JPH04277503A - 塩化ビニル系単量体の懸濁重合方法 - Google Patents
塩化ビニル系単量体の懸濁重合方法Info
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- JPH04277503A JPH04277503A JP3868691A JP3868691A JPH04277503A JP H04277503 A JPH04277503 A JP H04277503A JP 3868691 A JP3868691 A JP 3868691A JP 3868691 A JP3868691 A JP 3868691A JP H04277503 A JPH04277503 A JP H04277503A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
改良された懸濁重合方法に関し、さらに詳しくは多孔性
でフィッシュアイ、可塑剤吸収性および粒度特性に優れ
た高品質の塩化ビニル系樹脂を、高速重合で高生産性下
に製造する懸濁重合方法に関する。
は、攪拌と懸濁剤によって塩化ビニル系単量体が水性媒
体中に油滴として分散され、この油滴内部で重合反応が
進行する。そして同時に油滴の合一、分散、凝集分散過
程が起こり、得られる重合体粒子は複数の油滴から構成
された内部に空隙を有する微粒子の集合体となる。それ
故に、塩化ビニルの懸濁重合では懸濁剤の種類、量等の
懸濁剤処方が非常に重要であり、これが重合安定性、樹
脂の品質、例えば残存モノマー量、可塑剤吸収性、フィ
ッシュアイの支配因子であることが知られている。
溶性高分子、例えばゼラチン、メチルセルロース、部分
ケン化ポリ酢酸ビニルが使用されている。高品質の重合
体粒子を得るための懸濁剤処方として、2種の部分ケン
化ポリ酢酸ビニルを組み合せて使用することが多数提案
されており、例えば特開昭52−115890号、特開
昭53−43792号、特開昭53−136089号、
特開昭55−112210号、特開昭62−10160
9号、特開昭62−260803号等がある。
合せた懸濁剤処方として、特公昭60−50807号に
は成型品中のフィッシュアイの生成を抑制する目的で、
(A)平均ケン化度70〜90モル%、平均重合度10
00以上の部分ケン化ポリビニルアルコール成分、(B
) 平均ケン化度65〜85モル%、平均重合度400
以上1000未満の部分ケン化ポリビニルアルコール成
分、及び(C) 平均ケン化度55〜90モル%、平均
重合度400未満の部分ケン化ポリビニルアルコール成
分よりなる塩化ビニルの懸濁重合用分散安定剤が開示さ
れている。
ケン化度が85〜90モル%であり、かつその4%水溶
液の20℃における粘度が25〜65cpである水溶性
部分ケン化ポリ酢酸ビニル、■ケン化度が65〜75モ
ル%であり、かつその4%水溶液の20℃における粘度
が5.0〜6.0cpである水溶性部分ケン化ポリ酢酸
ビニル、及び■ケン化度が35〜50モル%であり、か
つその重合度が200〜800である油溶性部分ケン化
ポリ酢酸ビニル、の三者を併用し、かつその併用量比が
■/■の重量比で9/1〜1/1の範囲であり、かつ(
■+■)/■の重量比が8/1〜2/1の懸濁剤処方に
よって、重合体の生産性の向上と、成形加工性が改良さ
れて比重の大きい重合体を製造することが開示されてい
る。
内に重合を完結させるいわゆる高速重合を行うと、得ら
れる塩化ビニル系樹脂のフィッシュアイ、可塑剤吸収性
、粒度などの品質の低下を招くという欠点をもっていた
。
産性を向上させるためには、除熱能力の限界まで重合速
度を大きくすることによって、短時間に重合を完結させ
ること、重合器を大型化し1バッチ当たりの生産量を大
きくすることおよび重合器の重合反応熱の除熱能力を高
めることが重要である。
、例えば重合開始剤に高活性の開始剤を使用する方法(
特開昭53−73280号)、活性の異なる開始剤の組
合せにより重合速度の均一化を図る方法(特開昭56−
149407号、特開平1−31810号)など、種々
