JPH04337985A - 磁気再生装置 - Google Patents

磁気再生装置

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Publication number
JPH04337985A
JPH04337985A JP3110187A JP11018791A JPH04337985A JP H04337985 A JPH04337985 A JP H04337985A JP 3110187 A JP3110187 A JP 3110187A JP 11018791 A JP11018791 A JP 11018791A JP H04337985 A JPH04337985 A JP H04337985A
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JP
Japan
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signal
magnetic tape
tape
recording
rotating magnetic
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Pending
Application number
JP3110187A
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English (en)
Inventor
Shuichi Ota
修一 太田
Hideki Fukazawa
深沢 秀木
Hiroshi Okada
浩 岡田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH04337985A publication Critical patent/JPH04337985A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープに多数の平
行配列形成された記録トラックをもって記録された信号
を、磁気テープをそれに形成された記録トラックに沿っ
て走査する回転磁気ヘッドにより読み取り、回転磁気ヘ
ッドからの読取出力信号に基づいて再生信号を得る磁気
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号の磁気テープへの記録、あるい
は、映像信号の記録がなされた磁気テープからの映像信
号の再生を行う装置、所謂、ビデオテープレコーダは、
磁気テープに対する走行案内の役割を果たす外周表面部
分を有したテープ案内シリンダと、その内側に配された
回転磁気ヘッドとを備えるものとされる。テープ案内シ
リンダの外周表面部分は、その上を磁気テープが走行す
るものとされるが、その際、磁気テープはテープ案内シ
リンダの外周表面部分に対して予め設定された巻付角を
もって巻き付けられた状態をとるものとされる。そして
、テープ案内シリンダは、例えば、その中心軸方向に分
割されて固定部と回転部とを形成するものとされ、回転
部が固定部に対して予め設定された回転数をもって回転
せしめられる。回転磁気ヘッドは、例えば、テープ案内
シリンダにおける回転部に取り付けられて、テープ案内
シリンダの固定部と回転部との間に位置するものとされ
、テープ案内シリンダにおける回転部の回転に伴って回
転し、その磁気ギャップ形成部をテープ案内シリンダの
外周表面部分に臨ませて、1回転期間中にテープ案内シ
リンダの外周表面部分上を走行する磁気テープをその進
行方向に対して斜めに走査し、磁気テープに対する信号
の記録、あるいは、磁気テープからの信号の読取りを行
う。
【0003】斯かるテープ案内シリンダ及び回転磁気ヘ
ッドが用いられるもとでの磁気テープにおける映像信号
の記録は、各々が磁気テープの長手方向に対して所定の
傾斜角をもって伸びるものとされた多数の記録トラック
が平行に配列形成され、通常、各記録トラックに映像信
号の1フィールド期間分が記録されるようにして行われ
る。従って、1回転期間中に磁気テープを進行方向に対
して斜めに走査する回転磁気ヘッドは、記録動作時にお
いては、各回転毎に磁気テープ上に映像信号の1フィー
ルド期間分を記録して1本の記録トラックを形成し、ま
た、読取動作時においては、各回転毎に磁気テープをそ
れに形成された記録トラックに沿って走査して映像信号
の1フィールド期間分を読み取るものとされる。
【0004】このようなビデオテープレコーダについて
は、機構に関する仕様,信号記録及び信号再生動作に関
する仕様,動作制御に関する仕様等を異にする多数の方
式が提案されているが、それらのうちの一つに準拠する
標準的ビデオテープレコーダとして、テープ案内シリン
ダの径が、例えば、40mmとされ、テープ案内シリン
ダの外周表面に対する磁気テープの巻付角(以下、テー
プ巻付角という)が、例えば、 180度とされ、テー
プ案内シリンダにおける回転部の回転数(以下、シリン
ダ回転数という)、即ち、回転磁気ヘッドの回転数が略
29.97rpsとされ、回転磁気ヘッドがその数が2
個とされて 180度の回転角度間隔をもって配される
ようにされたものがある。斯かる標準的ビデオテープレ
コーダは、そのテープ案内シリンダの径が比較的小とさ
れたものの部類に属するものであり、それに採用された
テープ案内シリンダ及び回転磁気ヘッドが、夫々、標準
テープ案内シリンダ及び標準回転磁気ヘッドとされる。
【0005】また、上述の如くの標準的ビデオテープレ
コーダに対して、さらに小型・軽量化を進めるべく、テ
ープ案内シリンダの径を、標準テープ案内シリンダの径
より一層小なるものとし、しかも、標準的ビデオテープ
レコーダとの互換性を有した小型ビデオテープレコーダ
を構成することが提案されている。斯かる小型ビデオテ
ープレコーダについては、磁気テープ上における記録フ
ォーマットに関しての標準的ビデオテープレコーダとの
互換性の観点から、(1)それにより磁気テープ上に形
成される記録トラックの長さが、標準的ビデオテープレ
コーダにより磁気テープ上に形成される記録トラックの
長さと等しくなること、(2)それにより磁気テープ上
に記録される映像信号の1フィールド期間分についての
周期が、標準的ビデオテープレコーダにより磁気テープ
上に記録される映像信号の1フィールド期間分について
の周期と等しくなること、の2条件を満たすものとされ
ることが要求される。
【0006】それゆえ、小型ビデオテープレコーダにつ
いての、標準的ビデオテープレコーダに対する、テープ
案内シリンダの径の比をa,テープ巻付角の比をb,シ
リンダ回転数の比をcとすると、上記(1)及び(2)
の条件を満たすためには、a・b=1,b/c=1とい
う関係が成立し、かつ、回転磁気ヘッドの数が4個以上
の偶数個であることが必要とされる。そこで、例えば、
a=2/3 ,b=c=3/2 に選定されるとともに
、回転磁気ヘッドの数が4個に選定され、それにより、
テープ案内シリンダの径を40mm・2/3 ≒26.
67mm ,テープ巻付角を 270度,シリンダ回転
数を44.955rps とし、4個の回転磁気ヘッド
を有する小型ビデオテープレコーダが構成されることに
なる。
【0007】しかしながら、このようにして構成される
小型ビデオテープレコーダは、回転磁気ヘッドの数が、
標準的ビデオテープレコーダに比して増加せしめられて
、4個設けられることが必要とされることになるが、上
述の如くに径を略 26.67mmとする極めて小径な
テープ案内シリンダの内側に4個の独立した回転磁気ヘ
ッドが組み付けられることには、少なからぬ困難を伴う
ことになり、また、4個の回転磁気ヘッドの取付精度が
良好でないものとなってしまう虞がある。さらに、例え
ば、早送り再生(Cue 再生) ,巻戻し再生(Re
view再生) ,静止画再生(Still再生) 等
の変速再生の際に使用される変速再生用回転磁気ヘッド
の付加が著しく困難とされ、それにより、所謂、ノイズ
レス変速再生は行われないことになってしまう。
【0008】そこで、上述の如くに、例えば、径を40
mmとする標準テープ案内シリンダ、及び、回転数が約
29.97rpsとされる2個の標準回転磁気ヘッドを
