JPH04344310A - 薄膜磁気回路基板及びそれを用いた磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気回路基板及びそれを用いた磁気ヘッド

Info

Publication number
JPH04344310A
JPH04344310A JP3146917A JP14691791A JPH04344310A JP H04344310 A JPH04344310 A JP H04344310A JP 3146917 A JP3146917 A JP 3146917A JP 14691791 A JP14691791 A JP 14691791A JP H04344310 A JPH04344310 A JP H04344310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
thin film
magnetic circuit
circuit board
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3146917A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoichiro Matsuzawa
松沢 素一郎
Yatsuyo Akai
赤井 八代
Nobuhiro Terada
寺田 伸大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP3146917A priority Critical patent/JPH04344310A/ja
Publication of JPH04344310A publication Critical patent/JPH04344310A/ja
Priority to US08/212,398 priority patent/US5390062A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/17Construction or disposition of windings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、薄膜磁気回路基板および薄膜磁
気回路基板から成る磁気ヘッドに係り、特に、製作性に
優れ、しかも磁気抵抗が小さくヘッド効率の良い磁気ヘ
ッドを有利に実現せしめ得る、新規な薄膜磁気回路基板
とそれを用いた磁気ヘッドに関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、FDDやHDD等における磁気
ヘッドとしては、一般に、フェライト等の磁性材によっ
て形成された略リング状を呈する磁気ヘッド用コアを用
い、それにコイルを装着することによって形成された、
所謂バルクタイプのものが採用されている。即ち、かか
る磁気ヘッドは、例えば、図23に示されているように
、略C字形状を呈する一対のコア半体2,2を突き合わ
せて接合することにより環状の磁路(磁気回路)を形成
すると共に、周上の一箇所に、該磁路を横切る方向に延
びる所定間隙の磁気ギャップ4を設けて成る構造の磁気
ヘッド用コア6に対して、その中央の空間8を利用して
、コイル10を巻線せしめることによって構成されるこ
ととなる。
【0003】ところが、このようなバルクタイプの磁気
ヘッドにあっては、磁気ヘッド用コアに形成された極め
て小さな空間8に対して、コイル10を巻回しなければ
ならず、しかも、かかるコイル10の巻線作業は、通常
、手作業にて行なわれ、コスト的にも、磁気ヘッドの製
作コストの略20%以上を占めることとなるところから
、その製作性のみならず、コスト的にも大きな問題とな
っていたのである。
【0004】また、近年、磁気回路およびコイルを、そ
れぞれ、フォトエッチング等の薄膜プロセスによって形
成した磁性膜および導電性膜にて構成せしめて成る、所
謂薄膜タイプの磁気ヘッドが提案されている。即ち、か
かる磁気ヘッドにあっては、例えば、図24に示されて
いるように、所定の非磁性基板12上に、下部磁性膜1
4、コイル16および上部磁性膜18を、それぞれ、薄
膜プロセスによって積層形成し、下部磁性膜14と上部
磁性膜18によって、磁気ギャップ20を含む閉磁気回
路を構成せしめて成る構造とされる。
【0005】ところが、このような薄膜タイプの磁気ヘ
ッドにあっては、薄膜プロセスの採用によって、コイル
の形成は容易となるものの、磁気回路を構成する上下磁
性膜18,14を厚肉化することが、成膜技術上、極め
て困難であったのであり、そのために、磁気回路におけ
る磁気抵抗が大きくなってしまい、ヘッド効率が悪いと
いう問題を有していたのである。
【0006】すなわち、従来のバルクタイプおよび薄膜
タイプの何れの磁気ヘッドにあっても、要求される製作
性および性能(ヘッド効率)を充分に両立して満足せし
め得るものでは決してなかったのであり、かかる点に関
して、改良が望まれていたのである。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、製作性に優れ、しかも磁気抵抗が小さくヘ
ッド効率の良い磁気ヘッドを有利に実現せしめ得る、新
規な薄膜磁気回路基板とそれを用いた磁気ヘッドを提供
することにある。
【0008】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明にあっては、磁性材料にて形成された第一及び第二
の部材を、所定の非磁性層を介して互いに接合せしめる
と共に、それら第一及び第二の部材の少なくとも何れか
一方の部材の予め定められた取付部の周りにスパイラル
状に延びる、導電性薄膜により形成されたコイルを設け
、更に該コイルの両端部に導通せしめられたリード部を
設ける一方、前記第一の部材と前記第二の部材との間に
、前記コイルが形成された部材においては該コイルの中
心に位置する前記取付部に連結されて、それら第一及び
第二の部材を磁気的に接続する、磁性薄膜により形成さ
れた接続部材を設けて成る薄膜磁気回路基板を、その特
徴とするものである。
【0009】また、本発明は、そのような構造とされた
薄膜磁気回路基板において、前記第一の部材と前記第二
の部材との接合面間に、所定間隙の磁気ギャップを形成
することにより、それら第一及び第二の部材と前記接続
部材とによって、該磁気ギャップを含む一つの閉磁気回
路を構成せしめて成る薄膜磁気回路基板を用いた磁気ヘ
ッドをも、その特徴とするものである。
【0010】更にまた、本発明にあっては、前述の如き
構造とされた薄膜磁気回路基板を用い、磁性材料にて形
成された第三及び第四の部材が所定の非磁性層を介して
互いに接合されると共に、それら第三及び第四の部材の
接合面間に磁気ギャップ形成用の間隙が形成されて成る
磁気ヘッド用コア部材を、かかる薄膜磁気回路基板にお
ける前記接続部材が設けられていない側の面に重ね合わ
せ、該第三の部材を前記第一の部材に、また該第四の部
材を前記第二の部材に、それぞれ、磁気的に接続せしめ
ることにより、それら第一,第二,第三及び第四の部材
と前記接続部材とによって、前記間隙にて形成された磁
気ギャップを含む一つの閉磁気回路を構成せしめて成る
薄膜磁気回路基板を用いた磁気ヘッドをも、その特徴と
するものである。
【0011】
【作用・効果】すなわち、本発明に従う構造とされた、
コイルおよび磁気回路を有する薄膜磁気回路基板にあっ
ては、そのコイルが導電性薄膜によって形成されている
ことから、容易に且つ優れた量産性をもって製作するこ
とができるのであり、しかも、磁性材から成る第一及び
第二の部材を含んで磁気回路が形成されていることから
、磁気回路長が小さくなり、かかる磁気回路における磁
気抵抗を有利に抑えることができるのである。
【0012】そして、それ故、このような薄膜磁気回路
基板において、第一及び第二の部材の接合面間に磁気ギ
ャップを形成することによって構成された、請求項2に
記載の磁気ヘッドにあっては、良好なる製作性をもって
形成することができると共に、優れたヘッド効率が発揮
され得ることとなるのである。
【0013】更にまた、前述の如き薄膜磁気回路基板を
、別途形成された磁気ギャップ形成用の間隙を有する磁
気ヘッド用コア部材に重ね合わせることによって構成さ
れた、請求項3に記載の磁気ヘッドにおいては、薄膜プ
ロセスによるコイルの形成と、機械的加工による磁気ギ
ャップの形成とを、別工程にて行なうことができること
から、それらコイルや磁気ギャップ等の形成が容易とな
り、より一層優れた量産性が発揮され得るのである。
【0014】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0015】先ず、図1には、本発明に従う構造とされ
た薄膜磁気回路基板を用いた磁気ヘッドの一実施例が示
されている。かかる図において、30は、コイル32,
33を備えた磁気回路基板であり、また、34は、磁気
ギャップ形成用の間隙36を有する磁気ヘッド用コア部
材としてのコア本体である。そして、本実施例の磁気ヘ
ッド38にあっては、それら磁気回路基板30とコア本
体34とが、互いに重ね合わされて接合されることによ
って構成されており、それによって、磁気ギャップ(間
隙36)を含む一つの閉磁気回路が形成されて成る構造
とされている。
【0016】より詳細には、前記磁気回路基板30は、
図2に示されているように、それぞれ磁性材料によって
形成された第一の部材および第二の部材としての、略矩
形平板形状の第一の磁性基板40と第二の磁性基板42
とが、ガラス等の非磁性の接合材44を介して、互いに
一体的に接合されることによって構成された、全体とし
て平板状を呈する基板本体を有している。なお、第一及
び第二の磁性基板40,42の材質としては、従来のヘ
ッドコア材と同様、フェライト系や金属合金系の各種高
透磁性材料が好適に用いられ、特にうず電流損失を抑え
るために、Ni−Znフェライト等が有利に採用される
【0017】そして、かかる基板本体における一方の側
の面には、第一の磁性基板40側および第二の磁性基板
42側において、それぞれ、薄膜プロセスによって形成
された導電性薄膜により、コイル32,33が一体的に
設けられている。ここにおいて、これらのコイル32,
33は、連続したパターンによって単一の回路構造をも
って構成されており、その両端部50,52が各コイル
32,33の中心部分に位置せしめられている(図8参
照)。なお、かかるコイル32,33を形成する導電性
薄膜の材質としては、例えば、銅やCu−Al等の銅合
金が好適に用いられ得る。
【0018】さらに、第一の磁性基板40上および第二
の磁性基板42上には、リード部54,56がそれぞれ
形成されていると共に、これらのリード部54,56に
おける端部46,48を、上記コイル32,33の端部
50,52に電気的に導通する導通部58,59が設け
られている。それによって、かかるリード部54,56
を通じて、コイル32,33に対して、記録電流を給電
し或いは再生電流を取り出すことができるようになって
いるのである。なお、本実施例では、これらリード部5
4,56および導通部58,59にあっても、コイル3
2,33と同様、薄膜プロセスによって形成されている
【0019】また、第一の磁性基板40と第二の磁性基
板42との間には、上記コイル32,33上を、それら
両磁性基板40,42間に跨がって延び、それら両磁性
基板40,42を磁気的に接続する接続部材としての接
続部60が、薄膜プロセスによって形成された磁性薄膜
により設けられている。そして、かかる接続部60が、
第一の磁性基板40および第二の磁性基板42に対して
、各コイル32,33の巻線中心に設けられた空所62
,64において、連結されている。なお、この接続部6
0の材質としては、薄膜形成が容易な磁性材料が採用さ
れ、例えば、Ni−Fe等の金属磁性材料が好適に用い
られ得る。
【0020】要するに、かかる基板本体においては、第
一及び第二の磁性基板40,42上において予め定めら
れた、接続部60が接続されるべき取付部としての空所
62,64の周りに、それぞれ、コイル32,33が、
スパイラル形状をもって形成されているのであり、そし
て、それらコイル32,33の巻線中心部に位置する空
所62,64において、第一及び第二の磁性基板40,
42が、接続部60によって、磁気的に接続されている
のである。
【0021】また一方、コア本体34は、図3に示され
ているように、それぞれ磁性材料によって形成された第
三の部材および第四の部材としての、略矩形平板形状の
第三の磁性基板66と第四の磁性基板68とが、ガラス
等の非磁性の接合材70を介して、互いに一体的に接合
されることによって、全体として平板形状をもって構成
されている。なお、これら第三及び第四の磁性基板66
,68の材質としては、前記第一及び第二の磁性基板4
0,42と同様、Ni−Znフェライト等の従来からヘ
ッドコア材として用いられるている各種の高透磁性材料
が、何れも、有利に用いられ得る。
【0022】また、かかるコア本体34には、第三の磁
性基板66と第四の磁性基板68との接合面間のうち、
磁気記録媒体に対向位置せしめられる部位において、磁
気ギャップ形成用の間隙36が形成されている。なお、
図面上に明示はされていないが、この間隙36は、従来
の磁気ヘッド用コアにおける磁気ギャップ用の間隙と同
様、第三及び第四の磁性基板66,68の厚さ方向に所
定の磁気ギャップ幅をもって、且つそれら第三及び第四
の磁性基板66,68の対向面における長手方向に所定
の磁気ギャップ深さ(デプス長)をもって、形成される
こととなる。また、通常の環状の磁路をなす磁気ヘッド
用コアとは異なり、後部の接続がなく、所定の間隙をも
って分離されている。
【0023】そして、図1に示されている如く、このよ
うなコア本体34に対して、前記磁気回路基板30が重
ね合わされて、接合材44上に接合材70が、第一の磁
性基板40上に第三の磁性基板66が、また第二の磁性
基板42上に第四の磁性基板68が、それぞれ位置せし
められる状態で、適当な接合剤等によって一体化されて
いると共に、第一の磁性基板40と第三の磁性基板66
、および第二の磁性基板42と第四の磁性基板68が、
それぞれ、磁気的に接続されている。それによって、目
的とする磁気ヘッド38が構成されているのである。
【0024】すなわち、かかる磁気ヘッド38において
は、第一,第二,第三及び第四の磁性基板40,42,
66,68と接続部60とによって、間隙36にて形成
された磁気ギャップを含む一つの閉磁気回路が形成され
ているのであり、そして、公知の如く、コイル32,3
3を介して、この閉磁気回路によって、所定の磁気記録
媒体に対して磁界を及ぼし、或いは磁気記録媒体から及
ぼされる磁界を検出することにより、記録の書込みと読
出しを行なうことができるのである。
【0025】次に、上述の如き構造とされた磁気ヘッド
38の製作方法の一具体例について、詳細な説明を加え
ることとする。
【0026】かかる磁気ヘッド38の製作に際しては、
前述の如き磁気回路基板30を形成する必要があるが、
それには、先ず、図4に示されているように、前記第一
及び第二の磁性基板40,42を形成するための、Ni
−Znフェライトから成るブロック74を準備する。そ
して、かかるブロック74に対して、所定間隔をもって
複数本の溝入れ加工を施した後、それらの溝76内にガ
ラス78を流し込んで充填する。
【0027】次いで、このブロック74を、溝76の底
部側において切断した後、該溝76の長手方向に対して
直角な方向に切断せしめて、所定厚さのスライス状と為
した後、研磨加工を施すことにより、図5に示されてい
る如き、複数枚の板状体80を得る。即ち、かかる板状
体80にあっては、前記第一及び第二の磁性基板40,
42を形成するNi−Znフェライトから成る複数の磁
性板82が、前記接合材44を形成するガラス78を介
して、互いに接合されて成る構造とされているのである
【0028】さらに、この板状体80における一方の側
の面を鏡面仕上げした後、図6に示されているように、
かかる面に対して、後述する電気メッキを実施するため
の下地膜(電極)としての銅膜84を、スパッタリング
により、0.1〜0.2μm程度の肉厚で、全面に亘っ
て形成する。
【0029】なお、かくの如くして得られた板状体80
にあっては、その銅膜84上に、前記コイル32,33
や接続部60等を、同一パターンで複数形成した後、切
断することにより、複数個の磁気回路基板30を与える
ものであるが、以下の説明においては、そのうちの一つ
の磁気回路基板30の製作部分のみを取り出して説明す
ることとする。
【0030】すなわち、前記銅膜84が形成された板状
体80には、次いで、前記コイル32,33およびリー
ド部54,56が形成されることとなる。そして、それ
には、先ず、図7及び図11に示されている如く、かか
る板状体80の銅膜84上に、フォトレジスト86を3
.0μm程度の厚さで、全面に亘って塗布した後、露光
、現像して、目的とするコイル32,33およびリード
部54,56のパターンを形成する。即ち、かかるフォ
トリソグラフィ操作によって、目的とするコイル32,
33およびリード部54,56の形成部位においてのみ
、前記銅膜84が露呈され、他の部分は、フォトレジス
ト86にて覆われることとなるのである。なお、これら
コイル32,33およびリード部54,56の形成パタ
ーンは、図からも明らかなように、それぞれ、前記接合
材44を与えるガラス層78を挟んだ両側に位置して形
成されることとなる。
【0031】次に、図12に示されている如く、このフ
ォトレジスト86が被着された板状体80に対して、銅
の電気メッキを施すことにより、銅膜84が露呈せしめ
られた部分に、2〜3μm程度の肉厚をもって銅層85
を成膜する。その後、図13に示されているように、フ
ォトレジスト86を除去し、更に、イオンミリングによ
って、銅膜84の肉厚に相当する厚さだけ、銅84,8
5をエッチングして除去する。即ち、それによって、図
8及び図14に示されている如く、ガラス層78を挟ん
だ両側における磁性板82,82上に、目的とするコイ
ル32,33とリード部54,56とが、それぞれ形成
されるのである。
【0032】また、これらコイル32,33およびリー
ド部54,56の形成後、更に、板状体80には、前記
導通部58,59および接続部60が形成されることと
なる。それには、先ず、図9及び図15,16に示され
ている如く、かかる板状体80の面上に、フォトレジス
ト88を2.0μm程度の厚さで、全面に亘って塗布し
た後、露光、現像することにより、コイル32,33の
端部50,52およびリード部54,56の端部46,
48を露呈せしめると共に、磁性板82を、各コイル3
2,33の巻線中心部(空所62,64)において露呈
せしめる。即ち、かかるフォトリソグラフィ操作によっ
て、コイル32,33、リード部54,56および磁性
板82,82が、前記導通部58,59および接続部6
0が接続されるべき端部50,52と端部46,48お
よび空所62,64においてのみ露呈され、他の部分は
、何れも、フォトレジスト88から成る絶縁層にて被覆
されることとなるのである。
【0033】次に、図17に示されているように、フォ
トレジスト88の形成面に対して、後述する電気メッキ
を実施するための下地膜(電極)としてのNi−Fe磁
性膜90を、スパッタリングにより、0.1〜0.2μ
m程度の肉厚で、全面に亘って形成する。
【0034】更に、図10及び図18に示されているよ
うに、かかる板状体80の磁性膜90上に、フォトレジ
スト92を3.0μm程度の厚さで、全面に亘って塗布
した後、露光、現像して、目的とする導通部58,59
および接続部60のパターンを形成する。即ち、かかる
フォトリソグラフィ操作によって、目的とする導通部5
8,59および接続部60の形成部位においてのみ、前
記磁性膜90が露呈され、他の部分は、フォトレジスト
92にて覆われることとなるのである。
【0035】その後、図19に示されている如く、この
フォトレジスト92が被着された板状体80に対して、
Ni−Fe磁性体の電気メッキを施すことにより、磁性
膜90が露呈された部分に、3.0μm程度の肉厚をも
って磁性層93を成膜する。次いで、図20に示されて
いるように、フォトレジスト92を除去し、更に、イオ
ンミリングによって、磁性膜90の肉厚に相当する厚さ
だけ、Ni−Fe磁性体90,93をエッチングして除
去する。即ち、それによって、図21に示されている如
く、目的とする導通部58,59と、接続部60が形成
されることとなるのである。
【0036】さらに、それら導通部58,59および接
続部60の形成後、必要に応じて、図22に示されてい
る如く、板状体80の全面を覆うように、SiO2 や
Al2O3 等から成る絶縁保護膜94を、スパッタリ
ング等によって形成する。その後、リード部54,56
上においてのみ、かかる絶縁保護膜94を、フォトエッ
チングにより除去することによって、前記図2に示され
ている如き、目的とする磁気回路基板30が得られるの
である。
【0037】また一方、このような磁気回路基板30の
形成とは別の工程において、前記図3に示されている如
き、コア本体34を形成する。なお、かかるコア本体3
4は、従来のバルクタイプの磁気ヘッド用コアの製作方
法に従い、前記第三の磁性基板66および第四の磁性基
板68を形成するための、Ni−Znフェライト等の磁
性材から成る二つのブロックを用い、それら各ブロック
に対して磁気ギャップ形成用の溝入れ加工を施した後、
ガラスを用いて互いに接合し、それを所定厚さのスライ
ス状に切断せしめること等によって、有利に製造される
こととなる。
【0038】そして、上述の如くして得られた磁気回路
基板30とコア本体34とを、適当な接着剤を用い、或
いは他の部材によってクランプすること等によって、一
体的に組み合わせることにより、前述の如き、目的とす
る磁気ヘッド38が得られることとなるのである(図1
参照)。
【0039】従って、このような構造とされた磁気ヘッ
ド38にあっては、コイル32,33が、薄膜プロセス
によって、第一及び第二の磁性基板40,42上に一体
的に形成されることから、従来のバルクタイプの磁気ヘ
ッドの如く、コイルを手作業にて巻線する必要がなく、
優れた製作性と高い量産性が得られると共に、高度な品
質安定性が発揮され、不良品の発生が有利に軽減乃至は
防止され得ることとなるのである。
【0040】しかも、かかる磁気ヘッド38においては
、磁気回路基板30を構成する第一及び第二の磁性基板
40,42とコア本体34を構成する第三及び第四の磁
性基板66,68とを含んで、磁気回路が構成されるこ
とから、従来の薄膜タイプの磁気ヘッドに比して、磁気
回路における磁気抵抗を充分に小さく設定することが可
能となり、優れたヘッド効率を有利に得ることができる
のである。
【0041】加えて、上述の如き磁気ヘッド38にあっ
ては、磁気ヘッド38の板厚方向において磁気回路が形
成されることから、本実施例の如く、コイル32,33
を、磁気ギャップの近傍に位置せしめることにより、磁
気回路の磁路長の短縮が、極めて効果的に達成され得る
のであり、それによって、ヘッド効率のより一層の向上
が図られ得るのである。
【0042】また、本実施例においては、磁気ギャップ
形成用の間隙36を有するコア本体34が、磁気回路基
板30とは別体構造とされており、磁気ギャップの形成
工程が、コイル等の形成工程とは別の工程において実施
され得るようになっていることから、それら磁気ギャッ
プやコイルの形成に際して、より良好なる作業性が得ら
れ、一層優れた量産性が発揮され得るのである。
【0043】更にまた、本実施例における磁気ヘッド3
8にあっては、第一及び第二の磁性基板40,42上に
おいて、それぞれコイル32,33が形成されているこ
とから、優れた電磁変換特性を得ることができるといっ
た利点をも有しているのである。
【0044】さらに、本実施例の磁気ヘッド38におい
ては、磁気回路基板30を構成する第一及び第二の磁性
基板40,42が、非導電性材料としてのNi−Znフ
ェライトにて形成されていることから、それら基板40
,42とコイル32,33との間を絶縁処理する必要が
なく、構造の簡略化と製作性のより一層の向上が有利に
図られ得るのである。
【0045】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0046】例えば、前記実施例では、コイル32,3
3を有する磁気回路基板30と、磁気ギャップ形成用の
間隙36を有するコア本体34とが、別体構造とされて
いたが、磁気回路基板30を構成する第一及び第二の磁
性基板40,42の接合面間に磁気ギャップ形成用の間
隙を形成することにより、一体的な構造と為すことも可
能である。
【0047】また、前記実施例では、第一の磁性基板4
0側と第二の磁性基板42側とに、それぞれコイル32
,33が形成されていたが、何れか一方の基板側にのみ
コイルを形成しても良い。
【0048】更にまた、かかるコイルの具体的な巻線形
状は、前記実施のものに限定されるものではなく、多層
成膜技術等を用いることにより、各種の形状のものを採
用することができ、例えば、かかるコイルを、多層のス
パイラル形状をもって形成することも可能である。
【0049】さらに、磁気回路を構成する磁性基板40
,42,66,68やコイル32,33およびリード部
54,56、導通部58,59、接続部60、絶縁層等
の材質や、その形成方法は、前記実施例に示された具体
的なものに限定されるものではない。例えば、コイル3
2,33や磁性膜90の形成方法として、電気メッキに
代えてスパッタリング等を採用しても良い。また、かか
る磁性膜90としては、例示のNi−Fe系のパーマロ
イの他、Fe−Si−Al系のセンダスト、Co−Zr
−Nb等のメタル−メタル系のアモルファスや、Fe−
Co−Si−B等のメタル−メタロイド系の金属合金等
が、好適に用いられ得る。
【0050】また、接続部60を非導電性の磁性材にて
形成することも可能である。なお、その場合には、導通
部58,59は、別途、適当な導電材にて形成されるこ
ととなる。
【0051】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施例が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う構造とされた磁気ヘッドの一具体
例を示す斜視図である。
【図2】図1に示された磁気ヘッドを構成する磁気回路
基板を示す斜視図である。
【図3】図1に示された磁気ヘッドを構成するコア本体
を示す斜視図である。
【図4】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を示
す斜視説明図である。
【図5】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を示
す斜視説明図である。
【図6】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を示
す斜視説明図である。
【図7】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を示
す平面図である。
【図8】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を示
す平面図である。
【図9】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を示
す平面図である。
【図10】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す平面図である。
【図11】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図12】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図13】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図14】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図15】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図16】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図17】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図18】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図19】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図20】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図21】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図22】図2に示された磁気回路基板の一製作工程を
示す断面図である。
【図23】従来のバルクタイプの磁気ヘッドを示す説明
図である。
【図24】従来の薄膜タイプの磁気ヘッドを示す断面説
明図である。
【符号の説明】
30  磁気回路基板 32,33  コイル 34  コア本体 36  間隙 38  磁気ヘッド 40  第一の磁性基板 42  第二の磁性基板 44  接合材 60  接続部 66  第三の磁性基板 64  第四の磁性基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁性材料にて形成された第一及び第二
    の部材を、所定の非磁性層を介して互いに接合せしめる
    と共に、それら第一及び第二の部材の少なくとも何れか
    一方の部材の予め定められた取付部の周りにスパイラル
    状に延びる、導電性薄膜により形成されたコイルを設け
    、更に該コイルの両端部に導通せしめられたリード部を
    設ける一方、前記第一の部材と前記第二の部材との間に
    、前記コイルが形成された部材においては該コイルの中
    心に位置する前記取付部に連結されて、それら第一及び
    第二の部材を磁気的に接続する、磁性薄膜により形成さ
    れた接続部材を設けたことを特徴とする薄膜磁気回路基
    板。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の薄膜磁気回路基板にお
    いて、前記第一の部材と前記第二の部材との接合面間に
    、所定間隙の磁気ギャップを形成することにより、それ
    ら第一及び第二の部材と前記接続部材とによって、該磁
    気ギャップを含む一つの閉磁気回路を構成したことを特
    徴とする薄膜磁気回路基板を用いた磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】  磁性材料にて形成された第三及び第四
    の部材が所定の非磁性層を介して互いに接合されると共
    に、それら第三及び第四の部材の接合面間に磁気ギャッ
    プ形成用の間隙が形成されて成る磁気ヘッド用コア部材
    を、請求項1記載の薄膜磁気回路基板における前記接続
    部材が設けられていない側の面に重ね合わせ、該第三の
    部材を前記第一の部材に、また該第四の部材を前記第二
    の部材に、それぞれ、磁気的に接続せしめることにより
    、それら第一,第二,第三及び第四の部材と前記接続部
    材とによって、前記間隙にて形成された磁気ギャップを
    含む一つの閉磁気回路を構成したことを特徴とする薄膜
    磁気回路基板を用いた磁気ヘッド。
JP3146917A 1991-05-21 1991-05-21 薄膜磁気回路基板及びそれを用いた磁気ヘッド Pending JPH04344310A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3146917A JPH04344310A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 薄膜磁気回路基板及びそれを用いた磁気ヘッド
US08/212,398 US5390062A (en) 1991-05-21 1994-03-14 Thin-film magnetic circuit board and magnetic head using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3146917A JPH04344310A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 薄膜磁気回路基板及びそれを用いた磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04344310A true JPH04344310A (ja) 1992-11-30

Family

ID=15418488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3146917A Pending JPH04344310A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 薄膜磁気回路基板及びそれを用いた磁気ヘッド

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5390062A (ja)
JP (1) JPH04344310A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0724253A3 (en) * 1995-01-25 1996-08-07 Sony Corporation Magnetic head device and method of producing same

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5684659A (en) * 1994-11-11 1997-11-04 Canon Kabushiki Kaisha Magnetic head with coil formed by thin film
US5798897A (en) * 1996-10-21 1998-08-25 International Business Machines Corporation Inductive write head with insulation stack configured for eliminating reflective notching
US5805391A (en) * 1996-10-28 1998-09-08 International Business Machines Corporation Write head with recessed stitched yoke on a planar portion of an insulation layer defining zero throat height
US6989962B1 (en) 2000-09-26 2006-01-24 Western Digital (Fremont), Inc. Inductive write head having high magnetic moment poles and low magnetic moment thin layer in the back gap, and methods for making

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720912A (en) * 1980-07-15 1982-02-03 Pioneer Electronic Corp Manufacture of magnetic core of magnetic head
US4404609A (en) * 1981-10-30 1983-09-13 International Business Machines Corporation Thin film inductive transducer for perpendicular recording
JPS5971112A (ja) * 1982-10-15 1984-04-21 Comput Basic Mach Technol Res Assoc 薄膜磁気ヘツド
US4814921A (en) * 1984-10-17 1989-03-21 Hitachi, Ltd. Multilayered magnetic films and thin-film magnetic heads using the same as a pole
US5195004A (en) * 1987-07-14 1993-03-16 Sanyo Electric Co., Ltd. Method of manufacturing a magnetic core half
JPS6423411A (en) * 1987-07-17 1989-01-26 Mitsubishi Electric Corp Magnetic head
JPH01124108A (ja) * 1987-11-09 1989-05-17 Hitachi Ltd 薄膜磁気ヘツド
JPH02122410A (ja) * 1988-10-31 1990-05-10 Yamaha Corp 薄膜磁気ヘッド
JP2635402B2 (ja) * 1988-11-02 1997-07-30 アルプス電気株式会社 軟磁性合金膜
JPH03165305A (ja) * 1989-11-22 1991-07-17 Canon Inc 磁気ヘッド
JPH03225610A (ja) * 1990-01-31 1991-10-04 Sony Corp 薄膜磁気ヘッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0724253A3 (en) * 1995-01-25 1996-08-07 Sony Corporation Magnetic head device and method of producing same

Also Published As

Publication number Publication date
US5390062A (en) 1995-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3549825A (en) Magnetic transducer with planar spiral coil extending into the gap
EP0131716B1 (en) Composite thin film transducer head
US3685144A (en) Method of making a magnetic transducer
KR930001145B1 (ko) 기록재생용 자기헤드 및 그 제조방법
JPH04366411A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP3394266B2 (ja) 磁気書込/読取ヘッドの製造方法
JPH04344310A (ja) 薄膜磁気回路基板及びそれを用いた磁気ヘッド
JPS60175208A (ja) 薄膜磁気ヘツド
US5396389A (en) Thin-film magnetic circuit board and magnetic head using the same
JPH0644524A (ja) 磁気変換器及び磁気変換器を製造する方法
US20020039263A1 (en) Magnetic head , and method of manufacturing same
JPH08287407A (ja) 複合型磁気ヘッドとその製造方法
JPS6196502A (ja) 磁気ヘツド及びその製造方法
JP2832562B2 (ja) 磁気ヘッド用薄膜導体コイルチップと、それを用いた磁気ヘッド
KR100200809B1 (ko) 자기헤드 및 그 제조방법
JP2556478B2 (ja) 磁気ヘツド
JPH0522962B2 (ja)
JPS595414A (ja) 磁気ヘツドおよびその製造方法
US20040179298A1 (en) Thin film magnetic head having toroidal coil and manufacturing method of the same
JPH1091912A (ja) 磁気ヘッド
JPS59203210A (ja) 磁気コアおよびその製造方法
JPH0232686B2 (ja)
JPH05242447A (ja) 磁気ヘッド
JPS58158015A (ja) 磁気ヘツド
JPS58141413A (ja) 薄形磁気ヘツドおよびその製造方法