JPH0427709B2 - - Google Patents

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JPH0427709B2
JPH0427709B2 JP57091296A JP9129682A JPH0427709B2 JP H0427709 B2 JPH0427709 B2 JP H0427709B2 JP 57091296 A JP57091296 A JP 57091296A JP 9129682 A JP9129682 A JP 9129682A JP H0427709 B2 JPH0427709 B2 JP H0427709B2
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JP
Japan
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gate electrode
silicon layer
forming
oxide film
melting point
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JP57091296A
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Hideo Oikawa
Oku Kuraki
Tsuneo Mano
Kazuhide Kiuchi
Ban Nakajima
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NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH0427709B2 publication Critical patent/JPH0427709B2/ja
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    • H—ELECTRICITY
    • H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00—Read-only memory [ROM] devices

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  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高融点金属をゲート電極配線に用いた
MOSメモリセルの高信号量化及びセルサイズの
縮小化に関するものである。
近年、MOSLSIの微細化,高密度化に伴い、
電極配線抵抗による信号伝搬遅延が重大な問題に
なり、これまで、ゲート電極に用いていたポリシ
リコンを抵抗の低い高融点金属或いは高融点金属
シリサイドに代えようとする試みが盛んに行われ
ている。又いわゆるスケールダウン則によりセル
サイズが縮小されるが、電気容量部分の面積の縮
小による信号量の減少も大きな問題となつてい
る。
第1図aはこれまでに開発された高融点金属ゲ
ート電極配線を用いた256KビツトMOSRAMの
セル部の平面図でbはA−A′部の断面図である。
ここで1はSi半導体基板、2は絶縁分離のための
厚い酸化膜、3はゲート酸化膜、4はシリコン
層、5はシリコン酸化膜、6は高融点金属ゲート
電極配線、7は層間絶縁膜、8はスルホール、9
はAl配線、10は不純物領域である。第1図a
のシリコン層4の傾斜部分は電気容量を形成して
いる部分である。図中2点鎖線で囲んだ領域
(8.05×8.6μm)が1ビツトのメモリセルに対応
している。ここで高融点金属ゲート電極配線6の
幅は2μm,スルホール8の径は1μm,高融点金
属ゲート電極配線6とスルホール8の間隔は1μ
mである。又電機容量を形成している部分の面積
は、21.4μm2(第1図aの斜線部分)であり、こ
の直下のゲート酸化膜厚は300〓である。
ここでこのセル構造で得られる信号電圧Vsig
を求めてみる。セル容量をCs,ビツト線容量CB,
MOSトランジスタの閾値ばらつきと基準電圧等
のバラツキの総和をV1,セルの“ハイ”レベル
の最悪値〔電源電圧(4.5)−リーク相当分〕を
VMとした場合Vsigは、 Vsig=VH/2×1/CB/CS+1−V1/2 と表すことができる。ここでV1を140mVとし、
リーク相当分を0.5V仮定してVHを4.0とし、CH/
