JPH04275295A - オリゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロール及びその合成中間体 - Google Patents
オリゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロール及びその合成中間体Info
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- JPH04275295A JPH04275295A JP3037594A JP3759491A JPH04275295A JP H04275295 A JPH04275295 A JP H04275295A JP 3037594 A JP3037594 A JP 3037594A JP 3759491 A JP3759491 A JP 3759491A JP H04275295 A JPH04275295 A JP H04275295A
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- C07H15/02—Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オリゴシアリル−1,
2−ジアルキル−Sn−グリセロール及びその合成中間
体に関し、さらに詳細には、α2→8オリゴシアリル−
1,2−ジアルキル−Sn−グリセロールとその合成中
間体、及びこれらの製造方法に関する。
2−ジアルキル−Sn−グリセロール及びその合成中間
体に関し、さらに詳細には、α2→8オリゴシアリル−
1,2−ジアルキル−Sn−グリセロールとその合成中
間体、及びこれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シアル酸含有の糖鎖構造は、ガングリオ
シド、糖タンパクに数多く、見出されている。例えば、
ある種の病原菌の夾膜成分から、シアル酸含有ポリサッ
カリドがいくつか見出されている。ナイセリア メニ
ンギチジス セロタイプC(Neisseria m
eningitidis Serotype C )か
ら単離された夾膜多糖は、N−アセチルノイラシン酸の
α2→9結合の単一ポリマーから成り、部分的に(8位
ないし9位)0−アセチル化された構造であることが1
3CNMRから確認されている(A.K.Bhatta
chariee, H.J. Jennings, C
.P. Kenny, A, Martin, I.C
.P. Smith, J. Biol. Chem.
, 250 1926 〜1932 (1975) )
。
シド、糖タンパクに数多く、見出されている。例えば、
ある種の病原菌の夾膜成分から、シアル酸含有ポリサッ
カリドがいくつか見出されている。ナイセリア メニ
ンギチジス セロタイプC(Neisseria m
eningitidis Serotype C )か
ら単離された夾膜多糖は、N−アセチルノイラシン酸の
α2→9結合の単一ポリマーから成り、部分的に(8位
ないし9位)0−アセチル化された構造であることが1
3CNMRから確認されている(A.K.Bhatta
chariee, H.J. Jennings, C
.P. Kenny, A, Martin, I.C
.P. Smith, J. Biol. Chem.
, 250 1926 〜1932 (1975) )
。
【0003】また大腸菌ボス12(Escherich
ia coli Bos 12 )から単離された夾膜
多糖も同様にα2→9、α2→8両方の結合様式を有す
るヘテロポリマーであることが、また大腸菌K1(Es
cherichia coli K1)から単離された
夾膜多糖はα2→8の結合様式を有するヘテロポリマー
であることが報告されている(W. Egan, T.
Y.Lui, D. Dorow, J.S. Coh
em, J.D. Robine, E.C. Got
schlich, J.B. Robins, Bio
chemistry, 16 3687 〜92 (1
977) )。
ia coli Bos 12 )から単離された夾膜
多糖も同様にα2→9、α2→8両方の結合様式を有す
るヘテロポリマーであることが、また大腸菌K1(Es
cherichia coli K1)から単離された
夾膜多糖はα2→8の結合様式を有するヘテロポリマー
であることが報告されている(W. Egan, T.
Y.Lui, D. Dorow, J.S. Coh
em, J.D. Robine, E.C. Got
schlich, J.B. Robins, Bio
chemistry, 16 3687 〜92 (1
977) )。
【0004】また、近年、バクテリアの産生するポリサ
ッカリドには、免疫活性増強、抗腫瘍活性等の作用を有
する物質が見出される(E.C. Gotschlic
h, B.A. Franser, O.N. Shi
mura, J.B. Robbins, T.Y.
Lui, J.Biol, Chem., 256 8
915〜8921 (1981) )など生理活性の面
からも注目を集めている。しかるに、上記のようなシア
ル酸含有ポリサッカライドのみならず、オリゴシアリル
酸を化学的に合成する方法は知られていなかった。
ッカリドには、免疫活性増強、抗腫瘍活性等の作用を有
する物質が見出される(E.C. Gotschlic
h, B.A. Franser, O.N. Shi
mura, J.B. Robbins, T.Y.
Lui, J.Biol, Chem., 256 8
915〜8921 (1981) )など生理活性の面
からも注目を集めている。しかるに、上記のようなシア
ル酸含有ポリサッカライドのみならず、オリゴシアリル
酸を化学的に合成する方法は知られていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、オ
リゴシアリル酸の誘導体であるオリゴシアリル−1,2
−ジアルキル−Sn−グリセロール、及びその合成中間
体を提供することを目的とする。さらに、本発明は、オ
リゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロー
ルの製造方法も提供するものである。
リゴシアリル酸の誘導体であるオリゴシアリル−1,2
−ジアルキル−Sn−グリセロール、及びその合成中間
体を提供することを目的とする。さらに、本発明は、オ
リゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロー
ルの製造方法も提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは3位に補助
基を導入したシアル酸の糖供与体と、適当に保護された
シアル酸の糖受容体との縮合により立体選択的に合成し
たオリゴシアリル酸を出発物質として、オリゴシアリル
−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロールを製造する
ことに成功し、本発明を完成させるに至った。すなわち
、本発明は、式(I)で示されるオリゴシアリル−1,
2−ジアルキル−Sn−グリセロール、
基を導入したシアル酸の糖供与体と、適当に保護された
シアル酸の糖受容体との縮合により立体選択的に合成し
たオリゴシアリル酸を出発物質として、オリゴシアリル
−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロールを製造する
ことに成功し、本発明を完成させるに至った。すなわち
、本発明は、式(I)で示されるオリゴシアリル−1,
2−ジアルキル−Sn−グリセロール、
【0007】
【化7】
【0008】式(II)及び(III) で示されるオ
リゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロー
ル合成中間体、
リゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロー
ル合成中間体、
【0009】
【化8】
【0010】
【化9】
【0011】及び、式(IV)
【0012】
【化10】
【0013】で示される化合物を式(V)
【0014】
【化11】
【0015】で示される1,2ジアルキル−Sn−グリ
セロールと縮合することにより式(II)
セロールと縮合することにより式(II)
【0016】
【化12】
【0017】で示されるオリゴシアリル−1,2−ジア
ルキル−Sn−グリセロール合成中間体を製造する工程
を有する式(I)で示されるオリゴシアリル−1,2−
ジアルキル−Sn−グリセロールの製造方法を提供する
ものである。式(I)中、R1 はそれぞれ独立に水素
原子、アルカリ金属から成る群より選ばれる基を示す。 このうち、水素原子、ナトリウム原子が好ましい。
ルキル−Sn−グリセロール合成中間体を製造する工程
を有する式(I)で示されるオリゴシアリル−1,2−
ジアルキル−Sn−グリセロールの製造方法を提供する
ものである。式(I)中、R1 はそれぞれ独立に水素
原子、アルカリ金属から成る群より選ばれる基を示す。 このうち、水素原子、ナトリウム原子が好ましい。
【0018】式(I)、(II)及び(V)中、R2
はそれぞれ独立に炭素数14〜18のアルキル基を示す
。このうち、炭素数14のアルキル基が好ましい。式(
II)及び(IV)中のR11及び式(III) 中の
R21は、それぞれ独立にチオフェニル基、セレニルフ
ェニル基から成る群より選ばれる基を示す。このうち、
チオフェニル基が好ましい。
はそれぞれ独立に炭素数14〜18のアルキル基を示す
。このうち、炭素数14のアルキル基が好ましい。式(
II)及び(IV)中のR11及び式(III) 中の
R21は、それぞれ独立にチオフェニル基、セレニルフ
ェニル基から成る群より選ばれる基を示す。このうち、
チオフェニル基が好ましい。
【0019】式(II)及び(IV)中のR12及び式
(III) 中のR22は、それぞれ独立に保護されて
いてもよいカルボキシル基を示す。具体的には、保護基
としては、メチル基、ベンジル基、アリル基等が例示で
きるが、これらに限定されることはなく、当業者に自明
な範囲で適宜選択できる。このうち、メチル基が好まし
い。式(II)及び(IV)中のR13及び式(III
) 中のR23は、それぞれ独立に保護されていてもよ
い水酸基を示す。具体的には、保護基としては、ベンジ
ルオキシ基、アセチルオキシ基、トリフェニルメチルオ
キシ基が例示できるが、これらに限定されることはなく
、当業者に自明な範囲で適宜選択できる。このうち、ベ
ンジルオキシ基が好ましい。
(III) 中のR22は、それぞれ独立に保護されて
いてもよいカルボキシル基を示す。具体的には、保護基
としては、メチル基、ベンジル基、アリル基等が例示で
きるが、これらに限定されることはなく、当業者に自明
な範囲で適宜選択できる。このうち、メチル基が好まし
い。式(II)及び(IV)中のR13及び式(III
) 中のR23は、それぞれ独立に保護されていてもよ
い水酸基を示す。具体的には、保護基としては、ベンジ
ルオキシ基、アセチルオキシ基、トリフェニルメチルオ
キシ基が例示できるが、これらに限定されることはなく
、当業者に自明な範囲で適宜選択できる。このうち、ベ
ンジルオキシ基が好ましい。
【0020】式(IV)中Xは、フッ素原子、塩素原子
、シュウ素原子、又はヨウ素原子であるハロゲン原子を
示すが、このうち、塩素原子が好ましい。式(I)〜(
IV)中nは0〜20の整数を示す。このうち0〜1が
好ましい。式(IV)の化合物と式(V)のジアルキル
グリセロールを縮合するには、縮合剤として、Hg(C
N)2−HgBr2, AgOTf, Cp2HfCl
2−AgOTf, Cp2ZrCl2−AgOTf等を
選択することができる。このうち、Hg(CN)2−H
gBr2 が好ましい。また、上記縮合反応は、4〜1
8時間、−20℃〜室温、760mmHg(常圧)で、
四塩化炭素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、アセト
ニトリル等の溶媒中で行なうことができる。好ましい実
施態様としては、Hg(CN)2−HgBr2 を縮合
剤として用いる場合には、4〜18時間、−20℃〜室
温、760mmHgで四塩化炭素の溶媒中で上記縮合反
応を行なう。
、シュウ素原子、又はヨウ素原子であるハロゲン原子を
示すが、このうち、塩素原子が好ましい。式(I)〜(
IV)中nは0〜20の整数を示す。このうち0〜1が
好ましい。式(IV)の化合物と式(V)のジアルキル
グリセロールを縮合するには、縮合剤として、Hg(C
N)2−HgBr2, AgOTf, Cp2HfCl
2−AgOTf, Cp2ZrCl2−AgOTf等を
選択することができる。このうち、Hg(CN)2−H
gBr2 が好ましい。また、上記縮合反応は、4〜1
8時間、−20℃〜室温、760mmHg(常圧)で、
四塩化炭素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、アセト
ニトリル等の溶媒中で行なうことができる。好ましい実
施態様としては、Hg(CN)2−HgBr2 を縮合
剤として用いる場合には、4〜18時間、−20℃〜室
温、760mmHgで四塩化炭素の溶媒中で上記縮合反
応を行なう。
【0021】以下、本発明の合成中間体及びα2→8オ
リゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロー
ルの合成法の1例をスキームに示すが、本発明の範囲は
以下の反応スキームに限定することはない。尚、スキー
ム中、Bnはベンジル基、Meはメチル基、Acはアセ
チル基、Phはフェニル基を表わす。
リゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロー
ルの合成法の1例をスキームに示すが、本発明の範囲は
以下の反応スキームに限定することはない。尚、スキー
ム中、Bnはベンジル基、Meはメチル基、Acはアセ
チル基、Phはフェニル基を表わす。
【0022】
【化13】
【0023】
【化14】
【0024】
【化15】
【0025】
【化16】
【0026】
【化17】
【0027】
【化18】
【0028】
【化19】
【0029】
【化20】
【0030】
【化21】
【0031】
【化22】
【0032】
【化23】
【0033】
【化24】
【0034】
【化25】
【0035】
【化26】
【0036】
【化27】
【0037】
【化28】
【0038】上記反応スキームにおいて、好適に使用で
きる試薬、反応条件等を以下に記す。Aは触媒、Bは溶
媒、Cは時間、Dは温度を示す。尚、HMPTはヘキサ
メチルフォスホラストリアミドを、DMFはジメチルホ
ルムアミドを、AIBNはアゾビスイソブチロニトリル
を、THFはテトラヒドロフランを、NBSはN−ブロ
モスクシイミド、LDAはリチウムジイソプロピルアミ
ンを表わす。 1. 1→2 (1) A:CCl4 , HMPTB:THF C:3.5 時間 D:−10℃ (2) A:SOCl2 +DMF B:CH2Cl2 , Cl(CH2)2Cl , C
H3CNC:30分〜一晩 D:−20℃〜40℃ 2. 2+3→4,5 (1) A:HgBr2 +Hg(CN)2 B:C
Cl4 C:17時間 D:−10℃〜室温 (2) A:AgoTf, Ag2CO3, AgC
lO4B:CH2Cl2, Cl(CH2)2Cl,
CH3CN, CHCl3, トルエン、ベンゼン C:2時間〜一晩 D:−40℃〜60℃ 3. 4→6,7及び5→8,9 (1) A:AIBN,Ph3SnHB:トルエン C:2時間 D:80℃ (2) A:AIBN n−Bu3SnH, ラネ
ーNiB:ベンゼン C:1時間〜一晩 D:80℃〜120℃ 4. 7→10 (1) A:10%Pd−C B:H2O−CH3OH C:一晩 D:室温 (2) A:5%Pd−C,Pd(OH)2, P
d−ブラックB:CH3OH, CH3OH−AcOH
, C2H5OH, C2H5OH−CH3COOC2
H5C:2時間〜一晩 D:室温〜60℃ (3) A:0.025N・NaOHB:THF−C
H3OH C:2時間 D:室温 (4) A:特になし B:CH3OH C:2時間〜一晩 D:室温〜60℃ 5. 10→11 (1) A:0.2N NaOH B:THF−CH3OH C:3時間 D:室温 (2) A:0.2 〜1N NaOHB:CH3
