JPH04308844A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH04308844A
JPH04308844A JP10044891A JP10044891A JPH04308844A JP H04308844 A JPH04308844 A JP H04308844A JP 10044891 A JP10044891 A JP 10044891A JP 10044891 A JP10044891 A JP 10044891A JP H04308844 A JPH04308844 A JP H04308844A
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Keiko Nakabayashi
中林 景子
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啓治 大林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱現像感光材料と色素
受像材料を重ね合わせて加熱及び/または加圧し、色素
画像を受像層に転写させて受像材料に色素画像を得る画
像形成方法に関し、更に詳しくは、均一なマット面を得
る画像形成方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】従来から受像材料は様々な画像記録方式
に於て有効に用いられてきた。例えば、電子写真方式・
昇華型感熱記録方式・熱溶融型感熱記録方式を始めとす
る画像形成方法に利用される他、ハロゲン化銀を感光成
分として、露光後加熱処理を施し、画像記録材料に形成
された銀画像や色素画像を転写させる、いわゆる熱現像
型銀塩記録システムでも、受像材料を用いることにより
比較的簡単に、高画質な画像を得ることができることは
よく知られている。
【0003】ところが、上記のような画像形成方法の多
様化、またこれらの材料を利用する側の目的や好みの多
様化に従って、受像材料の表面の画質(例えばマット性
や光沢の程度等)も様々なものが要求されるようになっ
てきた。従来、通常得られる画像をマット化する方法と
しては、マット剤を含有させる方法がよく知られている
。しかしながら、加熱及び/または加圧により受像材料
に色素画像を転写することによって画像を得る方法にお
いては、含有するマット剤の粒径が大きすぎると色素転
写時に転写ムラを生じ易く、又反対にマット剤の粒径が
小さすぎる場合には十分なマット効果が得られない。
【0004】又簡単にマット化する方法としては支持体
製造時に予めエンボス加工により支持体に凹凸をつける
方法も広く知られている。しかしながらこのような方法
にてマット化された受像材料を用いた場合には、画像を
転写時の加圧や加熱により、せっかく設けたマット化の
効果が失われてしまう場合がある。更に他のマット化方
法として特開昭62−198857号公報に於ては、受
像シートに画像を形成した後凹凸を設けた金属熱ローラ
ーを用いてマット化する方法、特開平2−34846号
公報では、ある範囲の表面粗さを有する樹脂材質の面を
画像転写後の受像面に接触させる方法が開示されている
。しかしこのような方法を用いた場合にも画像全体に渡
って均一なマット面を得ることは非常に困難であり、ま
たこのための処理も繁雑なものとなってしまう。
【0005】また、受像層に特定の化合物を含有させる
例としては、特開平2−51497号公報には、親水性
熱溶剤を色素固定層またはその隣接層に含有させ、親水
性色素を色素固定要素に固定する方法、特開平1−22
7150号公報には、特定の構造を持つ化合物を受像材
料に添加することによって現像促進させる方法、また特
開平2−123354号公報には、特定の化合物の存在
下で熱現像することによって現像促進を行う方法等が記
載されており、各々の目的に関しては効果を示すが、マ
ット面を得るという目的に関しては効果がなかった。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、画像の全域に渡って均
一なマット面を有する色素画像を簡単に得ることができ
る画像形成方法を提供することにある。
【0007】
【発明の構成】上記の目的は、 (1)熱現像感光材料と色素受像材料を重ねて加熱及び
/または加圧し、色素画像を色素受像材料に転写させて
受像材料に色素画像を得る画像形成方法に於て、該受像
材料にlogP/分子量の値が−0.018以上0.0
2以下である化合物を含有し、かつカットオフ値0.8
