JPH0426923B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0426923B2
JPH0426923B2 JP60140601A JP14060185A JPH0426923B2 JP H0426923 B2 JPH0426923 B2 JP H0426923B2 JP 60140601 A JP60140601 A JP 60140601A JP 14060185 A JP14060185 A JP 14060185A JP H0426923 B2 JPH0426923 B2 JP H0426923B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
rate
reduction
hot
alloy steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60140601A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS623801A (ja
Inventor
Takashige Mukai
Takayoshi Kamyo
Takuji Okyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP14060185A priority Critical patent/JPS623801A/ja
Publication of JPS623801A publication Critical patent/JPS623801A/ja
Publication of JPH0426923B2 publication Critical patent/JPH0426923B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本発明はテレビブラウン管のシヤドウマスク、
集積回路のリードフレーム、蛍光表示管用封着材
料等に使用されるFe−36%Ni、Fe−42%Ni、Fe
−42%Ni−6%Crなどの電子部品用Fe−高Ni合
金鋼材料を製造する際の、連続鋳造スラブの熱間
圧延方法に関する。 <従来技術とその問題点> 近年電子産業の活発化に伴い、電子部品用Fe
−高Ni合金の増産が著しい。Fe−高Ni合金鋼の
製造においては、連続鋳造スラブの熱間圧延時に
エツジ部に割れを生ずるという問題(熱延鋼板の
耳割れ)がある。 この耳割れ部を除去するために、熱延コイルの
両縁をトリムする必要があり、歩留の低下、また
品質の低下を招く。 熱間圧延時の耳割れの原因としては、本合金鋼
はオーステナイト単相として凝固するため、粒界
へ不純物元素が偏析しやすく、熱間加工時にこれ
らの偏析物を起点として割れが起ることがあげら
れる。これを防止するには製鋼段階においては不
純物元素をきびしく制限する必要がある。 例えば、本出願人が提案した特公昭55−42141
号の発明では、不純物元素として、Al、S、O
に着目して、Alは0.02%以下、Sは0.015%以下、
Oは0.025%以下とすることで本合金鋼の熱間加
工中の割れが防止できることを示している。これ
ら不純物元素をさらに極限まで制限すれば耳割れ
防止にさらに有効であろうが、特殊な製錬、製鋼
法を必要とし、製造コストの上昇を招く。 <問題解決の手段> 本発明者らはFe−高Ni合金鋼の連続鋳造スラ
ブの熱間圧延時の耳割れは圧延中の1パス当りの
圧下量に著しく影響を受け、これを特定とするこ
とにより、耳割れを防止できることを知見した。 <発明の構成> 本発明は重量%で、Niを32〜50%、またはNi
を32〜50%とCrを7%以下含有するFe−高Ni合
金鋼の連続鋳造スラブを熱間圧延する方法におい
て、全圧延率が50%を越えるまでは1パス当りの
圧下率を10%以上確保して熱間圧延することで耳
割れのない熱間圧延合金鋼板を製造する方法を提
供する。 本発明方法は、一般に前掲合金鋼に適用できる
が、特に前記の特公昭55−42141に記載された合
金鋼に適用して顕著な効果がある。 <発明の具体的開示> 最初に本発明方法の基礎実験とその効果につい
て説明する。第1表に示す成分を有する合金鋼を
常法により溶製し、連続鋳造し、そのスラブから
厚さ32mm、幅50mmの試片を採取し、1180℃、1250
℃で種々のパススケジユールのもとで厚み16mmま
で圧延(圧延率の50%)した際のエツジ部の割れ
の深さを測定した結果を第2表に示す。 第2表から明らかなように、エツジ部の割れは
圧下を強く加えるか、弱く加えるかによつて影響
を受け、1パス当りの圧下率を10%以上保つて圧
延することでエツジ部の割れを防止できる。 また第2表に示したa〜dの圧延試片をさらに
【表】
【表】 5mmまで圧延した時(全圧延率=84%)のエツジ
部の割れの深さを加熱条件、パススケジユールと
の関係で第3表に示す。 第3表から明らかなように、全圧延率が50%を
越えると、1パス当りの圧下率に関係なく耳割れ
の発生がない。50%未満では第2表試片No.fは加
熱温度1250℃において、4パスで板厚32mmから18
