JPH04356252A - ウエビング駆動装置 - Google Patents

ウエビング駆動装置

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Publication number
JPH04356252A
JPH04356252A JP25769191A JP25769191A JPH04356252A JP H04356252 A JPH04356252 A JP H04356252A JP 25769191 A JP25769191 A JP 25769191A JP 25769191 A JP25769191 A JP 25769191A JP H04356252 A JPH04356252 A JP H04356252A
Authority
JP
Japan
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webbing
worm wheel
motor
drum
drive shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP25769191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Asagiri
朝霧 佳規
Hisao Yamada
山田 久男
Yasutaka Watanabe
康隆 渡辺
Takashi Kawarasaki
河原崎 隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乗員拘束用ウエビングの
先端部が車体に配設されたガイドレールに案内されて乗
員へウエビングを自動装着及び解除させるオートマチツ
クシートベルト装置に用いられるウエビング駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】乗員へ自動的にウエビングを装着及び解
除させる所謂オートマチツクシートベルト装置が提案さ
れている。
【0003】これは、一端部が車両中央部へ配置された
巻取装置に巻き取られているウエビングの他端部を車両
のルーフサイド近傍へ配設されたガイドレールに沿って
車両前後方向へ移動可能なスライダへ係止し、このスラ
イダを移動させてウエビングを装着又は装着解除する構
造となっている。
【0004】すなわち、スライダがガイドレールの車両
前方へ移動している場合は、ウエビングの中間部とシー
トとの間に乗車可能な空間が生じ、乗員がシートへ着座
するとスライダがガイドレールの車両後方側へ移動して
、ウエビング装着状態となることができる。
【0005】この場合スライダはガイドレールに沿って
配置されたワイヤに連結されており、さらにワイヤは車
両側壁下部に配置された駆動装置の回転ドラムに結合さ
れている。駆動装置を作動させると回転ドラムがモータ
によって回転してこのワイヤを巻取り又は巻出し、これ
に伴なってスライダが移動するようになっている。
【0006】乗員のウエビング装着位置に対応するスラ
イダの停止位置は、これをアジヤスターに取付けられた
リミツトスイツチで検出して停止させている。このアジ
ヤスターはガイドレールの所定位置に係止されており、
スライダが停止すると同時にロツク機構が作動し、これ
によってウエビングはスライダ及びアジヤスターを介し
て車体に固定されることになる。
【0007】このようにウエビングすなわちスライダの
停止位置はアジヤスターの係止位置によって決定される
ため、異なる乗員の体格に応じてアジヤスターの係止位
置を変化させる必要がある。この際、ウエビング装着状
態すなわちスライダがアジヤスターにロツクされている
状態では、アジヤスターと共にスライダも移動させなけ
ればならない。
【0008】しかしながら、スライダはこれを移動させ
るワイヤに連結されており、さらにワイヤは駆動用モー
タに結合されている。このためスライダの移動が阻止さ
れ、乗員の体格に応じたウエビング装着位置の調整がで
きないという不具合がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、ウエビングがウエビング係止部材に係止されて乗
員に装着された状態において、モータに負荷を加えるこ
となくウエビングと共にウエビング係止部材を移動させ
てウエビング係止位置の高さ調節が自由にできるウエビ
ング駆動装置を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るウエビング
駆動装置は、乗員拘束用ウエビングを乗員に自動装着及
び解除すると共にウエビング装着時にウエビングを車体
に係止するウエビング係止部材のウエビング係止位置の
高さ調節が可能なオートマチツクシートベルト装置に用
いられ、ウエビングと連結された索体を回転駆動軸に連
結されたドラムによって巻取り及び巻出ししこれにより
ウエビングを移動させて前記ウエビング係止部材に係止
及び解除させるウエビング駆動装置であって、前記回転
駆動軸と前記ドラムとの間に設けられ、乗員へウエビン
グを装着する際及び解除する際には前記回転駆動軸の回
転に基づいて作動し前記回転駆動軸と前記ドラムとを連
結状態として前記回転駆動軸の回転を前記ドラムへ伝達
し、かつ、前記ウエビングが前記ウエビング係止部材に
係止され前記回転駆動軸が停止した状態では前記回転駆
動軸の回転停止動作に基づいて作動し前記回転駆動軸と
前記ドラムとの連結を解除して前記回転駆動軸と前記ド
ラムとの間の回転力の伝達を遮断する回転力伝達手段を
備えたことを特徴としている。
【0011】
【作用】上記構成のウエビング駆動装置では、乗員へウ
エビングを装着及び解除するためにウエビングを移動さ
せる場合には、回転力伝達手段が回転駆動軸の回転に基
づいて作動して回転駆動軸とドラムとが連結され、回転
駆動軸の回転がドラムへ伝達される。これによってウエ
ビングを自動装着解除することができる。
【0012】ウエビングがウエビング係止部材に係止さ
れて乗員に装着された状態となると、回転力伝達手段に
よって回転駆動軸とドラムとの連結が解除され両者の間
の回転力の伝達が遮断される。
【0013】したがって、ウエビング装着位置の調節を
するためにウエビング係止部材を移動させても、この移
動力は索体を介してドラムに伝達されるのみで回転駆動
軸には伝達されない。したがって、回転駆動軸がドラム
、索体およびウエビング係止部材の移動を阻害すること
がなく、モータに負荷を加えることなくウエビングと共
にウエビング係止部材を移動させてウエビング係止位置
の高さ調節が自由にできる。
【0014】
【実施例】第1図には本発明の第1実施例に係るウエビ
ング駆動装置10の分解斜視図が示されており、第2図
にはウエビング駆動装置10が適用されたオートマチツ
クシートベルト装置が示されている。
【0015】車両のルーフサイド12にはガイドレール
14が配置されている。このガイドレール14の先端部
はフロントピラー16に沿って延長され、後端部はセン
タピラー18に沿って略直角に屈曲されている。ガイド
レール14内にはスライダ20が摺動可能に配置されて
おり、ウエビング22の一端が係止されている。ウエビ
ング22の他端は車両中央部に配設された巻取装置24
に所定付勢力で層状に巻取られている。この巻取装置2
4には、車両緊急時にウエビング22の引出しを瞬時に
停止するイナーシヤーロツク機構が内蔵されている。
【0016】ガイドレール14には図示しないワイヤ収
容溝が形成されており、ガイドレール14の長手方向へ
索体であるワイヤ26を緊密に収容してスライド可能に
案内している。このワイヤ26の先端部はスライダ20
に係止されており、スライダ20はワイヤ26とともに
移動するようになっている。またワイヤ26の他端部は
センタピラー18の下端部に取付けられたウエビング駆
動装置10へ連結されている。このウエビング駆動装置
10の駆動力を受けてワイヤ26はガイドレール14内
を摺動し、さらにこれに伴なってスライダ20が車両前
方又は後方へ移動するようになっている。
【0017】ガイドレール14の後端部近傍には、ウエ
ビング係止部材としてのアジヤスタ28が配置されてい
る。アジヤスタ28はガイドレール14上を設定された
範囲内で摺動可能であり、さらに外部に配置されたノブ
を操作することによってその摺動範囲内の任意の位置に
固定できるようになっている。またアジヤスタ28はロ
ツク機構を有しておりスライダ20と係合可能となって
いる。このためスライダ20がガイドレール14に沿っ
てガイドレール14の後端部(すなわちアジヤスタ28
配置位置)まで移動すると、スライダ20はアジヤスタ
28と係合して車体に固定されるようになっている。
【0018】このように、スライダ20がガイドレール
14の車両前方端部へ移動されている場合にはウエビン
グ22とシートとの間に空間が生じ乗員は容易にシート
へ着座することができ、乗員が着座後はスライダ20が
ウエビング駆動装置10によってガイドレール14の車
両後方側端部へ移動されさらにアジヤスタ28と係合し
て車体に固定され、乗員はウエビング装着状態となるこ
とができる。
【0019】さてスライダ20すなわちワイヤ26の駆
動手段であるウエビング駆動装置10について説明する
【0020】第1図、第3図及び第4図に示す如くウエ
ビング駆動装置10の本体30は一端が開口した略円筒
形に形成されており、大径部32の底壁からは小径部3
4が突出して形成されている。小径部34の底壁中央に
は軸36が大径部32に向けて突出するように固着され
ている。小径部34内にはウオームホイール38がブツ
シユ39を介して軸36に回転可能に軸支されて配置さ
れている。このウオームホイール38はモータ40の駆
動軸へ同軸的に取付けられたウオームギヤ42と噛み合
っており、モータ40の駆動力が伝達されるようになっ
ている。またウオームホイール38の端部には係合突起
38Aが全周に渡って等間隔に突出して形成される。大
径部32内にはアウタドラム44が配置されている。
【0021】アウタドラム44は円筒状に形成されてお
り、内部中央には前記軸36が貫通されている。このア
ウタドラム44と前記ウオームホイール38との間には
クラツチ部46が配置されている。
【0022】第5図に示す如くクラツチ部46は電磁石
48及びレバー50を備えている。電磁石48は環状に
形成されており、ウオームホイール38方向へ向けて突