の重合方法が提案されている。しかしこれらのいずれの
方法にも、得られる樹脂の熱安定性や色相を低下させる
ばかりでなく重合中の粒子形成が不安定となるため、結
果的に粒子の粗大化或いはフィッシュアイの増加をもた
らし、商品価値がある製品を得ることができない問題が
あった。
られる樹脂の色相が良好な開始剤であるターシャリオク
チルパーオキシネオデカノエートを使用する方法(特開
昭58−120613号)が提案された。この方法によ
れば確かに樹脂の色相は良好であるが、粒子が粗大化す
るとともにフィッシュアイが増加するという欠点があり
、高速重合法に適用しても塩化ビニル樹脂の品質を必ず
しも高品質にできるものではなく、不満足なものであっ
た。
当たりのジャケット面積を相対的に小さくして除熱能力
を減少させるため、重合器の材質を熱伝導性の良い材質
にする方法(特公昭58−8405号)、ジャケットの
冷却水流の流速性を上げたり、あるいはバッフルの流路
を改善する方法(特開昭58−160241号)等の提
案がなされている。これらの手段によればある程度の除
熱能力の向上は可能であるが、その効果は僅かである。
いてリフラックスコンデンサーを付加し、重合時間が5
時間以内の高速重合を実施する方法(特公平1−180
82号)も提案されている。この方法によればコンデン
サーの除熱負荷を大きくすることが必要であり、そのた
め重合中の泡立ちによるコンデンサーの閉塞や、製品中
のフィッシュアイの増加、かさ比重の低下などの操業上
、品質上の問題点が多い。また、予め冷却した低温の冷
却水をジャケットに通水することによって重合器の除熱
能力を向上させることも可能であるが、冷却設備への投
資の他、ランニングコストがかかり経済的ではない。
体に内包したいわゆる内部ジャケット式重合器は従来の
外部ジャケット式重合器に比べ伝熱係数が大きく、塩化
ビニルの重合に好適に使用し得ることが知られている(
特開昭57−147502号)。しかしながらこの内部
ジャケット式重合器を用い、単に開始剤の選択、増量に
より重合速度を速めたとしても、前記のように粒子の粗
大化、フィッシュアイの増加の問題があり、品質上満足
できる樹脂を得ることができなかった。すなわち、内部
ジャケット式で且つ、40m3以上の大型重合器を用い
6時間以内の高速重合で高品質の塩化ビニルを重合する
製造方法は、技術的に未確立であった。
性でフィッシュアイ、可塑剤吸収性および粒度特性に優
れた塩化ビニル系樹脂を高速重合で高生産性下に製造す
ることができる、改良された懸濁重合方法を提供するこ
とにある。
塩化ビニルを主体とする単量体を水媒体中で懸濁重合し
、6時間以内に重合を完結させるに際し、懸濁剤として
、(a) ケン化度75〜85モル%、平均重合度10
00以上の部分ケン化ポリ酢酸ビニル、(b) ケン化
度65〜75モル%、平均重合度500〜900の部分
ケン化ポリ酢酸ビニル、(c) ケン化度15〜54モ
ル%、平均重合度100〜1200の部分ケン化ポリ酢
酸ビニル、の3種を併用し、油溶性重合開始剤として1
0時間半減期温度が34〜50℃の1種または2種以上
のパーエステル開始剤を、重合に使用する全開始剤量の
50重量%以上使用し、かつ重合開始から転化率が少な
くとも5%に達するまでの重合器の内容液1m3あたり
の正味攪拌動力を1.0〜3.0kW/m3に制御する
ことによって達成される。
には、単量体100重量部あたりの懸濁剤(a) と(
b) の仕込み量の合計を0.03〜0.15重量部、
懸濁剤(c) の仕込み量を0.01〜0.2重量部で
あり、かつ(a) と(b) の仕込み重量比(a)/
(b) を0.2〜5.0とするのがよい。さらに攪拌
機を装着し、加熱・冷却のためのジャケットを重合器本
体内面に内包化した、内容積40m3以上の内部ジャケ
ット式大型重合器を用いることにより、本発明を有利に
実施できる。
おいて、塩化ビニル単量体を主体とする単量体の内、塩
化ビニル以外の単量体としては、例えば酢酸ビニルに代
表されるアルキルビニルエステル類、セチルビニルエー
テルに代表されるアルキルビニルエーテル類、エチレン