OH C:2時間〜一晩 D:室温〜60℃ 6. 2+A→12 (1) A:HgBr2 +Hg(CN)2 B:C
Cl4 C:4日 D:−10℃〜室温 (2) A:AgoTf, Ag2CO3, AgC
lO4, CH2Cl2, Cl(CH2)2Cl,
CH3CN, CHCl3 B:トルエン,ベンゼン C:6時間〜4日 D:−40℃〜60℃ 7. 12→13 (1) A:NBS B:CH3CN−H2O C:2.5 時間 D:室温 (2) A:特になし B: 〃 C:0.5 時間〜一晩 D:室温〜70℃ (3) A:t−BuOK B:t−BuOH−THF C:2時間 D:−10℃ (4) A:NaH,LDA B:t−BuOH−DMF C:0.5 時間〜一晩 D:−40℃〜室温 8. 13→14 (1) A:CCl4, HMPT B:THF C:22時間 D:−10℃〜室温 (2) A:SOCl2 +DMF B:CH2Cl2, Cl(CH2)2Cl, CH3
CNC:3時間〜一晩 D:−20℃〜40℃ 9. 14+3→15+16 (1) A:HgBr2 +Hg(CN)2 B:C
Cl4 C:22時間 D:−10℃〜室温 (2) A:AgoTf, Ag2CO3, AgC
lO4 B:CH2Cl2, Cl(CH2)2Cl,
CH3CN, CHCl3, トルエン、ベンゼン C:30分〜一晩 D:−40℃〜60℃ 10. 16→17 (1) A:AIBN,Ph3SnHB:ベンゼン C:1時間 D:80℃ (2) A:AIBN n−BuSnH,ラネーN
iB:トルエン C:1時間〜一晩 D:80℃〜120℃ 11. 17→18 (1) A:10%Pd−C B:CH3OH C:一晩 D:室温 (2) A:5%Pd−C,Pd(OH)2, P
d−ブラックB:H2O−CH3OH, H2O−C2
H5OH, C2H5OHC:2時間〜一晩 D:室温〜60℃ (3) A:0.2N NaOH B:THF−CH3OH C:一晩 D:室温 (4) A:0.2 〜1N NaOHB:CH3O
H C:2時間〜一晩 D:室温〜60℃
きる試薬、反応条件等を以下に記す。Aは触媒、Bは溶
媒、Cは時間、Dは温度を示す。尚、HMPTはヘキサ
メチルフォスホラストリアミドを、DMFはジメチルホ
ルムアミドを、AIBNはアゾビスイソブチロニトリル
を、THFはテトラヒドロフランを、NBSはN−ブロ
モスクシイミド、LDAはリチウムジイソプロピルアミ
ンを表わす。 1. 1→2 (1) A:CCl4 , HMPTB:THF C:3.5 時間 D:−10℃ (2) A:SOCl2 +DMF B:CH2Cl2 , Cl(CH2)2Cl , C
H3CNC:30分〜一晩 D:−20℃〜40℃ 2. 2+3→4,5 (1) A:HgBr2 +Hg(CN)2 B:C
Cl4 C:17時間 D:−10℃〜室温 (2) A:AgoTf, Ag2CO3, AgC
lO4B:CH2Cl2, Cl(CH2)2Cl,
CH3CN, CHCl3, トルエン、ベンゼン C:2時間〜一晩 D:−40℃〜60℃ 3. 4→6,7及び5→8,9 (1) A:AIBN,Ph3SnHB:トルエン C:2時間 D:80℃ (2) A:AIBN n−Bu3SnH, ラネ
ーNiB:ベンゼン C:1時間〜一晩 D:80℃〜120℃ 4. 7→10 (1) A:10%Pd−C B:H2O−CH3OH C:一晩 D:室温 (2) A:5%Pd−C,Pd(OH)2, P
d−ブラックB:CH3OH, CH3OH−AcOH
, C2H5OH, C2H5OH−CH3COOC2
H5C:2時間〜一晩 D:室温〜60℃ (3) A:0.025N・NaOHB:THF−C
H3OH C:2時間 D:室温 (4) A:特になし B:CH3OH C:2時間〜一晩 D:室温〜60℃ 5. 10→11 (1) A:0.2N NaOH B:THF−CH3OH C:3時間 D:室温 (2) A:0.2 〜1N NaOHB:CH3
OH C:2時間〜一晩 D:室温〜60℃ 6. 2+A→12 (1) A:HgBr2 +Hg(CN)2 B:C
Cl4 C:4日 D:−10℃〜室温 (2) A:AgoTf, Ag2CO3, AgC
lO4, CH2Cl2, Cl(CH2)2Cl,
CH3CN, CHCl3 B:トルエン,ベンゼン C:6時間〜4日 D:−40℃〜60℃ 7. 12→13 (1) A:NBS B:CH3CN−H2O C:2.5 時間 D:室温 (2) A:特になし B: 〃 C:0.5 時間〜一晩 D:室温〜70℃ (3) A:t−BuOK B:t−BuOH−THF C:2時間 D:−10℃ (4) A:NaH,LDA B:t−BuOH−DMF C:0.5 時間〜一晩 D:−40℃〜室温 8. 13→14 (1) A:CCl4, HMPT B:THF C:22時間 D:−10℃〜室温 (2) A:SOCl2 +DMF B:CH2Cl2, Cl(CH2)2Cl, CH3
CNC:3時間〜一晩 D:−20℃〜40℃ 9. 14+3→15+16 (1) A:HgBr2 +Hg(CN)2 B:C
Cl4 C:22時間 D:−10℃〜室温 (2) A:AgoTf, Ag2CO3, AgC
lO4 B:CH2Cl2, Cl(CH2)2Cl,
CH3CN, CHCl3, トルエン、ベンゼン C:30分〜一晩 D:−40℃〜60℃ 10. 16→17 (1) A:AIBN,Ph3SnHB:ベンゼン C:1時間 D:80℃ (2) A:AIBN n−BuSnH,ラネーN
iB:トルエン C:1時間〜一晩 D:80℃〜120℃ 11. 17→18 (1) A:10%Pd−C B:CH3OH C:一晩 D:室温 (2) A:5%Pd−C,Pd(OH)2, P
d−ブラックB:H2O−CH3OH, H2O−C2
H5OH, C2H5OHC:2時間〜一晩 D:室温〜60℃ (3) A:0.2N NaOH B:THF−CH3OH C:一晩 D:室温 (4) A:0.2 〜1N NaOHB:CH3O
H C:2時間〜一晩 D:室温〜60℃
【0039】
【実施例】以下の実施例により、本発明の好ましい1実
施態様を詳細に説明する。本発明の範囲は、この実施例
に限定されるものではない。尚、実施例の化合物の番号
は、上記スキームの化合物の番号と一致する。また、実
施例中、化合物1及び2は伊藤らの文献(Y. Ito
, M. Numata, M. Sugimoto,
and T. Ogawa, J. Am. Che
m. Soc.,1989,111,PP8508〜8
510)に、化合物3はベアーらの文献(E. Bae
r and N.Z.Stanacev, J.Bio
l. Chem.,240(1965)PP44〜48
)、ケイテスらの文献(M. Kates, T.H.
Chem, andN.Z.Stamacev, B
iochemistry 2(1963)PP394〜
397)及び小川らの文献(T.Ogawa and
K. Beqqu, Agric. Biol. Ch
em., 46(1982)PP255〜262)に、
化合物Aは(Y. Ito, M. Numata,
M. Sugimoto, and T. Ogawa
, J. Am. Chem.Soc.,1989,1
11,PP8508〜8510)に記載されている既知
化合物である。本実施例において、上記化合物は、上記
文献に記載の方法に従って製造した。 〔例1〕1 → 2 化合物1(222mg,0.15mmol)、四塩化水
素(200μl、2.08mmol)、ヘキサメチルホ
スホラストリアミド(250μl,1.38mmol)
、乾燥テトラヒドロフラン3mlの混合物を氷冷下、
3.5時間攪拌した。酢酸エチルで抽出後、希塩酸、飽
和食塩水で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を留去し、残渣をフラッシュカラムクロマ
トグラフィー(トルエン/アセトン=4:1)にて精製
し、化合物2(213mg,95%)を得た。 化合物2 Rf=0.46(トルエン/アセトン=9
:2)〔α〕D +13.3°(24℃、c=1.5
、クロロホルム)
C(%) H(%)
N(%) 元素分析 計算値
68.60 6.13 1.
97 実測
値 68.33 6.00
1.87 NMR(δ)7.53〜7.04(m,
45H, 芳香族プロトン)4.919 (d, J=
11.0Hz, NHAc)4.915 (d, J=
11.2Hz, NHAc)3.599, 3.496
(2s, 6H, 2 ×CO2 CH3)1.65
9, 1.255 (2s, 6H, 2 ×NHCO
CH3)〔例2〕2 + 3 → 4 +
5化合物3(470mg,0.97mmol)、Hg
(CN)2(156mg,0.62mmol)、HgB
r2(84mg,0.23mmol)、活性化したモレ
キュラーシーブス4A、1g、乾燥した四塩化炭素5m
lの混合物を窒素雰囲気氷冷攪拌下、化合物2(290
mg, 0.194 mmol)の四塩化酸素10ml
溶液を加えた。序々に室温へ戻し、17時間攪拌した。 反応溶液をセライト濾過後、濾液を10%ヨウ化カリウ
ム溶液、飽和重曹水、飽和食塩水の順に洗浄した。有機
層を、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、残渣
をSX−3にてゲル濾過精製し、化合物4、5の混合物
を2.85mg得た。この混合物をカラムクロマトグラ
フィー(トルエン、アセトン=9:1)にて精製し、化
合物4を(204mg,54%)、化合物5を(31m
g,8%)得た。 化合物4 Rf=0.32(トルエン/アセトン=6
:1)〔α〕D +22.3°(23℃、c=2.2
、CHCl3 ) 元素分析 C
116H152N2O19S2
C(%)
H(%) N(%)
計算値 71.72 7
.89 1.44
実測値 71.52
7.84 1.39 NMR;δ;7.
53〜7.06(m, 45H, 芳香族プロトン)3
.753, 3.617 (2s, 6H, 2 ×C
O2 CH3)1.644, 1.511 (2s,
6H, 2 ×NHCOCH3)1.253 (br−
s, 48H, CH2)0.878 (t, 6H,
J=6.7Hz, CH3)化合物5 Rf=0.
50(トルエン/アセトン=6:1)〔α〕D +16
.1°(23℃、c=0.8 、CHCl3)NMR;
δ;7.58〜6.92(m, 45H, 芳香族プロ
トン)4.959 (d, 1H, J=11.6Hz
, NHAc)4.824 (d, 1H, J=11
.0Hz, NHAc)3.455, 3.451 (
2s, 6H, 2 ×CO2 CH3)1.25 (
br−s, 48H, CH2)0.878 (t,
6H, J=6.7Hz, CH3)〔例3〕4 →
6 又は 7化合物4(115mg,59μm
ol )、AIBN(6mg,37μmol )、1N
のトリフェニルチンハイドライド、トルエン溶液1ml
、乾燥トルエン4mlの混合物を2時間還流した。溶媒
を留去し、残渣をSX−4(トルエン)で精製した。こ
の反応と後処理を、さらに3回繰り返し、最後にプレパ
ラティブ−TLC(トルエン/アセトン=5:1)にて
精製し、化合物6を(8.5 mg, 8%)、そして
化合物7を(48mg,47%)得た。 化合物7 Rf=0.30(トルエン/アセトン=5
:1)〔α〕D +2.0 °(23℃、c=1.1
、CHCl3 ) 元素分析 C
104H144N2O19
C(%) H
(%) N(%)
計算値 72.36 8.4
1 1.62
実測値 72.15
8.32 1.63 NMR;δ;( 55
℃, CDCl3)7.52〜7.12(m, 35H
, 芳香族プロトン)5.002 (d, 1H, J
=9.8Hz,NHAc)4.935 (d, 1H,
J=10.7Hz,NHAc)3.720, 3.5
47 (2s, 6H, 2 ×CO2 CH3)2.
641 (dd, 1H, J=4.6, 12.8H
z, H−3a,eq)1.956 (t, 1H,
J=12.8Hz, H−3a, ax)1.802,
1.590 (2s, 6H, 2 ×NHCOCH
3)1.25 (br−s, 48H, CH2)0.
878 (t, 6H, J=6.7Hz, CH3)
〔例4〕5 → 8 又は 9化合物5(30
mg,15μmol )、AIBN(1.5 mg,
10μmol )、0.94Nのトリフェニルチンハイ
ドライド、ベンゼン溶液200μl 、乾燥ベンゼン、
500μlの混合物を 1.5時間還流した。溶媒を留
去し、残渣をSX−4(トルエン)で精製した。この反
応と後処理を、さらに5回繰り返し、最後にカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=3:1)にて
精製し、化合物8を(3mg,11%)、そして化合物
9を(3mg,11%)得た。 化合物8 Rf=0.42(トルエン/アセタール=
5:1)NMR δ:7.50〜7.05 (m,
4OH, 芳香族プロトン)5.492 (d, 1H
, J=7.9Hz,NHCOCH3)5.425 (
d, 1H,J=7.9Hz,NHCOCH3)3.4
97, 3.493 (2s, 6H, 2 ×CO2
CH3)2.704 (dd, 1H, J=4.2
,12.5Hz, H−3beq)1.23 (br−
s, 48H, CH2)0.876 (t, 6H,
J=7.0Hz, CH3)化合物9 Rf=0.
38(トルエン/アセトン=5:1)NMR δ:7
.50〜7.10 (m, 35H, 芳香族プロトン
)5.458 (d, 1H, J=7.6Hz,NH
COCH3)5.416 (d, 1H,J=8.6H
z,NHCOCH3)3.698, 3.536 (2
s, 6H, 2 ×CO2 CH3)2.742 (
dd, 1H, J=3.3,11.9Hz, H−3
beq)1.23 (br−s, 48H, CH2)
0.878 (t, 6H, J=7.0Hz, CH
3)〔例5〕7 → 10 化合物7(40mg,23μmol )、10%Pd−
C(40mg)、30%含水CH3OH 6mlの混合
物を一晩接触還元した。反応溶液をセライト濾過し、含
水メタノールで良く洗浄した。濾液を減圧下濃縮し、さ
らにトルエンで数回共沸を行なった。残渣に、THF/
CH3OH (1:1)溶液1ml、0.025 N
水酸化ナトリウム溶液を1ml加え、室温で2時間攪拌
した。溶媒を留去し、残渣をゲル濾過(LH−20,C
HCl3 /CH3OH /H2O =60:30:5
)精製し、化合物10を7mg(27%)得た。 化合物10 Rf=0.26 CHCl3/CH
3OH /H2O =12:6:1 NMR δ:(CD3OD) 2.863 (dd, 1H, J=4.1, 12.
8Hz, H−3b eq)2.661 (ddd,
1H, J=1.5, 4.4, 12.9Hz,H−
3a eq)2.045, 2.019 (2s, 6
H, 2 ×NHCOCH3)1.287 (br−s
, 48H, CH2)0.896 (t, 6H,
J=7.0Hz, CH3)〔例6〕10 → 1
1 化合物10(4mg,3.7 μmol)、THF/C
H3OH (1:1)2ml、 0.2N水酸化ナトリ
ウム溶液 0.2mlの混合物を、室温で3時間攪拌し
た。溶液を留去し、残渣をゲル濾過(LH−20,CH
Cl3 /CH3OH /H2O=60:30:5)精
製して、化合物11を4mg(96.4%)得た。 化合物11 Rf=0.20(CHCl3 /CH3
OH /H2O =12:6:1) NMR:(CD3OD) 2.045, 2.012 (2s, 6H, 2×N
HCOCH3)0.895 (t, 6H, J=6.
7Hz, CH3)〔例7〕2 + 11 →
12化合物A(147mg,26μmol )、Hg
(CN)2 (96mg,38μmol)、HgBr2
(46mg,13μmol )活性化したモレキュラ
ーシーブス4A、1g、乾燥した四塩化炭素3mlの混
合物を窒素雰囲気氷冷攪拌下、化合物2(190mg、
13μmol )の四塩化炭素2ml溶液を加えた。序
々に室温へ戻し、4日間攪拌した。反応溶液をセライト
濾過し、濾液を10%ヨウ化カリウム溶液、飽和重曹水
、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウ
ムで乾燥後溶媒を留去し、残渣をSX−3(トルエン)
にゲル濾過精製し、化合物12を(91mg、41%)
得た。また、化合物11を(109mg,74%)回収
した。 化合物12 Rf=0.37(トルエン/アセトン=
4:1)〔α〕D +7.8 °(24℃、c=0.8
5, CHCl3) 元素分析
C118H125N3O24S2 ・H2O
C(%) H(%) N(%)
計算値
69.09 6.24 2.08
実測値
68.76 6.11 1.
98NMR δ; 7.60〜6.95 (m, 6
0H, 芳香族プロトン)5.865 (br−s,
1H, H−3a)5.40〜5.15 (br, 1
H, NHAc)4.897 (d, 1H, J=1
2.2Hz, NHAc)4.755 (d, 1H,
J=11.0Hz, NHAc)3.759, 3.6
09, 3.772 (3s, 9H, 3×CO2
CH3)1.683, 1.610,1.589 (3
s, 9H, 3×NHCOCH3)〔例8〕12
→ 13 化合物12(91mg,45μmol ) 、NBS(
11mg,61μmol ) 、アセトニトリル2ml
、水0.3ml の混合物を室温で 2.5時間攪拌し
た。溶媒を留去後、トルエンで数回共沸を繰り返した。 残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン/アセ
トン=4:3)にて精製し、ブロモヒドリン体を得た。 チオフェノール(10μl, 9μmol )をt−
ブタノール/THF(1:1、1ml)に溶かし、氷冷
攪拌下、カリウムt−ブトキシドのt−ブタノール溶液
(1M,14μl )を加えた。10分後、先に調整し
たブロモヒドリン体のTHF溶液(3ml)を加え、さ
らに2時間攪拌した。反応液をエーテルで希釈し、0.
2N NaOH水溶液、飽和食塩水で洗浄した。有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。残渣
にトルエン2mlを加え、氷冷攪拌下、1−8−ジアザ
ビシクロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン(1μl ,
6.7 μmol)を加え、さらに1時間攪拌した。反
応液を酢酸エチルで希釈し、 0.1N HCl 水
溶液、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層
を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン/アセト
ン=8:1)にて精製し、化合物13を(77mg,8
0%)得た。 化合物13 Rf=0.41(トルエン/アセトン=
4:1)〔α〕D + 21.6 °(22℃、c=1
.0, CHCl3) 元素分
析 C124H131N3O25S3 ・4H2O
C(%) H(%) N(%)
計算値
66.74 6.28 1.
88 実
測値 66.69 5.93
1.92NMRδ:7.55〜6.95 (m, 6
5H, 芳香族プロトン)3.775, 3.629,
3.602 (3s, 9H, 3×CO2 CH3
)1.637, 1.616,1.508 (3s,
9H, 3×NHCOCH3)〔例9〕13 →
14 化合物13(81mg,38μmol )、四塩化炭素
(150μl, 1.56mmol )、ヘキサメチル
ホスホラストリアミド(70μl, 385μmol
)、乾燥THF5mlの混合物を氷冷〜室温で22時
間攪拌した。酢酸エチルで希釈後、希塩酸、飽和食塩水
で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を留去し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフ
ィー(トルエン/アセトン=4:1)にて精製し、化合
物14を(81mg,99%)得た。 化合物14 Rf=0.41(トルエン/アセトン=
5:1)〔α〕D +10.9°(23℃、c=1.0
, CHCl3) 元素分析
C124H130N3O24S3Cl
C(%) H(%) N(%)
計算値 68.3
8 6.02 1.93
実測値 6
7.78 6.27 1.80NM
R δ;7.55〜6.95 (m, 65H, 芳
香族プロトン)4.902 (d, 1H, J=11
.3Hz, NHAc)4.858 (d, 1H,
J=11.0Hz, NHAc)4.794 (d,
1H, J=11.3Hz, NHAc)3.767,
3.601, 3.433 (3s, 9H, 3×
CO2 CH3)〔例10〕14 + 3 →
15 + 16化合物3(44mg,90μmo
l )、Hg(CN)2 (15mg,60μmol
)、HgBr2 (8mg,22μmol )、活性化
したモレキュラーシーブス4A、200mg、乾燥した
四塩化炭素1mlの混合物を窒素雰囲気、氷冷攪拌下、
化合物14(40mg,18μmol )の四塩化炭素
2ml溶液を加えた。序々に室温へ戻し、22時間攪拌
後、反応溶液をセライト濾過し、濾液を10%ヨウ化カ
リウム溶液、飽和重曹水、飽和食塩水の順に洗浄した。 有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去し、残渣
をSX−3にてゲル濾過精製し、化合物15、16の混
合物を37mg得た。この混合物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(トルエン/アセトン=4:1)にて
精製し、化合物15と16の混合物を19mg、そして
純粋な16を(14mg,29%)得た。化合物15と
16の混合物19mgをプレパラティブTLC(トルエ
ン/アセトン=5:1)にて精製し、化合物15を(1
mg,2%)、化合物16を(12mg,25%)得た
。 化合物15 Rf=0.44(トルエン/アセトン=
5:1)化合物16 Rf=0.48(トルエン/ア
セトン=4:1)〔α〕D + 7.8°(22℃、c
=1.3, CHCl3)NMR(δ):7.55〜6
.90 (m, 65H, 芳香族プロトン)3.77
9, 3.679, 3.596 (3s, 9H,
3×CO2 CH3)1.253 (br−s, 48
H, CH2)0.878 (t, 6H, CH3)
〔例11〕16 → 17 化合物16(10mg,3.8 μmol )、1Nの
トリフェニルチンハイドライド、ベンゼン溶液200μ
l 、予め調整したAIBNのベンゼン溶液25μl
(AIBN20mg/ベンゼン500μl)、ベンゼン
300μl の混合物を還流した。この反応液へ、還流
1時間ごとに、先のAIBNのベンゼン溶液25μlを
追加(4回)し、最後に、1Nのトリフェニルチンハイ
ドライド、ベンゼン溶液200μl 、AIBNのベン
ゼン溶液25μl を加え、さらに1時間還流した。不
溶物を濾去し、さらに酢酸エチルで良く洗浄した。溶媒
を留去し、残渣をSX−3(トルエン)にて精製し、得
た粗化合物17をプレパラティブ−TLC(酢酸エチル
/n−ヘキサン=1:1)にて精製し、化合物17(6
.2 mg, 71%)を得た。化合物17 Rf=
0.33(酢酸エチル/n−ヘキサン=1:1) 〔α〕D +0.89°(22℃、c=0.4, CH
Cl3)NMR(δ)7.50〜7.10 (m, 5
0H, 芳香族プロトン)3.845, 3.732,
3.555 (3s, 9H, 3×CO2 CH3)
2.712 (br−d, 2H, J=12.8Hz
, H−3b eq,H−3c eq)2.602 (
dd, 1H, J=4.6, 13.1Hz, H−
3a eq)1.837, 1.763,1.604
(3s, 9H, 3×NHCOCH3)1.25 (
br−s, 48H, CH2)0.878 (t,
9H, J=6.7Hz, CH3)〔例12〕17
→ 18 化合物17(5mg,2.2 μmol )、10%P
d−C 10mg、CH3OH 5mlの混合物を室温
で一晩接触還元を行なった。触媒を濾去後、CH3OH
で充分、洗浄した。溶媒を留去し、残渣にTHF/C
H3OH =1:1の混合溶媒 0.3ml、 0.2
Nの水酸化ナトリウム水溶液を加え、室温で一晩攪拌し
た。溶媒を留去後、残渣をLH−20(CHCl3 :
CH3OH :H2O =60:30:5)精製して、
化合物18を 2.4mg(80%)得た。 化合物18 Rf=0.09(CHCl3 /CH3
OH /H2O =12:6:1) NMR(CD3OD)δ:2.033, 2.018
(2s, 9H, 3×NHCOCH3) 0.896 (t, 6H, J=6.7Hz, CH
3)
施態様を詳細に説明する。本発明の範囲は、この実施例
に限定されるものではない。尚、実施例の化合物の番号
は、上記スキームの化合物の番号と一致する。また、実
施例中、化合物1及び2は伊藤らの文献(Y. Ito
, M. Numata, M. Sugimoto,
and T. Ogawa, J. Am. Che
m. Soc.,1989,111,PP8508〜8
510)に、化合物3はベアーらの文献(E. Bae
r and N.Z.Stanacev, J.Bio
l. Chem.,240(1965)PP44〜48
)、ケイテスらの文献(M. Kates, T.H.
Chem, andN.Z.Stamacev, B
iochemistry 2(1963)PP394〜
397)及び小川らの文献(T.Ogawa and
K. Beqqu, Agric. Biol. Ch
em., 46(1982)PP255〜262)に、
化合物Aは(Y. Ito, M. Numata,
M. Sugimoto, and T. Ogawa
, J. Am. Chem.Soc.,1989,1
11,PP8508〜8510)に記載されている既知
化合物である。本実施例において、上記化合物は、上記
文献に記載の方法に従って製造した。 〔例1〕1 → 2 化合物1(222mg,0.15mmol)、四塩化水
素(200μl、2.08mmol)、ヘキサメチルホ
スホラストリアミド(250μl,1.38mmol)
、乾燥テトラヒドロフラン3mlの混合物を氷冷下、
3.5時間攪拌した。酢酸エチルで抽出後、希塩酸、飽
和食塩水で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を留去し、残渣をフラッシュカラムクロマ
トグラフィー(トルエン/アセトン=4:1)にて精製
し、化合物2(213mg,95%)を得た。 化合物2 Rf=0.46(トルエン/アセトン=9
:2)〔α〕D +13.3°(24℃、c=1.5
、クロロホルム)
C(%) H(%)
N(%) 元素分析 計算値
68.60 6.13 1.
97 実測
値 68.33 6.00
1.87 NMR(δ)7.53〜7.04(m,
45H, 芳香族プロトン)4.919 (d, J=
11.0Hz, NHAc)4.915 (d, J=
11.2Hz, NHAc)3.599, 3.496
(2s, 6H, 2 ×CO2 CH3)1.65
9, 1.255 (2s, 6H, 2 ×NHCO
CH3)〔例2〕2 + 3 → 4 +
5化合物3(470mg,0.97mmol)、Hg
(CN)2(156mg,0.62mmol)、HgB
r2(84mg,0.23mmol)、活性化したモレ
キュラーシーブス4A、1g、乾燥した四塩化炭素5m
lの混合物を窒素雰囲気氷冷攪拌下、化合物2(290
mg, 0.194 mmol)の四塩化酸素10ml
溶液を加えた。序々に室温へ戻し、17時間攪拌した。 反応溶液をセライト濾過後、濾液を10%ヨウ化カリウ
ム溶液、飽和重曹水、飽和食塩水の順に洗浄した。有機
層を、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、残渣
をSX−3にてゲル濾過精製し、化合物4、5の混合物
を2.85mg得た。この混合物をカラムクロマトグラ
フィー(トルエン、アセトン=9:1)にて精製し、化
合物4を(204mg,54%)、化合物5を(31m
g,8%)得た。 化合物4 Rf=0.32(トルエン/アセトン=6
:1)〔α〕D +22.3°(23℃、c=2.2
、CHCl3 ) 元素分析 C
116H152N2O19S2
C(%)
H(%) N(%)
計算値 71.72 7
.89 1.44
実測値 71.52
7.84 1.39 NMR;δ;7.
53〜7.06(m, 45H, 芳香族プロトン)3
.753, 3.617 (2s, 6H, 2 ×C
O2 CH3)1.644, 1.511 (2s,
6H, 2 ×NHCOCH3)1.253 (br−
s, 48H, CH2)0.878 (t, 6H,
J=6.7Hz, CH3)化合物5 Rf=0.
50(トルエン/アセトン=6:1)〔α〕D +16
.1°(23℃、c=0.8 、CHCl3)NMR;
δ;7.58〜6.92(m, 45H, 芳香族プロ
トン)4.959 (d, 1H, J=11.6Hz
, NHAc)4.824 (d, 1H, J=11
.0Hz, NHAc)3.455, 3.451 (
2s, 6H, 2 ×CO2 CH3)1.25 (
br−s, 48H, CH2)0.878 (t,
6H, J=6.7Hz, CH3)〔例3〕4 →
6 又は 7化合物4(115mg,59μm
ol )、AIBN(6mg,37μmol )、1N
のトリフェニルチンハイドライド、トルエン溶液1ml
、乾燥トルエン4mlの混合物を2時間還流した。溶媒
を留去し、残渣をSX−4(トルエン)で精製した。こ
の反応と後処理を、さらに3回繰り返し、最後にプレパ
ラティブ−TLC(トルエン/アセトン=5:1)にて
精製し、化合物6を(8.5 mg, 8%)、そして
化合物7を(48mg,47%)得た。 化合物7 Rf=0.30(トルエン/アセトン=5
:1)〔α〕D +2.0 °(23℃、c=1.1
、CHCl3 ) 元素分析 C
104H144N2O19
C(%) H
(%) N(%)
計算値 72.36 8.4
1 1.62
実測値 72.15
8.32 1.63 NMR;δ;( 55
℃, CDCl3)7.52〜7.12(m, 35H
, 芳香族プロトン)5.002 (d, 1H, J
=9.8Hz,NHAc)4.935 (d, 1H,
J=10.7Hz,NHAc)3.720, 3.5
47 (2s, 6H, 2 ×CO2 CH3)2.
641 (dd, 1H, J=4.6, 12.8H
z, H−3a,eq)1.956 (t, 1H,
J=12.8Hz, H−3a, ax)1.802,
1.590 (2s, 6H, 2 ×NHCOCH
3)1.25 (br−s, 48H, CH2)0.
878 (t, 6H, J=6.7Hz, CH3)
〔例4〕5 → 8 又は 9化合物5(30
mg,15μmol )、AIBN(1.5 mg,
10μmol )、0.94Nのトリフェニルチンハイ
ドライド、ベンゼン溶液200μl 、乾燥ベンゼン、
500μlの混合物を 1.5時間還流した。溶媒を留
去し、残渣をSX−4(トルエン)で精製した。この反
応と後処理を、さらに5回繰り返し、最後にカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=3:1)にて
精製し、化合物8を(3mg,11%)、そして化合物
9を(3mg,11%)得た。 化合物8 Rf=0.42(トルエン/アセタール=
5:1)NMR δ:7.50〜7.05 (m,
4OH, 芳香族プロトン)5.492 (d, 1H
, J=7.9Hz,NHCOCH3)5.425 (
d, 1H,J=7.9Hz,NHCOCH3)3.4
97, 3.493 (2s, 6H, 2 ×CO2
CH3)2.704 (dd, 1H, J=4.2
,12.5Hz, H−3beq)1.23 (br−
s, 48H, CH2)0.876 (t, 6H,
J=7.0Hz, CH3)化合物9 Rf=0.
38(トルエン/アセトン=5:1)NMR δ:7
.50〜7.10 (m, 35H, 芳香族プロトン
)5.458 (d, 1H, J=7.6Hz,NH
COCH3)5.416 (d, 1H,J=8.6H
z,NHCOCH3)3.698, 3.536 (2
s, 6H, 2 ×CO2 CH3)2.742 (
dd, 1H, J=3.3,11.9Hz, H−3
beq)1.23 (br−s, 48H, CH2)
0.878 (t, 6H, J=7.0Hz, CH
3)〔例5〕7 → 10 化合物7(40mg,23μmol )、10%Pd−
C(40mg)、30%含水CH3OH 6mlの混合
物を一晩接触還元した。反応溶液をセライト濾過し、含
水メタノールで良く洗浄した。濾液を減圧下濃縮し、さ
らにトルエンで数回共沸を行なった。残渣に、THF/
CH3OH (1:1)溶液1ml、0.025 N
水酸化ナトリウム溶液を1ml加え、室温で2時間攪拌
した。溶媒を留去し、残渣をゲル濾過(LH−20,C
HCl3 /CH3OH /H2O =60:30:5
)精製し、化合物10を7mg(27%)得た。 化合物10 Rf=0.26 CHCl3/CH
3OH /H2O =12:6:1 NMR δ:(CD3OD) 2.863 (dd, 1H, J=4.1, 12.
8Hz, H−3b eq)2.661 (ddd,
1H, J=1.5, 4.4, 12.9Hz,H−
3a eq)2.045, 2.019 (2s, 6
H, 2 ×NHCOCH3)1.287 (br−s
, 48H, CH2)0.896 (t, 6H,
J=7.0Hz, CH3)〔例6〕10 → 1
1 化合物10(4mg,3.7 μmol)、THF/C
H3OH (1:1)2ml、 0.2N水酸化ナトリ
ウム溶液 0.2mlの混合物を、室温で3時間攪拌し
た。溶液を留去し、残渣をゲル濾過(LH−20,CH
Cl3 /CH3OH /H2O=60:30:5)精
製して、化合物11を4mg(96.4%)得た。 化合物11 Rf=0.20(CHCl3 /CH3
OH /H2O =12:6:1) NMR:(CD3OD) 2.045, 2.012 (2s, 6H, 2×N
HCOCH3)0.895 (t, 6H, J=6.
7Hz, CH3)〔例7〕2 + 11 →
12化合物A(147mg,26μmol )、Hg
(CN)2 (96mg,38μmol)、HgBr2
(46mg,13μmol )活性化したモレキュラ
ーシーブス4A、1g、乾燥した四塩化炭素3mlの混
合物を窒素雰囲気氷冷攪拌下、化合物2(190mg、
13μmol )の四塩化炭素2ml溶液を加えた。序
々に室温へ戻し、4日間攪拌した。反応溶液をセライト
濾過し、濾液を10%ヨウ化カリウム溶液、飽和重曹水
、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウ
ムで乾燥後溶媒を留去し、残渣をSX−3(トルエン)
にゲル濾過精製し、化合物12を(91mg、41%)
得た。また、化合物11を(109mg,74%)回収
した。 化合物12 Rf=0.37(トルエン/アセトン=
4:1)〔α〕D +7.8 °(24℃、c=0.8
5, CHCl3) 元素分析
C118H125N3O24S2 ・H2O
C(%) H(%) N(%)
計算値
69.09 6.24 2.08
実測値
68.76 6.11 1.
98NMR δ; 7.60〜6.95 (m, 6
0H, 芳香族プロトン)5.865 (br−s,
1H, H−3a)5.40〜5.15 (br, 1
H, NHAc)4.897 (d, 1H, J=1
2.2Hz, NHAc)4.755 (d, 1H,
J=11.0Hz, NHAc)3.759, 3.6
09, 3.772 (3s, 9H, 3×CO2
CH3)1.683, 1.610,1.589 (3
s, 9H, 3×NHCOCH3)〔例8〕12
→ 13 化合物12(91mg,45μmol ) 、NBS(
11mg,61μmol ) 、アセトニトリル2ml
、水0.3ml の混合物を室温で 2.5時間攪拌し
た。溶媒を留去後、トルエンで数回共沸を繰り返した。 残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン/アセ
トン=4:3)にて精製し、ブロモヒドリン体を得た。 チオフェノール(10μl, 9μmol )をt−
ブタノール/THF(1:1、1ml)に溶かし、氷冷
攪拌下、カリウムt−ブトキシドのt−ブタノール溶液
(1M,14μl )を加えた。10分後、先に調整し
たブロモヒドリン体のTHF溶液(3ml)を加え、さ
らに2時間攪拌した。反応液をエーテルで希釈し、0.
2N NaOH水溶液、飽和食塩水で洗浄した。有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。残渣
にトルエン2mlを加え、氷冷攪拌下、1−8−ジアザ
ビシクロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン(1μl ,
6.7 μmol)を加え、さらに1時間攪拌した。反
応液を酢酸エチルで希釈し、 0.1N HCl 水
溶液、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層
を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン/アセト
ン=8:1)にて精製し、化合物13を(77mg,8
0%)得た。 化合物13 Rf=0.41(トルエン/アセトン=
4:1)〔α〕D + 21.6 °(22℃、c=1
.0, CHCl3) 元素分
析 C124H131N3O25S3 ・4H2O
C(%) H(%) N(%)
計算値
66.74 6.28 1.
88 実
測値 66.69 5.93
1.92NMRδ:7.55〜6.95 (m, 6
5H, 芳香族プロトン)3.775, 3.629,
3.602 (3s, 9H, 3×CO2 CH3
)1.637, 1.616,1.508 (3s,
9H, 3×NHCOCH3)〔例9〕13 →
14 化合物13(81mg,38μmol )、四塩化炭素
(150μl, 1.56mmol )、ヘキサメチル
ホスホラストリアミド(70μl, 385μmol
)、乾燥THF5mlの混合物を氷冷〜室温で22時
間攪拌した。酢酸エチルで希釈後、希塩酸、飽和食塩水
で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を留去し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフ
ィー(トルエン/アセトン=4:1)にて精製し、化合
物14を(81mg,99%)得た。 化合物14 Rf=0.41(トルエン/アセトン=
5:1)〔α〕D +10.9°(23℃、c=1.0
, CHCl3) 元素分析
C124H130N3O24S3Cl
C(%) H(%) N(%)
計算値 68.3
8 6.02 1.93
実測値 6
7.78 6.27 1.80NM
R δ;7.55〜6.95 (m, 65H, 芳
香族プロトン)4.902 (d, 1H, J=11
.3Hz, NHAc)4.858 (d, 1H,
J=11.0Hz, NHAc)4.794 (d,
1H, J=11.3Hz, NHAc)3.767,
3.601, 3.433 (3s, 9H, 3×
CO2 CH3)〔例10〕14 + 3 →
15 + 16化合物3(44mg,90μmo
l )、Hg(CN)2 (15mg,60μmol
)、HgBr2 (8mg,22μmol )、活性化
したモレキュラーシーブス4A、200mg、乾燥した
四塩化炭素1mlの混合物を窒素雰囲気、氷冷攪拌下、
化合物14(40mg,18μmol )の四塩化炭素
2ml溶液を加えた。序々に室温へ戻し、22時間攪拌
後、反応溶液をセライト濾過し、濾液を10%ヨウ化カ
リウム溶液、飽和重曹水、飽和食塩水の順に洗浄した。 有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去し、残渣
をSX−3にてゲル濾過精製し、化合物15、16の混
合物を37mg得た。この混合物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(トルエン/アセトン=4:1)にて
精製し、化合物15と16の混合物を19mg、そして
純粋な16を(14mg,29%)得た。化合物15と
16の混合物19mgをプレパラティブTLC(トルエ
ン/アセトン=5:1)にて精製し、化合物15を(1
mg,2%)、化合物16を(12mg,25%)得た
。 化合物15 Rf=0.44(トルエン/アセトン=
5:1)化合物16 Rf=0.48(トルエン/ア
セトン=4:1)〔α〕D + 7.8°(22℃、c
=1.3, CHCl3)NMR(δ):7.55〜6
.90 (m, 65H, 芳香族プロトン)3.77
9, 3.679, 3.596 (3s, 9H,
3×CO2 CH3)1.253 (br−s, 48
H, CH2)0.878 (t, 6H, CH3)
〔例11〕16 → 17 化合物16(10mg,3.8 μmol )、1Nの
トリフェニルチンハイドライド、ベンゼン溶液200μ
l 、予め調整したAIBNのベンゼン溶液25μl
(AIBN20mg/ベンゼン500μl)、ベンゼン
300μl の混合物を還流した。この反応液へ、還流
1時間ごとに、先のAIBNのベンゼン溶液25μlを
追加(4回)し、最後に、1Nのトリフェニルチンハイ
ドライド、ベンゼン溶液200μl 、AIBNのベン
ゼン溶液25μl を加え、さらに1時間還流した。不
溶物を濾去し、さらに酢酸エチルで良く洗浄した。溶媒
を留去し、残渣をSX−3(トルエン)にて精製し、得
た粗化合物17をプレパラティブ−TLC(酢酸エチル
/n−ヘキサン=1:1)にて精製し、化合物17(6
.2 mg, 71%)を得た。化合物17 Rf=
0.33(酢酸エチル/n−ヘキサン=1:1) 〔α〕D +0.89°(22℃、c=0.4, CH
Cl3)NMR(δ)7.50〜7.10 (m, 5
0H, 芳香族プロトン)3.845, 3.732,
3.555 (3s, 9H, 3×CO2 CH3)
2.712 (br−d, 2H, J=12.8Hz
, H−3b eq,H−3c eq)2.602 (
dd, 1H, J=4.6, 13.1Hz, H−
3a eq)1.837, 1.763,1.604
(3s, 9H, 3×NHCOCH3)1.25 (
br−s, 48H, CH2)0.878 (t,
9H, J=6.7Hz, CH3)〔例12〕17
→ 18 化合物17(5mg,2.2 μmol )、10%P
d−C 10mg、CH3OH 5mlの混合物を室温
で一晩接触還元を行なった。触媒を濾去後、CH3OH
で充分、洗浄した。溶媒を留去し、残渣にTHF/C
H3OH =1:1の混合溶媒 0.3ml、 0.2
Nの水酸化ナトリウム水溶液を加え、室温で一晩攪拌し
た。溶媒を留去後、残渣をLH−20(CHCl3 :
CH3OH :H2O =60:30:5)精製して、
化合物18を 2.4mg(80%)得た。 化合物18 Rf=0.09(CHCl3 /CH3
OH /H2O =12:6:1) NMR(CD3OD)δ:2.033, 2.018
(2s, 9H, 3×NHCOCH3) 0.896 (t, 6H, J=6.7Hz, CH
3)
【0040】
【発明の効果】本発明のオリゴシアリル−1,2−ジア
ルキル−Sn−グリセロール合成中間体を用いて、シア
ル酸含有ポリサッカライドを製造することができる。本
発明のオリゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グ
リセロール及び本発明のオリゴシアリル−1,2−ジア
ルキル−Sn−グリセロール合成中間体により製造され
るシアル酸含有ポリサッカライドは、免疫活性剤、抗腫
瘍剤、癌の診断薬及び治療薬等に使用することができる
。
ルキル−Sn−グリセロール合成中間体を用いて、シア
ル酸含有ポリサッカライドを製造することができる。本
発明のオリゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グ
リセロール及び本発明のオリゴシアリル−1,2−ジア
ルキル−Sn−グリセロール合成中間体により製造され
るシアル酸含有ポリサッカライドは、免疫活性剤、抗腫
瘍剤、癌の診断薬及び治療薬等に使用することができる
。
Claims (4)
- 【請求項1】 下記の式(I) で示されるオリゴシ
アリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロール。 【化1】 - 【請求項2】 下記の式(II)で示されるオリゴシ
アリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロール合成
中間体。 【化2】 - 【請求項3】 下記の式(III) で示されるオリ
ゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロール
合成中間体。 【化3】 - 【請求項4】 式(IV) 【化4】 で示される化合物を式(V) 【化5】 で示される1,2 ジアルキル−Sn−グリセロールと
縮合することにより式(II) 【化6】 で示されるオリゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn
−グリセロール合成中間体を製造する工程を有する請求
項第1項記載のオリゴシアリル−1,2−ジアルキル−
Sn−グリセロールの製造方法。
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|---|---|---|---|
| JP03037594A JP3110474B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | オリゴシアリル−1,2−ジアルキル−Sn−グリセロール及びその合成中間体 |
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| EP92906226A EP0640613A1 (en) | 1991-03-04 | 1992-03-03 | OLIGOSIALYL-1,2-DIALKYL-Sn-GLYCEROL AND INTERMEDIATE FOR ITS SYNTHESIS |
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|---|---|---|---|---|
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| WO1994017123A1 (fr) * | 1993-01-29 | 1994-08-04 | Marukin Shoyu Co., Ltd. | Sulfate d'un homopolymere d'acide n-acetylneuraminique, procede de production, medicament anti-vih contenant ce sulfate, procede de traitement du sida avec ce sulfate, utilisation du sulfate dans le traitement du sida et dans la fabrication du medicament |
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-
1993
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5166336A (en) * | 1989-11-01 | 1992-11-24 | Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. | Method for production of a corn milling residue carboxymethyl ether salt |
| WO1994017123A1 (fr) * | 1993-01-29 | 1994-08-04 | Marukin Shoyu Co., Ltd. | Sulfate d'un homopolymere d'acide n-acetylneuraminique, procede de production, medicament anti-vih contenant ce sulfate, procede de traitement du sida avec ce sulfate, utilisation du sulfate dans le traitement du sida et dans la fabrication du medicament |
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| Publication number | Publication date |
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| WO1992015599A1 (fr) | 1992-09-17 |
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| JP3110474B2 (ja) | 2000-11-20 |
| EP0640613A4 (en) | 1994-06-01 |
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