JPH04304679A - 圧力センサ - Google Patents
圧力センサInfo
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- JPH04304679A JPH04304679A JP6856591A JP6856591A JPH04304679A JP H04304679 A JPH04304679 A JP H04304679A JP 6856591 A JP6856591 A JP 6856591A JP 6856591 A JP6856591 A JP 6856591A JP H04304679 A JPH04304679 A JP H04304679A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧力センサにかかり、特
に共振型の圧力センサに関する。
に共振型の圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体基板上に形成された半導体
領域のピエゾ抵抗効果による抵抗変化や変位による微小
な容量変化を検出することにより、圧力等を検出するよ
うにした超小形の半導体歪検出装置が注目されている。
領域のピエゾ抵抗効果による抵抗変化や変位による微小
な容量変化を検出することにより、圧力等を検出するよ
うにした超小形の半導体歪検出装置が注目されている。
【0003】このような圧力センサは、集積回路技術を
用いて形成されるため、例えば、振動部分の長さが10
0μm 程度、厚さが1μm 程度、チップ全体の大き
さが1mm角程度と極めて小形の素子を形成することが
できる。また、集積回路によって他の素子と同一基板上
に形成することができるという優れた特徴を有している
。
用いて形成されるため、例えば、振動部分の長さが10
0μm 程度、厚さが1μm 程度、チップ全体の大き
さが1mm角程度と極めて小形の素子を形成することが
できる。また、集積回路によって他の素子と同一基板上
に形成することができるという優れた特徴を有している
。
【0004】例えば、このような圧力センサの一例とし
て、図16および図17に示すように、振動子1をこれ
と一体的に形成されたトーションスプリング2,3,4
,5を介して支持体97に連結するとともに、裏面を薄
いダイヤフラム96に貼着されたセンサチップがガラス
製の台座93および94に載置され、さらに上面をスペ
ーサ98を介してシリコンリング99に固着されたガラ
ス板7で封止し、このガラス板7とダイヤフラム96と
の間に形成されるキャビテイ領域が真空に維持されるよ
うになっており、開口部100を介して印加される外圧
によりダイヤフラム96を変形しトーションスプリング
をキャビテイ内方に付勢し、外圧に応じた共振周波数と
して取り出すようにしたものがある。ここで6は駆動用
電極であり、ガラス板7内に埋め込まれている。
て、図16および図17に示すように、振動子1をこれ
と一体的に形成されたトーションスプリング2,3,4
,5を介して支持体97に連結するとともに、裏面を薄
いダイヤフラム96に貼着されたセンサチップがガラス
製の台座93および94に載置され、さらに上面をスペ
ーサ98を介してシリコンリング99に固着されたガラ
ス板7で封止し、このガラス板7とダイヤフラム96と
の間に形成されるキャビテイ領域が真空に維持されるよ
うになっており、開口部100を介して印加される外圧
によりダイヤフラム96を変形しトーションスプリング
をキャビテイ内方に付勢し、外圧に応じた共振周波数と
して取り出すようにしたものがある。ここで6は駆動用
電極であり、ガラス板7内に埋め込まれている。
【0005】この共振周波数を出力として取り出すこと
により外圧が測定できるようになっている。
により外圧が測定できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな圧力センサは、構造が複雑で、実装に際してガラス
基板および台座にシールしなければならないため実装コ
ストが過大となる上、ギャップを制御するのが極めて困
難であるという問題があった。
うな圧力センサは、構造が複雑で、実装に際してガラス
基板および台座にシールしなければならないため実装コ
ストが過大となる上、ギャップを制御するのが極めて困
難であるという問題があった。
【0007】本発明は前記実情に鑑みてなされたもので
、1枚のシリコンチップを用いて形成でき、実装が容易
で小型の共振型圧力センサを提供することを目的とする
。
、1枚のシリコンチップを用いて形成でき、実装が容易
で小型の共振型圧力センサを提供することを目的とする
。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、窒化
シリコン膜あるいは窒化シリコン膜/多結晶シリコン膜
/窒化シリコン膜の3層膜等をキャップ層として用いこ
のキャップ層との間で気密状態のキャビテイ領域を形成
し、このキャビテイ領域内に振動子を伸長せしめ一体構
造のシリコン圧力センサを構成するようにしたことを特
徴とするものである。
シリコン膜あるいは窒化シリコン膜/多結晶シリコン膜
/窒化シリコン膜の3層膜等をキャップ層として用いこ
のキャップ層との間で気密状態のキャビテイ領域を形成
し、このキャビテイ領域内に振動子を伸長せしめ一体構
造のシリコン圧力センサを構成するようにしたことを特
徴とするものである。
【0009】すなわち本発明の第1の圧力センサでは、
半導体基板内に形成された凹部内に伸長する半導体層と
絶縁膜との2層構造の振動子と、この凹部を気密的に封
止するように前記基板表面に形成された絶縁膜からなる
キャップ層とを具備し、前記半導体層への通電による発
熱に伴うバイメタル効果により前記半導体層の偏位を励
起し、ピエゾ抵抗効果による出力変化として、外部圧力
の変化にともない前記キャップ層を介して印加される前
記空洞内の圧力変化を検出するようにしている。
半導体基板内に形成された凹部内に伸長する半導体層と
絶縁膜との2層構造の振動子と、この凹部を気密的に封
止するように前記基板表面に形成された絶縁膜からなる
キャップ層とを具備し、前記半導体層への通電による発
熱に伴うバイメタル効果により前記半導体層の偏位を励
起し、ピエゾ抵抗効果による出力変化として、外部圧力
