JPH04300918A - 二環ポリエステルカーボネート樹脂 - Google Patents

二環ポリエステルカーボネート樹脂

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JPH04300918A
JPH04300918A JP8933691A JP8933691A JPH04300918A JP H04300918 A JPH04300918 A JP H04300918A JP 8933691 A JP8933691 A JP 8933691A JP 8933691 A JP8933691 A JP 8933691A JP H04300918 A JPH04300918 A JP H04300918A
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JP
Japan
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polyester carbonate
bicyclic
resin
carbonate resin
formula
Prior art date
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Pending
Application number
JP8933691A
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English (en)
Inventor
Shigeru Sugimori
滋 杉森
Tomoyuki Kondo
智之 近藤
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な二環ポリエステル
カーボネート樹脂に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂は工業的に広く使
用されている合成樹脂であって、通常2,2‐ビス(4
′‐ヒドロキシフェニル)プロパン(以下ビスフェノー
ルAと略記する)のような二価フェノールとホスゲンの
ような炭酸誘導体との反応により製造されている。
【0003】ところで、ビスフェノールAから製造され
るポリカーボネート樹脂は、耐衝撃性に優れ、しかも吸
湿性が小さく熱に安定であるなどの優れた特性を有して
いるが、近年、樹脂の用途開発にともない優れた特性と
新規な特性が期待できる新規なポリカーボネート樹脂の
開発への期待が高まっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
な特性が期待できる従来なかった構造の新規なポリカー
ボネート樹脂を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、ビフェニルカルボン
酸のヒドキシアルキルエステル、ビシクロヘキシルカル
ボン酸のヒドロキシアルキルエステルを用いることによ
り新規なポリエステルカーボネート樹脂を得ることを見
出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の
二環ポリエステルカーボネート樹脂は、式
【化3】 で示される構造単位の1種もしくは2種以上を含むこと
を特徴とし、好ましくは、さらに式
【化4】 で示される構造単位を含み還元粘度0.05〜0.50
(25℃、0.5g/dl、クロロホルム溶液)の樹脂
である。
【0006】また、本発明の二環ポリエステルカーボネ
ート樹脂は、式〔1〕で示される構造単位の1種もしく
は2種以上のみからなる樹脂、および式〔1〕で示され
る構造単位のみからなる樹脂も示され、好ましくは還元
粘度0.05〜0.50(25℃、0.5g/dl、ク
ロロホルム溶液)の樹脂である。
【0007】本発明のポリエステルカーボネート樹脂の
物性値は、還元粘度0.05〜0.50(25℃、0.
5g/dl、クロロホルム溶液)、融点が40〜200
℃、分解温度が200〜400℃である。
【0008】本発明のポリエステルカーボネート樹脂の
製造法は、式
【化5】 で示されるビフェニルカルボン酸のヒドロキシアルキル
エステル、および式
【化6】 で示されるビシクロヘキシルカルボン酸のヒドロキシア
ルキルエステルからなる化合物群から選ばれた少くとも
1種からなる二価アルコールを用いることが特徴である
【0009】さらに詳しく本発明のポリエステルカーボ
ネート樹脂の製造法をのべるとつぎの(a)−(d)を
示すことができる。 (a)  ピリジン、トリエチルアミンのような有機塩
基中に、上記の二価のアルコールを溶解させ、この溶液
にホスゲンなどの炭酸誘導体を吹き込んで反応させる方
法、
【0010】(b)  塩化メチレン、クロルベンゼン
、トルエンなどの不活性溶媒とピリジンなどの酸受容体
との存在下に、上記の二価のアルコールとホスゲンなど
の炭酸誘導体を反応させる方法、
【0011】(c)  金属酸化物などのエステル交換
触媒の存在下に、上記の二価アルコールと炭酸ジアリー
ルエステルとを反応させる方法、
【0012】(d)  ジクロロエタン、塩化メチレン
、クロロベンゼン、トルエンなどの不活性溶媒とピリジ
ンなどの酸受容体との存在下に、上記の二価アルコール
とクロロギ酸トリクロロメチルとを反応させる方法、

0013】また、上記(a)〜(d)のいずれの方法に
おいても、分子量調整剤を二価アルコールに対し1〜1
0モル%必要により添加することができる。分子調整剤
としては一価のフェノール、たとえばフェノール、p‐
ターシャリーブチルフェノール、p‐クミルフェノール
などをあげることができる。
【0014】また、ピリジンなどの酸受容体として、具
体的には水酸化ナトリウム、ホスゲンなどの炭酸誘導体
としてはホスゲンダイマー、炭酸ジアリルエステルとし
ては、炭酸ジフェニルなどをあげることができる。
【0015】これらの製造法の反応温度および反応時間
は、(a)20〜30℃、2〜5時間(b)20〜40
℃、2〜5時間(c)200〜300℃、4〜10時間
(d)80〜100℃、1〜3時間が好ましい。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれら実施例によって限定される
ものではない。なお、実施例で使用した二価アルコール
はつぎのようにして製造した。
【0017】(1)4,4′‐ビフェニルジカルボン酸
ビス(2‐ヒドロキシエチル)の製造 冷却器をつけた500mlのナス型フラスコに、4,4
′‐ビフェニルジカルボン酸(46.6g、0.2 m
ol)、塩化チオニルの250mlおよびピリジンの6
mlを入れ、80℃で10時間反応を行い、過剰の塩化
チオニルを減圧留去して4,4′‐ビフェニルジカルボ
ニルクロリドの61.9gを得た。つぎに、冷却器とか
くはん機をつけた2リットルの三つ口フラスコにエチレ
ングリコール(134.6g、2.2 mol)、ピリ
ジンの70mlおよびジオキサンの100mlを入れて
、80℃でかくはんした。これに前記により得られた4
,4′‐ビフェニルジカルボニルジクロリド(61.9
g、0.2 molををジオキサンの700mlに溶解
した溶液を40分間滴下し、150分間反応を行った。 反応終了後この反応液を水5リットル中に注ぎ、ついで
酢酸エチルの3リットルで抽出し、得られた抽出液を2
N水酸化ナトリウムで3回、さらに水で中性になるまで
洗浄した。かくして得られた酢酸エチル層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥したのち減圧下で酢酸エチルを留去させ
て粗生成物を得た。これをエタノールで再結晶処理して
4,4′‐ビフェニルジカルボン酸ビス(2‐ヒドロキ
シエチル)の29.8g(融点125.9〜127.2
℃)を得た。収率は40.7%であった。
【0018】(2)4,4′‐ビフェニルジカルボン酸
ビス(3‐ヒドロキシプロピル)の製造 エチレングリコールに代えて、1,3‐プロパンジオー
ルを用いる以外は前記(1) と同様にしてビス(3‐
ヒドキシプロピル)‐4,4′‐ビフェニルジカルボキ
シラート(融点90.0〜91.5℃)を得た。
【0019】(3)4,4′‐ビシクロヘキサンジカル
ボン酸ビス(2‐ヒドロキシエチル)の製造4,4′‐
ビフェニルジカルボン酸に代えて4,4′‐ビシクロヘ
キサンジカルボン酸を用い、再結晶処理しない以外は前
記(1)と同様にしてビス(2‐ヒドロキシエチル)‐
4,4′‐ビシクロヘキサンジカルボキシラートを得た
【0020】実施例で得られたポリエステルカーボネー
ト樹脂の物性は以下の方法で測定した。 還元粘度:クロロホルムを溶媒として25℃、0.5g
/dlの濃度で測定した。 融点(Tm):偏光顕微鏡にホットステージ(メトラー
社製FP−82)を装着して毎分3℃の昇温速度で測定
した。 ガラス転移温度(Tg):セイコー電子工業社製DSC
−200型を用い毎分5℃の昇温速度で測定した。 分解温度(Td):セイコー電子工業社製TG/DTA
−220型を用い毎分10℃の昇温速度で測定し、重量
減少5%の温度とした。
【0021】(実施例1)ポリ(オキシカルボニルオキ
シエチレンオキシカルボニル‐4,4′‐ビフェニレン
カルボニルオキシエチレン)の製造 100mlの三つ口フラスコに4,4′‐ビフェニルジ
カルボン酸ビス(2‐ヒドロキシエチル)(1.65g
、5.0mmol)、ピリジンの1mlおよび1,2‐
ジクロロエタン(以下、DCEと称する)の5mlを入
れてかくはんし、ついで、この液をマントルヒーターで
90℃に保ち、還流下にクロロギ酸トリクロロメチル(
0.54g、2.7mmol)をDCEの2mlに溶か
した溶液を20分間で滴下し、そのまま3時間反応を行
った。得られた反応液を放冷して50℃にしたのちメタ
ノール300mlに注ぎ、析出した沈殿物をろ過した。 このろ過物を熱メタノール中で洗浄したのち乾燥し、本
発明のポリエステルカーボネート樹脂の31.54g(
収率86.5%)が得られた。この樹脂は、ガラス転移
温度61℃、分解温度284℃、融点124〜149℃
で還元粘度は0.12であった。このポリマーのクロロ
ホルム溶液をガラス板上にキャストして乾燥したところ
透明なポリエステルカーボネートフィルムが得られた。
【0022】(実施例2〜7)二価アルコールとして4
,4′‐ビフェニルジカルボン酸ビス(2‐ヒドロキシ
エチル)および4,4′‐ビフェニルジカルボン酸ビス
(3‐ヒドロキシプロピル)、4,4′‐ビシクロヘキ
サンジカルボン酸ビス(2‐ヒドロキシエチル)を種々
の割合で用いる以外は、実施例1と同様な方法にしたが
って種々のポリエステルカーボネート樹脂を製造した。
【0023】これらの結果を実施例1の結果と併せて表
1に示した。表1に示す二価アルコールは、つぎの式で
示される。
【化7】
【化8】
【化9】
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明は二価アルコールとして、ビフェ
ニルカルボン酸のヒドロキシアルキルエステルおよびビ
シクロヘキシルカルボンのヒドロキシアルキルを用いて
新規なポリエステルカーボネートを提供したことが特徴
である。本発明のポリエステルカーボネート樹脂は、製
造条件を適宜選定することにより融解するものとして得
られる。いずれも透明性、熱安定性に優れており、単独
もしくは各種融点のものと混合して熱成形性を必要とす
る分野に適用できる。このように、本発明のポリエステ
ルカーボネート樹脂はそれ自体で有用なものであるが、
他の公知の樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリメチルメタクリレート、ABS、ポリアミド類、
ポリアクリレート類、ポリカーボネート類、ポリエチレ
ンテレフタレートのようなポリエステル類又はポリフェ
ニレンオキシド類などと混合し、これら樹脂の機械的強
度及び熱成形性の改良を図ることもできる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式 【化1】 で示される構造単位の1種もしくは2種以上を含む二環
    ポリエステルカーボネート樹脂。
  2. 【請求項2】  式 【化2】 で示される構造単位を含む還元粘度0.05〜0.50
    (25℃、0.5g/dl、クロロホルム溶液)の請求
    項1記載の二環ポリエステルカーボネート樹脂。
  3. 【請求項3】  式〔1〕で示される構造単位の1種も
    しくは2種以上からなる還元粘度0.05〜0.50(
    25℃、0.5g/dl、クロロホルム溶媒)の二環ポ
    リエステルカーボネート樹脂。
  4. 【請求項4】  式〔2〕で示される構造単位からなる
    還元粘度0.05〜0.50(25℃、0.5g/dl
    、クロロホルム溶液)の二環ポリエステルカーボネート
    樹脂。
JP8933691A 1991-03-29 1991-03-29 二環ポリエステルカーボネート樹脂 Pending JPH04300918A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015007041A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung 重合性化合物および液晶ディスプレイにおけるそれらの使用
WO2019240033A1 (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 富士フイルム株式会社 ジシクロヘキサンジカルボン酸ジエステルの製造方法およびジシクロヘキサンジカルボン酸の製造方法

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JPWO2019240033A1 (ja) * 2018-06-11 2021-06-24 富士フイルム株式会社 ジシクロヘキサンジカルボン酸ジエステルの製造方法およびジシクロヘキサンジカルボン酸の製造方法

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