JPH04330069A - 新規4環性化合物 - Google Patents
新規4環性化合物Info
- Publication number
- JPH04330069A JPH04330069A JP12448391A JP12448391A JPH04330069A JP H04330069 A JPH04330069 A JP H04330069A JP 12448391 A JP12448391 A JP 12448391A JP 12448391 A JP12448391 A JP 12448391A JP H04330069 A JPH04330069 A JP H04330069A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cycloocta
- furan
- dihydro
- methyl
- ethyl acetate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Furan Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な4環性化合物に関
し、更に詳細には循環器系の医薬や他の医薬の中間体と
して有用な4環性化合物に関する。
し、更に詳細には循環器系の医薬や他の医薬の中間体と
して有用な4環性化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】生薬中には古くから臨床において用いら
れているものが多いが、いずれも天然からの抽出物であ
るため、その製造工程が煩雑で収率が悪く、更に、原料
自身の生産量も限られているので、医薬品として開発す
るうえで経済性の面で問題があった。近年、機器分析や
化合物分離手段の発達により、生薬中の有効成分の分離
、同定がなされており、この結果に基づいて生薬の有効
成分の化学合成が試みられている。また、上記知見をも
とに、生薬の有効成分と同一の骨格を有する新しい化合
物開発もなされつつある。
れているものが多いが、いずれも天然からの抽出物であ
るため、その製造工程が煩雑で収率が悪く、更に、原料
自身の生産量も限られているので、医薬品として開発す
るうえで経済性の面で問題があった。近年、機器分析や
化合物分離手段の発達により、生薬中の有効成分の分離
、同定がなされており、この結果に基づいて生薬の有効
成分の化学合成が試みられている。また、上記知見をも
とに、生薬の有効成分と同一の骨格を有する新しい化合
物開発もなされつつある。
【0003】本発明者らは、いくつかの生薬の有効成分
中に存在する次の式
中に存在する次の式
【化2】
で表されるジベンゾシクロオクタン環を有する化合物を
合成すべく研究を行なう過程で、下記式(I)で表され
る4環式化合物を合成し、これら化合物は酵素阻害作用
を有することを見出し本発明を完成した。
合成すべく研究を行なう過程で、下記式(I)で表され
る4環式化合物を合成し、これら化合物は酵素阻害作用
を有することを見出し本発明を完成した。
【0004】すなわち、本発明は次の式(I)
【化3】
( 式中、R1およびR2はそれぞれ水素原子またはア
ルキル基を示すか、一緒になってアルキレン基を示し、
R3〜R6はそれぞれ水素原子またはアルキル基を示す
)で表される新規4環性化合物を提供するものである。
ルキル基を示すか、一緒になってアルキレン基を示し、
R3〜R6はそれぞれ水素原子またはアルキル基を示す
)で表される新規4環性化合物を提供するものである。
【0005】本発明の4環性化合物(I)を製造するに
は、下式に従い、1モルの化合物(II)に対し、過塩
素酸鉄を2モル以上、好ましくは2〜3モル程度、トリ
フルオロ酢酸を5モル以上、好ましくは5〜100モル
程度使用し、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン
化炭化水素やトルエン、ベンゼン等芳香族炭化水素など
の有機溶媒中、−10〜30℃程度で0.5〜3時間程
度反応させれば良い。
は、下式に従い、1モルの化合物(II)に対し、過塩
素酸鉄を2モル以上、好ましくは2〜3モル程度、トリ
フルオロ酢酸を5モル以上、好ましくは5〜100モル
程度使用し、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン
化炭化水素やトルエン、ベンゼン等芳香族炭化水素など
の有機溶媒中、−10〜30℃程度で0.5〜3時間程
度反応させれば良い。
【化4】
(式中、R1〜R6は前記した意味を有する)
【000
6】本発明の出発原料である化合物(II)には、新規
化合物も含まれるが、これらは次の反応式に従い、公知
又は公知化合物の製法に準じて容易に合成される化合物
(III)にベンズアルデヒド誘導体(IV)を作用さ
せることにより調製される。
6】本発明の出発原料である化合物(II)には、新規
化合物も含まれるが、これらは次の反応式に従い、公知
又は公知化合物の製法に準じて容易に合成される化合物
(III)にベンズアルデヒド誘導体(IV)を作用さ
せることにより調製される。
【化5】
(式中、R1〜R6は前記した意味を有する)
【000
7】本発明において使用される、過塩素酸鉄の例として
は、過塩素酸第二鉄等が挙げられ、また、上記反応にお
いて、出発原料(II)の光学活性は保存され、光学活
性な本発明化合物(I)を得ることができる。
7】本発明において使用される、過塩素酸鉄の例として
は、過塩素酸第二鉄等が挙げられ、また、上記反応にお
いて、出発原料(II)の光学活性は保存され、光学活
性な本発明化合物(I)を得ることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明化合物(I)は、従来天然でしか
得られなかった新規な4環系を有する化合物であり、し
かも後記試験例にも示すように各種酵素の阻害活性を有
するので、例えば、強心剤や抗血栓剤等の循環器系医薬
として利用することが可能である。
得られなかった新規な4環系を有する化合物であり、し
かも後記試験例にも示すように各種酵素の阻害活性を有
するので、例えば、強心剤や抗血栓剤等の循環器系医薬
として利用することが可能である。
【0009】
【実施例】次に参考例、実施例および試験例を挙げ、本
発明を更に詳しく説明する。
発明を更に詳しく説明する。
【0010】参 考 例 1
1−メチル=水素=(S)−2−[1−(5−メトキシ
−3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタン
ジオアートの製造:1−メチル=水素=(RS)−2−
[1−(5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)メチル]ブタンジオアート( ラセミ体、20g
; G. E.Schneiders and Ste
venson, J.Chem.Soc. Perki
n 1, 999(1982))とD−(+)−α−ア
ミノカプロラクタム(8.65g)を加熱したアセトン
(640ml)に溶かした後、室温で3時間攪拌した。 析出した結晶を濾取したところ、表題化合物のアミノ
カプロラクタム塩が 17.54g得られた。 この塩
を飽和重曹水(200ml)に溶かし、エーテルで洗浄
後(200ml×3)、10%のシュウ酸水で酸性とし
、ジクロロメタンで抽出した(500ml×3)。 ジ
クロロメタン層を合わせ、飽和食塩水で洗った後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、
約60%eeの表題化合物を12.29g得た。 これ
をメタノール(20ml)中、室温で1時間攪拌し、不
溶物を濾過して除いた。 濾液を減圧下留去し、100
%eeの表題化合物を5.04g得た。
−3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタン
ジオアートの製造:1−メチル=水素=(RS)−2−
[1−(5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)メチル]ブタンジオアート( ラセミ体、20g
; G. E.Schneiders and Ste
venson, J.Chem.Soc. Perki
n 1, 999(1982))とD−(+)−α−ア
ミノカプロラクタム(8.65g)を加熱したアセトン
(640ml)に溶かした後、室温で3時間攪拌した。 析出した結晶を濾取したところ、表題化合物のアミノ
カプロラクタム塩が 17.54g得られた。 この塩
を飽和重曹水(200ml)に溶かし、エーテルで洗浄
後(200ml×3)、10%のシュウ酸水で酸性とし
、ジクロロメタンで抽出した(500ml×3)。 ジ
クロロメタン層を合わせ、飽和食塩水で洗った後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、
約60%eeの表題化合物を12.29g得た。 これ
をメタノール(20ml)中、室温で1時間攪拌し、不
溶物を濾過して除いた。 濾液を減圧下留去し、100
%eeの表題化合物を5.04g得た。
【0011】融 点: 96.5−97.0℃(無色
プリズム状結晶) [α]D23:−26.6゜(c=1.18,CHCl
3)1HNMR(CDCl3):2.46(1H,dd
,J=4.5,17Hz),2.62−2.77(2H
,m),2.93−3.13(2H,m),3.69(
3H,s),3.88(3H,s),5.94(2H,
s),6.31(1H,s),6.34(1H,s). IRνmax(KBr)cm−1:3136,2912
,1724,1680,1638. M S : 296(M+),165(base).
プリズム状結晶) [α]D23:−26.6゜(c=1.18,CHCl
3)1HNMR(CDCl3):2.46(1H,dd
,J=4.5,17Hz),2.62−2.77(2H
,m),2.93−3.13(2H,m),3.69(
3H,s),3.88(3H,s),5.94(2H,
s),6.31(1H,s),6.34(1H,s). IRνmax(KBr)cm−1:3136,2912
,1724,1680,1638. M S : 296(M+),165(base).
