JPH0427005B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0427005B2 JPH0427005B2 JP61278476A JP27847686A JPH0427005B2 JP H0427005 B2 JPH0427005 B2 JP H0427005B2 JP 61278476 A JP61278476 A JP 61278476A JP 27847686 A JP27847686 A JP 27847686A JP H0427005 B2 JPH0427005 B2 JP H0427005B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate
- base material
- prepreg
- value
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、板厚精度が改善された積層板の製造
法に関する。 従来の技術 積層板は、紙、布、ガラス布、ガラス不織布等
の基材に熱硬化性樹脂を含浸乾燥して得たプリプ
レグを積層し、これを鏡面板に挾んで加熱加圧成
形して得られる。プリプレグは、前記基材の長尺
物を移送しながら、これに順次熱硬化性樹脂を含
浸乾燥したものであり、所定寸法に裁断されたプ
リプレグを、方向性をそろえて積層し、加熱加圧
成形を行なつている。 発明が解決しようとする問題点 積層成形においては、プリプレグ中の樹脂が流
動して外へ流れることから、成形された積層板
は、中央部に比べて周辺部が薄くなり、板厚の偏
差値(以下、「δ値」という)も周辺部が大きい。
実数でみると、板厚精度は、平均値(以下「
値」という)で、中央部と端部の厚さの差が0.03
〜0.05mmであり、δ値で中央部が0.01mm以下、端
部が0.03〜0.04mmである。このような状況におい
ては、板厚2mm以下の積層板では、値−3δ値を
とると±10%の板厚公差を越えることになり、不
良品が非常に発生しやすい。 本発明は、樹脂が流動して外へ流れる以上、中
央部と周辺部の厚さの差は残るとしても、周辺部
のδ値を小さく抑さえて、不良品のない全体とし
て板厚精度のよい積層板を提供することを目的と
するものである。 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、長尺の基
材を移送しながら、熱硬化性樹脂を含浸乾燥し、
所定寸法に裁断したプリプレグを積層するに当つ
て、表裏は同じ向きで、かつ前記長尺の基材の長
さ方向の前後が順方向のものと逆方向のものとを
組合せ、これを加熱加圧成形するものである。 作 用 積層板の製造工程で、加熱加圧のためのブレス
設備の機械精度や鏡面板の板厚精度が一定してい
る中で、積層板の板厚精度に最も影響するのは、
プリプレグの左右(長尺の基材の幅方向)の重量
のバラツキであることが鋭意検討の結果判明し
た。実際、10cm角の重量測定では、幅方向に0.05
〜1gのバラツキがあり、これは、熱硬化性樹脂
含浸時の基材幅方向における樹脂の粘度ムラおよ
び含浸性のムラ、並びに乾燥時の基材幅方向にお
ける温度差により生じるものである。 本発明は、表裏は同じ向きで、かつ基材の長さ
方向の前後が順方向のものと逆方向のものとを組
合せてプリプレグの積層を行なうので、前述のプ
リプレグ左右の重量バラツキが緩和され、積層し
たプリプレグ構成体の全体としてみた場合、左右
の重量が平均化される。これにより、積層板の周
辺の板厚のδ値が小さく抑さえられることにな
る。 実施例 次に、本発明の実施例を従来例と共に説明す
る。 巻物で供給される幅1050mmの長尺の紙基材に、
これを移送しながらフエノール樹脂を含浸乾燥
し、これを裁断して樹脂分45重量%の1050×1050
mmプリプレグを得た。これを、第1表に示す構成
(「順」は、基材長さ方向の前後が順方向、「逆」
は、同逆方向を示す)で順方向と逆方向を組合せ
て6枚積層し(表裏は同じ向き)、圧力100Kg/cm2
で90分間加熱し、冷却30分間の条件で成形した。
法に関する。 従来の技術 積層板は、紙、布、ガラス布、ガラス不織布等
の基材に熱硬化性樹脂を含浸乾燥して得たプリプ
レグを積層し、これを鏡面板に挾んで加熱加圧成
形して得られる。プリプレグは、前記基材の長尺
物を移送しながら、これに順次熱硬化性樹脂を含
浸乾燥したものであり、所定寸法に裁断されたプ
リプレグを、方向性をそろえて積層し、加熱加圧
成形を行なつている。 発明が解決しようとする問題点 積層成形においては、プリプレグ中の樹脂が流
動して外へ流れることから、成形された積層板
は、中央部に比べて周辺部が薄くなり、板厚の偏
差値(以下、「δ値」という)も周辺部が大きい。
実数でみると、板厚精度は、平均値(以下「
値」という)で、中央部と端部の厚さの差が0.03
〜0.05mmであり、δ値で中央部が0.01mm以下、端
部が0.03〜0.04mmである。このような状況におい
ては、板厚2mm以下の積層板では、値−3δ値を
とると±10%の板厚公差を越えることになり、不
良品が非常に発生しやすい。 本発明は、樹脂が流動して外へ流れる以上、中
央部と周辺部の厚さの差は残るとしても、周辺部
のδ値を小さく抑さえて、不良品のない全体とし
て板厚精度のよい積層板を提供することを目的と
するものである。 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、長尺の基
材を移送しながら、熱硬化性樹脂を含浸乾燥し、
所定寸法に裁断したプリプレグを積層するに当つ
て、表裏は同じ向きで、かつ前記長尺の基材の長
さ方向の前後が順方向のものと逆方向のものとを
組合せ、これを加熱加圧成形するものである。 作 用 積層板の製造工程で、加熱加圧のためのブレス
設備の機械精度や鏡面板の板厚精度が一定してい
る中で、積層板の板厚精度に最も影響するのは、
プリプレグの左右(長尺の基材の幅方向)の重量
のバラツキであることが鋭意検討の結果判明し
た。実際、10cm角の重量測定では、幅方向に0.05
〜1gのバラツキがあり、これは、熱硬化性樹脂
含浸時の基材幅方向における樹脂の粘度ムラおよ
び含浸性のムラ、並びに乾燥時の基材幅方向にお
ける温度差により生じるものである。 本発明は、表裏は同じ向きで、かつ基材の長さ
方向の前後が順方向のものと逆方向のものとを組
合せてプリプレグの積層を行なうので、前述のプ
リプレグ左右の重量バラツキが緩和され、積層し
たプリプレグ構成体の全体としてみた場合、左右
の重量が平均化される。これにより、積層板の周
辺の板厚のδ値が小さく抑さえられることにな
る。 実施例 次に、本発明の実施例を従来例と共に説明す
る。 巻物で供給される幅1050mmの長尺の紙基材に、
これを移送しながらフエノール樹脂を含浸乾燥
し、これを裁断して樹脂分45重量%の1050×1050
mmプリプレグを得た。これを、第1表に示す構成
(「順」は、基材長さ方向の前後が順方向、「逆」
は、同逆方向を示す)で順方向と逆方向を組合せ
て6枚積層し(表裏は同じ向き)、圧力100Kg/cm2
で90分間加熱し、冷却30分間の条件で成形した。
【表】
【表】
成形した積層板を1000×1000mmの大きさに裁断
し、第2図に示す測定点10箇所の板厚1/100mmダ
イヤルゲージにて測定した。番号1〜5は積層板
の端部の測定点であり、番号6〜10は中央部の
測定点であることを示す。測定した積層板の枚数
は各例とも10枚である。 測定した結果を値とδ値で第1図に示す。第
1図で、従来例と実施例を比較すると、値と積
層板中央のδ値には顕著な差は認められないもの
の、積層板端部のδ値については、実施例の方が
小さく、端部の板厚精度が良くなつていることが
わかる。尚、プリプレグの積層作業において作業
性がよく組合せの誤り発生が起きにくいのは、実
施例1、3である。 発明の効果 上述のように、本発明は、プリプレグを積層す
るに当つて、表裏が同じ向きで、かつ基材長さ方
向の前後が逆方向のものと逆方向のものとを組合
せたので、プリプレグの左右(基材の幅方向)の
重量バラツキが相殺されて平均化され、特に積層
板端部の板厚精度の向上を図つて、板厚不良の低
減をできる点、その工業的価値は極めて大であ
る。
し、第2図に示す測定点10箇所の板厚1/100mmダ
イヤルゲージにて測定した。番号1〜5は積層板
の端部の測定点であり、番号6〜10は中央部の
測定点であることを示す。測定した積層板の枚数
は各例とも10枚である。 測定した結果を値とδ値で第1図に示す。第
1図で、従来例と実施例を比較すると、値と積
層板中央のδ値には顕著な差は認められないもの
の、積層板端部のδ値については、実施例の方が
小さく、端部の板厚精度が良くなつていることが
わかる。尚、プリプレグの積層作業において作業
性がよく組合せの誤り発生が起きにくいのは、実
施例1、3である。 発明の効果 上述のように、本発明は、プリプレグを積層す
るに当つて、表裏が同じ向きで、かつ基材長さ方
向の前後が逆方向のものと逆方向のものとを組合
せたので、プリプレグの左右(基材の幅方向)の
重量バラツキが相殺されて平均化され、特に積層
板端部の板厚精度の向上を図つて、板厚不良の低
減をできる点、その工業的価値は極めて大であ
る。
第1図は積層板の中央部および端部における
値とδ値の比較図、第2図は積層板の板厚測定箇
所を示す説明図である。
値とδ値の比較図、第2図は積層板の板厚測定箇
所を示す説明図である。
Claims (1)
- 1 長尺の基材を移送しながらこれに順次熱硬化
性樹脂を含浸し乾燥して得たプリプレグを所定寸
法に裁断し、この裁断したプリプレグを積層成形
する方法において、プリプレグの積層を、表裏は
同じ向きで、かつ前記長尺の基材の長さ方向の前
後が順方向のものと逆方向のものとを組合せて行
なうことを特徴とする積層板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61278476A JPS63132013A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 積層板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61278476A JPS63132013A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 積層板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63132013A JPS63132013A (ja) | 1988-06-04 |
| JPH0427005B2 true JPH0427005B2 (ja) | 1992-05-08 |
Family
ID=17597857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61278476A Granted JPS63132013A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 積層板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63132013A (ja) |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP61278476A patent/JPS63132013A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63132013A (ja) | 1988-06-04 |
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Legal Events
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