JPH04330068A - フェニルメチルブタノリド誘導体 - Google Patents
フェニルメチルブタノリド誘導体Info
- Publication number
- JPH04330068A JPH04330068A JP12448291A JP12448291A JPH04330068A JP H04330068 A JPH04330068 A JP H04330068A JP 12448291 A JP12448291 A JP 12448291A JP 12448291 A JP12448291 A JP 12448291A JP H04330068 A JPH04330068 A JP H04330068A
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- JP
- Japan
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- compound
- methyl
- added
- butanolide
- ethyl acetate
- Prior art date
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- Pending
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- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なフェニルメチルブ
タノリド誘導体に関し、更に詳細には循環器系の医薬や
他の医薬の中間体として有用なフェニルメチルブタノリ
ド誘導体に関する。
タノリド誘導体に関し、更に詳細には循環器系の医薬や
他の医薬の中間体として有用なフェニルメチルブタノリ
ド誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】生薬中には古くから臨床において用いら
れているものが多いが、いずれも天然からの抽出物であ
るため、その製造工程が煩雑で収率が悪く、更に、原料
自身の生産量も限られているので、医薬品として開発す
るうえで経済性の面で問題があった。近年、機器分析や
化合物分離手段の発達により、生薬中の有効成分の分離
、同定がなされており、この結果に基づいて生薬の有効
成分の化学合成が試みられている。また、上記知見をも
とに、生薬の有効成分と同一の骨格を有する新しい化合
物開発もなされつつある。
れているものが多いが、いずれも天然からの抽出物であ
るため、その製造工程が煩雑で収率が悪く、更に、原料
自身の生産量も限られているので、医薬品として開発す
るうえで経済性の面で問題があった。近年、機器分析や
化合物分離手段の発達により、生薬中の有効成分の分離
、同定がなされており、この結果に基づいて生薬の有効
成分の化学合成が試みられている。また、上記知見をも
とに、生薬の有効成分と同一の骨格を有する新しい化合
物開発もなされつつある。
【0003】本発明者らは、いくつかの生薬の有効成分
中に存在する次の式
中に存在する次の式
【化3】
で表されるジベンゾシクロオクタン環を有する化合物を
合成すべく研究を行なう過程で、下記式(I)で表され
るフェニルメチルブタノリド誘導体を合成し、これら化
合物は酵素阻害作用を有することを見出し本発明を完成
した。
合成すべく研究を行なう過程で、下記式(I)で表され
るフェニルメチルブタノリド誘導体を合成し、これら化
合物は酵素阻害作用を有することを見出し本発明を完成
した。
【0004】すなわち、本発明は次の式(I)
【化4】
[式中、R1、R2およびR3はそれぞれ水素原子、ア
ルキル基または低級アルキルカルボニル基を示すか、こ
れらのうち隣接する2個が一緒になってアルキレン基を
示し、XおよびYはそれぞれ水素原子を示すか、一緒に
なって基
ルキル基または低級アルキルカルボニル基を示すか、こ
れらのうち隣接する2個が一緒になってアルキレン基を
示し、XおよびYはそれぞれ水素原子を示すか、一緒に
なって基
【化5】
(ここで、R4〜R6はそれぞれ水素原子またはアルキ
ル基を示す)を示す]で表されるフェニルメチルブタノ
リド誘導体を提供するものである。
ル基を示す)を示す]で表されるフェニルメチルブタノ
リド誘導体を提供するものである。
【0005】本発明化合物(I)は、例えば次の何れか
の方法により調製することができる。 方 法 1:本発明化合物(I)中、XおよびYが
水素原子である化合物(化合物(Ia))は、下式に従
い、公知又は公知化合物の製法に準じて容易に合成され
る化合物(II)を還元して化合物(III)とし、つ
いでこれを閉環反応に付すことにより調製される。
の方法により調製することができる。 方 法 1:本発明化合物(I)中、XおよびYが
水素原子である化合物(化合物(Ia))は、下式に従
い、公知又は公知化合物の製法に準じて容易に合成され
る化合物(II)を還元して化合物(III)とし、つ
いでこれを閉環反応に付すことにより調製される。
【化6】
(式中、R1〜R3は前記した意味を有する)
【000
6】化合物(II)の還元は、例えば触媒を用いる水素
添加により行なわれる。また、化合物(III)の閉環
は、例えば水素化ホウ素カルシウム、水素化ホウ素リチ
ウム等を用いて還元せしめた後、酸性条件とすることに
より行なわれる。
6】化合物(II)の還元は、例えば触媒を用いる水素
添加により行なわれる。また、化合物(III)の閉環
は、例えば水素化ホウ素カルシウム、水素化ホウ素リチ
ウム等を用いて還元せしめた後、酸性条件とすることに
より行なわれる。
【0007】方 法 2:本発明化合物(I)中、X
およびYが一緒になって基
およびYが一緒になって基
【化7】
を示す化合物(化合物(Ib))は、化合物(Ia)に
ベンズアルデヒド誘導体(IV)を作用させることによ
り調製される。
ベンズアルデヒド誘導体(IV)を作用させることによ
り調製される。
【化8】
(式中、R1〜R6、XおよびYは前記した意味を有す
る)
る)
【0008】上記反応は、リチウムビス(トリメチルシ
リル)アミド、リチウムジイソプロピルアミド等の強塩
基を用いて化合物(Ia)と(IV)をアルドール反応
せしめた後、生成物の脱水反応を行なうか、あるいはア
ルカリ金属アルコキシド類、水素化アルカリ金属類等の
存在下、化合物(Ia)と(IV)を反応させることに
より実施される。
リル)アミド、リチウムジイソプロピルアミド等の強塩
基を用いて化合物(Ia)と(IV)をアルドール反応
せしめた後、生成物の脱水反応を行なうか、あるいはア
ルカリ金属アルコキシド類、水素化アルカリ金属類等の
存在下、化合物(Ia)と(IV)を反応させることに
より実施される。
【0009】
【発明の効果】本発明化合物(I)は、後記試験例にも
示すように各種酵素阻害活性を有するので、例えば、強
心剤や抗血栓剤等の循環器系医薬として利用することが
可能である。 また、従来天然物からしか得られなか
った医薬品等の製造のための新たな中間体として有用な
ものである。
示すように各種酵素阻害活性を有するので、例えば、強
心剤や抗血栓剤等の循環器系医薬として利用することが
可能である。 また、従来天然物からしか得られなか
った医薬品等の製造のための新たな中間体として有用な
ものである。
【0010】
【実施例】次に参考例、実施例および試験例を挙げ、本
発明を更に詳しく説明する。
発明を更に詳しく説明する。
【0011】実 施 例 1
(RS)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4
−メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4
,5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:
アルゴン気流中、トルエン(20ml)に水素化ナトリ
ウム(60%,0.43g,10.8mmol)及びメ
タノール(0.016ml,0.4mmol)を加え、
更に、(RS)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−
メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド(1.
0g, 4mmol, G. E. Schneide
rs and R.Stevenson, J.C
hem.Soc. Perkin I, 999,(1
982))および3,4,5−トリメトキシベンズアル
デヒド(1.24g, 6.3mol)を加えた。 室
温で24時間攪拌した後、反応液に2規定塩酸水を加え
た。 酢酸エチルに溶かし、水層を除いた後、有機層を
飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を留去して得られた残渣を、カラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル、メルク#9385,50g,酢酸エ
チル−ヘキサン1:2)で精製し、標題化合物を無色固
体(732mg,43%)として得た。
−メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4
,5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:
アルゴン気流中、トルエン(20ml)に水素化ナトリ
ウム(60%,0.43g,10.8mmol)及びメ
タノール(0.016ml,0.4mmol)を加え、
更に、(RS)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−
メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド(1.
0g, 4mmol, G. E. Schneide
rs and R.Stevenson, J.C
hem.Soc. Perkin I, 999,(1
982))および3,4,5−トリメトキシベンズアル
デヒド(1.24g, 6.3mol)を加えた。 室
温で24時間攪拌した後、反応液に2規定塩酸水を加え
た。 酢酸エチルに溶かし、水層を除いた後、有機層を
飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を留去して得られた残渣を、カラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル、メルク#9385,50g,酢酸エ
チル−ヘキサン1:2)で精製し、標題化合物を無色固
体(732mg,43%)として得た。
【0012】融 点 : 132−132.5℃(
無色プリズム状結晶、酢酸エチルーヘキサン)1HNM
R(CDCl3):2.64(1H,dd,J=10,
14Hz),3.02(1H,dd,J=5,14Hz
),3.66−3.90(1H,m),3.87(3H
,s),3.89(6H,s),3.91(3H,s)
,4.24−4.31(2H,m),5.94(2H,
s),6.29(1H,d,J=1Hz),6.34(
1H,d,J=1Hz),6.77(2H,s),7.
52(1H,d,J=2Hz). IRνmax(KBr)cm−1: 2940,1748,1644,1582.M S
: 428(M+),165(base).元素分析値
(C23H24O8として):計算値; C 64.
48, H 5.65.実測値; C 64.48
, H 5.67.
無色プリズム状結晶、酢酸エチルーヘキサン)1HNM
R(CDCl3):2.64(1H,dd,J=10,
14Hz),3.02(1H,dd,J=5,14Hz
),3.66−3.90(1H,m),3.87(3H
,s),3.89(6H,s),3.91(3H,s)
,4.24−4.31(2H,m),5.94(2H,
s),6.29(1H,d,J=1Hz),6.34(
1H,d,J=1Hz),6.77(2H,s),7.
52(1H,d,J=2Hz). IRνmax(KBr)cm−1: 2940,1748,1644,1582.M S
: 428(M+),165(base).元素分析値
(C23H24O8として):計算値; C 64.
48, H 5.65.実測値; C 64.48
, H 5.67.
【0013】実 施 例 2
(RS)−(E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ
−5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:(R
S)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メ
チレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリド(1.0g,
2.34mmol)のジクロロメタン(5ml)溶液に
、三塩化ホウ素のジクロロメタン溶液(1.0M,4.
7ml,4.7mmol)を0℃で加えそのまま40分
攪拌した。 溶媒を減圧下留去し、残渣にメタノール(
15ml)、4規定塩酸水を加え、室温で45分攪拌し
た。 反応液を酢酸エチル(20ml)に溶かし、水、
飽和食塩水で洗った。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、溶媒を減圧下留去すると標題化合物が黄色泡状物質(
747mg,77%)として得られた。
−5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:(R
S)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メ
チレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリド(1.0g,
2.34mmol)のジクロロメタン(5ml)溶液に
、三塩化ホウ素のジクロロメタン溶液(1.0M,4.
7ml,4.7mmol)を0℃で加えそのまま40分
攪拌した。 溶媒を減圧下留去し、残渣にメタノール(
15ml)、4規定塩酸水を加え、室温で45分攪拌し
た。 反応液を酢酸エチル(20ml)に溶かし、水、
飽和食塩水で洗った。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、溶媒を減圧下留去すると標題化合物が黄色泡状物質(
747mg,77%)として得られた。
【0014】NMR(CDCl3):2.61(1H,
dd,J=10,14Hz),3.04(1H,dd,
J=5,14Hz),3.83(3H,s),3.89
(6H,s),3.90(3H,s),3.83−3.
97(1H,m),4.25−4.30(2H,m),
5.34(1H,s),5.30(1H,s),6.4
4(1H,d,J= 2Hz),6.23(1H,d,
J=2Hz),6.79(2H,s),7.52(1H
,d,J=2Hz).
dd,J=10,14Hz),3.04(1H,dd,
J=5,14Hz),3.83(3H,s),3.89
(6H,s),3.90(3H,s),3.83−3.
97(1H,m),4.25−4.30(2H,m),
5.34(1H,s),5.30(1H,s),6.4
4(1H,d,J= 2Hz),6.23(1H,d,
J=2Hz),6.79(2H,s),7.52(1H
,d,J=2Hz).
【0015】参 考 例 1
1−メチル=水素=(R)−2−[1−(5−メトキシ
−3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタン
ジオアートの合成:1−メチル=水素=(RS)−2−
[1−(5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)メチル]ブタンジオアート(ラセミ体、10g;
G. E.Schneiders and Ste
venson, J.Chem.Soc.Perkin
1, 999(1982))とL−(−)−α−アミ
ノカプロラクタム(4.33g)を加熱したアセトン(
120ml)に溶かした後、室温で3時間攪拌した。
析出した結晶を濾取したところ、表題化合物のアミノカ
プロラクタム塩が、10.72g得られた。 この塩を
飽和重曹水(100ml)に溶かし、エーテルで洗浄後
(100ml×3)、10%のシュウ酸水で酸性とし、
ジクロロメタンで抽出した(200ml×3)。 ジク
ロロメタン層を合わせ、飽和食塩水で洗った後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、4
4%eeの表題化合物を6.69g得た。 これをメタ
ノール(7ml)中、室温で1時間攪拌し、不溶物を濾
過して除いた。 濾液を減圧下留去し、100%eeの
表題化合物を2.05g得た。
−3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタン
ジオアートの合成:1−メチル=水素=(RS)−2−
[1−(5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)メチル]ブタンジオアート(ラセミ体、10g;
G. E.Schneiders and Ste
venson, J.Chem.Soc.Perkin
1, 999(1982))とL−(−)−α−アミ
ノカプロラクタム(4.33g)を加熱したアセトン(
120ml)に溶かした後、室温で3時間攪拌した。
析出した結晶を濾取したところ、表題化合物のアミノカ
プロラクタム塩が、10.72g得られた。 この塩を
飽和重曹水(100ml)に溶かし、エーテルで洗浄後
(100ml×3)、10%のシュウ酸水で酸性とし、
ジクロロメタンで抽出した(200ml×3)。 ジク
ロロメタン層を合わせ、飽和食塩水で洗った後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、4
4%eeの表題化合物を6.69g得た。 これをメタ
ノール(7ml)中、室温で1時間攪拌し、不溶物を濾
過して除いた。 濾液を減圧下留去し、100%eeの
表題化合物を2.05g得た。
【0016】融 点: 97.5−98℃(無色針状
晶、トルエン) 1HNMR:2.46(1H,dd,J=5,17Hz
), 2.62−2.77(2H,m),2.93−3
.13(2H,m),3.69(3H,s),3.88
(3H,s),5.94(2H,s),6.31(1H
,s),6.34(1H,s). [α]D23:+27.4(C=0.985,CHCl
3)IRνmax(KBr)cm−1: 3148,2912,1726,1678,1638,
1510. M S : 296(M+),165(base).
元素分析値(C14H16O7として)計算値 C;
56.75, H;5.44実測値 C;56.69
, H;5.37
晶、トルエン) 1HNMR:2.46(1H,dd,J=5,17Hz
), 2.62−2.77(2H,m),2.93−3
.13(2H,m),3.69(3H,s),3.88
(3H,s),5.94(2H,s),6.31(1H
,s),6.34(1H,s). [α]D23:+27.4(C=0.985,CHCl
3)IRνmax(KBr)cm−1: 3148,2912,1726,1678,1638,
1510. M S : 296(M+),165(base).
元素分析値(C14H16O7として)計算値 C;
56.75, H;5.44実測値 C;56.69
, H;5.37
【0017】実 施 例 3
(R)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレン
ジオキシフェニル)メチル]ブタノリドの合成:1−メ
チル=水素=(R)−2−[1−(5−メトキシ−3,
4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタンジオア
ート(32.0g,0.108mol)をエタノール(
400ml)に溶かし、水酸化カリウム( 85%,
7.44g,0.113mol)のエタノール(200
ml)溶液を加えた。 氷冷下塩化カルシウム(23.
0g,0.21mol)、水素化ホウ素ナトリウム(1
6g,0.42mol)を加え、0℃で17時間攪拌し
た。 氷冷下、6N HCl水(500ml)を加え、
さらに、室温で1.5時間攪拌した後、塩化メチレンで
抽出(200ml×3)し、合わせた有機層を飽和食塩
水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を
減圧下留去すると27.23gの無色固体が得られた。 酢酸エチル−ヘキサンで再結晶し、表題化合物(22
.57g,83.5%)を無色プリズム状結晶として得
た。
ジオキシフェニル)メチル]ブタノリドの合成:1−メ
チル=水素=(R)−2−[1−(5−メトキシ−3,
4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタンジオア
ート(32.0g,0.108mol)をエタノール(
400ml)に溶かし、水酸化カリウム( 85%,
7.44g,0.113mol)のエタノール(200
ml)溶液を加えた。 氷冷下塩化カルシウム(23.
0g,0.21mol)、水素化ホウ素ナトリウム(1
6g,0.42mol)を加え、0℃で17時間攪拌し
た。 氷冷下、6N HCl水(500ml)を加え、
さらに、室温で1.5時間攪拌した後、塩化メチレンで
抽出(200ml×3)し、合わせた有機層を飽和食塩
水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を
減圧下留去すると27.23gの無色固体が得られた。 酢酸エチル−ヘキサンで再結晶し、表題化合物(22
.57g,83.5%)を無色プリズム状結晶として得
た。
【0018】融 点: 88−89℃[α]D23:
+7.12゜(C=1.095,CHCl3)1HNM
R(CDCl3):2.45(1H,dd,J=6,1
7Hz),2.55−2.70(3H,m),2.74
−2.88(1H,m),3.90(3H,s),4.
03(1H,dd,J=5.5,9Hz),4.34(
1H,dd,J=6.7,9Hz),5.95(2H,
s),6.30(1H,d,J=1.5Hz),6.3
4(1H,d,J=1.5Hz). IRνmax(KBr)cm−1:1782,1632
,1508 M S : 250(M+),165(base)元
素分析値(C13H14O5として):計算値 C;
62.39, H;5.64実測値 C;62.36
, H;5.76
+7.12゜(C=1.095,CHCl3)1HNM
R(CDCl3):2.45(1H,dd,J=6,1
7Hz),2.55−2.70(3H,m),2.74
−2.88(1H,m),3.90(3H,s),4.
03(1H,dd,J=5.5,9Hz),4.34(
1H,dd,J=6.7,9Hz),5.95(2H,
s),6.30(1H,d,J=1.5Hz),6.3
4(1H,d,J=1.5Hz). IRνmax(KBr)cm−1:1782,1632
,1508 M S : 250(M+),165(base)元
素分析値(C13H14O5として):計算値 C;
62.39, H;5.64実測値 C;62.36
, H;5.76
【0019】実 施 例 4
(R)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−
メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:ア
ルゴン気流中、(R)−3−[1−(5−メトキシ−3
,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド
(21.0g, 0.084mol)および3,4,5
−トリメトキシベンズアルデヒド(26.0g, 0.
133mol)のトルエン溶液(350ml)を0℃に
冷却し、水素化ナトリウム(60%, 9.1g,0.
228mol)及び、メタノール(0.33ml, 0
.0082mol)を加えた。 0℃で15分、室温で
18時間攪拌した後、反応液を氷冷し、2規定塩酸水を
加えて酸性とした。 酢酸エチル(100ml)を加え
、水層を分離した後この水層を酢酸エチルで抽出し(5
0ml×2)、先に得られた有機層と合した。 有機層
を水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を留去して得られた残渣(52.
9g)を、カラムクロマトグラフィー(メルク #93
85, 500g, 酢酸エチル−ヘキサン 1:2)
で精製し、表題化合物を無色油状物(16.62g,4
6%)として得た。
メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:ア
ルゴン気流中、(R)−3−[1−(5−メトキシ−3
,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド
(21.0g, 0.084mol)および3,4,5
−トリメトキシベンズアルデヒド(26.0g, 0.
133mol)のトルエン溶液(350ml)を0℃に
冷却し、水素化ナトリウム(60%, 9.1g,0.
228mol)及び、メタノール(0.33ml, 0
.0082mol)を加えた。 0℃で15分、室温で
18時間攪拌した後、反応液を氷冷し、2規定塩酸水を
加えて酸性とした。 酢酸エチル(100ml)を加え
、水層を分離した後この水層を酢酸エチルで抽出し(5
0ml×2)、先に得られた有機層と合した。 有機層
を水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を留去して得られた残渣(52.
9g)を、カラムクロマトグラフィー(メルク #93
85, 500g, 酢酸エチル−ヘキサン 1:2)
で精製し、表題化合物を無色油状物(16.62g,4
6%)として得た。
【0020】[α]D27: −53.7゜(c=1.
04, CHCl3) 1HNMR(CDCl3): 2.64(1H,dd,J=10,14Hz),3.0
2(1H,dd,J=5,14Hz),3.71−3.
93(1H,m),3.86(3H,s),3.89(
6H,s),3.90(3H,s),4.24−4.3
6(2H,m),5.93(2H,s),6.28(1
H,d,J=1.5Hz),6.34(1H,d,J=
1.5Hz),6.77(2H,s),7.52(1H
,d, J=2Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2940,17
44,1642,1584 M S :482(M+),165(base)HR
MS(C23H24O8として):計算値 : 428
.14712 実測値 : 428.14792
04, CHCl3) 1HNMR(CDCl3): 2.64(1H,dd,J=10,14Hz),3.0
2(1H,dd,J=5,14Hz),3.71−3.
93(1H,m),3.86(3H,s),3.89(
6H,s),3.90(3H,s),4.24−4.3
6(2H,m),5.93(2H,s),6.28(1
H,d,J=1.5Hz),6.34(1H,d,J=
1.5Hz),6.77(2H,s),7.52(1H
,d, J=2Hz) IRνmax(CHCl3)cm−1:2940,17
44,1642,1584 M S :482(M+),165(base)HR
MS(C23H24O8として):計算値 : 428
.14712 実測値 : 428.14792
【0021】実 施 例 5
(S)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)メチル]ブタノリドの合成:(S)−3−[1−(
5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェニル)メ
チル]ブタノリド(500mg,2mmol)をジクロ
ロメタン(5ml)に溶かし、三塩化ホウ素のジクロロ
メタン(1.0M,4ml,4mmol)溶液を加え、
0℃で45分攪拌した。 溶媒を減圧下留去し、残渣を
メタノール(10ml)、4規定塩酸水(5ml)に溶
かし、室温で1.5時間攪拌した。 反応液を酢酸エチ
ル(50ml)に溶かし、水、飽和食塩水で洗った。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去する
と黄色泡状物質(371mg)が得られた。 これをD
MF(5ml)に溶かし、炭酸カリウム(2.6g,1
8.8mmol)、ヨードメタン(1.3ml,20.
8mmol)を加え、50℃で1時間攪拌した。 この
反応液を2規定塩酸水で酸性とし、ジクロロメタンで抽
出した(10ml×2)。 無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を減圧下留去して得られた油状物質をカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、メルク#9385,
酢酸エチル−ヘキサン 1:2)で精製すると表題化合
物が無色固体( 261mg,49%)として得られた
。
ル)メチル]ブタノリドの合成:(S)−3−[1−(
5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシフェニル)メ
チル]ブタノリド(500mg,2mmol)をジクロ
ロメタン(5ml)に溶かし、三塩化ホウ素のジクロロ
メタン(1.0M,4ml,4mmol)溶液を加え、
0℃で45分攪拌した。 溶媒を減圧下留去し、残渣を
メタノール(10ml)、4規定塩酸水(5ml)に溶
かし、室温で1.5時間攪拌した。 反応液を酢酸エチ
ル(50ml)に溶かし、水、飽和食塩水で洗った。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去する
と黄色泡状物質(371mg)が得られた。 これをD
MF(5ml)に溶かし、炭酸カリウム(2.6g,1
8.8mmol)、ヨードメタン(1.3ml,20.
8mmol)を加え、50℃で1時間攪拌した。 この
反応液を2規定塩酸水で酸性とし、ジクロロメタンで抽
出した(10ml×2)。 無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を減圧下留去して得られた油状物質をカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、メルク#9385,
酢酸エチル−ヘキサン 1:2)で精製すると表題化合
物が無色固体( 261mg,49%)として得られた
。
【0022】融 点 : 101.5−103℃(
無色プリズム状結晶、酢酸エチル) [α]D25 : −8.50°(c=1.13, C
HCl3)1HNMR(CDCl3):2.31(1H
,dd,J=7,17Hz),2.63(1H,dd,
J=8,17Hz),2.71(2H,d,J=9Hz
),2.79−2.94(1H,m),3.84(3H
,s),3.85(6H,s),4.06(1H,dd
,J=6,9Hz),4.36(1H,dd,J=7,
9Hz),6.36(2H,s)IR(KBr,cm−
1):2992,2972,2928,1766,15
92,1506,1462,1424,1336,12
46,1232,1170,1118M S : 2
66(M+),181(base).元素分析値(C1
4H18O5として):計算値 C;63.14,
H;6.81.実測値 C;63.02,
H;6.87
無色プリズム状結晶、酢酸エチル) [α]D25 : −8.50°(c=1.13, C
HCl3)1HNMR(CDCl3):2.31(1H
,dd,J=7,17Hz),2.63(1H,dd,
J=8,17Hz),2.71(2H,d,J=9Hz
),2.79−2.94(1H,m),3.84(3H
,s),3.85(6H,s),4.06(1H,dd
,J=6,9Hz),4.36(1H,dd,J=7,
9Hz),6.36(2H,s)IR(KBr,cm−
1):2992,2972,2928,1766,15
92,1506,1462,1424,1336,12
46,1232,1170,1118M S : 2
66(M+),181(base).元素分析値(C1
4H18O5として):計算値 C;63.14,
H;6.81.実測値 C;63.02,
H;6.87
【0023】実 施 例 6
(S)−(E)−2−(3,4,5−トリメトキシベン
ジリデン)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)メチル]ブタノリドの合成:アルゴン気流中、
室温でリチウムヘキサメチルジシラジドのヘキサン溶液
(1.0mol/l, 5.6ml, 5.6mmol
)に(R)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)メチル]ブタノリド(500mg,1.88m
mol)および3,4,5−トリメトキシベンズアルデ
ヒド(400mg, 2.04mmol)のトルエン溶
液(15ml)を加え、30分攪拌した。 続いて、無
水酢酸(0.20ml, 2.0mmol)のトルエン
溶液(1ml)を加え室温で30分攪拌した。 更に、
ジアザビシクロウンデセン(0.37ml, 2.5m
mol)のトルエン溶液(1ml)を加え、60℃で1
時間攪拌した。 反応液を2N−HCl(50ml)、飽和重曹水(5
0ml)、飽和食塩水(50ml)で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去すると黄色油
状物(1.0g)を得た。 カラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、フジデビソンBW300、20g、酢酸
エチル−ヘキサン 1:1)で精製し、表題化合物を淡
黄色油状物(0.45g, 54%)として得た。
ジリデン)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)メチル]ブタノリドの合成:アルゴン気流中、
室温でリチウムヘキサメチルジシラジドのヘキサン溶液
(1.0mol/l, 5.6ml, 5.6mmol
)に(R)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)メチル]ブタノリド(500mg,1.88m
mol)および3,4,5−トリメトキシベンズアルデ
ヒド(400mg, 2.04mmol)のトルエン溶
液(15ml)を加え、30分攪拌した。 続いて、無
水酢酸(0.20ml, 2.0mmol)のトルエン
溶液(1ml)を加え室温で30分攪拌した。 更に、
ジアザビシクロウンデセン(0.37ml, 2.5m
mol)のトルエン溶液(1ml)を加え、60℃で1
時間攪拌した。 反応液を2N−HCl(50ml)、飽和重曹水(5
0ml)、飽和食塩水(50ml)で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去すると黄色油
状物(1.0g)を得た。 カラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、フジデビソンBW300、20g、酢酸
エチル−ヘキサン 1:1)で精製し、表題化合物を淡
黄色油状物(0.45g, 54%)として得た。
【0024】[α]D26 : +77.0°(c=1
.07,CHCl3). 1HNMR(CDCl3):2.65(1H,dd,J
=10,14Hz),3.11(1H,dd,J=5,
14Hz),3.82(3H,s),3.83(6H,
s)3.89(6H,s)3.91(3H,s),3.
82−3.91(1H,m),4.29−4.31(2
H,m),6.38(2H,s),6.82(2H,s
),7.53(1H,d,J=2Hz). IR(CHCl3, cm−1):2940,1748
,1648,1588,1496,1460,1416
,1336,1152,1128, 998. M S : 444(M+),181(base)H
RMS(C24H28O8として; M+):計算値:
444.17833 実測値: 444.17793
.07,CHCl3). 1HNMR(CDCl3):2.65(1H,dd,J
=10,14Hz),3.11(1H,dd,J=5,
14Hz),3.82(3H,s),3.83(6H,
s)3.89(6H,s)3.91(3H,s),3.
82−3.91(1H,m),4.29−4.31(2
H,m),6.38(2H,s),6.82(2H,s
),7.53(1H,d,J=2Hz). IR(CHCl3, cm−1):2940,1748
,1648,1588,1496,1460,1416
,1336,1152,1128, 998. M S : 444(M+),181(base)H
RMS(C24H28O8として; M+):計算値:
444.17833 実測値: 444.17793
【0025】参 考 例 2
1−メチル=水素=(S)−2−[1−(5−メトキシ
−3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタン
ジオアートの製造: 1−メチル=水素=(RS)−2−[1−(5−メトキ
シ−3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタ
ンジオアート( ラセミ体、20g ; G. E.S
chneiders and Stevenson,
J.Chem.Soc. Perkin 1, 999
(1982))とD−(+)−α−アミノカプロラクタ
ム(8.65g)を加熱したアセトン(640ml)に
溶かした後、室温で3時間攪拌した。 析出した結晶を
濾取したところ、表題化合物のアミノカプロラクタム塩
が、17.54g得られた。 この塩を飽和重曹水(2
00ml)に溶かし、エーテルで洗浄後(200ml×
3)、10%のシュウ酸水で酸性とし、ジクロロメタン
で抽出した(500ml×3)。 ジクロロメタン層を
合わせ、飽和食塩水で洗った後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、約60%eeの表
題化合物 12.29gを得た。 これをメタノール(
20ml)中、室温で1時間攪拌し、不溶物を濾過して
除いた。 濾液を減圧下留去し、100%eeの表題化
合物を5.04g得た。
−3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタン
ジオアートの製造: 1−メチル=水素=(RS)−2−[1−(5−メトキ
シ−3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタ
ンジオアート( ラセミ体、20g ; G. E.S
chneiders and Stevenson,
J.Chem.Soc. Perkin 1, 999
(1982))とD−(+)−α−アミノカプロラクタ
ム(8.65g)を加熱したアセトン(640ml)に
溶かした後、室温で3時間攪拌した。 析出した結晶を
濾取したところ、表題化合物のアミノカプロラクタム塩
が、17.54g得られた。 この塩を飽和重曹水(2
00ml)に溶かし、エーテルで洗浄後(200ml×
3)、10%のシュウ酸水で酸性とし、ジクロロメタン
で抽出した(500ml×3)。 ジクロロメタン層を
合わせ、飽和食塩水で洗った後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、約60%eeの表
題化合物 12.29gを得た。 これをメタノール(
20ml)中、室温で1時間攪拌し、不溶物を濾過して
除いた。 濾液を減圧下留去し、100%eeの表題化
合物を5.04g得た。
【0026】融 点:96.5−97.0℃(無色プ
リズム状結晶) [α]D23:−26.6゜(c=1.18, CHC
l3)1HNMR(CDCl3):2.46(1H,d
d,J=4.5,17Hz),2.62−2.77(2
H,m),2.93−3.13(2H,m),3.69
(3H,s),3.88(3H,s),5.94(2H
,s),6.31(1H,s),6.34(1H,s)
. カルボン酸のプロトンは観測されなかった。 IRνmax(KBr)cm−1:3136,2912
,1724,1680,1638,1512.M S
: 296(M+),165(base).元素分析
(C14H16O7として):計算値 ; C 62.
39, H 5.64実測値 ; C 62.38,
H 5.69
リズム状結晶) [α]D23:−26.6゜(c=1.18, CHC
l3)1HNMR(CDCl3):2.46(1H,d
d,J=4.5,17Hz),2.62−2.77(2
H,m),2.93−3.13(2H,m),3.69
(3H,s),3.88(3H,s),5.94(2H
,s),6.31(1H,s),6.34(1H,s)
. カルボン酸のプロトンは観測されなかった。 IRνmax(KBr)cm−1:3136,2912
,1724,1680,1638,1512.M S
: 296(M+),165(base).元素分析
(C14H16O7として):計算値 ; C 62.
39, H 5.64実測値 ; C 62.38,
H 5.69
【0027】実 施 例 7
(S)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレン
ジオキシフェニル)メチル]ブタノリドの合成:1−メ
チル=水素=(S)−2−[1−(5−メトキシ−3,
4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタンジオア
ート(71.8g,0.24mol)をエタノール(9
00ml)に溶かし、水酸化カリウム(85%,16.
7g,0.27mol)のエタノール(450ml)溶
液を加えた。 氷冷下塩化カルシウム(51.6g,0
.46mol)、水素化ホウ素ナトリウム(36g,0
.95mol)を加え、0℃で19時間攪拌した。 氷
冷下、12NHCl水(500ml)を加え、さらに、
室温で30分攪拌した後、塩化メチレンで抽出(300
ml×3)し、合わせた有機層を飽和重曹水、飽和食塩
水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を
減圧下留去すると68.76gの無色固体が得られた。 酢酸エチル−ヘキサンで再結晶し、表題化合物(46.
85g,75%)を無色プリズム状結晶として得た。
ジオキシフェニル)メチル]ブタノリドの合成:1−メ
チル=水素=(S)−2−[1−(5−メトキシ−3,
4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタンジオア
ート(71.8g,0.24mol)をエタノール(9
00ml)に溶かし、水酸化カリウム(85%,16.
7g,0.27mol)のエタノール(450ml)溶
液を加えた。 氷冷下塩化カルシウム(51.6g,0
.46mol)、水素化ホウ素ナトリウム(36g,0
.95mol)を加え、0℃で19時間攪拌した。 氷
冷下、12NHCl水(500ml)を加え、さらに、
室温で30分攪拌した後、塩化メチレンで抽出(300
ml×3)し、合わせた有機層を飽和重曹水、飽和食塩
水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を
減圧下留去すると68.76gの無色固体が得られた。 酢酸エチル−ヘキサンで再結晶し、表題化合物(46.
85g,75%)を無色プリズム状結晶として得た。
【0028】融 点: 88.5−89.5℃[α]
D23:−6.82゜(c=1.12,CHCl3)1
HNMR(CDCl3):2.27(1H,dd,J=
7,17Hz),2.55−2.89(4H,m),3
.90(3H,s),4.03(1H,dd,J=6,
9Hz),4.34(1H,dd,J=7,9Hz),
5.95(2H,s),6.30(1H,d,J=2H
z),6.34(1H,d,J=2Hz). IRνmax(KBr)cm−1:1784,1768
,1632,1510. M S : 250(M+),165(base)
D23:−6.82゜(c=1.12,CHCl3)1
HNMR(CDCl3):2.27(1H,dd,J=
7,17Hz),2.55−2.89(4H,m),3
.90(3H,s),4.03(1H,dd,J=6,
9Hz),4.34(1H,dd,J=7,9Hz),
5.95(2H,s),6.30(1H,d,J=2H
z),6.34(1H,d,J=2Hz). IRνmax(KBr)cm−1:1784,1768
,1632,1510. M S : 250(M+),165(base)
【
0029】実 施 例 8 (S)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−
メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:ア
ルゴン気流中、(S)−3−[1−(5−メトキシ−3
,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド
(25.0g, 0.1mol)および3,4,5−ト
リメトキシベンズアルデヒド(31.0g, 0.16
mol)のトルエン溶液(400ml)を0℃に冷却し
、水素化ナトリウム(60%, 10.8g, 0.2
7mol)及び、メタノール(0.4ml,0.01m
ol)を加えた。 0℃で15分、室温で48時間攪拌
した後、反応液を氷冷し、6規定塩酸水(100ml)
を加えた。 水層を除いた後、有機層を水、飽和重曹水
、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去して得られた残渣を、カラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル メルク #9385, 500g
, 酢酸エチル−ヘキサン 1:2)で精製し、表題化
合物を無色油状物(20.38g,48%)として得た
。
0029】実 施 例 8 (S)−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−
メチレンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,
5−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:ア
ルゴン気流中、(S)−3−[1−(5−メトキシ−3
,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]ブタノリド
(25.0g, 0.1mol)および3,4,5−ト
リメトキシベンズアルデヒド(31.0g, 0.16
mol)のトルエン溶液(400ml)を0℃に冷却し
、水素化ナトリウム(60%, 10.8g, 0.2
7mol)及び、メタノール(0.4ml,0.01m
ol)を加えた。 0℃で15分、室温で48時間攪拌
した後、反応液を氷冷し、6規定塩酸水(100ml)
を加えた。 水層を除いた後、有機層を水、飽和重曹水
、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去して得られた残渣を、カラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル メルク #9385, 500g
, 酢酸エチル−ヘキサン 1:2)で精製し、表題化
合物を無色油状物(20.38g,48%)として得た
。
【0030】[α]D25:+55.1゜(c=0.9
55,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10,14Hz),3.01(1H,dd,J=5,
14Hz),3.83−3.90(1H,m),3.8
6(3H,s),3.89(3H,s),3.90(3
H,s),4.22−4.36(2H,m),5.93
(2H,s),6.28(1H,d,J=1.5Hz)
,6.33(1H,d,J=1.5Hz),6.77(
2H,s),7.51(1H,d,J=1.7Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:1746,16
44,1582. M S : 428(M+),263(base)H
RMS(C23H24O8として):計算値; 428
.14707 実測値; 428.14677
55,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10,14Hz),3.01(1H,dd,J=5,
14Hz),3.83−3.90(1H,m),3.8
6(3H,s),3.89(3H,s),3.90(3
H,s),4.22−4.36(2H,m),5.93
(2H,s),6.28(1H,d,J=1.5Hz)
,6.33(1H,d,J=1.5Hz),6.77(
2H,s),7.51(1H,d,J=1.7Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:1746,16
44,1582. M S : 428(M+),263(base)H
RMS(C23H24O8として):計算値; 428
.14707 実測値; 428.14677
【0031】実 施 例 9
(S)−(E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−
5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−
トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:(S)
−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−ト
リメトキシベンジリデン)ブタノリド(0.84g,1
.96mmol)をジクロロメタン(10ml)にとか
し、三塩化ホウ素(1.0Mジクロロメタン溶液、4m
l、4mmol)を加えて0℃で30分攪拌した。 溶
媒を減圧下留去し、残渣をメタノール(20ml)、2
規定塩酸水(6ml)に溶かし、0℃で2時間攪拌した
。 反応液を酢酸エチルで抽出(50ml×1,20m
l×2)し、合した有機層を水、飽和重曹水で洗浄した
。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去
すると表題化合物が淡黄色油状物質(0.79g,97
%)として得られた。
5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−
トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:(S)
−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−ト
リメトキシベンジリデン)ブタノリド(0.84g,1
.96mmol)をジクロロメタン(10ml)にとか
し、三塩化ホウ素(1.0Mジクロロメタン溶液、4m
l、4mmol)を加えて0℃で30分攪拌した。 溶
媒を減圧下留去し、残渣をメタノール(20ml)、2
規定塩酸水(6ml)に溶かし、0℃で2時間攪拌した
。 反応液を酢酸エチルで抽出(50ml×1,20m
l×2)し、合した有機層を水、飽和重曹水で洗浄した
。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去
すると表題化合物が淡黄色油状物質(0.79g,97
%)として得られた。
【0032】[α]D27: +50.3°(c=0.
70,CHCl3) 1H−NMR(CDCl3):2.60(1H,dd,
J=10,14Hz),3.04(1H,dd,J=4
,14Hz),3.78−3.90(1H,m),3.
83(3H,s),3.89(6H,s),3.90(
3H,s),4.24−4.37(2H,m),5.3
1(1H,s),5.36(1H,s),6.23(1
H,d,J=2Hz),6.43(1H,d,J=2H
z),6.79(2H,s),7.51(1H,d,J
=2Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:3556,29
40,1746,1646,1620,1582.M
S: 416(M+),263(base).HR
MS(C22H24O8として):計算値; 416.
14702 実測値; 416.14652.
70,CHCl3) 1H−NMR(CDCl3):2.60(1H,dd,
J=10,14Hz),3.04(1H,dd,J=4
,14Hz),3.78−3.90(1H,m),3.
83(3H,s),3.89(6H,s),3.90(
3H,s),4.24−4.37(2H,m),5.3
1(1H,s),5.36(1H,s),6.23(1
H,d,J=2Hz),6.43(1H,d,J=2H
z),6.79(2H,s),7.51(1H,d,J
=2Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:3556,29
40,1746,1646,1620,1582.M
S: 416(M+),263(base).HR
MS(C22H24O8として):計算値; 416.
14702 実測値; 416.14652.
【0033】実 施 例 10
(S)−(E)−3−[1−(3,4−ジヘキシロキシ
−5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:(S
)−(E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−
メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−トリ
メトキシベンジリデン)ブタノリド(324mg,0.
78mmol)のDMF(10ml)溶液に炭酸カリウ
ム(500mg,3.6mmol)、1−ヨードヘキサ
ン(1.0ml,6.79mmol)を加え、60℃で
4.5時間攪拌した。 酢酸エチル(50ml)にあけ
、水、2規定塩酸水、水、飽和重曹水で洗浄した。 無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去すると
得られる褐色油状物質をクロマトグラフィーで精製し(
シリガゲル、フジデビソンBW−300, 酢酸エチ
ル−ヘキサン 1:3)、表題化合物を無色油状物質(
310mg、68%)として得た。
−5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5
−トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの合成:(S
)−(E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−
メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−トリ
メトキシベンジリデン)ブタノリド(324mg,0.
78mmol)のDMF(10ml)溶液に炭酸カリウ
ム(500mg,3.6mmol)、1−ヨードヘキサ
ン(1.0ml,6.79mmol)を加え、60℃で
4.5時間攪拌した。 酢酸エチル(50ml)にあけ
、水、2規定塩酸水、水、飽和重曹水で洗浄した。 無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去すると
得られる褐色油状物質をクロマトグラフィーで精製し(
シリガゲル、フジデビソンBW−300, 酢酸エチ
ル−ヘキサン 1:3)、表題化合物を無色油状物質(
310mg、68%)として得た。
【0034】[α]D27: +71.1°(c=0
.495,CHCl3) NMR(CDCl3):0.84−1.02(6H,m
),1.23−1.50(12H,m),1.60−1
.84(4H,m),2.60(1H,dd,J=11
,14Hz),3.10(1H,dd,J=4,14H
z),3.78−4.00(1H,m),3.80(3
H,s),3.89(6H,s),3.91(3H,s
),3.92(4H,t,J=7Hz),4.24−4
.29(2H,m),6.83(2H,s),6.36
(2H,s),7.52(1H,d,J=1.7Hz)
.IR(CHCl3):2932,2860,1748
,1646,1584,1504,1454,1428
,1336,1242,1202,1128. M S : 584(M+),237(base).
.495,CHCl3) NMR(CDCl3):0.84−1.02(6H,m
),1.23−1.50(12H,m),1.60−1
.84(4H,m),2.60(1H,dd,J=11
,14Hz),3.10(1H,dd,J=4,14H
z),3.78−4.00(1H,m),3.80(3
H,s),3.89(6H,s),3.91(3H,s
),3.92(4H,t,J=7Hz),4.24−4
.29(2H,m),6.83(2H,s),6.36
(2H,s),7.52(1H,d,J=1.7Hz)
.IR(CHCl3):2932,2860,1748
,1646,1584,1504,1454,1428
,1336,1242,1202,1128. M S : 584(M+),237(base).
【0035】実 施 例 11
(S)−(E)−3−[1−(3,4−ジアセトキシ−
5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−
トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの製造:(RS
)−(E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−
メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−トリ
メトキシベンジリデン)ブタノリド(1.4g, 3.
37mmol)をピリジン(5ml)に溶かし、無水酢
酸(2ml)、ジメチルアミノピリジン(44mg)を
加えて室温で 1.5時間攪拌した。反応液を酢酸
エチル(50ml)に溶かし、2規定塩酸、水、飽和重
曹水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウム
で乾した。 溶媒を減圧下留去して得られた残渣をカラ
ムクロマトグラフィー(メルク シリカゲル #938
5、50g、酢酸エチル−ヘキサン 1:2)で精製し
、表題化合物を無色固体(1.01g,60%)として
得た。
5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−
トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの製造:(RS
)−(E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−5−
メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−トリ
メトキシベンジリデン)ブタノリド(1.4g, 3.
37mmol)をピリジン(5ml)に溶かし、無水酢
酸(2ml)、ジメチルアミノピリジン(44mg)を
加えて室温で 1.5時間攪拌した。反応液を酢酸
エチル(50ml)に溶かし、2規定塩酸、水、飽和重
曹水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウム
で乾した。 溶媒を減圧下留去して得られた残渣をカラ
ムクロマトグラフィー(メルク シリカゲル #938
5、50g、酢酸エチル−ヘキサン 1:2)で精製し
、表題化合物を無色固体(1.01g,60%)として
得た。
【0036】融 点 : 156−157℃(無色針
状結晶、酢酸エチル−ヘキサン) [α]D27: +105.6゜(c=1.04,CH
Cl3)1H−NMR(CDCl3):2.28(3H
,s),2.30(3H,s),2.65(1H,dd
,J=11,15Hz),3.13(1H,dd,J=
3,15Hz),3.68−3.96(1H,m),3
.81(3H,s),3.87(6H,s),3.91
(3H,s),4.20−4.37(2H,m),6.
64(2H,s),6.81(2H,s),7.53(
1H,d,J=2Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:2996,29
40,2844,1768,1744,1648,16
14,1582,1504,1452,1426,13
72,1336,1256,1210,1182,11
60,1128.M S : 500(M+),26
3(base).
状結晶、酢酸エチル−ヘキサン) [α]D27: +105.6゜(c=1.04,CH
Cl3)1H−NMR(CDCl3):2.28(3H
,s),2.30(3H,s),2.65(1H,dd
,J=11,15Hz),3.13(1H,dd,J=
3,15Hz),3.68−3.96(1H,m),3
.81(3H,s),3.87(6H,s),3.91
(3H,s),4.20−4.37(2H,m),6.
64(2H,s),6.81(2H,s),7.53(
1H,d,J=2Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:2996,29
40,2844,1768,1744,1648,16
14,1582,1504,1452,1426,13
72,1336,1256,1210,1182,11
60,1128.M S : 500(M+),26
3(base).
【0037】実 施 例 12
(R)−(E)−3−[1−(3,4−ジヒドロキシ−
5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−
トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの製造:(R)
−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−ト
リメトキシベンジリデン)ブタノリド(1.07g,2
.5mmol)の ジクロロメタン(5ml)溶液に三
塩化ホウ素(塩化メチレン中、1.0M, 3ml,
3.0mol)を加え、室温で30分撹拌した。 溶媒
を留去した後、残渣にTHF(20ml)、2規定塩酸
水(10ml)を加え、50℃で1時間撹拌した。TH
Fを減圧下留去し、残渣を酢酸エチル(20ml)に溶
かした。 水層を除去した後、有機層を水、飽和重曹水
で洗浄した。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を
減圧下留去して得られた残渣をクロマトグラフィー(シ
リカゲル #9385, 30g, 酢酸エチル−ヘキ
サン 1:1)で精製し、表題化合物を無色油状物(7
80mg,75%)として得た。
5−メトキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−
トリメトキシベンジリデン)ブタノリドの製造:(R)
−(E)−3−[1−(5−メトキシ−3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)メチル]−2−(3,4,5−ト
リメトキシベンジリデン)ブタノリド(1.07g,2
.5mmol)の ジクロロメタン(5ml)溶液に三
塩化ホウ素(塩化メチレン中、1.0M, 3ml,
3.0mol)を加え、室温で30分撹拌した。 溶媒
を留去した後、残渣にTHF(20ml)、2規定塩酸
水(10ml)を加え、50℃で1時間撹拌した。TH
Fを減圧下留去し、残渣を酢酸エチル(20ml)に溶
かした。 水層を除去した後、有機層を水、飽和重曹水
で洗浄した。 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を
減圧下留去して得られた残渣をクロマトグラフィー(シ
リカゲル #9385, 30g, 酢酸エチル−ヘキ
サン 1:1)で精製し、表題化合物を無色油状物(7
80mg,75%)として得た。
【0038】[α]D27:−45.9゜(c=1.0
9,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10,14Hz),3.03(1H,dd,J=4,
14Hz),3.75〜3.93(1H,m),3.8
2(3H,s),3.88(6H,s),3.90(3
H,s),4.27〜4.36(2H,m),5.62
(1H,br),5.53(1H,br),6.23(
1H,d,J=2Hz),6.43(1H,d,J=2
Hz),6.78(2H,s),7.51(1H,d,
J=2Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:3560,29
40,2844,1746,1646,1622,15
82,1462,1358,1336,1304,11
30.M S :416(M+),263(base
).HRMS(C22H24O8として):計算値:
416.1469 実測値: 416.14631
9,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10,14Hz),3.03(1H,dd,J=4,
14Hz),3.75〜3.93(1H,m),3.8
2(3H,s),3.88(6H,s),3.90(3
H,s),4.27〜4.36(2H,m),5.62
(1H,br),5.53(1H,br),6.23(
1H,d,J=2Hz),6.43(1H,d,J=2
Hz),6.78(2H,s),7.51(1H,d,
J=2Hz). IRνmax(CHCl3)cm−1:3560,29
40,2844,1746,1646,1622,15
82,1462,1358,1336,1304,11
30.M S :416(M+),263(base
).HRMS(C22H24O8として):計算値:
416.1469 実測値: 416.14631
【0039】実 施 例 13
(R)−(E)−2−(3,4,5−トリメトキシベン
ジリデン)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)メチル]ブタノリドの合成:アルゴン気流中、
(R)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)メチル]ブタノリド(K.Lalami, R.D
hal, and E.Brown, Heteroc
ycles, 27, 1131(1988))10.
52g(0.04mol)及び3,4,5−トリメトキ
シベンズアルデヒド 11.4g(0.058mol)
のトルエン溶液 150mlを0℃に冷却し、60%の
水素化ナトリウム 4.0g(0.1mol)及びメタ
ノール 0.15ml(0.0037mol)を加えた
。 室温で45時間攪拌した後、反応液を氷冷し、2規
定塩酸水(100ml)を加えた。 水層を除いた後、
有機層を水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を留去して得られた残渣(
20g)を、カラムクロマトグラフィー(メルク シリ
カゲル #9385, 500g, 酢酸エチル−ヘキ
サン1:2)で精製し、淡黄色油状物として表題化合物
5.71g(33%)を得た。
ジリデン)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフ
ェニル)メチル]ブタノリドの合成:アルゴン気流中、
(R)−3−[1−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)メチル]ブタノリド(K.Lalami, R.D
hal, and E.Brown, Heteroc
ycles, 27, 1131(1988))10.
52g(0.04mol)及び3,4,5−トリメトキ
シベンズアルデヒド 11.4g(0.058mol)
のトルエン溶液 150mlを0℃に冷却し、60%の
水素化ナトリウム 4.0g(0.1mol)及びメタ
ノール 0.15ml(0.0037mol)を加えた
。 室温で45時間攪拌した後、反応液を氷冷し、2規
定塩酸水(100ml)を加えた。 水層を除いた後、
有機層を水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を留去して得られた残渣(
20g)を、カラムクロマトグラフィー(メルク シリ
カゲル #9385, 500g, 酢酸エチル−ヘキ
サン1:2)で精製し、淡黄色油状物として表題化合物
5.71g(33%)を得た。
【0040】[α]D27:−75.64°(C=0.
55,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10.14Hz),3.10(1H,dd,J=4.
14Hz),3.81−3.96(1H,m),3.8
1(3H,s),3.83(6H,s),3.89(6
H,s),3.91(3H,s),4.29−4.32
(1H,m),6.82(2H,s),6.38(2H
,s),7.53(1H,d,J=1.5Hz) I R(CHCl3, cm−1):2940,28
40,1746,1648,1586 M S: 444(M+),181(base)HR
MS(C24H28O8として;M+):計 算 値:
444.17844 実 測 値: 444.17894
55,CHCl3) 1HNMR(CDCl3):2.64(1H,dd,J
=10.14Hz),3.10(1H,dd,J=4.
14Hz),3.81−3.96(1H,m),3.8
1(3H,s),3.83(6H,s),3.89(6
H,s),3.91(3H,s),4.29−4.32
(1H,m),6.82(2H,s),6.38(2H
,s),7.53(1H,d,J=1.5Hz) I R(CHCl3, cm−1):2940,28
40,1746,1648,1586 M S: 444(M+),181(base)HR
MS(C24H28O8として;M+):計 算 値:
444.17844 実 測 値: 444.17894
【0041】試 験 例 1
下に示す方法により、本発明化合物の酵素阻害活性を調
べた。 この結果を第1表に示す。
べた。 この結果を第1表に示す。
【0042】[ 洗 浄 血 小 板 調製 ]ウサギ
を固定台にあおむけに固定して、無麻酔下、下肢大腿動
脈にカニュレーションした。 つぎに20mlのプラス
チックシリンジに2mlの3.8%のクエン酸ナトリウ
ム水溶液を入れ、18mlの動脈血を採血した。 シリ
ンジをゆっくり2〜3回転倒して混和した。 この操作
を3〜4本繰り返した。 採血した血液をプラスチック
の試験管に移して、800rpm、10分間、室温で遠
心分離し血球を沈め、上層(PRP)を得た。 つぎに
PRPを3000rpm、10分間遠心分離して血小板
を集めた。 これに0.137M NaCl、1.54
mMEDTA、20mMグルコースを含む12.3mM
トリス塩酸緩衝液(pH 7.4)を加えよくピペッテ
ィングしたのち、3000rpm、10分間遠心分離し
た。この操作をさらに2回おこなった。 沈殿した血小
板を上記トリス塩酸緩衝液に再浮遊させ血小板濃度を6
.5×10−6個/μlとし、以下の実験において洗浄
血小板として用いた。
を固定台にあおむけに固定して、無麻酔下、下肢大腿動
脈にカニュレーションした。 つぎに20mlのプラス
チックシリンジに2mlの3.8%のクエン酸ナトリウ
ム水溶液を入れ、18mlの動脈血を採血した。 シリ
ンジをゆっくり2〜3回転倒して混和した。 この操作
を3〜4本繰り返した。 採血した血液をプラスチック
の試験管に移して、800rpm、10分間、室温で遠
心分離し血球を沈め、上層(PRP)を得た。 つぎに
PRPを3000rpm、10分間遠心分離して血小板
を集めた。 これに0.137M NaCl、1.54
mMEDTA、20mMグルコースを含む12.3mM
トリス塩酸緩衝液(pH 7.4)を加えよくピペッテ
ィングしたのち、3000rpm、10分間遠心分離し
た。この操作をさらに2回おこなった。 沈殿した血小
板を上記トリス塩酸緩衝液に再浮遊させ血小板濃度を6
.5×10−6個/μlとし、以下の実験において洗浄
血小板として用いた。
【0043】[ 血小板ホスホジエステラーゼ(PDE
)阻害活性 ]試験管に0.5Mトリス塩酸緩衝液(p
H 7.5)50μl、50mM 塩化マグネシウム5
0μl、洗浄血小板溶液200μl、実施例で得た化合
物のジメチルスルフォキシド(DMSO)溶液(化合物
の終濃度として500μM)をとり精製水を加えて全量
450μlとし、37℃で3分間インキュベートした。 つぎに基質である[3H]−サイクリックAMP(0
.01mM、1.0×10−6dpm)50μlを加え
て反応を開始した。 37℃、30分間インキュベート
した後、試験管を沸騰水浴中で3分間加熱して反応を停
止した。 冷却後、蛇毒(500μg)を加えて37℃
、30分間インキュベートした。 その後、イオン交換
樹脂(Dowex−AG1−X8)を加え攪拌し続いて
遠心操作した。上清をとり液体シンチレーションカウン
ターにて放射活性を測定した。 阻害率は次式より求め
た。 但し、 C=実施例で得た化合物を含まない場合の放射活性S=
実施例で得た化合物を添加した場合の放射活性
)阻害活性 ]試験管に0.5Mトリス塩酸緩衝液(p
H 7.5)50μl、50mM 塩化マグネシウム5
0μl、洗浄血小板溶液200μl、実施例で得た化合
物のジメチルスルフォキシド(DMSO)溶液(化合物
の終濃度として500μM)をとり精製水を加えて全量
450μlとし、37℃で3分間インキュベートした。 つぎに基質である[3H]−サイクリックAMP(0
.01mM、1.0×10−6dpm)50μlを加え
て反応を開始した。 37℃、30分間インキュベート
した後、試験管を沸騰水浴中で3分間加熱して反応を停
止した。 冷却後、蛇毒(500μg)を加えて37℃
、30分間インキュベートした。 その後、イオン交換
樹脂(Dowex−AG1−X8)を加え攪拌し続いて
遠心操作した。上清をとり液体シンチレーションカウン
ターにて放射活性を測定した。 阻害率は次式より求め
た。 但し、 C=実施例で得た化合物を含まない場合の放射活性S=
実施例で得た化合物を添加した場合の放射活性
【004
4】[ 牛心臓PDE阻害活性 ]試験管に0.5M
トリス塩酸緩衝液(pH 7.5)50μl、50mM
塩化マグネシウム50μl、酵素溶液 50μl(ベ
ーリンガー・マンハイム山之内社、牛心臓)、実施例で
得た化合物のジメチルスルフォキシド(DMSO)溶液
(化合物の終濃度として500μM)をとり精製水を加
えて全量450μlとし、37℃で3分間インキュベー
トした。 つぎに基質である[3H]−サイクリックA
MP(0.01mM、1.0×10−6dpm)50μ
lを加えて反応を開始した。 37℃、30分間インキ
ュベートした後、試験管を沸騰水浴中で3分間加熱して
反応を停止した。冷却後、蛇毒(500μg)を加えて
37℃、30分間インキュベートした。 その後、イオ
ン交換樹脂(Dowex−AG1−X8)を加え攪拌し
続いて遠心操作した。 上清をとり液体シンチレーショ
ンカウンターにて放射活性を測定した。阻害率は次式よ
り求めた。 但し、 C=実施例で得た化合物を含まない場合の放射活性S=
実施例で得た化合物を添加した場合の放射活性
4】[ 牛心臓PDE阻害活性 ]試験管に0.5M
トリス塩酸緩衝液(pH 7.5)50μl、50mM
塩化マグネシウム50μl、酵素溶液 50μl(ベ
ーリンガー・マンハイム山之内社、牛心臓)、実施例で
得た化合物のジメチルスルフォキシド(DMSO)溶液
(化合物の終濃度として500μM)をとり精製水を加
えて全量450μlとし、37℃で3分間インキュベー
トした。 つぎに基質である[3H]−サイクリックA
MP(0.01mM、1.0×10−6dpm)50μ
lを加えて反応を開始した。 37℃、30分間インキ
ュベートした後、試験管を沸騰水浴中で3分間加熱して
反応を停止した。冷却後、蛇毒(500μg)を加えて
37℃、30分間インキュベートした。 その後、イオ
ン交換樹脂(Dowex−AG1−X8)を加え攪拌し
続いて遠心操作した。 上清をとり液体シンチレーショ
ンカウンターにて放射活性を測定した。阻害率は次式よ
り求めた。 但し、 C=実施例で得た化合物を含まない場合の放射活性S=
実施例で得た化合物を添加した場合の放射活性
【004
5】[ 結 果 ] 以 上
5】[ 結 果 ] 以 上
Claims (1)
- 【請求項1】 次の一般式(I) 【化1】 [式中、R1、R2およびR3はそれぞれ水素原子、ア
ルキル基または低級アルキルカルボニル基を示すか、こ
れらのうち隣接する2個が一緒になってアルキレン基を
示し、XおよびYはそれぞれ水素原子を示すか、一緒に
なって基 【化2】 (ここで、R4〜R6はそれぞれ水素原子またはアルキ
ル基を示す)を示す]で表されるフェニルメチルブタノ
リド誘導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12448291A JPH04330068A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | フェニルメチルブタノリド誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12448291A JPH04330068A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | フェニルメチルブタノリド誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04330068A true JPH04330068A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14886615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12448291A Pending JPH04330068A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | フェニルメチルブタノリド誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04330068A (ja) |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP12448291A patent/JPH04330068A/ja active Pending
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