【0012】参 考 例 2
(S)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレン
ジオキシフェニル)メチル]ブタノリドの合成:1−メ
チル=水素=(S)−2−[1−(5−メトキシ−3,
4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタンジオア
ート(71.8g, 0.24mol)をエタノール(
900ml)に溶かし、水酸化カリウム(85%,16
.7g,0.27mol)のエタノール(450ml)
溶液を加えた。 氷冷下塩化カルシウム(51.6g,
0.46mol)、水素化ホウ素ナトリウム( 36g
, 0.95mol)を加え、0℃で19時間攪拌した
。 氷冷下、12N−HCl水(500ml)を加え、
さらに、室温で30分攪拌した後、塩化メチレンで抽出
(300ml×3)し、合わせた有機層を飽和重曹水、
飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去すると68.76gの無色固体が得
られた。 酢酸エチル−ヘキサンで再結晶し、表題化合
物(46.85g,75%)を無色プリズム状結晶とし
て得た。
ジオキシフェニル)メチル]ブタノリドの合成:1−メ
チル=水素=(S)−2−[1−(5−メトキシ−3,
4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタンジオア
ート(71.8g, 0.24mol)をエタノール(
900ml)に溶かし、水酸化カリウム(85%,16
.7g,0.27mol)のエタノール(450ml)
溶液を加えた。 氷冷下塩化カルシウム(51.6g,
0.46mol)、水素化ホウ素ナトリウム( 36g
, 0.95mol)を加え、0℃で19時間攪拌した
。 氷冷下、12N−HCl水(500ml)を加え、
さらに、室温で30分攪拌した後、塩化メチレンで抽出
(300ml×3)し、合わせた有機層を飽和重曹水、
飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去すると68.76gの無色固体が得
られた。 酢酸エチル−ヘキサンで再結晶し、表題化合
物(46.85g,75%)を無色プリズム状結晶とし
て得た。
【0013】融 点: 88.5−89.5℃[α]
D23:−6.82゜(c=1.12,CHCl3)1
HNMR(CDCl3):2.27(1H,dd,J=
7,17Hz),2.55−2.89(4H,m),3
.90(3H,s),4.03(1H,dd,J=6,
9Hz),4.34(1H,dd,J=7,9Hz),
5.95(2H,s),6.30(1H,d,J=2H
z),6.34(1H,d,J=2Hz). IRνmax(KBr)cm−1:1784,1768
,1632,1510. M S :250(M+),165(base)元素
分析(C13H14O5として) 計算値 C;62.39, H;5.64実測値
C;62.38, H;5.69
D23:−6.82゜(c=1.12,CHCl3)1
HNMR(CDCl3):2.27(1H,dd,J=
7,17Hz),2.55−2.89(4H,m),3
.90(3H,s),4.03(1H,dd,J=6,
9Hz),4.34(1H,dd,J=7,9Hz),
5.95(2H,s),6.30(1H,d,J=2H
z),6.34(1H,d,J=2Hz). IRνmax(KBr)cm−1:1784,1768
,1632,1510. M S :250(M+),165(base)元素
分析(C13H14O5として) 計算値 C;62.39, H;5.64実測値
C;62.38, H;5.69
【0014】参 考
例 3 (S)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−
メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:ア
ルゴン気流中、(S)−3−[1−(5−メトキシ−3
,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド
(25.0g,0.1mol)、3,4,5−トリメト
キシベンズアルデヒド(31.0g, 0.16mo
l)のトルエン溶液(400ml)を0℃に冷却し、水
素化ナトリウム(60%,10.8g,0.27mol
)及び、メタノール(0.4ml,0.01mol)を
加えた。0℃で15分、室温で48時間攪拌した後、反
応液を氷冷し、6規定塩酸水(100ml)を加えた。 水層を除いた後、有機層を水、飽和重曹水、飽和食塩
水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留
去して得られた残渣を、カラムクロマトグラフィー(メ
ルク #9385, 500g, 酢酸エチル−ヘキサ
ン 1:2)で精製し、表題化合物を無色油状物(20
.38g,48%)として得た。
例 3 (S)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−
メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:ア
ルゴン気流中、(S)−3−[1−(5−メトキシ−3
,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド
(25.0g,0.1mol)、3,4,5−トリメト
キシベンズアルデヒド(31.0g, 0.16mo
l)のトルエン溶液(400ml)を0℃に冷却し、水
素化ナトリウム(60%,10.8g,0.27mol
)及び、メタノール(0.4ml,0.01mol)を
加えた。0℃で15分、室温で48時間攪拌した後、反
応液を氷冷し、6規定塩酸水(100ml)を加えた。 水層を除いた後、有機層を水、飽和重曹水、飽和食塩
水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留
去して得られた残渣を、カラムクロマトグラフィー(メ
ルク #9385, 500g, 酢酸エチル−ヘキサ
ン 1:2)で精製し、表題化合物を無色油状物(20
.38g,48%)として得た。
【0015】[α]D25:+55.1゜(c=0.9
55,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10,14Hz),3.01(1H,dd,J=5,
14Hz),3.83−3.90(1H,m),3.8
6(3H,s),3.89(3H,s),3.90(3
H,s),4.22−4.36(2H,m),5.93
(2H,s),6.28(1H,d,J=1.5Hz)
,6.33(1Hd,J=1.5Hz),6.77(2
H,s),7.51(1H,d,J=1.7Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:1746,16
44,1582. M S :428(M+),263(base).H
RMS(C23H24O8として):計算値; 428
.14707 実測値; 428.14677
55,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10,14Hz),3.01(1H,dd,J=5,
14Hz),3.83−3.90(1H,m),3.8
6(3H,s),3.89(3H,s),3.90(3
H,s),4.22−4.36(2H,m),5.93
(2H,s),6.28(1H,d,J=1.5Hz)
,6.33(1Hd,J=1.5Hz),6.77(2
H,s),7.51(1H,d,J=1.7Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:1746,16
44,1582. M S :428(M+),263(base).H
RMS(C23H24O8として):計算値; 428
.14707 実測値; 428.14677
【0016】参 考 例 4
(S)−(E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−
5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−
トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの製造:(S)
−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−ト
リメトキシベンジリデン)ブタノリド(0.84g,1
.96mmol)をジクロロメタン(10ml)にとか
し、三塩化ホウ素(1.0M ジクロロメタン溶液、
4ml、4mmol)を加えて0℃で30分攪拌した。 溶媒を減圧下留去し、残渣をメタノール(20ml)
、2規定塩酸水(6ml)に溶かし、0℃で2時間攪拌
した。 反応液を酢酸エチルで抽出(50ml×1,2
0ml×2)し、合した有機層を水、飽和重曹水で洗浄
した。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下
留去すると表題化合物が淡黄色油状物質(0.79g,
97%)として得られた。
5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−
トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの製造:(S)
−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−ト
リメトキシベンジリデン)ブタノリド(0.84g,1
.96mmol)をジクロロメタン(10ml)にとか
し、三塩化ホウ素(1.0M ジクロロメタン溶液、
4ml、4mmol)を加えて0℃で30分攪拌した。 溶媒を減圧下留去し、残渣をメタノール(20ml)
、2規定塩酸水(6ml)に溶かし、0℃で2時間攪拌
した。 反応液を酢酸エチルで抽出(50ml×1,2
0ml×2)し、合した有機層を水、飽和重曹水で洗浄
した。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下
留去すると表題化合物が淡黄色油状物質(0.79g,
97%)として得られた。
【0017】[α]D27 :+50.3°(c=0.
70,CHCl3) 1H−NMR(CDCl3):2.60(1H,dd,
J=10,14Hz),3.04(1H,dd,J=4
,14Hz),3.78−3.90(1H,m),3.
83(3H,s),3.89(6H,s),3.90(
3H,s),4.24−4.37(2H,m),5.3
1(1H,s),5.36(1H,s),6.23(1
H,d,J=2Hz),6.43(1H,d,J=2H
z),6.79(2H,s),7.51(1H,d,J
=2Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:3556,29
40,1746,1646,1620,1582.M
S : 416(M+),263(base).HR
MS(C22H24O8として):計算値; 416.
14702 実測値; 416.14652.
70,CHCl3) 1H−NMR(CDCl3):2.60(1H,dd,
J=10,14Hz),3.04(1H,dd,J=4
,14Hz),3.78−3.90(1H,m),3.
83(3H,s),3.89(6H,s),3.90(
3H,s),4.24−4.37(2H,m),5.3
1(1H,s),5.36(1H,s),6.23(1
H,d,J=2Hz),6.43(1H,d,J=2H
z),6.79(2H,s),7.51(1H,d,J
=2Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:3556,29
40,1746,1646,1620,1582.M
S : 416(M+),263(base).HR
MS(C22H24O8として):計算値; 416.
14702 実測値; 416.14652.
【0018】実 施 例 1
(3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−6,7
−ジヒドロキシ−8,9,10,11−テトラメトキシ
ジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c
]フラン−1(3H)−オンの製造:(S)−(E)−
3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシフェ
ニル)メチル]−2−(3,4,5−トリメトキシベン
ジリデン)ブタノリド(200mg, 0.48mmo
l)をジクロロメタン(6ml)に溶かし、トリフルオ
ロ酢酸(6ml)、過塩素酸鉄(500mg,1.08
mmol)を加え、室温で1時間15分攪拌した。 飽
和亜硫酸水素ナトリウム水を加えた後、反応液を酢酸エ
チル(20ml)に加え、水、飽和重曹水で洗浄した。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去し
て得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(メルクシ
リカゲル、#9385, 20g, 酢酸エチル−ヘキ
サン 1:1)で精製し、表題化合物を無色固体(13
3mg,67%)として得た。
−ジヒドロキシ−8,9,10,11−テトラメトキシ
ジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c
]フラン−1(3H)−オンの製造:(S)−(E)−
3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシフェ
ニル)メチル]−2−(3,4,5−トリメトキシベン
ジリデン)ブタノリド(200mg, 0.48mmo
l)をジクロロメタン(6ml)に溶かし、トリフルオ
ロ酢酸(6ml)、過塩素酸鉄(500mg,1.08
mmol)を加え、室温で1時間15分攪拌した。 飽
和亜硫酸水素ナトリウム水を加えた後、反応液を酢酸エ
チル(20ml)に加え、水、飽和重曹水で洗浄した。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去し
て得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(メルクシ
リカゲル、#9385, 20g, 酢酸エチル−ヘキ
サン 1:1)で精製し、表題化合物を無色固体(13
3mg,67%)として得た。
【0019】融 点 : 223−223.5℃(無
色針状晶、酢酸エチル−ヘキサン) [α]D27: −282.8°(c=0.29,CH
Cl3)1H−NMR(CDCl3):2.42(1H
,dd,J=1,14Hz),3.01(1H,dd,
J=6,14Hz),3.31(3H,s),3.40
−3.60(1H,m),3.57(3H,s),3.
91(3H,s),3.93(3H,s),4.11(
1H,dd,J=9,10Hz),4.46(1H,t
,J=9Hz),5.37(1H,s),5.53(1
H,s),6.51(1H,s),6.62(1H,s
),7.50(1H,d,J=3.7Hz).IRνm
ax(KBr)cm−1:3556,3472,328
4,2968,2940,1756,1676,159
4,1492,1462,1304,1348,120
2,1076. M S : 414(M+,base)
色針状晶、酢酸エチル−ヘキサン) [α]D27: −282.8°(c=0.29,CH
Cl3)1H−NMR(CDCl3):2.42(1H
,dd,J=1,14Hz),3.01(1H,dd,
J=6,14Hz),3.31(3H,s),3.40
−3.60(1H,m),3.57(3H,s),3.
91(3H,s),3.93(3H,s),4.11(
1H,dd,J=9,10Hz),4.46(1H,t
,J=9Hz),5.37(1H,s),5.53(1
H,s),6.51(1H,s),6.62(1H,s
),7.50(1H,d,J=3.7Hz).IRνm
ax(KBr)cm−1:3556,3472,328
4,2968,2940,1756,1676,159
4,1492,1462,1304,1348,120
2,1076. M S : 414(M+,base)
【0020】
実 施 例 2 (3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−8,9
,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレンジオ
キシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2
−c]フラン−1(3H)−オン及び(3aS,Rbi
ar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11−テ
トラメトキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ[4
,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1
(3H)−オンの合成:(S)−(E)−3−[1−(
5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェニル)メ
チル]−2−(3,4,5−トリメトキシベンジリデン
)ブタノリド(20.0g,0.047mol)のジク
ロロメタン溶液(200ml)に、過塩素酸鉄六水和物
(60.0g,0.13mol)、トリフルオロ酢酸(
20.0ml)を加え、室温で3.5時間攪拌した。
反応液を6規定塩酸水、水、飽和重曹水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。
得られた褐色油状物(19.24g)をカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル、メルク#9385,1kg,
酢酸エチル−ヘキサン 1:10から1:2)で精製
し、(3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−8
,9,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレン
ジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1
,2−c]フラン−1(3H)−オンを含むフラクショ
ンから、4.26gの無色固体を得た。酢酸エチルーヘ
キサンで再結晶し、(3aS,Rbiar)−3a,4
−ジヒドロ−8,9,10,11−テトラメトキシ−6
,7−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シ
クロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オンを
無色板状結晶(3.54g,18%) として得た。 さらに、(3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ
−6,9,10,11−テトラメトキシ−7,8−メチ
レンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ
[1,2−c]フラン−1(3H)−オンを含むフラク
ションから、0.75gの淡黄色固体を得た。 酢酸エ
チル−ヘキサンから再結晶し、(3aS,Rbiar)
−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11−テトラメ
トキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:
6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H
)−オンを無色プリズム状結晶(0.55g,2.8%
)として得た。
実 施 例 2 (3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−8,9
,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレンジオ
キシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2
−c]フラン−1(3H)−オン及び(3aS,Rbi
ar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11−テ
トラメトキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ[4
,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1
(3H)−オンの合成:(S)−(E)−3−[1−(
5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェニル)メ
チル]−2−(3,4,5−トリメトキシベンジリデン
)ブタノリド(20.0g,0.047mol)のジク
ロロメタン溶液(200ml)に、過塩素酸鉄六水和物
(60.0g,0.13mol)、トリフルオロ酢酸(
20.0ml)を加え、室温で3.5時間攪拌した。
反応液を6規定塩酸水、水、飽和重曹水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。
得られた褐色油状物(19.24g)をカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル、メルク#9385,1kg,
酢酸エチル−ヘキサン 1:10から1:2)で精製
し、(3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−8
,9,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレン
ジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1
,2−c]フラン−1(3H)−オンを含むフラクショ
ンから、4.26gの無色固体を得た。酢酸エチルーヘ
キサンで再結晶し、(3aS,Rbiar)−3a,4
−ジヒドロ−8,9,10,11−テトラメトキシ−6
,7−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シ
クロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オンを
無色板状結晶(3.54g,18%) として得た。 さらに、(3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ
−6,9,10,11−テトラメトキシ−7,8−メチ
レンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ
[1,2−c]フラン−1(3H)−オンを含むフラク
ションから、0.75gの淡黄色固体を得た。 酢酸エ
チル−ヘキサンから再結晶し、(3aS,Rbiar)
−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11−テトラメ
トキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:
6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H
)−オンを無色プリズム状結晶(0.55g,2.8%
)として得た。
【0021】* (3aS,Rbiar)−3a,4−
ジヒドロ−8,9,10,11−テトラメトキシ−6,
7−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シク
ロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オン融
点 : 220.5−221.5℃[α]D27:
−329°(c=1.165,CHCl3)1HNMR
(CDCl3):2.43(1H,d,J=14Hz)
,2.99(1H,dd,J=6,14Hz),3.4
0−3.60(1H,m),3.63(3H,s),3
.81(3H,s),3.89(3H,s),3.91
(3H,s),4.44(1H,t,J=9Hz),4
.09(1H,dd,J=9,10Hz),5.96(
1H,d,J=1.5Hz),5.98(1H,d,J
=1.5Hz),6.58(1H,s),6.34(1
H,s),7.51(1H,d,J=3Hz). IRνmax(KBr)cm−1:2944,1758
,1674,1620,1594. M S : 426(M+,base).元素分析(
C23H22O8として):計算値 C; 64.
