JPH042747A - アルミニウム合金制振材料の製造方法 - Google Patents
アルミニウム合金制振材料の製造方法Info
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- JPH042747A JPH042747A JP10367390A JP10367390A JPH042747A JP H042747 A JPH042747 A JP H042747A JP 10367390 A JP10367390 A JP 10367390A JP 10367390 A JP10367390 A JP 10367390A JP H042747 A JPH042747 A JP H042747A
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- loss coefficient
- aluminum alloy
- total
- damping material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は優れた振動減衰特性を有し、音響機器、精密機
器、自動車などの振動を嫌う構造部材として使用される
アルミニウム合金制振材料の製造方法に関するものであ
る。
器、自動車などの振動を嫌う構造部材として使用される
アルミニウム合金制振材料の製造方法に関するものであ
る。
一般に物体を振動させると、ある周波数(fr )で振
幅が大きくなる(第1図)。この周波数を共振周波数と
いう。共振周波数における最大振幅をAo とすると、
このエネルギーに対し1/2となるのは振幅がAo /
12 (dB表示では一3dB)となる周波数である
。この周波数幅(半値幅)をΔfとすると、損失係数η
は次式で表される。
幅が大きくなる(第1図)。この周波数を共振周波数と
いう。共振周波数における最大振幅をAo とすると、
このエネルギーに対し1/2となるのは振幅がAo /
12 (dB表示では一3dB)となる周波数である
。この周波数幅(半値幅)をΔfとすると、損失係数η
は次式で表される。
η=Δf/rr
この損失係数ηの値が大きい材料はど振動減衰能に優れ
、外力が除去された場合には振動が急速に減衰する。通
常の金属材料の損失係数ηは0.001以下である。
、外力が除去された場合には振動が急速に減衰する。通
常の金属材料の損失係数ηは0.001以下である。
そして、従来、音響機器、精密機器、自動車等の振動を
嫌う構造部材用の金属材料、いわゆる制振材料としては
、Fe−Cr系、Mn−Cu系、Zn−Al!系、N
i −T i系などの合金が知られている。これらの合
金は振動減衰性が大きいが、比重が大きいという共通の
欠点を有し、機器の軽量化を計ろうとする場合には不適
当である。
嫌う構造部材用の金属材料、いわゆる制振材料としては
、Fe−Cr系、Mn−Cu系、Zn−Al!系、N
i −T i系などの合金が知られている。これらの合
金は振動減衰性が大きいが、比重が大きいという共通の
欠点を有し、機器の軽量化を計ろうとする場合には不適
当である。
またMg、Mg−Zr系の鋳造材も制振材料として知ら
れており、大きい振動減衰性を示し、しかも比重が小さ
いという長所を有するが、冷間加工が全くできないとい
う欠点があった。
れており、大きい振動減衰性を示し、しかも比重が小さ
いという長所を有するが、冷間加工が全くできないとい
う欠点があった。
[課題を解決するための手段]
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、比重が小さくしか
も冷間加工が容易であるA1を主成分とした制振材料の
製造方法を開発したものである。
も冷間加工が容易であるA1を主成分とした制振材料の
製造方法を開発したものである。
即ち各請求項のA1合金制振材料の製造方法は、(1)
M o 0.1〜15wt%を含有し、St、Fe、C
u。