、またはプロピレン等のα−モノオレフィン類、アクリ
ル酸メチル、メタクリル酸メチル等の(メタ)アクリル
酸アルキルエステル類、その他塩化ビニリデン、スチレ
ン等が例示されるが、共重合するものであればこれらに
限定されない。
の部分ケン化ポリ酢酸ビニルは、(a) ケン化度75
〜85モル%、平均重合度1000以上の部分ケン化ポ
リ酢酸ビニル、(b) ケン化度65〜75モル%、平
均重合度500〜900の部分ケン化ポリ酢酸ビニル、
(c) ケン化度15〜54モル%、平均重合度100
〜1200の部分ケン化ポリ酢酸ビニル、であり、これ
らはいずれも公知であって市販されているものである。
) との両成分は、懸濁剤の主たる成分である。そのう
ち(a) 成分のケン化度が75モル%未満では分散が
不安定となって効果が小さく、85モル%を越えると樹
脂中のフィッシュアイが多くなる。また平均重合度が1
000未満では分散を安定化させる効果が小さく、12
00〜2700の範囲内にあることが好ましい。また(
b) 成分のケン化度が65モル%未満では、水に溶け
にくくて保護力が低く、単量体の分散が不安定であって
結局粗粒が多くなり、75モル%を越えると界面活性力
が低く、重合粒子の空隙率が低いものが生成し、樹脂中
のフィッシュアイが多くなる。更に、平均重合度が50
0未満では保護力が低く粗粒が多くなり、900を越え
ると樹脂中のフィッシュアイが多くなる。
のであり、重合体粒子の空隙率を大きくし、フィッシュ
アイの生成を抑制する。このケン化度が低過ぎても、ま
た高過ぎてもフィッシュアイが多くなる。またこの平均
重合度が100未満であるか、又は1200を越えると
分散安定性が低下する。
が100重量部あたりの(a) と(b)との仕込み量
の合計が0.03〜0.15重量部、好ましくは0.0
4〜0.1重量部で、かつ(a) と(b) との仕込
み重量比(a) /(b) が0.2〜5.0、好まし
くは0.25〜4.0である。(a) と(b) との
仕込み量の合計が0.03重量部に満たないと重合中の
単量体油滴や重合体粒子の懸濁安定性が損なわれて粗粒
分が増加したり多孔性が低下し、また0.15重量部を
越えると粒度が細かくなり、かさ比重が低下するという
不都合が生じる。(a) と(b) との仕込み重量比
(a) /(b) が0.2未満でも同様に粒度が細か
くなりかさ比重が低下するし、また5.0を越えると多
孔性が損なわれ、フィッシュアイや可塑剤吸収性などの
品質の低下を招く不利がある。
ある懸濁剤(c) 成分の仕込み量が0.01重量部未
満である場合には、フィッシュアイ抑制の効果が発揮で
きない。また、この仕込み量が0.2重量部を越えると
粒度が細かくなり、かさ比重が低下するという不都合が
生じる。
時間半減期温度が34〜50℃、好ましくは36〜48
℃の範囲であるパーエステル構造を有する開始剤を用い
ることが必要であり、その一種または二種以上を、重合
に使用する全開始剤量の50重量%以上、好ましくは6
5重量%以上使用するのがよい。ここで、10時間半減
期温度とは、ベンゼン溶媒中で0.1モル濃度の開始剤
が分解し、その濃度が初期濃度の半分に減ずるのに10
時間を要するときの温度であり、開始剤の分解速度の大
きさすなわち活性を表す指標である。
合は、特定の攪拌動力範囲であっても結果的に得られる
塩化ビニル樹脂が粗大粒子化したり粒子形状が不規則に
なり、フィッシュアイの増加またはかさ比重の低下を招
く。また、前記範囲のパーエステル開始剤の使用量が重
合に使用する全開始剤量の50重量%に満たない場合は
、得られる塩化ビニル樹脂の熱安定性及び、色相が低下
するので、本発明の目的を達成できない。
構造を有する重合開始剤としては、2,4,4−トリメ
チルペンチルパーオキシ−2−ネオデカノエート、ター
シャリブチルパーオキシネオデカノエート、(α,α−
ビス−ネオデカノイルパーオキシ)ジイソプロピルベン
ゼン、クミルパーオキシネオデカノエート、ターシャリ
ヘキシルパーオキシネオデカノエート等が一般に挙げら
れるが、これらに限定されない。また、重合に使用する
全開始剤の50重合%未満であれば本発明のパーエステ
ル開始剤との混合物として使用できる他の開始剤として
は、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート
、ジ−(2−エトキシエチル)パーオキシジカーボネー
ト等のパーオキシカーボネート系の開始剤、3,5,5
−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド等のジアシル
パーオキサイド系の開始剤、α,α−アゾビス−2,4
−ジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物系の開始剤等
が一般に挙げられるが、これらの開始剤に特に限定され
ない。
始から重合体の粒子構造の骨格が形成される転化率が少
なくても5%に達するまでの間、好ましくは15〜30
%に達するまでの間の重合器の単位容積あたりの正味攪
拌動力を1.0〜3.0kW/m3、好ましくは1.2
〜2.5kW/m3、さらに好ましくは1.5〜2.0
kW/m3として重合を行う。
ると、塩化ビニル単量体の懸濁油滴の分散合一の頻度が
少なく、生成した重合体粒子の空隙率が小さくなるとと
もにその分布が広くなり、また粒子が粗大化したり、可
塑剤吸収性が悪くてフィッシュアイが増加するなどの問
題を生じる。一方、3.0kW/m3を越えると油滴の
合一頻度が多くなりすぎ、油滴や重合体粒子同士の衝突
による凝集が生じ易く粗粒化したり、あるいはその他の
重合条件によっては分散が進行し過ぎることによって粒
度が細かくなり、かさ比重が低下するなど本発明の目的
を達成できない。重合転化率が5%を越えると油滴の分
散・凝集は起こり難くなるため、重合転化率5%以降の
攪拌動力は特に限定されず、重合器内が均一に攪拌され
さえすれば良い。
、例えば「化学工学協会編:化学工学便覧、改訂三版、
1065〜1115頁、昭和43年、丸善株式会社」に
詳細に記載されているように、各種形状の攪拌装置につ
いての攪拌系のレイノルズ数Reと動力数Npの関係を
表す実験式や線図を利用するか、またはある一定の攪拌
条件下での動力を実測することにより装置定数としての
Npを実験的に求め、攪拌翼の回転数を変更することに
よって動力を任意に調節することができる。
g/m3)、粘性係数をμ(kg/m・sec )、攪
拌翼の回転数をn(1/sec )、翼長をd(m)、
動力換算係数をgC (kg・m/Kg・sec2)、
減速機構部や軸封部での損失を含まない正味の攪拌動力
をP(Kg/m・sec )とすれば、ReおよびNp
はそれぞれ Re=ρnd2 /μ Np=P・gC /ρn3 d5 で定義されるものであり、公知文献または実験からNp
を求めることができる。
的に採用されている大型重合器の攪拌装置のNpの値は
およそ0.2〜2の範囲である。重合器内の液量をV(
m3)とすれば重合器の単位容積あたりの正味攪拌動力
Pv(kW/m3)は次式に従って算出することができ
る。 Pv=Np・ρn3 d5 ・/102・V・gC し
たがって、特定の攪拌装置を用いて正味攪拌動力を調整
する場合には、動力は攪拌翼の回転数の3乗に比例する
ので、回転数を変更することにより動力を制御すること
ができる。
より使用されるバッフルなどの攪拌装置の形状は特に限
定されるものではなく、従来、塩化ビニル系単量体の懸
濁重量方法では一般的に採用されている公知の攪拌装置
を使用することができ、攪拌翼としてはタービン翼、フ
ァンタービン翼、ファウドラー翼およびブルーマージン
翼などが例示され、またバッフルとしては板型、円筒型
、D型、ループ型およびフィンガー型などが例示される
が、パイプ(棒型)バッフル、D型バッフル、E型(フ
ィンガー型)バッフルが好ましい。これらの攪拌翼およ
びバッフルは塩化ビニルの重合で一般に使用されている
ものでよく、例えば前記「化学工学便覧」または「佐伯
康治著:ポリマー製造プロセス、157〜159ページ
、1971年、工業調査会」などに説明されている。
施するに際し、例えば特開昭57−147502号に記
載された内部ジャケット式重合器、すなわち加熱・冷却
のためのジャケットを重合器本体内面に内包化すること
により伝熱性能を向上させた重合器、とくに除熱能力を
向上させた内容積40m3以上の重合器を用いて前記し
た高速重合を実施することにより、本発明の目的を一層
効果的に達成することができる。勿論、重合器に還流凝
縮器を付設し、付加的に重合反応熱を除去する方法を採
用することも可能である。
での時間、すなわち重合時間とは、単量体、開始剤、懸
濁剤および水を仕込んだ後、昇温により重合器の内容物
を所定の重合温度に到達せしめた時点から重合器の圧力
がその重合温度における自然圧力でしばらく推移したの
ち、未反応単量体の減少に伴って圧力降下を始め、その
降下幅が2kg/cm2 になる時間をいう。重合器の
温度制御や圧力管理などの安全面から、重合時間は3〜
6時間とすることが好ましい。本発明において重合を完
結させる方法としては、重合禁止剤を添加したり、重合
器から未反応単量体を回収する方法が挙げられる。
ッシュアイ、可塑剤吸収性および粒度特性に優れた塩化
ビニル系樹脂を高生産性下に製造することができるので
、極めて有用である。
するが、実施例、比較例、参考例の中の%および部はと
くに断りのないかぎり重量基準である。なお、塩化ビニ
ル系樹脂の物性値は次の方法により測定した。
g、ステアリン酸カドミウム2g、ステアリン酸バリウ
ム1gおよびグリーントナー1gを加えて混合した後、
145℃の6インチロールで6分間混練して厚さ0.4
mmのシートに引出し、そのシートの表面100cm2
に観察される透明粒子の数をもって示した。 (2) 平均粒径 JIS基準の金網を使用した篩分析により、50%通過
径として示した。 (3) 粗粒分 JIS基準の金網を使用した篩分析により、60メッシ
ュの金網に残留する割合をもって示した。 (4) かさ比重 JIS K6721に定める方法に準じて測定した値
をもって示した。 (5) 多孔性 米国アミンコ社製の水銀圧入式ポロシメータを使用し、
常圧から14000psi に加圧する間に塩化ビニル
系樹脂1gあたり圧入された水銀の容積で示した。 (6) 可塑剤吸収性 東洋精機製作所製のラボブラストミルを使用し、ジャケ
ットの温度を85℃に保った容器内に塩化ビニル系樹脂
400g、ポリエステル系高分子可塑剤PN250(ア
デカ・アーガス化学社製)240gを投入し、回転数6
0rpm で攪拌しながらトルクを記録し、混合トルク
が低下し安定するまでの時間で示した。 (7) 熱安定性 ポリ塩化ビニル100部、ジ−2−エチルヘキシルフタ
レート60部、Ba−Zn系の安定剤2部、エポキシ系
安定剤2部の混合物を160℃で5分間ロール混練し、
成形したシートを190℃のギヤーオープン中で加熱し
、経時的な色相の変化を観察した。熱安定性の良否の判
断として、シートが黒化しはじめる時間を次のようにラ
ンクづけした。
: 〃 105分〜 90分
験番号1 翼長1.7mのファウドラー型4枚後退翼および外径0
.22mのパイプバッフル4本を装着した直径3.2m
、内容積45m3の内部ジャケット式ステンレス製重合
器を脱気した後、塩化ビニル単量体100部(16.5
トン)、水130部、懸濁剤としてケン化度が80モル
%で平均重合度が2200の部分ケン化ポリ酢酸ビニル
0.050部、ケン化度が73モル%で平均重合度が8
00の部分ケン化ポリ酢酸ビニル0.020部、ケン化
度が33モル%で平均重合度が300の部分ケン化ポリ
酢酸ビニル0.035部、および重合開始剤として2,
4,4トリメチルペンチルパーオキシ−2−ネオデカノ
エート0.050部を仕込み、攪拌翼の回転数を112
rpm に制御して、攪拌下に重合器の内容物を温度5
7℃に昇温し重合を開始させた。
ら重合を継続させ、重合開始当初8.7kg/cm2
であった重合器の圧力が6.7kg/cm2 に降下し
た時点で重合器から未反応単量体を回収し、重合を完結
させた。次いで重合器の内容物を取り出し、脱水乾燥す
ることにより塩化ビニル重合体を得た。正味攪拌動力P
vは重合開始時1.5kW/m3であったが、その後重
合の進行とともに徐々に増加し、重合転化率が5%に達
した時点では1.6kW/m3であり、転化率30%以
降ではほぼ1.8kW/m3の一定値を示した。重合時
間は4.3時間であり、重合完結時の転化率は85%で
あった。
用いた以外はすべて実験番号1と同じ条件で重合を行っ
た。重合時間、正味攪拌動力Pvおよび重合完結時の転
化率はすべて実験番号1と同様であった。
1と同じ条件で重合を行った。正味攪拌動力Pvおよび
重合完結時の転化率はすべて実験番号1と同様であった
。
て実験番号1と同じ条件で重合を行った。重合時間およ
び重合完結時の転化率はすべて実験番号1と同様であっ
た。このようにして得られた塩化ビニル樹脂の物性値を
、表1〜表3に示した。
Claims (3)
- 【請求項1】 塩化ビニルを主体とする単量体を水媒
体中で懸濁重合し、6時間以内に重合を完結させるに際
し、懸濁剤として、(a) ケン化度75〜85モル%
、平均重合度1000以上の部分ケン化ポリ酢酸ビニル
、(b) ケン化度65〜75モル%、平均重合度50
0〜900の部分ケン化ポリ酢酸ビニル、(c) ケン
化度15〜54モル%、平均重合度100〜1200の
部分ケン化ポリ酢酸ビニル、の3種を併用し、油溶性重
合開始剤として10時間半減期温度が34〜50℃の1
種または2種以上のパーエステル開始剤を、重合に使用
する全開始剤量の50重量%以上使用し、かつ重合開始
から転化率が少なくとも5%に達するまでの重合器の内
容液1m3あたりの正味攪拌動力を1.0〜3.0kW
/m3に制御することを特徴とする塩化ビニル系単量体
の懸濁重合方法。 - 【請求項2】 単量体100重量部あたりの懸濁剤(
a) と(b) の仕込み量の合計0.03〜0.15
重量部、懸濁剤(c) の仕込み量が0.01〜0.2
重量部であり、かつ(a) と(b) の仕込み重量比
(a) /(b) が0.2〜5.0であることを特徴
とする請求項1記載の塩化ビニル系単量体の懸濁重合方
法。 - 【請求項3】 攪拌機を装着し、加熱・冷却用ジャケ
ットを重合器本体内側に設置した内容積40m3以上の
内部ジャケット式大型重合器を用いることを特徴とする
請求項1または2記載の塩化ビニル系単量体の懸濁重合
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3868691A JPH07110881B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 塩化ビニル系単量体の懸濁重合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP3868691A JPH07110881B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 塩化ビニル系単量体の懸濁重合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04277503A true JPH04277503A (ja) | 1992-10-02 |
| JPH07110881B2 JPH07110881B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=12532180
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP3868691A Expired - Fee Related JPH07110881B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 塩化ビニル系単量体の懸濁重合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110881B2 (ja) |
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