mm、基準長さ2.5mmの条件において、前記受像材
料における受像層の熱現像感光材料と接する表面のJI
S−B−0601に規定される中心線平均粗さ(Ra)
が、0.1以上4.0以下であることを特徴とする画像
形成方法。
【0008】(2)加熱温度が60〜200℃、加圧力
0.5〜600kg/cm2 の条件にて色素受像層に
色素画像を転写させることを特徴とする請求項(1)記
載の画像形成方法によってそれぞれ達成される。以下、
本発明を更に具体的に説明する。本発明の画像形成方法
に用いられる受像材料は、支持体上に少なくとも一層の
受像層を有する。
【0009】この受像層には、−0.018≦logP
/M.W.≦0.02(M.W.は化合物の分子量)で
あるような化合物を含有する。特に−0.01<log
P/M.W.<0.01であるような化合物を含有した
場合に本発明の効果は大きくなる。ここでlogPとは
液−液系における分配係数を「n−オクタノール/水系
分配係数の新しい求め方」(富田  豊、小沢  満、
勝浦  洋)生態化学Vol.6−No.4(1984
)に記載のf値法を用いて計算される分配係数:Pow
に相当するものである。
【0010】上記の様な受像層に添加する化合物の分子
量:M.W.としては、好ましくは100〜5000の
とき、より好ましくは、150〜3000、更に好まし
くは80〜1000であるとき特に良好なマット面を得
ることが出来る。上記化合物の中でも融点が40℃以上
、特に50℃以上の化合物を使った場合に本発明の効果
は大きくなる。又、融点が転写温度よりも高い場合には
転写ムラを生じることがあるために、転写温度以下の融
点を有する化合物を好ましく用いることができる。
【0011】上記のような化合物を受像材料に添加する
際、その構成層が複数の場合には、その構成層の全てに
添加してもよく、また構成層の一部に添加してもよい。 上記化合物を受像材料に添加する場合には、その添加量
は、受像層のバインダーに対し1〜500%、とくに、
5〜200%用いることが好ましく、この範囲よりも多
い場合には、受像材料の表面に析出や滲み出しが生じる
ことがあり、又この範囲よりも少ない場合には、本発明
の改良効果が得られにくい。
【0012】本発明で受像層に添加する上記化合物は分
子内に極性基を有していることが好ましく、そのような
極性基としては、例えば−OH基、−CONHR基、−
SO2 NHR基、−SO2 R′基、−NHCOR基
、−OCONHR基、−NHCONHR基等を有してい
ることが好ましい。(ここで、Rは水素原子又はアルキ
ル基を表し、特に水素原子又は炭素原子数が1〜6の低
級アルキル基が好ましい。又、R′はアルキル基を表す
が、好ましくは炭素原子数が1〜6のアルキル基である
。)
【0013】以下、本発明に用いられる受像材料に
添加される化合物の例を挙げるが、本発明は、これらに
限定されるものではない。
【0014】
【化1】
【0015】
【化2】
【0016】
【化3】
【0017】
【化4】
【0018】本発明に用いられる受像層としては、疎水
性のもの、親水性のものいずれであってもよく、転写さ
れる色素などの受容能力を有するものであればよい。例
えば、3級アミンまたは4級アンモニウム塩を含むポリ
マーで、米国特許第3,709,690号明細書に記載
されているものが好ましく用いられる。例えば4級アン
モニウム塩を含むポリマーとしては、ポリスチレン−コ
−N,N,N−トリ−n−ヘキシル−N−ビニル−ベン
ジルアンモニウムクロライドの比率が1:4〜4:1好
ましくは1:1のものである。
【0019】3級アミンを含むポリマーとしては、ポリ
ビニルピリジン等がある。また、受像層としては、アン
モニウム塩、3級アミン等を含むポリマーをゼラチンや
ポリビニルアルコール等と混合して支持体上に塗布する
ことにより得られるものがある。本発明において特に好
ましく用いられる受像層としては、耐水性の点で、例え
ば特開昭57−207250号に記載されたガラス転移
温度が40℃以上250℃以下の耐熱性有機高分子物質
が好ましい。これらポリマーは受像層として支持体上に
担持されている。
【0020】前記耐熱性高分子物質の例としては、ポリ
スチレン、炭素原子数4以下の置換基をもつポリスチレ
ン誘導体、ポリビニルシクロヘキサン、ポリビニルベン
ゼン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルカルバゾール
、ポリアリルベンゼン、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルホルマール及びポリビニルブチラールなどのポリア
セタール類、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、ポ
リ三塩化フッ化エチレン、ポリアクリロニトリル、ポリ
−N,N−ジメチルアリルアミド、p−シアノフェニル
基、ペンタクロロフェニル基及び2,4−ジクロロフェ
ニル基をもつポ
【0021】リアクリレート、ポリアクリルクロロアク
リレート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタ
クリレート、ポリプロピルメタクリレート、ポリイソプ
ロピルメタクリレート、ポリイソブチルメタクリレート
、ポリ−tert−ブチルメタクリレート、ポリシクロ
ヘキシルメタクリレート、ポリエチレングリコールジメ
タクリレート、ポリ−2−シアノ−エチルメタクリレー
ト、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル類
、ポリスルホン、ビスフェノールAポリカーボネート等
のポリカーボネート類、ポリアンヒドライド、ポリアミ
ド類並びにセルロースアセテート類が挙げられる。
【0022】また、「ポリマーハンドブック、セカンド
エディション」(ジョイ・ブランドラップ、イー・エイ
チ・インマーガット編)ジョン  ウィリアンド  サ
ンズ出版〔Polymer  Handbook  2
nd  ed.(J.Brandrup,E.H.Im
mergut編)John  Wiley&Sons)
に記載されているガラス転移温度約40℃以上の合成ポ
リマーも有用である。一般的には前記高分子物質の分子
量としては2,000〜200,000が有用である。 これらの高分子物質は、単独でも2種以上をブレンドし
て用いてもよく、また2種以上を組み合わせて共重合体
として用いてもよい。
【0023】有用なポリマーとしては、トリアセテート
、ジアセテートなどのセルロースアセテート、ヘプタメ
チレンジアミンとテレフタル酸、フルオレンジプロピル
アミンとアジピン酸、ヘキサメチレンジアミンとジフエ
ン酸、ヘキサメチレンジアミンとイソフタル酸などの組
み合わせによるポリアミド、ジエチレングリコールとジ
フェニルカルボン酸、ビス−p−カルボキシフェノキシ
ブタンとエチレングリコールなどの組み合わせによるポ
リエステル、ポリエチレンテレフタレート及びポリカー
ボネートが挙げられる。
【0024】これらのポリマーは改質されたものであっ
てもよい。例えばシクロヘキサンジメタノール、イソフ
タル酸、メトキシポリエチレングリコール、1,2−ジ
カルボメトキシ−4−ベンゼンスルホン酸などを改質剤
として用いたポリエチレンテレフタレートも有効である
。特に好ましい受像層としては、特開昭59−2234
25号公報に記載のポリ塩化ビニルより成る層及び特開
昭60−19138号公報に記載のポリカーボネートと
可塑剤より成る層が挙げられる。
【0025】本発明に用いられる受像材料は、受像層の
熱現像感光材料と接する表面のJIS−B−0601に
より規定される中心線平均粗さ(Ra)がカットオフ値
0.8mm、基準長さ2.5mmの条件に於いて、0.
1以上4.0以下の範囲にあり、特にRaが0.5以上
2.0以下の範囲にある場合、良好なマット面を得るこ
とができる。中心線平均粗さ(Ra)がこの範囲を越え
る場合には、色素転写時に、密着ムラを生じ、画像に白
ヌケが生じることがある。又、(Ra)がこの範囲より
小さい場合には、マット化の効果が得にくくなる。
【0026】本発明に係る受像材料に用いられる支持体
としては、透明支持体、反対支持体のいずれであっても
よい。具体的には、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル
、ポリプロピレン、及びこれらの支持体中に硫酸バリウ
ム、炭酸カルシウム、二酸化チタンなどの白色顔料を添
加した支持体、アート紙、キャストコート紙、バライタ
紙、紙支持体上に白色顔料を含有する熱可塑性樹脂(ポ
リエチレンなど)を被覆した積層紙、ガラス、アルミニ
ウムなどの金属箔などを用いることができる。
【0027】又、支持体上に顔料を含んだ電子線硬化樹
脂組成物を塗布・硬化させた支持体、及び、第2種拡散
反射性を有する反射支持体なども本発明に係る受像材料
の支持体として用いることができる。本発明に用いられ
る熱現像感光材料は、通常、支持体上にバインダー、感
光性ハロゲン化銀乳剤、還元剤、色素供与物質、及び必
要に応じて有機銀塩や他の各種の写真用添加剤を有して
いる。
【0028】色素供与物質としては、ネガ型のものある
いはポジ型のものが使用でき、例えば特開昭62−44
,737号、同62−129,852号、同62−16
9,158号の角公報、同特願平1−200,859号
明細書に記載されている拡散性の色素を形成するカプラ
ー、例えば特開昭61−88,254号公報記載のロイ
コ色素、あるいは例えば、米国特許4,235,957
号公報に記載の熱現像色素漂白法に用いられる、アゾ色
素等が挙げられる。好ましくは拡散性色素を形成または
放出する色素供与物質が用いられ、特に好ましくはカッ
プリング反応により拡散性色素を形成する化合物が好ま
しい。
【0029】また、本発明に用いられる熱現像感光材料
は、例えば、特開平2−293753号、同2−308
162号公報に記載された重合性化合物と共に、色素供
与物質をマイクロカプセル中に含有せしめ、これを熱現
像することで、重合性化合物の重合反応を像状もしくは
逆像状に起こして、マイクロカプセルを硬化させ、色素
供与物質の受像層への拡散性を変化させて画像を形成さ
せる方式の熱現像感光材料にも適用できる。
【0030】本発明に係る熱現像感光材料に用いられる
、感光性ハロゲン化銀としては従来公知のものを使用す
ることができ、例えば、塩化銀、臭化銀、沃臭化銀、塩
臭化銀、塩沃臭化銀を用いることができる。これらのハ
ロゲン化銀は粒子内部から表面まで均一な組成を有する
もの、内部と表面で組成が異なるいわゆるコア/シェル
型あるいはステップ状もしくは連続的に組成が変化して
いる多層構造からなるハロゲン化銀であってもよい。 またハロゲン化銀の形状は立方体、球形、8面体、12
面体、14面体あるいは平板状等の明確な晶癖を有する
ものまたはそうでないもの等を用いることができる。
【0031】また、感光性ハロゲン化銀はその粒子形成
段階に於て、イリジウム、金、ロジウム、鉄、鉛等の金
属イオン種を適当な塩の形で添加することができる。上
記感光性ハロゲン化銀乳剤の粒径は約0.02〜2μm
であり、好ましくは約0.05〜0.5μmである。本
発明において、感光性ハロゲン化銀の調製方法として感
光性銀塩形成成分を後述の有機銀塩と共存させ、有機銀
塩の一部を感光性ハロゲン化銀の一部に変換させて形成
させることもできる。
【0032】感光性ハロゲン化銀乳剤は公知の増感剤(
例えば、活性ゼラチン、無機硫黄、チオ硫酸ナトリウム
、二酸化チオ尿素、塩化金酸ナトリウム等)でハロゲン
化銀粒子表面を化学増感する事ができる。さらに感光性
ハロゲン化銀は公知の分光増感色素により、青、緑、赤
、赤外光への分光増感を施すことができる。本発明に用
いられる熱現像感光材料には、必要に応じて感度の上昇
や、現像性の向上を目的として、公知の有機銀塩を用い
ることができる。
【0033】本発明において用いることのできる有機銀
塩は、長鎖脂肪族カルボン酸の銀塩やヘテロ環を有する
カルボン酸の銀塩(例えばベヘン酸銀等)、あるいはイ
ミノ基を有する化合物の銀塩、さらに、アセチレン誘導
体の銀塩等も用いることができる。中でもイミノ基を有
する化合物の銀塩が好ましく、特にベンゾトリアゾール
及びその誘導体の銀塩(例えばベンゾトリアゾール銀、
5−メチルベンゾトリアゾール銀等)が特に好ましい。
【0034】本発明に用いられる熱現像感光材料に用い
られる還元剤は、現像機構や色素形成乃至放出機構によ
り熱現像感光材料用として従来公知のものの中から適切
なものを選択して使用される。ここで言う還元剤には、
熱現像時に還元剤を放出する還元剤プレカーサーも含ま
れる。
【0035】本発明に用いられる還元剤としては、p−
フェニレンジアミン系及び、p−アミノフェノール系現
像主薬、リン酸アミドフェノール系現像主薬、スルフォ
ンアミドアニリン系現像主薬、及びヒドラゾン系現像主
薬、フェノール類、スルフォンアミドフェノール類、ポ
リヒドロキシベンゼン類、ナフトール類、ヒドロキシビ
スナフチル類、メチレンビスフェノール類、アスコルビ
ン酸類、1−アリール−3−ピラゾリドン類、ヒドラゾ
ン類、及び上記種々の還元剤のプレカーサー類がある。
【0036】また、色素供与物質が還元剤を兼ねること
もできる。本発明に用いられる熱現像感光材料には色素
の転写促進その他の目的で、熱溶剤を用いることが出来
る。熱溶剤は熱現像時に液状化し熱現像や色素の熱転写
を促進する作用を有する化合物であり、常温では固体状
態であることが好ましい。
【0037】本発明で用いることのできる熱溶剤として
は、例えば米国特許3,347,675号、同3,66
7,959号、同3,438,776号、同3,666
,477号等の明細書、リサーチ・ディスクロジャー(
No.17,643号、特開昭51−19,525号、
同53−24,829号、同53−60,223号、同
58−118,640号、同58−198,038号、
同59−229,55
【0038】6号、同59−68,730号、同59−
84,236号、同60−191,251号、同60−
232,547号、同60−14,241号、同61−
52,643号、同62−78,554号、同62−4
2,153号、同62−44,737号、同63−53
,548号、同63−161,446号、特開平1−2
24,751号、同2−863等号の各公報に記載され
た化合物が挙げられる。
【0039】具体的には、尿素誘導体(ジメチル尿素、
ジエチル尿素、フェニル尿素等)、アミド誘導体(例え
ばアセトアミド、ステアリルアミド、ベンズアミド、p
−トルアミド、p−アセトキシエトキシベンズアミド、
p−ブタノイルオキシエトキシベンズアミド等)、スル
ホンアミド誘導体(例えば、p−トルエンスルホンアミ
ド等)、多価アルコール類(例えば1,6ヘキサンジオ
ール、ペンタエリスリトール、ポリエチレングリコール
等)が好ましく用いられる。
【0040】上記熱溶剤の中でも特に水不溶性固体熱溶
剤が好ましく用いられ、そのような具体例としては、例
えば、特開昭62−136,645号、同62−139
,545号、同63−53,548号、同63−161
,446号、特開平1−224,751号、同2−86
3,同2−120,739号、同2−123,354号
等の公報に記載されている化合物が挙げられる。
【0041】上記熱溶剤は、感光性ハロゲン化銀乳剤層
、中間層、保護層、受像部材の受像層等任意の層中に添
加することができ、またその添加量は通常バインダーに
対して、10重量%〜500重量%、より好ましくは3
0重量%〜300重量%である。
【0042】本発明に用いられる熱現像感光材料に用い
ることのできるバインダーとしては、ポリビニルブチラ
ール、ポリ酢酸ビニル、エチルセルロース、ポリメタア
クリレート、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、ゼラチン、フタル化ゼラチン等のゼラチン誘導体
、セルロース誘導体、タンパク質、デンプン、アラビア
ゴム等の合成あるいは天然の高分子物質等があり、これ
らは単独で、あるいは2種以上併用して用いることが出
来る。特にゼラチンまたはその誘導体と、ポリビニルピ
ロリドンまたはポリビニルアルコール等の親水性ポリマ
ーとを併用することが好ましく、特に好ましくはゼラチ
ンとポリビニルピロリドンの混合バインダーが用いられ
る。
【0043】本発明に用いられる熱現像感光材料には、
上記以外に、必要に応じて、各種添加剤を添加すること
ができる。そのような添加剤としては現像促進剤、カブ
リ防止剤、塩基プレカーサー、ハレーション防止染料、
コロイド銀、蛍光増白剤、硬膜剤、帯電防止剤、界面活
性剤、無機及び有機のマット剤、退色防止剤、紫外線吸
収剤、白地色調調整剤等を含有することができる。これ
らについては具体的にはRD(リサーチ・ディスクロジ
ャー)誌  No.17029号、同No.29,96
3号、特開昭62−135,825号、及び同64−1
3,546号の各公報に記載されている。
【0044】これらの各種添加剤は感光性層のみならず
、中間層、下引き層、保護層あるいはバッキング層等任
意の構成層中に適宜添加することができる。本発明に用
いられる熱現像感光材料に用いられる支持体としては、
例えばガラス、ポリプロピレンフィルム、セルロースア
セテートフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、ポリエチレンナフタレートフィルム等の透明または
不透明の合成プラスチックフィルム、アート紙、キャス
トコート紙、バライタ紙等の各種コート紙、ポリエチレ
ン樹脂被覆紙、さらにこれらの各種支持体上に電子線硬
化性樹脂組成物を塗布・硬化させた支持体等が挙げられ
る。
【0045】本発明に用いられる熱現像感光材料は、(
a)感光性ハロゲン化銀乳剤、(b)還元剤、(c)バ
インダーを含有し、さらに(d)有機銀を含有すること
が好ましい。カラー感光材料とする場合にはさらに(e
)色素供与物質を含有する。これらは単一の写真構成層
中に含まれていてもよく、また2層以上からなる層に分
割して添加されることもできる。具体的には、(a)、
(b)、(c)、(d)の成分を一つの層に添加し、(
e)をこれに隣接する層に添加したり、あるいは、(a
)、(c)、(d)、(e)を単一の層に添加し、(b
)を他層に添加することもできる。
【0046】また、実質的に同一の感色性を有する感光
性層は2つ以上の感光性層から構成されることもでき、
それぞれ低感度層及び高感度層とすることもできる。本
発明に用いられる熱現像感光材料をフルカラー記録材料
として用いる場合には、通常感色性の異なる3つの感光
性層を有し、各感光性層では熱現像によりそれぞれ色相
の異なる色素が形成または放出される。
【0047】この場合、一般的には、青感光性層(B)
にイエロー色素(Y)が、緑感光性層(G)にはマゼン
タ色素(M)が、また赤感光性層(R)にはシアン色素
(C)が組み合わされるが、本発明の方法ではこれに限
定されず、いかなる組合せも可能である。具体的には、
(B−C)−(G−M)−(R−Y)、(赤外感光性−
C)−(G−Y)−(R−M)等の組合せも可能である
。各層の層構成は任意であり、支持体側から順に、R−
G−B、G−R−B、R−G−赤外、G−R−赤外、等
の層配置が可能である。
【0048】本発明に用いられる熱現像感光材料には、
感光性層の他に下引き層、中間層、保護層、フィルター
層、バッキング層、剥離層等の非感光性層を任意に設け
ることができる。本発明に用いられる熱現像感光材料は
、感光材料の感色性に適した公知の露光手段に依って露
光されることができる。
【0049】この露光の光源としては、タングステンラ
ンプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ、水銀灯、CR
T光源、FO−CRT光源、発光ダイオード、レーザー
光源(例えばガスレーザー、色素レーザー、YAGレー
ザー、半導体レーザー等)等を単独あるいは複数組み合
わせて用いることができる。また、半導体レーザーとS
HG素子(第2高調波発生素子)とを組み合わせた光源
も用いることができる。その他、電子線、X線、γ線、
α線等によって励起された蛍光体から放出される光によ
っても露光することができる。
【0050】本発明に用いられる熱現像感光材料は、像
様露光後または露光と同時に、好ましくは、70〜20
0℃、さらに好ましくは90〜170℃で好ましくは1
〜180秒間、さらに好ましくは2〜120秒間加熱現
像され、色素画像が形成される。拡散性色素の受像材料
へ転写は熱現像時に、受像材料の受像層面を感光材料の
感光層側に密着させることにより、熱現像と同時に行な
ってもよく、また、熱現像後に受像部材を感光材料に密
着させて色素を転写させてもよく、さらに、水を供給し
た後、感光材料と受像部材とを密着させてもよい。
【0051】特に、加熱温度60〜120℃、加圧力0
.5〜600kg/m2 の条件下で本発明方法に用い
られる受像材料を用いた場合に、均一で良好なマット面
を得ることができる。また、露光前に70〜160℃の
範囲で感光材料を予備加熱したり、特開昭60−143
,338号及び同61−162,041号に記載されて
いる様に、現像直前に、感光材料と受像部材の少なくと
も一方を80〜120℃の温度範囲で予備加熱すること
もできる。
【0052】本発明に用いられる熱現像感光材料を熱現
像する際には、公知の加熱手段を適用することができ、
例えば、加熱されたヒートブロックや面ヒータに接触さ
せたり、熱ローラや熱ドラムに接触させる方式、高温に
維持された雰囲気中を通過させる方式、高周波加熱方式
を用いた方式、あるいは、感光材料または受像部材の裏
面にカーボンブラック層の様な発熱導電性物質を設け、
通電することにより生ずるジュール熱を利用する方式な
どを適用することができる。
【0053】熱現像時における加熱パターンは特に制限
がなく、一定温度で行なう方法、現像初期を高温状態で
行い現像後半を低温状態で行なう方法、あるいはこの逆
の方法、さらには3ステップ以上に温度領域を変化させ
る方法や連続的に温度を変化させる方式等任意の方法で
行なうことができる。
【0054】
【実施例】以下、本発明の方法を実施例で更に具体的に
説明する。但し本発明方法は、これらの例に限定される
ものではない。 実施例1 〔熱現像感光材料の作製〕下記の層構成を有する熱現像
カラー感光材料を作製した。ここで、感光性ハロゲン化
銀及びベンズトリアゾール銀は各々銀に換算し、各々1
m2 当りの量で示した。
【0055】熱現像感光材料の層構成:(保護層)ゼラ
チン0.6g、シリカ粉0.1g、熱溶剤−(1)0.
8g、紫外線吸収剤−(1)0.2g、DOP0.15
g、硫酸亜鉛0.28g、還元剤−(1)0.2g、還
元剤−(2)0.1g、PVP0.11g、カブリ防止
剤−(1)0.026g
【0056】(赤外感光性層)
赤外感光性沃臭化銀乳剤(Em−1)0.31g、還元
剤−(1)0.3g、ゼラチン0.97g、ベンズトリ
アゾール銀0.43g、色素供与物質−(1)1.16
g、PVP0.07g、熱溶剤−(1)1.8g、DO
P0.48g、かぶり防止剤−(1)0.042g、か
ぶり防止剤−(2)0.01g、色汚染防止剤−(1)
0.22g、ベンズトリアゾール0.009g、イラジ
ェーション防止染料−(3)0.05g、DAP−(1
)0.02g
【0057】(中間層)ゼラチン0.67
g  、熱溶剤−(1)1.01g、還元剤−(1)0
.35g、還元剤−(2)0.12g、紫外線吸収剤−
(1)0.3g、DOP0.1g
【0058】(緑感光性層)緑感光性沃臭化銀乳剤(E
m−2)0.21g、ベンズトリアゾール銀0.12g
、ゼラチン0.79g、還元剤−(1)0.24g、色
素供与物質−(2)0.8g、イラジェーション防止染
料−(1)0.04g、熱溶剤−(1)1.6g、PV
P0.07g、NaBr0.0012g、ベンズトリア
ゾール0.0018g、かぶり防止剤−(1)0.02
g、色汚染防止剤−(1)0.08g、DOP0.3g
、DAP−(1)0.02g
【0059】(中間層)ゼラチン0.72g、熱溶剤−
(1)1.28g、還元剤−(1)0.2g、還元剤−
(2)0.1g、紫外線吸収剤−(1)0.3g、DO
P0.1g、かぶり防止剤−(1)0.03g、PVP
0.08g、硫酸亜鉛0.19g
【0060】(赤感光性層)赤感光性沃臭化銀乳剤(E
m−3)0.39g、ベンズトリアゾール銀0.42g
、ゼラチン0.86g、還元剤−(1)0.28g、色
素供与物質−(3)1.18g、熱溶剤−(1)2.4
g、PVP0.06g、イラジェーション防止染料−(
2)0.06g、NaBr0.0012g、ベンズトリ
アゾール0.0096g、かぶり防止剤−(1)0.0
39g、色汚染防止剤−(1)0.1g、DOP0.3
g、DAP−(1)0.03g
【0061】(支持体)厚さ100μmのバライタ紙な
お、各構成層はゼラチン1g当り、0.03gの硬化剤
−(1)により硬膜した。
【0062】〔熱現像受像材料の作製〕坪量、120g
のアート紙上に以下の組成の受像層を塗設し、熱現像用
受像材料−1を得た。 ポリ塩化ビニル(重合度500)          
  12g現像促進剤−1             
               0.3g画像安定剤−
1                        
    0.8g画像安定剤−2          
                  0.4g画像安
定剤−3                     
       0.4g画像安定剤−4       
                     0.8g
化合物−7                    
            0.4g
【0063】次に受
像材料−1の例示化合物で示した化合物−7を表1のよ
うな化合物に変えた受像材料2〜9を作製した。又比較
として、受像材料−1の中で化合物−1を添加しないも
の(受像材料−A)及び化合物−1を表2のような化合
物に変化させた受像材料−B〜Eを作製した。
【0064】〔前記各材料に添加した化合物〕
【006
5】
【化5】
【0066】
【化6】
【0067】
【化7】
【0068】
【化8】
【0069】〔赤外感光性沃臭化銀乳剤〕平均粒径0.