mmまで1パスあたり圧下率を10%以上それぞれ13
%,14%,17%,10%として、全圧延率(32−
18)/32×100%即ち43.7%まで圧延を行つたが、
エツジ部の最大割れ深さ1.5mmを生じている。従
つて1パス当りの圧下率を10%以上とするのは全
圧延率50%を越えるまでとするためである。 強圧下圧延によつてエツジ部の割れが減少する
理由を解明するために、本発明者らは、次のよう
な実験を行なつた。第1表に示した組成を有する
Fe−42%Ni合金鋼の連続鋳造スラブから直径10
mm、長さ100mmの丸棒試験片を調製し、800〜1300
℃で引張り試験を実施し、加工性の優劣の尺度と
なる断面積収縮率を求めた。結果を第1図に示
す。ここで歪速度は、実際の熱間圧延ではおよそ
1〜10S-1の範囲になるので、1および 10S-1とした。本合金鋼の断面収縮率はひずみ速
度に著しく影響されることがわかる。10S-1では、
800〜1300℃で70%以上の断面収縮率を有するの
に対して、1S-1では1100℃で60%、1000℃で20%
の断面収縮率となり、大きいひずみ速度の方が加
工が容易であることが分る。 スラブ中の平均ひずみ速度は次の一般式 で与えられる(鉄鋼基礎共同研究会編「鉄鋼の高
温変形挙動、進歩総説」p.12)。ここでU1は圧延
速度、h0は元厚み、h1は圧延後の厚み、rはロー
ル半径であり、Rは圧延率である。 この式は圧延中のスラブの平均ひずみ速度が1
パス当りの圧延率の平方根に比例して増大するこ
とを示しており、強圧下圧延によるエツジ部の割
れ軽減はひずみ速度の増大による加工性の向上に
基づくものと考えられる。 また、上式によると、平均ひずみ速度は、圧延
速度の増大、ロール直径の減少によつても増加す
るが、このような手段によつて加工性の向上を達
成するには、設備の増強改造を必要とするので、
できる限り強圧下を加えて圧延する本発明方法が
実際的な解決法である。この方法によれば、仕上
厚に至るまでのパス回数も必然的に少なく、コス
トの低減にも寄与できる。 一般的に断面収縮率によつて加工性の良否や割
れ発生の有無を判定する場合、断面収縮率で50〜
60%が境界とされる。Fe−高Ni合金鋼では、第
1図からひずみ速度で10S-1と1S-1の中間値(約
5S-1)であれば、いずれの温度域においても断面
収縮率は良好となり、割れは軽減される。前記式
(1)の平均ひずみ速度式を用いて熱間加工時の粗圧
延時のひずみ速度ε・を計算してみる。実操作ライ
ンの圧延に近いスラブ厚h0=150mm、粗圧延ロー
ル半径400mm、圧延速度U1=3〜4m/sを用い
ると、圧下率%でε・=2.1〜2.8S-1、圧下率5%
でε・=2.7〜3.6S-1、圧下率10%でε・=3.8〜
5.1S-1となる。従つて、圧下率が10%を越えると
ひずみ速度が5S-1以上となり良好な加工性を得る
ことができる。このような理由により、本発明に
おいて臨界ひずみ速度5S-1以上を保つために、1
パス当りの圧下率を10%以上とした。 全圧延率が50%を越えると、強圧下の効果が認
められなくなるのは、50%までの圧延で加工性の
劣悪な凝固組織の破壊がほぼ完了するためと考え
られる。 <実施例> 第4表に示す組成を有するFe−高Ni合金鋼連
続鋳造スラブ(厚み150〜200mm、幅1000mm)を本
発明法によつて全圧延率50%まで、1パス当りの
圧下率を10%以上に確保して圧延した時の熱延コ
イル(仕上厚み5mm)の耳割れ発生情況を第5表
に示す。 同表には比較のため1パス当りの圧下率を10%
以下とした場合の耳割れ発生情況もあわせて示
す。耳割れの判定はコイルの両エツジを目視検査
し、耳割れのないコイルをA、深さ10mm以内の耳
割れを持つコイルをB、10mm以上の深さを持つ耳
割れが1ケ所でもあるコイルをCとランク付けし
た。
【表】
【表】 * 第2表の圧延後の試片を使用
【表】 第5表によると、本発明法である1パス当りの
圧下率を10%以上で圧延した場合は、耳割れ発生
率は15%以下であり、また、耳割れが発生した場
合も深さ10mm以下と比較的軽度である。 一方、比較例に示すように、1パス当りの圧下
率が10%以下の圧延の場合には耳割れ発生率は70
%以上にも達しており、本発明法の圧延が比較例
に比べて大幅に耳割れを軽減し、顕著な効果を有
することが明らかである。 <発明の効果> 以上述べたように本発明はFe−高Ni合金鋼の
連続鋳造スラブを熱間圧延する方法において、1
パス当りの圧下率を10%以上に保つという簡単な
手段によつて熱間圧延合金板の耳割れを防止する
ことが可能で、Fe−高Ni合金鋼熱延鋼板の品質
と歩留の向上に寄与でき、その工業的価値は非常
に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はFe−42%Ni合金鋼の断面収縮率に及
ぼすひずみ速度の影響を示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量%で、Niを32〜50%、またはNiを32〜
    50%とCrを7%以下含有するFe−高Ni合金鋼の
    連続鋳造スラブを熱間圧延することからなる該合
    金鋼の熱間圧延鋼板の製造方法において、 全圧延率が50%を越えるまでは1パス当りの圧
    下率を10%以上確保して熱間圧延することで耳割
    れのない熱間圧延鋼板を製造する方法。
JP14060185A 1985-06-28 1985-06-28 Fe−高Ni合金鋼熱間圧延鋼板の製造法 Granted JPS623801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14060185A JPS623801A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 Fe−高Ni合金鋼熱間圧延鋼板の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14060185A JPS623801A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 Fe−高Ni合金鋼熱間圧延鋼板の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS623801A JPS623801A (ja) 1987-01-09
JPH0426923B2 true JPH0426923B2 (ja) 1992-05-08

Family

ID=15272496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14060185A Granted JPS623801A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 Fe−高Ni合金鋼熱間圧延鋼板の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS623801A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6411003A (en) * 1987-07-02 1989-01-13 Kobe Steel Ltd Blooming method for high ni-fe alloy stock

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5956519A (ja) * 1982-09-27 1984-04-02 Sumitomo Metal Ind Ltd 高Ni合金熱延鋼板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS623801A (ja) 1987-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI724782B (zh) 方形鋼管及其製造方法,以及建築構造物
WO2024202399A1 (ja) 熱延鋼板およびその製造方法
CN112680671A (zh) 一种冷墩用高温合金丝材的制备工艺
JPH07118818A (ja) 難加工性Co合金の低透磁率化方法
JPH0681036A (ja) リジング性および加工性に優れたフエライト系ステンレス鋼板の製造方法
JPH0426923B2 (ja)
JP4222073B2 (ja) フィレット部靱性に優れたh形鋼およびその製造方法
JP3251653B2 (ja) 表面性状に優れたFe−Ni合金板及びその製造方法
JP2682335B2 (ja) フェライト系ステンレス鋼熱延鋼帯の製造法
JPS6059967B2 (ja) 低Mn−低Alスラブの表面欠陥の発生防止法
JPH0368104B2 (ja)
JP6879110B2 (ja) 鋼管およびその製造方法
JP4240576B2 (ja) 表面性状に優れた鋼板
JP4042897B2 (ja) ブラウン管フレーム用鋼板
JP3399838B2 (ja) 熱間圧延合金材の製造方法
JPH06271943A (ja) 成形性および耐リジング性に優れ、しかも異方性の小さいフェライト系ステンレス鋼板の製造方法
JP3835707B2 (ja) 成形用Al−Mg系合金板の製造方法
JPH06306464A (ja) オーステナイト系ステンレス鋼熱延板の製造方法
JP2759678B2 (ja) 熱間加工性に優れたステンレス鋼
JPH07286233A (ja) 耐火性の優れた建築用低降伏比鋼材およびその製造方法
JPS6219483B2 (ja)
JP2001192782A (ja) 耐リジング性に優れる高純度Cr含有薄鋼板の製造方法
JPH108221A (ja) フラッシュ溶接性およびアプセット溶接性に優れた熱延 鋼板およびこの熱延鋼板を素材として製造した無方向性 電磁鋼板
JP2003183788A (ja) 鉄損およびかしめ性に優れた無方向性電磁鋼板
KR100423578B1 (ko) 표면성상이우수한오오스테나이트계스테인레스강판의제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees