JPH04271102A - 低損失酸化物磁性材料の製造方法 - Google Patents
低損失酸化物磁性材料の製造方法Info
- Publication number
- JPH04271102A JPH04271102A JP3043954A JP4395491A JPH04271102A JP H04271102 A JPH04271102 A JP H04271102A JP 3043954 A JP3043954 A JP 3043954A JP 4395491 A JP4395491 A JP 4395491A JP H04271102 A JPH04271102 A JP H04271102A
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- JP
- Japan
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- oxide
- magnetic material
- molybdenum
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- sample
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばスイッチング電源
などに搭載されるスピネル型Mn−Zn系フェライトに
関するものである。
などに搭載されるスピネル型Mn−Zn系フェライトに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のMn−Zn系フェライト
を搭載したスイッチング電源は、その駆動周波数がおお
よそ200KHz間で程度であったが、ここ数年の小型
、軽量化の要求に伴ないその駆動周波数は増加傾向にあ
る。しかし、高周波数帯域で従来のMn−Zn系フェラ
イトを使用する場合には、フェライトのパワーロスの増
大による発熱が極めめて大きくなり、その機能を十分に
発揮するすることができないといった欠点を有している
。
を搭載したスイッチング電源は、その駆動周波数がおお
よそ200KHz間で程度であったが、ここ数年の小型
、軽量化の要求に伴ないその駆動周波数は増加傾向にあ
る。しかし、高周波数帯域で従来のMn−Zn系フェラ
イトを使用する場合には、フェライトのパワーロスの増
大による発熱が極めめて大きくなり、その機能を十分に
発揮するすることができないといった欠点を有している
。
【0003】このため、従来は二酸化珪素、酸化カルシ
ウムを始めとする各種の元素を添加、混合することによ
り低損失化を図ってきた。
ウムを始めとする各種の元素を添加、混合することによ
り低損失化を図ってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】Mn−Zn系フェライ
トは通常マンガン酸化物、酸化亜鉛、酸化第2鉄の粉末
原料を秤量して混合した後、予備焼成、粉砕、結合材と
の混合、プレス成型、焼成という工程を経て完成品を得
ている。
トは通常マンガン酸化物、酸化亜鉛、酸化第2鉄の粉末
原料を秤量して混合した後、予備焼成、粉砕、結合材と
の混合、プレス成型、焼成という工程を経て完成品を得
ている。
【0005】しかし、この場合、焼成工程によって組成
の均一か及び緻密化の促進を図ろうとすると、異常粒の
成長を伴なった結晶粒の成長が生じ、均一に組織制御を
行なうことが非常に困難である。また、原料の熱分解に
伴なう重量の減少、ガスの発生による体積の膨脹、微粒
子原料の燒結に伴なう著しい収縮が起こり、製品にひび
割れが生じたり、変形したりするなどと行った不具合が
生じる。
の均一か及び緻密化の促進を図ろうとすると、異常粒の
成長を伴なった結晶粒の成長が生じ、均一に組織制御を
行なうことが非常に困難である。また、原料の熱分解に
伴なう重量の減少、ガスの発生による体積の膨脹、微粒
子原料の燒結に伴なう著しい収縮が起こり、製品にひび
割れが生じたり、変形したりするなどと行った不具合が
生じる。
【0006】このため、焼成の前段階において一度予備
焼成をして組成の均質化および粉末微粒子径の制御を行
なうことによって上述した問題点を解決する方法が提案
されている。
焼成をして組成の均質化および粉末微粒子径の制御を行
なうことによって上述した問題点を解決する方法が提案
されている。
【0007】ところで、この予備焼成は一般にトンネル
式電気炉あるいはロータリーキルン等により摂氏700
〜1,200度温度で大気中あるいは不活性雰囲気中で
行なわれているが、予備焼成した粉末の粒度分布は一般
に広いことが知られている。このような粒度分布の広い
予備焼成粉末は、後工程である焼成工程による燒結体の
組織制御が困難なため、結晶粒径の均一かが図れず、フ
ェライトの損失の増大を招くものである。
式電気炉あるいはロータリーキルン等により摂氏700
〜1,200度温度で大気中あるいは不活性雰囲気中で
行なわれているが、予備焼成した粉末の粒度分布は一般
に広いことが知られている。このような粒度分布の広い
予備焼成粉末は、後工程である焼成工程による燒結体の
組織制御が困難なため、結晶粒径の均一かが図れず、フ
ェライトの損失の増大を招くものである。
【0008】ある程度の組織制御は焼成条件を変化させ
ることにより可能であるが、この場合でも焼成条件の複
雑化は避けられず、フェライトの損失を根本的に改善す
るには至らない。また、焼成条件の複雑化かは焼成炉の
選択に十分な配慮が要求される上、高コストの一因とな
る。
ることにより可能であるが、この場合でも焼成条件の複
雑化は避けられず、フェライトの損失を根本的に改善す
るには至らない。また、焼成条件の複雑化かは焼成炉の
選択に十分な配慮が要求される上、高コストの一因とな
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は原料である酸化
物粉末に0.2重量%以下の酸化モリブデンを添加し摂
氏700〜1,100度で予備焼成した後に、粉砕、バ
インダー混合、プレス成型、焼成することにより簡単に
低損失酸化物磁性材料が得られる。
物粉末に0.2重量%以下の酸化モリブデンを添加し摂
氏700〜1,100度で予備焼成した後に、粉砕、バ
インダー混合、プレス成型、焼成することにより簡単に
低損失酸化物磁性材料が得られる。
【0010】
【実施例】第1の実施例(図1及び図2)における試料
1及び試料2は、夫々主成分として39.0モル%のM
nO、8.0モル%のZnO、残部はFe2O3を含有
し、副成分として0.025重量%のCaOを含有する
Mn−Zn系フェライトである。
1及び試料2は、夫々主成分として39.0モル%のM
nO、8.0モル%のZnO、残部はFe2O3を含有
し、副成分として0.025重量%のCaOを含有する
Mn−Zn系フェライトである。
【0011】試料1は、上記組成の酸化物粉末に0.0
5重量%の酸化モリブデン(M0O3 )を添加した
後、摂氏900度で予備焼成したものである。また、試
料2は比較試料でM0O3を添加せずに摂氏900度で
呼び焼成したものである。各試料は共にボールミルで粉
砕した後、バインダー混合、プレス成型、焼成を行なっ
たものである。
5重量%の酸化モリブデン(M0O3 )を添加した
後、摂氏900度で予備焼成したものである。また、試
料2は比較試料でM0O3を添加せずに摂氏900度で
呼び焼成したものである。各試料は共にボールミルで粉
砕した後、バインダー混合、プレス成型、焼成を行なっ
たものである。
【0012】図1は周波数1MHz、最大磁束密度50
0Gで電力損失PBの温度特性を示したグラフである。 この第1の実施例は、図1からわかるように、発明品(
試料1)の方が比較試料(試料2)に比べ全温度範囲で
電力損失が優れていることがわかる。
0Gで電力損失PBの温度特性を示したグラフである。 この第1の実施例は、図1からわかるように、発明品(
試料1)の方が比較試料(試料2)に比べ全温度範囲で
電力損失が優れていることがわかる。
【0013】図2は摂氏60度、最大磁束密度500G
としたときの電力損失PBの周波数依存性を示したグラ
フである。第2図からわかるように、第1実施例の発明
品(試料1)は全周波数の範囲で電力損失が比較試料(
試料2)のフェライトより優れていることがわかる。
としたときの電力損失PBの周波数依存性を示したグラ
フである。第2図からわかるように、第1実施例の発明
品(試料1)は全周波数の範囲で電力損失が比較試料(
試料2)のフェライトより優れていることがわかる。
【0014】第2の実施例(図3)における試料3、及
び試料4は夫々主成分として39.0モル%のMnO、
8.0モル%のZnO、残部はFe2O3を含有し、副
成分として0.025重量%のSiO2と0.043重
量%のCaOを含有するMn−Zn系フェライトである
。
び試料4は夫々主成分として39.0モル%のMnO、
8.0モル%のZnO、残部はFe2O3を含有し、副
成分として0.025重量%のSiO2と0.043重
量%のCaOを含有するMn−Zn系フェライトである
。
【0015】試料3は上記組成の酸化物粉末に0.1重
量%の酸化モリブデン(MoO3)を添加した後、摂氏
900度で予備焼成したものであり、試料4は比較材料
で酸化モリブデンを添加せずに摂氏900度で予備焼成
した粉末である。
量%の酸化モリブデン(MoO3)を添加した後、摂氏
900度で予備焼成したものであり、試料4は比較材料
で酸化モリブデンを添加せずに摂氏900度で予備焼成
した粉末である。
【0016】図3は上記した摂氏900度で予備焼成し
た粉末の粒度分布を示しやグラフである。この第2実施
例は図3から分かる様に発明品(試料3)は比較試料(
試料4)のものに比べ粒度分布がシャープになっている
のがはっきりと分かる。
た粉末の粒度分布を示しやグラフである。この第2実施
例は図3から分かる様に発明品(試料3)は比較試料(
試料4)のものに比べ粒度分布がシャープになっている
のがはっきりと分かる。
【0017】次に第3実施例について説明する。図4は
第3実施例の低損失磁性材料の特性を示したものである
。各試料は夫々主成分として39.0モル%のMnOと
8.0%のZnO、残部はFe2O3を含有し、副成分
として0.025重量%のSiO2と0.043重量%
のCaOを含有するMn−Zn系フェライトである。 各試料はとも二畳紀組成の酸化物粉末にMoO3を添加
して摂氏900度で予備焼成した後、ボールミル粉砕、
バインダー混合、プレス成型、焼成を行なったものであ
る。
第3実施例の低損失磁性材料の特性を示したものである
。各試料は夫々主成分として39.0モル%のMnOと
8.0%のZnO、残部はFe2O3を含有し、副成分
として0.025重量%のSiO2と0.043重量%
のCaOを含有するMn−Zn系フェライトである。 各試料はとも二畳紀組成の酸化物粉末にMoO3を添加
して摂氏900度で予備焼成した後、ボールミル粉砕、
バインダー混合、プレス成型、焼成を行なったものであ
る。
【0018】図4は摂氏60度の温度、周波数1MHz
、最大磁束密度500Gの時の電力損失PBとMoO3
の添加量との関係を示している。この図4よりMoO3
の添加量が0.2重量%間では電力損失PBは急激に増
大することが分かる。電力損失PBのレベルが0.2重
量%を越えると増大するのは空孔の数の増加に起因する
ヒステリシス損失の増加と結晶粒肥大に起因する渦電流
