JPH0433959A - ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 - Google Patents
ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH0433959A JPH0433959A JP14307090A JP14307090A JPH0433959A JP H0433959 A JPH0433959 A JP H0433959A JP 14307090 A JP14307090 A JP 14307090A JP 14307090 A JP14307090 A JP 14307090A JP H0433959 A JPH0433959 A JP H0433959A
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- Japan
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- weight
- modified
- group
- maleic anhydride
- polyphenylene sulfide
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、耐熱性、耐溶剤性、機械的強度および耐衝撃
性に優れた樹脂組成物に関するものである。
性に優れた樹脂組成物に関するものである。
〈従来の技術〉
ポリフェニレンスルフィド樹脂(以下PPS樹脂と略す
)はガラス繊維などで補強した強化系において、優れた
耐熱性、耐衝撃性、剛性など結晶性エンジニアリングプ
ラスチックとして好適な性質を有しており、射出成形用
を中心として各種用途に使用されている。しかし、ガラ
ス繊維などで補強していない非強化系のPPS樹脂は靭
性がなく、非常に脆い。さらにガラス転移温度が90℃
と低いことから耐熱性も十分でなく、各種成形用途に利
用することが困難であるのが現状である。
)はガラス繊維などで補強した強化系において、優れた
耐熱性、耐衝撃性、剛性など結晶性エンジニアリングプ
ラスチックとして好適な性質を有しており、射出成形用
を中心として各種用途に使用されている。しかし、ガラ
ス繊維などで補強していない非強化系のPPS樹脂は靭
性がなく、非常に脆い。さらにガラス転移温度が90℃
と低いことから耐熱性も十分でなく、各種成形用途に利
用することが困難であるのが現状である。
結晶性熱可塑性樹脂の耐熱性不足を改良する方法として
ガラス転移点の高い非品性熱可塑性樹脂と組み合わせて
ポリマアロイとすることが有効な手段であることが近年
種々のポリマの組み合わせで判明している。このような
目的に適した非品性熱可塑性樹脂の一つに、スチレン/
N−フェニルマレイミド共重合体が挙げられ、特にポリ
アミド樹脂との配合により有用な樹脂組成物が得られる
ことが知られている(たとえばプラスチックスエージ1
990年1月号)。
ガラス転移点の高い非品性熱可塑性樹脂と組み合わせて
ポリマアロイとすることが有効な手段であることが近年
種々のポリマの組み合わせで判明している。このような
目的に適した非品性熱可塑性樹脂の一つに、スチレン/
N−フェニルマレイミド共重合体が挙げられ、特にポリ
アミド樹脂との配合により有用な樹脂組成物が得られる
ことが知られている(たとえばプラスチックスエージ1
990年1月号)。
マレイミド系樹脂によるPPS樹脂の改質については特
開昭61−9452号公報にて提案されているが、ここ
では主としてPPS樹脂として架橋型のものを用い、し
かもマレイミド樹脂はPPS樹脂の流動性改良剤として
添加しているのみであり、生成する樹脂組成物の強度、
耐衝撃性などの実用特性については未だ不十分なものし
か得られていない。
開昭61−9452号公報にて提案されているが、ここ
では主としてPPS樹脂として架橋型のものを用い、し
かもマレイミド樹脂はPPS樹脂の流動性改良剤として
添加しているのみであり、生成する樹脂組成物の強度、
耐衝撃性などの実用特性については未だ不十分なものし
か得られていない。
〈発明が解決しようとする課題〉
そこで本発明者らはPPS樹脂とマレイミド系樹脂の組
み合わせにおいて耐熱性、耐衝撃性、耐溶剤性などの実
用特性の優れた樹脂組成物を得るべく鋭意検討した結果
、PPS樹脂および/または変性PPS樹脂、マレイミ
ド系共重合体および/または変性マレイミド系共重合体
からなる特定のPPS樹脂組成物、および該組成物に更
に熱可塑性エラストマーを添加して得られるPPS樹脂
組成物が、耐衝撃性、耐熱性、耐溶剤性のいずれにも優
れ、成形用途として使用可能であることを見出し、本発
明に到達し7た。
み合わせにおいて耐熱性、耐衝撃性、耐溶剤性などの実
用特性の優れた樹脂組成物を得るべく鋭意検討した結果
、PPS樹脂および/または変性PPS樹脂、マレイミ
ド系共重合体および/または変性マレイミド系共重合体
からなる特定のPPS樹脂組成物、および該組成物に更
に熱可塑性エラストマーを添加して得られるPPS樹脂
組成物が、耐衝撃性、耐熱性、耐溶剤性のいずれにも優
れ、成形用途として使用可能であることを見出し、本発
明に到達し7た。
く課題を解決するための手段〉
すなわち本発明は、
(A)ポリフェニレンスルフィド樹脂および/またはポ
リフェニレンスルフィド樹脂を分子中に(a)エチレン
性二重結合と、(b)カルボキシル基、酸無水物基およ
びエポキシ基からなる群から選ばれる官能基を同時に有
する有機化合物で変性した変性ポリフェニレンスルフィ
ド樹脂90〜10重量%と (8)N−アリールマレイミド構成単位90〜10重量
%、ビニル系構成単位10〜90重量%およびN−アリ
ールマレイミド構成単位とビニル系構成単位の合計10
0重量部に対して無水マレイン酸構成単位0〜10重量
部からなるマレイミド系共重合体および/または該マレ
イミド系共重合体を分子中に(a>エチレン性二重結合
と(b ’)カルホキシル基、酸無水物基およびエポキ
シ基からなる群から選ばれる官能基を同時に有する有機
化合物で変性した変性マレイミド系共重合体10〜90
重量% からなり、実質的にPPS樹脂と無水マレイン酸構成単
位を含まないマレイミド系共重合体の組み合わせで構成
される樹脂組成物を除外したpps樹脂組成物である。
リフェニレンスルフィド樹脂を分子中に(a)エチレン
性二重結合と、(b)カルボキシル基、酸無水物基およ
びエポキシ基からなる群から選ばれる官能基を同時に有
する有機化合物で変性した変性ポリフェニレンスルフィ
ド樹脂90〜10重量%と (8)N−アリールマレイミド構成単位90〜10重量
%、ビニル系構成単位10〜90重量%およびN−アリ
ールマレイミド構成単位とビニル系構成単位の合計10
0重量部に対して無水マレイン酸構成単位0〜10重量
部からなるマレイミド系共重合体および/または該マレ
イミド系共重合体を分子中に(a>エチレン性二重結合
と(b ’)カルホキシル基、酸無水物基およびエポキ
シ基からなる群から選ばれる官能基を同時に有する有機
化合物で変性した変性マレイミド系共重合体10〜90
重量% からなり、実質的にPPS樹脂と無水マレイン酸構成単
位を含まないマレイミド系共重合体の組み合わせで構成
される樹脂組成物を除外したpps樹脂組成物である。
本発明で使用するPPS樹脂(A)とは構造0モル%以
上、より好ましくは90モル%以上を含む重合体であり
、上記繰返し単位が70モル%未満では耐熱性が損なわ
れるため好ましくない。
上、より好ましくは90モル%以上を含む重合体であり
、上記繰返し単位が70モル%未満では耐熱性が損なわ
れるため好ましくない。
PPS樹脂は一般に、特公昭45−3368号公報で代
表される製造法により得られる比較的分子量の小さい重
合体と、特公昭52−12240号公報で代表される製
造法により得られる本質的に線状で比較的高分子量の重
合体等があり、前記特公昭45−3368号公報記載の
方法で得られた重合体においては、重合後、酸素雰囲気
下において加熱することにより、あるいは過酸化物等の
架橋剤を添加して加熱することにより高重合度化して用
いることも可能であり、本発明においてはいかなる方法
により得られたPPS樹脂を用いることも可能であるが
、本発明の効果が顕著であること、および、PPS樹脂
自体の靭性が優れるという理由で、前記特公昭52−1
2240号公報で代表される製造法により得られる本質
