び 光導電層の性質を改善する他の添加物(c)として
は、本発明で用いられる色素の作用が妨害されな
い例えば次のものが用いられる。 (c1) 普通市販の軟化剤、例えばフタル酸ジメ
チルエステル又は表面の品質を改善するための
シリコーン油。 (c2) 活性化剤及び/又は溶解補助剤。 (c)の量は(a+b)に対して25重量%までがよ
い。(c1)の量は(a+b)に対し15重量%まで
がよい。 特に優れた本発明の電子写真用記録材料は、下
記のものからの光導電層(B)を含有する。(a)ポリ−
(N−ビニルカルバゾール)90〜98%、(b)式
(式中R1は水素原子、R2はn−ブチル基、Halは
塩素原子そしてnは2,3,4又は6である)の
色素の少なくとも1種2〜10重量%、そして(a
+b)に対し(c)光導電層の性状を改善する他の添
加物0〜25重量%。 (c)としては例えば(c1)例えば(a+b)に対
し15重量%までの普通市販の軟化剤例えばフタル
酸ジメチルエステル及び(c2)電子写真用の性状
を改善する添加物としての、活性化剤及び/又は
溶解補助剤が用いられる。 化合物()とともに重合体結合剤(a)として
は、それ自体が電流の電荷担体を輸送する能力を
有するもののほか、同時に電荷輸送化合物として
作用し得ない重合体も用いられる。その場合この
重合体は、均質に増感される光導電層として用い
られるために、追加の1種又は2種以上の既知の
低分子電荷輸送化合物と合併されねばならない。
この場合重合体としては、その性状が適合する既
知のすべての結合剤、例えばポリ塩化ビニル、ポ
リエステル、ポリアセタール、ポリカーボネー
ト、ポリスチロール及びスチロール共重合物、珪
素樹脂、セルロース誘導体等が用いられる。 低分子の電荷輸送化合物としては、例えば次の
ものが用いられる。 ピラゾリン誘導体、オキサゾール、オキサジア
ゾール、ビドラゾン誘導体、トリフエニルアミ
ン、ベンゾトリアゾール、ピレン誘導体又はトリ
フエニルメタン誘導体。優れた結合剤はポリ−N
−ビニルカルバゾールである。 本発明の電子写真用記録材料は次のものから成
る。 (1) 導電性担体(A)、 (2) 必要に応じて0.1〜0.5μm好ましくは約0.2μm
の厚さの遮断層及び粘着層、 (3) 電子写真層(B)。 担体(A)としては、アルミニウム箔又はアルミニ
ウム薄板、ニツケル薄板又は金属を蒸着させた合
成樹脂が適している。80〜120μmの厚さを有す
るアルミニウム蒸着のポリエステルフイルムが特
に有利であり、その場合アルミニウム蒸着の厚さ
を約300〜500Åにする。 遮断層と粘着層は専門家に既知であつて、例え
ば金属酸化物層、ポリアクリレート、ポリアミ
ド、ポリスチロール、ポリビニルアルコール及び
その誘導体等があげらる。 一般性状を改善するために、電子写真層に他の
成分、例えば表面品質を改良するためのシリコー
ン油、本発明による色素の作用を妨げないで強化
する増感剤及び活性化剤、ならびに機械的性質を
改善する物質例えば普通のの種類の軟化剤を混和
することができる。 記録材料を製造するには、まず適当な溶剤中の
重合体の10重量%溶液を製造する。この溶液に、
本発明に使用する色素()を固形で又は溶液と
して加える。他のすべての添加物を添加し、溶液
を過したのち、溶液の乾燥後に希望の厚さの均
質に増感された層が残留するように湿潤層の厚さ
を定めて、導電性担体上に塗布する。 実施例 1 テトラヒドロフラン9gにポリ−(N−ビニル
カルバゾール)1gを溶解した。この均質溶液
に、テトラクロルペリレン−3,4,9,10−テ
トラカルボン酸ジアンヒドリドを4−n−ブチル
−フエニレンジアミン−1,2と縮合させること
により得られた次式 の化合物0.05gを添加した。この溶液をアルミニ
ウム薄板(厚さ0.1mm)上に、テトラヒドロフラ
ンの脱気と乾燥(80℃で30分間)ののち厚さ10μ
mの乾燥層が残留することになる湿潤層の厚さに
塗布した。この層は深青色であつた。 比較例 A 実施例1と同様に操作し、ただし化合物の代
わりに塩素化されていない対応化合物を用いた。
この色素は溶解しないので過したのちはポリ−
(N−ビニルカルバゾール)の水のように透明な
溶液が得られた。 比較例 B 実施例1と同様に操作し、ただし化合物の代
わりに、次式 の文献既知の化合物(ヘキサクロロペリレン−
3,4:9,10)−テトラカルボン酸テトラメチ
ルエステル(西ドイツ特許出願公開2841925号明
細書参照)を使用すると、層は濃黄色に着色し
