JPH043432B2 - - Google Patents
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- JPH043432B2 JPH043432B2 JP59221368A JP22136884A JPH043432B2 JP H043432 B2 JPH043432 B2 JP H043432B2 JP 59221368 A JP59221368 A JP 59221368A JP 22136884 A JP22136884 A JP 22136884A JP H043432 B2 JPH043432 B2 JP H043432B2
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- Japan
- Prior art keywords
- parts
- formula
- atom
- toner
- same
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/09—Colouring agents for toner particles
- G03G9/0906—Organic dyes
- G03G9/091—Azo dyes
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
本発明は、金属錯塩化合物および電子写真、静
電記録などの静電潜像を現像するためのトナーに
関する。 電子写真は光導電性物質などにより構成された
光導電体上に潜像を構成し、これを粉末現像剤で
現像し顕像化、さらに熱あるいは溶剤、場合によ
つては圧力によつて紙上に定着する方法が一般的
である。このような電子写真の現像剤としては現
像粉あるいはトナーと呼ばれる樹脂と着色剤とか
ら成る微粒子粉末とキヤリヤーと呼ばれる微小な
ガラス玉あるいは鉄粉または各種樹脂表面処理し
た鉄粉などの混合物が使用される。またこの場
合、キヤリヤーとして極めて微細なフエライトあ
るいはマグネタイトなどを使用したものが一成分
系現像剤と呼ばれ、前者のものと区別することも
できる。本発明はこれらの現像剤のトナーと呼ば
れる現像粉に関するものである。光導電体層は正
または負に荷電することができるので、オリジナ
ルの下で露光により正または負の静電潜像が得ら
れる。そこで負の静電潜像上に正に帯電したポジ
ーポジ像が生ずる。しかし正の静電潜像上に負に
帯電した現像粉で現像を行うと黒白のトーンが逆
になつてオリジナルの陰画すなわちポジーネガ像
が得られる。このように電子写真用の現像粉とし
ては正に帯電した現像粉と負に帯電した現像粉の
二種類がある。 本発明はこのうち負に帯電する現像粉に関する
ものである。 一般に現像粉は合成樹脂に染料、顔料などの着
色剤を混合した微粒子粉末である。 現像粉を負に帯電するため、それに混合する染
料は着色とともに荷電制御剤としての静電特性が
重要な役割を果している。とくに着色剤として従
来使用されている染料、顔料はほとんど正に帯電
するものが多く、負に帯電するとしても帯電性が
弱く、正反像が入りまじつたり、かぶりを生じた
りして鮮明な画像が得られなかつた。 本発明者らは、この点ひ着目して負の特性を有
し、とくに使用樹脂との相容性がきわめて良好な
金属錯塩化合物を開発した。この結果従来使用さ
れていた着色剤の欠点をすべて改良した静電特性
のすぐれた現像粉を製造することができた。すな
わち、本発明の第1の発明は、次式 〔式中、X1およびX2は水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ニトロ基またはハロゲン
原子を表わし、X1とX2は同じであつても異なつ
ていてもよく、mおよびm′は1〜2の整数を表
わし、R1およびR3は水素原子、スルホンアミド、
メシル、スルホン酸、カルボキシエステルまたは
ハロゲン原子を表わし、R1とR3は同じであつて
も異なつていてもよく、nおよびn′は1〜2の整
数を表わし、R2およびR4は水素原子またはニト
ロ基を表わし、Mはクロム、コバルトまたは鉄原
子を表わし、A は脂肪族アンモニウムイオンま
たはヘテロ環状アンモニウムイオンを表わす。〕 で表わされる金属錯塩化合物であり、第2の発明
は、上記一般式(1)で表わされる金属錯塩化合物を
荷電制御剤および着色剤として含有する電子写真