的に線状で比較的高分子量の重合体が、より好ましく用
いられ得る。
表される製造法により得られる比較的分子量の小さい重
合体と、特公昭52−12240号公報で代表される製
造法により得られる本質的に線状で比較的高分子量の重
合体等があり、前記特公昭45−3368号公報記載の
方法で得られた重合体においては、重合後、酸素雰囲気
下において加熱することにより、あるいは過酸化物等の
架橋剤を添加して加熱することにより高重合度化して用
いることも可能であり、本発明においてはいかなる方法
により得られたPPS樹脂を用いることも可能であるが
、本発明の効果が顕著であること、および、PPS樹脂
自体の靭性が優れるという理由で、前記特公昭52−1
2240号公報で代表される製造法により得られる本質
的に線状で比較的高分子量の重合体が、より好ましく用
いられ得る。
また、PPS樹脂はその繰返し単位の30モル%未満を
下記の構造式を有する繰返し単位等で構成することが可
能である。
下記の構造式を有する繰返し単位等で構成することが可
能である。
次に本発明において用いられるマレイミド系共重合体(
B)は、下記(1)式に示されるN−アリールマレイミ
ド構成単位と下記(2)式に示されるビニル系構成単位
と下記(3)式に示される無水マレイン酸構成単位から
なる共重合体である。これらはランダム共重合体であっ
ても、ブロック共重合体であってもかまわない。
B)は、下記(1)式に示されるN−アリールマレイミ
ド構成単位と下記(2)式に示されるビニル系構成単位
と下記(3)式に示される無水マレイン酸構成単位から
なる共重合体である。これらはランダム共重合体であっ
ても、ブロック共重合体であってもかまわない。
\N/
・・・(1)
本発明で使用するPPS樹脂は、前述のようにいかなる
PPS樹脂も使用可能であるが、たとえば、特開平1−
174562号公報で提案されているような酸あるいは
酸水溶液、熱水、有機溶剤で処理することにより、脱イ
オン処理を施されたものを用いることが樹脂組成物の耐
衝撃性向上効果が著しい点から好ましい。
PPS樹脂も使用可能であるが、たとえば、特開平1−
174562号公報で提案されているような酸あるいは
酸水溶液、熱水、有機溶剤で処理することにより、脱イ
オン処理を施されたものを用いることが樹脂組成物の耐
衝撃性向上効果が著しい点から好ましい。
(XlおよびX2は、上記5員環イミド構造を有するな
らばいかなる化学構造を有する置換基であっても本発明
に適用することができるが、通常は臭素、塩素、メチル
基、エチル基、置換フェニル基であるものが一般的に用
いられる。)−CH2−C− ・・・(2) (Yはアリール基、カルボキシル基およびそのエステル
、シアノ基などを表わす。Rは水素、メチル基を表わす
。) N−アリールマレイミド単量体とビニル系単量体および
無水マレイン酸とから共重合する方法において用いられ
るN−アリールマレイミド単量体とは、下記(4)式で
示されるものである。
らばいかなる化学構造を有する置換基であっても本発明
に適用することができるが、通常は臭素、塩素、メチル
基、エチル基、置換フェニル基であるものが一般的に用
いられる。)−CH2−C− ・・・(2) (Yはアリール基、カルボキシル基およびそのエステル
、シアノ基などを表わす。Rは水素、メチル基を表わす
。) N−アリールマレイミド単量体とビニル系単量体および
無水マレイン酸とから共重合する方法において用いられ
るN−アリールマレイミド単量体とは、下記(4)式で
示されるものである。
\N/
・・・(4)
マレイミド系共重合体(B)の合成法としては、例えば
、N−アリールマレイミド単量体とビニル系単量体およ
び無水マレイン酸から共重合する方法や、無水マレイン
酸を含有するビニル系共重合体をアニリンと反応させた
後、脱水閉環せしめることにより合成する方法等が考え
られるが、これらの方法に限定されるものではない。
、N−アリールマレイミド単量体とビニル系単量体およ
び無水マレイン酸から共重合する方法や、無水マレイン
酸を含有するビニル系共重合体をアニリンと反応させた
後、脱水閉環せしめることにより合成する方法等が考え
られるが、これらの方法に限定されるものではない。
ここでX工およびX2は、上記5員環イミド構造を有す
るならば、いかなる化学構造を有する置換基であっても
本発明に適用することができるが、通常は水素、臭素、
塩素、メチル基、エチル基、フェニル基、置換フェニル
基であるものが一般的に用いられる。
るならば、いかなる化学構造を有する置換基であっても
本発明に適用することができるが、通常は水素、臭素、
塩素、メチル基、エチル基、フェニル基、置換フェニル
基であるものが一般的に用いられる。
ビニル系単量体とは、スチレン、p−メチルスチレン、
ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、α−メチルスチ
レン、モノブロモスチレン、ジプロモスチレン、トリブ
ロモスチレン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン
、トリクロロスチレン、ジメチルスチレン等で代表され
る芳香族ビニル系単量体、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸メチル等で代表される(メタ)アクリル酸エステル
系単量体およびアクリロニトリル、メタアクリロニトリ
ル等に代表されるシアン化ビニル系単量体などが挙げら
れ、これらは2種以上混合して用いることもできる。こ
れらのビニル系単量体の中で好ましい単量体は、スチレ
ン、α−メチルスチレン、メタクリル酸メチルおよびア
クリロニトリルであり、特に好ましい単量体は、耐熱性
の点からスチレンである。
ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、α−メチルスチ
レン、モノブロモスチレン、ジプロモスチレン、トリブ
ロモスチレン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン
、トリクロロスチレン、ジメチルスチレン等で代表され
る芳香族ビニル系単量体、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸メチル等で代表される(メタ)アクリル酸エステル
系単量体およびアクリロニトリル、メタアクリロニトリ
ル等に代表されるシアン化ビニル系単量体などが挙げら
れ、これらは2種以上混合して用いることもできる。こ
れらのビニル系単量体の中で好ましい単量体は、スチレ
ン、α−メチルスチレン、メタクリル酸メチルおよびア
クリロニトリルであり、特に好ましい単量体は、耐熱性
の点からスチレンである。
N−アリールマレイミド単量体とビニル系単量体および
無水マレイン酸とからマレイミド系共重合体(B)を製
造する方法は、特に制限なく、通常の乳化重合、懸濁重
合、溶液重合、塊状重合、塊状−懸濁重合によって製造
することができる。
無水マレイン酸とからマレイミド系共重合体(B)を製
造する方法は、特に制限なく、通常の乳化重合、懸濁重
合、溶液重合、塊状重合、塊状−懸濁重合によって製造
することができる。
無水マレイン酸を含有するビニル系共重合体をアニリン
と反応させた後、脱水閉環せしめることにより合成する
方法において用いられる無水マレイン酸含有ビニル系共
重合体とは、無水マレイン酸およびこれと共重合可能な
他のビニル系単量体を共重合せしめて得られる共重合体
であり、前記(3)式の無水マレインfIim成単位を
含有するものである。
と反応させた後、脱水閉環せしめることにより合成する
方法において用いられる無水マレイン酸含有ビニル系共
重合体とは、無水マレイン酸およびこれと共重合可能な
他のビニル系単量体を共重合せしめて得られる共重合体
であり、前記(3)式の無水マレインfIim成単位を
含有するものである。
ここで無水マレイン酸に対し、共重合可能な他のビニル
系単量体としては、スチレン、p −メチルスチレン、
ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、α−メチルスチ
レン、モノブロモスチレン、ジプロモスチレン、トリブ
ロモスチレン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン
、トリクロロスチレン、ジメチルスチレン等で代表され
る芳香族ビニル系単量体、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸メチル等で代表される(メタ)アクリル酸エステル
系単量体およびアクリロニトリル、メタアクリロニトリ
ル等に代表されるシアン化ビニル系単量体などが挙げら
れ、これらは2種以上混合して用いることもできる。
系単量体としては、スチレン、p −メチルスチレン、
ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、α−メチルスチ
レン、モノブロモスチレン、ジプロモスチレン、トリブ
ロモスチレン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン
、トリクロロスチレン、ジメチルスチレン等で代表され
る芳香族ビニル系単量体、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸メチル等で代表される(メタ)アクリル酸エステル
系単量体およびアクリロニトリル、メタアクリロニトリ
ル等に代表されるシアン化ビニル系単量体などが挙げら
れ、これらは2種以上混合して用いることもできる。
これらビニル系単量体の中で好ましい単量体は、スチレ
ン、α−メチルスチレン、メタクリル酸メチルおよびア
クリロニトリルであり、特に好ましい単量体は耐熱性の
点からスチレンである。
ン、α−メチルスチレン、メタクリル酸メチルおよびア
クリロニトリルであり、特に好ましい単量体は耐熱性の
点からスチレンである。
これらの無水マレイン酸含有ビニル系共重合体は通常の
溶液重合や塊状重合によって製造される。
溶液重合や塊状重合によって製造される。
この方法によるマレイミド系共重合体の形成反応は、次
の第1反応および第2反応の二段階からなる。
の第1反応および第2反応の二段階からなる。
第1反応
第2反応
すなわち第1反応は無水マレイン酸含有ビニル系共重合
体の無水マレイン酸単位にアニリンを付加させる開環反
応であり、カルボキシル基とアミド基が隣接した共重合
体が形成される。
体の無水マレイン酸単位にアニリンを付加させる開環反
応であり、カルボキシル基とアミド基が隣接した共重合
体が形成される。
第2反応はカルボキシル基とアミド基が隣接した共重合
体のカルボキシル基とアミド基を脱水によりイミド化せ
しめる閉環反応であり、これによりN−アリールマレイ
ミド構成単位が形成される。第2反応における脱水手段
としては、加熱による物理的脱水法および脱水剤を用い
る化学的脱水法が挙げられる。
体のカルボキシル基とアミド基を脱水によりイミド化せ
しめる閉環反応であり、これによりN−アリールマレイ
ミド構成単位が形成される。第2反応における脱水手段
としては、加熱による物理的脱水法および脱水剤を用い
る化学的脱水法が挙げられる。
なお、本発明においては第1反応、第2反応の反応条件
および添加するアニリン量を調節することにより、無水
マレイン酸単位を残すことが本発明の効果を十分に発現
させる点から好ましい。
および添加するアニリン量を調節することにより、無水
マレイン酸単位を残すことが本発明の効果を十分に発現
させる点から好ましい。
また、PPS樹脂およびマレイミド系共重合体を変性す
る有機化合物は、分子中に(a)エチレン性二重結合と
(b)カルボキシル基、酸無水物基およびエポキシ基か
らなる群から選ばれる官能基を同時に有する有機化合物
であり、具体的には、マレイン酸、フマル酸、クロロマ
レイン酸、シトラコン酸、イタコン酸、テトラヒドロフ
タル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、ハイミック酸、
メチルハイミック酸、アクリル酸、プラン酸、クロトン
酸、ビニル酢酸、メタクリル酸、ペンテン酸、アンゲリ
カ酸等で例示される不飽和カルボン酸類、無水マレイン
酸、無水クロロマレイン酸、無水シトラコン酸、無水イ
タコン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒ
ドロ無水フタル酸、無水ハイミック酸、無水メチルハイ
ミック酸等で例示される不飽和酸無水物化合物、グリシ
ジルマレエート、グリシジルアクリレート、グリシジル
メタクリレート等で例示される不飽和エポキシ化合物が
挙げられ、これらは2種以上を混合して用いることもで
きる。
る有機化合物は、分子中に(a)エチレン性二重結合と
(b)カルボキシル基、酸無水物基およびエポキシ基か
らなる群から選ばれる官能基を同時に有する有機化合物
であり、具体的には、マレイン酸、フマル酸、クロロマ
レイン酸、シトラコン酸、イタコン酸、テトラヒドロフ
タル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、ハイミック酸、
メチルハイミック酸、アクリル酸、プラン酸、クロトン
酸、ビニル酢酸、メタクリル酸、ペンテン酸、アンゲリ
カ酸等で例示される不飽和カルボン酸類、無水マレイン
酸、無水クロロマレイン酸、無水シトラコン酸、無水イ
タコン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒ
ドロ無水フタル酸、無水ハイミック酸、無水メチルハイ
ミック酸等で例示される不飽和酸無水物化合物、グリシ
ジルマレエート、グリシジルアクリレート、グリシジル
メタクリレート等で例示される不飽和エポキシ化合物が
挙げられ、これらは2種以上を混合して用いることもで
きる。
これら有機化合物の中で好ましいものは、マレイン酸、
無水マレイン酸、無水メチルハイミック酸、グリシジル
メタクリレートであり、特に好ましいものは無水マレイ
ン酸、グリシジルメタクリレートである。
無水マレイン酸、無水メチルハイミック酸、グリシジル
メタクリレートであり、特に好ましいものは無水マレイ
ン酸、グリシジルメタクリレートである。
これらの有機化合物はPPS樹脂またはマレイミド系共
重合体100重量部に対して通常0゜01〜10重量部
、好ましくは0.1〜8重量部で用いられる。
重合体100重量部に対して通常0゜01〜10重量部
、好ましくは0.1〜8重量部で用いられる。
また、必要に応じてラジカル開始剤を用いることも可能
である。ここで用いられるラジカル開始剤としては公知
のものであれば何ら限定されるものでなく、例えばジク
ミルパーオキサイド、ジーtert−ブチルパーオキサ
イド、tert−ブチルクミルパーオキサイド、2.5
−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ
)ヘキサン、2.5−ジメチル−2,5−ジ(tert
−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、n−ブチル−4,
4−ビス(tert−ブチルパーオキシ)バレレート、
1.1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)3,3.
5−トリメチルシクロヘキサン、tert−ブチルパー
オキシトリフェニルシランおよびtert−ブチルパー
オキシトリメチルシラン等が挙げられ、これらの中から
好適に1種以上を選ぶことができる。また、これら有機
過酸化物の他にラジカル開始剤として、2.3−ジメチ
ル−2,3−ジフェニルブタン、2.3−ジエチル−2
,3−ジフェニルブタン、2゜3−ジメチル−2,3−
ジ(p−メチルフェニルブタン)、2.3−ジメチル−
2,3−ジ(ブロモフェニル)ブタン等の化合物を用い
てもよい。このラジカル開始剤の使用量はPPS樹脂ま
たはマレイミド系共重合体100重量部に対して0.0
1〜10重量部である。
である。ここで用いられるラジカル開始剤としては公知
のものであれば何ら限定されるものでなく、例えばジク
ミルパーオキサイド、ジーtert−ブチルパーオキサ
イド、tert−ブチルクミルパーオキサイド、2.5
−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ
)ヘキサン、2.5−ジメチル−2,5−ジ(tert
−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、n−ブチル−4,
4−ビス(tert−ブチルパーオキシ)バレレート、
1.1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)3,3.
5−トリメチルシクロヘキサン、tert−ブチルパー
オキシトリフェニルシランおよびtert−ブチルパー
オキシトリメチルシラン等が挙げられ、これらの中から
好適に1種以上を選ぶことができる。また、これら有機
過酸化物の他にラジカル開始剤として、2.3−ジメチ
ル−2,3−ジフェニルブタン、2.3−ジエチル−2
,3−ジフェニルブタン、2゜3−ジメチル−2,3−
ジ(p−メチルフェニルブタン)、2.3−ジメチル−
2,3−ジ(ブロモフェニル)ブタン等の化合物を用い
てもよい。このラジカル開始剤の使用量はPPS樹脂ま
たはマレイミド系共重合体100重量部に対して0.0
1〜10重量部である。
また、変性PPS樹脂または変性マレイミド系共重合体
の製造方法は、ラジカル開始剤の存在下または非存在下
で溶融状態、溶解状態、スラリー状態で80〜350℃
の温度下で反応させることによって得られるものであり
、これら公知の方法の中でも溶融混練方法で実施するこ
とが簡便しかも高効率である点で好ましく、例えばPP
S樹脂またはマレイミド系共重合体と変性に用いる有機
化合物とをラジカル開始剤の存在下に250〜330℃
の温度下で105eC−1以上の剪断速度を与えつつ溶
融混練しながら変性する方法等が挙げられる。しかし、
本発明の変性PPS樹脂または変性マレイミド系共重合
体は前期した特徴を有する限り、その製造方法によって
限定されるものではない。
の製造方法は、ラジカル開始剤の存在下または非存在下
で溶融状態、溶解状態、スラリー状態で80〜350℃
の温度下で反応させることによって得られるものであり
、これら公知の方法の中でも溶融混練方法で実施するこ
とが簡便しかも高効率である点で好ましく、例えばPP
S樹脂またはマレイミド系共重合体と変性に用いる有機
化合物とをラジカル開始剤の存在下に250〜330℃
の温度下で105eC−1以上の剪断速度を与えつつ溶
融混練しながら変性する方法等が挙げられる。しかし、
本発明の変性PPS樹脂または変性マレイミド系共重合
体は前期した特徴を有する限り、その製造方法によって
限定されるものではない。
マレイミド系共重合体および/または変性マレイミド系
共重合体(B)におけるN−アリールマレイミド構成単
位は10〜90重量%、特に30〜70重量%が好まし
い。10重量%未満では得られるマレイミド系共重合体
(B)ひいては本発明のPPS樹脂組成物の耐熱性が低
下し、逆に90重量%を越えると、該PPS樹脂組成物
の耐衝撃性、耐薬品性が低下するために好ましくない。
共重合体(B)におけるN−アリールマレイミド構成単
位は10〜90重量%、特に30〜70重量%が好まし
い。10重量%未満では得られるマレイミド系共重合体
(B)ひいては本発明のPPS樹脂組成物の耐熱性が低
下し、逆に90重量%を越えると、該PPS樹脂組成物
の耐衝撃性、耐薬品性が低下するために好ましくない。
さらに、マレイミド系共重合体および/または変性マレ
イミド系共重合体に含まれる無水マレイン酸構成単位は
、N−アリールマレイミド構成単位およびビニル系構成
単位の合計量100重量部に対して10重量部以下、好
ましくは8重量部以下である。無水マレイン酸構成単位
が10重量部を越えると、マレイミド系共重合体の熱安
定性が低下し、その結果としてPPS樹脂組成物の耐熱
性が低下するために好ましくない。
イミド系共重合体に含まれる無水マレイン酸構成単位は
、N−アリールマレイミド構成単位およびビニル系構成
単位の合計量100重量部に対して10重量部以下、好
ましくは8重量部以下である。無水マレイン酸構成単位
が10重量部を越えると、マレイミド系共重合体の熱安
定性が低下し、その結果としてPPS樹脂組成物の耐熱
性が低下するために好ましくない。
本発明のPPS樹脂組成物は上記の(A)成分および(
B)成分から構成される樹脂組成物を基本とするもので
あるが、PPSおよび無水マレイン酸構成単位を含まな
いマレイミド系共重合体との組合せから構成される樹脂
組成物を除外するものである。具体的にはPPSおよび
無水マレイン酸構成単位を含むマレイミド系共重合体、
PPSおよび変性マレイミド系共重合体、変性PPSお
よび無水マレイン酸構成単位を含まないマレイミド系共
重合体、変性PPSおよび無水マレイン酸構成単位を含
むマレイミド系共重合体、変性PPSおよび変性マレイ
ミド系共重合体で例示される各組合せから構成される樹
脂組成物であり、相溶性(層状剥離性)に優れ、耐衝撃
性、耐熱性、耐溶剤性が向上する。
B)成分から構成される樹脂組成物を基本とするもので
あるが、PPSおよび無水マレイン酸構成単位を含まな
いマレイミド系共重合体との組合せから構成される樹脂
組成物を除外するものである。具体的にはPPSおよび
無水マレイン酸構成単位を含むマレイミド系共重合体、
PPSおよび変性マレイミド系共重合体、変性PPSお
よび無水マレイン酸構成単位を含まないマレイミド系共
重合体、変性PPSおよび無水マレイン酸構成単位を含
むマレイミド系共重合体、変性PPSおよび変性マレイ
ミド系共重合体で例示される各組合せから構成される樹
脂組成物であり、相溶性(層状剥離性)に優れ、耐衝撃
性、耐熱性、耐溶剤性が向上する。
一方、PPSおよび無水マレイン酸構成単位を含まない
マレイミド系共重合体との組合せから構成される樹脂組
成物は、相溶性に劣るため、耐衝撃性1、耐熱性の向上
が認められない。
マレイミド系共重合体との組合せから構成される樹脂組
成物は、相溶性に劣るため、耐衝撃性1、耐熱性の向上
が認められない。
また、本発明のPPSおよび/または変性PPS (A
)とマレイミド系共重合体および/または変性マレイミ
ド系共重合体(B)との組成比は、PPSおよび/また
は変性PPS (A)が90〜10重量%、好ましくは
90〜20重景%、マレイミド系共重合体および/また
は変性マレイミド系共重合体(B)が10〜90重量%
、好ましくは10〜80重量%である。Ppsおよび/
または変性PP5(A)が10重量%未満、マレイミド
系共重合体および/まなは変性マレイミド系共重合体(
B)が90重量%を越える場合は、耐溶剤性の極めて悪
いPPS樹脂組成物しか得られず、逆にPPSおよび/
または変性PPS (A)が90重量%を越える場合、
マレイミド系共重合体および/または変性マレイミド系
共重合体が10重量%未満の場合は、耐熱性が低下する
ために好ましくない。
)とマレイミド系共重合体および/または変性マレイミ
ド系共重合体(B)との組成比は、PPSおよび/また
は変性PPS (A)が90〜10重量%、好ましくは
90〜20重景%、マレイミド系共重合体および/また
は変性マレイミド系共重合体(B)が10〜90重量%
、好ましくは10〜80重量%である。Ppsおよび/
または変性PP5(A)が10重量%未満、マレイミド
系共重合体および/まなは変性マレイミド系共重合体(
B)が90重量%を越える場合は、耐溶剤性の極めて悪
いPPS樹脂組成物しか得られず、逆にPPSおよび/
または変性PPS (A)が90重量%を越える場合、
マレイミド系共重合体および/または変性マレイミド系
共重合体が10重量%未満の場合は、耐熱性が低下する
ために好ましくない。
また、本発明のPPS樹脂組成物は、前記の(A)、(
B)成分の各組合せからなるポリマーアロイであるが、
さらに、得られる樹脂組成物の耐衝撃性を一層向上させ
るため、本発明では(C)成分として熱可塑性エラスト
マーを添加することができる。
B)成分の各組合せからなるポリマーアロイであるが、
さらに、得られる樹脂組成物の耐衝撃性を一層向上させ
るため、本発明では(C)成分として熱可塑性エラスト
マーを添加することができる。
本発明の(C)成分として用いられる熱可塑性エラスト
マーとは、例えば、ポリオレフィン系エラストマー、ポ
リスチレン系エラストマーポリアミド系エラストマー、
ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラスト
マー、フッ素系エラストマー等公知のものが挙げられる
が、なかでも、ポリオレフィン系エラストマーポリスチ
レン系エラストマーが好適に選択できる。
マーとは、例えば、ポリオレフィン系エラストマー、ポ
リスチレン系エラストマーポリアミド系エラストマー、
ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラスト
マー、フッ素系エラストマー等公知のものが挙げられる
が、なかでも、ポリオレフィン系エラストマーポリスチ
レン系エラストマーが好適に選択できる。
ポリオレフィン系エラストマーとしては、例えば、エチ
レン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−グリシ
ジルメタクリレート共重合体、エチレン−プロピレン−
ジエン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−ブテン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体
およびエチレン−ブテン共重合体の無水マレイン酸また
はグリシジルメタクリレート変性物等が挙げられる。
レン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−グリシ
ジルメタクリレート共重合体、エチレン−プロピレン−
ジエン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−ブテン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体
およびエチレン−ブテン共重合体の無水マレイン酸また
はグリシジルメタクリレート変性物等が挙げられる。
つぎにポリスチレン系エラストマーとしては、例えば、
ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物のブロック共重
合体またはこのブロック共重合体の水素添加物(以下、
水添ブロック共重合体と略す)が挙げられ、さらに、こ
れらブロック共重合体、水添ブロック共重合体とα、β
−不飽和カルボン酸またはその誘導体の反応による変性
物(変性ポリスチレン系エラストマー)が挙げられる。
ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物のブロック共重
合体またはこのブロック共重合体の水素添加物(以下、
水添ブロック共重合体と略す)が挙げられ、さらに、こ
れらブロック共重合体、水添ブロック共重合体とα、β
−不飽和カルボン酸またはその誘導体の反応による変性
物(変性ポリスチレン系エラストマー)が挙げられる。
これらポリスチレン系エラストマーの例としては、例え
ばスチレン−ブタジェン−スチレンブロック共重合体、
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体およ
びこれらブロック共重合体の水素添加物(水添ブロック
共重合体)が挙げられ、さらにこれらブロック共重合体
、水添ブロック共重合体の無水マレイン酸変性物、グリ
シジルメタクリレート変性物等が挙げられる。
ばスチレン−ブタジェン−スチレンブロック共重合体、
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体およ
びこれらブロック共重合体の水素添加物(水添ブロック
共重合体)が挙げられ、さらにこれらブロック共重合体
、水添ブロック共重合体の無水マレイン酸変性物、グリ
シジルメタクリレート変性物等が挙げられる。
これらポリスチレン系エラストマーの具体的な例として
例えば、シェル化学株式会社から製造販売されている“
カリフレックスTR”“クレイトンG”シリーズが挙げ
られる。
例えば、シェル化学株式会社から製造販売されている“
カリフレックスTR”“クレイトンG”シリーズが挙げ
られる。
さらに、これらブロック共重合体、水添ブロック共重合
体と、α、β−不飽和カルボン酸またはその誘導体とを
ラジカル発生剤の存在下、非存在下で、溶融状態、溶解
状態で80〜350℃の温度下で反応させることにより
変性させることも可能である。
体と、α、β−不飽和カルボン酸またはその誘導体とを
ラジカル発生剤の存在下、非存在下で、溶融状態、溶解
状態で80〜350℃の温度下で反応させることにより
変性させることも可能である。
この変性の際に用いるα、β−不飽和カルボン酸または
その誘導体としては、例えば、マレイン酸、無水マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸、アクリル酸、アクリル酸
エステル、クロトン酸、マレインイミド化合物、グリシ
ジルメタクリレートなどが挙げられ、中でも無水マレイ
ン酸、グリシジルメタクリレートが好ましく用いられる
。α、β−不飽和カルボン酸またはその誘導体は、ブロ
ック共重合体、水添ブロック共重合体100重量部に対
して、0.01〜20重量部の範囲、好ましくは0.1
〜10重量部の範囲で用いられる。
その誘導体としては、例えば、マレイン酸、無水マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸、アクリル酸、アクリル酸
エステル、クロトン酸、マレインイミド化合物、グリシ
ジルメタクリレートなどが挙げられ、中でも無水マレイ
ン酸、グリシジルメタクリレートが好ましく用いられる
。α、β−不飽和カルボン酸またはその誘導体は、ブロ
ック共重合体、水添ブロック共重合体100重量部に対
して、0.01〜20重量部の範囲、好ましくは0.1
〜10重量部の範囲で用いられる。
また、必要に応じて用いられるラジカル開始剤としては
公知のものであれば限定されるものではなく、例えば、
ジクミルパーオキサイド、ジーtert−ブチルパーオ
キサイド、tert−ブチルクミルパーオキサイド、2
.5−ジメチル−2,5〜ジ(tert−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、2.5−ジメチル−2,5−ジ(te
rt−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、n−ブチル−
4,4−ビス(tert−ブチルパーオキシ)バレレー
ト、tert−ブチルパーオキシトリフェニルシラン、
tert−ブチルパーオキシトリメチルシラン、ベンゾ
イルパーオキサイド等が挙げられ、これらの中から1種
以上を選ぶことができる。
公知のものであれば限定されるものではなく、例えば、
ジクミルパーオキサイド、ジーtert−ブチルパーオ
キサイド、tert−ブチルクミルパーオキサイド、2
.5−ジメチル−2,5〜ジ(tert−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、2.5−ジメチル−2,5−ジ(te
rt−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、n−ブチル−
4,4−ビス(tert−ブチルパーオキシ)バレレー
ト、tert−ブチルパーオキシトリフェニルシラン、
tert−ブチルパーオキシトリメチルシラン、ベンゾ
イルパーオキサイド等が挙げられ、これらの中から1種
以上を選ぶことができる。
ラジカル開始剤の使用量はブロック共重合体、水添ブロ
ック共重合体100重量部に対して、0.01〜10重
量部である。
ック共重合体100重量部に対して、0.01〜10重
量部である。
なお、変性ポリスチレン系エラストマーの製造方法は公
知の溶融混線状態、溶液混合状態いずれでも実施するこ
とができ、これらに限定されるものではない。
知の溶融混線状態、溶液混合状態いずれでも実施するこ
とができ、これらに限定されるものではない。
さらに、これら例示した熱可塑性エラストマーは1種の
みならず、2種以上を併用しても構わない。
みならず、2種以上を併用しても構わない。
さらに、本発明において用いられる熱可塑性エラストマ
ー(C)は、PPSおよび/または変性PPS (A)
とマレイミド系共重合体および/または変性マレイミド
系共重合体(B)から構成される樹脂組成物100重量
部に対して1〜50重量部、好ましくは3〜40重量部
配合される。熱可塑性エラストマー(C)が1重量部未
満では、耐衝撃性の向上は認められず、逆に50重1部
を越えると、得られるPPS樹脂組成物の耐熱性が低下
するためだましくない。
ー(C)は、PPSおよび/または変性PPS (A)
とマレイミド系共重合体および/または変性マレイミド
系共重合体(B)から構成される樹脂組成物100重量
部に対して1〜50重量部、好ましくは3〜40重量部
配合される。熱可塑性エラストマー(C)が1重量部未
満では、耐衝撃性の向上は認められず、逆に50重1部
を越えると、得られるPPS樹脂組成物の耐熱性が低下
するためだましくない。
このように本発明のPPS樹脂組成物は(A)、(B)
成分および(C)の各成分から構成されるものであるが
、必要に応じて、本発明のPps樹脂組成物の性質を損
わない程度にガラス繊維、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊
維、セラミック繊維、アスベスト繊維、石コウ繊維、金
属繊維、炭素繊維等の繊維状強化剤や、ワラステナイト
、セリサイト、カオリン、マイカ、クレー、ベントナイ
ト、アスベスト、タルク、アルミナシリケート等の珪酸
塩、アルミナ、塩化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化ジ
ルコニウム、酸化チタン等の金属化合物、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、ドロマイトなどの炭酸塩、硫酸
カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、ガラスピーズ
、窒化ホウ素、炭化ケイ素、シリカ等の非繊維状強化剤
、各種難燃剤、結晶化促進剤(造核剤)、メルカプトシ
ラン、ビニルシラン、アミノシラン、エポキシシラン等
のシラン系カップリング剤、酸化防止剤、耐熱安定剤、
紫外線吸収剤、着色剤等を加えることもできる。
成分および(C)の各成分から構成されるものであるが
、必要に応じて、本発明のPps樹脂組成物の性質を損
わない程度にガラス繊維、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊
維、セラミック繊維、アスベスト繊維、石コウ繊維、金
属繊維、炭素繊維等の繊維状強化剤や、ワラステナイト
、セリサイト、カオリン、マイカ、クレー、ベントナイ
ト、アスベスト、タルク、アルミナシリケート等の珪酸
塩、アルミナ、塩化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化ジ
ルコニウム、酸化チタン等の金属化合物、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、ドロマイトなどの炭酸塩、硫酸
カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、ガラスピーズ
、窒化ホウ素、炭化ケイ素、シリカ等の非繊維状強化剤
、各種難燃剤、結晶化促進剤(造核剤)、メルカプトシ
ラン、ビニルシラン、アミノシラン、エポキシシラン等
のシラン系カップリング剤、酸化防止剤、耐熱安定剤、
紫外線吸収剤、着色剤等を加えることもできる。
本発明のPPS樹脂組成物の調製手段は特に制限なく、
例えば、単軸押出機、二軸押出機、ニーダ−、ブラベン
ダー等による加熱溶融混練方法が用いられる。中でも車
軸または二軸押出機を用いた溶融混練方法が好ましい。
例えば、単軸押出機、二軸押出機、ニーダ−、ブラベン
ダー等による加熱溶融混練方法が用いられる。中でも車
軸または二軸押出機を用いた溶融混練方法が好ましい。
なお、溶融混練温度は、PPSの溶融を十分にする点か
ら280℃以上、熱分解を防止する点から340℃以下
の範囲で用いるのが好ましい。
ら280℃以上、熱分解を防止する点から340℃以下
の範囲で用いるのが好ましい。
このようにして得られる本発明のPPS樹脂組成物は、
従来より公知の種々の方法、例えば射出成形、押出成形
、発泡成形等の加工方法が可能である。また、用途分野
としては、自動車、電気、電子、機械等の工業材料分野
で、耐熱性、耐衝撃性、難燃性、成形加工性に優れた成
形素材として広範囲に使用することができる。
従来より公知の種々の方法、例えば射出成形、押出成形
、発泡成形等の加工方法が可能である。また、用途分野
としては、自動車、電気、電子、機械等の工業材料分野
で、耐熱性、耐衝撃性、難燃性、成形加工性に優れた成
形素材として広範囲に使用することができる。
〈実施例〉
以下、実施例を用いて本発明をさらに詳述する。本実施
例中で用いた%、部および比は特にことわりのない限り
、各々重量%、重量部および重量比を表わす。
例中で用いた%、部および比は特にことわりのない限り
、各々重量%、重量部および重量比を表わす。
また、本実施例中のアイゾツト衝撃強さ、熱変形温度お
よび耐溶剤性は各々下記の測定法により測定した。
よび耐溶剤性は各々下記の測定法により測定した。
アイゾツト衝撃強さ:ASTM D256熱変形温度
:ASTM D648耐溶剤性試験 :
ASTM1号ダンベル試験片を25℃でヘプ タン中に60分間浸漬 後、クラック発生の有 無を観察した。
:ASTM D648耐溶剤性試験 :
ASTM1号ダンベル試験片を25℃でヘプ タン中に60分間浸漬 後、クラック発生の有 無を観察した。
参考例1
オートクレーブに硫化ナトリウム3.26m(25モル
、結晶水40%を含む)、水酸化ナトリウム4g、酢酸
ナトリウム三水和物1.36眩く約10モル)およびN
−メチル−2−ピロリドン(以下NMPと略称する)7
.9−を仕込み、撹拌しながら徐々に205℃まで昇温
し、水1.36hを含む留出水約1.51を除去した。
、結晶水40%を含む)、水酸化ナトリウム4g、酢酸
ナトリウム三水和物1.36眩く約10モル)およびN
−メチル−2−ピロリドン(以下NMPと略称する)7
.9−を仕込み、撹拌しながら徐々に205℃まで昇温
し、水1.36hを含む留出水約1.51を除去した。
残留混合物に1.4−ジクロルベンゼン3.75b(2
5,5モル)およびNMP2眩を加え、265℃で4時
間加熱しな。反応生成物を70℃の温水で5回洗浄し、
80℃で24時間減圧乾燥して、溶融粘度約2.500
ポアズ(320℃、剪断速度1.000秒−1)の粉末
状PPS約2kgを得た。これをPP5−1とする。
5,5モル)およびNMP2眩を加え、265℃で4時
間加熱しな。反応生成物を70℃の温水で5回洗浄し、
80℃で24時間減圧乾燥して、溶融粘度約2.500
ポアズ(320℃、剪断速度1.000秒−1)の粉末
状PPS約2kgを得た。これをPP5−1とする。
参考例2 (PPSの脱イオン処理)
参考例1で得られたPPS粉末約2kgを90℃に加熱
されたpH4の酢酸水溶液20Jl!中に投入し、約3
0分間撹拌し続けたのち濾過し、r液のpHが7になる
まで約90℃の脱イオン水で洗浄し、120℃で24時
間減圧乾燥して粉末状としな。これをPP5−2とする
。
されたpH4の酢酸水溶液20Jl!中に投入し、約3
0分間撹拌し続けたのち濾過し、r液のpHが7になる
まで約90℃の脱イオン水で洗浄し、120℃で24時
間減圧乾燥して粉末状としな。これをPP5−2とする
。
参考例3(変性PPSの調製)
参考例1で得たPP5−1および参考例2で得たPP5
−2 100重量部に対して無水マレイン酸2.0重量
部をトライブレンドし、290〜310℃に設定した二
軸押出機を用いて溶融混練し、無水マレイン酸変性PP
Sのベレットを得た。これらをそれぞれPP5−3、P
P5−4とする。さらにPP5−2 100重量部に対
して無水マレイン酸5.0重量部を用いた以外は同様な
条件、方法で変性を行った。
−2 100重量部に対して無水マレイン酸2.0重量
部をトライブレンドし、290〜310℃に設定した二
軸押出機を用いて溶融混練し、無水マレイン酸変性PP
Sのベレットを得た。これらをそれぞれPP5−3、P
P5−4とする。さらにPP5−2 100重量部に対
して無水マレイン酸5.0重量部を用いた以外は同様な
条件、方法で変性を行った。
これをPP5−5とする。
また、PP5−2 100重量部に対して、無水マレイ
ン酸の代わりにグリシジルメタクリレート1.5重量部
を用いた以外は同様な条件、方法で変性を行い、グリシ
ジルメタクリレート変性PPSのペレットを得た。これ
らをPP5−6とする。
ン酸の代わりにグリシジルメタクリレート1.5重量部
を用いた以外は同様な条件、方法で変性を行い、グリシ
ジルメタクリレート変性PPSのペレットを得た。これ
らをPP5−6とする。
参考例4(マレイミド系共重合体の調製)N−アリール
マレイミド単量体とビニル系単量体および無水マレイン
酸から合成するマレイミド系共重合体(B−1〜B−6
)の調製方法を以下に示す。
マレイミド単量体とビニル系単量体および無水マレイン
酸から合成するマレイミド系共重合体(B−1〜B−6
)の調製方法を以下に示す。
表−2に示した原料単量体のうち、ビニル系単量体混合
物100部を開始剤過酸化ベンゾイル0.3部とともに
メチルエチルケトン100部に溶解して反応槽の中に仕
込み、槽内湯度を75℃に保持しながら、充分撹拌を行
った。この中にメチルエチルケトン100部に溶解した
所定量のN−アリールマレイミドと無水マレイン酸を所
定の速度で滴下しながら重合を行い、種々の組成をもつ
マレイミド系共重合体(B−1〜B−6)を得た。
物100部を開始剤過酸化ベンゾイル0.3部とともに
メチルエチルケトン100部に溶解して反応槽の中に仕
込み、槽内湯度を75℃に保持しながら、充分撹拌を行
った。この中にメチルエチルケトン100部に溶解した
所定量のN−アリールマレイミドと無水マレイン酸を所
定の速度で滴下しながら重合を行い、種々の組成をもつ
マレイミド系共重合体(B−1〜B−6)を得た。
参考例5(マレイミド系共重合体の調整)無水マレイン
酸含有ビニル系共重合体をアニリンと反応させた後、脱
水閉環せしめる方法により合成するマレイミド系共重合
体(B−7>の調製方法を以下に示す。
酸含有ビニル系共重合体をアニリンと反応させた後、脱
水閉環せしめる方法により合成するマレイミド系共重合
体(B−7>の調製方法を以下に示す。
還流コンデンサー、撹拌機および滴下ロートを備えた重
合槽にスチレン60部、メチルエチルケトン50部を仕
込み、系内を窒素ガスで置換した後、温度を85℃に昇
温した。
合槽にスチレン60部、メチルエチルケトン50部を仕
込み、系内を窒素ガスで置換した後、温度を85℃に昇
温した。
一方、別に無水マレイン酸40部と過酸化ベンゾイル0
.15部をメチルエチルケトン180部に溶解した溶液
を調製し、滴下ロートに仕込んだ。槽内湯度を85℃に
保ち、撹拌を行いながら、滴下ロートから無水マレイン
酸−過酸化ベンゾイル−メチルエチルケトン溶液を8時
間で連続的に添加した。添加後さらに1時間85℃に保
った。無色透明の活劇な液体が得られた。一部をサンプ
リングしてガスクロマトグラフィーにより重合率の測定
を行ったところ、スチレン98%、無水マレイン酸99
%であった。
.15部をメチルエチルケトン180部に溶解した溶液
を調製し、滴下ロートに仕込んだ。槽内湯度を85℃に
保ち、撹拌を行いながら、滴下ロートから無水マレイン
酸−過酸化ベンゾイル−メチルエチルケトン溶液を8時
間で連続的に添加した。添加後さらに1時間85℃に保
った。無色透明の活劇な液体が得られた。一部をサンプ
リングしてガスクロマトグラフィーにより重合率の測定
を行ったところ、スチレン98%、無水マレイン酸99
%であった。
ここで得られた共重合体溶液に無水マレイン酸に対して
0.97倍当量のアニリン38.4部、トリエチルアミ
ン0.3部を加えて160℃で5時間反応させ、マレイ
ミド系共重合体(B−7)を得た。13C−NMR分析
より酸無水物基のイミド基への添加率は95%であった
。
0.97倍当量のアニリン38.4部、トリエチルアミ
ン0.3部を加えて160℃で5時間反応させ、マレイ
ミド系共重合体(B−7)を得た。13C−NMR分析
より酸無水物基のイミド基への添加率は95%であった
。
参考例6(変性マレイミド系共重合体の調整)参考例4
で得たマレイミド系共重合体B−1およびB−3100
重量部に対して無水マレイン酸2.0重量部をトライブ
レンドし、250〜270℃に設定した二軸押出機を用
いて溶融混練し、無水マレイン酸変性マレイミド系共重
合体のペレットを得た。これらをそれぞれB−8、B−
9とする。さらにB−3100重量部に対して無水マレ
イン酸5.0重量部を用いた以外は同様な条件、方法で
変性を行った。
で得たマレイミド系共重合体B−1およびB−3100
重量部に対して無水マレイン酸2.0重量部をトライブ
レンドし、250〜270℃に設定した二軸押出機を用
いて溶融混練し、無水マレイン酸変性マレイミド系共重
合体のペレットを得た。これらをそれぞれB−8、B−
9とする。さらにB−3100重量部に対して無水マレ
イン酸5.0重量部を用いた以外は同様な条件、方法で
変性を行った。
これをB−10とする。
また、B−3100重量部に対して無水マレイン酸の代
わりにグリシジルメタクリレート1.5重量部を用いた
以外は同様な条件、方法テ変性を行い、グリシジルメタ
クリレート変性マレイミド系共重合体のペレットを得た
。これをB−11とする。
わりにグリシジルメタクリレート1.5重量部を用いた
以外は同様な条件、方法テ変性を行い、グリシジルメタ
クリレート変性マレイミド系共重合体のペレットを得た
。これをB−11とする。
参考例7
本実施例および比較例で使用した熱可塑性エラストマー
を以下に示す。
を以下に示す。
C−1:エチレン−グリシジルメタクリレート(88/
12重量比)共重合体 C−2:スチレン−ブタジェン−スチレン共重合体(シ
ェル化学■製“カリフレック スTRKX65S” ) C−3:スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重
合体(シェル化学■製“クレ イトン01650″) C−4:M変性スチレン−エチレン/ブチレン−スチレ
ン共重合体(シェル化学■製 “クレイトンFG1901X″) C−5=エポキシ変性スチレン−エチレン/ブチレン−
スチレン共重合体 C−3100重量部に対し、グリシ ジルメタクリレート1重量部、ジ tert−ブチルパーオキサイド0.1重量部をヘンシ
ェルミキサーでトライブ レンドし、210〜230℃に設定し たベント付き二軸押出機を用いて溶融 混練を行い、押し出しなストランドを ペレタイザーでカットして、エポキシ 変性スチレン−エチレン/ブチレン− スチレン共重合体を得た。
12重量比)共重合体 C−2:スチレン−ブタジェン−スチレン共重合体(シ
ェル化学■製“カリフレック スTRKX65S” ) C−3:スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重
合体(シェル化学■製“クレ イトン01650″) C−4:M変性スチレン−エチレン/ブチレン−スチレ
ン共重合体(シェル化学■製 “クレイトンFG1901X″) C−5=エポキシ変性スチレン−エチレン/ブチレン−
スチレン共重合体 C−3100重量部に対し、グリシ ジルメタクリレート1重量部、ジ tert−ブチルパーオキサイド0.1重量部をヘンシ
ェルミキサーでトライブ レンドし、210〜230℃に設定し たベント付き二軸押出機を用いて溶融 混練を行い、押し出しなストランドを ペレタイザーでカットして、エポキシ 変性スチレン−エチレン/ブチレン− スチレン共重合体を得た。
C−6:エチレン−ブテン共重合体(三井石油化学■製
“タフマーA−4085”) 実施例1〜12 PPSおよび/または変性PPSとマレイミド系共重合
体および/または変性マレイミド系共重合体とを第2表
に示す組成比でトライブレンドし、290〜310℃に
設定した同方向回転二軸押出機を用いて、スクリュー回
転数10orpmの条件で溶融混練しペレット化した。
“タフマーA−4085”) 実施例1〜12 PPSおよび/または変性PPSとマレイミド系共重合
体および/または変性マレイミド系共重合体とを第2表
に示す組成比でトライブレンドし、290〜310℃に
設定した同方向回転二軸押出機を用いて、スクリュー回
転数10orpmの条件で溶融混練しペレット化した。
このペレットを用いてインラインスクリュー型成型機に
て射出成形を行い、試験片を成形した。
て射出成形を行い、試験片を成形した。
(温度条件設定:290〜310℃、金型温度:140
〜150℃)、得られた試験片について測定したアイゾ
ツト衝撃強さ、熱変形温度、耐溶剤性試験結果を第2表
に示す。
〜150℃)、得られた試験片について測定したアイゾ
ツト衝撃強さ、熱変形温度、耐溶剤性試験結果を第2表
に示す。
比較例1〜6
PPS−2、PP5−4とマレイミド系共重合体B−1
、B−3、B−4、B−5、B−6とを第2表に示す組
成でトライブレンドした以外は実施例1と全く同様にし
て混練、成形および測定を行った。結果を第2表に示す
。
、B−3、B−4、B−5、B−6とを第2表に示す組
成でトライブレンドした以外は実施例1と全く同様にし
て混練、成形および測定を行った。結果を第2表に示す
。
比較例1は未変性PPS樹脂と無水マレイン酸構成単位
を含まないマレイミド系共重合体で構成される樹脂組成
物であり、層状剥離が認められ、このため耐衝撃性が低
く、また熱変形温度の値も172〜185℃と不安定な
ものである。比較例2はマレイミド系共重合体中の無水
マレイン酸構成単位が10重量%を越えるため、熱変形
温度が低い。比較例3は、マレイミド系共重合体中のN
−アリールマレイミド構成単位が10重量%未満であり
、ビニル系構成単位が90重量%を越えるために、熱変
形温度が低い。
を含まないマレイミド系共重合体で構成される樹脂組成
物であり、層状剥離が認められ、このため耐衝撃性が低
く、また熱変形温度の値も172〜185℃と不安定な
ものである。比較例2はマレイミド系共重合体中の無水
マレイン酸構成単位が10重量%を越えるため、熱変形
温度が低い。比較例3は、マレイミド系共重合体中のN
−アリールマレイミド構成単位が10重量%未満であり
、ビニル系構成単位が90重量%を越えるために、熱変
形温度が低い。
比較例4は、N−アリールマレイミド構成単位が90重
量%を越え、ビニル系構成単位が10重量%未満である
ために、アイゾツト衝撃値が低く、さらに耐溶剤性試験
においてもクラックの発生が認められる。比較例5はP
PS樹脂とマレイミド系共重合体との組成比において、
PPS樹脂が90重量%を越えるために、熱変形温度が
低い。比較例6ではP、PS柑脂が10重量%未満のた
め、耐溶剤性試験においてクラックの発生が認められる
。
量%を越え、ビニル系構成単位が10重量%未満である
ために、アイゾツト衝撃値が低く、さらに耐溶剤性試験
においてもクラックの発生が認められる。比較例5はP
PS樹脂とマレイミド系共重合体との組成比において、
PPS樹脂が90重量%を越えるために、熱変形温度が
低い。比較例6ではP、PS柑脂が10重量%未満のた
め、耐溶剤性試験においてクラックの発生が認められる
。
実施例13〜18
PPS樹脂および/または変性PPS樹脂とマレイミド
系共重合体および/または変性マレイミド系共重合体と
熱可塑性エラストマーとを第3表に示す組成でトライブ
レンドした以外は実施例1と全く同様にして混練、成形
および測定を行った。結果を第2表に示す。
系共重合体および/または変性マレイミド系共重合体と
熱可塑性エラストマーとを第3表に示す組成でトライブ
レンドした以外は実施例1と全く同様にして混練、成形
および測定を行った。結果を第2表に示す。
第2表、第3表の実施例から明らかのように、本発明の
樹脂組成物(実施例1〜18)は相溶性に優れ、アイゾ
ツト衝撃値、熱変形温度、耐溶剤性の三者が均衡して優
れている。
樹脂組成物(実施例1〜18)は相溶性に優れ、アイゾ
ツト衝撃値、熱変形温度、耐溶剤性の三者が均衡して優
れている。
比較例7.8
PPS樹脂および/まなは変性PPS樹脂とマレイミド
系共重合体および/または変性マレイミド系共重合体お
よび熱可塑性エラストマーとを第3表に示す組成でトラ
イブレンドした以外は実施例1と全く同様にして混練、
成形および測定を行った。結果を第2表に示す。
系共重合体および/または変性マレイミド系共重合体お
よび熱可塑性エラストマーとを第3表に示す組成でトラ
イブレンドした以外は実施例1と全く同様にして混練、
成形および測定を行った。結果を第2表に示す。
比較例7は未変性PPS樹脂と無水マレイン酸構成単位
を含まないマレイミド系共重合体および熱可塑性エラス
トマー(C−6)とで構成される樹脂組成物であり、層
状剥離が認められ、このため耐衝撃性が低く、また熱変
形温度も155〜170℃と不安定なものである。比較
例8では、熱可塑性エラストマーがPPS樹脂とマレイ
ミド系共重合体100重量部に対して50重量部以上で
あるために、耐熱性が低い。
を含まないマレイミド系共重合体および熱可塑性エラス
トマー(C−6)とで構成される樹脂組成物であり、層
状剥離が認められ、このため耐衝撃性が低く、また熱変
形温度も155〜170℃と不安定なものである。比較
例8では、熱可塑性エラストマーがPPS樹脂とマレイ
ミド系共重合体100重量部に対して50重量部以上で
あるために、耐熱性が低い。
〈発明の効果〉
本発明のポリフェニレンスルフィド樹脂組成物は、相溶
性に優れ、さらに耐衝撃性、耐熱性、耐溶剤性の三者が
均衡して優れるものである。
性に優れ、さらに耐衝撃性、耐熱性、耐溶剤性の三者が
均衡して優れるものである。
特許出願大東し株式会社
Claims (2)
- (1)(A)ポリフェニレンスルフィドおよび/または
分子中に(a)エチレン性二重結合と、 (b)カルボキシル基、酸無水物基および エポキシ基からなる群から選ばれる官能基 を同時に有する有機化合物で変性した変性 ポリフェニレンスルフィド90〜10重量 %と (B)N−アリールマレイミド構成単位90〜10重量
%、ビニル系構成単位10〜90 重量%およびN−アリールマレイミド構成 単位とビニル系構成単位の合計100重量 部に対して無水マレイン酸構成単位0〜1 0重量部からなるマレイミド系共重合体お よび/または分子中に(a)エチレン性二 重結合と(b)カルボキシル基、酸無水物 基およびエポキシ基からなる群から選ばれ る官能基を同時に有する有機化合物で該マ レイミド系共重合体を変性した変性マレイ ミド系共重合体10〜90重量% からなり、実質的にポリフェニレンスルフ ィドと無水マレイン酸構成単位を含まない マレイミド系共重合体の組み合わせで構成 される樹脂組成物を除外したポリフェニレ ンスルフィド樹脂組成物。 - (2)(A)ポリフェニレンスルフィドおよび/または
分子中に(a)エチレン性二重結合と (b)カルボキシル基、酸無水物基および エポキシ基からなる群から選ばれる官能基 を同時に有する有機化合物で変性した変性 ポリフェニレンスルフィド90〜10重量 %と (B)N−アリールマレイミド構成単位90〜10重量
%、ビニル系構成単位10〜90 重量%およびN−アリールマレイミド構成 単位とビニル系構成単位の合計100重量 部に対して無水マレイン酸構成単位0〜1 0重量部からなるマレイミド系共重合体お よび/または分子中に(a)エチレン性二 重結合と(b)カルボキシル基、酸無水物 基およびエポキシ基からなる群から選ばれ る官能基を同時に有する有機化合物で該マ レイミド系共重合体を変性した変性マレイ ミド系共重合体10〜90重量% からなり、実質的にポリフェニレンスルフ ィドと無水マレイン酸構成単位を含まない マレイミド系共重合体の組み合わせで構成 される樹脂組成物を除外した樹脂組成物1 00重量部に対して、 (C)熱可塑性エラストマー1〜50重量部が配合され
てなるポリフェニレンスルフィ ド樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14307090A JPH0433959A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14307090A JPH0433959A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0433959A true JPH0433959A (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=15330223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14307090A Pending JPH0433959A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0433959A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0481463A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-16 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2003535947A (ja) * | 2000-06-05 | 2003-12-02 | 株式会社ブリヂストン | エポキシを含む軟質ポリマー組成物 |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP14307090A patent/JPH0433959A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0481463A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-16 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2003535947A (ja) * | 2000-06-05 | 2003-12-02 | 株式会社ブリヂストン | エポキシを含む軟質ポリマー組成物 |
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