CS=8を上式に代入すると信号電圧Vsigとして
約150mVの値が得られる。
今後、さらにセル面積を縮小し、大容量の
MOSメモリを開発してゆく場合、信号電圧の減
少は非常に深刻な問題である。このため信号電圧
を増加させる検討が設計,プロセス両側から種々
試みられている。その1つとして電機容量を形成
するシリコン層の下の絶縁膜をシリコン窒化膜の
ような誘電率の大きな材料にする検討、シリコン
層上に多層構造の電機容量を形成する検討があ
る。前者はプロセスを増加させるほかリーク電
流,耐圧等シリコン窒化膜自体の膜質にも問題が
ある。後者はシリコン層上に形成した絶縁膜上の
電極と半導体基板とのコンタクトをとるためのコ
ンタクトホールを形成する必要があるが、これに
よる面積の増加は大きく、プロセスの増加を招く
わりには電気容量を大きく増加させることができ
ない。
ここで第1図の従来のセル構造で、余分に大き
な面積をとり、電気容量面積を著しく制限してい
る部分について考えてみる。それは高融点金属ゲ
ート電極配線6とスルホール8の間隔Xである。
即ち、セルフアライン技術により、高融点金属ゲ
ート電極配線6と不純物領域10とは位置関係が
自己整合されているが、高融点金属ゲート電極配
線6とスルーホール8の位置関係は自己整合され
ておらず、この間隔Xは通常1μm以上とられて
いる、通常のプロセスでは高融点金属ゲート電極
配線6とスルホール8が重なれば、高融点金属ゲ
ート電極配線6と基板あるいは上層の電極が電気
的に接続してしまうことになる。この間隔Xはリ
ノグラフイの精度及びサイドエツチング量等から
決定されるものであり、1μm以上必要とされて
いる。したがつて2本の高融点金属ゲート電極配
線6の間に1μmの径のスルホール8を開口する
場合でも、3μm以上の間隔をあらかじめ用意し
なければいけないことになり、セルの微細化ある
いは電気容量の増大化に大きな問題となつてい
る。
本発明は上記の欠点を解決するためになされた
ものであり、高融点金属ー高融点金属酸化物−ポ
リSiの3層構造を形成し、金属酸化物層を酸素の
供給源としてSiを内部から酸化することにより、
高融点金属ゲート電極配線の表面のみに選択的に
Si酸化膜から成る絶縁膜を形成すると同時に、高
融点金属ゲート電極配線とスルホール並びに上層
のSi電極の位置関係を自己整合する方法に関する
ものである。
上記の目的を達成するため、本発明は半導体基
板上に形成された絶縁膜上に所定形状の第1シリ
コン層を形成する工程と、その表面を酸化する工
程と、前記第1シリコン層以外の絶縁膜上に所定
形状の高融点金属ゲート電極配線を形成する工程
と、前記高融点金属ゲート電極配線表面に高融点
金属酸化物層を形成する工程と、前記金属酸化物
層に隣接して前記の絶縁膜にスルホールを形成す
ると工程と、全面に第2シリコン層を形成する工
程と、その後水素を含む雰囲気中で熱処理し、前
記第2シリコン層を内部から酸化し、前記の高融
点金属ゲート電極配線表面に選択的に絶縁層を形
成する工程と、前記の第2シリコン層を加工する
工程を少なくとも含むことを特徴とする半導体装
置の製造方法を発明の要旨とするものである。
さらに、本発明は半導体基板上に形成された絶
縁膜上に所定形状に高融点金属ゲート電極配線を
形成する工程と、前記高融点金属ゲート電極配線
表面に高融点金属酸化物層を形成する工程と、前
記高融点金属酸化物層の隣接して前記絶縁膜に第
1及び第2のスルホールを形成する工程と、全面
にシリコン層を形成する工程と、ついで水素を含
む雰囲気中で熱処理し、前記シリコン層を内部か
ら酸化し前記高融点金属ゲート電極配線表面に選
択的に絶縁層を形成する工程と、前記シリコン層
を加工する工程を少なくとも含むことを特徴とす
る半導体装置の製造方法を発明の要旨とするもの
である。
次に本発明の実施例を添付図面について説明す
る。なお実施例は一つの例示であつて、本発明の
精神を逸脱しない範囲で、種々の変更あるいは改
良を行いうることは言うまでもない。
第2図は本発明の方法による半導体装置であ
り、aは平面図、bはA−A′線に沿う断面図で
ある。2点鎖線で囲んだ領域が1ビツトのメモリ
セルに対応している。ここで、1はSi半導体基
板、2は絶縁分離のための厚い酸化膜、3はゲー
ト酸化膜であり、4′は第1シリコン層、5はシ
リコン酸化膜、6は高融点金属ゲート電極配線、
7は層間絶縁膜、16はスルホール、9はA1配
線、10は不純物領域、17は内部シリコン酸化
膜、12は第2シリコン層である。図中の斜線部