M o 0.1〜15wt%を含有し、St、Fe、C
u。
Mn5Ti、V、Cr、Co5Ni、希土類元素のうち
の1種または2種以上を合計で0.05〜20w t%
含有し、残部がAj!と不可避的不純物からなるアルミ
ニウム合金塊に30%以上の減面率となる塑性加工を施
し、損失係数ηを0.006以上とすること、 (2)
M o0.1〜15wt%を含有し、Ge、Sn、In
、Cd、Bi、Sb、Pbのうちの1種または2種以上
を合計で0.1〜30@t%含有し、残部がAl、と不
可避的不純物からなるアルミニウム合金塊に30%以上
の減面率となるヤ性加工を施し、損失係数ηを0.00
6以上とすること。(3)Mo0.1〜15wt%を含
有し、Si、Fe、Cu、Mn5Ti、V、Cr、C0
.Ni、希土類元素のうちの1種または2種以上を合計
で0.05〜20wt%含有し、更にGe、Sn、In
、Cd、Bi、5bSPbのうち1種または2種以上を
合計で0.1〜30w t%含有し、残部がA1と不可
避的不純物からなるアルミニウム合金塊に30wt%以
上の減面率となる塑性加工を施し、損失係数ηを0.0
06以上とすること。
の1種または2種以上を合計で0.05〜20w t%
含有し、残部がAj!と不可避的不純物からなるアルミ
ニウム合金塊に30%以上の減面率となる塑性加工を施
し、損失係数ηを0.006以上とすること、 (2)
M o0.1〜15wt%を含有し、Ge、Sn、In
、Cd、Bi、Sb、Pbのうちの1種または2種以上
を合計で0.1〜30@t%含有し、残部がAl、と不
可避的不純物からなるアルミニウム合金塊に30%以上
の減面率となるヤ性加工を施し、損失係数ηを0.00
6以上とすること。(3)Mo0.1〜15wt%を含
有し、Si、Fe、Cu、Mn5Ti、V、Cr、C0
.Ni、希土類元素のうちの1種または2種以上を合計
で0.05〜20wt%含有し、更にGe、Sn、In
、Cd、Bi、5bSPbのうち1種または2種以上を
合計で0.1〜30w t%含有し、残部がA1と不可
避的不純物からなるアルミニウム合金塊に30wt%以
上の減面率となる塑性加工を施し、損失係数ηを0.0
06以上とすること。
(4)W0.1〜15wt%を含有し、Si、Fe、C
u。
u。
Mn、Ti、V、Cr、C0.Ni、希土類元素のうち
の1種または2種以上を合計で0.05〜20wt%含
有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミニウ
ム合金塊に30%以上の減面率となる塑性加工を施し、
損失係数ηを0.006以上とすること、 (5)W0
.1〜15wt%を含有し、Ge、Sn、In、Cd%
Bi、Sb、Pbのうちの1種または2種以上を合計で
0.1〜30wt%含有し、残部がAlと不可避的不純
物からなるアルミニウム合金塊に30%以上の減面率と
なる塑性加工を施し、損失係数ηを0.006以上とす
ること。(6) W O、1〜15wt%を含有し、S
i、Fe、Cu、Mn、Ti、V、Cr、C0.Ni、
希土類元素のうちの1種または2種以上を合計で0.0
5〜20wt%含有し、更にGe、Sn、In、Cd、
Bi、Sb、Pbのうちの1種または2種以上を合計で
0.1〜30wt%含有し、残部がAlと不可避的不純
物からなるアルミニウム合金塊に30ii t%以上の
減面率となる塑性加工を施し、損失係数ηを0.006
以上とすることを特徴とするものである。
の1種または2種以上を合計で0.05〜20wt%含
有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミニウ
ム合金塊に30%以上の減面率となる塑性加工を施し、
損失係数ηを0.006以上とすること、 (5)W0
.1〜15wt%を含有し、Ge、Sn、In、Cd%
Bi、Sb、Pbのうちの1種または2種以上を合計で
0.1〜30wt%含有し、残部がAlと不可避的不純
物からなるアルミニウム合金塊に30%以上の減面率と