78, H; 5.20.実測値 C; 64.6
0, H; 5.01.
ジヒドロ−8,9,10,11−テトラメトキシ−6,
7−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シク
ロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オン融
点 : 220.5−221.5℃[α]D27:
−329°(c=1.165,CHCl3)1HNMR
(CDCl3):2.43(1H,d,J=14Hz)
,2.99(1H,dd,J=6,14Hz),3.4
0−3.60(1H,m),3.63(3H,s),3
.81(3H,s),3.89(3H,s),3.91
(3H,s),4.44(1H,t,J=9Hz),4
.09(1H,dd,J=9,10Hz),5.96(
1H,d,J=1.5Hz),5.98(1H,d,J
=1.5Hz),6.58(1H,s),6.34(1
H,s),7.51(1H,d,J=3Hz). IRνmax(KBr)cm−1:2944,1758
,1674,1620,1594. M S : 426(M+,base).元素分析(
C23H22O8として):計算値 C; 64.
78, H; 5.20.実測値 C; 64.6
0, H; 5.01.
【0022】* (3aS,R
biar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11
−テトラメトキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ
[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン
−1(3H)−オン融 点 : 179.0−180
.0℃[α]D27 : −359°(c=1.10,
CHCl3)1HNMR(CDCl3):2.45(1
H,d,J=14Hz),3.07(1H,dd,J=
6,14Hz),3.45−3.62(1H,m),3
.72(3H,s),3.89(3H,s),3.91
(3H,s),3.94(3H,s),4.12(1H
,dd,J=9,10Hz),4.47(1H,t,J
=9Hz),5.88(1H,d,J=1.5Hz),
5.98(1H,d,J=1.5Hz),6.28(1
H,s),6.62(1H,s),7.51(1H,d
,J=3Hz). IRνmax(KBr)cm−1:2940,2908
,1746,1666,1642,1590.M S
: 426(M+,base)元素分析(C23H2
2O8として):計算値 C; 64.78, H;
5.20実測値 C; 64.49, H; 5.
06.
biar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11
−テトラメトキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ
[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン
−1(3H)−オン融 点 : 179.0−180
.0℃[α]D27 : −359°(c=1.10,
CHCl3)1HNMR(CDCl3):2.45(1
H,d,J=14Hz),3.07(1H,dd,J=
6,14Hz),3.45−3.62(1H,m),3
.72(3H,s),3.89(3H,s),3.91
(3H,s),3.94(3H,s),4.12(1H
,dd,J=9,10Hz),4.47(1H,t,J
=9Hz),5.88(1H,d,J=1.5Hz),
5.98(1H,d,J=1.5Hz),6.28(1
H,s),6.62(1H,s),7.51(1H,d
,J=3Hz). IRνmax(KBr)cm−1:2940,2908
,1746,1666,1642,1590.M S
: 426(M+,base)元素分析(C23H2
2O8として):計算値 C; 64.78, H;
5.20実測値 C; 64.49, H; 5.
06.
【0023】実 施 例 3
(3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−8,9
,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレンジオ
キシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2
−c]フラン−1(3H)−オン:(S)−(E)−3
−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシフェニ
ル)メチル]−2−(3,4,5−トリメトキシベンジ
リデン)ブタノリド(3.13g,7.5mmol)を
ジクロロメタン(75ml)とトリフルオロ酢酸(75
ml)に溶かし、過塩素酸鉄(7.21g,15.6m
mol)を加え室温で、2時間撹拌した。 飽和亜硫酸
水素ナトリウム水を加えた後、酢酸エチル(70ml)
を加えた。 有機層を水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗
った。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下
留去すると粗製の(3aS,Rbiar)−3a,4−
ジヒドロ−6,7−ジヒドロキシ−8,9,10,11
−テトラメトキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオ
クタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オンが褐色油
状物(3.14g)として得られた。 この油状物(3
.14g,7.5mmol)をDMF(17ml)に溶
かし、炭酸カリウム(11g,80mmol)、ジブロ
モメタン(2.7ml、39mmol)を加え、80℃
で、1時間撹拌した。 反応液を酢酸エチル(100m
l)に加え、水、飽和食塩水で洗浄した。 無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去して得られた油
状物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル #93
85, 30g, 酢酸エチル−ヘキサン l:1)で
精製すると表題化合物が無色固体(1.35g,48%
)として得られてきた。 ここで得られた表題化合物
は実施例2で得られたものと完全に一致した。
,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレンジオ
キシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2
−c]フラン−1(3H)−オン:(S)−(E)−3
−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシフェニ
ル)メチル]−2−(3,4,5−トリメトキシベンジ
リデン)ブタノリド(3.13g,7.5mmol)を
ジクロロメタン(75ml)とトリフルオロ酢酸(75
ml)に溶かし、過塩素酸鉄(7.21g,15.6m
mol)を加え室温で、2時間撹拌した。 飽和亜硫酸
水素ナトリウム水を加えた後、酢酸エチル(70ml)
を加えた。 有機層を水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗
った。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下
留去すると粗製の(3aS,Rbiar)−3a,4−
ジヒドロ−6,7−ジヒドロキシ−8,9,10,11
−テトラメトキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオ
クタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オンが褐色油
状物(3.14g)として得られた。 この油状物(3
.14g,7.5mmol)をDMF(17ml)に溶
かし、炭酸カリウム(11g,80mmol)、ジブロ
モメタン(2.7ml、39mmol)を加え、80℃
で、1時間撹拌した。 反応液を酢酸エチル(100m
l)に加え、水、飽和食塩水で洗浄した。 無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去して得られた油
状物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル #93
85, 30g, 酢酸エチル−ヘキサン l:1)で
精製すると表題化合物が無色固体(1.35g,48%
)として得られてきた。 ここで得られた表題化合物
は実施例2で得られたものと完全に一致した。
【0024】参 考 例 5
1−メチル=水素=(R)−2−[1−(5−メトキシ
−3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタン
ジオアートの合成:1−メチル=水素=(RS)−2−
[1−(5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)メチル]ブタンジオアート( ラセミ体、10g
; G. E.Schneiders and St
evenson, J.Chem.Soc. Perk
in 1, 999(1982))とL−(−)−α−
アミノカプロラクタム(4.33g)を加熱したアセト
ン(120ml)に溶かした後、室温で3時間攪拌した
。 析出した結晶を濾取したところ、表題化合物のアミ
ノカプロラクタム塩が、10.72g得られた。 この
塩を飽和重曹水(100ml)に溶かし、エーテルで洗
浄後(100ml×3)、10%のシュウ酸水で酸性と
し、ジクロロメタンで抽出した(200ml×3)。
ジクロロメタン層を合わせ、飽和食塩水で洗った後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し
、44%eeの表題化合物を6.69g得た。 これを
メタノール(7ml)中、室温で1時間攪拌し、不溶物
を濾過して除いた。 濾液を減圧下留去し、100%e
eの表題化合物を2.05g得た。
−3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタン
ジオアートの合成:1−メチル=水素=(RS)−2−
[1−(5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)メチル]ブタンジオアート( ラセミ体、10g
; G. E.Schneiders and St
evenson, J.Chem.Soc. Perk
in 1, 999(1982))とL−(−)−α−
アミノカプロラクタム(4.33g)を加熱したアセト
ン(120ml)に溶かした後、室温で3時間攪拌した
。 析出した結晶を濾取したところ、表題化合物のアミ
ノカプロラクタム塩が、10.72g得られた。 この
塩を飽和重曹水(100ml)に溶かし、エーテルで洗
浄後(100ml×3)、10%のシュウ酸水で酸性と
し、ジクロロメタンで抽出した(200ml×3)。
ジクロロメタン層を合わせ、飽和食塩水で洗った後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し
、44%eeの表題化合物を6.69g得た。 これを
メタノール(7ml)中、室温で1時間攪拌し、不溶物
を濾過して除いた。 濾液を減圧下留去し、100%e
eの表題化合物を2.05g得た。
【0025】融 点: 97.5−98℃(無色針状
晶,トルエン) 1HNMR:2.46(1H,dd,J=5,17Hz
),2.62−2.77(2H,m),2.93−3.
13(2H,m),3.69(3H,s),3.88(
3H,s),5.94(2H,s),6.31(1H,
s),6.34(1H,s). [α]D23: +27.4(C=0.985,CHC
l3)IRνmax(KBr)cm−1:3148,2
912,1726,1678,1638,1510.M
S : 296(M+),165(base).元
素分析値(C14H16O7として)計算値 C;5
6.75, H;5.44実測値 C;56.69,
H;5.37
晶,トルエン) 1HNMR:2.46(1H,dd,J=5,17Hz
),2.62−2.77(2H,m),2.93−3.
13(2H,m),3.69(3H,s),3.88(
3H,s),5.94(2H,s),6.31(1H,
s),6.34(1H,s). [α]D23: +27.4(C=0.985,CHC
l3)IRνmax(KBr)cm−1:3148,2
912,1726,1678,1638,1510.M
S : 296(M+),165(base).元
素分析値(C14H16O7として)計算値 C;5
6.75, H;5.44実測値 C;56.69,
H;5.37
【0026】参 考 例 6
(R)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレン
ジオキシフェニル)メチル]ブタノリドの合成:1−メ
チル=水素=(R)−2−[1−(5−メトキシ−3,
4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタンジオア
ート(32.0g,0.108mol)をエタノール(
400ml)に溶かし、水酸化カリウム(85%,7.
44g,0.113mol)のエタノール(200ml
)溶液を加えた。 氷冷下塩化カルシウム(23.0g
,0.21mol)、水素化ホウ素ナトリウム(16g
,0.42mol)を加え、0℃で17時間攪拌した。 氷冷下、6NHCl水(500ml)を加え、さらに
、室温で1.5時間攪拌した後、塩化メチレンで抽出(
200ml×3)し、合わせた有機層を飽和食塩水で洗
い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下
留去すると27.23gの無色固体が得られた。 酢酸
エチル−ヘキサンで再結晶し、表題化合物(22.57
g,83.5%)を無色プリズム状結晶として得た。
ジオキシフェニル)メチル]ブタノリドの合成:1−メ
チル=水素=(R)−2−[1−(5−メトキシ−3,
4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタンジオア
ート(32.0g,0.108mol)をエタノール(
400ml)に溶かし、水酸化カリウム(85%,7.
44g,0.113mol)のエタノール(200ml
)溶液を加えた。 氷冷下塩化カルシウム(23.0g
,0.21mol)、水素化ホウ素ナトリウム(16g
,0.42mol)を加え、0℃で17時間攪拌した。 氷冷下、6NHCl水(500ml)を加え、さらに
、室温で1.5時間攪拌した後、塩化メチレンで抽出(
200ml×3)し、合わせた有機層を飽和食塩水で洗
い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下
留去すると27.23gの無色固体が得られた。 酢酸
エチル−ヘキサンで再結晶し、表題化合物(22.57
g,83.5%)を無色プリズム状結晶として得た。
【0027】融 点: 88−89℃[α]D23:
+7.12゜(C=1.095,CHCl3)1HNM
R(CDCl3):2.45(1H,dd,J=6,1
7Hz),2.55−2.70(3H,m),2.74
−2.88(1H,m),3.90(3H,s),4.
03(1H,dd,J=5.5,9Hz),4.34(
1H,dd,J=6.7,9Hz),5.95(2H,
s),6.30(1H,d,J=1.5Hz),6.3
4(1H,d,J=1.5Hz). IRνmax(KBr)cm−1:1782,1632
,1508 M S :250(M+),165(base)元素
分析値(C13H14O5として):計算値 C;6
2.39, H;5.64実測値 C;62.36,
H;5.76
+7.12゜(C=1.095,CHCl3)1HNM
R(CDCl3):2.45(1H,dd,J=6,1
7Hz),2.55−2.70(3H,m),2.74
−2.88(1H,m),3.90(3H,s),4.
03(1H,dd,J=5.5,9Hz),4.34(
1H,dd,J=6.7,9Hz),5.95(2H,
s),6.30(1H,d,J=1.5Hz),6.3
4(1H,d,J=1.5Hz). IRνmax(KBr)cm−1:1782,1632
,1508 M S :250(M+),165(base)元素
分析値(C13H14O5として):計算値 C;6
2.39, H;5.64実測値 C;62.36,
H;5.76
【0028】参 考 例 7
(R)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−
メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:ア
ルゴン気流中、(R)−3−[1−(5−メトキシ−3
,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド
(21.0g,0.084mol)、3,4,5−トリ
メトキシベンズアルデヒド(26.0g, 0.133
mol)のトルエン溶液(350ml)を0℃に冷却し
、水素化ナトリウム(60%,9.1g,0.228m
ol)及び、メタノール(0.33ml,0.0082
mol)を加えた。 0℃で15分、室温で18時間攪
拌した後、反応液を氷冷し、2規定塩酸水を加えて酸性
とした。 酢酸エチル(100ml)を加え、水層を分
離した後この水層を酢酸エチルで抽出し(50ml×2
)、先に得られた有機層と合した。 有機層を水、飽和
重曹水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を留去して得られた残渣(52.9g)を、
カラムクロマトグラフィー(メルク#9385, 50
0g, 酢酸エチル−ヘキサン 1:2)で精製し、表
題化合物を無色油状物(16.62g, 46%)とし
て得た。
メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:ア
ルゴン気流中、(R)−3−[1−(5−メトキシ−3
,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド
(21.0g,0.084mol)、3,4,5−トリ
メトキシベンズアルデヒド(26.0g, 0.133
mol)のトルエン溶液(350ml)を0℃に冷却し
、水素化ナトリウム(60%,9.1g,0.228m
ol)及び、メタノール(0.33ml,0.0082
mol)を加えた。 0℃で15分、室温で18時間攪
拌した後、反応液を氷冷し、2規定塩酸水を加えて酸性
とした。 酢酸エチル(100ml)を加え、水層を分
離した後この水層を酢酸エチルで抽出し(50ml×2
)、先に得られた有機層と合した。 有機層を水、飽和
重曹水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を留去して得られた残渣(52.9g)を、
カラムクロマトグラフィー(メルク#9385, 50
0g, 酢酸エチル−ヘキサン 1:2)で精製し、表
題化合物を無色油状物(16.62g, 46%)とし
て得た。
【0029】[α]D27:−53.7゜(c=1.0
4,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10,14Hz),3.02(1H,dd,J=5,
14Hz),3.71−3.93(1H,m),3.8
6(3H,s),3.89(6H,s),3.90(3
H,s),4.24−4.36(2H,m),5.93
(2H,s),6.28(1H,d,J=1.5Hz)
,6.34(1H,d,J=1.5Hz),6.77(
2H,s),7.52(1H,d,J=2Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2940,17
44,1642,1584 M S :428(M+),165(base)元素
分析値(C23H24O8として):計算値: 428
.14712 実測値: 428.14792
4,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10,14Hz),3.02(1H,dd,J=5,
14Hz),3.71−3.93(1H,m),3.8
6(3H,s),3.89(6H,s),3.90(3
H,s),4.24−4.36(2H,m),5.93
(2H,s),6.28(1H,d,J=1.5Hz)
,6.34(1H,d,J=1.5Hz),6.77(
2H,s),7.52(1H,d,J=2Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2940,17
44,1642,1584 M S :428(M+),165(base)元素
分析値(C23H24O8として):計算値: 428
.14712 実測値: 428.14792
【0030】実 施 例 4
(3aR,Sbiar)−3a,4−ジヒドロ−8,9
,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレンジオ
キシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2
−c]フラン−1(3H)−オン及び(3aR,Sbi
ar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11−テ
トラメトキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ[4
,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1
(3H)−オンの製造:(R)−(E)−3−[1−(
5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェニル)メ
チル]−2−(3,4,5−トリメトキシベンジリデン
)ブタノリド(6.19g、0.014mol)のジク
ロロメタン溶液(60ml)に、室温で、過塩素酸鉄六
水和物(18.5g、0.04mol)、トリフルオロ
酢酸(6ml)を加え、室温で3.5時間撹拌した。
反応液に飽和重曹水(50ml)を加え、不溶物を濾過
して除いた後、濾液をジクロロメタンで抽出した(10
0ml×3)。合した有機層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた褐色油状物(5
.8g)をカラムクロマトグラフィー(メルク シリカ
ゲル #9385、400g、酢酸エチル−ヘキサン1
:10)で精製し、(3aR,Sbiar)−3a,4
−ジヒドロ−8,9,10,11−テトラメトキシ−6
,7−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シ
クロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オンを
含むフラクションから、2.055gの無色固体を得た
。 酢酸エチル−ヘキサンで再結晶し、(3aR,Sb
iar)−3a,4−ジヒドロ−8,9,10,11−
テトラメトキシ−6,7−メチレンジオキシジベンゾ[
4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−
1(3H)−オンを無色板状結晶(1.69g、27%
)として得た。 さらに、(3aR,Sbiar)−3
a,4−ジヒドロ−6,9,10,11−テトラメトキ
シ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,
7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−
オンを含むフラクションから、0.223gの淡黄色固
体を得た。 酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、(3
aR,Sbiar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,1
0,11−テトラメトキシ−7,8−メチレンジオキシ
ジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c
]フラン−1(3H)−オンを無色針状結晶(0.18
g、2.9%)として得た。
,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレンジオ
キシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2
−c]フラン−1(3H)−オン及び(3aR,Sbi
ar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11−テ
トラメトキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ[4
,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1
(3H)−オンの製造:(R)−(E)−3−[1−(
5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェニル)メ
チル]−2−(3,4,5−トリメトキシベンジリデン
)ブタノリド(6.19g、0.014mol)のジク
ロロメタン溶液(60ml)に、室温で、過塩素酸鉄六
水和物(18.5g、0.04mol)、トリフルオロ
酢酸(6ml)を加え、室温で3.5時間撹拌した。
反応液に飽和重曹水(50ml)を加え、不溶物を濾過
して除いた後、濾液をジクロロメタンで抽出した(10
0ml×3)。合した有機層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた褐色油状物(5
.8g)をカラムクロマトグラフィー(メルク シリカ
ゲル #9385、400g、酢酸エチル−ヘキサン1
:10)で精製し、(3aR,Sbiar)−3a,4
−ジヒドロ−8,9,10,11−テトラメトキシ−6
,7−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シ
クロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オンを
含むフラクションから、2.055gの無色固体を得た
。 酢酸エチル−ヘキサンで再結晶し、(3aR,Sb
iar)−3a,4−ジヒドロ−8,9,10,11−
テトラメトキシ−6,7−メチレンジオキシジベンゾ[
4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−
1(3H)−オンを無色板状結晶(1.69g、27%
)として得た。 さらに、(3aR,Sbiar)−3
a,4−ジヒドロ−6,9,10,11−テトラメトキ
シ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,
7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−
オンを含むフラクションから、0.223gの淡黄色固
体を得た。 酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、(3
aR,Sbiar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,1
0,11−テトラメトキシ−7,8−メチレンジオキシ
ジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c
]フラン−1(3H)−オンを無色針状結晶(0.18
g、2.9%)として得た。
【0031】* (3aR,Sbiar)−3a,4−
ジヒドロ−8,9,10,11−テトラメトキシ−6,
7−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シク
ロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オン:融
点: 221−221.5℃ [α]D27:+340゜(c=1.00,CHCl3
)1HNMR(CDCl3):2.42(1H,dd,
J=1,14Hz),3.00(1H,dd,J=7,
14Hz),3.60−3.80(1H,m),3.6
3(3H,s),3.81(3H,s),3.89(3
H,s),3.91(3H,s),4.09(1H,d
d,J=9,10Hz),4.44(1H,t,J=9
Hz),5.96(1H,d,J=1.5Hz),5.
98(1H,d,1.5Hz),6.34(1H,s)
6.58(1H,s),7.51(1H,s).IRν
max(KBr)cm−1:2940,1758,16
74,1620,1592 M S :426(M+,base).元素分析値(
C23H22O8として):計算値 C;64.7
8, H;5.20.実測値 C;64.75,
H;5.13.
ジヒドロ−8,9,10,11−テトラメトキシ−6,
7−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シク
ロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オン:融
点: 221−221.5℃ [α]D27:+340゜(c=1.00,CHCl3
)1HNMR(CDCl3):2.42(1H,dd,
J=1,14Hz),3.00(1H,dd,J=7,
14Hz),3.60−3.80(1H,m),3.6
3(3H,s),3.81(3H,s),3.89(3
H,s),3.91(3H,s),4.09(1H,d
d,J=9,10Hz),4.44(1H,t,J=9
Hz),5.96(1H,d,J=1.5Hz),5.
98(1H,d,1.5Hz),6.34(1H,s)
6.58(1H,s),7.51(1H,s).IRν
max(KBr)cm−1:2940,1758,16
74,1620,1592 M S :426(M+,base).元素分析値(
C23H22O8として):計算値 C;64.7
8, H;5.20.実測値 C;64.75,
H;5.13.
【0032】* (3aR,Sbiar
)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11−テトラ
メトキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ[4,5
:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(3
H)−オン:融 点: 179.5−180℃ [α]D27:+369゜(c=0.96, CHCl
3)1HNMR(CDCl3):2.45(1H,dd
,J=1.2,14Hz),3.07(1H,dd,J
=6.5,14Hz),3.40−3.61(1H,m
),3.72(3H,s),3.89(3H,s),3
.91(3H,s),3.94(3H,s),4.12
(1H,dd,J=8,10Hz),4.46(1H,
t,J=9Hz),5.88(1H,d,J=1.5H
z),5.97(1H,d,J=1.5Hz),6.2
8(1H,s),6.61(1H,s),7.51(1
H,d,J=3Hz) IRνmax(KBr)cm−1:2944,2908
,1746,1666,1642,1590 M S :426(M+,base).元素分析値(
C23H22O8として):計算値 C;64.7
8, H;5.20実測値 C;64.71, H
;5.27
)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11−テトラ
メトキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ[4,5
:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(3
H)−オン:融 点: 179.5−180℃ [α]D27:+369゜(c=0.96, CHCl
3)1HNMR(CDCl3):2.45(1H,dd
,J=1.2,14Hz),3.07(1H,dd,J
=6.5,14Hz),3.40−3.61(1H,m
),3.72(3H,s),3.89(3H,s),3
.91(3H,s),3.94(3H,s),4.12
(1H,dd,J=8,10Hz),4.46(1H,
t,J=9Hz),5.88(1H,d,J=1.5H
z),5.97(1H,d,J=1.5Hz),6.2
8(1H,s),6.61(1H,s),7.51(1
H,d,J=3Hz) IRνmax(KBr)cm−1:2944,2908
,1746,1666,1642,1590 M S :426(M+,base).元素分析値(
C23H22O8として):計算値 C;64.7
8, H;5.20実測値 C;64.71, H
;5.27
【0033】参 考 例 8
(RS)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4
−メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4
,5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの製造:
アルゴン気流中、トルエン(20ml)に水素化ナトリ
ウム(60%、0.43g、 10.8mmol)及び
、メタノール(0.016ml、0.4mmol)を加
え、(RS)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メ
チレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド(1.0
g、4mmol; G. E. Schneiders
andStevenson, J. Chem. S
oc. Perkin 1, 999(1982))及
び3,4,5,−トリメトキシベンズアルデヒド(1.
24g、6.3mol)を加えた。 室温で24時間撹
拌した後、反応液に2規定塩酸水を加えた。 酢酸エチ
ルに溶かし、水層を除いた後、有機層を飽和食塩水で洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去して
得られた残渣を、カラムクロマトグラフィー(メルク
#9385、50g、酢酸エチル−ヘキサン1:2)で
精製し、表題化合物を無色固体( 732mg、43%
)として得た。
−メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4
,5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの製造:
アルゴン気流中、トルエン(20ml)に水素化ナトリ
ウム(60%、0.43g、 10.8mmol)及び
、メタノール(0.016ml、0.4mmol)を加
え、(RS)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メ
チレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド(1.0
g、4mmol; G. E. Schneiders
andStevenson, J. Chem. S
oc. Perkin 1, 999(1982))及
び3,4,5,−トリメトキシベンズアルデヒド(1.
24g、6.3mol)を加えた。 室温で24時間撹
拌した後、反応液に2規定塩酸水を加えた。 酢酸エチ
ルに溶かし、水層を除いた後、有機層を飽和食塩水で洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去して
得られた残渣を、カラムクロマトグラフィー(メルク
#9385、50g、酢酸エチル−ヘキサン1:2)で
精製し、表題化合物を無色固体( 732mg、43%
)として得た。
【0034】融 点 :132−132.5℃(無色
プリズム状結晶、酢酸エチル−ヘキサン) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10,14Hz),3.02(1H,dd,J=5,
14Hz),3.66−3.90(1H,m),3.8
7(3H,s),3.89(6H,s),3.91(3
H,s),4.24−4.31(2H,m),5.94
(2H,s),6.29(1H,d,J=1Hz),6
.34(1H,d,J=1Hz),6.77(2H,s
),7.52(1H,d,J=2Hz). IRνmax(KBr)cm−1:2940,1748
,1644,1582 M S :428(M+),165(base)元素
分析値(C23H24O8として):計算値 C;6
4.48, H;5.65実測値 C;64.48,
H;5.67
プリズム状結晶、酢酸エチル−ヘキサン) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10,14Hz),3.02(1H,dd,J=5,
14Hz),3.66−3.90(1H,m),3.8
7(3H,s),3.89(6H,s),3.91(3
H,s),4.24−4.31(2H,m),5.94
(2H,s),6.29(1H,d,J=1Hz),6
.34(1H,d,J=1Hz),6.77(2H,s
),7.52(1H,d,J=2Hz). IRνmax(KBr)cm−1:2940,1748
,1644,1582 M S :428(M+),165(base)元素
分析値(C23H24O8として):計算値 C;6
4.48, H;5.65実測値 C;64.48,
H;5.67
【0035】参 考 例 9
(RS)−(E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ
−5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:(R
S)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メ
チレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリド(1.0g,
2.34mmol)のジクロロメタン(5ml)溶液に
、三塩化ホウ素のジクロロメタン溶液(1.0M, 4
.7ml, 4.7mmol)を0℃で加えそのまま4
0分攪拌した。 溶媒を減圧下留去し、残さにメタノー
ル(15ml)、4規定塩酸水を加え、室温で45分攪
拌した。 反応液を酢酸エチル(20ml)に溶かし、水、飽和
食塩水で洗った。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を減圧下留去すると表題化合物が黄色泡状物質(74
7mg,77%)として得られた。
−5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:(R
S)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メ
チレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリド(1.0g,
2.34mmol)のジクロロメタン(5ml)溶液に
、三塩化ホウ素のジクロロメタン溶液(1.0M, 4
.7ml, 4.7mmol)を0℃で加えそのまま4
0分攪拌した。 溶媒を減圧下留去し、残さにメタノー
ル(15ml)、4規定塩酸水を加え、室温で45分攪
拌した。 反応液を酢酸エチル(20ml)に溶かし、水、飽和
食塩水で洗った。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を減圧下留去すると表題化合物が黄色泡状物質(74
7mg,77%)として得られた。
【0036】NMR(CDCl3):2.61(1H,
dd,J=10,14Hz),3.04(1H,dd,
J=5,14Hz),3.83(3H,s),3.89
(6H,s),3.90(3H,s),3.83−3.
97(1H,m),4.25−4.30(2H,m),
5.34(1H,s),5.30(1H,s),6.4
4(1H,d,J=2Hz),6.23(1H,d,J
=2Hz),6.79(2H,s),7.52(1H,
d,J=2Hz).
dd,J=10,14Hz),3.04(1H,dd,
J=5,14Hz),3.83(3H,s),3.89
(6H,s),3.90(3H,s),3.83−3.
97(1H,m),4.25−4.30(2H,m),
5.34(1H,s),5.30(1H,s),6.4
4(1H,d,J=2Hz),6.23(1H,d,J
=2Hz),6.79(2H,s),7.52(1H,
d,J=2Hz).
【0037】実 施 例 5
(3aRS,SRbiar)−3a,4−ジヒドロ−6
,7−ジヒドロキシ−8,9,10,11−テトラメト
キシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2
−c]フラン−1(3H)−オンの合成:(RS)−(
E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−メトキ
シフェニル)メチル]−2−(3,4,5−トリメトキ
シベンジリデン)ブタノリド(828mg,2.0mm
ol)をジクロロメタン(25ml)とトリフルオロ酢
酸(25ml)の混合物に溶かし、過塩素酸鉄(1.9
3g,4.17mmol)を加え、室温で1時間攪拌し
た。 反応液に飽和亜硫酸水素ナトリウム水を加え、さ
らに酢酸エチル(50ml)を加えた。 有機層を飽和
重曹水、飽和食塩水で洗った。 無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を減圧下留去してえられた褐色固体(7
40mg)をエーテルで洗い、残った結晶を濾取すると
、表題化合物が淡褐色プリズム状結晶(573mg,7
0%)として得られた。
,7−ジヒドロキシ−8,9,10,11−テトラメト
キシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2
−c]フラン−1(3H)−オンの合成:(RS)−(
E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−メトキ
シフェニル)メチル]−2−(3,4,5−トリメトキ
シベンジリデン)ブタノリド(828mg,2.0mm
ol)をジクロロメタン(25ml)とトリフルオロ酢
酸(25ml)の混合物に溶かし、過塩素酸鉄(1.9
3g,4.17mmol)を加え、室温で1時間攪拌し
た。 反応液に飽和亜硫酸水素ナトリウム水を加え、さ
らに酢酸エチル(50ml)を加えた。 有機層を飽和
重曹水、飽和食塩水で洗った。 無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を減圧下留去してえられた褐色固体(7
40mg)をエーテルで洗い、残った結晶を濾取すると
、表題化合物が淡褐色プリズム状結晶(573mg,7
0%)として得られた。
【0038】融 点 : 246−246.5℃(メ
タノール) IRνmax(KBr)cm−1:3548,3364
,2940,1740,1670,1620,1590
,1492,1200. M S : 414(M+,base)NMR(CD
Cl3):2.42(1H,dd,J=1.5,14H
z),3.02(1H,dd,J=7,14Hz),3
.40−3.60(1H,m),3.31(3H,s)
,3.57(3H,s),3.91(3H,s),3.
93(3H,s),4.11(1H,dd,J=8,1
0Hz),4.46(1H,t,J=9Hz),5.3
8(1H,s),5.54(1H,s),6.62(1
H,s),6.51(1H,s),7.50(1H,d
,J=3.4Hz).
タノール) IRνmax(KBr)cm−1:3548,3364
,2940,1740,1670,1620,1590
,1492,1200. M S : 414(M+,base)NMR(CD
Cl3):2.42(1H,dd,J=1.5,14H
z),3.02(1H,dd,J=7,14Hz),3
.40−3.60(1H,m),3.31(3H,s)
,3.57(3H,s),3.91(3H,s),3.
93(3H,s),4.11(1H,dd,J=8,1
0Hz),4.46(1H,t,J=9Hz),5.3
8(1H,s),5.54(1H,s),6.62(1
H,s),6.51(1H,s),7.50(1H,d
,J=3.4Hz).
【0039】実 施 例 6
(3aRS,SRbiar)−3a,4−ジヒドロ−8
,9,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレン
ジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1
,2−c]フラン−1(3H)−オン及び(3aRS,
SRbiar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,
11−テトラメトキシ−7,8−メチレンジオキシジベ
ンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フ
ラン−1(3H)−オンの製造:(RS)−(E)−3
−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフ
ェニル)メチル]−2−(3,4,5−トリメトキシベ
ンジリデン)ブタノリド(50mg、0.117mmo
l)のジクロロメタン溶液(0.5ml)に、室温で、
過塩素酸鉄6水和物(150mg、0.324mmol
)、トリフルオロ酢酸(0.05ml)を加え、同温で
3.5時間撹拌した。 反応液を2規定塩酸水、水、飽
和重曹水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を減圧留去した。 得られた褐色油状物(52mg)
をTLC(メルクシリカゲル #5744、ベンゼン−
エーテル 1:1)で精製し、(3aRS,SRbia
r)−3a,4−ジヒドロ−8,9,10,11−テト
ラメトキシ−6,7−メチレンジオキシジベンゾ[4,
5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(
3H)−オンを含むフラクションから、23mg(46
%)の無色油状物を得た。 さらに、(3aRS,SR
biar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11
−テトラメトキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ
[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン
−1(3H)−オンを含むフラクションから、3.7m
g(7%)の無色油状物を得た。
,9,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレン
ジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1
,2−c]フラン−1(3H)−オン及び(3aRS,
SRbiar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,
11−テトラメトキシ−7,8−メチレンジオキシジベ
ンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フ
ラン−1(3H)−オンの製造:(RS)−(E)−3
−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフ
ェニル)メチル]−2−(3,4,5−トリメトキシベ
ンジリデン)ブタノリド(50mg、0.117mmo
l)のジクロロメタン溶液(0.5ml)に、室温で、
過塩素酸鉄6水和物(150mg、0.324mmol
)、トリフルオロ酢酸(0.05ml)を加え、同温で
3.5時間撹拌した。 反応液を2規定塩酸水、水、飽
和重曹水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を減圧留去した。 得られた褐色油状物(52mg)
をTLC(メルクシリカゲル #5744、ベンゼン−
エーテル 1:1)で精製し、(3aRS,SRbia
r)−3a,4−ジヒドロ−8,9,10,11−テト
ラメトキシ−6,7−メチレンジオキシジベンゾ[4,
5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(
3H)−オンを含むフラクションから、23mg(46
%)の無色油状物を得た。 さらに、(3aRS,SR
biar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,10,11
−テトラメトキシ−7,8−メチレンジオキシジベンゾ
[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン
−1(3H)−オンを含むフラクションから、3.7m
g(7%)の無色油状物を得た。
【0040】* (3aRS,SRbiar)−3a,
4−ジヒドロ−8,9,10,11−テトラメトキシ−
6,7−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]
シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オン
:融 点 : 189−190℃(酢酸エチル−ヘキ
サン、無色針状結晶) 1HNMR(CDCl3):2.42(1H,d,J=
14Hz),3.00(1H,dd,J=7,14Hz
),3.39−3.58(1H,m),3.63(3H
,s),3.80(3H,s),3.89(3H,s)
,3.91(3H,s),4.44(1H,t,J=9
Hz),4.09(1H,dd,J=9,10Hz),
5.96(1H,d,J=1Hz),5.98(1H,
d,J=1Hz),6.58(1H,s),6.34(
1H,s),7.51(1H,d,J=4Hz)IRν
max(CHCl3)cm−1:2964,2940,
1754,1674,1620,1590.M S
:426(M+,base)
4−ジヒドロ−8,9,10,11−テトラメトキシ−
6,7−メチレンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]
シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オン
:融 点 : 189−190℃(酢酸エチル−ヘキ
サン、無色針状結晶) 1HNMR(CDCl3):2.42(1H,d,J=
14Hz),3.00(1H,dd,J=7,14Hz
),3.39−3.58(1H,m),3.63(3H
,s),3.80(3H,s),3.89(3H,s)
,3.91(3H,s),4.44(1H,t,J=9
Hz),4.09(1H,dd,J=9,10Hz),
5.96(1H,d,J=1Hz),5.98(1H,
d,J=1Hz),6.58(1H,s),6.34(
1H,s),7.51(1H,d,J=4Hz)IRν
max(CHCl3)cm−1:2964,2940,
1754,1674,1620,1590.M S
:426(M+,base)
【0041】* (3aR
S,SRbiar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,1
0,11−テトラメトキシ−7,8−メチレンジオキシ
ジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c
]フラン−1(3H)−オン融 点 : 203.5
−204℃(酢酸エチル−ヘキサン、無色プリズム状結
晶) 1HNMR(CDCl3):2.45(1H,d,J=
14Hz),3.07(1H,dd,J=7,14Hz
),3.40−3.60(1H,m,),3.72(3
H,s),3.89(3H,s),3.91(3H,s
),3.94(3H,s),4.12(1H,dd,J
=9,10Hz),4.46(1H,t,J=9Hz)
,5.88(1H,d,J=1Hz),5.97(1H
,d,J=1Hz),6.28(1H,s),6.61
(1H,s),7.51(1H,d,J=3Hz)IR
νmax(CHCl3)cm−1:2936,1754
,1674,1644,1592. M S :426(M+,base)
S,SRbiar)−3a,4−ジヒドロ−6,9,1
0,11−テトラメトキシ−7,8−メチレンジオキシ
ジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c
]フラン−1(3H)−オン融 点 : 203.5
−204℃(酢酸エチル−ヘキサン、無色プリズム状結
晶) 1HNMR(CDCl3):2.45(1H,d,J=
14Hz),3.07(1H,dd,J=7,14Hz
),3.40−3.60(1H,m,),3.72(3
H,s),3.89(3H,s),3.91(3H,s
),3.94(3H,s),4.12(1H,dd,J
=9,10Hz),4.46(1H,t,J=9Hz)
,5.88(1H,d,J=1Hz),5.97(1H
,d,J=1Hz),6.28(1H,s),6.61
(1H,s),7.51(1H,d,J=3Hz)IR
νmax(CHCl3)cm−1:2936,1754
,1674,1644,1592. M S :426(M+,base)
【0042】参
考 例 10 (S)−(E)−2−(3,4,5−トリメトキシベン
ジリデン)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)メチル]ブタノリドの合成:(S)−(E)−
3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシフェ
ニル)メチル]−2−(3,4,5−トリメトキシベン
ジリデン)ブタノリド(100mg, 0.24mmo
l)をDMF(2ml)に溶かし、炭酸カリウム(20
0mg, 1.44mmol)、ヨードメタン(0.2
ml,0.16mmol)を加え、50℃で1.5時間
撹拌した。 反応液を酢酸エチル(30ml)に加え、
水、飽和食塩水で洗浄した。 無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を減圧下留去して得られた油状物質をTL
C(シリカゲル #5744, 酢酸エチル−ヘキサン
1:1)で精製すると表題化合物が無色泡状物質(88
mg, 82%)として得られてきた。
考 例 10 (S)−(E)−2−(3,4,5−トリメトキシベン
ジリデン)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)メチル]ブタノリドの合成:(S)−(E)−
3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシフェ
ニル)メチル]−2−(3,4,5−トリメトキシベン
ジリデン)ブタノリド(100mg, 0.24mmo
l)をDMF(2ml)に溶かし、炭酸カリウム(20
0mg, 1.44mmol)、ヨードメタン(0.2
ml,0.16mmol)を加え、50℃で1.5時間
撹拌した。 反応液を酢酸エチル(30ml)に加え、
水、飽和食塩水で洗浄した。 無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を減圧下留去して得られた油状物質をTL
C(シリカゲル #5744, 酢酸エチル−ヘキサン
1:1)で精製すると表題化合物が無色泡状物質(88
mg, 82%)として得られてきた。
【0043】[α]D26: +77.0°(c=1.
07,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.65(1H,dd,J
=10,14Hz),3.11(1H,dd,J=5,
14Hz),3.82(3H,s),3.83(6H,
s),3.89(6H,s),3.91(3H,s),
3.82−3.91(1H,m),4.29−4.31
(2H,m),6.38(2H,s), 6.82(2
H,s),7.53(1H,d,J=2Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2940,17
48,1648,1588,1496,1460,14
16,1336,1152,1128, 998 M S: 444(M+),181(base)HR
MS(C24H28O8として; M+):計 算 値
; 444.17833 実 測 値; 444.17793
07,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.65(1H,dd,J
=10,14Hz),3.11(1H,dd,J=5,
14Hz),3.82(3H,s),3.83(6H,
s),3.89(6H,s),3.91(3H,s),
3.82−3.91(1H,m),4.29−4.31
(2H,m),6.38(2H,s), 6.82(2
H,s),7.53(1H,d,J=2Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2940,17
48,1648,1588,1496,1460,14
16,1336,1152,1128, 998 M S: 444(M+),181(base)HR
MS(C24H28O8として; M+):計 算 値
; 444.17833 実 測 値; 444.17793
【0044】実 施 例 7
(3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−6,7
,8,9,10,11−ヘキサメトキシジベンゾ[4,
5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(
3H)−オンの合成:(S)−(E)−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)−3−[1−(3,4
,5−トリメトキシフェニル)メチル]ブタノリド 4
91mg(1.1mmol)の塩化メチレン溶液 5m
lにトリフルオロ酢酸 0.44mlを加え、更に過塩
素酸鉄 1.47g(3.2mmol)を加えて室温で
2時間攪拌した。反応液を酢酸エチル 40mlに溶か
し、水(50ml)、2NHCl(50ml×2)、飽
和食塩水(50ml)で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を減圧下留去して褐色油状物 506m
gを得た。 カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(
メルク# 9385)25g, 酢酸エチル−ヘキサン
1:1]で精製し、淡黄色油状物として表題化合物
441mg(90%)を得た。
,8,9,10,11−ヘキサメトキシジベンゾ[4,
5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(
3H)−オンの合成:(S)−(E)−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)−3−[1−(3,4
,5−トリメトキシフェニル)メチル]ブタノリド 4
91mg(1.1mmol)の塩化メチレン溶液 5m
lにトリフルオロ酢酸 0.44mlを加え、更に過塩
素酸鉄 1.47g(3.2mmol)を加えて室温で
2時間攪拌した。反応液を酢酸エチル 40mlに溶か
し、水(50ml)、2NHCl(50ml×2)、飽
和食塩水(50ml)で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を減圧下留去して褐色油状物 506m
gを得た。 カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(
メルク# 9385)25g, 酢酸エチル−ヘキサン
1:1]で精製し、淡黄色油状物として表題化合物
441mg(90%)を得た。
【0045】[α]D26:−284°(c=0.89
5,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.46(1H,d,J=
14Hz),3.07(1H,d,J=7,14Hz)
3.40−3.60(1H,m),3.59(3H,s
),3.64(3H,s),3.88(3H,s),3
.89(3H,s),3.90(3H,s),3.92
(3H,s),4.11(1H,dd,J=8,10H
z),4.47(1H,t,J=8Hz),6.41(
1H,s),6.59(1H,s),7.53(1H,
d,J=3Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2940,17
54,1668,1596,1578,1484,14
60,1396,1346,1316,1162,11
28,1106,1016,1002. M S: 442(M+,base)HRMS(C2
4H26O8として; M+):計 算 値; 442
.16277 実 測 値; 442.16347
5,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.46(1H,d,J=
14Hz),3.07(1H,d,J=7,14Hz)
3.40−3.60(1H,m),3.59(3H,s
),3.64(3H,s),3.88(3H,s),3
.89(3H,s),3.90(3H,s),3.92
(3H,s),4.11(1H,dd,J=8,10H
z),4.47(1H,t,J=8Hz),6.41(
1H,s),6.59(1H,s),7.53(1H,
d,J=3Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2940,17
54,1668,1596,1578,1484,14
60,1396,1346,1316,1162,11
28,1106,1016,1002. M S: 442(M+,base)HRMS(C2
4H26O8として; M+):計 算 値; 442
.16277 実 測 値; 442.16347
【0046】参 考 例 11
(R)−(E)−2−(3,4,5−トリメトキシベン
ジリデン)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)メチル]ブタノリドの合成:アルゴン気流中、
(R)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)メチル]ブタノリド( K.Lalami, R.
Dhal, and E.Brown, Hetero
cycles, 27, 1131(1988))10
.52g(0.04mol)、3,4,5−トリメトキ
シベンズアルデヒド 11.4g(0.058mol)
のトルエン溶液 150mlを0℃に冷却し、60%の
水素化ナトリウム 4.0g(0.1mol)及びメタ
ノール 0.15ml(0.0037mol)を加えた
。 室温で45時間攪拌した後、反応液を氷冷し、2規
定塩酸水(100ml)を加えた。 水層を除いた後、
有機層を水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を留去して得られた残渣(
20g)を、カラムクロマトグラフィー(メルク シリ
カゲル #9385, 500g, 酢酸エチル−ヘキ
サン1:2)で精製し、淡黄色油状物として表題化合物
5.71g(33%)を得た。
ジリデン)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)メチル]ブタノリドの合成:アルゴン気流中、
(R)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)メチル]ブタノリド( K.Lalami, R.
Dhal, and E.Brown, Hetero
cycles, 27, 1131(1988))10
.52g(0.04mol)、3,4,5−トリメトキ
シベンズアルデヒド 11.4g(0.058mol)
のトルエン溶液 150mlを0℃に冷却し、60%の
水素化ナトリウム 4.0g(0.1mol)及びメタ
ノール 0.15ml(0.0037mol)を加えた
。 室温で45時間攪拌した後、反応液を氷冷し、2規
定塩酸水(100ml)を加えた。 水層を除いた後、
有機層を水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を留去して得られた残渣(
20g)を、カラムクロマトグラフィー(メルク シリ
カゲル #9385, 500g, 酢酸エチル−ヘキ
サン1:2)で精製し、淡黄色油状物として表題化合物
5.71g(33%)を得た。
【0047】[α]D27:−75.64(C=0.5
5,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10.14Hz),3.10(1H,dd,J=4.
14Hz),3.81−3.96(1H,m),3.8
1(3H,s),3.83(6H,s),3.89(6
H,s),3.91(3H,s),4.29−4.32
(2H,m),6.82(2H,s),6.38(2H
,s),7.53(1H,d,J=1.5Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2940,28
40,1746,1648,1586 M S: 444(M+),181(base)HR
MS(C24H28O8として; M+):計 算 値
: 444.17844 実 測 値: 444.17894
5,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10.14Hz),3.10(1H,dd,J=4.
14Hz),3.81−3.96(1H,m),3.8
1(3H,s),3.83(6H,s),3.89(6
H,s),3.91(3H,s),4.29−4.32
(2H,m),6.82(2H,s),6.38(2H
,s),7.53(1H,d,J=1.5Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2940,28
40,1746,1648,1586 M S: 444(M+),181(base)HR
MS(C24H28O8として; M+):計 算 値
: 444.17844 実 測 値: 444.17894
【0048】実 施 例 8
(3aR,Sbiar)−3a,4−ジヒドロ−6,7
,8,9,10,11−ヘキサメトキシジベンゾ[4,
5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(
3H)−オンの合成:(R)−(E)−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)−3−[1−(3,4
,5−トリメトキシフェニル)メチル]ブタノリド 5
.6g( 0.013mol)の塩化メチレン溶液50
mlにトリフルオロ酢酸 5mlを加え、更に過塩素酸
鉄 16.8g(0.036mol)を加えて室温で2
時間攪拌した。 反応液を水 50 ml、2N HC
l 50mlで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、溶媒を減圧下留去すると褐色油状物 6.9gを得た
。カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(メルク#9
385)50g, 酢酸エチル−ヘキサン 1:1]
で精製し、淡黄色油状物として表題化合物 5.18g
(93%)を得た。
,8,9,10,11−ヘキサメトキシジベンゾ[4,
5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(
3H)−オンの合成:(R)−(E)−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)−3−[1−(3,4
,5−トリメトキシフェニル)メチル]ブタノリド 5
.6g( 0.013mol)の塩化メチレン溶液50
mlにトリフルオロ酢酸 5mlを加え、更に過塩素酸
鉄 16.8g(0.036mol)を加えて室温で2
時間攪拌した。 反応液を水 50 ml、2N HC
l 50mlで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、溶媒を減圧下留去すると褐色油状物 6.9gを得た
。カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(メルク#9
385)50g, 酢酸エチル−ヘキサン 1:1]
で精製し、淡黄色油状物として表題化合物 5.18g
(93%)を得た。
【0049】1HNMR(CDCl3):2.46(1
H,dd,J=1,14Hz),3.06(1H,dd
,J=6.6,14Hz),3.43−3.59(1H
,m),3.59(3H,s),3.64(3H,s)
,3.88(3H,s),3.89(3H,s),3.
90(3H,s),3.91(3H,s),4.10(
1H,dd,J=8.5,10Hz),4.47(1H
,t,J=9Hz),6.59(1H,s),6.41
(1H,s),7.53(1H,d,J=3Hz).I
R(CHCl3、cm−1):2940,2840
,1756,1674,1596,1484,1460
,1398,1346,1316 M S: 442(M+,base)HRMS(C2
4H26O8として; M+):計 算 値: 442
.16279 実 測 値: 442.16279
H,dd,J=1,14Hz),3.06(1H,dd
,J=6.6,14Hz),3.43−3.59(1H
,m),3.59(3H,s),3.64(3H,s)
,3.88(3H,s),3.89(3H,s),3.
90(3H,s),3.91(3H,s),4.10(
1H,dd,J=8.5,10Hz),4.47(1H
,t,J=9Hz),6.59(1H,s),6.41
(1H,s),7.53(1H,d,J=3Hz).I
R(CHCl3、cm−1):2940,2840
,1756,1674,1596,1484,1460
,1398,1346,1316 M S: 442(M+,base)HRMS(C2
4H26O8として; M+):計 算 値: 442
.16279 実 測 値: 442.16279
【0050】参 考 例 12
(S)−(E)−3−[1−(3,4−ジヘキシロキシ
−5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:(S
)−(E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−
メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−トリ
メトキシベンジリデン)ブタノリド(324mg,0.
78mmol)のDMF(10ml)溶液に炭酸カリウ
ム(500mg,3.6mmol)、1−ヨードヘキサ
ン(1.0ml,6.79mmol)を加え、60℃で
4.5時間攪拌した。 酢酸エチル(50ml)にあけ
、水、2規定塩酸水、水、飽和重曹水で洗浄した。 無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去すると
得られる褐色油状物質をクロマトグラフィーで精製し(
シリガゲル、フジデビソンBW−300, 酢酸エチ
ル−ヘキサン 1:3)、表題化合物を無色油状物質(
310mg、68%)として得た。
−5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:(S
)−(E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−
メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−トリ
メトキシベンジリデン)ブタノリド(324mg,0.
78mmol)のDMF(10ml)溶液に炭酸カリウ
ム(500mg,3.6mmol)、1−ヨードヘキサ
ン(1.0ml,6.79mmol)を加え、60℃で
4.5時間攪拌した。 酢酸エチル(50ml)にあけ
、水、2規定塩酸水、水、飽和重曹水で洗浄した。 無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去すると
得られる褐色油状物質をクロマトグラフィーで精製し(
シリガゲル、フジデビソンBW−300, 酢酸エチ
ル−ヘキサン 1:3)、表題化合物を無色油状物質(
310mg、68%)として得た。
【0051】[α]D27: +71.1°(c=0
.495,CHCl3) NMR(CDCl3):0.84−1.02(6H,m
),1.23−1.50(12H,m),1.60−1
.84(4H,m),2.60(1H,dd,J=11
,14Hz),3.10(1H,dd,J=4,14H
z),3.78−4.00(1H,m),3.80(3
H,s),3.89(6H,s),3.91(3H,s
),3.92(4H,t,J=7Hz),4.24−4
.29(2H,m),6.83(2H,s),6.36
(2H,s),7.52(1H,d,J=1.7Hz)
.IR(CHCl3):2932,2860,1748
,1646,1584,1504,1454,1428
,1336,1242,1202,1128. M S : 584(M+),237(base).
.495,CHCl3) NMR(CDCl3):0.84−1.02(6H,m
),1.23−1.50(12H,m),1.60−1
.84(4H,m),2.60(1H,dd,J=11
,14Hz),3.10(1H,dd,J=4,14H
z),3.78−4.00(1H,m),3.80(3
H,s),3.89(6H,s),3.91(3H,s
),3.92(4H,t,J=7Hz),4.24−4
.29(2H,m),6.83(2H,s),6.36
(2H,s),7.52(1H,d,J=1.7Hz)
.IR(CHCl3):2932,2860,1748
,1646,1584,1504,1454,1428
,1336,1242,1202,1128. M S : 584(M+),237(base).
【0052】実 施 例 9
(3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−6,7
−ジヘキシロキシ−8,9,10,11−テトラメトキ
シジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−
c]フラン−1(3H)−オン及び(3aS,Rbia
r)−3a,4−ジヒドロ−7,8−ジヘキシロキシ−
6,9,10,11−テトラメトキシジベンゾ[4,5
:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(3
H)−オンの合成:(S)−(E)−3−[1−(3,
4−ジヘキシロキシ−5−メトキシフェニル)メチル]
−2−(3,4,5−トリメトキシベンジリデン)ブタ
ノリド(92mg,0.16mmol)のジクロロメタ
ン溶液(5ml)に、過塩素酸鉄六水和物(200mg
,0.43mmol)、トリフルオロ酢酸(0.5ml
)を加え、室温で1.5時間攪拌した。 反応液を2規
定塩酸水、水、飽和重曹水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。 得られた褐色
油状物(100mg)を薄層クロマトグラフィー(シリ
カゲル、メルク #5744、酢酸エチル−ヘキサン1
:2)で精製し、(3aS,Rbiar)−3a,4−
ジヒドロ−6,7−ジヘキシロキシ−8,9,10,1
1−テトラメトキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロ
オクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オンを44
mg(48%)の無色油状物質として、(3aS,Rb
iar)−3a,4−ジヒドロ−7,8−ジヘキシロキ
シ−6,9,10,11− テトラメトキシジベンゾ
[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン
−1(3H)−オン 24mg(26%)を無色油状物
質として得た。
−ジヘキシロキシ−8,9,10,11−テトラメトキ
シジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−
c]フラン−1(3H)−オン及び(3aS,Rbia
r)−3a,4−ジヒドロ−7,8−ジヘキシロキシ−
6,9,10,11−テトラメトキシジベンゾ[4,5
:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン−1(3
H)−オンの合成:(S)−(E)−3−[1−(3,
4−ジヘキシロキシ−5−メトキシフェニル)メチル]
−2−(3,4,5−トリメトキシベンジリデン)ブタ
ノリド(92mg,0.16mmol)のジクロロメタ
ン溶液(5ml)に、過塩素酸鉄六水和物(200mg
,0.43mmol)、トリフルオロ酢酸(0.5ml
)を加え、室温で1.5時間攪拌した。 反応液を2規
定塩酸水、水、飽和重曹水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。 得られた褐色
油状物(100mg)を薄層クロマトグラフィー(シリ
カゲル、メルク #5744、酢酸エチル−ヘキサン1
:2)で精製し、(3aS,Rbiar)−3a,4−
ジヒドロ−6,7−ジヘキシロキシ−8,9,10,1
1−テトラメトキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロ
オクタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オンを44
mg(48%)の無色油状物質として、(3aS,Rb
iar)−3a,4−ジヒドロ−7,8−ジヘキシロキ
シ−6,9,10,11− テトラメトキシジベンゾ
[4,5:6,7]シクロオクタ[1,2−c]フラン
−1(3H)−オン 24mg(26%)を無色油状物
質として得た。
【0053】*(3aS,Rbiar)−3a,4−ジ
ヒドロ−6,7−ジヘキシロキシ−8,9,10,11
−テトラメトキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオ
クタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オン:[α]
D27: −225.2°(c=0.50,CHCl3
)1H−NMR(CDCl3):0.89−0.95(
6H,m),1.22−1.56(12H,m),1.
66−1.90(4H,m),2.43(1H,d,J
=14Hz),3.05(1Hdd,J=7,14Hz
),3.40−3.60(1H,m),3.60(3H
,s),3.61(3H,s),3.89(3H,s)
,3.91(3H,s),3.94−4.03(4H,
m),4.10(1H,dd,J=9,10Hz),4
.46(1H,t,J=9Hz),6.38(1H,s
),6.58(1H,s),7.52(1H,d,J=
3Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2932,28
64,1752,1674,1594. M S : 582(M+,base)
ヒドロ−6,7−ジヘキシロキシ−8,9,10,11
−テトラメトキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオ
クタ[1,2−c]フラン−1(3H)−オン:[α]
D27: −225.2°(c=0.50,CHCl3
)1H−NMR(CDCl3):0.89−0.95(
6H,m),1.22−1.56(12H,m),1.
66−1.90(4H,m),2.43(1H,d,J
=14Hz),3.05(1Hdd,J=7,14Hz
),3.40−3.60(1H,m),3.60(3H
,s),3.61(3H,s),3.89(3H,s)
,3.91(3H,s),3.94−4.03(4H,
m),4.10(1H,dd,J=9,10Hz),4
.46(1H,t,J=9Hz),6.38(1H,s
),6.58(1H,s),7.52(1H,d,J=
3Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2932,28
64,1752,1674,1594. M S : 582(M+,base)
【0054】
*(3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−7,
8−ジヘキシロキシ−6,9,10,11− テトラ
メトキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1
,2−c]フラン−1(3H)−オン:[α]D27:
−204°(c=0.345,CHCl3)1H−N
MR(CDCl3):0.82(3H,t,J=7Hz
),0.89(3H,t,J=7Hz),0.99−1
.52(14H,m),1.65−1.82(2H,m
),2.44(1H,dd,J=1,14Hz),3.
05(1H,dd,J=7,14Hz)3.40−3.
63(1H,m),3.36(1H,dt,J=10,
6Hz),3.71(3H,s),3.86(3H,s
),3.89(6H,s),3.93−4.15(4H
,m),4.46(1H,t,J=9Hz),6.40
(1H,s),6.56(1H,s),7.50(1H
,d,J=3Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:2932,28
60,1752,1674,1594. M S : 582(M+,base)
*(3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−7,
8−ジヘキシロキシ−6,9,10,11− テトラ
メトキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[1
,2−c]フラン−1(3H)−オン:[α]D27:
−204°(c=0.345,CHCl3)1H−N
MR(CDCl3):0.82(3H,t,J=7Hz
),0.89(3H,t,J=7Hz),0.99−1
.52(14H,m),1.65−1.82(2H,m
),2.44(1H,dd,J=1,14Hz),3.
05(1H,dd,J=7,14Hz)3.40−3.
63(1H,m),3.36(1H,dt,J=10,
6Hz),3.71(3H,s),3.86(3H,s
),3.89(6H,s),3.93−4.15(4H
,m),4.46(1H,t,J=9Hz),6.40
(1H,s),6.56(1H,s),7.50(1H
,d,J=3Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:2932,28
60,1752,1674,1594. M S : 582(M+,base)
【0055】
試 験 例 1 下に示す方法により、本発明化合物の酵素阻害活性を調
べた。 この結果を第1表に示す。
試 験 例 1 下に示す方法により、本発明化合物の酵素阻害活性を調
べた。 この結果を第1表に示す。
【0056】[ 洗 浄 血 小 板 調製 ]ウサギ
を固定台にあおむけに固定して、無麻酔下、下肢大腿動
脈にカニュレーションした。 つぎに20mlのプラス
チックシリンジに2mlの3.8%のクエン酸ナトリウ
ム水溶液を入れ、18mlの動脈血を採血した。 シリ
ンジをゆっくり2〜3回転倒して混和した。 この操作
を3〜4本繰り返した。 採血した血液をプラスチック
の試験管に移して、800rpm、10分間、室温で遠
心分離し血球を沈め、上層(PRP)を得た。つぎにP
RPを3000rpm、10分間遠心分離して血小板を
集めた。 これに0.137M NaCl、1.54m
MEDTA、20mMグルコースを含む12.3mMト
リス塩酸緩衝液(pH 7.4)を加えよくピペッティ
ングしたのち、3000rpm、10分間遠心分離した
。この操作をさらに2回おこなった。 沈殿した血小板
を上記トリス塩酸緩衝液に再浮遊させ血小板濃度を6.
5×10−6個/μlとし、以下の実験において洗浄血
小板として用いた。
を固定台にあおむけに固定して、無麻酔下、下肢大腿動
脈にカニュレーションした。 つぎに20mlのプラス
チックシリンジに2mlの3.8%のクエン酸ナトリウ
ム水溶液を入れ、18mlの動脈血を採血した。 シリ
ンジをゆっくり2〜3回転倒して混和した。 この操作
を3〜4本繰り返した。 採血した血液をプラスチック
の試験管に移して、800rpm、10分間、室温で遠
心分離し血球を沈め、上層(PRP)を得た。つぎにP
RPを3000rpm、10分間遠心分離して血小板を
集めた。 これに0.137M NaCl、1.54m
MEDTA、20mMグルコースを含む12.3mMト
リス塩酸緩衝液(pH 7.4)を加えよくピペッティ
ングしたのち、3000rpm、10分間遠心分離した
。この操作をさらに2回おこなった。 沈殿した血小板
を上記トリス塩酸緩衝液に再浮遊させ血小板濃度を6.
5×10−6個/μlとし、以下の実験において洗浄血
小板として用いた。
【0057】[ 血小板ホスホジエステラーゼ(PDE
)阻害活性 ]試験管に0.5Mトリス塩酸緩衝液(p
H 7.5)50μl、50mM 塩化マグネシウム5
0μl、洗浄血小板溶液200μl、実施例で得た化合
物のジメチルスルフォキシド(DMSO)溶液(化合物
の終濃度として500μM)をとり精製水を加えて全量
450μlとし、37℃で3分間インキュベートした。 つぎに基質である[3H]−サイクリックAMP(0
.01mM、1.0×10−6dpm)50μlを加え
て反応を開始した。 37℃、30分間インキュベート
した後、試験管を沸騰水浴中で3分間加熱して反応を停
止した。 冷却後、蛇毒(500μg)を加えて37℃
、30分間インキュベートした。 その後、イオン交換
樹脂(Dowex−AG1−X8)を加え攪拌し続いて
遠心操作した。上清をとり液体シンチレーションカウン
ターにて放射活性を測定した。 阻害率は次式より求め
た。 但し、 C=実施例で得た化合物を含まない場合の放射活性S=
実施例で得た化合物を添加した場合の放射活性
)阻害活性 ]試験管に0.5Mトリス塩酸緩衝液(p
H 7.5)50μl、50mM 塩化マグネシウム5
0μl、洗浄血小板溶液200μl、実施例で得た化合
物のジメチルスルフォキシド(DMSO)溶液(化合物
の終濃度として500μM)をとり精製水を加えて全量
450μlとし、37℃で3分間インキュベートした。 つぎに基質である[3H]−サイクリックAMP(0
.01mM、1.0×10−6dpm)50μlを加え
て反応を開始した。 37℃、30分間インキュベート
した後、試験管を沸騰水浴中で3分間加熱して反応を停
止した。 冷却後、蛇毒(500μg)を加えて37℃
、30分間インキュベートした。 その後、イオン交換
樹脂(Dowex−AG1−X8)を加え攪拌し続いて
遠心操作した。上清をとり液体シンチレーションカウン
ターにて放射活性を測定した。 阻害率は次式より求め
た。 但し、 C=実施例で得た化合物を含まない場合の放射活性S=
実施例で得た化合物を添加した場合の放射活性
【005
8】[ 牛心臓PDE阻害活性 ]試験管に0.5M
トリス塩酸緩衝液(pH 7.5)50μl、50mM
塩化マグネシウム50μl、酵素溶液 50μl(ベ
ーリンガー・マンハイム山之内社、牛心臓)、実施例で
得た化合物のジメチルスルフォキシド(DMSO)溶液
(化合物の終濃度として500μM)をとり精製水を加
えて全量450μlとし、37℃で3分間インキュベー
トした。 つぎに基質である[3H]−サイクリックA
MP(0.01mM、1.0×10−6dpm)50μ
lを加えて反応を開始した。 37℃、30分間インキ
ュベートした後、試験管を沸騰水浴中で3分間加熱して
反応を停止した。冷却後、蛇毒(500μg)を加えて
37℃、30分間インキュベートした。 その後、イオ
ン交換樹脂(Dowex−AG1−X8)を加え攪拌し
続いて遠心操作した。 上清をとり液体シンチレーショ
ンカウンターにて放射活性を測定した。阻害率は次式よ
り求めた。 但し、 C=実施例で得た化合物を含まない場合の放射活性S=
実施例で得た化合物を添加した場合の放射活性
8】[ 牛心臓PDE阻害活性 ]試験管に0.5M
トリス塩酸緩衝液(pH 7.5)50μl、50mM
塩化マグネシウム50μl、酵素溶液 50μl(ベ
ーリンガー・マンハイム山之内社、牛心臓)、実施例で
得た化合物のジメチルスルフォキシド(DMSO)溶液
(化合物の終濃度として500μM)をとり精製水を加
えて全量450μlとし、37℃で3分間インキュベー
トした。 つぎに基質である[3H]−サイクリックA
MP(0.01mM、1.0×10−6dpm)50μ
lを加えて反応を開始した。 37℃、30分間インキ
ュベートした後、試験管を沸騰水浴中で3分間加熱して
反応を停止した。冷却後、蛇毒(500μg)を加えて
37℃、30分間インキュベートした。 その後、イオ
ン交換樹脂(Dowex−AG1−X8)を加え攪拌し
続いて遠心操作した。 上清をとり液体シンチレーショ
ンカウンターにて放射活性を測定した。阻害率は次式よ
り求めた。 但し、 C=実施例で得た化合物を含まない場合の放射活性S=
実施例で得た化合物を添加した場合の放射活性
【005
9】[ 結 果 ] * (3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ
−8,9,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチ
レンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ
[1,2−c]フラン−1(3H)−オン ** (3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−
6,9,10,11−テトラメトキシ−7,8−メチレ
ンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[
1,2−c]フラン−1(3H)−オン + (3aR,Sbiar)−3a,4−ジヒドロ−
8,9,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレ
ンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[
1,2−c]フラン−1(3H)−オン ++ (3aR,Sbiar)−3a,4−ジヒドロ−
6,9,10,11−テトラメトキシ−7,8−メチレ
ンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[
1,2−c]フラン−1(3H)−オン 表中、−は試験していないことを意味する。 以 上
9】[ 結 果 ] * (3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ
−8,9,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチ
レンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ
[1,2−c]フラン−1(3H)−オン ** (3aS,Rbiar)−3a,4−ジヒドロ−
6,9,10,11−テトラメトキシ−7,8−メチレ
ンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[
1,2−c]フラン−1(3H)−オン + (3aR,Sbiar)−3a,4−ジヒドロ−
8,9,10,11−テトラメトキシ−6,7−メチレ
ンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[
1,2−c]フラン−1(3H)−オン ++ (3aR,Sbiar)−3a,4−ジヒドロ−
6,9,10,11−テトラメトキシ−7,8−メチレ
ンジオキシジベンゾ[4,5:6,7]シクロオクタ[
1,2−c]フラン−1(3H)−オン 表中、−は試験していないことを意味する。 以 上
Claims (1)
- 【請求項1】 次の一般式(I) 【化1】 ( 式中、R1およびR2はそれぞれ水素原子またはア
ルキル基を示すか、一緒になってアルキレン基を示し、
R3〜R6はそれぞれ水素原子またはアルキル基を示す
)で表される新規4環性化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12448391A JPH04330069A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 新規4環性化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12448391A JPH04330069A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 新規4環性化合物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04330069A true JPH04330069A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14886637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12448391A Pending JPH04330069A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 新規4環性化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04330069A (ja) |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP12448391A patent/JPH04330069A/ja active Pending
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