は電気容量を形成している部分である。ここで、
高融点金属ゲート電極配線6とスルホール16並
びに第2シリコン層12の間の、位置関係は自己
整合され、高融点金属ゲート電極配線6とスルホ
ール16並びに第2シリコン層12の間隔Xは内
部シリコン酸化膜17の厚さ(100Å〜1000Å程
度)まで小さくなつている。又第1図の従来の回
路と比較するため、間隔X以外のサイズ、即ちセ
ルサイズ(69.2μm2)、高融点金属ゲート電極配線
6の幅(2μm)、スルホール8の径(1μm)、ゲ
ート酸化膜厚(300Å)は同じにしてある。
本発明によつて作られた回路では、間隔Xは<
0.1μmであり、第1図の従来の回路の間隔X=1μ
mに比べて1桁以上小さくなつているため、セル
サイズを一定とした場合、第1図の従来回路
(21.4μm2)に比べて電気容量部分を4.5μm2だけ増
大させることができる。したがつて本発明による
回路で得られる信号電圧Vsigは、 Vsig=VH/2×1/CB/CS+1−V1/2 =4.0/2×1/8×21.4/25.9+1−0.07=0.193
(v) となり、第1図に示した間隔X=1μmの従来回
路の信号量(150mV)を約30%増加させること
が可能となる。
次に第3図を用いて本発明の半導体装置の製造
方法の一実施例を示す。本発明を適用し得る電極
配線材料としては、抵抗率の小さいこと、耐熱性
の高いこと及び酸化物が水素を含む雰囲気中熱処
理により容易に還元されることが必要であること
から、Mo,W,Ta,Ti等の高融点金属が最適
である。ここではMoをとりあげて詳細に説明す
る。
まず、第3図Aに示すようにSi基板1に例えば
選択酸化法により厚い素子間選択酸化膜2を形成
し、さらにゲート酸化膜3を形成する。本実施例
ではゲート酸化膜3の厚さは300Åとした。次に
シリコン膜を全面に形成し低抵抗化のための不純
物イオン注入を行い、さらに通常のリソグラフイ
工程とエツチング工程により第1シリコン層4′
を形成する。本実施例では第1シリコン層4′
CVD法により3000Å形成し、不純物としてはAs
を80KeVで1×1016cm-2ドーズとした。次に露出
しているゲート酸化膜3をエツチングにより一度
除去し、新たなゲート酸化膜3′を形成する(第
3図B参照)。この時第1シリコン層4′の表面に
絶縁膜としてシリコン酸化膜5を形成する。又シ
リコン酸化膜の厚さを厚くしたい場合は、前記し
た全面にシリコン膜を形成した段階で表面を水蒸
気酸化等を行いあらかじめシリコン酸化膜をある
程度形成しておけばよい。本実施例ではゲート酸
化膜3′は300Å、シリコン酸化膜5は1000Åとし
た。次に第3図Cに示すようにMo膜を全面に形
成し、通常のリソグラフイ工程とエツチング工程
によりMoゲート電極配線6を形成する。本実施
例ではMo電子ビーム蒸着法により3000Å形成し
た。
次に第3図Dに示すようにMoゲート電極配線
6の少なくとも表面にMo酸化物層13を形成す
る。一般に安定に得られるMoの酸化物としては
MoO2とMoO3がある。MoO3はMoを酸素を含む
雰囲気中で低温熱処理して容易に得られるが、約
800°C以上の高温になると昇華し始める。このた
めMo−シリコン層界面にMoO3を形成し、酸素
雰囲気あるいは水素雰囲気中で熱処理すると膜の
剥離等を生じてしまう。従つて、Mo酸化物とし
ては融点が約1900°Cと高く、高温で安定なMoO2
を用いる必要がある。しかし、Mo薄膜表面に
MoO2層を形成することは容易ではない。われわ
れは種々検討した結果、安定にMoO2層を作る方
法として次の2つの方法を見いだした。
(1) Moを酸素雰囲気中500°C程度以下の低温で
酸化し、表面にMoO3を形成し、次いて不活性
雰囲気中でMoO3の昇華点に近い温度あるいは
それ以上の温度で熱処理しMoO2に変える。
(2) 酸素を微量(重量比1%以下)含んだ不活性
雰囲気中でMoを1000°C程度の温度で熱処理す
る。
上記第1,第2の方法で形成したMo酸化物が
MoO2であることはX線と電子線回折により確認
した。
本実施例では第1の方法MoO2層を形成した。
具体的には、酸素雰囲気中で300°C,60分の酸化
を行つた後、窒素雰囲気中800°C,30分の熱処理
を行いMoゲート電極6の表面に約400ÅのMoO2
酸化物13を形成した。尚、第1と第2のMo酸
化物形成法を比較した場合、酸化物の膜厚制御と
Mo中への酸素の拡散防止の点で第1の方法の方