た。 実施例 2 ポリ−(N−ビニルカルバゾール)1g及びテ
トラヒドロフラン9gからの溶液に、化合物
0.05g及び化合物0.10gを溶解した。こうして
白色光中で黒色に見える記録材料が製造された。 実施例 3 スチロール70重量%、アクリル酸24重量%及び
無水マレイン酸6重量%からの、平均分子量1800
を有する共重合物1g、化合物0.08g及び2−
(p−ジエチルアミノフエニル)−ベンゾトリアゾ
ール−1,2,3−の0.8gからの溶液を用いて、
厚さ8μmの光導電層を製造した。この層は濃青
色であつた。 実施例及び比較例により得られた記録材料を用
いて次の試験を行つた。記録材料を別の実験でそ
れぞれ+及び−に荷電させた。そのため層表面上
に10mmの距離で、+8KV又は−8KVのコロナ放電
が用いられた。20秒の荷電時間ののち表面電位を
測定した。荷電した層を20秒間暗所に静置したの
ち、その間に起こつた電位降下を、出発原位に対
する%で求めた。各試料をそれぞれキセノン高圧
灯の光により、下記条件で1秒間照射した。 a フイルターをかけない白色光による、層平面
当りの照射強度:60μW・cm-2; b 干渉フイルター(589nmで最大)により光
さた光による、層平面当りの照射強度:
6μW・cm-2; c 干渉フイルター(650nmで最大)により光
された光による、層平面当りの照射強度:
10μW・cm-2。 次いでこの照射により起こる電位降下(%)を
求めた。試験結果を下記表に一括して示す。 この成績によれば、本発明による色素が技術水
準のものより著しく優れていることが明らかであ
る。
【表】
*は出発電位に対する値である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 本質的に (A) 電流を導通する担体材料及び (B) (a) 自体が電流の電荷担体の輸送能力を有す
るか、又は低分子の電荷輸送性化合物を含有
する重合体結合剤、 (b) 層の全色性増感のための増感剤及び (c) 所望により光導電層の性質を改善する添加
物 からなる0.8〜40μmの厚さの光導電層から成る電
子写真用記録材料において、増感剤(b)として、次
式 (式中R1は水素原子又はC1〜C8−アルキル基、
R2はC1〜C8−アルキル基、Halは塩素原子又は
臭素原子そしてnは2〜6の整数である)の化合
物を、(a+b)に対して0.5〜10重量%の濃度で
使用し、その際、この増感剤が結合剤マトリツク
ス中に分子分散状で溶解していることを特徴とす
る、電子写真用記録材料。 2 (b)として、式中のR2がブチル基、R1が水素
原子、Halが塩素原子そしてnが4であるペリレ
ン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ビスベン
ゾイミダゾールを使用していることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項記載の電子写真用記録
材料。 3 電荷担体の輸送能力を有する結合剤として、
ポリ−(N−ビニルカルバゾール)を使用してい
ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は
第2項記載の電子写真用記録材料。 4 電流を導通する担体材料(A)を、自体既知の手
段により、増感剤(b)及び存在してもよい他の慣用
の光導電層の性質を改善する添加物(c)を含有し、
自体が電流の電荷担体の輸送能力を有するか又は
低分子の電荷輸送性化合物を含有する重合体結合
剤(a)からなる0.8〜40μmの厚さの光導電層(B)で被
覆することよりなる、電子写真用記録材料の製法
において、全色性増感のための増感剤(b)として、
次式 (式中R1は水素原子又はC1〜C8−アルキル基、
R2はC1〜C8−アルキル基、Halは塩素原子又は
臭素原子、そしてnは2〜6の整数である)の化
合物を、光導電層に対して0.5〜10重量%の濃度
で含有し、その増感剤を結合剤マトリツクス中に
分子分散状で溶解含有している、重合体結合剤(a)
を使用することを特徴とする、電子写真用記録材
料の製法。
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-
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-
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