15μm(粒径分布8%)、沃化銀組成2モル%、形状
は角や辺にやや丸みを帯びたほぼ立方体で粒子形成時に
6塩化イリジウム(IV)カリウムを添加した。チオ硫
酸ナトリウム、塩化金酸ナトリウム、下記メルカプト化
合物−(1)及び下記増感色素(a)の存在下で最適点
まで化学増感を施した。
【0070】〔緑感光性沃臭化銀乳剤〕平均粒径0.2
5μm(粒径分布9%)、沃化銀組成2モル%、形状は
角や辺にやや丸みを帯びたほぼ立方体で粒子形成時に6
塩化イリジウム(IV)カリウムを添加した。チオ硫酸
ナトリウム、塩化金酸ナトリウム、下記のメルトカプト
化合物−1及び下記増感色素(b)の存在下で最適点ま
で化学増感を施した。
【0071】〔赤感光性沃臭化銀乳剤〕平均粒径0.1
5μm(粒径分布8%)、沃化銀組成2モル%、形状は
角や辺にやや丸みを帯びたほぼ立方体で粒子形成時に6
塩化イリジウム(IV)カリウムを添加した。チオ硫酸
ナトリウム、及び下記増感色素(c)の存在下で最適点
まで化学増感を施した。
【0072】上記3種の感光性ハロゲン化銀乳剤は、化
学増感終了時に4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,
3a,7−テトラザインデンをハロゲン化銀1モル当た
り、1g添加した。
【0073】〔熱現像記録方法〕得られた上記熱現像感
光材料と受像材料1〜9及びA〜Fを用いて特開平1−
193739号公報の図1に記載の熱現装置を使用して
150℃〜80秒になるような条件で処理を行なった。
【0074】〔感光性ハロゲン化銀乳剤に添加した化合
物〕
【0075】
【化9】
【0076】
【化10】
【0077】表1には各々受像材料の表面の表面粗さ及
び色素転写後の受像層のマット性についての評価結果を
示した。
【0078】
【表1】
【0079】
【化11】
【0080】表1より明らかなように、本発明方法の受
像材料を用いた場合、均一で良好なマット面が得られた
。これに対し、比較の受像材料を用いた場合にはマット
面が得られなかったり光沢ムラが発生した。
【0081】実施例2 実施例1で用いた熱現像感光材料を予め150℃〜60
秒で熱現像し、次に実施例1の受像材料6及びA〜Fと
重ね合わせて、色素転写の条件を変化させ、受像層面の
マット性を評価したものを表2に示した。
【0082】
【表2】
【0083】表2の結果より明らかなように、転写温度
が低すぎるものは、色素転写が起こらず、又高すぎる場
合は半光沢面となってしまった。又、転写時の加圧力が
低すぎると画像全体に白ヌケムラが発生したり、高すぎ
る場合には良好なマット面を得ることができなかった。 これに対して本発明方法のものは、画像全体に渡って均
一できめ細かなマット面を得ることができた。
【0084】
【発明の効果】本発明の方法では、カットオフ値0.8
mm、基準長さ2.5mmの条件において受像材料にお
ける受像層の熱現像感光材料と接する表面の中心線平均
粗さ(Ra)が0.1以上4.0以下であるとき、画像
全域に渡って均一なマット面が得られ、またこれを有す
る色素画像が簡単に得られるという優れた効果を奏する

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱現像感光材料と色素受像材料を加熱
    下で重ね合わせて、色素画像を色素受像材料に転写させ
    て受像材料に色素画像を得る画像形成方法に於て、該受
    像材料にlogP/分子量の値が−0.018以上0.
    02以下である化合物を含有し、かつカットオフ値0.
    8mm、基準長さ2.5mmの条件において、前記受像
    材料における受像層の熱現像感光材料と接する表面のJ
    IS−B−0601に規定される中心線平均粗さ(Ra
    )が、0.1以上4.0以下であることを特徴とする画
    像形成方法。
  2. 【請求項2】  加熱温度が60〜200℃、加圧力0
    .5〜600kg/cm2 の条件にて色素受像層に色
    素画像を転写させることを特徴とする請求項(1)記載
    の画像形成方法。
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