損失の増加によるためと考えられる。このことからMo
O3を0.2重量%の範囲で添加した後、予備焼成する
ことにより無添加のものに比べ低い電力損失PBを得る
ことができる。
、最大磁束密度500Gの時の電力損失PBとMoO3
の添加量との関係を示している。この図4よりMoO3
の添加量が0.2重量%間では電力損失PBは急激に増
大することが分かる。電力損失PBのレベルが0.2重
量%を越えると増大するのは空孔の数の増加に起因する
ヒステリシス損失の増加と結晶粒肥大に起因する渦電流
損失の増加によるためと考えられる。このことからMo
O3を0.2重量%の範囲で添加した後、予備焼成する
ことにより無添加のものに比べ低い電力損失PBを得る
ことができる。
【0019】
【発明の効果】上記した各実施例の説明から明らかなよ
うに、本発明により予備焼成した酸化物粉末は処理する
粉末の量にかかわらず均一な粒子径で粒度分布のシャー
プな粉末が得られる。即ち、本発明によれば、酸化モリ
ブデンを0.2重量%以下になるように添加して予備焼
成することにより粒度分布のシャープな粉末を得ること
ができ、燒結組織の制御が容易に行なえ、焼成条件の簡
略化が図れ、コストの大幅な低減を図ることができる。
うに、本発明により予備焼成した酸化物粉末は処理する
粉末の量にかかわらず均一な粒子径で粒度分布のシャー
プな粉末が得られる。即ち、本発明によれば、酸化モリ
ブデンを0.2重量%以下になるように添加して予備焼
成することにより粒度分布のシャープな粉末を得ること
ができ、燒結組織の制御が容易に行なえ、焼成条件の簡
略化が図れ、コストの大幅な低減を図ることができる。
【0020】また、この発明により予備焼成した酸化物
粉末は駆動周波数毎に好適な結晶粒子径の設定が可能で
あり、結晶粒径を微細かつ均一に制御することにより、
200KHZ以上の高周波で使用しても鉄損の小さな低
損失材料を得ることができる。したがって、この発明の
方法によって得られた製品はスイッチング電源溶剤量と
して求められる特性を十分に満足すると共に、周波数が
200KHz以上の高周波数においても電力損失PBが
従来のものに比べ著しく低減した低損失酸化物磁性材料
を提供することができ、高周波磁芯用材料としてスイッ
チング電源の小型・軽量化に適した材料を提供できる。
粉末は駆動周波数毎に好適な結晶粒子径の設定が可能で
あり、結晶粒径を微細かつ均一に制御することにより、
200KHZ以上の高周波で使用しても鉄損の小さな低
損失材料を得ることができる。したがって、この発明の
方法によって得られた製品はスイッチング電源溶剤量と
して求められる特性を十分に満足すると共に、周波数が
200KHz以上の高周波数においても電力損失PBが
従来のものに比べ著しく低減した低損失酸化物磁性材料
を提供することができ、高周波磁芯用材料としてスイッ
チング電源の小型・軽量化に適した材料を提供できる。
【図1】 第1実施例における各種材料(試料)の電
力損失PBの温度特性を示したグラフ。
力損失PBの温度特性を示したグラフ。
【図2】 第1実施例における各種材料(試料)の電
力損失PBの周波数依存性を示したグラフ。
力損失PBの周波数依存性を示したグラフ。
【図3】 第2実施例における各種予備焼成粉末の粒
度分布を示したグラフ。
度分布を示したグラフ。
【図4】第3実施例における電力損失PBとMoO3の
添加量との関係を示したグラフ。
添加量との関係を示したグラフ。
Claims (1)
- 【請求項1】 主成分として30〜40モル%の酸化
マンガン(Mno)と5〜15モル%の酸化亜鉛(Zn
O)及び残部として酸化第二鉄(Fe2O3)を含んで
なり、副成分として0.04〜0.15重量%の酸化カ
ルシウム(Cao)と、0.01〜0.10重量%の二
酸化珪素(SiO2)とを含む低損失酸化物磁性材料に
おいて、0.2重量%以下(0%を除く)の酸化モリブ
デンを添加し、摂氏700〜1,100度で予備焼成す
ることを特徴とする低損失酸化物磁性材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3043954A JPH04271102A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 低損失酸化物磁性材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3043954A JPH04271102A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 低損失酸化物磁性材料の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04271102A true JPH04271102A (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=12678099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3043954A Withdrawn JPH04271102A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 低損失酸化物磁性材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04271102A (ja) |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP3043954A patent/JPH04271102A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |