JPH0432043B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0432043B2 JPH0432043B2 JP58083243A JP8324383A JPH0432043B2 JP H0432043 B2 JPH0432043 B2 JP H0432043B2 JP 58083243 A JP58083243 A JP 58083243A JP 8324383 A JP8324383 A JP 8324383A JP H0432043 B2 JPH0432043 B2 JP H0432043B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- isopropylphenyl
- compound
- pyrethroid
- carbamate
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は一般式
(式中、Xはメチル基、クロル原子又はブロモ原
子を表わし、Rは水素原子又はシアノ基を表わ
す。)で示されるピレスロイド系化合物の1種又
は2種と、2−イソプロピルフエニル−N−メチ
ルカーバメートとを9〜2:1〜8の組成比で有
効成分として含有することを特徴とする加熱燻蒸
用殺虫剤に関する。 一般式()で示されるピレスロイド系化合物
は、種々の衛生害虫および農園芸害虫に極めて優
れた殺虫効果を示す一方、温血動物に対する毒性
は低く、既に家庭用、防疫用、農業用殺虫剤とし
て広く実用に供されている。今日まで、これらピ
レスロイド剤に対する抵抗性の発達は困難なもの
とされ、事実、本邦においては、実際防除面で問
題となつた例はないが、北欧のイエバエや、東南
アジアのコナガにはピレスロイド抵抗性系統が出
現しており、生物が種の存続の場で示すしたたか
さを考えれば、本邦においても抵抗性発達の可能
性を前提として対処するのが妥当と考えられる。
しかも、これらピレスロイド抵抗性発達には、代
謝系によらず神経感受性低下に基づく機構の関与
が認められ、その結果、ピレスロイド交差抵抗性
の現象が出現しており、その解決法として、有機
リン剤、カーバメート剤等、ピレスロイドと生理
作用の異なる薬剤との混用を含めた施用面での開
発が重要となつてきた。そこで、本発明者らは、
安定性、毒性の面で問題の多い有機リン剤よりも
むしろカーバメート剤に着目し、本研究を開始し
た。 ところで、アルキル置換フエニル−N−メチル
カーバメートは農業害虫に対する殺虫剤として広
く使用されているがほとんど散布用に限られてお
り、この散布用殺虫剤におけるピレスロイドとの
混合剤は相乗効果の点で必ずしも満足できるもの
ではなかつた。そこで、本発明者らは、アルキル
置換フエニル−N−メチルカーバメート剤の燻蒸
用への適用を試み、更にピレスロイド剤との混合
剤を検討した。その結果、種々のアルキル置換フ
エニル−N−メチルカーバメートのうちで特に2
−イソプロピルフエニル−N−メチルカーバメー
トと一般式()のピレスロイドとの混合剤が、
加熱燻蒸用として使用した時、その相乗効果のみ
ならず、薬剤の揮散率、抵抗性対策の点で極めて
優れていることを見い出し本発明を完成した。す
なわち、2−イソプロピルフエニル−N−メチル
カーバメートとピレスロイドとの組み合わせが、
特異的に、従来の効果つまりカーバメートの致死
力とピレスロイドの速効性を補足するだけの効果
以上のものを示し、しかも抵抗性害虫に極めて有
効であるという発見は、従来の散布用殺虫剤とし
ての効力からは全く予期しえないものである。本
発明で有効成分として用いる一般式()のピレ
スロイドは公知であり、常温で固体又は液体であ
る。その代表的なものをあげると次の如くである
が、本発明はこれらのみに限定されるものではな
い。なお、いずれのピレスロイドも酸部分に2つ
の不斎炭素を、Rがシアノ基の場合は更に1個の
不斎炭素を有し、これらに基づく光学異性体が存
在するが、各々の異性体あるいはその混合物も当
然本発明に含まれる。 (1) 3′−フエノキシルベンジル クリサンセメー
ト (2) 3′−フエノキシ−α′−シアノベンジル クリ
サンメート (3) 3′−フエノキシベンジル 2、2−ジメチル
−3−(2、2−ジクロロビニル)ジクロプロ
パンカルボキシレート (4) 3′−フエノキシ−α′−シアノベンジル 2、
2−ジメチル−3−(2、2−ジクロロビニル)
シクロプロパンカルボキシレート (5) 3′−フエノキシ−α′−シアノベンジル 2、
2−ジメチル−3−(2、2−ジブロモビニル)
シクロプロパンカルボキシレート 一方、本発明で用いる2−イソピロピルフエニ
ル−N−メチルカーバメートは常温で固体(m.
p.89〜91℃)であり、カーバメート製造の一般方
法に準じて2−イソプロピルフエニルとメチルイ
ソシアネート又はメチルカルバミン酸クロライド
とを反応させることによつて容易に製造すること
ができる。 これを加熱燻蒸用殺虫剤として用いる場合は、
前記のピレスロイド、カーバメートを9〜2:1
〜8の組成比で含有する混合物をそのまま又は適
当な溶媒で溶液となした後、これを木粉、その他
適当な基材と混合して蚊取線香の如き剤型として
用いることができる。更に、前記有効成分を燃焼
剤と混合して燃焼剤の燃焼熱及び発煙により薬剤
を発散させるいわゆる燻煙剤として用いる方法
や、有効成分を有機発泡剤と混合封入パツクし、
混合物を間接的に加熱して燃焼を伴なうことなく
有機発泡剤を熱分解させ、該熱分解ガスの作用に
より薬剤を有効に燻蒸させる方法も可能である。
また、加熱燻蒸剤として、前記有効成分溶液を後
述する電気蚊取器の如き形態に適用することもで
きる。なお、前記組成物はこれにN−オクチルビ
シクロヘプテンジカルボキシイミド(商品名
MGK−264)、N−オクチルビシクロヘプテンジ
カルボキシイミドとアリールスルホン酸塩との混
合物(商品名MGK−5026)、オクタクロロジプ
ロピルエーテル、ピペロニルブトキサイド、サイ
ネピリン500、β−ブトキシ−β−チオシアノジ
エチルエーテル(商品名リーセン384)、セサメツ
クス等のピレスロイド用共力剤を加えると、その
殺虫効力を一層高めることができる。更にBHT
やDBHQ、BHA、ヨシノツクス425のような酸
化防止剤を添加することは安定性を向上させるう
えで有効である。 また他の活性成分例えばフエニトロチオン、
DDVP、ダイアジノン、プロパホス、ピリダフ
エンチオンなどの有機リン剤、セビン、メオバー
ル、サンサイド等のカーバメート剤、カルタツ
プ、クロルフエナミジン、メソミルなどの殺虫
剤、殺ダニ剤、殺菌剤、殺緑虫剤、除草剤、植物
生長調整剤、肥料その他の農薬を混合することに
よつて効果のすぐれた多目的組成物を得ることも
できる。 本発明組成物の用途として、感受性害虫はもち
ろん、有機リン剤、カーバメート剤抵抗性、ある
いはkdr系各種害虫例えばハエ、蚊、ゴキブリ等
の衛生害虫をはじめ、ツマグロヨコバイ、ウンカ
類や、ニカメイチユウ、カメムシ類、ハマキ、ア
ブラムシ、カイガラムシ、ヨトウガ、マメゾウム
シ等の農業害虫、コクゾウ等の貯殻害虫、あるい
はダニ類等の防除に極めて有用である。 次に前記組成物を加熱燻蒸用殺虫剤として用い
た場合の殺虫試験成績を示す。 (1) 殺虫成分として3′−フエノキシ−α′−シアノ
ベンジル クリサンセメート(化合物(A))0.15
%と、2−イソプロピルフエニル−N−メチル
カーバメート(化合物(B))0.15%を含有する蚊
取線香及び対照としてそれぞれ化合物(A)0.3%、
化合物(B)0.3%、化合物(A)0.15%と2−エチル
フエニル−N−メチルカーバメート(化合物
(C))0.15%、化合物(C)0.3%、アレスリン0.3%
を含む6種の蚊取線香を作り、アカイエカ成虫
を落下仰転せしめる効果を試験した。なおこの
実験は「防虫科学」16巻(1951年)第176頁所
載の長沢、勝田等の方法によつて行なわれたも
のであり、この方法によつて上記線香の相対有
効度を算出したところ次の如き結果が得られ
た。また、各線香について有効成分の揮散率の
測定も行なつた。
子を表わし、Rは水素原子又はシアノ基を表わ
す。)で示されるピレスロイド系化合物の1種又
は2種と、2−イソプロピルフエニル−N−メチ
ルカーバメートとを9〜2:1〜8の組成比で有
効成分として含有することを特徴とする加熱燻蒸
用殺虫剤に関する。 一般式()で示されるピレスロイド系化合物
は、種々の衛生害虫および農園芸害虫に極めて優
れた殺虫効果を示す一方、温血動物に対する毒性
は低く、既に家庭用、防疫用、農業用殺虫剤とし
て広く実用に供されている。今日まで、これらピ
レスロイド剤に対する抵抗性の発達は困難なもの
とされ、事実、本邦においては、実際防除面で問
題となつた例はないが、北欧のイエバエや、東南
アジアのコナガにはピレスロイド抵抗性系統が出
現しており、生物が種の存続の場で示すしたたか
さを考えれば、本邦においても抵抗性発達の可能
性を前提として対処するのが妥当と考えられる。
しかも、これらピレスロイド抵抗性発達には、代
謝系によらず神経感受性低下に基づく機構の関与
が認められ、その結果、ピレスロイド交差抵抗性
の現象が出現しており、その解決法として、有機
リン剤、カーバメート剤等、ピレスロイドと生理
作用の異なる薬剤との混用を含めた施用面での開
発が重要となつてきた。そこで、本発明者らは、
安定性、毒性の面で問題の多い有機リン剤よりも
むしろカーバメート剤に着目し、本研究を開始し
た。 ところで、アルキル置換フエニル−N−メチル
カーバメートは農業害虫に対する殺虫剤として広
く使用されているがほとんど散布用に限られてお
り、この散布用殺虫剤におけるピレスロイドとの
混合剤は相乗効果の点で必ずしも満足できるもの
ではなかつた。そこで、本発明者らは、アルキル
置換フエニル−N−メチルカーバメート剤の燻蒸
用への適用を試み、更にピレスロイド剤との混合
剤を検討した。その結果、種々のアルキル置換フ
エニル−N−メチルカーバメートのうちで特に2
−イソプロピルフエニル−N−メチルカーバメー
トと一般式()のピレスロイドとの混合剤が、
加熱燻蒸用として使用した時、その相乗効果のみ
ならず、薬剤の揮散率、抵抗性対策の点で極めて
優れていることを見い出し本発明を完成した。す
なわち、2−イソプロピルフエニル−N−メチル
カーバメートとピレスロイドとの組み合わせが、
特異的に、従来の効果つまりカーバメートの致死
力とピレスロイドの速効性を補足するだけの効果
以上のものを示し、しかも抵抗性害虫に極めて有
効であるという発見は、従来の散布用殺虫剤とし
ての効力からは全く予期しえないものである。本
発明で有効成分として用いる一般式()のピレ
スロイドは公知であり、常温で固体又は液体であ
る。その代表的なものをあげると次の如くである
が、本発明はこれらのみに限定されるものではな
い。なお、いずれのピレスロイドも酸部分に2つ
の不斎炭素を、Rがシアノ基の場合は更に1個の
不斎炭素を有し、これらに基づく光学異性体が存
在するが、各々の異性体あるいはその混合物も当
然本発明に含まれる。 (1) 3′−フエノキシルベンジル クリサンセメー
ト (2) 3′−フエノキシ−α′−シアノベンジル クリ
サンメート (3) 3′−フエノキシベンジル 2、2−ジメチル
−3−(2、2−ジクロロビニル)ジクロプロ
パンカルボキシレート (4) 3′−フエノキシ−α′−シアノベンジル 2、
2−ジメチル−3−(2、2−ジクロロビニル)
シクロプロパンカルボキシレート (5) 3′−フエノキシ−α′−シアノベンジル 2、
2−ジメチル−3−(2、2−ジブロモビニル)
シクロプロパンカルボキシレート 一方、本発明で用いる2−イソピロピルフエニ
ル−N−メチルカーバメートは常温で固体(m.
p.89〜91℃)であり、カーバメート製造の一般方
法に準じて2−イソプロピルフエニルとメチルイ
ソシアネート又はメチルカルバミン酸クロライド
とを反応させることによつて容易に製造すること
ができる。 これを加熱燻蒸用殺虫剤として用いる場合は、
前記のピレスロイド、カーバメートを9〜2:1
〜8の組成比で含有する混合物をそのまま又は適
当な溶媒で溶液となした後、これを木粉、その他
適当な基材と混合して蚊取線香の如き剤型として
用いることができる。更に、前記有効成分を燃焼
剤と混合して燃焼剤の燃焼熱及び発煙により薬剤
を発散させるいわゆる燻煙剤として用いる方法
や、有効成分を有機発泡剤と混合封入パツクし、
混合物を間接的に加熱して燃焼を伴なうことなく
有機発泡剤を熱分解させ、該熱分解ガスの作用に
より薬剤を有効に燻蒸させる方法も可能である。
また、加熱燻蒸剤として、前記有効成分溶液を後
述する電気蚊取器の如き形態に適用することもで
きる。なお、前記組成物はこれにN−オクチルビ
シクロヘプテンジカルボキシイミド(商品名
MGK−264)、N−オクチルビシクロヘプテンジ
カルボキシイミドとアリールスルホン酸塩との混
合物(商品名MGK−5026)、オクタクロロジプ
ロピルエーテル、ピペロニルブトキサイド、サイ
ネピリン500、β−ブトキシ−β−チオシアノジ
エチルエーテル(商品名リーセン384)、セサメツ
クス等のピレスロイド用共力剤を加えると、その
殺虫効力を一層高めることができる。更にBHT
やDBHQ、BHA、ヨシノツクス425のような酸
化防止剤を添加することは安定性を向上させるう
えで有効である。 また他の活性成分例えばフエニトロチオン、
DDVP、ダイアジノン、プロパホス、ピリダフ
エンチオンなどの有機リン剤、セビン、メオバー
ル、サンサイド等のカーバメート剤、カルタツ
プ、クロルフエナミジン、メソミルなどの殺虫
剤、殺ダニ剤、殺菌剤、殺緑虫剤、除草剤、植物
生長調整剤、肥料その他の農薬を混合することに
よつて効果のすぐれた多目的組成物を得ることも
できる。 本発明組成物の用途として、感受性害虫はもち
ろん、有機リン剤、カーバメート剤抵抗性、ある
いはkdr系各種害虫例えばハエ、蚊、ゴキブリ等
の衛生害虫をはじめ、ツマグロヨコバイ、ウンカ
類や、ニカメイチユウ、カメムシ類、ハマキ、ア
ブラムシ、カイガラムシ、ヨトウガ、マメゾウム
シ等の農業害虫、コクゾウ等の貯殻害虫、あるい
はダニ類等の防除に極めて有用である。 次に前記組成物を加熱燻蒸用殺虫剤として用い
た場合の殺虫試験成績を示す。 (1) 殺虫成分として3′−フエノキシ−α′−シアノ
ベンジル クリサンセメート(化合物(A))0.15
%と、2−イソプロピルフエニル−N−メチル
カーバメート(化合物(B))0.15%を含有する蚊
取線香及び対照としてそれぞれ化合物(A)0.3%、
化合物(B)0.3%、化合物(A)0.15%と2−エチル
フエニル−N−メチルカーバメート(化合物
(C))0.15%、化合物(C)0.3%、アレスリン0.3%
を含む6種の蚊取線香を作り、アカイエカ成虫
を落下仰転せしめる効果を試験した。なおこの
実験は「防虫科学」16巻(1951年)第176頁所
載の長沢、勝田等の方法によつて行なわれたも
のであり、この方法によつて上記線香の相対有
効度を算出したところ次の如き結果が得られ
た。また、各線香について有効成分の揮散率の
測定も行なつた。
【表】
試験の結果、化合物(B)のカーバメート剤は、
燻蒸剤として使用した場合、一般に実用化され
ているアレスリンにまさる効力を示し、更に化
合物(A)との混合剤は、他のカーバメート剤例え
ば化合物(C)では認められない顕著な相乗効果を
示した。 (2) 殺虫成分として3′−フエノキシベンジル d
−シス、トランス−クリサンセメート(商品名
スミスリン、化合物(D))と2−イソプロピルフ
エニル−N−メチルカーバメート(化合物(B))
の混合と、化合物(D)と3−メチルフエニル−N
−メチルカーバメート(化合物(E))の混合とア
レスリンの所定薬量のアセトン溶液を30mm×60
mm×1.5mmのパルプ板に吸着させ風乾する。こ
のパルプ板を160℃の発熱体の上に乗せ、加熱
蒸散させる電気蚊取方式により、イエバエ成虫
を用いて効果試験を行なつた。すなわち、25m3
の部屋で、イエバエ30匹を放つたステンレスケ
ージを天井より50cmの高さにつるし、4時間暴
露落下仰転したイエバエ成虫数から薬剤の相対
有効度を算出し、合わせて24時間後の死虫率を
調べたところ次の如くであつた。なお供試イエ
バエとして感受性と、実験室レベルで幾世代に
もわたつて淘汰されたkdrの両系統を用いた。
燻蒸剤として使用した場合、一般に実用化され
ているアレスリンにまさる効力を示し、更に化
合物(A)との混合剤は、他のカーバメート剤例え
ば化合物(C)では認められない顕著な相乗効果を
示した。 (2) 殺虫成分として3′−フエノキシベンジル d
−シス、トランス−クリサンセメート(商品名
スミスリン、化合物(D))と2−イソプロピルフ
エニル−N−メチルカーバメート(化合物(B))
の混合と、化合物(D)と3−メチルフエニル−N
−メチルカーバメート(化合物(E))の混合とア
レスリンの所定薬量のアセトン溶液を30mm×60
mm×1.5mmのパルプ板に吸着させ風乾する。こ
のパルプ板を160℃の発熱体の上に乗せ、加熱
蒸散させる電気蚊取方式により、イエバエ成虫
を用いて効果試験を行なつた。すなわち、25m3
の部屋で、イエバエ30匹を放つたステンレスケ
ージを天井より50cmの高さにつるし、4時間暴
露落下仰転したイエバエ成虫数から薬剤の相対
有効度を算出し、合わせて24時間後の死虫率を
調べたところ次の如くであつた。なお供試イエ
バエとして感受性と、実験室レベルで幾世代に
もわたつて淘汰されたkdrの両系統を用いた。
【表】
試験の結果、本発明組成物(試料2〜5)は
感受性イエバエに対しては顕著な相乗効果を示
す一方、kdr系イエバエに対しては従来のピレ
スロイド単剤あるいは他のカーバメート剤との
混合剤に比べ極めて有効であることが認められ
た。 (3) 殺虫成分として3′−フエノキシベンジル
2、2−ジメチル−3−(2、2−ジクロロビ
ニル)シクロプロパンカルボキシレート(パー
メスリン、化合物(F))と2−イソプロピルフエ
ニル−N−メチルカーバメート(化合物(B))を
所定量含有する燻蒸剤を調製し、ビニールハウ
ス内でのきゆうりのワタアブラムシについて下
記方法で試験を行なつた。 耕種既要 きゆうり 品種 久留米H型試験時草丈1.3〜1.5m 区別、面積 ハウス容積400m3 調査月日、方法 ハウスを9等分し高さ1.0〜1.5
mの1ケ所、1葉を選定し、寄生するワタアブ
ラムシの寄生数を調べた。燻蒸後24時間後に生
存虫数を調査した。
感受性イエバエに対しては顕著な相乗効果を示
す一方、kdr系イエバエに対しては従来のピレ
スロイド単剤あるいは他のカーバメート剤との
混合剤に比べ極めて有効であることが認められ
た。 (3) 殺虫成分として3′−フエノキシベンジル
2、2−ジメチル−3−(2、2−ジクロロビ
ニル)シクロプロパンカルボキシレート(パー
メスリン、化合物(F))と2−イソプロピルフエ
ニル−N−メチルカーバメート(化合物(B))を
所定量含有する燻蒸剤を調製し、ビニールハウ
ス内でのきゆうりのワタアブラムシについて下
記方法で試験を行なつた。 耕種既要 きゆうり 品種 久留米H型試験時草丈1.3〜1.5m 区別、面積 ハウス容積400m3 調査月日、方法 ハウスを9等分し高さ1.0〜1.5
mの1ケ所、1葉を選定し、寄生するワタアブ
ラムシの寄生数を調べた。燻蒸後24時間後に生
存虫数を調査した。
【表】
【表】
以下本発明の実施例を示す。
実施例 1
3′−フエノキシ−α′−シアノベンジル クリサ
ンセメート0.15gと2−イソプロピルフエニル−
N−メチルカーバメート0.15gを除虫菊抽出粕
粉、木粉、でん粉等の蚊取線香用基材99.7gと均
一に混合し、常法によつて蚊取線香を調製し、有
効成分0.3%含有蚊取線香を得る。 実施例 2 3′−フエノキシベンジル 2、2−ジメチル−
3−(2、2−ジブロモビニル)シクロプロパン
カルボキシレート0.12gと2−イソプロピルフエ
ニル−N−メチルカーバメート0.20gとβ−ブト
キシ−β′−チオシアノジエチルエーテル1.0gを
除虫菊抽出粕粉、木粉、でん粉等の蚊取線香用基
材98.7gと均一に混合し、常法により蚊取線香を
調製した。 実施例 3 3′−フエノキシベンジル d−シス、トランス
−クリサンセメート7g、2−イソピロピルフエ
ニル−N−メチルカーバメート3g、DBHQ10
g、ピペロニルブトキサイド10gにアセオンを加
えて100mlとする。この殺虫溶液1mlを30mm×60
mm×1.5mmのパルプ板にしみ込ませたものを電気
発熱体上に載置し約160℃に加熱し蒸散させる。 実施例 4 3′−フエノキシベンジル2、2−ジメチル−3
−(2、2−ジクロロビニル)シクロプロパンカ
ルボキシレート20g、2−イソプロピルフエニル
−N−メチルカーバメート20g、椨粉25g、素灰
7g、木粉11g、ケイソウ土11g及び二酸化マン
ガン1.5gを均一に混合し、これに塩素酸カリ4.5
gに水100mlを加えて溶かした水溶液を加え、よ
くねり合わせて円筒状に成型し、乾燥して加熱燻
蒸剤を得る。 実施例 5 (S)−3′−フエノキシ−α′−シアノベンジル
d−シス−2、2−ジメチル−3−(2、2−
ジブロモビニル)シクロプロパンカルボキシレー
ト(デカメスリン)5g、3′−フエノキシ−α′−
シアノベンジル 2、2−ジメチル−3−(2、
2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシ
レート5g、2−イソプロピルフエニル−N−メ
チルカーバメート15g、アゾジカルボン酸アミド
70g及びCMC5gを加えて均一に混合し、粒状に
成型して加熱燻蒸剤を得る。
ンセメート0.15gと2−イソプロピルフエニル−
N−メチルカーバメート0.15gを除虫菊抽出粕
粉、木粉、でん粉等の蚊取線香用基材99.7gと均
一に混合し、常法によつて蚊取線香を調製し、有
効成分0.3%含有蚊取線香を得る。 実施例 2 3′−フエノキシベンジル 2、2−ジメチル−
3−(2、2−ジブロモビニル)シクロプロパン
カルボキシレート0.12gと2−イソプロピルフエ
ニル−N−メチルカーバメート0.20gとβ−ブト
キシ−β′−チオシアノジエチルエーテル1.0gを
除虫菊抽出粕粉、木粉、でん粉等の蚊取線香用基
材98.7gと均一に混合し、常法により蚊取線香を
調製した。 実施例 3 3′−フエノキシベンジル d−シス、トランス
−クリサンセメート7g、2−イソピロピルフエ
ニル−N−メチルカーバメート3g、DBHQ10
g、ピペロニルブトキサイド10gにアセオンを加
えて100mlとする。この殺虫溶液1mlを30mm×60
mm×1.5mmのパルプ板にしみ込ませたものを電気
発熱体上に載置し約160℃に加熱し蒸散させる。 実施例 4 3′−フエノキシベンジル2、2−ジメチル−3
−(2、2−ジクロロビニル)シクロプロパンカ
ルボキシレート20g、2−イソプロピルフエニル
−N−メチルカーバメート20g、椨粉25g、素灰
7g、木粉11g、ケイソウ土11g及び二酸化マン
ガン1.5gを均一に混合し、これに塩素酸カリ4.5
gに水100mlを加えて溶かした水溶液を加え、よ
くねり合わせて円筒状に成型し、乾燥して加熱燻
蒸剤を得る。 実施例 5 (S)−3′−フエノキシ−α′−シアノベンジル
d−シス−2、2−ジメチル−3−(2、2−
ジブロモビニル)シクロプロパンカルボキシレー
ト(デカメスリン)5g、3′−フエノキシ−α′−
シアノベンジル 2、2−ジメチル−3−(2、
2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシ
レート5g、2−イソプロピルフエニル−N−メ
チルカーバメート15g、アゾジカルボン酸アミド
70g及びCMC5gを加えて均一に混合し、粒状に
成型して加熱燻蒸剤を得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、Xはメチル基、クロル原子又はブロモ原
子を表し、Rは水素原子又はシアノ基を表す。)
で示されるピレスロイド系化合物の1種又は2種
と、2−イソプロピルフエニル−N−メチルカー
バメートとを9〜2:1〜8の組成比で有効成分
として含有することを特徴とする加熱燻蒸用殺虫
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58083243A JPS59210005A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 加熱燻蒸用殺虫剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58083243A JPS59210005A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 加熱燻蒸用殺虫剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59210005A JPS59210005A (ja) | 1984-11-28 |
| JPH0432043B2 true JPH0432043B2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=13796882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58083243A Granted JPS59210005A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 加熱燻蒸用殺虫剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59210005A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5583703A (en) * | 1978-12-20 | 1980-06-24 | Kuraray Co Ltd | Mixed insecticide |
| JPS5843901A (ja) * | 1982-07-07 | 1983-03-14 | ア−ス製薬株式会社 | 害虫駆除用燻蒸剤組成物 |
-
1983
- 1983-05-12 JP JP58083243A patent/JPS59210005A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59210005A (ja) | 1984-11-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6033106B2 (ja) | カルボン酸エステル、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤 | |
| CN101099473B (zh) | 驱蚊蝇线香 | |
| JPS5851921B2 (ja) | ソツコウセイサツチユウ サツダニソセイブツ | |
| JPS6157820B2 (ja) | ||
| JPS60139605A (ja) | 燻蒸組成物 | |
| JP3926836B1 (ja) | 感染症媒介蚊防除用蚊取線香 | |
| HU176331B (en) | Process for producing esters of cyclopropane carboxylic acids and insecticide compositions containing them as active agents | |
| JPH0432043B2 (ja) | ||
| JPS63267706A (ja) | ベンジルアルコ−ルエステルを含有する燻焼用及び加熱蒸散用殺虫剤ならびにその製造法 | |
| CN100482076C (zh) | 驱蝇线香 | |
| JPH048405B2 (ja) | ||
| JP5733810B2 (ja) | 感染症媒介蚊防除用蚊取線香 | |
| JP4204009B2 (ja) | ハエ取り線香 | |
| JP5231801B2 (ja) | 蚊又はハエ取り線香 | |
| CN100539845C (zh) | 驱蚊蝇线香 | |
| JPS6134410B2 (ja) | ||
| JPS6310944B2 (ja) | ||
| JPH0224812B2 (ja) | ||
| JPS59196803A (ja) | 新規2−フエニルプロピルエ−テル誘導体を含有する殺虫、殺ダニ剤及びその製造法 | |
| JPH0161082B2 (ja) | ||
| JPH0212210B2 (ja) | ||
| JPS5932459B2 (ja) | シクロプロパンカルボン酸エステル,その製造法およびそれを有効成分とする低魚毒性殺虫剤 | |
| JPH0142242B2 (ja) | ||
| HK1119524B (en) | Shoofly joss stick | |
| JPS5822149B2 (ja) | 新規カルボン酸エステル、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤 |