JPH04338384A - 15−ペンタデカノリド及び15−ペンタデカノリドと15−ペンタデセ−11(12)−エノリドとの混合物の製法及び香料組成物及び芳香製品の芳香特性を賦与し、強化し、改良又は変性する方法 - Google Patents
15−ペンタデカノリド及び15−ペンタデカノリドと15−ペンタデセ−11(12)−エノリドとの混合物の製法及び香料組成物及び芳香製品の芳香特性を賦与し、強化し、改良又は変性する方法Info
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- JPH04338384A JPH04338384A JP4051408A JP5140892A JPH04338384A JP H04338384 A JPH04338384 A JP H04338384A JP 4051408 A JP4051408 A JP 4051408A JP 5140892 A JP5140892 A JP 5140892A JP H04338384 A JPH04338384 A JP H04338384A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D315/00—Heterocyclic compounds containing rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom according to more than one of groups C07D303/00 - C07D313/00
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- Organic Chemistry (AREA)
- Pyrane Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機溶剤中でのビス−
(13−オキサビシクロ[10.4.0]ヘキサデシ−
12−イル)ペルオキシドの熱処理による15−ペンタ
デカノリド又は15−ペンタデカノリド及び15−ペン
タデセ−11(12)−エノリドの混合物の製法に関し
ており、この方法は、約170〜250℃にある沸点を
有する有機溶剤を使用することからなる。
(13−オキサビシクロ[10.4.0]ヘキサデシ−
12−イル)ペルオキシドの熱処理による15−ペンタ
デカノリド又は15−ペンタデカノリド及び15−ペン
タデセ−11(12)−エノリドの混合物の製法に関し
ており、この方法は、約170〜250℃にある沸点を
有する有機溶剤を使用することからなる。
【0002】更に本発明は、香料組成物又は芳香製品の
芳香特性を賦与し、強化し、改良又は変性する方法に関
しており、この方法は、前記組成物又は製品に、前記方
法により得られる15−ペンタデカノリド又は15−ペ
ンタデカノリドと15−ペンタデセ−11(12)−エ
ノリドとの混合物を、賦香に有効な量添加することから
なる。
芳香特性を賦与し、強化し、改良又は変性する方法に関
しており、この方法は、前記組成物又は製品に、前記方
法により得られる15−ペンタデカノリド又は15−ペ
ンタデカノリドと15−ペンタデセ−11(12)−エ
ノリドとの混合物を、賦香に有効な量添加することから
なる。
【0003】
【従来の技術】本発明は、有機合成の分野に関しており
、特に15−ペンタデカノリドの改良された方法に関す
る。後者は、その麝香様芳香のため香料において評価の
高いラクトンである。
、特に15−ペンタデカノリドの改良された方法に関す
る。後者は、その麝香様芳香のため香料において評価の
高いラクトンである。
【0004】式:R′1−O−O−R′2[ここでR′
1は式:
1は式:
【0005】
【化2】
【0006】の基を表し、R′2は水素、炭化水素、ア
シル基又は前記式の基を表す]の過酸化物の熱分解によ
って15−ペンタデカノリド及びその誘導体の幾つかを
製造することは、先行の文献[例えばフランス特許第7
019709号又は米国特許第3907831号及び同
第3890353号明細書参照]から公知である。後の
式中のR′3及びR′4は、水素を表すか、又はこれら
の記号の中の1つがメチル基を、他が水素を表し、かつ
nは0〜3の整数値を表す。引用された先行文献中に記
載のように、前記熱分解を有機溶剤中で80〜150℃
の温度で実施し、引き続いて、生じた反応生成物に水素
添加する。引用された方法で出発物質として使用された
過酸化物中に、ビス−(13−オキサビシクロ[10.
4.0]ヘキサデシ−12−イル)ペルオキシドが記載
されている。その中で熱分解が実施される媒体として、
沸点が80〜150℃の温度範囲で降下する溶剤が前記
先行文献中に記載されている。液体芳香族炭化水素、例
えばトルエン、キシレン及びo−、m−及びp−キシレ
ンの混合物が、有利な溶剤として記載されており、すべ
ての記載例は、使用溶剤としてキシレンを挙げている。 蒸留後の混合物からなる反応生成物は、15−ペンタデ
カノリドに富んでいる。次いでこの混合物に規則正しく
水素添加して、その不飽和の同族体、即ちペンタデセ−
11(12)−エノリドがこのようにして除かれた15
−ペンタデカノリドを生じた。
シル基又は前記式の基を表す]の過酸化物の熱分解によ
って15−ペンタデカノリド及びその誘導体の幾つかを
製造することは、先行の文献[例えばフランス特許第7
019709号又は米国特許第3907831号及び同
第3890353号明細書参照]から公知である。後の
式中のR′3及びR′4は、水素を表すか、又はこれら
の記号の中の1つがメチル基を、他が水素を表し、かつ
nは0〜3の整数値を表す。引用された先行文献中に記
載のように、前記熱分解を有機溶剤中で80〜150℃
の温度で実施し、引き続いて、生じた反応生成物に水素
添加する。引用された方法で出発物質として使用された
過酸化物中に、ビス−(13−オキサビシクロ[10.
4.0]ヘキサデシ−12−イル)ペルオキシドが記載
されている。その中で熱分解が実施される媒体として、
沸点が80〜150℃の温度範囲で降下する溶剤が前記
先行文献中に記載されている。液体芳香族炭化水素、例
えばトルエン、キシレン及びo−、m−及びp−キシレ
ンの混合物が、有利な溶剤として記載されており、すべ
ての記載例は、使用溶剤としてキシレンを挙げている。 蒸留後の混合物からなる反応生成物は、15−ペンタデ
カノリドに富んでいる。次いでこの混合物に規則正しく
水素添加して、その不飽和の同族体、即ちペンタデセ−
11(12)−エノリドがこのようにして除かれた15
−ペンタデカノリドを生じた。
【0007】この先行文献の方法の欠点の1つは、出発
過酸化物に対して測定されたラクトン混合物中の熱分解
反応の収率が、決して60%以上でなく、しばしばこの
値を下まわるという事実であった。他の欠点は、ラクト
ンの混合物の水素添加により得られた15−ペンタデカ
ノリドが、その分離が困難で、費用がかかる副産物を伴
うという事実にあり、このことは余分な費用をかからせ
、この方法の工業的有効性を減じる
過酸化物に対して測定されたラクトン混合物中の熱分解
反応の収率が、決して60%以上でなく、しばしばこの
値を下まわるという事実であった。他の欠点は、ラクト
ンの混合物の水素添加により得られた15−ペンタデカ
ノリドが、その分離が困難で、費用がかかる副産物を伴
うという事実にあり、このことは余分な費用をかからせ
、この方法の工業的有効性を減じる
【0008】
【発明の構成】ところで意外にも、出発過酸化物の熱処
理において特定の溶剤を使用することによって、特にビ
ス−(13−オキサビシクロ[10.4.0]ヘキサデ
シ−12−イル)ペルオキシドを出発物質として使用し
た場合に、先行の方法の前記欠点を相殺できることが判
明した。
理において特定の溶剤を使用することによって、特にビ
ス−(13−オキサビシクロ[10.4.0]ヘキサデ
シ−12−イル)ペルオキシドを出発物質として使用し
た場合に、先行の方法の前記欠点を相殺できることが判
明した。
【0009】本発明に関わる溶剤は、約170〜250
℃の沸点を有する有機溶剤である。反応をほぼ140℃
又はそれ以上で、即ち選択された溶剤の沸点又は沸点近
くでの熱分解により実施する。
℃の沸点を有する有機溶剤である。反応をほぼ140℃
又はそれ以上で、即ち選択された溶剤の沸点又は沸点近
くでの熱分解により実施する。
【0010】本発明の方法の有利な態様により、熱分解
を約140〜200℃の温度範囲で実施する。
を約140〜200℃の温度範囲で実施する。
【0011】有利な溶剤の中には、式:
【0012】
【化3】
【0013】[式中、a.記号R1及びR3は各々イソ
プロピル基を表し、記号R2は水素原子を表し、その際
R1は、R3に対してメタ又はパラの位置にある;b.
記号R1及びR2は各々水素原子を表し、かつ記号R3
は−CH(CH3)2、−CH2NH2、−CH2−N
HCH3、−CH2−N(CH3)2、−CH2OCO
CH3、−CH2CN、−COCH3、−N(C2H5
)2又は−CH2OH基を表し;c.記号R1は水素原
子を表し、記号R2及びR3は、これらが結合している
炭素原子と一緒になって脂環式核を形成する]に従う芳
香族誘導体が挙げられうる。
プロピル基を表し、記号R2は水素原子を表し、その際
R1は、R3に対してメタ又はパラの位置にある;b.
記号R1及びR2は各々水素原子を表し、かつ記号R3
は−CH(CH3)2、−CH2NH2、−CH2−N
HCH3、−CH2−N(CH3)2、−CH2OCO
CH3、−CH2CN、−COCH3、−N(C2H5
)2又は−CH2OH基を表し;c.記号R1は水素原
子を表し、記号R2及びR3は、これらが結合している
炭素原子と一緒になって脂環式核を形成する]に従う芳
香族誘導体が挙げられうる。
【0014】式(I)により定義される化合物としては
、m−及びp−ジイソプロピルベンゼン、ベンジルアル
コール、酢酸ベンジル、アセトフェノン、ベンジルアミ
ン、N,N−ジエチルアニリン、N−メチルベンジルア
ミン、N,N−ジメチルベンジルアミン、フェニルアセ
トニトリル又は1,2,3,4−テトラヒドロナフタレ
ンを挙げることができる。
、m−及びp−ジイソプロピルベンゼン、ベンジルアル
コール、酢酸ベンジル、アセトフェノン、ベンジルアミ
ン、N,N−ジエチルアニリン、N−メチルベンジルア
ミン、N,N−ジメチルベンジルアミン、フェニルアセ
トニトリル又は1,2,3,4−テトラヒドロナフタレ
ンを挙げることができる。
【0015】前記範囲にある沸点を有する他の溶剤も、
好都合に使用することができる。フルフリルアルコール
、メチルスクシネート、N−メチルピロリドン、メチル
アセトアセテート、2−ペンチルシクロペンタノン又は
トリグリム(トリエチレングリコールジメチルエーテル
)がこれに包含される。
好都合に使用することができる。フルフリルアルコール
、メチルスクシネート、N−メチルピロリドン、メチル
アセトアセテート、2−ペンチルシクロペンタノン又は
トリグリム(トリエチレングリコールジメチルエーテル
)がこれに包含される。
【0016】種々の選択された溶剤の中で、1,2,3
,4−テトラヒドロナフタレンを単独で又は前記の他の
溶剤1種以上と混合して、例えば窒素塩基、例えばN,
N−ジエチルアニリンと混合して使用するのが有利であ
る。
,4−テトラヒドロナフタレンを単独で又は前記の他の
溶剤1種以上と混合して、例えば窒素塩基、例えばN,
N−ジエチルアニリンと混合して使用するのが有利であ
る。
【0017】熱分解反応を、引用された先行文献(参考
文献も含む)中に記載される方法により実施する。本発
明の特別な態様により、この方法は、得られた熱分解混
合物の引き続きの水素添加からもなり、この水素添加は
、通常の方法でも実施される。これらの反応の特定条件
は、後に記載の例中で詳細に記載するつもりである。
文献も含む)中に記載される方法により実施する。本発
明の特別な態様により、この方法は、得られた熱分解混
合物の引き続きの水素添加からもなり、この水素添加は
、通常の方法でも実施される。これらの反応の特定条件
は、後に記載の例中で詳細に記載するつもりである。
【0018】ビス−(13−オキサビシクロ[10.4
.0]ヘキサデシ−12−イル)ペルオキシド、即ち本
発明による方法の出発物質を先行の文献中に記載のよう
にして製造することができる(引用文献参照)。
.0]ヘキサデシ−12−イル)ペルオキシド、即ち本
発明による方法の出発物質を先行の文献中に記載のよう
にして製造することができる(引用文献参照)。
【0019】本発明による方法は、後に示す例から明ら
かなように過酸化物(I)の熱処理後に得られるラクト
ン混合物の収率を優れた方法で改良することを可能にす
る。更に意想外にも、本発明の方法により、その不飽和
の同族体15−ペンタデセ−11(12)−エノリドに
対する15−ペンタデカノリドの混合の割合が、先行文
献の方法により得られた混合物の割合よりも高い混合物
を得ることができることが認められた。実際、混合物の
重量に対して15−ペンタデセ−11(12)−エノリ
ドの含有率が10重量%より下である混合物を得ること
ができた。この結果は非常に興味深い。それというのも
、15−ペンタデカノリドの特定の香料への適用に関し
ては、これらの混合物は適切とみなされ、前記マクロリ
ド(macrolide)に代わることができ、従って
良好な品質の15−ペンタデカノリドを得るのに従来欠
くことのできなかった水素添加の工程を不必要にしたか
らである。他方それにもかかわらず本発明の方法により
得られた混合物の水素添加を実施することがまだ望まれ
るならば、先行文献の方法よりも15−ペンタデカノリ
ドの収率は、はるかに良く、蒸留によるこのラクトンの
分離は更に容易でかつ経済的であることが認められた。
かなように過酸化物(I)の熱処理後に得られるラクト
ン混合物の収率を優れた方法で改良することを可能にす
る。更に意想外にも、本発明の方法により、その不飽和
の同族体15−ペンタデセ−11(12)−エノリドに
対する15−ペンタデカノリドの混合の割合が、先行文
献の方法により得られた混合物の割合よりも高い混合物
を得ることができることが認められた。実際、混合物の
重量に対して15−ペンタデセ−11(12)−エノリ
ドの含有率が10重量%より下である混合物を得ること
ができた。この結果は非常に興味深い。それというのも
、15−ペンタデカノリドの特定の香料への適用に関し
ては、これらの混合物は適切とみなされ、前記マクロリ
ド(macrolide)に代わることができ、従って
良好な品質の15−ペンタデカノリドを得るのに従来欠
くことのできなかった水素添加の工程を不必要にしたか
らである。他方それにもかかわらず本発明の方法により
得られた混合物の水素添加を実施することがまだ望まれ
るならば、先行文献の方法よりも15−ペンタデカノリ
ドの収率は、はるかに良く、蒸留によるこのラクトンの
分離は更に容易でかつ経済的であることが認められた。
【0020】引用の先行文献の見地では、これらの結果
は全く驚くべきことであり、意外である。要するに、本
発明の方法にかかわる有機溶剤は、先行の文献で推奨さ
れた値より上の沸点を有し、この先行文献に通じている
当業者は、これらの溶剤をあてにする特別な理由を有し
てはいなかったらしく、事実そうすることをあきらめた
。
は全く驚くべきことであり、意外である。要するに、本
発明の方法にかかわる有機溶剤は、先行の文献で推奨さ
れた値より上の沸点を有し、この先行文献に通じている
当業者は、これらの溶剤をあてにする特別な理由を有し
てはいなかったらしく、事実そうすることをあきらめた
。
【0021】前記したように、混合物の重量に対して1
5−ペンタデセ−11(12)−エノリドを10重量%
より少なく含有する前記の方法により得られた15−ペ
ンタデカノリドと15−ペンタデセ−11(12)−エ
ノリドとの混合物は、15−ペンタデカノリドの製造用
の中間体として有用である。これらは香料成分としても
有用であり、香料組成物及び芳香製品中で15−ペンタ
デカノリドに首尾よく取って代わることができる。
5−ペンタデセ−11(12)−エノリドを10重量%
より少なく含有する前記の方法により得られた15−ペ
ンタデカノリドと15−ペンタデセ−11(12)−エ
ノリドとの混合物は、15−ペンタデカノリドの製造用
の中間体として有用である。これらは香料成分としても
有用であり、香料組成物及び芳香製品中で15−ペンタ
デカノリドに首尾よく取って代わることができる。
【0022】
【実施例】本発明を次の例により非常に詳細に説明し、
ここで温度は摂氏で示し、略語は通常の意味を表す。
ここで温度は摂氏で示し、略語は通常の意味を表す。
【0023】例1
連続的に取り出すことのできる側面出口をつけて変形さ
れた2lの4口反応器中で、反応を実施した。反応器は
次のものを備えていた: ・二重ジャケット導入管(水冷)、 ・還流冷却器(水冷)、 ・機械的撹拌機、 ・温度探子、 ・窒素取り入れ口。
れた2lの4口反応器中で、反応を実施した。反応器は
次のものを備えていた: ・二重ジャケット導入管(水冷)、 ・還流冷却器(水冷)、 ・機械的撹拌機、 ・温度探子、 ・窒素取り入れ口。
【0024】1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン
250mlを窒素下に保たれた反応器中に装入し、激し
く撹拌しながら140℃まで加熱した。次いで1,2,
3,4−テトラヒドロナフタレン1200ml中に懸濁
されたビス−(13−オキサビシクロ[10.4.0]
ヘキサデシ−12−イル)ペルオキシド77.2g(0
.127モル)を、配量ポンプにより、予め加熱してお
いた1,2,3,4−テトラヒドロナフタレンに、温度
を約140℃に保持しながら添加した。ほぼ20分後に
反応液を反応器の側面出口を通して取りだすことにより
回収し、その際流出流は、過酸化物懸濁液の添加流によ
り制御した。添加が完了すると直ぐに配量ポンプを1,
2,3,4−テトラヒドロナフタレン150mlにより
すすぎ、その間、反応器の中身を140℃で更に10分
間保持した。冷却後、反応器の中身を、取り出した反応
液と一緒にした。最後に所望ラクトンの混合物をビグロ
ーカラム(Vigreux column)を備えた装
置により分別蒸留して分離した(収率73%)。
250mlを窒素下に保たれた反応器中に装入し、激し
く撹拌しながら140℃まで加熱した。次いで1,2,
3,4−テトラヒドロナフタレン1200ml中に懸濁
されたビス−(13−オキサビシクロ[10.4.0]
ヘキサデシ−12−イル)ペルオキシド77.2g(0
.127モル)を、配量ポンプにより、予め加熱してお
いた1,2,3,4−テトラヒドロナフタレンに、温度
を約140℃に保持しながら添加した。ほぼ20分後に
反応液を反応器の側面出口を通して取りだすことにより
回収し、その際流出流は、過酸化物懸濁液の添加流によ
り制御した。添加が完了すると直ぐに配量ポンプを1,
2,3,4−テトラヒドロナフタレン150mlにより
すすぎ、その間、反応器の中身を140℃で更に10分
間保持した。冷却後、反応器の中身を、取り出した反応
液と一緒にした。最後に所望ラクトンの混合物をビグロ
ーカラム(Vigreux column)を備えた装
置により分別蒸留して分離した(収率73%)。
【0025】例2
例1に記載のものと同じ型の反応器を用い、溶剤として
1,2,3,4−テトラヒドロナフタレンの代わりにm
−ジイソプロピルベンゼン(1200ml)を使用して
、ビス−(13−オキサビシクロ[10.4.0]ヘキ
サデシ−12−イル)ペルオキシド85g(0.178
モル)の熱分解を実施した。混合物中の所望ラクトンの
収率は、63%であった。後記の溶剤を用いて、同様の
方法で続けると、次の表に記載の収率が得られた。
1,2,3,4−テトラヒドロナフタレンの代わりにm
−ジイソプロピルベンゼン(1200ml)を使用して
、ビス−(13−オキサビシクロ[10.4.0]ヘキ
サデシ−12−イル)ペルオキシド85g(0.178
モル)の熱分解を実施した。混合物中の所望ラクトンの
収率は、63%であった。後記の溶剤を用いて、同様の
方法で続けると、次の表に記載の収率が得られた。
【0026】
表
実験 溶剤
収率 沸点*
1No.
[%] [℃
]────────────────────────
────────────1 p−ジイソプロ
ピルベンゼン 59 2
102 ベンジルアルコール
69 2053
酢酸ベンジル
53 2064 ア
セトフェノン
51 2025 N,N−ジ
エチルアニリン 62
2176 ベンジルアミン
70 18
47 N−メチルベンジルアミン
70 1858 N,
N−ジメチルベンジルアミン 61
1809 フェニルアセトニトリル
70 23210
フルフリルアルコール
37 17011 メチルスクシ
ネート 58
19212 N−メチルピロリドン
70 2021
3 メチルアセトアセテート
61 17014 2−ペンチ
ルシクロペンタノン 64
22015 トリグリム*2
51 22516
テトラヒドロナフタレン+2% N
,N−ジエチルアニリン 7
4 207(217)*1選択された溶剤の常
圧での沸点(℃)。
収率 沸点*
1No.
[%] [℃
]────────────────────────
────────────1 p−ジイソプロ
ピルベンゼン 59 2
102 ベンジルアルコール
69 2053
酢酸ベンジル
53 2064 ア
セトフェノン
51 2025 N,N−ジ
エチルアニリン 62
2176 ベンジルアミン
70 18
47 N−メチルベンジルアミン
70 1858 N,
N−ジメチルベンジルアミン 61
1809 フェニルアセトニトリル
70 23210
フルフリルアルコール
37 17011 メチルスクシ
ネート 58
19212 N−メチルピロリドン
70 2021
3 メチルアセトアセテート
61 17014 2−ペンチ
ルシクロペンタノン 64
22015 トリグリム*2
51 22516
テトラヒドロナフタレン+2% N
,N−ジエチルアニリン 7
4 207(217)*1選択された溶剤の常
圧での沸点(℃)。
【0027】*2トリエチレングリコールジメチルエー
テル。
テル。
Claims (9)
- 【請求項1】 有機溶剤中でのビス−(13−オキサ
ビシクロ[10.4.0]ヘキサデシ−12−イル)ペ
ルオキシドの熱処理による15−ペンタデカノリド又は
15−ペンタデカノリドと15−ペンタデセ−11(1
2)−エノリドとの混合物の製法において、この方法は
、約170〜250℃にある沸点を有する有機溶剤を使
用することからなることを特徴とする、15−ペンタデ
カノリド又は15−ペンタデカノリドと15−ペンタデ
セ−11(12)−エノリドとの混合物の製法。 - 【請求項2】 熱処理後に得られた反応生成物に引き
続き水素添加を施す、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 熱処理を140〜200℃の温度で実
施する、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 使用有機溶剤が、式:【化1】 [式中、a.記号R1及びR3は各々イソプロピル基を
表し、記号R2は水素原子を表し、その際R1は、R3
に対してメタ又はパラの位置にある;又はb.記号R1
及びR2は各々水素原子を表し、かつ記号R3は−CH
(CH3)2、−CH2NH2、−CH2−NHCH3
、−CH2−N(CH3)2、−CH2OCOCH3、
−CH2CN、−COCH3、−N(C2H5)2又は
−CH2OH基を表し;又はc.記号R1は水素原子を
表し、記号R2及びR3は、これらが結合している炭素
原子と一緒になって脂環式核を形成する]の芳香族誘導
体である、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 溶剤が1,2,3,4−テトラヒドロ
ナフタレン又は1,2,3,4−テトラヒドロナフタレ
ンとアミンとの混合物である、請求項3記載の方法。 - 【請求項6】 アミンがN,N−ジエチルアニリンで
ある、請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 溶剤はフルフリルアルコール、メチル
スクシネート、N−メチルピロリドン、メチルアセトア
セテート、2−ペンチルシクロペンタノン及びトリエチ
レングリコールジメチルエーテルの中から選択されてい
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 香料組成物又は芳香製品の芳香特性を
賦与し、強化し、改良又は変性する方法において、前記
組成物又は製品に、請求項1から7までのいずれか1項
記載の方法により得られる15−ペンタデカノリド又は
15−ペンタデカノリドと15−ペンタデセ−11(1
2)−エノリドとの混合物を賦香に有効な量添加するこ
とを特徴とする、香料組成物又は芳香製品の芳香特性を
賦与し、強化し、改良又は変性する方法。 - 【請求項9】 混合物が、混合物の重量に対して10
重量%以下の15−ペンタデセ−11(12)−エノリ
ドを含有する、請求項8記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH76691 | 1991-03-13 | ||
| CH766/91-6 | 1991-03-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4051408A Pending JPH04338384A (ja) | 1991-03-13 | 1992-03-10 | 15−ペンタデカノリド及び15−ペンタデカノリドと15−ペンタデセ−11(12)−エノリドとの混合物の製法及び香料組成物及び芳香製品の芳香特性を賦与し、強化し、改良又は変性する方法 |
Country Status (4)
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