用現像粉である。 上記金属錯塩化合物は静電的に負に帯電する性
質を有し、したがつて適当な現像用樹脂と所望の
割合で混合して負に帯電する現像粉をきわめて容
易にうることができる。 また上記式(1)で示される化合物に類似するトナ
ー用着色剤としての金属錯塩化合物に次に詳述す
るように数多くあるが、本発明に係る化合物は公
知化合物と比較して、現像粉用樹脂に対する相容
性がとくに良好である。したがつて現像粉微粒子
のそれぞれに均一に分布する。このことは現像粉
の帯電特性に対し重要な点である。さらに本発明
の染料はそれ自身、負帯電量がきわめて大であ
る。 金属錯塩化合物を含有する電子写真用トナーに
ついては、例えば、特公昭41−20153、特公昭43
−17955および特公昭43−27596号公報等により既
知であるが、本発明の一般式(1)で表わされる金属
錯塩化合物を含有するトナーは、これら公報に記
載のものに比較して、帯電性において優れてお
り、また変異原性試験(エームズテスト)におい
ても陰性を示すものであり、電子写真用トナーと
して好適である。 一方発明者らは、すでに類似化合物として金属
錯塩化合物を含有する電子写真用トナーを特開昭
57−141452および58−111049号として出願してい
るが、その発明にくらべ本願発明のものが対イオ
ンの化学構造に起因し、トナーの主成分のバイタ
ーである各種樹脂類に対し、相溶性あるいは溶解
性が極めて良好となるために、電子写真用トナー
の添加剤として使用した場合、トナーの連続複写
における帯電安定性に優れ、かつ着色力が大きい
ことから複写画像が極めて鮮明となり、しかも階
調性のある優れた複写物を得ることができた。 本発明の金属錯塩化合物は、まず特開昭58−
111049号公報の記載により下記式 (式中、X1,X2,n,mおよびMは上記(1)式で
定義した通りである。) で示される金属錯塩化合物を合成し、次に上記の
金属錯塩化合物を常法の方法により脂肪族アミ
ン、脂環族アミンまたはヘテロ環状アミンで造塩
処理することにより容易に得ることができる。 上記の造塩処理に好適に使用できるアミンとし
ては、下記一般式(3)および(4)で示される化合物を
あげることができる。 (式中、R5,R6,R7は水素原子、アルキル基ま
たはハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基、アミ
ノ基、アルキル置換アミノ基、フエニル基、ナフ
チル基、複素環基で置換されたアルキル基、アル
ケニル基であり、R1,R2は窒素原子を介して環
を形成するか、あるいはさらにヘテロ原子を含み
かつ窒素原子を介して環を形成することができ、
R5,R6,R7は同じであつても異なつていても良
い。但しR5,R6,R7がすべて水素原子のものは
除く。) (式中、R8,R9,R10,R11はアルキル基または
ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基、アミノ
基、アルキル置換アミノ基、フエニル基、ナフチ
ル基、複素環基で置換されたアルキル基、アルケ
ニル基であり、R5,R6は窒素原子を介して環を
形成するか、あるいはさらにヘテロ原子を含みか
つ窒素原子を介して環を形成することができ、
R8,R9,R10,R11は同じであつても異なつてい
ても良く、Y はハロゲン原子、スルホン酸基な
どのオニウム化合物の残基を表わす。) さらに具体的には、たとえば下記に示す化合物
をあげることができる。 H2NC4H9,H2NC12H25,H2NC18H37,
電記録などの静電潜像を現像するためのトナーに
関する。 電子写真は光導電性物質などにより構成された
光導電体上に潜像を構成し、これを粉末現像剤で
現像し顕像化、さらに熱あるいは溶剤、場合によ
つては圧力によつて紙上に定着する方法が一般的
である。このような電子写真の現像剤としては現
像粉あるいはトナーと呼ばれる樹脂と着色剤とか
ら成る微粒子粉末とキヤリヤーと呼ばれる微小な
ガラス玉あるいは鉄粉または各種樹脂表面処理し
た鉄粉などの混合物が使用される。またこの場
合、キヤリヤーとして極めて微細なフエライトあ
るいはマグネタイトなどを使用したものが一成分
系現像剤と呼ばれ、前者のものと区別することも
できる。本発明はこれらの現像剤のトナーと呼ば
れる現像粉に関するものである。光導電体層は正
または負に荷電することができるので、オリジナ
ルの下で露光により正または負の静電潜像が得ら
れる。そこで負の静電潜像上に正に帯電したポジ
ーポジ像が生ずる。しかし正の静電潜像上に負に
帯電した現像粉で現像を行うと黒白のトーンが逆
になつてオリジナルの陰画すなわちポジーネガ像
が得られる。このように電子写真用の現像粉とし
ては正に帯電した現像粉と負に帯電した現像粉の
二種類がある。 本発明はこのうち負に帯電する現像粉に関する
ものである。 一般に現像粉は合成樹脂に染料、顔料などの着
色剤を混合した微粒子粉末である。 現像粉を負に帯電するため、それに混合する染
料は着色とともに荷電制御剤としての静電特性が
重要な役割を果している。とくに着色剤として従
来使用されている染料、顔料はほとんど正に帯電
するものが多く、負に帯電するとしても帯電性が
弱く、正反像が入りまじつたり、かぶりを生じた
りして鮮明な画像が得られなかつた。 本発明者らは、この点ひ着目して負の特性を有
し、とくに使用樹脂との相容性がきわめて良好な
金属錯塩化合物を開発した。この結果従来使用さ
れていた着色剤の欠点をすべて改良した静電特性
のすぐれた現像粉を製造することができた。すな
わち、本発明の第1の発明は、次式 〔式中、X1およびX2は水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ニトロ基またはハロゲン
原子を表わし、X1とX2は同じであつても異なつ
ていてもよく、mおよびm′は1〜2の整数を表
わし、R1およびR3は水素原子、スルホンアミド、
メシル、スルホン酸、カルボキシエステルまたは
ハロゲン原子を表わし、R1とR3は同じであつて
も異なつていてもよく、nおよびn′は1〜2の整
数を表わし、R2およびR4は水素原子またはニト
ロ基を表わし、Mはクロム、コバルトまたは鉄原
子を表わし、A は脂肪族アンモニウムイオンま
たはヘテロ環状アンモニウムイオンを表わす。〕 で表わされる金属錯塩化合物であり、第2の発明
は、上記一般式(1)で表わされる金属錯塩化合物を
荷電制御剤および着色剤として含有する電子写真
用現像粉である。 上記金属錯塩化合物は静電的に負に帯電する性
質を有し、したがつて適当な現像用樹脂と所望の
割合で混合して負に帯電する現像粉をきわめて容
易にうることができる。 また上記式(1)で示される化合物に類似するトナ
ー用着色剤としての金属錯塩化合物に次に詳述す
るように数多くあるが、本発明に係る化合物は公
知化合物と比較して、現像粉用樹脂に対する相容
性がとくに良好である。したがつて現像粉微粒子
のそれぞれに均一に分布する。このことは現像粉
の帯電特性に対し重要な点である。さらに本発明
の染料はそれ自身、負帯電量がきわめて大であ
る。 金属錯塩化合物を含有する電子写真用トナーに
ついては、例えば、特公昭41−20153、特公昭43
−17955および特公昭43−27596号公報等により既
知であるが、本発明の一般式(1)で表わされる金属
錯塩化合物を含有するトナーは、これら公報に記
載のものに比較して、帯電性において優れてお
り、また変異原性試験(エームズテスト)におい
ても陰性を示すものであり、電子写真用トナーと
して好適である。 一方発明者らは、すでに類似化合物として金属
錯塩化合物を含有する電子写真用トナーを特開昭
57−141452および58−111049号として出願してい
るが、その発明にくらべ本願発明のものが対イオ
ンの化学構造に起因し、トナーの主成分のバイタ
ーである各種樹脂類に対し、相溶性あるいは溶解
性が極めて良好となるために、電子写真用トナー
の添加剤として使用した場合、トナーの連続複写
における帯電安定性に優れ、かつ着色力が大きい
ことから複写画像が極めて鮮明となり、しかも階
調性のある優れた複写物を得ることができた。 本発明の金属錯塩化合物は、まず特開昭58−
111049号公報の記載により下記式 (式中、X1,X2,n,mおよびMは上記(1)式で
定義した通りである。) で示される金属錯塩化合物を合成し、次に上記の
金属錯塩化合物を常法の方法により脂肪族アミ
ン、脂環族アミンまたはヘテロ環状アミンで造塩
処理することにより容易に得ることができる。 上記の造塩処理に好適に使用できるアミンとし
ては、下記一般式(3)および(4)で示される化合物を
あげることができる。 (式中、R5,R6,R7は水素原子、アルキル基ま
たはハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基、アミ
ノ基、アルキル置換アミノ基、フエニル基、ナフ
チル基、複素環基で置換されたアルキル基、アル
ケニル基であり、R1,R2は窒素原子を介して環
を形成するか、あるいはさらにヘテロ原子を含み
かつ窒素原子を介して環を形成することができ、
R5,R6,R7は同じであつても異なつていても良
い。但しR5,R6,R7がすべて水素原子のものは
除く。) (式中、R8,R9,R10,R11はアルキル基または
ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基、アミノ
基、アルキル置換アミノ基、フエニル基、ナフチ
ル基、複素環基で置換されたアルキル基、アルケ
ニル基であり、R5,R6は窒素原子を介して環を
形成するか、あるいはさらにヘテロ原子を含みか
つ窒素原子を介して環を形成することができ、
R8,R9,R10,R11は同じであつても異なつてい
ても良く、Y はハロゲン原子、スルホン酸基な
どのオニウム化合物の残基を表わす。) さらに具体的には、たとえば下記に示す化合物
をあげることができる。 H2NC4H9,H2NC12H25,H2NC18H37,
【式】
【式】HN(−C4H9)2,
【式】
【式】(CH3)−N
(−C12H25)2,
【式】
【式】
【式】
HN(−C3H6OC10H21)2,
H2N−(CH2)3−O−(CH2)7CH3,
(C3H7)−2N−(CH2)4−CH=CH−CH2CH3,
(C4H9)−
N
H(−CH2)−2CH=CH−CH3,
N
−(C2H5)4・C
,(CH3)−
N
−C12H25・Br
, 本発明のトナーは前記金属錯塩化合物の他に、
結着物質と着色物質を含有するが、本発明のトナ
ーに好適に使用できる結着物質としては、ポリス
チレン、ポリビニルトルエンなどのスチレン及び
その置換体の単量体、スチレン−置換スチレン共
重合体、スチレン−アクリル酸エステル系の共重
合体、スチレン−メタアクリル酸エステル系の共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、
ポリ塩化ビニル系、ポリエチレン、シリコーン樹
脂、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、
エポキシ樹脂、変性ロジン、フエノール樹脂など
の単独あるいは混合して用いることができる。 着色物質としては、たとえばC.I.ピグメントイ
エロー12、C.I.ソルベントイエロー16、C.I.デイ
スパーズイエロー33、C.I.ピグメントレツド122、
C.I.ソルベントレツド19、C.I.ピグメントブルー
15、C.I.ピグメントブラツク1、C.I.ソルベント
ブラツク3、C.I.ソルエントブラツク22およびカ
ーボンブラツクなどを用いる事ができる。また従
来の公知の電荷制御剤の作用を有する有色染料と
併用する事によつて、公知の電荷制御剤の長期安
定性に欠ける欠点を大幅に改良できることも本発
明の特徴の一つである。 以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、部とは、重量部である。 実施例 1 14.4部の4−クロロ−2−アミノフエノールを
26部の濃塩酸および水400部と共にかきまぜた後、
氷冷し0〜5℃とし、亜硝酸ナトリウム6.9部を
加え、同温で2時間かきまぜてジアゾ化した。こ
のジアゾ化物を0〜5℃で水300部、10部の水酸
化ナトリウムおよび29.3部の3−ヒドロキシ−2
−ナフト−0−アニシジツトの混合液に注入しカ
ツプリング反応を行つた後、次の構造式を有する
モノアゾ化合物を単離した。 このモノアゾ化合物をペーストを120部のエチ
レングリコールに溶解し、5部の水酸化ナトリウ
ムおよび17.4部のクロムサリチル酸ナトリウムを
加え、110〜120℃で3時間かきまぜクロム化を行
つた後、常温まで冷却し、析出した生成物をロ
別、単離したウエツトケーキは再び水400部に分
散した。次に9.4部の2−エチルヘキシルオキシ
ブロピルアミンおよび5.2部の濃塩酸と水50部の
溶解液を加え、40〜50℃で1時間かきまぜて生成
物をロ別単離し、50〜60℃減圧乾燥して下記式で
示される黒色微粉末のクロム錯塩化合物55部を得
た。 このクロム錯塩化合物をジメチルアミドに溶解
させると黒色(最大吸収波長576nm)を呈した。 トナーの製造; スチレン−アクリル共重合系樹脂100部にカー
ボンブラツク7部と前記合成したクロム錯体化合
物1.2部を加え、よく混合後、加熱溶融させて冷
却後ボールミル中で粉砕して負帯電する微細な現
像粉(A)を得た。 一方、比較対照として上記の染料において2−
エチルヘキシルオキシプロピルアミンで造塩処理
する前の錯塩化合物を用いて同様の処理をして現
像粉(B)を得た。この現像粉(A)および(B)について、
80%湿度中に1週間放置したものについて、直径
100〜150μの鉄粉と5:100の重量比で混合し、
ブローオフ装置(東芝ケミカル社製)によりそれ
ぞれの比帯電量を測定したところ、以下の結果を
得た。
, 本発明のトナーは前記金属錯塩化合物の他に、
結着物質と着色物質を含有するが、本発明のトナ
ーに好適に使用できる結着物質としては、ポリス
チレン、ポリビニルトルエンなどのスチレン及び
その置換体の単量体、スチレン−置換スチレン共
重合体、スチレン−アクリル酸エステル系の共重
合体、スチレン−メタアクリル酸エステル系の共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、
ポリ塩化ビニル系、ポリエチレン、シリコーン樹
脂、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、
エポキシ樹脂、変性ロジン、フエノール樹脂など
の単独あるいは混合して用いることができる。 着色物質としては、たとえばC.I.ピグメントイ
エロー12、C.I.ソルベントイエロー16、C.I.デイ
スパーズイエロー33、C.I.ピグメントレツド122、
C.I.ソルベントレツド19、C.I.ピグメントブルー
15、C.I.ピグメントブラツク1、C.I.ソルベント
ブラツク3、C.I.ソルエントブラツク22およびカ
ーボンブラツクなどを用いる事ができる。また従
来の公知の電荷制御剤の作用を有する有色染料と
併用する事によつて、公知の電荷制御剤の長期安
定性に欠ける欠点を大幅に改良できることも本発
明の特徴の一つである。 以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、部とは、重量部である。 実施例 1 14.4部の4−クロロ−2−アミノフエノールを
26部の濃塩酸および水400部と共にかきまぜた後、
氷冷し0〜5℃とし、亜硝酸ナトリウム6.9部を
加え、同温で2時間かきまぜてジアゾ化した。こ
のジアゾ化物を0〜5℃で水300部、10部の水酸
化ナトリウムおよび29.3部の3−ヒドロキシ−2
−ナフト−0−アニシジツトの混合液に注入しカ
ツプリング反応を行つた後、次の構造式を有する
モノアゾ化合物を単離した。 このモノアゾ化合物をペーストを120部のエチ
レングリコールに溶解し、5部の水酸化ナトリウ
ムおよび17.4部のクロムサリチル酸ナトリウムを
加え、110〜120℃で3時間かきまぜクロム化を行
つた後、常温まで冷却し、析出した生成物をロ
別、単離したウエツトケーキは再び水400部に分
散した。次に9.4部の2−エチルヘキシルオキシ
ブロピルアミンおよび5.2部の濃塩酸と水50部の
溶解液を加え、40〜50℃で1時間かきまぜて生成
物をロ別単離し、50〜60℃減圧乾燥して下記式で
示される黒色微粉末のクロム錯塩化合物55部を得
た。 このクロム錯塩化合物をジメチルアミドに溶解
させると黒色(最大吸収波長576nm)を呈した。 トナーの製造; スチレン−アクリル共重合系樹脂100部にカー
ボンブラツク7部と前記合成したクロム錯体化合
物1.2部を加え、よく混合後、加熱溶融させて冷
却後ボールミル中で粉砕して負帯電する微細な現
像粉(A)を得た。 一方、比較対照として上記の染料において2−
エチルヘキシルオキシプロピルアミンで造塩処理
する前の錯塩化合物を用いて同様の処理をして現
像粉(B)を得た。この現像粉(A)および(B)について、
80%湿度中に1週間放置したものについて、直径
100〜150μの鉄粉と5:100の重量比で混合し、
ブローオフ装置(東芝ケミカル社製)によりそれ
ぞれの比帯電量を測定したところ、以下の結果を
得た。
【表】
このことからアミンで造塩した鉄塩化合物は、
トナーとしても極めて湿度に対しても安定である
ことは明らかである。 次にコロナ放電(+5000V)により帯電させた
セレン感光板上に正の静電潜像を形成させ、この
ポジ像を紙に転写させて加熱定着することによつ
てかぶりのない鮮明でしかもハーフトーンの明確
な画像が得られ、また連続複写(ランニング)9
万枚目でもトナーの現像特性にほとんど変化なく
初期画像と同じ良好な複写物を得た。またトナー
の帯電量をブローオフ法で測定、初期帯電−
23.0μc/gであり、ランニング−9万枚目におけ
るトナーの帯電量は−25.5μc/gで初期値とほと
んど差がなく、さらに帯電分布については−22.4
〜−23.2μc/gでほゞ均一であり、いずれもトナ
ーとして極めて優れていた。 次に比較例として本願発明の金属錯塩化合物の
かわりに特開昭58−111049号公報に記載された公
知の下記金属錯塩化合物を使用した場合、 特に、連続複写において初期から3万枚目まで
は現像特性に変化なく鮮明な画像物を得ることが
できたが、9万枚目ではトナーの帯電量が初期
(−21.2μc/g)にくらべ大幅に低く(−
15.3μc/g)なり、同時に画像は地汚れをともな
つた不鮮明な画像となつた。 実施例 2〜10 実施例1に準じ、金属錯塩化合物を合成し、次
表に示す現像剤組成で、実施例1と同様の操作に
よりトナーを得、これらのトナーの画像性および
帯電特性についてもあわせ表中にまとめて示し
た。
トナーとしても極めて湿度に対しても安定である
ことは明らかである。 次にコロナ放電(+5000V)により帯電させた
セレン感光板上に正の静電潜像を形成させ、この
ポジ像を紙に転写させて加熱定着することによつ
てかぶりのない鮮明でしかもハーフトーンの明確
な画像が得られ、また連続複写(ランニング)9
万枚目でもトナーの現像特性にほとんど変化なく
初期画像と同じ良好な複写物を得た。またトナー
の帯電量をブローオフ法で測定、初期帯電−
23.0μc/gであり、ランニング−9万枚目におけ
るトナーの帯電量は−25.5μc/gで初期値とほと
んど差がなく、さらに帯電分布については−22.4
〜−23.2μc/gでほゞ均一であり、いずれもトナ
ーとして極めて優れていた。 次に比較例として本願発明の金属錯塩化合物の
かわりに特開昭58−111049号公報に記載された公
知の下記金属錯塩化合物を使用した場合、 特に、連続複写において初期から3万枚目まで
は現像特性に変化なく鮮明な画像物を得ることが
できたが、9万枚目ではトナーの帯電量が初期
(−21.2μc/g)にくらべ大幅に低く(−
15.3μc/g)なり、同時に画像は地汚れをともな
つた不鮮明な画像となつた。 実施例 2〜10 実施例1に準じ、金属錯塩化合物を合成し、次
表に示す現像剤組成で、実施例1と同様の操作に
よりトナーを得、これらのトナーの画像性および
帯電特性についてもあわせ表中にまとめて示し
た。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例 11
金属錯塩化合物の合成;
実施例1で合成したモノアゾ化合物のペースト
を150部のエチレングリコールに溶解し、ついで
濃硫酸10部および40%硫酸クロム水溶液54部を加
え、95〜100℃で3時間かきまぜクロム化を行つ
た後、実施例1に準じ0.1モルスケールで合成し
た下記モノアゾ化合物のペーストを加え、 12部の水酸化ナトリウムおよび11部の酢酸ナトリ
ウムを加えて95〜100℃で2時間かきまぜて非対
称1:2型クロム錯塩化合物を生成し、折出した
生成物を常温でロ別、単離したウエツトケーキは
再び水800部に分散した。次に19部の2−エチル
ヘキシルオキシプロピルアミンを11部の濃塩酸と
水100部に溶解した液を加え、40〜50℃で1時間
かきまぜて生成物をロ別単離し、50〜60℃減圧乾
燥して下記式で示される黒色微粉末のクロム錯塩
化合物108.2部を得た。 このクロム錯塩化合物をジメチルホルムアミド
に溶解させると黒色(最大吸収波長570nm)を
呈した。 トナーの製造; このクロム錯塩化合物を用いて実施例1と同様
に処理し、現像剤を得た。 次にコロナ放電(+5000V)により帯電させた
セレン感光板上に正の静電潜像を形成させ、この
ポジ像を紙に転写させて加熱定着することによつ
てかぶりのない鮮明でしかもハーフトーンの明確
な画像が得られ、また連続複写(ランニング)9
万枚目でもトナーの現像特性にほとんど変化なく
初期画像と同じ良好な複写物を得た。またトナー
の帯電量をブローオフ法で測定、初期帯電−
21.3μc/gであり、ランニング9万枚目における
トナーの帯電量は−21.0μc/gで初期値とほとん
ど差がなく、さらに帯電分布については−21.0〜
−21.4μc/gでほゞ均一であり、いずれもトナー
として極めて優れていた。 実施例11のクロム錯塩化合物のかわりに、下記
に示す金属錯塩化合物を使用することによつても
実施例11と同様に極めて優れたトナーを得ること
ができた。 実施例 12 実施例 13
を150部のエチレングリコールに溶解し、ついで
濃硫酸10部および40%硫酸クロム水溶液54部を加
え、95〜100℃で3時間かきまぜクロム化を行つ
た後、実施例1に準じ0.1モルスケールで合成し
た下記モノアゾ化合物のペーストを加え、 12部の水酸化ナトリウムおよび11部の酢酸ナトリ
ウムを加えて95〜100℃で2時間かきまぜて非対
称1:2型クロム錯塩化合物を生成し、折出した
生成物を常温でロ別、単離したウエツトケーキは
再び水800部に分散した。次に19部の2−エチル
ヘキシルオキシプロピルアミンを11部の濃塩酸と
水100部に溶解した液を加え、40〜50℃で1時間
かきまぜて生成物をロ別単離し、50〜60℃減圧乾
燥して下記式で示される黒色微粉末のクロム錯塩
化合物108.2部を得た。 このクロム錯塩化合物をジメチルホルムアミド
に溶解させると黒色(最大吸収波長570nm)を
呈した。 トナーの製造; このクロム錯塩化合物を用いて実施例1と同様
に処理し、現像剤を得た。 次にコロナ放電(+5000V)により帯電させた
セレン感光板上に正の静電潜像を形成させ、この
ポジ像を紙に転写させて加熱定着することによつ
てかぶりのない鮮明でしかもハーフトーンの明確
な画像が得られ、また連続複写(ランニング)9
万枚目でもトナーの現像特性にほとんど変化なく
初期画像と同じ良好な複写物を得た。またトナー
の帯電量をブローオフ法で測定、初期帯電−
21.3μc/gであり、ランニング9万枚目における
トナーの帯電量は−21.0μc/gで初期値とほとん
ど差がなく、さらに帯電分布については−21.0〜
−21.4μc/gでほゞ均一であり、いずれもトナー
として極めて優れていた。 実施例11のクロム錯塩化合物のかわりに、下記
に示す金属錯塩化合物を使用することによつても
実施例11と同様に極めて優れたトナーを得ること
ができた。 実施例 12 実施例 13
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式 〔式中、X1およびX2は水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ニトロ基またはハロゲン
原子を表わし、X1とX2は同じであつても異なつ
ていてもよく、mおよびm′は1〜2の整数を表
わし、R1およびR3は水素原子、スルホンアミド、
メシル、スルホン酸、カルボキシエステルまたは
ハロゲン原子を表わし、R1とR3は同じであつて
も異なつていてもよく、nおよびn′は1〜2の整
数を表わし、R2およびR4は水素原子またはニト
ロ基を表わし、Mはクロム、コバルトまたは鉄原
子を表わし、A は脂肪族アンモニウムイオンま
たはヘテロ環状アンモニウムイオンを表わす。〕 で表わされる金属錯塩化合物。 2 下記一般式 〔式中、X1およびX2は水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ニトロ基またはハロゲン
原子を表わし、X1とX2は同じであつても異なつ
ていてもよく、m及びm′は1〜2の整数を表わ
し、R1およびR3は水素原子、スルホンアミド、
メシル、スルホン酸、カルボキシエステルまたは
ハロゲン原子を表わし、R1とR3は同じであつて
も異なつてもよく、nおよびn′は1〜2の整数を
表わし、R2およびR4は水素原子またはニトロ基
を表わし、Mはクロム、コバルトまたは鉄原子を
表わし、A は脂肪族アンモニウムイオンまたは
ヘテロ環状アンモニウムイオンを表わす。〕 で表わされる金属錯塩化合物を含有することを特
徴とする電子写真用トナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59221368A JPS61101558A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 金属錯塩化合物および電子写真用トナ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59221368A JPS61101558A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 金属錯塩化合物および電子写真用トナ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61101558A JPS61101558A (ja) | 1986-05-20 |
| JPH043432B2 true JPH043432B2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=16765697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59221368A Granted JPS61101558A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 金属錯塩化合物および電子写真用トナ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61101558A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4623606A (en) * | 1986-01-24 | 1986-11-18 | Xerox Corporation | Toner compositions with negative charge enhancing additives |
| JP2603502B2 (ja) * | 1988-03-11 | 1997-04-23 | 株式会社巴川製紙所 | 電子写真用負帯電性トナー |
| DE3829518A1 (de) * | 1988-08-31 | 1990-03-01 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von loesungen von 1:2-chromkomplex-azofarbstoffen |
| US5508139A (en) * | 1993-03-25 | 1996-04-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner for developing electrostatic image |
| JP3219230B2 (ja) * | 1995-05-23 | 2001-10-15 | 花王株式会社 | 結着樹脂、及びこれを含有する静電荷像現像用トナー |
| JP4751244B2 (ja) | 2006-06-16 | 2011-08-17 | オリヱント化学工業株式会社 | 静電荷像現像用トナー及びそれを用いた画像形成方法 |
| US9056884B2 (en) | 2012-12-13 | 2015-06-16 | Hodogaya Chemical Co., Ltd. | Process for producing a charge control agent |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57141452A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-01 | Hodogaya Chem Co Ltd | Metal complex compound and electrophotographic toner containing said compound |
| JPS58111049A (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-01 | Hodogaya Chem Co Ltd | 金属錯塩化合物および該化合物を含有する電子写真用トナ− |
-
1984
- 1984-10-23 JP JP59221368A patent/JPS61101558A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61101558A (ja) | 1986-05-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |