JPH04346319A - マトリックスアレイ基板及びその製造方法 - Google Patents
マトリックスアレイ基板及びその製造方法Info
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- JPH04346319A JPH04346319A JP3119973A JP11997391A JPH04346319A JP H04346319 A JPH04346319 A JP H04346319A JP 3119973 A JP3119973 A JP 3119973A JP 11997391 A JP11997391 A JP 11997391A JP H04346319 A JPH04346319 A JP H04346319A
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- film
- array substrate
- electrode
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイッチング素子と
してMIM(Metal−Insulator−Met
al )素子を有するマトリックスアレイ基板及びその
製造方法に関する。
してMIM(Metal−Insulator−Met
al )素子を有するマトリックスアレイ基板及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示器を用いた表示装置は、
時計・電卓・計測機器等の比較的簡単なものから、パ−
ソナル・コンピュ−タ−、ワ−ドプロセッサ−、更には
OA用の端末機器、TV画像表示等の大容量情報表示用
途に使用されてきており、より高画質が求められるよう
になってきた。このスイッチング(素子列)アレイには
各種存在するが、構造が簡単で、製造が容易である二端
子の非線形抵抗素子、なかでも現在のところ実用化され
ているものとしては、MIM型を挙げることができる。
時計・電卓・計測機器等の比較的簡単なものから、パ−
ソナル・コンピュ−タ−、ワ−ドプロセッサ−、更には
OA用の端末機器、TV画像表示等の大容量情報表示用
途に使用されてきており、より高画質が求められるよう
になってきた。このスイッチング(素子列)アレイには
各種存在するが、構造が簡単で、製造が容易である二端
子の非線形抵抗素子、なかでも現在のところ実用化され
ているものとしては、MIM型を挙げることができる。
【0003】図3はMIM素子を有するアレイ基板の一
画素部分の一例を示す断面図である。これを製造工程に
従って説明すると、まず、ガラス基板1上にTa膜2を
スパッタリング法や真空蒸着法等の薄膜形成法により形
成し、写真蝕刻法によりパタ−ニングする。これにより
、配線とMIM素子の片側の電極とが形成される。次に
、Ta膜2をクエン酸水溶液中で陽極酸化法により化成
し、酸化膜3を形成する。更に、MIM素子のもう片側
の電極としてCr膜4を、薄膜形成・加工法により形成
することにより、MIM素子が完成する。更にこの後に
は、MIM素子と接続するように画像表示用の透明電極
5を形成すればよい。こうした基本的な製造技術は特公
平1−35352号公報に開示され、その改良技術が特
開昭58−178320号公報等に示されている。
画素部分の一例を示す断面図である。これを製造工程に
従って説明すると、まず、ガラス基板1上にTa膜2を
スパッタリング法や真空蒸着法等の薄膜形成法により形
成し、写真蝕刻法によりパタ−ニングする。これにより
、配線とMIM素子の片側の電極とが形成される。次に
、Ta膜2をクエン酸水溶液中で陽極酸化法により化成
し、酸化膜3を形成する。更に、MIM素子のもう片側
の電極としてCr膜4を、薄膜形成・加工法により形成
することにより、MIM素子が完成する。更にこの後に
は、MIM素子と接続するように画像表示用の透明電極
5を形成すればよい。こうした基本的な製造技術は特公
平1−35352号公報に開示され、その改良技術が特
開昭58−178320号公報等に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のMIM素子は、
特公平1−35352号公報に記載されているように、
MIM素子の片側の電極を構成する金属を配線にも用い
ている。このため、必ずしも電気抵抗の小さい材料を用
いることができず、多く使用されているβ型のタンタル
等は比較的抵抗が高い材料である。配線電極の抵抗が高
いと、外部駆動回路から印加した駆動パルスの波形歪み
が生じ、書き込み不足によるコントラスト低下や、コン
トラスト傾斜を生じる。特に、表示画面或いは表示容量
が大きい場合には、配線の幅が狭く、長さが長くなるの
で、この傾向が顕著となる。従って、均一な高性能表示
を達成するためには、配線電極の抵抗を下げることが実
用上不可欠の課題である。しかしながら、低抵抗の別の
金属を配線電極専用として用いることは、工程数の増加
につながるため好ましくなく、可能な限り従来の材料と
工程を大幅に逸脱しない方法でこれを達成しなければな
らない。
特公平1−35352号公報に記載されているように、
MIM素子の片側の電極を構成する金属を配線にも用い
ている。このため、必ずしも電気抵抗の小さい材料を用
いることができず、多く使用されているβ型のタンタル
等は比較的抵抗が高い材料である。配線電極の抵抗が高
いと、外部駆動回路から印加した駆動パルスの波形歪み
が生じ、書き込み不足によるコントラスト低下や、コン
トラスト傾斜を生じる。特に、表示画面或いは表示容量
が大きい場合には、配線の幅が狭く、長さが長くなるの
で、この傾向が顕著となる。従って、均一な高性能表示
を達成するためには、配線電極の抵抗を下げることが実
用上不可欠の課題である。しかしながら、低抵抗の別の
金属を配線電極専用として用いることは、工程数の増加
につながるため好ましくなく、可能な限り従来の材料と
工程を大幅に逸脱しない方法でこれを達成しなければな
らない。
【0005】この発明は上記した従来の事情に鑑みなさ
れたものであり、フォトリソグラフィー工程を従来に比
べ増加させることなく、従来と同様の材料を用いて配線
電極の抵抗を低減することが可能なマトリックスアレイ
基板及びその製造方法を提供することを目的とする。 [発明の構成]
れたものであり、フォトリソグラフィー工程を従来に比
べ増加させることなく、従来と同様の材料を用いて配線
電極の抵抗を低減することが可能なマトリックスアレイ
基板及びその製造方法を提供することを目的とする。 [発明の構成]
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、配線電極
として用いられていた、非線形抵抗素子を構成するTa
等の金属の下に、画素電極として用いるITO膜及びそ
の上に積層したメッキ金属層を敷いた。このため、画素
電極の形成、即ちITO膜の形成とそのパターニング、
更にITO上へのメッキをTa等の非線形抵抗素子を構
成する金属の形成に先立って行なうことにより、複雑な
光露光を用いた工程の増加とはならない。ITO上に形
成したTa膜は非常に低い抵抗値を示すα型に近い状態
となることが、実験の結果から判明しており、ITO上
に単にTaを積層したものでも配線抵抗を低下でき、こ
の構成は、本発明者の一部により既に特許出願(特願平
2−314367号)されている。しかしながら、より
大きな表示面積や、より細かい表示に対しては、配線長
さが長くなり、配線幅が狭くなるので、より一層の抵抗
の低下が望まれていた。本発明者等は、ITO上にメッ
キ法により簡便に金属層を形成すると、その金属による
抵抗の低下はもとより、その上に形成されるTaのα型
がより明確になり、抵抗の著しい低下が起こることを見
出だした。なお、ITOその上に形成するメッキ層は、
配線部分に限る。MIM素子が形成されるTaの下には
メッキ層があってはならない。α型のTaから形成した
MIM素子はリーク電流が大きく、スイッチング特性が
悪いため、その部分のITOは最初から取り除いたパタ
ーンを形成した後に、メッキを施し、Taのパターンを
形成すればよい。このようにして、配線電極の抵抗を下
げ、且つMIM特性も従来と同等のマトリックスアレイ
基板を実現できた。
として用いられていた、非線形抵抗素子を構成するTa
等の金属の下に、画素電極として用いるITO膜及びそ
の上に積層したメッキ金属層を敷いた。このため、画素
電極の形成、即ちITO膜の形成とそのパターニング、
更にITO上へのメッキをTa等の非線形抵抗素子を構
成する金属の形成に先立って行なうことにより、複雑な
光露光を用いた工程の増加とはならない。ITO上に形
成したTa膜は非常に低い抵抗値を示すα型に近い状態
となることが、実験の結果から判明しており、ITO上
に単にTaを積層したものでも配線抵抗を低下でき、こ
の構成は、本発明者の一部により既に特許出願(特願平
2−314367号)されている。しかしながら、より
大きな表示面積や、より細かい表示に対しては、配線長
さが長くなり、配線幅が狭くなるので、より一層の抵抗
の低下が望まれていた。本発明者等は、ITO上にメッ
キ法により簡便に金属層を形成すると、その金属による
抵抗の低下はもとより、その上に形成されるTaのα型
がより明確になり、抵抗の著しい低下が起こることを見
出だした。なお、ITOその上に形成するメッキ層は、
配線部分に限る。MIM素子が形成されるTaの下には
メッキ層があってはならない。α型のTaから形成した
MIM素子はリーク電流が大きく、スイッチング特性が
悪いため、その部分のITOは最初から取り除いたパタ
ーンを形成した後に、メッキを施し、Taのパターンを
形成すればよい。このようにして、配線電極の抵抗を下
げ、且つMIM特性も従来と同等のマトリックスアレイ
基板を実現できた。
【0007】
【作用】非線形抵抗素子から直列につながる配線下に、
メッキ層を施したITO膜を設けたことにより、配線構
成金属を結晶構造変化して低抵抗化することができ、大
容量・高精細の表示が可能となる。更に、MIM構成金
属(Ta)の全面下ではなく配線部分にのみ限定して、
メッキ層を施したITO膜を設けることにより、MIM
素子部の金属は結晶構造変化(例えばβ−Ta→α−T
a)を起こすことなく、良好なMIM特性が期待できる
。以上に述べたこの発明に係わる、先立つ発見事実につ
いて、実験結果をまとめると次に示すようになる。
メッキ層を施したITO膜を設けたことにより、配線構
成金属を結晶構造変化して低抵抗化することができ、大
容量・高精細の表示が可能となる。更に、MIM構成金
属(Ta)の全面下ではなく配線部分にのみ限定して、
メッキ層を施したITO膜を設けることにより、MIM
素子部の金属は結晶構造変化(例えばβ−Ta→α−T
a)を起こすことなく、良好なMIM特性が期待できる
。以上に述べたこの発明に係わる、先立つ発見事実につ
いて、実験結果をまとめると次に示すようになる。
【0008】試料
A:ガラス基板上にスパッタ法で厚さ3000オングス
トロ―ムのTa膜を形成した構成 B:ガラス基板上にスパッタ法で厚さ300オングスト
ロ―ムのITO膜を形成した後、この上にスパッタ法で
厚さ3000オングストロ―ムのTa膜を形成した構成
C:ガラス基板上にスパッタ法で厚さ300オングスト
ロ―ムのITO膜を形成した後、この上に電解メッキ法
で厚さ1000オングストロ―ムのNi膜を形成し、更
にこの上にスパッタ法で厚さ3000オングストロ―ム
のTa膜を形成した構成 Ta膜の結晶構造 A:β−Ta B:α−Taとβ−Taが混在 C:α−Ta Ta膜の比抵抗(ITOやNiの寄与分は計算により除
いた値) A:160〜180μΩcm B: 50〜100μΩcm C: 35〜50μΩcm 各試料においてTa膜を陽極酸化して、後述の実施例と
同様の構造・寸法の素子を作成した場合のMIM素子特
性Ioff (4Vの電圧引加時に流れる電流値で、小
さい方が好ましい) A:〜10−13 A B:〜10−10 A C:〜10−10 A
トロ―ムのTa膜を形成した構成 B:ガラス基板上にスパッタ法で厚さ300オングスト
ロ―ムのITO膜を形成した後、この上にスパッタ法で
厚さ3000オングストロ―ムのTa膜を形成した構成
C:ガラス基板上にスパッタ法で厚さ300オングスト
ロ―ムのITO膜を形成した後、この上に電解メッキ法
で厚さ1000オングストロ―ムのNi膜を形成し、更
にこの上にスパッタ法で厚さ3000オングストロ―ム
のTa膜を形成した構成 Ta膜の結晶構造 A:β−Ta B:α−Taとβ−Taが混在 C:α−Ta Ta膜の比抵抗(ITOやNiの寄与分は計算により除
いた値) A:160〜180μΩcm B: 50〜100μΩcm C: 35〜50μΩcm 各試料においてTa膜を陽極酸化して、後述の実施例と
同様の構造・寸法の素子を作成した場合のMIM素子特
性Ioff (4Vの電圧引加時に流れる電流値で、小
さい方が好ましい) A:〜10−13 A B:〜10−10 A C:〜10−10 A
【0009】更に、このような構造にすることにより、
配線部分に断線が万一生じても、ITOのパターンにて
導通が補償されるという利点を有する。また、画素電極
、ITOの形成はTa形成以前に行うので、高温での成
膜や強いエッチャントでのパターン形成が可能となりプ
ロセス上、有益である。
配線部分に断線が万一生じても、ITOのパターンにて
導通が補償されるという利点を有する。また、画素電極
、ITOの形成はTa形成以前に行うので、高温での成
膜や強いエッチャントでのパターン形成が可能となりプ
ロセス上、有益である。
【0010】Taの下地であるメッキ層は、配線部のI
TO上に形成可能な多くの電解メッキ金属が利用可能で
あり、Cu,Ni,Cr,Zn,Sn,Au,Ag等の
単一金属から、Cu−Zn,Sn−Co,Fe−W,C
o−W,Fe−Mo,Fe−Ta,Ni−P,Ni−T
a等の合金、更にはそれらの積層も同様の効果を生じる
。
TO上に形成可能な多くの電解メッキ金属が利用可能で
あり、Cu,Ni,Cr,Zn,Sn,Au,Ag等の
単一金属から、Cu−Zn,Sn−Co,Fe−W,C
o−W,Fe−Mo,Fe−Ta,Ni−P,Ni−T
a等の合金、更にはそれらの積層も同様の効果を生じる
。
【0011】
【実施例】以下、この発明の詳細を図面を参照して説明
する。
する。
【0012】図1と図2はこの発明の一実施例を示す工
程図であり、図1と図2において断面図は平面図のA−
A´断面に該当する。まず、図1(a)に示すように、
例えばSiO2 のアルカリ防御被膜(図示せず)を表
面部に備えた1.1mm厚のガラスからなる透明基板1
0上に、例えば膜厚1000オングストロ―ムのITO
からなる透明導電膜11をスパッタリング法により形成
する。このときに、透過率を高め、抵抗値を十分下げ、
エッチング加工性を上げるために、基板温度を250℃
に上げる。この工程は素子が形成された後、最後に画素
電極を形成するような順番の工程では、素子に熱ダメー
ジを与えるため不可能である。そこで、従来は基板を加
熱する温度を高々180℃程度までとし、膜質の安定化
が難しい場合があることに対する対策としていた。次に
、図1(b)に示すように、透明導電膜11上にレジス
ト(感光性樹脂)を全面塗布した後、フォトマスクを用
いて露光し、現像してレジストパターン12を形成する
。 レジストパターン12は、図1(c)に示すように、画
素電極部Aと配線電極部Bで形成し、素子形成部Cには
設けない。続いて、水、塩酸及び硝酸を1:1:0.1
の割合(容量比)に混合し、30℃に加熱したエッチン
グ液により、図1(d)に示すように、レジストパター
ン12と同一の画素電極13及び透明導電層14を形成
し、レジストパターン12を除去する。次に、硫酸Ni
、塩化Ni及び硼酸の混合水溶液(高温形成のITO膜
は耐性がある)よりなるメッキ液中で電解メッキを施し
、透明導電層14上に例えばNiからなる金属薄膜層1
5を形成する。続いて、膜厚3000オングストローム
のTaからなる薄膜16をスパッタリング法により形成
する。次に、薄膜16上にレジスト(感光性樹脂)を全
面塗布した後、フォトマスクを用いて露光し、現像にて
レジストパターン17を形成する。続いて、ケミカルド
ライエッチング法により薄膜16のエッチングを行えば
よい。ここでは、CF4 とO2 ガスを等量混合した
プラズマ中でエッチングを行い、パタ−ン周辺(エッジ
)部にテ−パ形状を形成する。この混合ガスのエッチン
グでは、既に形成した画素電極13は、エッチングされ
たり、変質を起こさないことが確認されている。図2(
a),(b)に示すように、パターニングされたTa膜
18は、先に形成した透明導電層14及び金属薄膜層1
5の配線部を被覆し、且つ素子形成部へ連続的に設ける
。引き続き、レジストパターン17を除去した状態で、
Ta膜18を陽極として酸性電解液(0.05重量%ク
エン酸水溶液)中で化成を行い、このときの電圧をコン
トロールすることにより、Ta膜18の表面及び側面上
に絶縁体層19を所望の厚さに形成する。この実施例で
は、42Vの電圧を印加し、膜厚700オングストロー
ムの絶縁体層19を得ている。また、電解液に対し露出
しているTa膜18では、膜厚280オングストローム
が膜厚700オングストロームのTa2 O5 に変化
する。次に、図2(c)に示すように、全面に膜厚15
00オングストロ―ムのTi膜20を形成する。続いて
、この上にレジスト(感光性樹脂)を全面塗布した後、
フォトマスクを用いて露光し、現像してレジストパター
ン21を形成する。次に、EDTA(エチレン・ジアミ
ン・テトラ・アセティックアジド)9g、水400cc
、過酸化水素水216cc及びアンモニア水30mlの
割合で混ぜ、室温に保った状態で、Ti膜20を図2(
d)に示すようにエッチングし、更にこの上のレジスト
を除去する。こうして、透明基板10上に金属−絶縁体
−金属の構成、即ち、Ta膜18−絶縁体層19−Ti
膜20よりなる非線形抵抗素子22をアレイ状に配置し
、非線形抵抗素子22に画素電極13を直列に配置し、
透明導電層14、金属薄膜層15及びTi膜20を積層
してなる配線電極23により各行又は各列方向を接続し
てなるマトリックスアレイ基板が得られる。
程図であり、図1と図2において断面図は平面図のA−
A´断面に該当する。まず、図1(a)に示すように、
例えばSiO2 のアルカリ防御被膜(図示せず)を表
面部に備えた1.1mm厚のガラスからなる透明基板1
0上に、例えば膜厚1000オングストロ―ムのITO
からなる透明導電膜11をスパッタリング法により形成
する。このときに、透過率を高め、抵抗値を十分下げ、
エッチング加工性を上げるために、基板温度を250℃
に上げる。この工程は素子が形成された後、最後に画素
電極を形成するような順番の工程では、素子に熱ダメー
ジを与えるため不可能である。そこで、従来は基板を加
熱する温度を高々180℃程度までとし、膜質の安定化
が難しい場合があることに対する対策としていた。次に
、図1(b)に示すように、透明導電膜11上にレジス
ト(感光性樹脂)を全面塗布した後、フォトマスクを用
いて露光し、現像してレジストパターン12を形成する
。 レジストパターン12は、図1(c)に示すように、画
素電極部Aと配線電極部Bで形成し、素子形成部Cには
設けない。続いて、水、塩酸及び硝酸を1:1:0.1
の割合(容量比)に混合し、30℃に加熱したエッチン
グ液により、図1(d)に示すように、レジストパター
ン12と同一の画素電極13及び透明導電層14を形成
し、レジストパターン12を除去する。次に、硫酸Ni
、塩化Ni及び硼酸の混合水溶液(高温形成のITO膜
は耐性がある)よりなるメッキ液中で電解メッキを施し
、透明導電層14上に例えばNiからなる金属薄膜層1
5を形成する。続いて、膜厚3000オングストローム
のTaからなる薄膜16をスパッタリング法により形成
する。次に、薄膜16上にレジスト(感光性樹脂)を全
面塗布した後、フォトマスクを用いて露光し、現像にて
レジストパターン17を形成する。続いて、ケミカルド
ライエッチング法により薄膜16のエッチングを行えば
よい。ここでは、CF4 とO2 ガスを等量混合した
プラズマ中でエッチングを行い、パタ−ン周辺(エッジ
)部にテ−パ形状を形成する。この混合ガスのエッチン
グでは、既に形成した画素電極13は、エッチングされ
たり、変質を起こさないことが確認されている。図2(
a),(b)に示すように、パターニングされたTa膜
18は、先に形成した透明導電層14及び金属薄膜層1
5の配線部を被覆し、且つ素子形成部へ連続的に設ける
。引き続き、レジストパターン17を除去した状態で、
Ta膜18を陽極として酸性電解液(0.05重量%ク
エン酸水溶液)中で化成を行い、このときの電圧をコン
トロールすることにより、Ta膜18の表面及び側面上
に絶縁体層19を所望の厚さに形成する。この実施例で
は、42Vの電圧を印加し、膜厚700オングストロー
ムの絶縁体層19を得ている。また、電解液に対し露出
しているTa膜18では、膜厚280オングストローム
が膜厚700オングストロームのTa2 O5 に変化
する。次に、図2(c)に示すように、全面に膜厚15
00オングストロ―ムのTi膜20を形成する。続いて
、この上にレジスト(感光性樹脂)を全面塗布した後、
フォトマスクを用いて露光し、現像してレジストパター
ン21を形成する。次に、EDTA(エチレン・ジアミ
ン・テトラ・アセティックアジド)9g、水400cc
、過酸化水素水216cc及びアンモニア水30mlの
割合で混ぜ、室温に保った状態で、Ti膜20を図2(
d)に示すようにエッチングし、更にこの上のレジスト
を除去する。こうして、透明基板10上に金属−絶縁体
−金属の構成、即ち、Ta膜18−絶縁体層19−Ti
膜20よりなる非線形抵抗素子22をアレイ状に配置し
、非線形抵抗素子22に画素電極13を直列に配置し、
透明導電層14、金属薄膜層15及びTi膜20を積層
してなる配線電極23により各行又は各列方向を接続し
てなるマトリックスアレイ基板が得られる。
【0013】この実施例では、配線電極23の少なくと
も一部が透明導電層14と金属薄膜層15を有している
ので、配線電極23を従来に比べ低抵抗化することがで
きる。そして、透明導電層14と金属薄膜層15は非線
形抵抗素子22の部分には存在しないため、良好なMI
M特性を維持することができる。更に、配線電極23は
透明導電層14、金属薄膜層15及びTi膜20の三層
構造であるため、従来のTi膜20のみの一層構造の場
合に比べ、断線欠陥が生じにくい。
も一部が透明導電層14と金属薄膜層15を有している
ので、配線電極23を従来に比べ低抵抗化することがで
きる。そして、透明導電層14と金属薄膜層15は非線
形抵抗素子22の部分には存在しないため、良好なMI
M特性を維持することができる。更に、配線電極23は
透明導電層14、金属薄膜層15及びTi膜20の三層
構造であるため、従来のTi膜20のみの一層構造の場
合に比べ、断線欠陥が生じにくい。
【0014】なお、得られたマトリックスアレイ基板か
らマトリックス型液晶表示装置を形成するには、例えば
次のようにすればよい。即ち、マトリックスアレイ基板
の非線形抵抗素子形成面に更に、ポリイミド樹脂からな
る配向膜を塗布・焼成しラビングすることにより、液晶
配向方向を規制する。一方別に、例えばパイレックスガ
ラスからなる基板上に、例えばITOからなる共通電極
を形成し且つポリイミド樹脂からなる配向膜とラビング
によって液晶配向方向を規制した対向基板を用意する。 そして、液晶の分子長軸方向がマトリックスアレイ基板
と対向基板の間で約90°ねじれるように、5〜20μ
mの間隔を保って保持させ、液晶を注入する。そして、
こうして構成した液晶セルの外側に、互いの偏光軸を約
90°ねじった形で2枚の偏光板を配置すればよい。
らマトリックス型液晶表示装置を形成するには、例えば
次のようにすればよい。即ち、マトリックスアレイ基板
の非線形抵抗素子形成面に更に、ポリイミド樹脂からな
る配向膜を塗布・焼成しラビングすることにより、液晶
配向方向を規制する。一方別に、例えばパイレックスガ
ラスからなる基板上に、例えばITOからなる共通電極
を形成し且つポリイミド樹脂からなる配向膜とラビング
によって液晶配向方向を規制した対向基板を用意する。 そして、液晶の分子長軸方向がマトリックスアレイ基板
と対向基板の間で約90°ねじれるように、5〜20μ
mの間隔を保って保持させ、液晶を注入する。そして、
こうして構成した液晶セルの外側に、互いの偏光軸を約
90°ねじった形で2枚の偏光板を配置すればよい。
【0015】
【発明の効果】この発明は、非線形抵抗素子の特性を損
なうことなく、配線電極の抵抗の低減化を容易に実現で
き、大規模且つ高精細のマトリックス型液晶表示装置の
実用化に非常に有効である。
なうことなく、配線電極の抵抗の低減化を容易に実現で
き、大規模且つ高精細のマトリックス型液晶表示装置の
実用化に非常に有効である。
【図1】この発明の一実施例を示す前半の工程図である
。
。
【図2】この発明の一実施例を示す後半の工程図である
。
。
【図3】従来のマトリックスアレイ基板の一画素部分の
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
10……透明基板
13……画素電極
14……透明導電層
15……金属薄膜層
22……非線形抵抗素子
23……配線電極
Claims (2)
- 【請求項1】 透明基板上に金属−絶縁体−金属の構
成よりなる非線形抵抗素子をアレイ状に配置し、前記非
線形抵抗素子に画素電極を直列に配置し、配線電極によ
り各行又は各列方向を接続してなるマトリックスアレイ
基板において、前記配線電極の少なくとも一部が前記画
素電極を形成する透明電極材料からなる透明導電層及び
メッキ法により形成された金属薄膜層を有していること
を特徴とするマトリックスアレイ基板。 - 【請求項2】 透明基板上に金属−絶縁体−金属の構
成よりなる非線形抵抗素子をアレイ状に配置し、前記非
線形抵抗素子に画素電極を直列に配置し、配線電極によ
り各行又は各列方向を接続してなるマトリックスアレイ
基板の製造方法において、前記配線電極を形成する工程
以前に、前記非線形抵抗素子が形成される部分を除いた
配線電極となる部分の少なくとも一部の前記基板上に前
記画素電極を形成する透明電極材料からなる透明導電層
を前記画素電極と同時に形成した後、前記透明導電層上
にメッキ法により金属薄膜層を積層する工程を備えるこ
とを特徴とするマトリックスアレイ基板の製造方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3119973A JPH04346319A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | マトリックスアレイ基板及びその製造方法 |
| TW080108990A TW201343B (ja) | 1990-11-21 | 1991-11-15 | |
| EP91119766A EP0487055B1 (en) | 1990-11-21 | 1991-11-19 | Matrix array substrate |
| DE69119709T DE69119709T2 (de) | 1990-11-21 | 1991-11-19 | Substrat für Matrizenanordnung |
| US07/796,248 US5274482A (en) | 1990-11-21 | 1991-11-21 | Matrix array using MIM device and α and β tantalum electrodes |
| KR1019910020889A KR950002288B1 (ko) | 1990-11-21 | 1991-11-21 | 매트릭스 배열기판 및 그 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3119973A JPH04346319A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | マトリックスアレイ基板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04346319A true JPH04346319A (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=14774780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3119973A Pending JPH04346319A (ja) | 1990-11-21 | 1991-05-24 | マトリックスアレイ基板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04346319A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004244318A (ja) * | 2003-02-10 | 2004-09-02 | Sanwa Shiyurui Kk | 抗酸化作用を有する組成物及び該組成物の製造方法 |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP3119973A patent/JPH04346319A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004244318A (ja) * | 2003-02-10 | 2004-09-02 | Sanwa Shiyurui Kk | 抗酸化作用を有する組成物及び該組成物の製造方法 |
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