が優れている。又本実施例では、Moの酸化物を
Moの表面に層として形成したが、Mo膜中全体
に酸素を含ませたとしても本発明は実施可能であ
る。しかし、Mo酸化物がMoに還元される時大
きな体積収縮を伴う、この理由からMo酸化物を
表面に形成した方が有利である。
次に、Moゲート電極配線6,第1シリコン層
4′をマスクとして不純物をイオン化し、ソース
ドレーン不純物領域10を形成する。本実施例で
はAsを100KeVで4×1015cm-2ドーズし、活性化
のため1000℃,20分の熱処理を行つた。尚、本実
施例では、Moゲート電極配線6の表面にMo酸
化物層13を形成後イオン注入を行つたが、イオ
ン注入の時期はMo酸化物層13を形成する前で
もよい。金属ゲートの場合、結晶粒径の大きさが
1000Åとなり、ゲート電極の膜厚に近づくと、チ
ヤネリング現象により注入イオンが金属を突き抜
けゲート酸化膜,Si基板中に入つてしまう問題が
ある。Mo表面にMo酸化物を形成した後イオン
注入することは、Mo酸化物の結晶性が悪いこと
から、このチヤネリング現象の改善に大きな効果
がある。
次に第3図Eに示すようにレジスト膜14を塗
布した後、ホトあるいは電子ビーム露光等の通常
のリングラフイ工程により、レジスト層14にコ
ンタクトホール用の開口部15を開ける。この
時、開口部15の一部を図のようにMoゲート電
極配線6に重ねて構成してもかまわない。第1図
の従来装置で説明した如くこれまで行われてきた
プロセスでは、ゲート電極とコンタクトホールが
重なれば、当然ゲート電極とスルーホール上の電
極が短絡してしまうため、スルーホールはゲート
電極から離して形成される。この距離はリソグラ
フテイ工程における余裕度、エツチングにおける
サイドエツチング等を考慮し通常1μm以上とる
のが普通である。これに対して、本発明はE図に
示した如く、レジストの開口部15の一部をMo
ゲート電極配線6に重ねて形成してもかまわない
点に大きな特徴がある。
次に、希フツ酸あるいはドライエツチングによ
りレジスト開口部15の部分のゲート酸化膜3を
除去しスルホール16を形成した後レジスト層1
4を除去する。
なお、本実施例ではMoO2が希フツ酸におかさ
れないことから、安全性を考えてMoゲート電極
配線6の表面にMo酸化物を形成後スルホールエ
ツチングを行つているが、本来Mo自体希フツ酸
に対する耐性は比較的高いことから、Mo酸化物
形成工程とコンタクトホール形成工程を逆にして
もよい。即ち、第3図C工程ののち、直ちにリソ
グラフイ工程によりレジスト層14に開口部を
Moゲート電極配線6に一部重ねて形成する。次
に第3図Eに示すように開口部15部分のゲート
酸化膜3′をエツチングしスルホール16を形成
し、レジスト層14を除去する。次にMoゲート
電極表面にMo酸化物13を形成する。この時
Mo酸化物の形成を前記の第1の方法によつて行
えば、Moを酸化させるための処理条件は300℃
であるので、コンタクト部分のSi基板1の表面に
は自然酸化膜の厚さと大差ない程度の酸化膜しか
形成されない。したがつてこのSi酸化膜は、電極
形成直前に通常行われる希フツ酸液によるライト
エツチングにより容易に除去できる。
次にスルホール形成後、全面に第2シリコン層
12を形成する。本実施例では電子ビーム蒸着法
により3500Å形成した。続いてポリSi15を低抵
抗化するためAsをイオン注入により1×1016cm-2
ドーズした。
次に第3図Gに示すように、水素あるいは水素
を含む不活性雰囲気中で800℃〜1000℃の熱処理
を行い、Mo酸化物13を還元し、供給された酸
素により第2シリコン層を内部から酸化し、Mo
ゲート電極配線6と第2シリコン層12との間に
内部シリコン酸化膜17を形成する。本実施例で
は純水素中、1000℃,60分の熱処理を行つた。
第4図a,bに水素雰囲気中熱処理前後のオー
ジエ電子分光法による構成元素の深さ方向分布を
示す。aは熱処理前のもの、bはH2雰囲気にお
ける熱処理後(1000℃,60分)の特性を示す。
即ち、第4図aは第3図に工程Fの後のゲート
電極部分の構造であり、Si−Mo酸化物−Mo−
ゲートSiO2酸化膜構造が形成されているのが良
くわかる。第4図bは第3図の工程Gの後の分布
であり、Moゲート電極配線6と第2シリコン層
12の間に700Å程度の厚いSi酸化膜17が形成
されている状態が明瞭にわかる。酸素はMo中へ
は入つておらず、このプロセスによりMoゲート
電極配線6は酸化されることはない。又MoとSi
の反応によるシリサイド形成も全くみられない。
さらに、第2シリコン層12と内部シリコン酸化
膜17の界面及び内部シリコン酸化膜17とMo
ゲート電極配線6の界面は非常に急峻なオージエ
分布を示しており、両界面は非常に均質かつ一様
に形成されているものと判断される。本発明の現
象はMoO2が水素雰囲気によりおそらく次の反応
により還元され、 MoO2+2H2=Mo+2H2O 生成されたH2OによりポリSiが水蒸気酸化さ
れているものと考えている。したがつて形成され
る内部シリコン酸化膜17の厚さは、あらかじめ
形成されたMo酸化物の厚さ13で決定されるこ
とに注意する必要がある。
次に第3図Hに示すように、第2シリコン層1
2を通常のリソグラフイ工程とエツチング工程に
より加工し第2シリコン電極18を形成する。本
工程によりMoゲート電極配線6の表面に選択的
に内部酸化膜17が形成され、Moゲート電極配
線6と第2シリコン電極18が自己整合的に分離
形成できる。続いて層間絶縁膜7として
CVDPSG膜を、5000Å形成し、通常のリソグラ
フイ工程とエツチング工程によりスルホール8を
形成し、A1を全面に形成し、通常のリソグラフ
イ工程とエツチング工程によりA1配線9を形成
し本発明の装置が完成する。本実施例ではA1と
して2%Si入りA1をスパツタで5000Å形成した。
本発明の方法によつて形成された内部シリコン
酸化膜17の膜質はXPS(X−ray photo−
electron spectrocopy)測定、希フツ酸によるエ
ツチング特性、及び耐圧、リーク電流により評価
した。まず、Si酸化膜の組成についてはXPS測
定により検討した。その結果、本内部酸化法によ
り形成したSi酸化膜を形成しているSiの2P電子
の結合エネルギーは103.3eVであり、SiO2を構成
するSiの値103.4eVに一致したことから、内部シ
リコン酸化膜17はSiO2であると判明した。
希フツ酸(容量比HF:H2O=3:100)に対
するエツチング速度を測定したところ、本内部酸
化法によるSi酸化膜は約120Å/分であり、通常
のポリSi酸化膜109Å/分と同等であつた。耐圧,
リーク電流は、本内部酸化法により形成した700
Åのシリコン酸化膜上に500μ角のポリSi−A12層
電極を形成し測定した。その結果、耐圧は106
V/cm以上であり、リーク電流ほとんどの試料
で、10-12A以下であつた。
以上の膜質評価から、本内部酸化法により形成
した内部シリコン酸化膜は通常のシリコン酸化膜
と同等であると結論した。
第3図に示した実施例では、Mo酸化物13上
に形成した第2シリコン層の厚さは3500Åであつ
たが、この厚さが1500Å程度以下と薄くなると、
水素雰囲気中熱処理によりMoとシリコン層界面
に厚いシリコン酸化膜が形成されなくなる。この
理由はシリコン層が薄くなると、酸素が結晶粒界
やピンホールを通して外部へ出てしまうためだと
考えている。第3図Fの工程において形成する第
2シリコン層12の厚さを1100Åとし、これを水
素中1000℃,60分の熱処理した後のオージエ電子
分光法による構成元素の深さ方向分布を第5図に
示す。Mo酸化物は完全に還元されているが第2
シリコン層−Mo界面には厚い内部シリコン酸化
膜は形成されていない。われわれはこの問題につ
いて種々検討を加えた結果、第2シリコン層12
の厚さが薄い場合でも、シリコン層−Mo界面に
厚い内部シリコン酸化膜を形成できる方法を見い
出したので第3図Jを用いて説明する。即ち、第
3図F工程において、電子ビーム蒸着法により第
2シリコン層12′を1100Å形成した。次に、第
3図Jに示すように第2シリコン層12′の表面
に約400Åのシリコン酸化膜19を形成した。次
に、水素を含む雰囲気中で熱処理しMo酸化物層
13を還元し第2シリコン層12′とMoゲート
電極配線6の間に内部シリコン酸化膜17を形成
する。本実施例では純水素中1000℃,60分の熱処
理を行つた。第6図は本方法で形成したシリコン
酸化膜19−第2シリコン層12′−内部シリコ
ン酸化膜17−Moゲート電極配線6の構造のオ
ージエ電子分光法にいよる構成元素の深さ方向分
布を示す。シリコン−Mo間に厚い内部シリコン
酸化膜が形成され、又各界面が整然と構成されて
いることが判る。又本方法では第2シリコン層1
2′の表面を直接酸化しているが、この処理によ
りMoが酸化されることがないこともわかる。こ
の後の工程は第3図H工程以降と全く同じである