有する標準的ビデオテープレコーダに比して、テープ案
内シリンダの径が、例えば、略 26.67mmの如く
にさらに小とされ、しかも、回転磁気ヘッドの数の増加
をまねくことなく、磁気テープ上の記録フォーマットに
関しての標準的ビデオテープレコーダとの互換性を具え
るものとされた小型ビデオテープレコーダも、本願出願
人によって提案されている(特願平 3−90431号
)。このような、回転磁気ヘッドの数の増加を伴わない
小型ビデオテープレコーダにあっては、テープ案内シリ
ンダの径が、例えば、標準テープ案内シリンダの径(4
0mm)の 2/3倍、即ち、略 26.67mmとさ
れ,テープ巻付角が標準的ビデオテープレコーダにおけ
るテープ巻付角( 180度)の 3/2倍、即ち、略
 270度とされ,回転磁気ヘッドの回転数が標準回転
磁気ヘッドの回転数(略29.97rps) の2倍、
即ち、略59.94rpsとされ、さらに、2個の回転
磁気ヘッドの間の回転角度間隔が2個の標準回転磁気ヘ
ッドの間の回転角度間隔 ( 180度) より小であ
る略45度に選定されたものとされる。そして、斯かる
もとで、記録動作時においては、記録されるべき映像信
号が所定の時間圧縮率をもって時間軸圧縮され、時間軸
圧縮された映像信号に基づいて形成された記録用映像信
号が、2個の回転磁気ヘッドによって磁気テープに記録
され、また、再生動作時においては、磁気テープに記録
された記録用映像信号が2個の回転磁気ヘッドによって
交互に読み取られ、2個の回転磁気ヘッドの夫々からの
読取信号出力中に得られる記録用映像信号が、記録動作
時における時間圧縮率に対応する時間伸長率をもって時
間軸伸長されて、再生映像信号が得れるようにされる。
【0009】このように構成される、径が略 26.6
7mmとされた小型テープ案内シリンダと回転角度間隔
が略45度とされた2個の回転磁気ヘッドとを備えた小
型ビデオテープレコーダは、テープ案内シリンダの径が
標準的ビデオテープレコーダにおけるテープ案内シリン
ダの径より小とされるにもかかわらず、回転磁気ヘッド
の数の増加がまねかれることなく、磁気テープ上の記録
フォーマットに関しての標準的ビデオテープレコーダと
の互換性が具えられたものとされることになる。
【0010】図2は、上述の径が略 26.67mmと
された小型テープ案内シリンダと回転角度間隔が略45
度とされた2個の回転磁気ヘッドとを備えた小型ビデオ
テープレコーダにおける記録系の概略を示す。斯かる記
録系においては、記録信号入力端子11を通じて、例え
ば、NTSC方式に準拠したカラーテレビジョン信号と
される映像信号と音声信号とを含んだ記録されるべき信
号SVが導入され、その記録信号入力端子11からの信
号SVが時間軸圧縮記録用信号形成部12に供給される
。時間軸圧縮記録用信号形成部12においては、信号S
V中の映像信号を構成する輝度信号が、その1フィール
ド期間分を単位として、例えば、時間圧縮率 3/4を
もって時間軸圧縮され、時間軸圧縮された輝度信号によ
る周波数変調(FM)処理が行われて得られる時間軸圧
縮FM輝度信号,信号SV中の映像信号を構成する搬送
色信号が、その1フィールド期間分を単位として、例え
ば、時間圧縮率 3/4をもって時間軸圧縮され、時間
軸圧縮された搬送色信号が低域側に周波数変換されて得
られる時間軸圧縮低域変換色信号、及び、信号SV中の
音声信号が、その1フィールド期間分を単位として、例
えば、時間圧縮率 3/4をもって時間軸圧縮され、時
間軸圧縮された音声信号によるFM処理が行われて得ら
れる時間軸圧縮FM音声信号が周波数多重合成されて、
時間軸圧縮記録用信号Smが形成される。
【0011】斯かる時間軸圧縮記録用信号Smは、図3
におけるAに示される如く、信号SV中の映像信号にお
ける各フレーム期間を形成する2フィールド期間のうち
の第1フィールド期間の開始時点から、例えば、期間F
t・202.5/360 (但し、Ftはフィールド期
間をあらわし、例えば、1/60秒である)を経た時点
をT1とし、映像信号Yにおける各フレーム期間を形成
する2フィールド期間のうちの第2フィールド期間の開
始時点から、例えば、期間Ft・247.5/360 
を経た時点をT2としたもとで、時点T1から開始され
て期間Ft・3/4 だけ継続する、時間軸圧縮FM輝
度信号,時間軸圧縮低域変換色信号及び時間軸圧縮FM
音声信号の夫々の第1フィールド期間分が周波数多重合
成されて得られた1フィールド期間分Sm(n),Sm
(n+2),・・・と、時点T2から開始されて期間F
t・3/4だけ継続する、時間軸圧縮FM輝度信号,時
間軸圧縮低域変換色信号及び時間軸圧縮FM音声信号の
夫々の第2フィールド期間分が周波数多重合成されて得
られた1フィールド期間分Sm(n−1),Sm(n+
1),・・・とが交互に連なるものとされ、スイッチ1
3の可動接点13aに供給される。
【0012】スイッチ13は、制御端子14から供給さ
れるスイッチ制御信号SWによって、その可動接点13
aと選択接点13b及び13cとの接続状態が制御され
る。スイッチ制御信号SWは、図3におけるBに示され
る如く、時間軸圧縮記録用信号Smにおける1フィール
ド期間分Sm(n),Sm(n+2),・・・の夫々を
含む期間において低レベルLをとるとともに、時間軸圧
縮記録用信号Smにおける1フィールド期間分Sm(n
−1),Sm(n+1),・・・の夫々を含む期間にお
いて高レベルHをとるものとされ、スイッチ13は、ス
イッチ制御信号SWが低レベルLをとるとき可動接点1
3aを選択接点13bに接続し、スイッチ制御信号SW
が高レベルHをとるとき可動接点13aを選択接点13
cに接続する。それにより、スイッチ13の選択接点1
3bから、図3におけるCに示される如くの、1フィー
ルド期間分Sm(n),Sm(n+2),・・・が間歇
的に連なって形成される第1の記録用信号成分Smaが
導出され、それが記録増幅部15Aを通じて回転磁気ヘ
ッド21Aに供給されるとともに、スイッチ13の選択
接点13cから、図3におけるDに示される如くの、1
フィールド期間分Sm(n−1),Sm(n+1),・
・・が間歇的に連なって形成される第2の記録用信号成
分Smbが導出され、それが記録増幅部15Bを通じて
回転磁気ヘッド21Bに供給される。
【0013】回転磁気ヘッド21A及び21Bの夫々は
、相互に異なるギャップアジマスを有するものとされ、
テープ案内シリンダ22における回転部に取り付けられ
て、テープ案内シリンダ22における回転部と固定部と
の間に配されており、テープ案内シリンダ22における
回転部に伴って回転し、磁気ギャップ形成部をテープ案
内シリンダ22の外周表面部分上を走行する磁気テープ
23に当接させて、磁気テープ23をその走行方向に対
して所定の交差角をなす方向に走査する。そして、回転
磁気ヘッド21A及び21Bのテープ案内シリンダ22
における回転部に対しての取付状態は、図2に示される
如く、回転磁気ヘッド21Aと回転磁気ヘッド21Bと
間の回転角度間隔が略45度となるようにされる。
【0014】磁気テープ23は、キャプスタン駆動モー
タ24によって回転駆動されるキャプスタン25とキャ
プスタン25に磁気テープ23を挾んで対接するピンチ
ローラ26とによって走行せしめられ、キャプスタン駆
動モータ24はキャプスタンサーボ制御回路27によっ
て制御されて、磁気テープ23に所定の走行速度をとら
せる。また、回転磁気ヘッド21A及び21Bが取り付
けられたテープ案内シリンダ22における回転部は、シ
リンダ駆動モータ30によって回転駆動され、シリンダ
駆動モータ30はシリンダサーボ制御回路31によって
制御されて、テープ案内シリンダ22における回転部、
従って、回転磁気ヘッド21A及び21Bに予め設定さ
れた所定の回転速度をとらせる。回転磁気ヘッド21A
及び21Bは、例えば、図2における矢印XHにより示
される方向に回動せしめられる。
【0015】テープ案内シリンダ22の径,テープ案内
シリンダ22についてのテープ巻付角、及び、シリンダ
回転数、即ち、回転磁気ヘッド21A及び21Bの回転
数は、前述の如くに、標準的ビデオテープレコーダを基