なる塑性加工を施し、損失係数ηを0.006以上とす
ること。(6) W O、1〜15wt%を含有し、S
i、Fe、Cu、Mn、Ti、V、Cr、C0.Ni、
希土類元素のうちの1種または2種以上を合計で0.0
5〜20wt%含有し、更にGe、Sn、In、Cd、
Bi、Sb、Pbのうちの1種または2種以上を合計で
0.1〜30wt%含有し、残部がAlと不可避的不純
物からなるアルミニウム合金塊に30ii t%以上の
減面率となる塑性加工を施し、損失係数ηを0.006
以上とすることを特徴とするものである。
ことにおいて減面率とは圧延、押出等の塑性加工におい
て素材の断面積(So)と製品の断面積(S)とから次
式で示される数値である。
て素材の断面積(So)と製品の断面積(S)とから次
式で示される数値である。
S。
制振材料はその振動減衰メカニズムにより複合相型、転
位型、強磁性型、双晶型が知られているが、本発明の製
造方法になる制振材料は複合相型と転位型の要素を合わ
せ持つこれまでにない型式ものである。即ち材料内部に
分布するMOまたはWの微細粒子とAlマトリックスの
界面の粘性流動による振動エネルギーの吸収(複合相型
としての要素)、および塑性加工により導入された転位
のMoまたはW微細粒子による一時的固着/離脱の繰返
しによる振動エネルギーの吸収(転位型としての要素)
の相乗効果により、材料に与えられた振動をきわめて速
やかに減衰せしめるものである。この効果を発揮させる
にはMoまたはWの添加のみでも充分であるが、さらに
これにSi、Fe、Cu、Mn、、Ti、V、Cr5C
0.Ni1希土類元素、Ge、Sn、In、Cd、Bi
、Sb、pbなどを添加すると更に振動減衰性が向上す
る。
位型、強磁性型、双晶型が知られているが、本発明の製
造方法になる制振材料は複合相型と転位型の要素を合わ
せ持つこれまでにない型式ものである。即ち材料内部に
分布するMOまたはWの微細粒子とAlマトリックスの
界面の粘性流動による振動エネルギーの吸収(複合相型
としての要素)、および塑性加工により導入された転位
のMoまたはW微細粒子による一時的固着/離脱の繰返
しによる振動エネルギーの吸収(転位型としての要素)
の相乗効果により、材料に与えられた振動をきわめて速
やかに減衰せしめるものである。この効果を発揮させる
にはMoまたはWの添加のみでも充分であるが、さらに
これにSi、Fe、Cu、Mn、、Ti、V、Cr5C
0.Ni1希土類元素、Ge、Sn、In、Cd、Bi
、Sb、pbなどを添加すると更に振動減衰性が向上す
る。
次に本発明の製造方法、限定範囲についてさらに詳しく
説明する。
説明する。
MOまたはWは上述の様な振動の減衰効果を得るために
0.1〜15wt%の範囲で添加する。0.1 wt%
t%ではマトリックス中に分布する粒子が少なく振動減
衰効果が不充分であり、15wt%を超えると効果が飽
和するうえ、MOまたはWの均一な分散が困難になる、
強度が低下する、比重が増大する、冷間加工が困難にな
る等の問題を生しる。最も好適なMoまたはWの添加量
は0.2〜5wt%である。
0.1〜15wt%の範囲で添加する。0.1 wt%
t%ではマトリックス中に分布する粒子が少なく振動減
衰効果が不充分であり、15wt%を超えると効果が飽
和するうえ、MOまたはWの均一な分散が困難になる、
強度が低下する、比重が増大する、冷間加工が困難にな
る等の問題を生しる。最も好適なMoまたはWの添加量
は0.2〜5wt%である。
Si、Fe、Cu、Mn、Ti、V、Cr、、c0.N
i、希土類元素は微細化合物を形成し、転位の一時的な
固着/離脱に因って振動エネルギーを吸収する。Si、
Fe、Cu、Mn、Ti、V、Cr、C0.Ni、希土
類元素のうちの1種または2種以上を合計で0.05〜
20wt%と限定した理由としては、0 、05w t
%未満ではマトリックス中に分布する化合物量が少なく
振動減衰効果が不十分であり、2Qwt%を超えると化
合物が粗大化し、振動減衰性改善の効果が小さくなるう
え、冷間加工が困難となる。尚、希土類元素はその種類
が特に限定されるものではないが、具体的にはY、La
。
i、希土類元素は微細化合物を形成し、転位の一時的な
固着/離脱に因って振動エネルギーを吸収する。Si、
Fe、Cu、Mn、Ti、V、Cr、C0.Ni、希土
類元素のうちの1種または2種以上を合計で0.05〜
20wt%と限定した理由としては、0 、05w t
%未満ではマトリックス中に分布する化合物量が少なく
振動減衰効果が不十分であり、2Qwt%を超えると化
合物が粗大化し、振動減衰性改善の効果が小さくなるう
え、冷間加工が困難となる。尚、希土類元素はその種類
が特に限定されるものではないが、具体的にはY、La
。
Ce、、Pr5Nb、Pm55m等、およびこれらの混
合物を使用することが出来る。
合物を使用することが出来る。
一方、Ge、Sn、In、Cd、Bi、Sb。
Pbは金属粒子、金属間化合物を母相中に形成し、各粒
子と母相との界面での粘性流動に因って振動エネルギー
を吸収する(?X合型としての効果)。
子と母相との界面での粘性流動に因って振動エネルギー
を吸収する(?X合型としての効果)。
これらの効果に因って振動減衰性を更に向上させること
が可能である。Ge、Sn、In、Cd。
が可能である。Ge、Sn、In、Cd。
Bi、Sb、Pbのうちの1種または2種以上を合計で
0.1〜30wt%と限定した理由としては、0.1
wt%t%ではマトリックス中に分布する金属粒子ある
いは化合物が不充分あり、30wt%を超えると効果が
飽和するうえ、金属粒子あるいは化合物の分布が不均一
となり振動減衰性にばらつきが生し、粗大な金属粒子あ
るいは化合物が形成されることに因って塑性加工性・機
械的性質・耐食性等が劣化する恐れがある。
0.1〜30wt%と限定した理由としては、0.1
wt%t%ではマトリックス中に分布する金属粒子ある
いは化合物が不充分あり、30wt%を超えると効果が
飽和するうえ、金属粒子あるいは化合物の分布が不均一
となり振動減衰性にばらつきが生し、粗大な金属粒子あ
るいは化合物が形成されることに因って塑性加工性・機
械的性質・耐食性等が劣化する恐れがある。
尚、従来の溶解鋳造工程で鋳造組織の微細化側として通
常添加されるB等は、それぞれ0.1wt%以下の範囲
で添加しても本発明の効果を損なうことはない。一方、
Mgの添加は材料の振動減衰性を低下させるため、0.
5wt%以下とすることが好ましい。
常添加されるB等は、それぞれ0.1wt%以下の範囲
で添加しても本発明の効果を損なうことはない。一方、
Mgの添加は材料の振動減衰性を低下させるため、0.
5wt%以下とすることが好ましい。
以上のような添加元素を含有するAl合金は従来の溶解
鋳造工程でもメカニカルアロイングや象、冷凝固粉末法
等の粉末冶金法等、どの様な工程を取っても良い。この
Af金合金必要に応して均質化処理する。この均質化処
理は添加元素の分布状態をより均一にするために行うが
、常法通り、150〜600°Cの温度で数時間加熱す
れば良い。この状態のAl、合金鋳塊は、通常のA1合
金に比べれば若干優れた振動減衰性を有してはいるが、
制振材料として使用するには不充分である。次にこのA
1合金塊に減面率30%以上の塑性加工を加えることに
より振動減衰性は大きく向上する。塑性加工を加えるこ
とにより転位密度が増大し、前述のように転位の化合物
への一時的な固着/離脱の繰返しにより振動エネルギー
吸収効果が発揮され、振動減衰性が向上するのである。
鋳造工程でもメカニカルアロイングや象、冷凝固粉末法
等の粉末冶金法等、どの様な工程を取っても良い。この
Af金合金必要に応して均質化処理する。この均質化処
理は添加元素の分布状態をより均一にするために行うが
、常法通り、150〜600°Cの温度で数時間加熱す
れば良い。この状態のAl、合金鋳塊は、通常のA1合
金に比べれば若干優れた振動減衰性を有してはいるが、
制振材料として使用するには不充分である。次にこのA
1合金塊に減面率30%以上の塑性加工を加えることに
より振動減衰性は大きく向上する。塑性加工を加えるこ
とにより転位密度が増大し、前述のように転位の化合物
への一時的な固着/離脱の繰返しにより振動エネルギー
吸収効果が発揮され、振動減衰性が向上するのである。
更には、金属粒子あるいは化合物が塑性加工に因って分
断微細化されるとともに紡績型となり、これら粒子とマ
トリックスの界面での粘性流動による振動エネルギー吸
収効果が大きく向上する。塑性加工としては熱間加工ま
たは冷間加工、あるいは熱間加工後冷間加工を施せば良
く、例えば圧延、押出、引抜き、鍛造などいずれの手段
で行っても良いが、減面率を30%以上とし、損失係数
ηが0.006以上になるようにする。損失係数ηが0
.006未満では振動減衰性が不充分であり、制振材料
としての必要な特性が得られない。塑性加工量は大きく
すればするほど損失係数は向上し、また熱間加工よりも
冷間加工の方がより高い損失係数が得られるが、合金塊
から最終製品までの減面率が30%以上になるようにす
れば熱間、冷間にかかわらず損失係数ηが0.006以
上得られ、制振材料としては充分な振動減衰性が得られ
る。
断微細化されるとともに紡績型となり、これら粒子とマ
トリックスの界面での粘性流動による振動エネルギー吸
収効果が大きく向上する。塑性加工としては熱間加工ま
たは冷間加工、あるいは熱間加工後冷間加工を施せば良
く、例えば圧延、押出、引抜き、鍛造などいずれの手段
で行っても良いが、減面率を30%以上とし、損失係数
ηが0.006以上になるようにする。損失係数ηが0
.006未満では振動減衰性が不充分であり、制振材料
としての必要な特性が得られない。塑性加工量は大きく
すればするほど損失係数は向上し、また熱間加工よりも
冷間加工の方がより高い損失係数が得られるが、合金塊
から最終製品までの減面率が30%以上になるようにす
れば熱間、冷間にかかわらず損失係数ηが0.006以
上得られ、制振材料としては充分な振動減衰性が得られ
る。
尚、強度と延びの調整のために通例行われる中間焼鈍は
、熱間加工終了後、または冷間圧延の途中に施しても本
発明の効果を損なうことはない。
、熱間加工終了後、または冷間圧延の途中に施しても本
発明の効果を損なうことはない。
また、同じく強度と伸びの調整のために最終加工製品に
対して施される調質焼鈍は、り性加工により導入された
転位を減少させるので振動減衰性を若干劣化させる傾向
があるが、400’C以下の温度で24時間程度以下な
らば特に問題はない。
対して施される調質焼鈍は、り性加工により導入された
転位を減少させるので振動減衰性を若干劣化させる傾向
があるが、400’C以下の温度で24時間程度以下な
らば特に問題はない。
以下、実施例について説明する。
実施例1
第1表に示す組成のA1合金を溶解、鋳造し、厚さ50
m+、輻200m、長さ300fflI11の鋳塊とし
た。
m+、輻200m、長さ300fflI11の鋳塊とし
た。
これを開削後、500°Cで10時間均質化処理を施し
、しかる後に熱間圧延により板厚5III11の板材と
した(塑性加工による減面率は90%)。
、しかる後に熱間圧延により板厚5III11の板材と
した(塑性加工による減面率は90%)。
これより厚さ2sn、幅10nn、長さ250IIIf
flの試験片を切り出し、片持振動法により振動減衰性
(損失係数η)を評価した。即ち試験片の片側端部をチ
ャッキングして発振器で強制的に振動を与え、共振周波
数frでの損失係数ηを(])式により求めた。その結
果を第1表に併記した。
flの試験片を切り出し、片持振動法により振動減衰性
(損失係数η)を評価した。即ち試験片の片側端部をチ
ャッキングして発振器で強制的に振動を与え、共振周波
数frでの損失係数ηを(])式により求めた。その結
果を第1表に併記した。
η+Δf / f r ・・・(1)
但しΔfは3dB値幅(半値幅)
第1表より明らかなように、本発明合金組成のN0.
1〜8は損失係数ηが大きく、優れた振動減衰性を有す
る。一方、本発明合金組成を外れるN0.1013は損
失係数ηが低く、N0.9.11.12は塑性加工が不
可能であった。
1〜8は損失係数ηが大きく、優れた振動減衰性を有す
る。一方、本発明合金組成を外れるN0.1013は損
失係数ηが低く、N0.9.11.12は塑性加工が不
可能であった。
実施例2
第1表に示す組成のAl、合金の中からNα1の組成の
溶湯を鋳造し、直径300IIlffl、長さ400m
mの鋳塊とした。これをsoo”cで10時間の均質化
処理を行った後、押し出し加工により第2表に示す直径
の丸棒を作製した。これより実施例1と同様に厚さ2I
II11、幅10ma+、長さ250■の短冊状試験片
を切り出し、片持振動法に因って振動減衰性(損失係数
η)を測定した。第2表に結果を併記する。
溶湯を鋳造し、直径300IIlffl、長さ400m
mの鋳塊とした。これをsoo”cで10時間の均質化
処理を行った後、押し出し加工により第2表に示す直径
の丸棒を作製した。これより実施例1と同様に厚さ2I
II11、幅10ma+、長さ250■の短冊状試験片
を切り出し、片持振動法に因って振動減衰性(損失係数
η)を測定した。第2表に結果を併記する。
第2表
第2表より明らかなように、減面率が30%を超えるN
0.14.15については損失係数ηが0.006以上
となり、30%に満たない比較例Nα16.17は損失
係数ηが低く、0.006を下回った。
0.14.15については損失係数ηが0.006以上
となり、30%に満たない比較例Nα16.17は損失
係数ηが低く、0.006を下回った。
実施例3
第3表に示す組成のAl、合金を溶解、鋳造し、厚さ5
0mm、幅200mm、長さ300mmの鋳塊とした。
0mm、幅200mm、長さ300mmの鋳塊とした。
これを面削後、500°Cで10時間均質化処理を施し
、しかる後番こ熱間圧延により板厚5IIII+の板材
とした(製性加工による減面率は90%)。
、しかる後番こ熱間圧延により板厚5IIII+の板材
とした(製性加工による減面率は90%)。
これより厚さ2IIIffl、輻lO閣、長さ250−
の試験片を切り出し、実施例1と同様に片持振動法によ
り振動減衰性(損失係数η)を評価した。その結果を第
3表に併記した。
の試験片を切り出し、実施例1と同様に片持振動法によ
り振動減衰性(損失係数η)を評価した。その結果を第
3表に併記した。
第3表より明らかなように、本発明合金組成のNα21
〜28は損失係数ηが大きく、優れた振動減衰性を有す
る。一方、本発明合金組成を外れるN03033は損失
係数ηが低く、N1129.31.32は塑性加工が不
可能であった。
〜28は損失係数ηが大きく、優れた振動減衰性を有す
る。一方、本発明合金組成を外れるN03033は損失
係数ηが低く、N1129.31.32は塑性加工が不
可能であった。
実施例4
第1表に示す組成のA1合金中からNα11の組成の溶
湯を鋳造し、直径300+m+、長さ400am+の鋳
塊とした。これを500°Cで10時間の均質化処理を
行った後、押し出し加工により第4表に示す直径の丸棒
を作製した。これより実施例1と同様に厚さ2閣、輻1
0mm、長さ25haの短冊状試験片を切り出し、片持
振動法に因って振動減衰性(損失係数η)測定した。第
4表に結果を併記する。
湯を鋳造し、直径300+m+、長さ400am+の鋳
塊とした。これを500°Cで10時間の均質化処理を
行った後、押し出し加工により第4表に示す直径の丸棒
を作製した。これより実施例1と同様に厚さ2閣、輻1
0mm、長さ25haの短冊状試験片を切り出し、片持
振動法に因って振動減衰性(損失係数η)測定した。第
4表に結果を併記する。
第4表
第4表より明らかなように、減面率が30%を超えるN
0.34.35については損失係数ηが0.006以上
となり、30%に満たない比較例N0.36.37は損
失係数ηが低く、0.006を下回った。
0.34.35については損失係数ηが0.006以上
となり、30%に満たない比較例N0.36.37は損
失係数ηが低く、0.006を下回った。
このように本発明によれば、APを主成分とするため軽
量で冷間加工性に優れ、しかも優れた振動減衰性を有す
るアルミニウム合金制振材料を得ることができるもので
、工業上顕著な効果を奏するものである。
量で冷間加工性に優れ、しかも優れた振動減衰性を有す
るアルミニウム合金制振材料を得ることができるもので
、工業上顕著な効果を奏するものである。
第1図は振動の共鳴曲線図である。
Claims (6)
- (1)Mo0.1〜15wt%を含有し、Si、Fe、
Cu、Mn、Ti、V、Cr、Co、Ni、希土類元素
のうちの1種または2種以上を合計で0.05〜20w
t%含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアル
ミニウム合金塊に30%以上の減面率となる塑性加工を
施し、損失係数ηを0.006以上とすることを特徴と
するアルミニウム合金制振材料の製造方法。 - (2)Mo0.1〜15wt%を含有し、Ge、Sn、
In、Cd、Bi、Sb、Pbのうちの1種または2種
以上を合計で0.1〜30wt%含有し、残部がAlと
不可避的不純物からなるアルミニウム合金塊に30%以
上の減面率となる塑性加工を施し、損失係数ηを0.0
06以上とすることを特徴とするアルミニウム合金制振
材料の製造方法。 - (3)Mo0.1〜15wt%を含有し、Si、Fe、
Cu、Mn、Ti、V、Cr、Co、Ni、希土類元素
のうちの1種または2種以上を合計で0.05〜20w
t%含有し、更にGe、Sn、In、Cd、Bi、Sb
、Pbのうちの1種または2種以上を合計で0.1〜3
0wt%含有し、残部がAl、と不可避的不純物からな
るアルミニウム合金塊に30wt%以上の減面率となる
塑性加工を施し、損失係数ηを0.006以上とするこ
とを特徴とするアルミニウム合金制振材料の製造方法。 - (4)W0.1〜15wt%を含有し、Si、Fe、C
u、Mn、Ti、V、Cr、Co、Ni、希土類元素の
うちの1種または2種以上を合計で0.05〜20wt
%含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミ
ニウム合金塊に30%以上の減面率となる塑性加工を施
し、損失係数ηを0.006以上とすることを特徴とす
るアルミニウム合金制振材料の製造方法。 - (5)W0.1〜15wt%を含有し、Ge、Sn、I
n、Cd、Bi、Sb、Pbのうちの1種または2種以
上を合計で0.1〜30wt%含有し、残部がAlと不
可避的不純物からなるアルミニウム合金塊に30%以上
の減面率となる塑性加工を施し、損失係数ηを0.00
6以上とすることを特徴とするアルミニウム合金制振材
料の製造方法。 - (6)W0.1〜15wt%を含有し、Si、Fe、C
u、Mn、Ti、V、Cr、Co、Ni、希土類元素の
うちの1種または2種以上を合計で0.05〜20wt
%含有し、更にGe、Ge、Sn、In、Cd、Bi、
Sb、Pbのうちの1種または2種以上を合計で0.1
〜30wt%含有し、残部がAlと不可避的不純物から
なるアルミニウム合金塊に30wt%以上の減面率とな
る塑性加工を施し、損失係数ηを0.006以上とする
ことを特徴とするアルミニウム合金制振材料の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10367390A JPH042747A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | アルミニウム合金制振材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10367390A JPH042747A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | アルミニウム合金制振材料の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH042747A true JPH042747A (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=14360315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10367390A Pending JPH042747A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | アルミニウム合金制振材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH042747A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102576327A (zh) * | 2009-09-29 | 2012-07-11 | 国际商业机器公司 | 增强监控机构 |
| KR101295809B1 (ko) * | 2013-05-06 | 2013-08-12 | 자동차부품연구원 | 크롬-텅스텐 전율고용체 강화형 알루미늄 합금 및 그 제조방법 |
| CN104388779A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-03-04 | 安徽天祥空调科技有限公司 | 一种硬质空调散热器铝合金片及其制备方法 |
| CN109897993A (zh) * | 2019-04-10 | 2019-06-18 | 南通市荣力达铝业有限公司 | 一种高强度抗压的铝合金产品及制造方法 |
| US12356737B2 (en) | 2019-12-04 | 2025-07-08 | Sony Semisconductor Solutions Corporation | Imaging apparatus and manufacturing method of the same |
-
1990
- 1990-04-19 JP JP10367390A patent/JPH042747A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN102576327A (zh) * | 2009-09-29 | 2012-07-11 | 国际商业机器公司 | 增强监控机构 |
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| CN104388779A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-03-04 | 安徽天祥空调科技有限公司 | 一种硬质空调散热器铝合金片及其制备方法 |
| CN109897993A (zh) * | 2019-04-10 | 2019-06-18 | 南通市荣力达铝业有限公司 | 一种高强度抗压的铝合金产品及制造方法 |
| US12356737B2 (en) | 2019-12-04 | 2025-07-08 | Sony Semisconductor Solutions Corporation | Imaging apparatus and manufacturing method of the same |
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