ので説明を省く。
第7図a,bは本発明の方法によつて作られた
半導体装置の他の実施例で、aは平面図、bはA
−A′線に沿う断面図である。2点鎖線で囲んだ
領域が1ビツトのメモリセルに対応している。こ
こで、1はSi半導体基板、2は絶縁膜分離のため
の厚い酸化膜、3はゲート酸化膜であり、61は
ゲート電極、62は容量電極、17は内部シリコ
ン酸化膜、22は電極シリコン層である。201
は第1スルホール、202は第2スルホール、7
は層間絶縁膜、9はAl配線、10は不純物領域
である。尚第7図aの斜線部は電気容量を形成し
ている部分である。図中aは第1の容量、bは第
2の容量を示す。
次にこの半導体装置の特徴を述べる。
() 高融点金属ゲート電極配線61及び容量電
極62とスルホール201,202並びに高融
点金属ゲート電極配線61及び容量電極62と
シリコン層22との位置関係は自己整合され、
これら電極とスルホール201,202及びシ
リコン層22の間隔Xは内部シリコン酸化膜1
7の厚さ(数100Å〜1000Å程度)まで小さく
できている。
() 電気容量は高融点金属容量電極62の上下
面即ち、容量電極62−ゲート酸化膜3−Si半
導体基板とからなる第1の容量(第7図a中a
で図示)と容量電極62−内部シリコン酸化膜
17−シリコン層22からなる第2の容量(第
7図a中bで図示)で構成されている。又本構
造では容量電極62上に第2の容量を形成して
いることから、従来の2層ゲート構造のように
ゲート電極と容量電極の一部を重ねる必要はな
い。即ち、ゲート電極61と容量電極61は1
回のMo膜形成ですむことになり、当然ゲート
酸化膜も1回形成すればよいことになる。従来
の2層ゲートプロセスが2回のゲート酸化膜形
成と2回ゲート電極形成工程からなつていたこ
とを考えれば、本発明の構造が微細,高集積で
あるにもかかわらず、いかにプロセスが簡略さ
れたものであるか理解できるはずである。
又、本発明の第7図の装置では、第1図の従来
の回路と比較するため、間隔X以外のサイズ、即
ちセルサイズ(69.2μm2),高融点金属ゲート電極
配線61の幅(2μm),スルホール20の径(1μ
m),ゲート酸化膜の厚さ(300Å)は同じにして
ある。ここで、本発明の方法による装置で得られ
る信号電圧Vsigを計算してみる。この装置では
間隔Xは<0.1μmであり、第1図の従来の回路の
間隔X=1μmに比べてXが1桁以上小さくさつ
ているため、セルサイズを一定とした場合、第1
図の従来回路に比べて電気容量部分の面積を大き
くとることができる。即ち第1図の従来回路の場
合、電気容量部分の面積は21.4μm2であるが、こ
の装置では、下側の第1の容量の面積20.1μm2と
上側の第2の容量の面積30.8μm2で合計50.9μm2と
大きくなつている。このためこの装置は同じセル
面積で従来回路の2倍以上の電気容量面積を有し
ていることになる。したがつてこの装置で得られ
る信号電圧Vsigは、 Vsig=VH/2×1/CB/CS+1−V1/2 =4.0/2×1/8×21.4/50.9+1−0.07=0.388
(v) となり、第1図に示した従来回路と同じセルサイ
ズで従来回路の信号量(150mV)の実に約「2.6
倍」の信号量が得られることとなる。
次に第8図を用いて第7図に示した半導体装置
の製造方法の一実施例を示す。まず、第8図Aに
示すようにSi基板1に例えば選択酸化法により厚
い素子間分離選択酸化膜2を形成し、さらにゲー
ト酸化膜3を形成する。本実施例ではゲート酸化
膜3の厚さは300Åとした。次に第8図Bに示す
ようにMo膜を全面に形成し、通常のリソグラフ
イ工程とエツチング工程によりMoゲート電極6
1と容量電極62を形成する。本実施例ではMo
は電子ビーム蒸着法により基板温度250℃で3000
Å形成した。更に、第8図Cに示すようにMo電
極の少なくとも表面層にMo酸化物層13を形成
する。本実施例では前記した第1のMo酸化物形
成法によりMoO2層を形成した。実際には酸素雰
囲気中で300℃,60分の酸化を行つた後、窒素雰
囲気中800℃,30分の熱処理を行いMoゲート電
極の表面に約400ÅのMoO2酸化物層13を形成
した。続いてMo層をマスクとして、Asを100KV
で4×10-15cm-2ドーズし、さらに活性化のため
の1000℃,20分の熱処理を行い、ソース・ドレー
ン不純物領域10を形成する。なお、本実施例で
はMo電極表面にMo酸化物13を形成した後イ