の変化にともない前記キャップ層を介して印加される前
記空洞内の圧力変化を検出するようにしている。
【0010】本発明の第2の圧力センサでは、半導体基
板内に形成された凹部内に伸長する第1の半導体層から
なる振動子と、この凹部を気密的に封止するように前記
基板表面に形成され、第2の半導体層の表面および裏面
を絶縁膜で被覆したサンドイッチ構造のキャップ層とを
具備し、前記第1および第2の半導体層の間の静電相互
作用によって前記第2の半導体層の偏位を励起し、外部
圧力の変化にともない前記キャップ層を介して印加され
る前記空洞内の圧力変化を検出するようにしている。
板内に形成された凹部内に伸長する第1の半導体層から
なる振動子と、この凹部を気密的に封止するように前記
基板表面に形成され、第2の半導体層の表面および裏面
を絶縁膜で被覆したサンドイッチ構造のキャップ層とを
具備し、前記第1および第2の半導体層の間の静電相互
作用によって前記第2の半導体層の偏位を励起し、外部
圧力の変化にともない前記キャップ層を介して印加され
る前記空洞内の圧力変化を検出するようにしている。
【0011】
【作用】上記構造によれば、シリコン基板表面に薄膜技
術を用いて片持ち梁およびこれを囲む空間を形成するよ
うにし、圧力センサが一体的に形成されるため、実装工
程が不要で、極めて容易に高精度で信頼性の高いセンサ
を得ることが可能となる。
術を用いて片持ち梁およびこれを囲む空間を形成するよ
うにし、圧力センサが一体的に形成されるため、実装工
程が不要で、極めて容易に高精度で信頼性の高いセンサ
を得ることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。
つつ詳細に説明する。
【0013】実施例1
この例では、半導体基板内に形成された凹部内に伸長す
る多結晶シリコン層と酸化シリコン層との2層構造の振
動子と、この凹部を気密的に封止するように前記基板表
面に形成された絶縁膜からなるキャップ層とを具備し、
前記多結晶シリコン層への通電による発熱に伴うバイメ
タル効果により前記多結晶シリコン層の偏位を励起し、
ピエゾ抵抗効果による出力変化として、外部圧力の変化
にともない前記キャップ層を介して印加される前記空洞
内の圧力変化を検出することにより、外部圧力を検出す
るようにしたことを特徴とするものである。
る多結晶シリコン層と酸化シリコン層との2層構造の振
動子と、この凹部を気密的に封止するように前記基板表
面に形成された絶縁膜からなるキャップ層とを具備し、
前記多結晶シリコン層への通電による発熱に伴うバイメ
タル効果により前記多結晶シリコン層の偏位を励起し、
ピエゾ抵抗効果による出力変化として、外部圧力の変化
にともない前記キャップ層を介して印加される前記空洞
内の圧力変化を検出することにより、外部圧力を検出す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0014】すなわちこの半導体圧力センサは、図1に
断面図、図2に平面図を示すように、1枚のシリコンチ
ップから構成されており、多結晶シリコン膜10と、こ
の下層に形成された酸化シリコン膜11との2層構造の
4つの梁14,15,17,18からなる共振子9が気
密シールされたキャビティ領域の内部に形成されており
、共振子9の下部は井戸状のエッチング溝12、上部は
窒化シリコン膜8を介して形成された窒化シリコン膜か
らなるキャップ層13となっている。そして高濃度にド
ープされた多結晶シリコン層領域90を介してコンタク
トが形成されており、高濃度ドーピング構造を用いるこ
とによりこの領域の抵抗を最小にするようになっている
。また、共振子9の振動子21は、梁の偏位を増大する
ように構成されている。
断面図、図2に平面図を示すように、1枚のシリコンチ
ップから構成されており、多結晶シリコン膜10と、こ
の下層に形成された酸化シリコン膜11との2層構造の
4つの梁14,15,17,18からなる共振子9が気
密シールされたキャビティ領域の内部に形成されており
、共振子9の下部は井戸状のエッチング溝12、上部は
窒化シリコン膜8を介して形成された窒化シリコン膜か
らなるキャップ層13となっている。そして高濃度にド
ープされた多結晶シリコン層領域90を介してコンタク
トが形成されており、高濃度ドーピング構造を用いるこ
とによりこの領域の抵抗を最小にするようになっている
。また、共振子9の振動子21は、梁の偏位を増大する
ように構成されている。
【0015】またこの多結晶シリコン層10はヒータお
よびセンサとしてはたらくようになっており、電流の通
過により温度が上昇するとバイメタル効果により梁9が
曲がる。そして、この梁の偏位が、この多結晶シリコン
のピエゾ抵抗効果による抵抗値変化を測定することによ
って検出される。また、共振周波数領域においてセンサ
出力が最大となる。そしてまた、キャップ層13は外圧
によって偏位せしめられ、これによってキャビテイ領域
内の圧力が変化し、この圧力変化により共振子の共振周
波数が変調せしめられるようになっている。
よびセンサとしてはたらくようになっており、電流の通
過により温度が上昇するとバイメタル効果により梁9が
曲がる。そして、この梁の偏位が、この多結晶シリコン
のピエゾ抵抗効果による抵抗値変化を測定することによ
って検出される。また、共振周波数領域においてセンサ
出力が最大となる。そしてまた、キャップ層13は外圧
によって偏位せしめられ、これによってキャビテイ領域
内の圧力が変化し、この圧力変化により共振子の共振周
波数が変調せしめられるようになっている。
【0016】次に、この圧力センサの形状加工工程につ
いて図3を参照しつつ説明する。
いて図3を参照しつつ説明する。
【0017】まず、図3(a) に示すように、表面が
(100)配向のn型シリコン基板16にn+ 埋め込
み層32を形成した後エピタキシャル成長層33を形成
し、さらに酸化シリコン膜11およびボロンドープの多
結晶シリコン膜10を順次形成したのち、通常のフォト
リソグラフィ法によりこれを梁状にパターニングし、こ
れをマスクとして不純物拡散を行い前記埋め込み層32
に到達するように深く高濃度のn+ シリコン層67を
形成する。このとき同時にコンタクト用の高濃度領域9
0(図2参照)を形成する。
(100)配向のn型シリコン基板16にn+ 埋め込
み層32を形成した後エピタキシャル成長層33を形成
し、さらに酸化シリコン膜11およびボロンドープの多
結晶シリコン膜10を順次形成したのち、通常のフォト
リソグラフィ法によりこれを梁状にパターニングし、こ
れをマスクとして不純物拡散を行い前記埋め込み層32
に到達するように深く高濃度のn+ シリコン層67を
形成する。このとき同時にコンタクト用の高濃度領域9
0(図2参照)を形成する。
【0018】そして図3(b) に示すように、この多
結晶シリコン膜10の表面を軽く酸化して酸化シリコン
層20を形成した後、この上層に、窒化シリコン膜8を
形成してこれをパターニングし、CVD法によりPSG
膜19を堆積し表面を平坦化した後、さらにキャップ層
としての窒化シリコン膜13を堆積する。
結晶シリコン膜10の表面を軽く酸化して酸化シリコン
層20を形成した後、この上層に、窒化シリコン膜8を
形成してこれをパターニングし、CVD法によりPSG
膜19を堆積し表面を平坦化した後、さらにキャップ層
としての窒化シリコン膜13を堆積する。
【0019】そして、エッチング孔(図示せず)を介し
て行われる3重エッチング技術により梁9を形成する。 まず、第1のエッチング工程では緩衝弗酸を用いて、P
SG膜19を選択的にエッチング除去して、上半分の自
由空間を形成する。そして第2のエッチング工程では、
エッチング液としてHF:HNO3 :CH3 COO
H=1:3:8の混合液を用いて、梁9の下およびまわ
りのn+ 領域すなわちn+埋め込み層32およびn+
シリコン層67を選択的に除去する(図3(c) )
。
て行われる3重エッチング技術により梁9を形成する。 まず、第1のエッチング工程では緩衝弗酸を用いて、P
SG膜19を選択的にエッチング除去して、上半分の自
由空間を形成する。そして第2のエッチング工程では、
エッチング液としてHF:HNO3 :CH3 COO
H=1:3:8の混合液を用いて、梁9の下およびまわ
りのn+ 領域すなわちn+埋め込み層32およびn+
シリコン層67を選択的に除去する(図3(c) )
。
【0020】この後、図3(d) に示すように、KO
Hを用いた第3のエッチング工程によって(111)面
をエッチングストッパとして用いてn型シリコン基板1
6をエッチングする。ここで、(100)配向のシリコ
ン基板を用いているため、このエッチング工程では(1
11)方向のエッチング速度が極めて遅くこの面でエッ
チングは停止し、(111)面で囲まれた空洞となる。 その後、高濃度領域90へのコンタクト用の穴をあける
。
Hを用いた第3のエッチング工程によって(111)面
をエッチングストッパとして用いてn型シリコン基板1
6をエッチングする。ここで、(100)配向のシリコ
ン基板を用いているため、このエッチング工程では(1
11)方向のエッチング速度が極めて遅くこの面でエッ
チングは停止し、(111)面で囲まれた空洞となる。 その後、高濃度領域90へのコンタクト用の穴をあける
。
【0021】このようにしてエッチングを行った後、キ
ャビティ内の内圧を決定して、エッチング孔をシールし
、図1および図2に示した圧力センサが形成される。
ャビティ内の内圧を決定して、エッチング孔をシールし
、図1および図2に示した圧力センサが形成される。
【0022】ここで、仮にn+ 層を形成することなく
n層のみにしKOHによるエッチングのみにすると振動
子21の下方のエッチングで問題が生じる。一方、n層
を形成することなくn+ 層のみにしHF:HNO3
:CH3 COOH=1:3:8の混合液を用いたエッ
チングを行おうとすると、梁の下部の酸化物層11がエ
ッチングされてしまう。
n層のみにしKOHによるエッチングのみにすると振動
子21の下方のエッチングで問題が生じる。一方、n層
を形成することなくn+ 層のみにしHF:HNO3
:CH3 COOH=1:3:8の混合液を用いたエッ
チングを行おうとすると、梁の下部の酸化物層11がエ
ッチングされてしまう。
【0023】このようにして極めて容易に圧力センサが
形成される。
形成される。
【0024】この構造によれば、シリコン基板表面に薄
膜技術を用いて、圧力センサが一体的に形成されるため
、実装工程が不要で、極めて容易に高精度で信頼性の高
いセンサを得ることが可能となる。
膜技術を用いて、圧力センサが一体的に形成されるため
、実装工程が不要で、極めて容易に高精度で信頼性の高
いセンサを得ることが可能となる。
【0025】なおこの例では、梁を4つで構成したが4
つに限定されることなく1つでも2つでもよい。但し、
2つまたは4つにすれば、梁自身の相互接続を省くこと
ができる。
つに限定されることなく1つでも2つでもよい。但し、
2つまたは4つにすれば、梁自身の相互接続を省くこと
ができる。
【0026】また、共振子9を構成する材料としては、
多結晶シリコン膜10と酸化シリコン膜11とに限定さ
れることなく、単結晶シリコンなど通電によって発熱す
る半導体材料と絶縁膜との組み合わせであってかつ両者
の熱膨張率が等しくないものであればよい。
多結晶シリコン膜10と酸化シリコン膜11とに限定さ
れることなく、単結晶シリコンなど通電によって発熱す
る半導体材料と絶縁膜との組み合わせであってかつ両者
の熱膨張率が等しくないものであればよい。
【0027】実施例2
次に本発明の第2の実施例について説明する。
【0028】この例では、半導体基板内に形成された凹
部内に伸長する第1の多結晶シリコン層からなる振動子
と、この凹部を気密的に封止するように前記基板表面に
形成され、第2の多結晶シリコン膜の表面および裏面を
絶縁膜で被覆したサンドイッチ構造のキャップ層とを具
備し、前記第1および第2の多結晶シリコン層の間の静
電相互作用によって前記第2の多結晶シリコン層の偏位
を励起し、前記第1および第2の多結晶シリコン層間の
容量変化による出力変化として、圧力を検出するように
したことを特徴とするものである。
部内に伸長する第1の多結晶シリコン層からなる振動子
と、この凹部を気密的に封止するように前記基板表面に
形成され、第2の多結晶シリコン膜の表面および裏面を
絶縁膜で被覆したサンドイッチ構造のキャップ層とを具
備し、前記第1および第2の多結晶シリコン層の間の静
電相互作用によって前記第2の多結晶シリコン層の偏位
を励起し、前記第1および第2の多結晶シリコン層間の
容量変化による出力変化として、圧力を検出するように
したことを特徴とするものである。
【0029】すなわちこの共振型圧力センサは、図4お
よび図5に示すように、キャップ層が窒化シリコン膜/
多結晶シリコン膜/窒化シリコン膜(23,24,25
)の3層膜から構成されるとともに、共振子69が単層
構造の多結晶シリコン膜26から構成されていることを
特徴とするものである。
よび図5に示すように、キャップ層が窒化シリコン膜/
多結晶シリコン膜/窒化シリコン膜(23,24,25
)の3層膜から構成されるとともに、共振子69が単層
構造の多結晶シリコン膜26から構成されていることを
特徴とするものである。
【0030】そして、この共振子69(梁)は、キャッ
プ層の多結晶シリコン膜24と梁の多結晶シリコン層2
6との間の静電相互作用で共振し、その出力は、梁の多
結晶シリコン膜26とキャップ層の多結晶シリコン層2
4との容量変化として読み取られるようになっている。 また、振動子60は、4つの梁63,64,65,66
によって支持されている。
プ層の多結晶シリコン膜24と梁の多結晶シリコン層2
6との間の静電相互作用で共振し、その出力は、梁の多
結晶シリコン膜26とキャップ層の多結晶シリコン層2
4との容量変化として読み取られるようになっている。 また、振動子60は、4つの梁63,64,65,66
によって支持されている。
【0031】この圧力センサの形状加工工程について図
6を参照しつつ説明する。
6を参照しつつ説明する。
【0032】まず、図6(a) に示すように、n型シ
リコン基板16にn+ 拡散層61を形成した後、表面
酸化を行い、酸化シリコン膜29およびボロンドープの
多結晶シリコン膜26を順次形成する。
リコン基板16にn+ 拡散層61を形成した後、表面
酸化を行い、酸化シリコン膜29およびボロンドープの
多結晶シリコン膜26を順次形成する。
【0033】次いで、図6(b) に示すように、通常
のフォトリソグラフィ法によりパターニングし梁20を
形成し、さらに表面を軽く酸化して酸化シリコン層56
を形成し、この上層に窒化シリコン層27を形成してこ
れをパターニングしたのち、CVD法によりPSG膜2
8を堆積し平坦化することにより凹部にPSG膜28を
埋め込む。
のフォトリソグラフィ法によりパターニングし梁20を
形成し、さらに表面を軽く酸化して酸化シリコン層56
を形成し、この上層に窒化シリコン層27を形成してこ
れをパターニングしたのち、CVD法によりPSG膜2
8を堆積し平坦化することにより凹部にPSG膜28を
埋め込む。
【0034】そして、図6(c) に示すように、キャ
ップ層としての窒化シリコン膜23、多結晶シリコン膜
24,窒化シリコン膜25を順次堆積する。
ップ層としての窒化シリコン膜23、多結晶シリコン膜
24,窒化シリコン膜25を順次堆積する。
【0035】そして、図6(d) に示すように、エッ
チング孔(図示せず)を介して行われる2重エッチング
技術により梁69を形成する。まず、第1のエッチング
工程では緩衝弗酸を用いて、PSG膜28を選択的にエ
ッチング除去して、上半分の自由空間を形成する。そし
て第2のエッチング工程では、エッチング液としてHF
:HNO3 :CH3 COOH=1:3:8の混合液
を用いて、梁69の下のn+ 領域すなわちn+ 拡散
層61を選択的に除去する。そして、軽い酸化を行い共
振子のまわりに酸化シリコン膜68を形成し、キャビテ
ィ内の内圧を決定して、エッチング孔をシールし、図4
および図5に示した圧力センサが形成される。
チング孔(図示せず)を介して行われる2重エッチング
技術により梁69を形成する。まず、第1のエッチング
工程では緩衝弗酸を用いて、PSG膜28を選択的にエ
ッチング除去して、上半分の自由空間を形成する。そし
て第2のエッチング工程では、エッチング液としてHF
:HNO3 :CH3 COOH=1:3:8の混合液
を用いて、梁69の下のn+ 領域すなわちn+ 拡散
層61を選択的に除去する。そして、軽い酸化を行い共
振子のまわりに酸化シリコン膜68を形成し、キャビテ
ィ内の内圧を決定して、エッチング孔をシールし、図4
および図5に示した圧力センサが形成される。
【0036】かかる構造によっても、実施例1と同様、
薄膜技術を用いて、実装が容易で信頼性の高い共振型圧
力センサを形成することができる。
薄膜技術を用いて、実装が容易で信頼性の高い共振型圧
力センサを形成することができる。
【0037】なお、ここでは静電相互作用による多結晶
シリコンの励起を利用しているが、共振子を構成する材
料としては、多結晶シリコンに限定されることなく他の
導電性材料を用いるようにしてもよい。
シリコンの励起を利用しているが、共振子を構成する材
料としては、多結晶シリコンに限定されることなく他の
導電性材料を用いるようにしてもよい。
【0038】実施例3
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
【0039】この例では、半導体基板内に形成された凹
部内に伸長する第1の多結晶シリコン層とこれに絶縁膜
を介して積層された下部部材としての第2の多結晶シリ
コン層とからなる振動子と、この凹部を気密的に封止す
るように前記基板表面に形成され、第3の多結晶シリコ
ン膜の表面および裏面を絶縁膜で被覆したサンドイッチ
構造のキャップ層とを具備し、前記振動子が、その上部
部材である第1の多結晶シリコン層とキャップ層として
の第3の多結晶シリコン層との間の静電相互作用で励起
され、前記振動子の振動が下部部材である前記第2の多
結晶シリコン層のピエゾ抵抗効果による出力変化として
、圧力を検出するようにしている。
部内に伸長する第1の多結晶シリコン層とこれに絶縁膜
を介して積層された下部部材としての第2の多結晶シリ
コン層とからなる振動子と、この凹部を気密的に封止す
るように前記基板表面に形成され、第3の多結晶シリコ
ン膜の表面および裏面を絶縁膜で被覆したサンドイッチ
構造のキャップ層とを具備し、前記振動子が、その上部
部材である第1の多結晶シリコン層とキャップ層として
の第3の多結晶シリコン層との間の静電相互作用で励起
され、前記振動子の振動が下部部材である前記第2の多
結晶シリコン層のピエゾ抵抗効果による出力変化として
、圧力を検出するようにしている。
【0040】すなわちこの例では、図7および図8に示
すように、共振子31が、上部部材である多結晶シリコ
ン層35とこれに酸化シリコン膜36を介して積層され
た下部部材としての多結晶シリコン層30で構成されて
いるとともに、キャップ層70が、窒化シリコン層71
,多結晶シリコン層72,窒化シリコン層73の3層構
造で構成されていることを特徴とするものである。
すように、共振子31が、上部部材である多結晶シリコ
ン層35とこれに酸化シリコン膜36を介して積層され
た下部部材としての多結晶シリコン層30で構成されて
いるとともに、キャップ層70が、窒化シリコン層71
,多結晶シリコン層72,窒化シリコン層73の3層構
造で構成されていることを特徴とするものである。
【0041】そして、共振子31が、その上部部材であ
る多結晶シリコン層35とキャップ層70との間の静電
相互作用で励起され、この共振子の振動が下部部材であ
る多結晶シリコンピエゾ抵抗素子30によって検出され
るように構成されている。また、この振動子41は4つ
の梁42,43,44,45によって支持されている。
る多結晶シリコン層35とキャップ層70との間の静電
相互作用で励起され、この共振子の振動が下部部材であ
る多結晶シリコンピエゾ抵抗素子30によって検出され
るように構成されている。また、この振動子41は4つ
の梁42,43,44,45によって支持されている。
【0042】この圧力センサの形状加工工程について図
9を参照しつつ説明する。
9を参照しつつ説明する。
【0043】まず、図9(a) に示すように、n型シ
リコン基板16にn+ 拡散層38を形成した後、表面
酸化を行い、酸化シリコン膜34およびボロンドープの
多結晶シリコン膜30を順次形成し、さらにこの多結晶
シリコン膜30表面を酸化し酸化シリコン層36を形成
し、さらにこの上層に多結晶シリコン層35を形成する
。
リコン基板16にn+ 拡散層38を形成した後、表面
酸化を行い、酸化シリコン膜34およびボロンドープの
多結晶シリコン膜30を順次形成し、さらにこの多結晶
シリコン膜30表面を酸化し酸化シリコン層36を形成
し、さらにこの上層に多結晶シリコン層35を形成する
。
【0044】次いで、図9(b) に示すように、通常
のフォトリソグラフィ法により、多結晶シリコン層35
、酸化シリコン層36、多結晶シリコン層30、酸化シ
リコン層34をパターニングし梁31を形成し、さらに
表面を軽く酸化して酸化シリコン層91を形成し、この
上層に窒化シリコン層37を形成してこれをパターニン
グしたのち、CVD法によりPSG膜39を堆積し平坦
化することにより凹部にPSG膜39を埋め込む。
のフォトリソグラフィ法により、多結晶シリコン層35
、酸化シリコン層36、多結晶シリコン層30、酸化シ
リコン層34をパターニングし梁31を形成し、さらに
表面を軽く酸化して酸化シリコン層91を形成し、この
上層に窒化シリコン層37を形成してこれをパターニン
グしたのち、CVD法によりPSG膜39を堆積し平坦
化することにより凹部にPSG膜39を埋め込む。
【0045】そして、図9(c) に示すように、キャ
ップ層70としての窒化シリコン膜71、多結晶シリコ
ン膜72,窒化シリコン膜73を順次堆積する。
ップ層70としての窒化シリコン膜71、多結晶シリコ
ン膜72,窒化シリコン膜73を順次堆積する。
【0046】そして、図9(d) に示すように、エッ
チング孔(図示せず)を介して行われる2重エッチング
技術により梁31を形成する。まず、第1のエッチング
工程では緩衝弗酸を用いて、PSG膜39を選択的にエ
ッチング除去して、上半分の自由空間を形成する。そし
て第2のエッチング工程では、エッチング液としてHF
:HNO3 :CH3 COOH=1:3:8の混合液
を用いて、梁31の下のn+ 領域すなわちn+ 拡散
層38を選択的に除去する。そして、軽い酸化を行いキ
ャビテイの内側に酸化シリコン膜92を形成し、キャビ
ティ内の内圧を決定して、エッチング孔をシールし、図
7および図8に示した圧力センサが形成される。
チング孔(図示せず)を介して行われる2重エッチング
技術により梁31を形成する。まず、第1のエッチング
工程では緩衝弗酸を用いて、PSG膜39を選択的にエ
ッチング除去して、上半分の自由空間を形成する。そし
て第2のエッチング工程では、エッチング液としてHF
:HNO3 :CH3 COOH=1:3:8の混合液
を用いて、梁31の下のn+ 領域すなわちn+ 拡散
層38を選択的に除去する。そして、軽い酸化を行いキ
ャビテイの内側に酸化シリコン膜92を形成し、キャビ
ティ内の内圧を決定して、エッチング孔をシールし、図
7および図8に示した圧力センサが形成される。
【0047】かかる構造によっても、実施例1と同様、
薄膜技術を用いて、実装が容易で信頼性の高い共振型圧
力センサを形成することができる。
薄膜技術を用いて、実装が容易で信頼性の高い共振型圧
力センサを形成することができる。
【0048】なお、ここでは静電相互作用による多結晶
シリコンの励起を利用しているが、共振子を構成する材
料としては、多結晶シリコンに限定されることなく他の
導電性材料を用いるようにしてもよい。
シリコンの励起を利用しているが、共振子を構成する材
料としては、多結晶シリコンに限定されることなく他の
導電性材料を用いるようにしてもよい。
【0049】実施例4
次に、本発明の第4の実施例について説明する。
【0050】この例では、半導体基板内に形成された凹
部内に伸長する単結晶シリコン層からなる振動子と、こ
の凹部を気密的に封止するように前記基板表面に形成さ
れた絶縁膜からなるキャップ層とを具備し、この振動子
が、熱的に励起されて振動し、振動がこの単結晶シリコ
ン層のピエゾ抵抗効果による出力変化として、外部圧力
を検出するようにしている。
部内に伸長する単結晶シリコン層からなる振動子と、こ
の凹部を気密的に封止するように前記基板表面に形成さ
れた絶縁膜からなるキャップ層とを具備し、この振動子
が、熱的に励起されて振動し、振動がこの単結晶シリコ
ン層のピエゾ抵抗効果による出力変化として、外部圧力
を検出するようにしている。
【0051】すなわちこの例では、図10および図11
に示すように、共振子46は、p型の単結晶シリコン層
(p型シリコン層)47と酸化シリコン層48とからな
る梁から構成されており、実施例1と同様熱励起による
バイメタル効果を利用したことを特徴とするものである
。また、キャップ層88は窒化シリコン層58で構成さ
れている。
に示すように、共振子46は、p型の単結晶シリコン層
(p型シリコン層)47と酸化シリコン層48とからな
る梁から構成されており、実施例1と同様熱励起による
バイメタル効果を利用したことを特徴とするものである
。また、キャップ層88は窒化シリコン層58で構成さ
れている。
【0052】そして共振子と、上部キャップ層88との
間の空間は、窒化シリコン膜57の膜厚で決定される。 またこのp型シリコン層47は共振子の熱的励起子およ
びセンサの両方の役割を果たす。梁の偏位はp型シリコ
ン層47の抵抗の変化によって測定される。そして、こ
の振動子51は4つの梁52,53,54,55によっ
て支持されている。
間の空間は、窒化シリコン膜57の膜厚で決定される。 またこのp型シリコン層47は共振子の熱的励起子およ
びセンサの両方の役割を果たす。梁の偏位はp型シリコ
ン層47の抵抗の変化によって測定される。そして、こ
の振動子51は4つの梁52,53,54,55によっ
て支持されている。
【0053】この圧力センサの形状加工工程について図
12を参照しつつ説明する。
12を参照しつつ説明する。
【0054】まず、図12(a) に示すように、n型
シリコン基板16にn+ 埋め込み層74を形成し、n
型エピタキシャル成長層75を形成した後、さらにSI
MOX技術によりこのn型エピタキシャル成長層75内
にイオン注入を行い酸化シリコン埋め込み層48を形成
する。 このようにすることにより、シリコンの結晶性を維持し
つつ、酸化シリコン埋め込み層48を形成することがで
きる。
シリコン基板16にn+ 埋め込み層74を形成し、n
型エピタキシャル成長層75を形成した後、さらにSI
MOX技術によりこのn型エピタキシャル成長層75内
にイオン注入を行い酸化シリコン埋め込み層48を形成
する。 このようにすることにより、シリコンの結晶性を維持し
つつ、酸化シリコン埋め込み層48を形成することがで
きる。
【0055】この後イオン注入によりp型シリコン層4
7を形成する。このp型シリコン層47は振動子51と
4つの梁52,53,54,55とを規定するのに用い
られる。そして深いn+ 型拡散層76はエッチング領
域を規定するのに用いられる。
7を形成する。このp型シリコン層47は振動子51と
4つの梁52,53,54,55とを規定するのに用い
られる。そして深いn+ 型拡散層76はエッチング領
域を規定するのに用いられる。
【0056】そして図12(b) に示すように、表面
を軽く酸化し、酸化シリコン膜56および窒化シリコン
膜57を形成したのち、この窒化シリコン膜57をパタ
ーニングして凹部を形成する。この窒化シリコン層57
は共振子とキャップ層58との間の空間を決定する。
を軽く酸化し、酸化シリコン膜56および窒化シリコン
膜57を形成したのち、この窒化シリコン膜57をパタ
ーニングして凹部を形成する。この窒化シリコン層57
は共振子とキャップ層58との間の空間を決定する。
【0057】こののち、CVD法によりPSG膜59を
堆積し平坦化することにより前記凹部にPSG膜59を
埋め込み、キャップ層88としての窒化シリコン膜58
を堆積する。
堆積し平坦化することにより前記凹部にPSG膜59を
埋め込み、キャップ層88としての窒化シリコン膜58
を堆積する。
【0058】そして、図12(c) に示すように、エ
ッチング孔(図示せず)を介して行われる3重エッチン
グ技術によりキャビテイを形成する。まず、第1のエッ
チング工程では緩衝弗酸を用いて、p型拡散層47上の
+ PSG膜59を選択的にエッチング除去して、上半
分の自由空間を形成する。そして第2のエッチング工程
では、エッチング液としてHF:HNO3 :CH3
COOH=1:3:8の混合液を用いて、n+ 領域を
全て選択的に除去する。そしてこのときn型エピタキシ
ャル層75を残しておくことによりこのエッチングの間
酸化シリコン層48を維持することができる。
ッチング孔(図示せず)を介して行われる3重エッチン
グ技術によりキャビテイを形成する。まず、第1のエッ
チング工程では緩衝弗酸を用いて、p型拡散層47上の
+ PSG膜59を選択的にエッチング除去して、上半
分の自由空間を形成する。そして第2のエッチング工程
では、エッチング液としてHF:HNO3 :CH3
COOH=1:3:8の混合液を用いて、n+ 領域を
全て選択的に除去する。そしてこのときn型エピタキシ
ャル層75を残しておくことによりこのエッチングの間
酸化シリコン層48を維持することができる。
【0059】そして、第3のエッチング工程ではKOH
を用いたエッチングにより梁の下に残留しているこのn
型エピタキシャル層75をエッチングし図12(d)
に示すようなキャビテイ領域を形成する。
を用いたエッチングにより梁の下に残留しているこのn
型エピタキシャル層75をエッチングし図12(d)
に示すようなキャビテイ領域を形成する。
【0060】そして、キャビティ内の内圧を決定して、
エッチング孔をシールし、図10および図11に示した
圧力センサが形成される。
エッチング孔をシールし、図10および図11に示した
圧力センサが形成される。
【0061】かかる構造によっても、実施例1と同様、
薄膜技術を用いて、実装が容易で信頼性の高い共振型圧
力センサを形成することができる。
薄膜技術を用いて、実装が容易で信頼性の高い共振型圧
力センサを形成することができる。
【0062】なお、前記実施例では、共振子を構成する
材料として、単結晶シリコン膜と酸化シリコン膜とを用
いたが、これに限定されることなく、多結晶シリコンな
ど為通電によって発熱する半導体材料と絶縁膜との組み
合わせであってかつ両者の熱膨張率が等しくないもので
あればよい。
材料として、単結晶シリコン膜と酸化シリコン膜とを用
いたが、これに限定されることなく、多結晶シリコンな
ど為通電によって発熱する半導体材料と絶縁膜との組み
合わせであってかつ両者の熱膨張率が等しくないもので
あればよい。
【0063】実施例5
次に、本発明の第5の実施例について説明する。
【0064】この例では、半導体基板内に形成された凹
部内に伸長する単結晶シリコン層からなる振動子と、こ
の凹部を気密的に封止するように前記基板表面に形成さ
れ、多結晶シリコン膜の表面および裏面を絶縁膜で被覆
したサンドイッチ構造のキャップ層とを具備し、この振
動子が、多結晶シリコン層との間の静電相互作用で励起
され、振動がこの単結晶シリコン層のピエゾ抵抗効果に
よる出力変化として、外部圧力を検出するようにしてい
る。
部内に伸長する単結晶シリコン層からなる振動子と、こ
の凹部を気密的に封止するように前記基板表面に形成さ
れ、多結晶シリコン膜の表面および裏面を絶縁膜で被覆
したサンドイッチ構造のキャップ層とを具備し、この振
動子が、多結晶シリコン層との間の静電相互作用で励起
され、振動がこの単結晶シリコン層のピエゾ抵抗効果に
よる出力変化として、外部圧力を検出するようにしてい
る。
【0065】すなわちこの例では、図13および図14
に示すように、共振子78は、上半分がp型領域83、
下半分がn型領域79の単結晶シリコン層単層で構成さ
れており、共振子78の励起は共振子78のp型領域8
3とキャップ層62との静電相互作用によって行われる
。また梁の偏位は共振子78のp型領域83内でのピエ
ゾ抵抗効果によって検出される。そして、この振動子6
0は4つの梁63,64,65,66によって支持され
ている。またキャップ層62は窒化シリコン層80、多
結晶シリコン層81、窒化シリコン層82の3層構造で
構成されている。
に示すように、共振子78は、上半分がp型領域83、
下半分がn型領域79の単結晶シリコン層単層で構成さ
れており、共振子78の励起は共振子78のp型領域8
3とキャップ層62との静電相互作用によって行われる
。また梁の偏位は共振子78のp型領域83内でのピエ
ゾ抵抗効果によって検出される。そして、この振動子6
0は4つの梁63,64,65,66によって支持され
ている。またキャップ層62は窒化シリコン層80、多
結晶シリコン層81、窒化シリコン層82の3層構造で
構成されている。
【0066】この圧力センサの形状加工工程について図
15を参照しつつ説明する。
15を参照しつつ説明する。
【0067】まず、図15(a) に示すように、(1
00)配向のn型シリコン基板16にn+ 埋め込み層
84を形成し、n型エピタキシャル成長層75を形成す
る。 ここでこの埋め込み層84は共振子の下の領域を規定す
るものである。
00)配向のn型シリコン基板16にn+ 埋め込み層
84を形成し、n型エピタキシャル成長層75を形成す
る。 ここでこの埋め込み層84は共振子の下の領域を規定す
るものである。
【0068】この後図15(b) に示すように、深い
p+ 型拡散層85を形成する。このp+型拡散層85
は後にエッチング除去されて振動子60のまわりのエッ
チング領域を規定するものである。そして浅いp型拡散
層83を形成し、これをピエゾ抵抗素子と励起用キャパ
シタの下部電極とする。ここで共振子の下部領域79は
n型である。
p+ 型拡散層85を形成する。このp+型拡散層85
は後にエッチング除去されて振動子60のまわりのエッ
チング領域を規定するものである。そして浅いp型拡散
層83を形成し、これをピエゾ抵抗素子と励起用キャパ
シタの下部電極とする。ここで共振子の下部領域79は
n型である。
【0069】そして基板表面を軽く酸化し、酸化シリコ
ン膜86および窒化シリコン膜87を形成したのちこれ
らをパターニングする。この窒化シリコン層87によっ
て共振子とキャップ層88との間の空間が決定される。
ン膜86および窒化シリコン膜87を形成したのちこれ
らをパターニングする。この窒化シリコン層87によっ
て共振子とキャップ層88との間の空間が決定される。
【0070】こののち、CVD法によりPSG膜89を
堆積し平坦化することによりエッチングによって形成さ
れた凹部にPSG膜89を埋め込み、キャップ層62と
しての窒化シリコン膜80、多結晶シリコン層81、窒
化シリコン層82を順次堆積する(図15(c) )。
堆積し平坦化することによりエッチングによって形成さ
れた凹部にPSG膜89を埋め込み、キャップ層62と
しての窒化シリコン膜80、多結晶シリコン層81、窒
化シリコン層82を順次堆積する(図15(c) )。
【0071】そして、図15(d) に示すように、エ
ッチング孔(図示せず)を介して行われる2重エッチン
グ技術によりキャビテイを形成する。まず、第1のエッ
チング工程では緩衝弗酸を用いて、p型拡散層83上の
PSG膜89を選択的にエッチング除去して、上半分の
自由空間を形成する。そして第2のエッチング工程では
、エッチング液としてHF:HNO3 :CH3COO
H=1:3:8の混合液を用いて、梁のまわりおよび下
のn+ 領域を全て選択的に除去する。ここでも実施例
1の場合と同様、(100)配向のシリコン基板を用い
ているため、このエッチング工程では(111)方向の
エッチング速度が極めて遅くこの面でエッチングは停止
し、(111)面で囲まれた空洞となる。そしてキャビ
テイ内に酸化シリコン層92を形成するための酸化が行
われ、キャビティ内の内圧を決定して、エッチング孔を
シールし、図13および図14に示した圧力センサが形
成される。
ッチング孔(図示せず)を介して行われる2重エッチン
グ技術によりキャビテイを形成する。まず、第1のエッ
チング工程では緩衝弗酸を用いて、p型拡散層83上の
PSG膜89を選択的にエッチング除去して、上半分の
自由空間を形成する。そして第2のエッチング工程では
、エッチング液としてHF:HNO3 :CH3COO
H=1:3:8の混合液を用いて、梁のまわりおよび下
のn+ 領域を全て選択的に除去する。ここでも実施例
1の場合と同様、(100)配向のシリコン基板を用い
ているため、このエッチング工程では(111)方向の
エッチング速度が極めて遅くこの面でエッチングは停止
し、(111)面で囲まれた空洞となる。そしてキャビ
テイ内に酸化シリコン層92を形成するための酸化が行
われ、キャビティ内の内圧を決定して、エッチング孔を
シールし、図13および図14に示した圧力センサが形
成される。
【0072】かかる構造によっても、実施例1と同様、
薄膜技術を用いて、実装が容易で信頼性の高い共振型圧
力センサを形成することができる。
薄膜技術を用いて、実装が容易で信頼性の高い共振型圧
力センサを形成することができる。
【0073】なお、ここでは静電相互作用による多結晶
シリコンの励起を利用しているが、共振子を構成する材
料としては、多結晶シリコンに限定されることなく他の
導電性材料を用いるようにしてもよい。
シリコンの励起を利用しているが、共振子を構成する材
料としては、多結晶シリコンに限定されることなく他の
導電性材料を用いるようにしてもよい。
【0074】
【効果】以上説明してきたように、本発明によれば、マ
イクロマシン技術を用い、片持ち梁およびこれを囲む空
間を形成するようにし、圧力センサが一体的に形成され
るため、実装工程が不要で、極めて容易に高精度で信頼
性の高いセンサを得ることが可能となる。
イクロマシン技術を用い、片持ち梁およびこれを囲む空
間を形成するようにし、圧力センサが一体的に形成され
るため、実装工程が不要で、極めて容易に高精度で信頼
性の高いセンサを得ることが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例の圧力センサを示す図
【
図2】本発明の第1の実施例の圧力センサを示す図
図2】本発明の第1の実施例の圧力センサを示す図
【図
3】本発明の第1の実施例の圧力センサの製造工程を示
す図
3】本発明の第1の実施例の圧力センサの製造工程を示
す図
【図4】本発明の第2の実施例の圧力センサを示す図
【
図5】本発明の第2の実施例の圧力センサを示す図
図5】本発明の第2の実施例の圧力センサを示す図
【図
6】本発明の第2の実施例の圧力センサの製造工程を示
す図
6】本発明の第2の実施例の圧力センサの製造工程を示
す図
【図7】本発明の第3の実施例の圧力センサを示す図
【
図8】本発明の第3の実施例の圧力センサを示す図
図8】本発明の第3の実施例の圧力センサを示す図
【図
9】本発明の第3の実施例の圧力センサの製造工程を示
す図
9】本発明の第3の実施例の圧力センサの製造工程を示
す図
【図10】本発明の第4の実施例の圧力センサを示す図
【図11】本発明の第4の実施例の圧力センサを示す図
【図12】本発明の第4の実施例の圧力センサの製造工
程を示す図
程を示す図
【図13】本発明の第5の実施例の圧力センサを示す図
【図14】本発明の第5の実施例の圧力センサを示す図
【図15】本発明の第5の実施例の圧力センサの製造工
程を示す図
程を示す図
【図16】従来例の圧力センサを示す図
【図17】従来
例の圧力センサを示す図
例の圧力センサを示す図
1 振動子
2 トーションスプリング
3 トーションスプリング
4 トーションスプリング
5 トーションスプリング
6 駆動用電極
7 ガラス板
8 窒化シリコン膜
9 共振子
10 多結晶シリコン膜
11 酸化シリコン膜
12 エッチング溝
13 ギャップ層
14 梁
15 梁
17 梁
18 梁
21 振動子
90 多結晶シリコン層
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板内に形成された凹部内に伸
長する半導体層と絶縁膜との2層構造の振動子と、この
凹部を気密的に封止するように前記基板表面に形成され
た絶縁膜からなるキャップ層とを具備し、前記半導体層
への通電による発熱に伴うバイメタル効果により前記半
導体層の偏位を励起し、ピエゾ抵抗効果による出力変化
として、外部圧力の変化にともない前記キャップ層を介
して印加される前記空洞内の圧力変化を検出するように
したことを特徴とする圧力センサ。 - 【請求項2】 半導体基板内に形成された凹部内に伸
長する第1の半導体層からなる振動子と、この凹部を気
密的に封止するように前記基板表面に形成され、第2の
半導体層の表面および裏面を絶縁膜で被覆したサンドイ
ッチ構造のキャップ層とを具備し、前記第1および第2
の半導体層の間の静電相互作用によって前記第2の半導
体層の偏位を励起し、外部圧力の変化にともない前記キ
ャップ層を介して印加される前記空洞内の圧力変化を検
出するようにしたことを特徴とする圧力センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6856591A JPH04304679A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6856591A JPH04304679A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 圧力センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04304679A true JPH04304679A (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=13377414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6856591A Pending JPH04304679A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 圧力センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04304679A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007051963A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Mitsuteru Kimura | 熱型気圧センサとこれを用いた気圧計測装置 |
| WO2010021380A1 (ja) * | 2008-08-22 | 2010-02-25 | Kimura Mitsuteru | 加熱励振を利用した熱伝導型気圧センサ |
| JP2011069733A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Mitsuteru Kimura | 加熱励振を利用した熱伝導型気圧センサ |
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1991
- 1991-04-01 JP JP6856591A patent/JPH04304679A/ja active Pending
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