JPH04344846A - ホース中間保持金具およびその製造法 - Google Patents
ホース中間保持金具およびその製造法Info
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- JPH04344846A JPH04344846A JP3117401A JP11740191A JPH04344846A JP H04344846 A JPH04344846 A JP H04344846A JP 3117401 A JP3117401 A JP 3117401A JP 11740191 A JP11740191 A JP 11740191A JP H04344846 A JPH04344846 A JP H04344846A
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Landscapes
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- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホース中間保持金具の製
造法に関する。さらに詳しくは、自動車用ブレーキホー
スなどを配管するばあい、ホースの途中にかしめ付けた
うえで、自動車のストラットなどに保持させ、それによ
りホースが他の部品と接触することを防止するために用
いるホース中間保持金具(以下、保持金具という)およ
びその効率的な製造法に関する。
造法に関する。さらに詳しくは、自動車用ブレーキホー
スなどを配管するばあい、ホースの途中にかしめ付けた
うえで、自動車のストラットなどに保持させ、それによ
りホースが他の部品と接触することを防止するために用
いるホース中間保持金具(以下、保持金具という)およ
びその効率的な製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の保持金具はたとえば図11に示す
ように、ホース50の外周にかしめつけられる肉厚の薄
い円筒部51と、その円筒部51の一端の外周に固着さ
れる厚肉のフランジ部52とから構成されている。フラ
ンジ部52はボルト孔53などを利用してストラットな
どに取りつける部分である。
ように、ホース50の外周にかしめつけられる肉厚の薄
い円筒部51と、その円筒部51の一端の外周に固着さ
れる厚肉のフランジ部52とから構成されている。フラ
ンジ部52はボルト孔53などを利用してストラットな
どに取りつける部分である。
【0003】そのような保持金具54は従来より円筒部
51とフランジ部52とを別々に形成し、その後にブレ
ージング(ロー付け部55参照)、圧接、またはコーキ
ングにより一体化している。
51とフランジ部52とを別々に形成し、その後にブレ
ージング(ロー付け部55参照)、圧接、またはコーキ
ングにより一体化している。
【0004】またシート材を鍔付きの有底筒状に深絞り
成形し、ついでトリミングおよびパンチング成形を行な
って、図12に示すような保持金具57を一体成形する
方法も提案されている(特開平3−3111号公報)。
成形し、ついでトリミングおよびパンチング成形を行な
って、図12に示すような保持金具57を一体成形する
方法も提案されている(特開平3−3111号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】フランジ部はホースの
方向をしっかりと安定して保持させるために所定の変形
強度が必要であり(通常はS12C〜S17Cから製造
)、さらに路面凍結防止剤などによる塩害に対する防食
耐久性が求められるので、ある程度の厚さが必要である
。他方、円筒部はホース上にかしめ付けるので、比較的
薄くされる。たとえばJISD2601「自動車用液圧
ブレーキゴムホース」および米国自動車安全基準FMH
SS No.106 には口金具のホース離脱強度は
150kgf(453ポンド)以上と規定されており、
中間保持金具も同等の性能を必要とする。フランジ部の
変形強度についてもそれらの基準と同等の性能を与えよ
うとすれば、フランジ部52の厚さは円筒部51の厚さ
の2.5 〜5倍程度の厚さが必要となる。
方向をしっかりと安定して保持させるために所定の変形
強度が必要であり(通常はS12C〜S17Cから製造
)、さらに路面凍結防止剤などによる塩害に対する防食
耐久性が求められるので、ある程度の厚さが必要である
。他方、円筒部はホース上にかしめ付けるので、比較的
薄くされる。たとえばJISD2601「自動車用液圧
ブレーキゴムホース」および米国自動車安全基準FMH
SS No.106 には口金具のホース離脱強度は
150kgf(453ポンド)以上と規定されており、
中間保持金具も同等の性能を必要とする。フランジ部の
変形強度についてもそれらの基準と同等の性能を与えよ
うとすれば、フランジ部52の厚さは円筒部51の厚さ
の2.5 〜5倍程度の厚さが必要となる。
【0006】しかし前記2部品を固着させる方法(図1
1)ではロー付け(ブレージング)やコーキングをする
必要があるので生産コストが高いという問題がある。
1)ではロー付け(ブレージング)やコーキングをする
必要があるので生産コストが高いという問題がある。
【0007】また、前記図12のシート材からプレス加
工で一体成形する方法は、加工コストは低いものの、加
工方法の性質上、フランジ部の厚さを充分に厚くするこ
とができず(絞り比の関係から円筒部51とほぼ同じか
せいぜい2倍程度にしかならない)、そのためフランジ
部52の強度が低く、曲げ応力によって変形するため、
ホースレイアウト保持ができなくなるという問題がある
。
工で一体成形する方法は、加工コストは低いものの、加
工方法の性質上、フランジ部の厚さを充分に厚くするこ
とができず(絞り比の関係から円筒部51とほぼ同じか
せいぜい2倍程度にしかならない)、そのためフランジ
部52の強度が低く、曲げ応力によって変形するため、
ホースレイアウト保持ができなくなるという問題がある
。
【0008】本発明は変形強度および防食耐久性が充分
に高い中間保持金具を提供すること、およびそれを低コ
ストで効率よく製造する方法を提供することを目的とし
ている。
に高い中間保持金具を提供すること、およびそれを低コ
ストで効率よく製造する方法を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のホース中間保持
金具は、ホースの端部の外周にかしめつけられる円筒部
と、該円筒部の一端に設けられる相手部材への取り付け
用のフランジ部とからなり、前記フランジ部の厚さが円
筒部の厚さの2.5 〜5倍であり、前記フランジ部を
相手部材に取りつけた状態で円筒部を軸方向に150k
gfで引っ張っても、フランジ部が変形しない強度を有
し、鋼製の円柱状ビレットから冷間圧造により一体成形
されてなることを特徴としている。
金具は、ホースの端部の外周にかしめつけられる円筒部
と、該円筒部の一端に設けられる相手部材への取り付け
用のフランジ部とからなり、前記フランジ部の厚さが円
筒部の厚さの2.5 〜5倍であり、前記フランジ部を
相手部材に取りつけた状態で円筒部を軸方向に150k
gfで引っ張っても、フランジ部が変形しない強度を有
し、鋼製の円柱状ビレットから冷間圧造により一体成形
されてなることを特徴としている。
【0010】前記ビレットは25〜35kgf/mm2
の降伏応力を有する鋼から形成し、前記フランジ部が
厚さ2.5 〜6.0 mm、断面係数28〜80mm
3 の板状を呈するものが好ましい。なおここにいう断
面係数Zとは、円筒部の中心軸とフランジ部の相手部材
への固定孔の中心とを結ぶ線(図2のL)に対して垂直
な断面部で、円筒部中心より9〜10mmにある断面(
図3のQ(いわゆる危険断面))に関するものであり、
断面の縦軸に関する断面二次モーメントをIx、フラン
ジの厚さを2yとするとき、Z=Ix/yで示される。 なお固定孔が複数のばあいは、前記線Lは複数の孔の重
心と円筒部の中心軸とを結ぶ線である。
の降伏応力を有する鋼から形成し、前記フランジ部が
厚さ2.5 〜6.0 mm、断面係数28〜80mm
3 の板状を呈するものが好ましい。なおここにいう断
面係数Zとは、円筒部の中心軸とフランジ部の相手部材
への固定孔の中心とを結ぶ線(図2のL)に対して垂直
な断面部で、円筒部中心より9〜10mmにある断面(
図3のQ(いわゆる危険断面))に関するものであり、
断面の縦軸に関する断面二次モーメントをIx、フラン
ジの厚さを2yとするとき、Z=Ix/yで示される。 なお固定孔が複数のばあいは、前記線Lは複数の孔の重
心と円筒部の中心軸とを結ぶ線である。
【0011】本発明のホース中間保持金具の製造法は、
円筒部と、該円筒部の一端の外周に一体形成される前記
円筒部よりも肉厚が厚いフランジ部とからなるホース中
間保持金具を製造する方法であって、円柱状のビレット
の一端面に後方押し出し加工により円筒部を形成する第
1工程と、前記ビレットの他端面に据え込み加工を施し
てフランジ部を形成する第2工程と、前記第1工程で形
成された円筒壁で囲まれる底部を打ち抜いて貫通させる
第3工程と、前記フランジ部のトリミング加工を行なう
第4工程とからなることを特徴としている。
円筒部と、該円筒部の一端の外周に一体形成される前記
円筒部よりも肉厚が厚いフランジ部とからなるホース中
間保持金具を製造する方法であって、円柱状のビレット
の一端面に後方押し出し加工により円筒部を形成する第
1工程と、前記ビレットの他端面に据え込み加工を施し
てフランジ部を形成する第2工程と、前記第1工程で形
成された円筒壁で囲まれる底部を打ち抜いて貫通させる
第3工程と、前記フランジ部のトリミング加工を行なう
第4工程とからなることを特徴としている。
【0012】また前記円筒部の成形については、前記第
1工程において最終寸法よりも短い円筒壁を形成してお
き、さらに前記第2工程において据え込み加工と同時に
後方押し出し加工を行なって円筒壁の長さを最終寸法に
するのが好ましい。
1工程において最終寸法よりも短い円筒壁を形成してお
き、さらに前記第2工程において据え込み加工と同時に
後方押し出し加工を行なって円筒壁の長さを最終寸法に
するのが好ましい。
【0013】前記第2工程の据え込み加工のときに同時
に円筒壁を最終寸法にするばあい、円筒壁で囲まれる穴
の底部の厚さをできるだけ薄くしておき、穴の底部をパ
ンチで抜き落す加工とフランジ部のトリミング加工とを
同時に行なうのが好ましい。
に円筒壁を最終寸法にするばあい、円筒壁で囲まれる穴
の底部の厚さをできるだけ薄くしておき、穴の底部をパ
ンチで抜き落す加工とフランジ部のトリミング加工とを
同時に行なうのが好ましい。
【0014】
【作用】本発明のホース中間保持金具は、フランジ部の
厚さが円筒部の厚さの2.5 〜5倍であるので、円筒
部のホースへのかしめ付けが容易で、かつフランジ部の
変形強度および防食耐久性が高い。しかも冷間圧造によ
り一体に成形されているので、フランジ部の根元部の強
度が高く、安価に製造しうる。
厚さが円筒部の厚さの2.5 〜5倍であるので、円筒
部のホースへのかしめ付けが容易で、かつフランジ部の
変形強度および防食耐久性が高い。しかも冷間圧造によ
り一体に成形されているので、フランジ部の根元部の強
度が高く、安価に製造しうる。
【0015】本発明の中間保持金具の製造法において第
1工程で円柱状のビレットの端部に後方押出加工により
円筒壁を形成すると、その内部にはホース挿通孔の一部
が形成される。そのとき円筒壁の厚さおよび穴の径は比
較的自由に選択できる。
1工程で円柱状のビレットの端部に後方押出加工により
円筒壁を形成すると、その内部にはホース挿通孔の一部
が形成される。そのとき円筒壁の厚さおよび穴の径は比
較的自由に選択できる。
【0016】第1工程ではビレットの他端側は中実状態
のまま残されており、そのため第2工程の据え込み加工
により、容易に厚肉のフランジ部を形成することができ
る。しかもフランジ部の厚さは、たとえばプレスのダイ
ハイトの調整などにより、容易に調整することができる
。
のまま残されており、そのため第2工程の据え込み加工
により、容易に厚肉のフランジ部を形成することができ
る。しかもフランジ部の厚さは、たとえばプレスのダイ
ハイトの調整などにより、容易に調整することができる
。
【0017】最後に第1工程で形成された円筒壁の内部
の底部をビレットの他端側まで貫通させ、トリミング加
工を行なえば完成品がえられる。そのばあい第1工程で
形成した穴をガイドにすればよい。また据え込み加工で
他端側が薄くされているので、プレスによるパンチング
などで穴の底部を貫通させる加工も容易である。
の底部をビレットの他端側まで貫通させ、トリミング加
工を行なえば完成品がえられる。そのばあい第1工程で
形成した穴をガイドにすればよい。また据え込み加工で
他端側が薄くされているので、プレスによるパンチング
などで穴の底部を貫通させる加工も容易である。
【0018】本発明では素材として円柱状のビレットを
用いると共に、そのビレットに対し、底が止っている穴
を先に形成し、つぎに据え込み加工でフランジ部を形成
し、その後に穴の底部を抜き、トリミング加工を行なう
ようにしているので、円筒部の肉厚の2.5 〜5倍程
度の厚いフランジ部を有する保持金具を簡単に、かつ安
価に製造することができる。
用いると共に、そのビレットに対し、底が止っている穴
を先に形成し、つぎに据え込み加工でフランジ部を形成
し、その後に穴の底部を抜き、トリミング加工を行なう
ようにしているので、円筒部の肉厚の2.5 〜5倍程
度の厚いフランジ部を有する保持金具を簡単に、かつ安
価に製造することができる。
【0019】なお本発明の製造法においては、第1工程
では最終寸法より短い寸法の円筒壁(浅い深さのホース
通し用の穴)を形成しておき、第2工程でさらに前方押
し出しにより円筒壁を伸ばすようにするのが好ましい。 すなわち据え込み加工では素材の全体を拘束していない
ので、大きい加圧力で加工することができ、そのため円
筒壁の長さおよび内外径の寸法を正確に形成しうる利点
がある。
では最終寸法より短い寸法の円筒壁(浅い深さのホース
通し用の穴)を形成しておき、第2工程でさらに前方押
し出しにより円筒壁を伸ばすようにするのが好ましい。 すなわち据え込み加工では素材の全体を拘束していない
ので、大きい加圧力で加工することができ、そのため円
筒壁の長さおよび内外径の寸法を正確に形成しうる利点
がある。
【0020】さらに前記据え込み加工と同時にする円筒
壁の最終成形において穴の底部の肉厚をできるだけ薄く
しておくと、第3工程の穴の底部を抜き落す加工と第4
工程のフランジ部のトリミング加工とを1回のプレス加
工で行なえる利点がある。
壁の最終成形において穴の底部の肉厚をできるだけ薄く
しておくと、第3工程の穴の底部を抜き落す加工と第4
工程のフランジ部のトリミング加工とを1回のプレス加
工で行なえる利点がある。
【0021】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の保持金具
および製造法を説明する。
および製造法を説明する。
【0022】図1〜2はそれぞれ本発明の保持金具の一
実施例を示す縦断面図および正面図、図3は図1〜2の
保持金具の使用状態説明図、図4は本発明にかかわるフ
ランジ部の他の実施例を示す平面図、図5〜6はそれぞ
れ本発明の保持金具の他の実施例を示す断面図および斜
視図、図7は本発明の製造法の一実施例を示す工程図、
図8は本発明の製造法にかかわる第1工程の一実施例を
示す要部断面図、図9は本発明の製造法にかかわる第2
工程の一実施例を示す要部断面図、図10は本発明の製
造法にかかわる第3〜4工程の一実施例を示す要部断面
図である。
実施例を示す縦断面図および正面図、図3は図1〜2の
保持金具の使用状態説明図、図4は本発明にかかわるフ
ランジ部の他の実施例を示す平面図、図5〜6はそれぞ
れ本発明の保持金具の他の実施例を示す断面図および斜
視図、図7は本発明の製造法の一実施例を示す工程図、
図8は本発明の製造法にかかわる第1工程の一実施例を
示す要部断面図、図9は本発明の製造法にかかわる第2
工程の一実施例を示す要部断面図、図10は本発明の製
造法にかかわる第3〜4工程の一実施例を示す要部断面
図である。
【0023】本発明の保持金具は、たとえば図1および
図2に示すように、円筒部1と、その円筒部1の一端外
周に一体に設けられる小判形のフランジ部2とからなる
。保持金具全体はS12C、S15Cなどの軟鋼から冷
間圧造により形成される。円筒部1の内部空間がホース
挿通孔3であり、フランジ部2にはボルト孔4が形成さ
れている。
図2に示すように、円筒部1と、その円筒部1の一端外
周に一体に設けられる小判形のフランジ部2とからなる
。保持金具全体はS12C、S15Cなどの軟鋼から冷
間圧造により形成される。円筒部1の内部空間がホース
挿通孔3であり、フランジ部2にはボルト孔4が形成さ
れている。
【0024】このものは図3に示すようにホース21の
外周に装着し、円筒部1を外側からかしめつけて、ホー
ス21をその内部のパイプ22との間に挟着することに
より、ホース21の中間部に固着する。さらに保持金具
のフランジ部2をボルト45などで相手部材46に締着
するのである。
外周に装着し、円筒部1を外側からかしめつけて、ホー
ス21をその内部のパイプ22との間に挟着することに
より、ホース21の中間部に固着する。さらに保持金具
のフランジ部2をボルト45などで相手部材46に締着
するのである。
【0025】なお前記フランジ部2は相手部材46への
取りつけの形式、必要な締着強度などに応じて、種々の
形状を採用することができる。
取りつけの形式、必要な締着強度などに応じて、種々の
形状を採用することができる。
【0026】たとえば図2に示す小判形のフランジ部2
はもっとも一般的な1本のボルトで取りつけるタイプの
ものであるが、図4に示すようにフランジ部2をほぼ三
角形にしておき、複数個(たとえば2〜4個)のボルト
孔4を設けてもよい。
はもっとも一般的な1本のボルトで取りつけるタイプの
ものであるが、図4に示すようにフランジ部2をほぼ三
角形にしておき、複数個(たとえば2〜4個)のボルト
孔4を設けてもよい。
【0027】なお本発明の保持金具のフランジ部2は肉
厚が厚いので、図5に示すように前記ボルト孔4にタッ
ピング加工を施してネジ孔47とし、相手部材46にボ
ルト孔48を設けることもできる。
厚が厚いので、図5に示すように前記ボルト孔4にタッ
ピング加工を施してネジ孔47とし、相手部材46にボ
ルト孔48を設けることもできる。
【0028】さらに図6に示すように、フランジ部2に
段部7を形成し、それを相手部材46の端面49に当接
させて廻り止めとしてもよい。そのような段部7は切削
加工のほか冷間圧造でも成形可能である。
段部7を形成し、それを相手部材46の端面49に当接
させて廻り止めとしてもよい。そのような段部7は切削
加工のほか冷間圧造でも成形可能である。
【0029】本発明の保持金具は、たとえば直径10m
mのブレーキホース用の軟鋼製保持金具のばあい、円筒
部1の肉厚tは1.0 〜1.2mm、外径13〜14
mmであり、長さは16〜20mm程度である。それに
より図3の矢印P方向にホース21を引っ張っても、か
しめ部が抜けることがない。
mのブレーキホース用の軟鋼製保持金具のばあい、円筒
部1の肉厚tは1.0 〜1.2mm、外径13〜14
mmであり、長さは16〜20mm程度である。それに
より図3の矢印P方向にホース21を引っ張っても、か
しめ部が抜けることがない。
【0030】またフランジ部2のボルト孔4とホース挿
通孔3の中心との距離は約18〜20mm程度であり、
フランジ部の幅は約18〜25mm、厚さは円筒部1の
肉厚の約2.5 〜5倍の2.5 〜6mmで、断面係
数は28〜80mm3 である。 そのばあい円筒部1に加わる軸方向の引張り力が150
kgfとすると、もっとも曲げ応力が大きくなる危険断
面(図3のQ)に加わる曲げモーメントは約1 kgf
・mであり、曲げ応力は25〜35となる。これは一般
の軟鋼の降伏点25〜35kgf/mm2 に相当する
。
通孔3の中心との距離は約18〜20mm程度であり、
フランジ部の幅は約18〜25mm、厚さは円筒部1の
肉厚の約2.5 〜5倍の2.5 〜6mmで、断面係
数は28〜80mm3 である。 そのばあい円筒部1に加わる軸方向の引張り力が150
kgfとすると、もっとも曲げ応力が大きくなる危険断
面(図3のQ)に加わる曲げモーメントは約1 kgf
・mであり、曲げ応力は25〜35となる。これは一般
の軟鋼の降伏点25〜35kgf/mm2 に相当する
。
【0031】叙上のごとく構成される保持金具は冷間圧
造により製造されるのであるが、以下、そのもっとも好
ましい製造法である本発明の製造法の一実施例を図7〜
10を参照しながら説明する。
造により製造されるのであるが、以下、そのもっとも好
ましい製造法である本発明の製造法の一実施例を図7〜
10を参照しながら説明する。
【0032】図7は全工程の概略を示しており、第1工
程Iにおいては、円柱状のビレット10の端面11の中
央にパンチを圧入し、後方押し出し加工により円筒壁1
2を形成する。円筒壁12で囲まれる空間、すなわち穴
13は後述するホース挿通孔14になる部分である。
程Iにおいては、円柱状のビレット10の端面11の中
央にパンチを圧入し、後方押し出し加工により円筒壁1
2を形成する。円筒壁12で囲まれる空間、すなわち穴
13は後述するホース挿通孔14になる部分である。
【0033】第1工程の半成品30はさらに上下逆にさ
れたうえで、反対側の端面15から据え込み加工が施さ