準として定められており、テープ案内シリンダ22の径
が略26.67mm に設定され、テープ案内シリンダ
22についてのテープ巻付角が略 270度に設定され
、さらに、2個の回転磁気ヘッド21A及び21Bの回
転数が略59.94rpsに設定されており、従って、
回転磁気ヘッド21A及び21Bの1回転の期間は略1
/60秒であってフィールド期間Ftに略一致する。そ
して、回転磁気ヘッド21A及び21Bの夫々の磁気テ
ープ23に対してのそれに記録トラックを形成すること
になる記録走査の状態は、回転磁気ヘッド21Aが、図
3におけるEに示される如く、その1回転おきの1回転
の夫々の期間中において、供給される第1の記録用信号
成分Sma中の1フィールド期間分Sm(n),Sm(
n+2),・・・の夫々が到来する期間に磁気テープ2
3を記録走査し、また、回転磁気ヘッド21Bが、図3
におけるFに示される如く、その1回転おきの1回転の
夫々の期間中において、供給される第2の記録用信号成
分Smb中の1フィールド期間分Sm(n−1),Sm
(n+1),・・・の夫々が到来する期間に磁気テープ
23を記録走査するものとされる。それにより、回転磁
気ヘッド21A及び21Bの各々が磁気テープ23を交
互に記録走査する毎に、第1の記録用信号成分Sma中
の1フィールド期間分Sm(n),Sm(n+2),・
・・の夫々、及び、第2の記録用信号成分Smb中の1
フィールド期間分Sm(n−1),Sm(n+1),・
・・の夫々が、磁気テープ23上にその長手方向に対し
て一定の傾斜角をなして形成される記録トラックをもっ
て交互に記録される。
【0016】このようにして、図4に示される如くに、
磁気テープ23上には、回転磁気ヘッド21Aの1回転
おきの1回転毎に記録トラックTaが形成されるととも
に、回転磁気ヘッド21Bの1回転おきの1回転毎に記
録トラックTbが形成され、各記録トラックTbが相互
隣接する2本の記録トラックTaの各組の間に配される
状態とされて、回転磁気ヘッド21Aによる記録トラッ
クTaと回転磁気ヘッド21Bによる記録トラックTb
とが交互に平行配列形成される。斯かる際、回転磁気ヘ
ッド21Aと回転磁気ヘッド21Bとは、相互間の回転
角度間隔を略45度とするものとされているので、図4
における矢印XHにより示される方向に回転せしめられ
る回転磁気ヘッド21A及び21Bの磁気テープ23(
矢印XTにより示される方向に走行する)に対する走査
は、先ず、回転磁気ヘッド21Aによる走査が開始され
、それに続き、略45度の回転角度間隔に対応する時間
だけ遅れて、回転磁気ヘッド21Bによる走査が開始さ
れる状態のもとに行われる。従って、仮に、回転磁気ヘ
ッド21Aと回転磁気ヘッド21Bとが、磁気テープ2
3に対する走査方向に、それに直交する方向における位
置の差(段差)を伴うことなく、一直線上に配されてい
るとすると、図4において実線により示される回転磁気
ヘッド21Aによる記録走査によって記録トラックTa
が形成された後、回転磁気ヘッド21Bによる記録走査
によって記録トラックTbが形成されるにあたり、回転
磁気ヘッド21Bが図4において一点鎖線により示され
る位置21B’をとることになって、記録トラックTb
が相互隣接する2本の回転磁気ヘッド21Aの間におけ
る中央に配されないものとなり、磁気テープ23上にお
いて記録トラックTaと記録トラックTbとが等間隔を
もって形成されるものではないものとされてしまう。
【0017】そこで、実際には、図5に示される如く、
回転磁気ヘッド21Bが、回転磁気ヘッド21Aに対し
て、磁気テープ23に対する走査方向に直交する方向に
、略45度とされた回転角度間隔に対応する時間内にお
ける磁気テープ23のそれに対する回転磁気ヘッド21
Bによる走査方向に直交する方向の移動距離に対応する
段差STが設けられたものとされている。斯かる段差S
Tが設けられることにより、回転磁気ヘッド21Aによ
る記録走査によって記録トラックTaが形成された後、
回転磁気ヘッド21Bによる記録走査によって記録トラ
ックTbが形成されるにあたり、回転磁気ヘッド21B
が図4において実線により示される、位置21B’より
段差STだけ回転磁気ヘッド21Aに近接した位置をと
ることになって、記録トラックTbが相互隣接する2本
の記録トラックTaの間における中央に配されることに
なるものとされ、磁気テープ23上において記録トラッ
クTaとTbとが等間隔をもって形成される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ビデオテープ
レコーダにおいて再生動作が行われるに際しては、磁気
テープの走行速度が記録動作時における磁気テープの走
行速度である基準速度とされたもとで回転磁気ヘッドに
よる磁気テープからの信号読取りが行われる通常再生動
作モードに加えて、磁気テープの走行速度が基準速度と
は異なるものとされたもとで回転磁気ヘッドによる磁気
テープからの信号読取りが行われる早送再生動作モード
( Cue再生動作モード),巻戻再生動作モード(R
eview再生動作モード),静止画再生動作モード(
 Still再生動作モード)等の変速再生動作モード
が選択的にとられる。このような変速再生動作モードの
うち、 Cue再生動作モードあるいはReview再
生動作モードがとられるにあたっては、その時出力され
る再生映像信号に基づいて画像表示装置上に得られる再
生画面に関し、信号の不連続に起因してあらわれる顕著
なノイズバーが抑制されることが望まれる。
【0019】このような再生画面にあらわれる顕著なノ
イズバーを抑制するためには、再生映像信号が、2個の
回転磁気ヘッドの各々から交互に得られる読取出力信号
の夫々に基づいて順次形成されることが必要とされ、そ
のためには、 Cue再生動作モードあるいはRevi
ew再生動作モードのもとにおいて、相互に相違するギ
ャップアジマスを有した2個の回転磁気ヘッドの各回転
毎に、2個の回転磁気ヘッドのうちの一方及び他方が、
交互に、磁気テープに対する走査の開始位置を、2個の
回転磁気ヘッドのうちの一方のギャップアジマスに相当
するギャップアジマスを有した回転磁気ヘッドにより形
成された記録トラック上に置くものとなるようにされる
とともに、2個の回転磁気ヘッドの各回転毎に、2個の
回転磁気ヘッドのうちの一方及び他方からの再生出力信
号が交互に取り出されることが、ノイズバー抑制条件と
して要求される。そして、2個の回転磁気ヘッドが 1
80度の回転角度間隔をもって配される標準的ビデオテ
ープレコーダにあっては、 Cue再生動作モードある
いはReview再生動作モードにおいては、磁気テー
プの走行速度が基準速度の偶数倍に選定されることによ
り、2個の回転磁気ヘッドが、夫々の半回転毎に交互に
、磁気テープに対する走査の開始位置を奇数本おきの記
録トラック上に置くものとされることになり、斯かるも
とで、2個の回転磁気ヘッドの夫々の半回転毎に2個の
回転磁気ヘッドからの読取出力信号が交互に取り出され
ることによって、上述のノイズバー抑制条件が満足せし
められることになる。
【0020】しかしながら、前述の如くの、例えば、径
が略 26.67mmとされた小型テープ案内シリンダ
と回転角度間隔が略45度とされた2個の回転磁気ヘッ
ドとを備えた小型ビデオテープレコーダにおいて、それ
により映像信号の記録がなされた磁気テープから再生映
像信号を得るに際して Cue再生動作モードあるいは
Review再生動作モードがとられる場合にあっては
、2個の回転磁気ヘッド間の回転角度間隔が180度と
されていないことにより、2個の回転磁気ヘッドが 1
80度の回転角度間隔をもって配される標準的ビデオテ
ープレコーダの場合と同様の手法によっては、上述のノ
イズバー抑制条件を満足させることができないことにな
ってしまう。
【0021】斯かる点に鑑み、本発明は、例えば、テー
プ案内シリンダの径が40mm, テープ巻付角が 1
80度,回転磁気ヘッドの数が2個,回転磁気ヘッドの
回転数が略29.97rpsとされる標準的ビデオテー
プレコーダに比して、テープ案内シリンダの径がさらに
小とされたもとで、回転磁気ヘッドの数の増加をまねく
ことなく、磁気テープにおける記録フォーマットに関し
ての標準的ビデオテープレコーダとの互換性を具えるも
のとされた小型ビデオテープレコーダによって映像信号
の記録がなされた磁気テープから映像信号を再生するこ
とができ、しかも、このような小型ビデオテープレコー
ダによって映像信号の記録がなされた磁気テープからの
映像信号の再生にあたり、例えば、 Cue再生動作モ
ード,Review再生動作モード等の変速再生動作モ
ードがとられる際において、その時出力される再生映像
信号に基づいて画像表示装置上に得られる再生画面をノ
イズバーが抑制されたものとなすことができる磁気再生
装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
、本発明に係る磁気再生装置は、記録用信号が複数の平
行配列された記録トラックを形成して記録された磁気テ
−プを所定の走行速度をもって走行させる磁気テープ駆
動部と、その磁気テープ駆動部に対する動作制御を行う
テープ走行速度制御部と、磁気テープ駆動部により走行
せしめられる磁気テープを接触走査すべく回動せしめら
れ、磁気テープの走行速度が基準速度とされる通常再生
動作モードがとられるもとにあっては、各々が各回転毎
に交互に磁気テ−プをそれに形成された複数の平行配列
された記録トラックの夫々に対する適正なトラッキング
状態をもって走査し、記録トラックの夫々に記録された
記録用信号を読み取るものとされた2個の回転磁気ヘッ
ドと、2個の回転磁気ヘッドの各回転毎に2個の回転磁
気ヘッドの夫々からの読取出力信号を交互に取り出す読
取出力信号取出部と、読取出力信号取出部により取り出
された読取出力信号に基づいて再生信号を得る信号再生
処理部とを備えたもとで、磁気テープの走行速度が基準
速度とは異なるものとされる特定の変速再生動作モード
がとられる際に、2個の回転磁気ヘッドについての設定
された回転角度間隔がα度であり、Mを偶数としたとき
、テープ走行速度制御部によって磁気テープ駆動部が、
磁気テ−プの走行速度を基準速度のN倍となすとともに
、式:M=N(1+α/360 )−α/360 によ
ってあらわされる関係が満足せしめられる状態とすべく
制御されるものとされて、構成される。
【0023】本発明に係る磁気再生装置にあっては、2
個の回転磁気ヘッドについての設定された回転角度間隔
がα度とされたもとで、 Cue再生動作モード,Re
view再生動作モード等の磁気テープの走行速度が基
準速度とは異なるものとされる特定の変速再生動作モー
ドがとられる際に、磁気テ−プの走行速度が基準速度の
N倍とされるとともに、式:M=N(1+α/360 
)−α/360         ・・・・・・・・(
a)によってあらわされる関係が満足せしめられる状態
とされる。そして、前述の図2に示される如くの小型ビ
デオテープレコーダにおける記録系により映像信号の記
録がなされて、図4に示される如くに記録トラックが平
行配列形成された磁気テープから、 Cue再生動作モ
ードあるいはReview再生動作モードがとられたも
とで映像信号の再生がなされるにあたり、回転磁気ヘッ
ドの夫々の回転周期をTtとし、磁気テープについての
基準速度をVtとして、満足せしめられる関係をあらわ
す式(a)の両辺にTt・Vtを乗算すると、 式:Tt・Vt・M=Tt・Vt・N(1+α/360
 )−Tt・Vt・α/360           
        =Tt・Vt・N  +  Tt・V
t・N・α/360                
         −Tt・Vt・α/360    
       ・・・・・(b)によってあらわされる
関係が成立する。
【0024】斯かる式(b)における右辺の第1項:T
t・Vt・Nは、2個の回転磁気ヘッドの夫々が1回転
する間に磁気テープが移動する距離をあらわし、第2項
:Tt・Vt・N・α/360 は、2個の回転磁気ヘ
ッドの夫々がそれらの間の回転角度間隔に相当する角度
範囲を回転する間に磁気テープが移動する距離をあらわ
し、第3項:Tt・Vt・α/360 は、通常再生動
作時に2個の回転磁気ヘッドの夫々を磁気テープ上に等
間隔をもって形成された記録トラックの夫々に対する適
正なトラッキング状態をもって磁気テープを交互に走査
するものとなすべく設けられた、2個の回転磁気ヘッド
相互間における磁気テープに対する走査方向に直交する
方向の段差(図4における段差STに相当する)に対応
する磁気テープの走行方向に沿った距離(図4における
距離LSに相当する)をあらわす。従って、このような
第1項と第2項との和から第3項を減じる式(b)の右
辺は、相互間回転角度間隔がαとされた2個の回転磁気
ヘッドのうちの回転方向において先行する一方が磁気テ
ープに対する走査を開始した時点から、2個の回転磁気
ヘッドの夫々が一回転した後、一方に追従する他方が磁
気テープに対する走査を開始する時点までの間に、磁気
テープが移動する距離をあらわす。
【0025】一方、Tt・Vtは、磁気テープ上に等間
隔をもって形成された記録トラックについてのピッチ(
図4におけるPTに相当する)に対応する磁気テープの
走行方向に沿った距離(図4におけるLPに相当する)
、さらには、通常再生動作時における2個の回転磁気ヘ
ッドの夫々による磁気テープに対する走査についてのピ
ッチに対応する磁気テープの走行方向に沿った距離をあ
らわすので、式(b)の左辺:Tt・Vt・Mは、磁気
テープ上に等間隔をもって形成された記録トラックにつ
いてのピッチに対応する磁気テープの走行方向に沿った
距離の偶数倍の距離をあらわす。そして、斯かる左辺は
等号によって右辺に結ばれているので、相互間回転角度
間隔がαとされた2個の回転磁気ヘッドのうちの回転方
向において先行する一方が磁気テープに対する走査を開
始した時点から、2個の回転磁気ヘッドの夫々が一回転
した後、一方に追従する他方が磁気テープに対する走査
を開始する時点までの間に、磁気テープが移動する距離
は、磁気テープ上に等間隔をもって形成された記録トラ
ックについてのピッチに対応する磁気テープの走行方向
に沿った距離の偶数倍とされることになる。
【0026】従って、 Cue再生動作モードあるいは
Review再生動作モードがとられたもとにおいては
、2個の回転磁気ヘッドの或る1回転期間において2個
の回転磁気ヘッドのうちの一方が磁気テープに対する走
査を或る記録トラック上から開始した後、2個の回転磁
気ヘッドの次の1回転期間において2個の回転磁気ヘッ
ドのうちの他方が磁気テープに対する走査を或る記録ト
ラックから奇数本の記録トラックをおいた他の記録トラ
ック上から開始する状態とされる。
【0027】そして、読取出力信号取出部によって2個
の回転磁気ヘッドの各回転毎に2個の回転磁気ヘッドの
夫々からの読取出力信号が交互に取り出され、それに基
づいて再生信号が形成されるので、 Cue再生動作モ
ードあるいはReview再生動作モードがとられる際
において、前述のノイズバー抑制条件が満たされること
になり、その時出力される再生映像信号に基づいて画像
表示装置上に得られる再生画面がノイズバーが抑制され
たものとされる。
【0028】
【実施例】図1は、本発明に係る磁気再生装置の一例を
示し、この例は、図2に示される小型ビデオテープレコ
ーダにおける記録系により時間軸圧縮記録用信号Smの
記録がなされて、図4に示される如くに、記録トラック
Ta及びTbが平行配列形成された磁気テープ23から
、カラーテレビジョン信号を形成する輝度信号,搬送色
信号及び音声信号を再生するものとされている。そして
、この例においては、読取用の回転磁気ヘッドとして、
図2に示される記録系における2個の回転磁気ヘッド2
1A及び21Bと同様なものが備えられ、また、テープ
案内シリンダも図2に示される記録系におけるテープ案
内シリンダ22と同様なものが備えられており、図1に
おいては、このような回転磁気ヘッド,テープ案内シリ
ンダ、さらには、その他の図2に示される記録系におけ
る装置,回路部等に対応する装置,回路部等が、図2と
共通の符号が付されて示されている。
【0029】図1に示される磁気再生装置の例において
は、テープ案内シリンダ22の径が、標準テープ案内シ
リンダの径(40mm)の 2/3倍、即ち、略 26
.67mmとされ,また、テープ巻付角が標準的ビデオ
テープレコーダにおけるテープ巻付角( 180度)の
 3/2倍、即ち、略 270度とされている。さらに
、2個の回転磁気ヘッド21A及び21Bが、相互に異
なるギャップアジマスを有するものとされ、また、相互
間の回転角度間隔が2個の標準回転磁気ヘッドの間の回
転角度間隔 ( 180度)より小である略45度とな
るようにされるとともに、図5に示される如くに相互間
の段差STを有するものとされて、テープ案内シリンダ
22の回転部に取り付けられている。回転磁気ヘッド2
1A及び21Bが取り付けられたテープ案内シリンダ2
2における回転部は、シリンダ駆動モータ30によって
回転駆動され、シリンダ駆動モータ30はシリンダサー
ボ制御回路31によって制御されて、テープ案内シリン
ダ22における回転部、従って、回転磁気ヘッド21A
及び21Bを、回転数を標準回転磁気ヘッドの回転数(
略29.97rps) の2倍、即ち、略59.94r
psとしたもとで、矢印XHにより示される方向に回転
させる。従って、回転磁気ヘッド21A及び21Bの1
回転の期間は略1/60秒であって、磁気テープ23に
時間軸圧縮記録用信号Smを形成するものとして時間軸
圧縮されて記録された映像信号の元のフィールド期間F
tに略一致する。
【0030】磁気テープ23は、キャプスタン駆動モー
タ24によって回転駆動されるキャプスタン25とキャ
プスタン25に磁気テープ23を挾んで対接するピンチ
ローラ26とによって走行せしめられ、キャプスタン駆
動モータ24はキャプスタンサーボ制御回路27によっ
て制御されて、磁気テープ23に所定の走行速度をとら
せる。
【0031】そして、通常再生動作モードがとられるも
とにおいては、端子42を通じてキャプスタンサーボ制
御回路27に、及び、端子57を通じてスイッチ56に
夫々供給される動作モード設定制御信号CSが、通常再
生動作モードをあらわす、例えば、低レベルをとるもの
とされる。それにより、キャプスタンサーボ制御回路2
7が、キャプスタン駆動モータ24を磁気テープ23に
、それに記録トラックTa及びTbが形成された記録動
作時における走行速度である基準速度をもって走行する
状態をとらせるべく制御し、磁気テープ23の走行速度
が基準速度に設定され、また、スイッチ56が、フィー
ルドメモリ76,80,81及び84の夫々のイネーブ
ル端子に連結された可動接点56cを、イネーブル信号
形成部55に直接的に連結された選択接点56bに接続
する状態とされ、その結果、イネーブル信号形成部55
からのイネーブル信号SEが、常時、スイッチ56を通
じてフィールドメモリ76,80,81及び84の夫々
のイネーブル端子に供給され、フィールドメモリ76,
80,81及び84の夫々が常時書込可能な状態におか
れる。
【0032】このようなもとで、磁気テープ23が基準
速度をもって走行せしめられるとともに、相互間の回転
角度間隔を略45度として配置された相互にギャップア
ジマスを異にする2個の回転磁気ヘッド21A及び21
Bが略59.94rpsとされた回転数をもって矢印X
Hにより示される方向に回転せしめられて、回転磁気ヘ
ッド21A及び21Bが、磁気テープ23をそれに形成
された記録トラックTa及びTbに沿って走査する状態
がとられる。その際、2個の回転磁気ヘッド21A及び
21Bは、相互間に段差STを有して配されているので
、磁気テープ23上に等ピッチをもって交互に平行配列
された記録トラックTa及びTbに対して適正なトラッ
キング状態をとるものとされ、2個の回転磁気ヘッド2
1A及び21Bの夫々の各回転毎に、回転磁気ヘッド2
1Aが記録時におけるギャップアジマスが対応する記録
トラックTaに沿って磁気テープ23を走査して、記録
トラックTaに記録された第1の記録用信号成分Sma
中の時間軸圧縮された1フィールド期間分Sm(n),
Sm(n+2),・・・の夫々を読み取る状態、及び、
回転磁気ヘッド21Bが記録時におけるギャップアジマ
スが対応する記録トラックTbに沿って磁気テープ23
を走査して、記録トラックTbに記録された第2の記録
用信号成分Smb中の時間軸圧縮された1フィールド期
間分Sm(n−1),Sm(n+1),・・・の夫々を
読み取る状態が交互にとられる。
【0033】それにより、回転磁気ヘッド21Aが、図
6のAにおいて斜線をもって示される各回転中の期間に
おいて磁気テープ23を走査して、その1回転おきの1
回転中におけるテープ走査期間毎に、図6におけるCに
示される如くの態様で、第1の記録用信号成分Sma中
の時間軸圧縮された1フィールド期間分Sm(n),S
m(n+2),・・・の夫々を読取出力信号として送出
するものとされ、また、回転磁気ヘッド21Bが、例え
ば、図6のBにおいて斜線をもって示される各回転中の
期間において磁気テープ23を走査して、その1回転お
きの1回転中におけるテープ走査期間毎に、図6におけ
るDに示される如くの態様で、第2の記録用信号成分S
mb中の時間軸圧縮された1フィールド期間分Sm(n
−1),Sm(n+1),・・・の夫々を読取出力信号
として送出するものとされる。
【0034】回転磁気ヘッド21Aから送出される第1
の記録用信号成分Smaの時間軸圧縮された1フィール
ド期間分Sm(n),Sm(n+2),・・・、及び、
回転磁気ヘッド21Bから送出される第2の記録用信号
成分Smbの時間軸圧縮された1フィールド期間分Sm
(n−1),Sm(n+1),・・・が、夫々、再生増
幅部41A及び41Bを通じた後スイッチ43における
選択接点43b及び43cに供給される。スイッチ43
は、制御端子44から供給される、図6におけるEに示
される如くに、回転磁気ヘッド21A及び21Bの各テ
ープ走査期間を含む期間毎に低レベルLと高レベルHと
を交互にとるものとされ、選択接点43bに第1の記録
用信号成分Smaの時間軸圧縮された1フィールド期間
分Sm(n),Sm(n+2),・・・の夫々を含む期
間において低レベルLを、また、選択接点43cに第2
の記録用信号成分Smbの時間軸圧縮された1フィール
ド期間分Sm(n−1),Sm(n+1),・・・を含
む期間において高レベルHをとるスイッチ制御信号SW
によって制御され、スイッチ制御信号SWが低レベルL
をとるとき、可動接点43aが選択接点43bに接続さ
れ、また、スイッチ制御信号SWが高レベルHをとると
き、可動接点43aが選択接点43cに接続されるもの
とされる。それにより、再生増幅部41A及び41Bか
ら交互に得られる第1の記録用信号成分Smaの時間軸
圧縮された1フィールド期間分の夫々及び第2の記録用
信号成分Smbの時間軸圧縮された1フィールド期間分
の夫々が、図6におけるFに示される如くの、一連の時
間軸圧縮記録用信号Smを形成するものとされて、スイ
ッチ43の可動接点43aから導出される。
【0035】スイッチ43の可動接点43aから得られ
る時間軸圧縮記録用信号Smは、それに含まれる時間軸
圧縮FM輝度信号Yf’,時間軸圧縮低域変換色信号C
c’、及び、時間軸圧縮FM音声信号Af’に夫々対応
した高域通過フィルタ(HPF)71,帯域通過フィル
タ(BPF)72及びBPF73に供給される。そして
、HPF71から時間軸圧縮記録用信号Sm中の時間軸
圧縮FM輝度信号Yf’が得られて輝度信号再生処理部
74に供給される。輝度信号再生処理部74においては
、時間軸圧縮FM輝度信号Yf’についての復調処理を
含む各種の処理が行われ、輝度信号再生処理部74から
時間軸圧縮FM輝度信号Yf’に基づく時間軸圧縮輝度
信号Y’が得られて、アナログ/デジタル変換部(A/
D変換部)75に供給される。A/D変換部75におい
ては、時間軸圧縮輝度信号Y’がディジタル化されてデ
ィジタル時間軸圧縮輝度信号DY’が得られ、それがフ
ィールドメモリ76に供給される。
【0036】また、BPF72から時間軸圧縮記録用信
号Sm中の時間軸圧縮低域変換色信号Cc’が得られて
色信号再生処理部77に供給される。色信号再生処理部
77においては、時間軸圧縮低域変換色信号Cc’につ
いての周波数変換処理を含む各種の処理が行われ、色信
号再生処理部77から時間軸圧縮低域変換色信号Cc’
に基づく時間軸圧縮搬送色信号C’が得られて、A/D
変換部78に供給される。A/D変換部78においては
、時間軸圧縮搬送色信号C’がディジタル化されてディ
ジタル時間軸圧縮搬送色信号DC’が得られ、それがデ
コーダ79に供給される。デコーダ79においては、デ
ィジタル時間軸圧縮搬送色信号DC’からディジタル区
分時間軸圧縮色差信号が間歇的に連なって成るディジタ
ル時間軸圧縮赤色色差信号DR’とディジタル区分時間
軸圧縮色差信号が間歇的に連なって成るディジタル時間
軸圧縮青色色差信号DB’とが個別に取り出され、デコ
ーダ79から得られるディジタル時間軸圧縮赤色色差信
号DR’、及び、ディジタル時間軸圧縮青色色差信号D
B’が夫々フィールドメモリ80及びフィールドメモリ
81に供給される。
【0037】さらに、BPF73から時間軸圧縮記録用
信号Sm中の時間軸圧縮FM音声信号Af’が得られて
音声信号再生処理部82に供給される。音声信号再生処
理部82においては、時間軸圧縮FM音声信号Af’に
ついての復調処理を含む各種の処理が行われ、音声信号
再生処理部82から時間軸圧縮FM音声信号Af’に基
づく時間軸圧縮音声信号AU’が得られてA/D変換部
83に供給される。A/D変換部83においては、時間
軸圧縮音声信号AU’がディジタル化されてディジタル
時間軸圧縮音声信号DA’が得られ、それがフィールド
メモリ84に供給される。
【0038】フィールドメモリ76,80,81及び8
4の夫々には、そのイネーブル端子にスイッチ56を通
じたイネーブル信号SEが供給されて書込可能な状態と
されたもとで、タイミングパルス発生部85から送出さ
れる書込用クロックパルスQW及び読出用クロックパル
スQRが供給される。タイミングパルス発生部85には
、スイッチ制御信号SWのレベル変化部分に同期した同
期パルスPvが端子85Aを通じて供給され、タイミン
グパルス発生部85は、書込用クロックパルスQWを、
周波数4・ft/3(ftは、例えば、10〜15MH
zとされる所定の高周波数)を有するものとし、同期パ
ルスPvのタイミングに基づいて、A/D変換部75か
ら送出されるディジタル時間軸圧縮輝度信号DY’の各
フィールド期間分がフィールドメモリ76に供給される
期間毎に間歇的に送出し、また、読出用クロックパルス
QRを周波数ftを有するものとして継続的に送出する
【0039】それにより、フィールドメモリ76におい
ては、書込用クロックパルスQWに従って、ディジタル
時間軸圧縮輝度信号DY’が各フィールド期間分毎に区
分されて書き込まれるとともに、書き込まれたディジタ
ル時間軸圧縮輝度信号DY’の各フィールド期間分が、
読出用クロックパルスQRに従って読み出される。この
とき、読出用クロックパルスQRの周波数ftが書込用
クロックパルスQWの周波数4・ft/3の3/4倍と
されているので、フィールドメモリ76からは、書き込
まれたディジタル時間軸圧縮輝度信号DY’の各フィー
ルド期間分が、その時間軸が4/3の伸長率をもって伸
長されて順次連続的に送出され、全体としてディジタル
輝度信号DYを形成するものとしてディジタル/アナロ
グ変換部(D/A変換部)86に供給される。
【0040】D/A変換部86においては、ディジタル
輝度信号DYがアナログ化されて輝度信号Yが得られ、
それが再生された輝度信号Yとして映像信号出力端子8
7に導出される。
【0041】また、フィールドメモリ80においては、
書込用クロックパルスQWに従って、ディジタル時間軸
圧縮赤色色差信号DR’の各フィールド期間分が順次書
き込まれるとともに、書き込まれたディジタル時間軸圧
縮赤色色差信号DR’の各フィールド期間分が読出用ク
ロックパルスQRに従って順次読み出され、それととも
に、フィールドメモリ81において、書込用クロックパ
ルスQWに従って、ディジタル時間軸圧縮青色色差信号
DB’の各フィールド期間分が順次書き込まれるととも
に、書き込まれたディジタル時間軸圧縮青色色差信号D
B’の各フィールド期間分が読出用クロックパルスQR
に従って順次読み出される。斯かる際にも、読出用クロ
ックパルスQRの周波数ftが書込用クロックパルスQ
Wの周波数4・ft/3の3/4倍とされているので、
フィールドメモリ80からは、書き込まれたディジタル
時間軸圧縮赤色色差信号DR’の各フィールド期間分が
その時間軸が4/3の伸長率をもって伸長されて連続的
に送出され、それによりディジタル赤色色差信号DRが
得られるとともに、フィールドメモリ81から、書き込
まれたディジタル時間軸圧縮青色色差信号DB’の各フ
ィールド期間分がその時間軸が4/3の伸長率をもって
伸長されて連続的に送出され、それによりディジタル青
色色差信号DBが得られる。そして、ディジタル赤色色
差信号DR及びディジタル青色色差信号DBの両者がエ
ンコーダ88に供給され、エンコーダ88においては、
ディジタル赤色色差信号DR及びディジタル青色色差信
号DBの両者が合成されてディジタル搬送色信号DCが
形成され、エンコーダ88から得られるディジタル搬送
色信号DCがD/A変換部89に供給される。
【0042】D/A変換部89においては、ディジタル
搬送色信号DCがアナログ化されて搬送色信号Cが得ら
れ、それが再生された搬送色信号Cとして映像信号出力
端子90に導出される。
【0043】さらに、フィールドメモリ84においては
、書込用クロックパルスQWに従って、ディジタル時間
軸圧縮音声信号DA’がその1フィールド期間分毎に区
分されて書き込まれるとともに、書き込まれたディジタ
ル時間軸圧縮音声信号DA’の1フィールド期間分の夫
々が、読出用クロックパルスQRに従って読み出される
。斯かる際にも、読出用クロックパルスQRの周波数f
tが書込用クロックパルスQWの周波数4・ft/3の
3/4倍とされているので、フィールドメモリ84から
は、書き込まれたディジタル時間軸圧縮音声信号DA’
の1フィールド期間分の夫々がその時間軸が4/3の伸
長率をもって伸長されて連続的に送出され、それらが全
体としてディジタル音声信号DAをなすものとされてD
/A変換部91に供給される。
【0044】そして、D/A変換部91においては、デ
ィジタル音声信号DAがアナログ化されて音声信号AU
が得られ、それが再生された音声信号AUとして音声信
号出力端子92に導出される。
【0045】このようにして、通常再生動作モードのも
とに、磁気テープ23から映像信号を形成する輝度信号
Y及び搬送色信号Cと音声信号AUとを再生する図1に
示される磁気再生装置の例は、標準テープ案内シリンダ
より小径とされたテープ案内シリンダ22を採用してい
るにもかかわらず、回転磁気ヘッドについては2個の回
転磁気ヘッド21A及び21Bを備えるだけで足りるも
のとされる。
【0046】一方、図1に示される磁気再生装置の例に
おいて、 Cue再生動作モード,Review再生動
作モード等の変速再生動作モードがとられるもとにおい
ては、端子42を通じてキャプスタンサーボ制御回路2
7に、及び、端子57を通じてスイッチ56に夫々供給
される動作モード設定制御信号CSが、変速再生動作モ
ードをあらわす、例えば、高レベルをとるものとされる
。それにより、スイッチ56が、フィールドメモリ76
,80,81及び84の夫々のイネーブル端子に連結さ
れた可動接点56cを、スイッチ54を介してイネーブ
ル信号形成部55に連結された選択接点56aに接続す
る状態とされる。
【0047】また、高レベルをとる動作モード設定制御
信号CSを受けたキャプスタンサーボ制御回路27は、
キャプスタン駆動モータ24を、磁気テ−プ23の走行
速度が基準速度のN倍とされ、その際、αを回転磁気ヘ
ッド21Aと回転磁気ヘッド21Bとの間の回転角度間
隔(略45度)をあらわすものとし、かつ、Mが偶数で
あるとして、M=N(1+α/360 )−α/360
 によってあらわされる関係が満足される状態がとられ
るべく制御する。
【0048】磁気テ−プ23が基準速度のN倍とされた
走行速度をもって走行するものとされ、かつ、M=N(
1+α/360 )−α/360 によりあらわされる
関係が満足せしめられる場合には、回転磁気ヘッド21
A及び21Bの夫々の回転周期をTt(≒ 1/59.
94) とし、磁気テープ23についての基準速度をV
tとして、式:Tt・Vt・M=Tt・Vt・N(1+
α/360 )−Tt・Vt・α/360      
             =Tt・Vt・N  + 
 Tt・Vt・N・α/360           
              −Tt・Vt・α/36
0 によってあらわされる関係が成立する。斯かる式に
おいて、Tt・Vt・Nは、回転磁気ヘッド21A及び
21Bの夫々が1回転する間に磁気テープ23が移動す
る距離をあらわし、Tt・Vt・N・α/360 は、
回転磁気ヘッド21A及び21Bの夫々が両者間の回転
角度間隔に相当する角度範囲を回転する間に磁気テープ
23が移動する距離をあらわし、Tt・Vt・α/36
0 は回転磁気ヘッド21A及び21Bの相互間におけ
る段差STに対応する磁気テープ23の走行方向に沿っ
た距離LS(図4参照)をあらわす。従って、上記の式
の右辺は、回転磁気ヘッド21A及び21Bのうちの矢
印XHによりあらわされる回転方向において先行する一
方、即ち、回転磁気ヘッド21Aが磁気テープ23に対
する走査を開始した時点から、回転磁気ヘッド21A及
び21Bの夫々が一回転した後、回転方向において回転
磁気ヘッド21Aに追従する回転磁気ヘッド21Bが磁
気テープ23に対する走査を開始する時点までの間に、
磁気テープ23が移動する距離をあらわすことになる。
【0049】一方、上記の式において、Tt・Vtは、
磁気テープ23上に等ピッチをもって形成された記録ト
ラックTa及びTbについてのピッチPT(図4参照)
に対応する磁気テープ23の走行方向に沿った距離LP
(図4参照)、さらには、通常再生動作時における回転
磁気ヘッド21A及び21Bの夫々による磁気テープ2
3に対する走査についてのピッチに対応する磁気テープ
23の走行方向に沿った距離をあらわすので、上記の式
の左辺:Tt・Vt・Mは、記録トラックTa及びTb
についてのピッチPTに対応する磁気テープ23の走行
方向に沿った距離LPの偶数倍の距離をあらわす。そし
て、上記の式の左辺と右辺とは等号によって結ばれてい
るので、回転磁気ヘッド21Aが磁気テープ23に対す
る走査を開始した時点から、回転磁気ヘッド21A及び
21Bの夫々が一回転した後、回転磁気ヘッド21Bが
磁気テープ23に対する走査を開始する時点までの間に
、磁気テープ23が移動する距離は、記録トラックTa
及びTbについてのピッチPTに対応する磁気テープ2
3の走行方向に沿った距離LPの偶数倍とされることに
なる。
【0050】従って、斯かるもとでは、図7に示される
如く、回転磁気ヘッド21A及び21Bの夫々の或る1
回転期間において回転磁気ヘッド21Aが磁気テープ2
3に対する走査を記録トラックTa上から開始した後、
回転磁気ヘッド21A及び21Bの夫々の次の1回転期
間において回転磁気ヘッド21Bが磁気テープ23に対
する走査を、回転磁気ヘッド21Aが磁気テープ23に
対する走査を開始した記録トラックTaから奇数本の記
録トラックTa及びTbをおいて離れた記録トラックT
a上から開始する状態とされる。従って、このようにし
て磁気テープ23を走査する回転磁気ヘッド21A及び
21Bからは、夫々、複数の記録トラックTaから間歇
的に読み取られて断続的に得られる第1の記録用信号成
分Sma、及び、複数の記録トラックTbから間歇的に
読み取られて断続的に得られる第2の記録用信号成分S
mbが、一定の繰返しタイミングをもって交互に順次導
出されることになる。
【0051】キャプスタンサーボ制御回路27において
、M=N(1+α/360 )−α/360 によって
あらわされる関係を満足するものとして選定されるNの
具体値は、回転磁気ヘッド21A及び21Bの相互間の
回転角間隔は略45度であるのでα=45としたもとで
、Cue 再生動作モードがとられる際には、例えば、
“9”とされ、また、Review再生動作モードがと
られる際には、例えば、“−7”とされる。斯かるもと
では、Cue 再生動作モード時においては、N=9と
されることによりM=10とされ、磁気テープ23が基
準速度の9倍で走行せしめられる9倍速早送再生が行わ
れ、また、Review再生動作モード時においては、
N=−7とされることによりM=−8とされ、磁気テー
プ23が基準速度の7倍で巻戻し方向に走行せしめられ
る7倍速巻戻再生が行われる。
【0052】このような変速再生動作モードがとられた
もとで回転磁気ヘッド21A及び21Bから夫々断続的
に得られる複数の記録トラックTaから間歇的に読み取
られた第1の記録用信号成分Sma及び複数の記録トラ
ックTbから間歇的に読み取られた第2の記録用信号成
分Smbも、通常再生動作モード時と同様にして、再生
増幅部41A及び41Bを通じ、スイッチ制御信号SW
によって制御されるスイッチ43を通じて交互に取り出
されて、断続的な時間軸圧縮記録用信号Smとされる。 そして、スイッチ43からの断続的な時間軸圧縮記録用
信号Smが、HPF71,BPF72及びBPF73の
夫々に供給され、通常再生動作モード時と同様にして、
A/D変換部75から断続的な時間軸圧縮記録用信号S
mに基づくディジタル時間軸圧縮輝度信号DY’が送出
されてフィールドメモリ76に供給され、また、A/D
変換部78から断続的な時間軸圧縮記録用信号Smに基
づくディジタル時間軸圧縮搬送色信号DC’が得られ、
さらに、デコーダ79から断続的な時間軸圧縮記録用信
号Smに基づくディジタル時間軸圧縮赤色色差信号DR
’とディジタル時間軸圧縮青色色差信号DB’とが個別
に取り出されてフィールドメモリ80及び81に夫々供
給され、さらに、A/D変換部83から断続的な時間軸
圧縮記録用信号Smに基づくディジタル時間軸圧縮音声
信号DA’が送出されてフィールドメモリ84に供給さ
れる。
【0053】また、スイッチ43からの断続的な時間軸
圧縮記録用信号Smは、エンベロープ検出部51にも供
給され、エンベロープ検出部51から、断続的な時間軸
圧縮記録用信号Smのエンベロープに応じたレベルを有
した検出出力信号SAが得られてレベル比較部52に供
給される。レベル比較部52においては、エンベロープ
検出部51からの検出出力信号SAのレベルが基準電圧
源53から得られる基準電圧VRが有する所定の一定レ
ベルと比較され、レベル比較部52から、検出出力信号
SAのレベルが基準電圧VRのレベル以上のとき高レベ
ルをとり、その他のとき低レベルをとるレベル比較出力
信号SQが得られて、それがスイッチ54に供給される
。スイッチ54は、レベル比較出力信号SQが高レベル
をとるときオン状態をとるものとされて、イネーブル信
号形成部55からのイネーブル信号SEが、スイッチ5
4及びスイッチ56を通じてフィールドメモリ76,8
0,81及び84の夫々におけるイネーブル端子に供給
されるようにし、また、レベル比較出力信号SQが低レ
ベルをとるときオフ状態をとるものとされて、イネーブ
ル信号形成部55からのイネーブル信号SEのフィール
ドメモリ76,80,81及び84の夫々におけるイネ
ーブル端子への供給を阻止する。斯かるレベル比較部5
2からのレベル比較出力信号SQに応じたスイッチ54
の作動により、フィールドメモリ76,80,81及び
84の夫々は、スイッチ43からの断続的な時間軸圧縮
記録用信号Smが所定以上のレベルを有するものとされ
るとき、即ち、断続的な時間軸圧縮記録用信号Smが回
転磁気ヘッド21A及び21Bにより適正に読み出され
たものであるときのみ書込可能状態とされることになる
【0054】従って、フィールドメモリ76においては
、回転磁気ヘッド21A及び21Bにより適正に読み出
された時間軸圧縮記録用信号Smに基づくディジタル時
間軸圧縮輝度信号DY’が、タイミングパルス発生部8
5からの書込用クロックパルスQWに従って書き込まれ
るとともに、書き込まれたディジタル時間軸圧縮輝度信
号DY’が、タイミングパルス発生部85からの読出用
クロックパルスQRに従って読み出され、フィールドメ
モリ76からは、書き込まれたディジタル時間軸圧縮輝
度信号DY’がその時間軸が4/3の伸長率をもって伸
長されて送出され、ディジタル輝度信号DYを形成する
ものとしてD/A変換部86に供給される。D/A変換
部86においては、ディジタル輝度信号DYがアナログ
化されて輝度信号Yが得られ、それが変速再生動作モー
ドのもとで再生された輝度信号Yとして映像信号出力端
子87に導出される。
【0055】また、フィールドメモリ80においては、
回転磁気ヘッド21A及び21Bにより適正に読み出さ
れた時間軸圧縮記録用信号Smに基づくディジタル時間
軸圧縮赤色色差信号DR’が書込用クロックパルスQW
に従って書き込まれるとともに、書き込まれたディジタ
ル時間軸圧縮赤色色差信号DR’が読出用クロックパル
スQRに従って順次読み出され、それとともに、フィー
ルドメモリ81において、回転磁気ヘッド21A及び2
1Bにより適正に読み出された時間軸圧縮記録用信号S
mに基づくディジタル時間軸圧縮青色色差信号DB’が
書込用クロックパルスQWに従って書き込まれるととも
に、書き込まれたディジタル時間軸圧縮青色色差信号D
B’が読出用クロックパルスQRに従って読み出される
。そして、フィールドメモリ80からは、書き込まれた
ディジタル時間軸圧縮赤色色差信号DR’がその時間軸
が4/3の伸長率をもって伸長されて送出され、それに
よりディジタル赤色色差信号DRが得られるとともに、
フィールドメモリ81から、書き込まれたディジタル時
間軸圧縮青色色差信号DB’がその時間軸が4/3の伸
長率をもって伸長されて連続的に送出され、それにより
ディジタル青色色差信号DBが得られる。そして、ディ
ジタル赤色色差信号DR及びディジタル青色色差信号D
Bの両者がエンコーダ88に供給され、エンコーダ88
においては、ディジタル赤色色差信号DR及びディジタ
ル青色色差信号DBの両者が合成されてディジタル搬送
色信号DCが形成され、エンコーダ88から得られるデ
ィジタル搬送色信号DCがD/A変換部89に供給され
る。D/A変換部89においては、ディジタル搬送色信
号DCがアナログ化されて搬送色信号Cが得られ、それ
が変速再生動作モードのもとで再生された搬送色信号C
として映像信号出力端子90に導出される。
【0056】さらに、フィールドメモリ84においては
、回転磁気ヘッド21A及び21Bにより適正に読み出
された時間軸圧縮記録用信号Smに基づくディジタル時
間軸圧縮音声信号DA’が、タイミングパルス発生部8
5からの書込用クロックパルスQWに従って書き込まれ
るとともに、書き込まれたディジタル時間軸圧縮音声信
号DA’が、タイミングパルス発生部85からの読出用
クロックパルスQRに従って読み出され、フィールドメ
モリ84からは、書き込まれたディジタル時間軸圧縮音
声信号DA’がその時間軸が4/3の伸長率をもって伸
長されて送出され、ディジタル音声信号DAを形成する
ものとしてD/A変換部91に供給される。D/A変換
部91においては、ディジタル音声信号DAがアナログ
化されて音声信号AUが得られ、それが変速再生動作モ
ードのもとで再生された音声信号AUとして音声信号出
力端子92に導出される。
【0057】このようにして得られる変速再生動作モー
ドのもとで再生された輝度信号Y,搬送色信号C、及び
、音声信号AUは、変速再生動作モードがとられて、磁
気テ−プ23が基準速度のN倍とされた走行速度をもっ
て走行するものとされるとともに、M=N(1+α/3
60 )−α/360 によりあらわされる関係が満足
されるようにされたもとで、磁気テープ23を走査する
回転磁気ヘッド21A及び21Bから、一定の繰返しタ
イミングをもって交互に順次導出されるものとされた、
複数の記録トラックTaから間歇的に読み取られて断続
的に得られる第1の記録用信号成分Sma、及び、複数
の記録トラックTbから間歇的に読み取られて断続的に
得られる第2の記録用信号成分Smbに基づいて再生さ
れたものとされるので、それらが画像表示装置に供給さ
れて画像表示装置上に得られる再生画面が、顕著なノイ
ズバーが抑制されたものとなされることになる。
【0058】なお、図1に示される例においては、2個
の回転磁気ヘッド21A及び21Bが、相互間の回転角
度間隔が45度となるようにして配されているが、2個
の回転磁気ヘッド21A及び21Bの配置は、斯かる例
に限られるものではなく、相互間の回転角度間隔を45
度より小あるいは大とするものとなすことができる。そ
の際、 Cue再生動作モード, Review再生動
作モード等の変速再生モードがとられるにあたって満足
せしめられるM=N(1+α/360 )−α/360
 によりあらわされる関係を成立させるNの具体値が、
回転磁気ヘッド21A及び21Bの相互間の回転角度間
隔に応じて変更されるが、例えば、回転磁気ヘッド21
A及び21Bの相互間の回転角度間隔(α)が略60度
とされる場合には、 Cue再生動作モードがとられる
に際しては、例えば、N=7とされるとともに、それに
伴ってM=8とされて、7倍速早送再生が行われるよう
にされ、また、Review再生動作モードがとられる
に際しては、例えば、N=−5とされるとともに、それ
に伴ってM=−6とされ、5倍速巻戻再生が行われるよ
うにされる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る磁気再生装置にあっては、例えば、テープ案内シリ
ンダの径が40mm, テープ巻付角が 180度,回
転磁気ヘッドの数が2個,回転磁気ヘッドの回転数が略
29.97rpsとされる標準的ビデオテープレコーダ
に比して、テープ案内シリンダの径がさらに小とされた
もとで、回転磁気ヘッドの数の増加をまねくことなく、
磁気テープにおける記録フォーマットに関しての標準的
ビデオテープレコーダとの互換性を具えるものとされた
小型ビデオテープレコーダによって映像信号の記録がな
された磁気テープから映像信号を再生するにあたり、 
Cue再生動作モード,Review再生動作モード等
の特定の変速再生動作モードがとられる際に、磁気テ−
プの走行速度が基準速度のN倍とされるとともに、式:
M=N(1+α/360 )−α/360 によってあ
らわされる関係が満足せしめられるものとされることに
より、 Cue再生動作モード,Review再生動作
モード等の特定の変速再生動作モードのもとで得られる
再生映像信号が、それが画像表示装置に供給されて画像
表示装置上に得られる再生画面を顕著なノイズバーが抑
制されたものとなすことができるものとされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気再生装置の一例を示すブロッ
ク接続図である。
【図2】図1に示される例による再生に供される磁気テ
ープに対する映像信号の記録を行う小型ビデオテープレ
コーダの記録系の一例を概略的に示すブロック接続図で
ある。
【図3】図2に示される小型ビデオテープレコーダの記
録系の動作説明に供されるタイムチャートである。
【図4】図2に示される小型ビデオテープレコーダの記
録系の動作説明及び図1に示される例の動作説明に供さ
れる概念図である。
【図5】図2に示される小型ビデオテープレコーダの記
録系及び図1に示される例の夫々における回転磁気ヘッ
ドの配置の説明に供される概念図である。
【図6】図1に示される例の動作説明に供されるタイム
チャートである。
【図7】図1に示される例の動作説明に供される概念図
である。
【符号の説明】
21A  回転磁気ヘッド 21B  回転磁気ヘッド 22    テープ案内シリンダ 23    磁気テープ 24    キャプスタン駆動モータ 25    キャプスタン 26    ピンチローラ 27    キャプスタンサーボ制御回路30    
シリンダ駆動モータ 31    シリンダサーボ制御回路 43    スイッチ 51    エンベロープ検出部 52    レベル比較部 54    スイッチ 55    イネーブル信号形成部 56    スイッチ 71    HPF 72    BPF 73    BPF 74    輝度信号再生処理部 76    フィールドメモリ 77    色信号再生処理部 80    フィールドメモリ 81    フィールドメモリ 82    音声信号再生処理部 84    フィールドメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録用信号が複数の平行配列された記録ト
    ラックを形成して記録された磁気テ−プを所定の走行速
    度をもって走行させる磁気テープ駆動部と、該磁気テー
    プ駆動部に対する動作制御を行うテープ走行速度制御部
    と、上記磁気テープ駆動部により走行せしめられる磁気
    テープを接触走査すべく回動せしめられ、磁気テープの
    走行速度が基準速度とされる通常再生動作モードがとら
    れるもとにあっては、各々が各回転毎に交互に磁気テ−
    プを該磁気テ−プに形成された複数の平行配列された記
    録トラックの夫々に対するを適正なトラッキング状態を
    もって走査し、該記録トラックの夫々に記録された記録
    用信号を読み取るものとされた2個の回転磁気ヘッドと
    、該2個の回転磁気ヘッドの各回転毎に該2個の回転磁
    気ヘッドの夫々からの読取出力信号を交互に取り出す読
    取出力信号取出部と、該読取出力信号取出部により取り
    出された読取出力信号に基づいて再生信号を得る信号再
    生処理部とを備え、磁気テープの走行速度が上記基準速
    度とは異なるものとされる特定の変速再生動作モードが
    とられるとき、上記2個の回転磁気ヘッドについての設
    定された回転角度間隔がα度であり、Mが偶数であると
    されたもとで、上記テープ走行速度制御部によって上記
    磁気テープ駆動部が、磁気テ−プの走行速度を基準速度
    のN倍となすとともに、式:M=N(1+α/360 
    )−α/360 によってあらわされる関係が満足せし
    められる状態とすべく制御されることを特徴とする磁気
    再生装置。
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