オン注入を行つたが、イオン注入の時期はMo酸
化物13を形成する前でも良い。次に第8図Dに
示すように、ホトあるいは電子ビーム露光等の通
常のリソグラフイ工程によりレジスト層14にス
ルホール用の開口部15を開ける。この時開口部
15の一部を図のようにMoゲート電極61に重
ねて構成してもかまわない。第1図の従来装置で
説明した如くこれまで行われてきたプロセスで
は、ゲート電極とスルホールが重なれば、当然ゲ
ート電極とスルホール上の電極が短絡してしまう
ため、スルホールはゲート電極から離して形成さ
れる。この距離はリソグラフイ工程における余裕
度、エツチングにおけるサイドエツチング等を考
慮し通常1μm以上とるのが普通である。これに
対して、本発明はD図に示した如く、レジストの
開口部15の一部をMoゲート電極61に重ねて
形成する点に大きな特徴がある。次に、希フツ酸
あるいはドライエツチングによりレジス開口部1
5の部分のゲート酸化膜を除去しスルホール20
1,202を形成した後、レジスト層14を除去
する。
尚、本実施例ではMoO2が希フツ酸におかされ
ないことから、安全性を考えてMoゲート電極配
線61の表面にMo酸化物を形成後スルホールエ
ツチングを行つているが、本来Mo自体希フツ酸
に対する耐性は比較的高いことから、第8図Cで
説明したようにMo酸化物形成工程とスルホール
形成工程を逆にしても良い。
次に第8図Eに示すように全面にシリコン層2
1を電子ビーム蒸着法により3500Å形成し、続い
てシリコン層21を低抵抗化するためAsを1×
1016cm-2イオン注入によりドーズした。
次に第8図Fに示すように水素あるいは水素を
含む不活性雰囲気中で1000℃、60分の熱処理を行
い、Mo酸化物層13を還元し、供給された酸素
によりシリコン層21を内部から酸化し、Moゲ
ート電極配線61とシリコン層21との間に内部
シリコン酸化膜17を形成する。
次に第8図Gに示すように通常のリソグラフイ
工程とエツチング工程によりシリコン層21を加
工し、電極シリコン層22を形成する。次に第8
図Hに示すように層間絶縁膜7としてCVDPSG
膜を5000Å形成し、通常のリソグラフイ工程とエ
ツチング工程によりスルホール23を形成し、
A1を全面に形成し、通常のリソグラフイ工程と
エツチング工程によりA1配線9を形成し本発明
の装置が完成する。本実施例ではA1として2%
Si入りA1をスパツタ法で5000Å形成した。
尚シリコン層21の膜厚が約1500Å以下と薄い
場合、あらかじめ表面にシリコン酸化膜を形成し
た後、水素を含んだ不活性雰囲気中で熱処理し厚
い内部シリコン酸化膜を形成するには、第3図の
実施例で説明した通りである。
以上は本発明のMOS半導体素子に適用した場
合について説明したものであるが、本発明は
MOS半導体素子に限られるものでなく、MIS半
導体素子にも適用できるもので、電極配線間相互
あるいは電極配線とコンタクトホール間の位置を
自己整合的に形成する必要がある装置に広く適用
し得る技術であることはいうまでもない。又実施
例ではMoを用いて説明したが、本発明は金属酸
化物が水素を含む雰囲気中熱処理で還元できれば
良く、大部分の金属が本発明の対象となることは
明らかである。しかし、Siを酸化し厚いSi酸化膜
を得るためには内部酸化時の温度を800℃以上と
する必要があるため、低融点金属の適用は難しい
ものと考えられている。さらにシリコン酸化膜に
限らず金属表面に金属窒化膜を形成しておき、水
素還元し内部シリコン酸化膜を作ることも可能で
ある。
以上説明したように、本発明は高融点金属−金
属酸化物−ポリSi3層構造を形成し、金属酸化物
を酸素の供給源として、ポリSiを内部から酸化す
る技術である。
換言すれば、 Mo+Mo酸化物+Siの構造を ↓ 水素中における熱処理によつて ↓ Mo+SiO2+Si の構造に変化させる点にある。
従つて次のような特徴を有するものである。
() 高融点金属表面のみに選択的にシリコン酸
化膜を形成した構造ができる。
() 内部酸化により残つたポリSiを上層の電極
として使用できると同時に、このシリコン電極
と高融点金属電極配線とを内部酸化により形成
されたシリコン酸化膜により自己整合的に分離
することができる。
() 内部酸化によるシリコン酸化膜により電極
間を分離していることから、スルホールと電極
間の位置も自己整合的に形成でき、かつこの間
の距離を数100Åまで短縮することができる。
() シリコンゲートプロセスで通常行われてい
る酸洗浄が可能となる。
() 高融点金属表面に結晶性の悪い金属酸化物
層が形成されているため、イオン注入に対する
マスク性の向上が期待される。
本発明は上記のような特徴を有することから、
多層電極配線,完全セルフアラインコンタクト,
折り返し多層キヤパシター等を実現ならしめるも
のであり、今後のLSIの高密度,高集積に大きな
インパクトを与える技術ということができる。
上記の技術はとりもなおさず、完全セルフアラ
インコンタクト,セルフアライン多層キヤパシタ
ーを実現したものであり、これらの技術を用いた
第2図及び第7図に示した半導体装置は、従来の
半導体装置に比べてセルサイズ及び信号量を大幅
に改善できるものである。又現在、LSIの微細化
の最大の障害はリソグラフイ工程及びエツチング
工程であるが、本発明では、スルホール及び多層
配線の分離はセルフアラインで行われているた
め、リングラフイ工程,エツチング工程に要求さ
れる高制御性が緩和され、プロセス余裕度が非常
に大きくなる効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の高融点金属ゲート電極配
線を用いた256KビツトMOSRAMのセル構造の
平面及び断面図、第2図a,bは本発明の方法に
よつて半導体装置の一実施例の平面及び断面図、
第3図A〜Jは上記の半導体装置の製造方法の一
実施例、第4図a,bは内部酸化前後のオージエ
分析による深さ方向分布、第5図はシリコン層が
薄い場合の内部酸化後のオージエ分析による深さ
方向分布、第6図は薄いシリコン層表面にシリコ
ン酸化膜を形成し、内部酸化した後のオージエ分
析による深さ方向分布、第7図a,bは本発明の
方法によつて作られた半導体装置の他の実施例の
平面図及び断面図、第8図A〜Hは上記の半導体
装置の製造方法の他の実施例を示す。 1……Si半導体基板、2……厚い酸化膜、3,
3……ゲート酸化膜、4……シリコン層、5……
シリコン酸化膜、6……高融点金属ゲート電極配
線、7……層間絶縁膜、8……スルホール、9…
…A1配線、10……不純物領域、4……第1シ
リコン層、12,12……第2シリコン層、13
……Mo酸化物層、14……レジスト層、15…
…開口部、16……スルホール、17……内部シ
リコン酸化膜(絶縁膜)、18……シリコン電極、
19……シリコン酸化膜、61……ゲート電極、
62……容量電極、20……スルホール、201
……第1スルホール、202……第2スルホー
ル、21……シリコン層、22……電極シリコン
層、23……スルホール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板上に形成された絶縁膜上に所定形
    状の第1シリコン層を形成する工程と、その表面
    を酸化する工程と、前記第1シリコン層以外の絶
    縁膜上に所定形状の高融点金属ゲート電極配線を
    形成する工程と、前記高融点金属ゲート電極配線
    表面に高融点金属酸化物層を形成する工程と、前
    記金属酸化物層に隣接して前記の絶縁膜にスルホ
    ールを形成する工程と、全面に第2シリコン層を
    形成する工程と、その後水素を含む雰囲気中で熱
    処理し、前記第2シリコン層を内部から酸化し、
    前記の高融点金属ゲート電極配線表面に選択的に
    絶縁層を形成する工程と、前記の第2シリコン層
    を加工する工程を少なくとも含むことを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。 2 半導体基板上に形成された絶縁膜上に所定形
    状に高融点金属ゲート電極配線を形成する工程
    と、前記高融点金属ゲート電極配線表面に高融点
    金属酸化物層を形成する工程と、前記高融点金属
    酸化物層の隣接して前記絶縁膜に第1及び第2の
    スルホールを形成する工程と、全面にシリコン層
    を形成する工程と、ついで水素を含む雰囲気中で
    熱処理し、前記シリコン層を内部から酸化し前記
    高融点金属ゲート電極配線表面に選択的に絶縁層
    を形成する工程と、前記シリコン層を加工する工
    程を少なくとも含むことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
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