れてフランジ部16が形成される。さらに同時に前記円
筒壁12も前方押し出し加工により最終寸法まで伸ばさ
れて円筒部17が形成される(第2工程II)。
れたうえで、反対側の端面15から据え込み加工が施さ
れてフランジ部16が形成される。さらに同時に前記円
筒壁12も前方押し出し加工により最終寸法まで伸ばさ
れて円筒部17が形成される(第2工程II)。
【0034】最後に穴13の底部18が抜き落とされて
ホース挿通孔14が貫通され(第3工程III )、同
時にフランジ部16のトリミング加工が行なわれ(第4
工程IV)、完成品の保持金具20がえられる。
ホース挿通孔14が貫通され(第3工程III )、同
時にフランジ部16のトリミング加工が行なわれ(第4
工程IV)、完成品の保持金具20がえられる。
【0035】そのようにして形成される保持金具20は
、Vで示されるように、ホース挿通孔14内にホース2
1を挿入し、円筒部17とあらかじめホース21内に挿
入してあったパイプ22とでホース21をかしめつける
ことにより、ホース21上に固定される。フランジ部1
6はそのように固定された保持金具20をボルト孔23
を利用して他の部品(自動車のストラットなど)に固定
するためのものである。
、Vで示されるように、ホース挿通孔14内にホース2
1を挿入し、円筒部17とあらかじめホース21内に挿
入してあったパイプ22とでホース21をかしめつける
ことにより、ホース21上に固定される。フランジ部1
6はそのように固定された保持金具20をボルト孔23
を利用して他の部品(自動車のストラットなど)に固定
するためのものである。
【0036】図7におけるビレット10は通常は軟鋼(
たとえばS12C、S15C)の線材を所定の長さに切
断し(メタルソーカットまたは剪断)、要すれば整形加
工、バレル処理およびボンデ処理(粉状潤滑剤の塗布)
などの前処理を行なっておく。
たとえばS12C、S15C)の線材を所定の長さに切
断し(メタルソーカットまたは剪断)、要すれば整形加
工、バレル処理およびボンデ処理(粉状潤滑剤の塗布)
などの前処理を行なっておく。
【0037】前記第1工程Iはたとえば図8に示すダイ
ス25およびパンチ26を用いて行なわれる。
ス25およびパンチ26を用いて行なわれる。
【0038】すなわちダイス25の孔27内にビレット
10を挿入し(A) 、ついで孔27よりも小径のパン
チ26の先端部28をビレット10の端面11の中央部
からビレット10内へ圧入する(B) 。それによりビ
レット10の上端部の材料はパンチの先端部28の外周
面とダイス25の孔27の内周面との間から、パンチの
圧入方向と逆方向(上方向)に流れて延びることになる
。
10を挿入し(A) 、ついで孔27よりも小径のパン
チ26の先端部28をビレット10の端面11の中央部
からビレット10内へ圧入する(B) 。それによりビ
レット10の上端部の材料はパンチの先端部28の外周
面とダイス25の孔27の内周面との間から、パンチの
圧入方向と逆方向(上方向)に流れて延びることになる
。
【0039】なお以上の加工中はビレット10の下端は
ノックアウトピン29によって支持されている。また加
工された半成品30は、パンチ26に食いつかずにダイ
ス25の孔27内に残るようにしておき、加工後にノッ
クアウトピン29を上に押し上げることにより金型から
取り出すようにしておくのが好ましい。
ノックアウトピン29によって支持されている。また加
工された半成品30は、パンチ26に食いつかずにダイ
ス25の孔27内に残るようにしておき、加工後にノッ
クアウトピン29を上に押し上げることにより金型から
取り出すようにしておくのが好ましい。
【0040】かかる第1工程により、円筒壁12および
穴13を有する半成品30がえられる。
穴13を有する半成品30がえられる。
【0041】そのようにしてえられた半成品30は、つ
いで図9に示される金型で第2工程に付される。
いで図9に示される金型で第2工程に付される。
【0042】すなわち半成品30は上下逆向きにされ、
カウンターパンチ32の上端に被せるようにしてダイス
33内に挿入する(C) 。そのときカウンターパンチ
32の上端34はダイス33の上面33A と少なくと
も同じ高さにしておく。なおカウンターパンチ32とダ
イス33の間には筒状のノックアウトカラー35が挿入
されており、ノックアウトカラー35の上端36と半成
品30の円筒壁12の端面との間には空間37が残され
ている。
カウンターパンチ32の上端に被せるようにしてダイス
33内に挿入する(C) 。そのときカウンターパンチ
32の上端34はダイス33の上面33A と少なくと
も同じ高さにしておく。なおカウンターパンチ32とダ
イス33の間には筒状のノックアウトカラー35が挿入
されており、ノックアウトカラー35の上端36と半成
品30の円筒壁12の端面との間には空間37が残され
ている。
【0043】その状態で半成品30の上方から平坦な下
面38を有するパンチ39が圧下され、半成品30の中
実部分40を扁平に据え込む据え込み加工が行なわれ、
フランジ部16が形成される(D) 。
面38を有するパンチ39が圧下され、半成品30の中
実部分40を扁平に据え込む据え込み加工が行なわれ、
フランジ部16が形成される(D) 。
【0044】そのとき前記ダイス33の内面とカウンタ
ーパンチ32の隙間の空間37に材料が流れ込み(前方
押し出し)、円筒部17が形成される。したがって穴1
3はより深くなり、底部18が薄くされる。そのときフ
ランジ部16の周縁は拘束されていないため、円筒部1
7は正確な形状に仕上げられる。
ーパンチ32の隙間の空間37に材料が流れ込み(前方
押し出し)、円筒部17が形成される。したがって穴1
3はより深くなり、底部18が薄くされる。そのときフ
ランジ部16の周縁は拘束されていないため、円筒部1
7は正確な形状に仕上げられる。
【0045】加工後はノックアウトカラー35が上昇し
て半成品42をダイス33およびカウンターパンチ32
から抜き出す(図示されていない)。
て半成品42をダイス33およびカウンターパンチ32
から抜き出す(図示されていない)。
【0046】叙上のごとく円筒部17およびフランジ部
16が形成された半成品42は、ついで図10に示すよ
うに第3〜4工程に付される。すなわち穴13の底部1
8を穿孔パンチで抜き落して穴13を貫通させ、ホース
挿通孔14を成形すると共に、フランジ部16の外周を
所望の形状にトリミング加工する。そのとき同時にボル
ト孔23を穿孔するのが好ましい。
16が形成された半成品42は、ついで図10に示すよ
うに第3〜4工程に付される。すなわち穴13の底部1
8を穿孔パンチで抜き落して穴13を貫通させ、ホース
挿通孔14を成形すると共に、フランジ部16の外周を
所望の形状にトリミング加工する。そのとき同時にボル
ト孔23を穿孔するのが好ましい。
【0047】なお図10では図9と同じ向き(フランジ
部16が上側)で加工される状態が示されているが、も
ちろん逆向きでもよい。
部16が上側)で加工される状態が示されているが、も
ちろん逆向きでもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明の保持金具は、ホースの外周にか
しめ付けやすく、変形強度および防食耐久性が高く、し
かも製造が容易である。
しめ付けやすく、変形強度および防食耐久性が高く、し
かも製造が容易である。
【0049】本発明の製造法によれば、ホースの外周に
かしめ付けやすい薄肉の円筒部と変形強度および防食耐
久性が高い厚いフランジ部とを有する保持金具を、簡単
に精度よく製造することができる。
かしめ付けやすい薄肉の円筒部と変形強度および防食耐
久性が高い厚いフランジ部とを有する保持金具を、簡単
に精度よく製造することができる。
【図1】本発明の保持金具の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】図1の保持金具の正面図である。
【図3】図1の保持金具の使用状態説明図である。
【図4】本発明にかかわるフランジ部の他の実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図5】本発明の保持金具の他の実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】本発明の保持金具のさらに他の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図7】本発明の製造法の一実施例を示す工程図である
。
。
【図8】本発明にかかわる第1工程の一実施例を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図9】本発明にかかわる第2工程の一実施例を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図10】本発明にかかわる第3〜4工程の一実施例を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図11】従来の保持金具の一例を示す断面図である。
【図12】従来の一体形保持金具の一例を示す断面図で
ある。
ある。
1 円筒部
2 フランジ部
3 ホース挿通孔
10 ビレット
12 円筒壁
13 穴
14 ホース挿通孔
16 フランジ部
17 円筒部
18 底部
20 保持金具
Claims (3)
- 【請求項1】 ホースの端部の外周にかしめつけられ
る円筒部と、該円筒部の一端に設けられる相手部材への
取り付け用のフランジ部とからなり、前記フランジ部の
厚さが円筒部の厚さの2.5 〜5倍であり、前記フラ
ンジ部を相手部材に取りつけた状態で円筒部を軸方向に
150kgfで引っ張っても、フランジ部が変形しない
強度を有し、鋼製の円柱状ビレットから冷間圧造により
一体成形されてなるホース中間保持金具。 - 【請求項2】 円筒部と、該円筒部の一端の外周に一
体形成される円筒部よりも肉厚が厚いフランジ部とから
なるホース中間保持金具を製造する方法であって、円柱
状のビレットの一端面に後方押し出し加工により円筒部
を形成する第1工程と、前記ビレットの他端面に据え込
み加工を施してフランジ部を形成する第2工程と、前記
第1工程で形成された円筒部で囲まれる底部を打ち抜い
て貫通させる第3工程と、前記フランジ部のトリミング
加工を行なう第4工程とからなるホース中間保持金具の
製造法。 - 【請求項3】 前記第1工程において最終寸法よりも
短い円筒壁を形成しておき、前記第2工程において前記
据え込み加工と同時に前方押し出し加工を行なって円筒
壁の長さを最終寸法にして円筒部を形成する請求項2記
載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117401A JPH04344846A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | ホース中間保持金具およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117401A JPH04344846A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | ホース中間保持金具およびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04344846A true JPH04344846A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=14710740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3117401A Pending JPH04344846A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | ホース中間保持金具およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04344846A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0656592U (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-05 | 豊田合成株式会社 | 中間継手付きホース |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP3117401A patent/JPH04344846A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0656592U (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-05 | 豊田合成株式会社 | 中間継手付きホース |
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