出するようにアウタドラム44の底部44Aに固着され
ている。このため電磁石48はアウタドラム44と一体
となっている。電磁石48とウオームホイール38の係
合突起38Aとの間にはレバー50が底部44Aに回転
可能に軸支されている。レバー50はL字形の部材で先
端部52が前記ウオームホイール38の係合突起38A
と係合可能になっている。
【0023】またレバー50の電磁石48に対応した先
端角部54は磁性体であり、電磁石48の磁力に感応で
きるようになっている。レバー50とアウタドラム44
の底部44Aとの間には捩りコイルばね56が介在され
、レバー50の先端部52がウオームホイール38の係
合突起38Aと係合する方向すなわち軸心方向へ付勢し
ている。したがって、通常時はレバー50がウオームホ
イール38と係合してウオームホイール38とアウタド
ラム44とはレバー50を介して一体的に回転するによ
うになっているが、電磁石48に通電されその磁力によ
ってレバー50が捩りコイルばね56の付勢力に抗して
回転すると、第5図に想像線で示す如くレバー50とウ
オームホイール38との係合が解除されウオームホイー
ル38とアウタドラム44とは相対回転するようになっ
ている。
【0024】アウタドラム44の内部にはガイドプレー
ト58が収容されている。ガイドプレート58は円板状
に形成されており、さらに中心部には雌ねじ部58Aが
形成されている。この雌ねじ部58Aは前記軸36の中
間部に形成された雄ねじ部36Aと螺合しており、回転
することによって軸36の軸線方向に移動できるように
なっている。この場合、ガイドプレート58は一回転す
るごとにワイヤ26の外径と同量だけ軸線方向に移動で
きるように雄ねじ部36Aならびに雌ねじ部58Aのね
じピツチが設定されている。
【0025】また、ガイドプレート58の雌ねじ部58
A外方には、内周壁がガイドプレート58の同一軸心の
円弧とされた扇形のガイド孔60が互いに離間された位
置で3ケ所に形成されている。これらのガイド孔60に
は、前記アウタドラム44の底部44Aに一体的に固着
して立設されたインナドラム62が嵌入しており、ガイ
ドプレート58はインナドラム62を介して回転するよ
うになっている。
【0026】ガイドプレート58には補助プレート59
が固着されており、さらに補助プレート59の端縁には
ホルダ64によってワイヤ26の端部が係止されている
。このためワイヤ26はガイドプレート58の回転に伴
なってアウタドラム44の内壁とインナドラム62の外
壁との間隙に案内されながら、ガイドプレート58の軸
36軸線方向移動によって二重に重ね合わされることな
くインナドラム62に巻取られるようになっている。 なお、アウタドラム44の内壁とインナドラム62の外
壁との間隙はワイヤ26の外形よりも若干量大きくなっ
ており、これによってもワイヤ26が二重に巻取られる
ことはないようにされている。さらに、アウタドラム4
4の内壁とガイドプレート58の外周縁との間隙は狭く
なっており、ワイヤ26がこれらの間へ入り込むことが
ないようになっている。
【0027】本体30の開口はカバー66によって覆わ
れており、これによって本体30を密閉している。
【0028】なお、モータ40はスライダ20がガイド
レール14の車両前方側端部に位置されている時には、
乗員が着座後にドアを閉めると作動されるようになって
いる。また、モータ40はスライダ20がガイドレール
14の車両後方側端部に位置されている時には、乗員が
ドアを開けると作動されるようになっている。この際、
モータ40は駆動軸が上記の場合とは逆に回転されるよ
うになっている。これらのモータ40の作動はスライダ
20が移動されてガイドレール14の車両前方側端部又
は車両後方側端部に当接すると停止されるようになって
いる。
【0029】また、通常時(モータ40が不作動時)に
は常に電磁石48へ通電され、モータ40を駆動する場
合にのみ電磁石48への通電が停止されるようになって
いる。
【0030】次に本実施例の作用を説明する。乗員が乗
車していない時には、スライダ20はガイドレール14
の車両前方側端部に位置している。この状態では、ウエ
ビング駆動装置10のガイドプレート58はアウタドラ
ム44の底部44Aから最も離れた所すなわちカバー6
6側に停止している。
【0031】乗員がシートへ着座してドアを閉めるとモ
ータ40が作動する。モータ40が作動すると駆動軸に
同軸的に取付けられたウオームギヤ42を介してウオー
ムホイール38が回転する。また、モータ40の作動と
同時に電磁石48への通電が停止される。これにより、
捩りコイルばね56の付勢力によってレバー50の先端
部52がウオームホイール38の係合突起38Aと係合
する。したがってウオームホイール38の回転力はレバ
ー50を介してアウタドラム44及びインナドラム62
へ伝達されることになる。さらにこれに伴なってガイド
プレート58がインナドラム62を介してモータ40の
駆動力を受けて回転される。これによって、ワイヤ26
はアウタドラム44の内壁とインナドラム62の外壁と
に案内されてインナドラム62へ巻取られる。
【0032】この場合、ガイドプレート58は回転され
る毎にアウタドラム44の底部44A側へワイヤ26の
インナドラム62への巻取量に応じて移動する。したが
ってワイヤ26は螺旋状に緊密に巻取られることになる
【0033】ワイヤ26がウエビング駆動装置10のイ
ンナドラム62へ巻取られると、ワイヤ26と連結され
たスライダ20はワイヤ26によって引張られるので、
ガイドレール14に案内されて車両後方側へ向って移動
する。したがってこれに伴ないウエビング22もスライ
ダ側の端部が移動する。
【0034】このスライダ20の移動はスライダ20が
ガイドレール14の車両後方側端部に当接するまで行な
われる。すなわちスライダ20がガイドレール14端部
に達するとモータ40の作動は停止され、さらにスライ
ダ20はアジヤスタ28と係合して車体に固定される。 これによってウエビング22はスライダ20と巻取装置
24との間が乗員の胸部に位置して装着状態となる。
【0035】この状態において、乗員は体格に応じたウ
エビング22の最適な装着位置をアジヤスタ28を摺動
させることによって調整することができる。
【0036】すなわち、モータ40の作動が停止されス
ライダ20がアジヤスタ28と係合して車体に固定され
ると、ウエビング駆動装置10内の電磁石48に通電さ
れる。これにより電磁石48に磁力が発生しレバー50
の先端角部54が捩りコイルばね56の付勢力に抗して
引寄せられて第5図矢印A方向に回転する。このため先
端部52と係合突起38Aとの係合が解除されアウタド
ラム44とウオームホイール38とは相対回転可能とな
る。したがってアウタドラム44はモータ40に対して
相対回転可能となり、モータ40に負荷を加えることな
くインナドラム62に巻取られたワイヤ26を自由に巻
出すことができるようになる。よってアジヤスタ28の
ガイドレール14上で摺動させることができ乗員の体格
に応じて調整することができる。
【0037】調整完了においても、電磁石48への通電
が継続される。このため、電磁石48の磁力によってレ
バー50の先端部52がウオームホイール38の係合突
起38Aから離間状態で維持される。したがって、アウ
タドラム44とウオームホイール38すなわちモータ4
0とは連結解除状態で保持される。
【0038】乗員が降車のためドアを開けるとモータ4
0が作動する。この場合、モータ40の駆動軸は前記乗
員乗車時とは逆方向に回転される。また、モータ40の
作動と同時に電磁石48への通電が再び停止され、前述
と同様に捩りコイルばね56の付勢力によってレバー5
0の先端部52がウオームホイール38の係合突起38
Aと係合し、ウオームホイール38とアウタドラム44
とがレバー50を介して一体的に連結される。このため
、モータ40の回転力はこれらを介してアウタドラム4
4、インナドラム62さらにガイドプレート58へ伝達
される。このためインナドラム62に巻取られていたワ
イヤ26は再びアウタドラム44の内壁とインナドラム
62の外壁とに案内されて巻出される。またガイドプレ
ート58はワイヤ26の巻出量に応じてカバー66側へ
移動するため、ワイヤ26の密巻き状態が維持されなが
ら巻出される。
【0039】ワイヤ26がウエビング駆動装置10のイ
ンナドラム62から巻出されると、ワイヤ26と連結さ
れたスライダ20はワイヤ26に押されてガイドレール
14に沿って車両前方側へ移動する。したがってこれに
伴ないウエビング22もスライダ側の端部が移動する。
【0040】このスライダ20の移動はスライダ20が
ガイドレール14の車両前方側端部に当接するまで行な
われる。すなわちスライダ20がガイドレール14端部
に達するとモータ40の作動は停止され、これによって
ウエビング22は装着状態が解除され、完全に乗員から
離れた状態に戻され次回のウエビング22装着の待機状
態となる。
【0041】このように本実施例では、乗員の体格に応
じたウエビング22の装着位置をアジヤスタ28によっ
て調整する際に、モータ40の作動に基づいて、すなわ
ちモータ40が停止されると電磁石48へ通電されてワ
イヤ26とモータ40との連結状態を解除するので、モ
ータ40へ負荷をかけることなく自由にアジヤスタ28
を摺動させて調整を行うことができる。
【0042】次に本発明の他の実施例について説明する
。なお、前記第1実施例と基本的に同一のものには、前
記第1実施例と同一の符号を付与してその説明を省略し
ている。
【0043】第6図及び第7図には本発明の第2実施例
が示されている。ウエビング駆動装置70の小径部34
内にはウオームホイール72がブツシユ39を介して軸
36に回転可能に軸支され配置されている。このウオー
ムホイール72はモータ40の駆動軸へ同軸的に取付け
られたウオームギヤ42と噛み合っており、モータ40
の駆動力が伝達されるようになっている。
【0044】ウオームホイール72の先端には切欠きに
よって片持ちの腕部74が形成されている。腕部74は
ウオームホイール72の半径方向に弾性変形して移動可
能になっている。腕部74の先端内側の先端角部76は
磁性体で形成されている。また腕部74の先端にはL字
状に外側に向けて突出した係合爪78が形成されている
【0045】アウタドラム44の底部44Aからは突出
部80がウオームホイール72へ向って突出しておりさ
らに突出部80の内周には係合溝81が連続して形成さ
れている。通常時は前記ウオームホイール72の係合爪
78が係合溝81と係合してウオームホイール72の回
転を伝達できるようになっている。
【0046】ウオームホイール72先端の内方には先端
角部76に対応するように電磁石82が配置されている
。この電磁石82への通電は前記第1実施例と同様に、
通常時(モータ40が不作動時)には常に電磁石82へ
通電され、モータ40を駆動する場合のみ通電が停止さ
れる構成である。このため、通常時は電磁石82の磁力
によって腕部74が弾性変形して第7図に想像線で示す
如く係合爪78が突出部80から抜け出して係合が解除
され、アウタドラム44とウオームホイール72とは相
対回転するようなっており、モータ40の駆動と同時に
係合爪78が突出部80と係合してウオームホイール7
2とアウタドラム44とが一体的に回転するようになっ
ている。
【0047】この実施例においても、乗員がアジヤスタ
28を摺動させることによって最適なウエビング22の
装着位置を調整することができる。
【0048】すなわち、モータ40の作動が停止されス
ライダ20がアジヤスタ28と係合して車体に固定され
ると、これと同時に電磁石82に通電されて磁力が発生
し、これによって腕部74の先端角部76が引寄せられ
腕部74が弾性変形してウオームホイール72の軸心方
向へ移動する。このため係合爪78とは突出部80との
係合が解除されてアウタドラム44とウオームホイール
72とは相対回転するようになる。したがってモータ4
0に負荷を加えることなくワイヤ26を巻き出し、アジ
ヤスタ28の位置を調整できる。
【0049】第8図乃至第12図には本発明の第3実施
例が示されている。ウエビング駆動装置90の小径部3
4内にはウオームホイール92が回転可能に配置されて
いる。ウオームホイール92の先端外周には一対の楔状
の係合溝94が互いに対向して形成されている。またア
ウタドラム44の底部44Aには係合溝94に対応した
位置に凹部96が形成されている。この凹部96内には
ピース98が圧縮コイルスプリング100を介して嵌入
されている。
【0050】ピース98の先端部98Aは楔状に先細に
形成されており、前記ウオームホイール92の係合溝9
4が対向した位置にある時は圧縮コイルスプリング10
0の付勢力によって押圧され先端部98Aが係合溝94
内に嵌入するようになっている。この状態で先端部98
Aは一部がウオームホイール92の軸方向端部から突出
している。この場合、ピース98の後端部98Bは依然
として凹部96内に位置するようにピース98の長さが
設定されている。このためピース98の先端部98Aが
係合溝94内に嵌入している時には、アウタドラム44
とウオームホイール92とはピース98を介して一体的
に回転するようになっている。
【0051】ウオームホイール92とアウタドラム44
との間には、円盤形の解除プレート102がウオームホ
イール92の軸心を貫通してウオームホイール92と相
対的に回転可能な軸部103に軸支されて配置されてい
る。このため解除プレート102はウオームホイール9
2に対しても相対回転可能となっている。この解除プレ
ート102は外径がウオームホイール92の外径よりも
若干小さくなるように形成されている。さらに解除プレ
ート102の外周にはウオームホイール92の係合溝9
4に対応する位置でかつ係合溝94と同形状の解除溝1
04が互いに対向して形成されてウオームホイール92
の軸方向端部から突出した先端部98Aの一部が入り込
めるようになっている。ピース98が係合溝94内に嵌
入した状態では先端部98Aはこの解除溝104内にも
嵌入しており、モータ40の駆動力がウオームホイール
92へ伝達されると解除プレート102はウオームホイ
ール92と共に一体的に回転するようになっている。ま
た、後述する別の駆動源から解除プレート102へのみ
に回転力が伝達されると解除溝104の側壁がピース9
8の先端部98Aに当接し、第11図に示す如く圧縮コ
イルスプリング100の付勢力に抗してピース98を凹
部96方向へ押圧して移動させるようになっている。こ
の状態でアウタドラム44を回転させると第12図に示
す如くピース98の先端部98Aは完全に係合溝94か
ら離脱して嵌合が解除され、アウタドラム44とウオー
ムホイール92とは相対回転できるようになる。
【0052】解除プレート102の中間部には略扇形の
透孔106が一対穿設されている。この透孔106の一
端縁近傍には引張コイルスプリング108の一端が係止
されている。また引張コイルスプリング108の他端は
透孔106を貫通した後ウオームホイール92に係止さ
れている。さらにウオームホイール92からは透孔10
6内に向けてストツパピン109が突出しており、透孔
106の一端角部が当接している。このため解除プレー
ト102はウオームホイール92に対し引張コイルスプ
リング108の付勢力に抗する方向(第9図矢印A方向
)へのみ回転可能となっている。引張コイルスプリング
108は解除プレート102の解除溝104がウオーム
ホイール92の係合溝94と重なり合った状態を基準と
して取付けられており、解除プレート102がウオーム
ホイール92に対して回転した場合にのみ係合溝94と
解除溝104とが重なり合う方向へ付勢力を有するよう
になっている。
【0053】軸部103の後端部(アウタドラム44と
反対側)には略円盤形のギヤプレート110が固着され
ている。このためギヤプレート110は軸部103を介
して解除プレート102と一体的に回転するようになっ
ている。第10図に示す如くギヤプレート110の外周
には鋸歯状の歯部112が形成されている。さらにギヤ
プレート110近傍の本体30には歯部112と係合可
能にソレノイド114が配置されている。このソレノイ
ド114は通電されることによりロツド116が軸線方
向に突出するようになっている。このためソレノイド1
14が通電されて作動すると、ロツド116が押圧して
ギヤプレート110を歯部112の一歯分だけ回転させ
るようになっている。
【0054】また、ソレノイド114は、モータ40の
作動が停止された際(モータ40が不作動時)に通電さ
れ、ロツド116が突出してピース98を係合溝94か
ら離脱させ、モータ40を駆動する場合のみ通電が停止
される構成となっている。
【0055】次に本実施例の作用を説明する。モータ4
0の作動が停止されスライダ20がアジヤスタ28と係
合して車体に固定されると、これと同時にソレノイド1
14へ通電されてロツド116が摺動する。このためギ
ヤプレート110の歯部112がロツド116に押圧さ
れてギヤプレート110が回転する。したがって、軸部
103を介してギヤプレート110と一体とされた解除
プレート102が引張コイルスプリング108の付勢力
に抗して回転する。解除プレート102が回転すると解
除溝104の側壁がピース98の先端部98Aに当接し
第11図に示す如く圧縮コイルスプリング100の付勢
力に抗してピース98を凹部96方向へ押圧して移動さ
せる。
【0056】この状態で乗員がアジヤスタ28を移動さ
せると、アジヤスタ28に連結するワイヤ26によって
アウタドラム44が回転し第12図に示す如くピース9
8の先端部98Aは完全に係合溝94から離脱するよう
になる。このためアウタドラム44とウオームホイール
92とは相対回転可能となり、モータ40に負荷を加え
ることなくワイヤ26を巻出し、アジヤスタ28の位置
を調整できる。
【0057】ウエビング22の装着位置の調整が終了し
アジヤスタ28がロツクされるとソレノイド114への
通電が停止され、これによってロツド116は元の位置
へ移動する。このため解除プレート102は引張コイル
スプリング108の付勢力によって前記とは逆方向へ回
転し、再び係合溝94と解除溝104とが重なり合う位
置で停止する。さらに手動で又はモータ駆動力でアウタ
ドラム44又はウオームホイール92を若干回転させる
とピース98が再び係合溝94内に嵌入し、ウオームホ
イール92とアウタドラム44とが一体的に回転可能と
なりモータ40の駆動力を伝達できるようになる。
【0058】第13図及び第14図には本発明の第4実
施例が示されている。ウエビング駆動装置120の小径
部34内にはウオームホイール122が回転可能に配置
されている。ウオームホイール122の先端外周には一
対のソレノイド124が互いに対向する位置に配置され
図示しない摺動接点を介して車両電源へ連結されている
。ソレノイド124はロツド126を有しており、通常
はこのロツド126がウオームホイール122の半径方
向外側へ突出した状態になっているが、通電されること
によりロツド126が軸心方向へ移動して引込むように
なっている。
【0059】ソレノイド124は前述の実施例と同様に
、モータ40が不作動時には通電され、モータ40を駆
動する場合のみ通電が停止される構成となっている。
【0060】また、第14図に示す如くアウタドラム4
4の底部44Aにはリング状の突起128が突出して形
成されており、さらに突起128の内周にはロツド12
6と係合可能な複数個の凹部130が一定間隔で形成さ
れている。通常はこの凹部130内にロツド126が嵌
入し、これによってアウタドラム44はウオームホイー
ル122と一体的に回転するようになっている。
【0061】この実施例においても、モータ40の作動
が停止されスライダ20がアジヤスタ28と係合して車
体に固定されると、ソレノイド124が作動しロツド1
26が凹部130から抜け出して係合が解除され、これ
によってアウタドラム44とウオームホイール122と
が相対回転できるようになる。したがってモータ40に
負荷を加えることなくワイヤ26を巻出し、アジヤスタ
28の位置を調整できる。
【0062】なおこの第4実施例においては、ソレノイ
ド124のロツド126を通常時(すなわちモータ40
が不作動時)には引込んだ状態とし、モータ40を駆動
すると通電され外側へ突出した状態となる構成としても
よい。この場合であっても、モータ40に負荷を加える
ことなくアジヤスタ28を調整することができる。
【0063】第15図には本発明の第5実施例が示され
ている。ウエビング駆動装置140の小径部34内には
ウオームホイール142が回転可能でかつ軸36の軸線
方向にスライド可能に配置されている。ウオームホイー
ル142の先端にはリング状で磁性体のプレート144
が一体的に固着されている。  また、アウタドラム4
4の底部44Aにはリング状の電磁石146が一体的に
固着されている。この電磁石146の外径は前記プレー
ト144の内径とほぼ等しい大きさに形成されており、
プレート144内へ嵌入できるようになっている。また
電磁石146はモータ40の作動信号に連動して通電さ
れるようになっている。すなわちモータ40が駆動する
と同時に通電され(換言するとモータ40が作動する場
合にのみ通電され)るようになっている。
【0064】プレート144と底部44Aとの間には圧
縮コイルスプリング148が配置されており、プレート
144及びウオームホイール142を底部44Aすなわ
ち電磁石146から離反させる方向へ付勢している。
【0065】電磁石146に通電されると電磁石146
の磁力によってプレート144及びウオームホイール1
42が圧縮コイルスプリング148の付勢力に抗して摺
動し、電磁石146がプレート144内に嵌着するよう
になる。このためアウタドラム44はウオームホイール
142と一体的に回転できるようになっている。
【0066】この実施例においては、通常時すなわちモ
ータ40が不作動状態ではアウタドラム44とウオーム
ホイール142とは相対回転可能となっている。このた
め、モータ40に負荷を加えることなくワイヤ26を巻
出してアジヤスタ28の位置を調整でき、時間的損失を
伴うこと無くウエビング22を移動させることができる
。また、モータ40が作動すると電磁石146へ通電さ
れプレート144と電磁石146とが係合してウオーム
ホイール142の回転力がアウタドラム44へ伝達でき
、これによって自動的にウエビング22を移動させるこ
とができる。
【0067】第16図には本発明の第6実施例が示され
ている。駆動装置150の小径部34内にはウオームホ
イール152が回転可能でかつ軸36の軸線方向に摺動
可能に配置されている。ウオームホイール152の後端
と本体30との間にはソレノイド154が配置されてい
る。ソレノイド154はロツド156を有しており、通
電された場合にロツド156が突出してウオームホイー
ル152をアウタドラム44方向へ押圧可能となってい
る。このソレノイド154は前記第5実施例と同様に、
モータ40の作動信号に連動して通電されるようになっ
ている。
【0068】アウタドラム44の底部44Aにはウオー
ムホイール152方向へ向けて係合突起158が突出し
て形成されている。また底部44Aとウオームホイール
152との間には圧縮コイルスプリング160が配置さ
れており、ウオームホイール152をソレノイド154
方向へ付勢している。
【0069】ソレノイド154に通電されるとロツド1
56がウオームホイール152を押圧し圧縮コイルスプ
リング160の付勢力に抗して移動させる。これによっ
てウオームホイール152の先端がアウタドラム44の
係合突起158と係合し摩擦力によってアウタドラム4
4はウオームホイール152と一体的に回転できるよう
になっている。
【0070】この実施例においても前述第5実施例と同
様に通常時すなわちモータ40が不作動状態ではモータ
40に負荷を加えることなくワイヤ26を巻出すことが
でき、時間的損失を伴うことなくウエビング22を移動
させることができる。
【0071】なおこの実施例において、第17図に示す
如くソレノイド154のロツド156とウオームホイー
ル152との間にピース162及びベアリング164を
配置する構成にするとウオームホイール152とロツド
156との摩擦抵抗が減少し、スムーズにウオームホイ
ール152が回転できるようになる。さらにまた、係合
突起158及びウオームホイール152の先端を平面と
せす、互いに係合可能な凹凸面としてもよく、この場合
にはより一層確実にウオームホイール152の回転力を
アウタドラム44へ伝達できるようになる。
【0072】第18図及び第19図には本発明の第7実
施例が示されている。ウエビング駆動装置170の小径
部34内にはウオームホイール172が回転可能に配置
されている。ウオームホイール172の先端は順次小径
となった第1小径部172A及び第2小径部172Bが
形成されている。第1小径部172Aにはリング状の電
磁石174が固着されている。この電磁石174は、モ
ータ40が不作動時に通電され、モータ40を駆動する
場合のみ通電が停止される構成である。
【0073】また第2小径部172Bは軸線方向に一対
のスライド溝175が形成されており、さらにクラツチ
リング176が配置されている。クラツチリング176
は略リング形の磁性体で内側に向けて一対のガイド突起
177が突出して形成されている。このガイド突起17
7が前記スライド溝175に嵌入しクラツチリング17
6が第2小径部172Bの軸線方向に摺動できるように
なっており、また同時にクラツチリング176と第2小
径部172Bすなわちウオームホイール172とは一体
的に回転するようになっている。
【0074】また、クラツチリング176のアウタドラ
ム44側の端部には全周に渡って凸部178が等間隔に
突出して形成されている。
【0075】電磁石174とのクラツチリング176と
の間には圧縮コイルスプリング180が配置されている
。このためクラツチリング176は常に電磁石174か
ら離反する方向(アウタドラム44の方向)へ向けて付
勢されている。
【0076】アウタドラム44の底部44Aにはウオー
ムホイール172方向へ向けて係合突起182が突出し
て形成されている。係合突起182の先端には凸部17
8に相応する大きさの凹部184が形成されており、凸
部178と係合可能となっている。このため、通常時は
圧縮コイルスプリング180に押圧されて凸部178と
凹部184が嵌合しアウタドラム44とウオームホイー
ル172とは一体的に回転するようになっているが、電
磁石174に通電されるとクラツチリング176が引寄
せられ、圧縮コイルスプリング180の付勢力に抗して
移動し凸部178と凹部184の嵌合が解除されアウタ
ドラム44とウオームホイール172とは相対回転でき
るようになっている。
【0077】この実施例においても通常時は凸部178
と凹部184との嵌合によってアウタドラム44とウオ
ームホイール172とは一体的に回転するが、モータ4
0の作動が停止されスライダ20がアジヤスタ28と係
合して車体に固定されると、電磁石174が作動し凸部
178と凹部184との嵌合が解除されてアウタドラム
44とウオームホイール172とが相対回転できるよう
になる。したがって、モータ40に負荷を加えることな
くアジヤスタ28を操作してワイヤ26を巻出すことが
できる。
【0078】第20図及び第21図には本発明の第8実
施例が示されている。ウエビング駆動装置190の小径
部34内にはウオームホイール192が回転可能に配置
されている。ウオームホイール192の先端面には右レ
バー194及び左レバー196が回転可能に軸支されて
いる。右レバー194及び左レバー196は略矩形の慣
性質量体で各後端部がウオームホイール192の先端面
の周縁近傍に軸支されている。このため各レバーの先端
部はウオームホイール192の軸心から接離する方向(
すなわちウオームホイール192の半径方向)に回転移
動できるようになっている。
【0079】この右レバー194と左レバー196とは
互いに対向しかつ2組配置されている。各レバーの先端
は片側の角部のみが切欠かれて切欠部194A及び切欠
部196Aが形成されており先細の形状となっている。 また左右各レバーの切欠部194Aと切欠部196Aと
は互いに対向するように形成されている。
【0080】切欠部194A及び切欠部196Aの近傍
には引張コイルスプリング198の一端が係止されてい
る。また引張コイルスプリング198の他端はウオーム
ホイール192の軸心付近に係止されている。このため
、通常時すなわちウオームホイール192が回転しない
状態では各レバーは切欠部194A及び切欠部196A
形成側の面がウオームホイール192の軸心へ向う方向
へ付勢されて各先端部がウオームホイール192の軸心
近傍に位置し、アウタドラム44とウオームホイール1
92とは相対回転できるようになっている。一方、ウオ
ームホイール192が回転した場合には慣性質量体とし
ての各レバーに遠心力が発生し、第21図に想像線で示
す如く切欠部194A及び切欠部196Aがウオームホ
イール192の軸心から離反し周縁から突出する方向へ
移動するようになっている。
【0081】アウタドラム44の底部44Aにはウオー
ムホイール192方向へ向けて突出部200が突出して
形成されており、さらに突出部200の内周には凹部2
02が連続して形成されている。この凹部202は前記
各レバーの切欠部194A及び切欠部196Aが遠心力
によってウオームホイール192の周縁から突出した場
合に係合可能となっている。この場合、ウオームホイー
ル192の回転に伴なって右レバー194及び左レバー
196が共に凹部202方向へ移動するがウオームホイ
ール192の回転方向と同じ側に切欠部を有するレバー
の切欠部のみが凹部202と係合し、対向するレバーの
切欠部は凹部202に係合せず切欠部と反対側の側面が
凹部202に当接するのみである。したがってウオーム
ホイール192の左右いずれの回転においても、一対二
組計4個あるレバーのうち2個のレバーのみが凹部20
2と係合してウオームホイール192の回転力をアウタ
ドラム44へ伝達できるようになっている。
【0082】この実施例においては、モータ40が不作
動状態であれば常に右レバー194及び左レバー196
は引張コイルスプリング198によってウオームホイー
ル192の軸心近傍に位置し凹部202とは離間した状
態となっているので、アウタドラム44とウオームホイ
ール192とは相対回転が可能でありモータ40に負荷
を加えることなくワイヤ26を巻出すことができ、時間
的損失を伴うことなくウエビング22を移動させること
ができる。
【0083】モータ40を作動しワイヤ26及びスライ
ダ20を介してウエビング22を移動させる場合には、
ウオームホイール192の回転に伴なって右レバー19
4又は左レバー196のいずれか一方が凹部202と係
合しウオームホイール192の回転をアウタドラム44
へ伝達できるようになるため、自動的にウエビング22
を移動させることができる。
【0084】なお、この実施例においては右レバー19
4及び左レバー196の一端を回転可能に軸支し他端を
回転移動させる構成としたがこれに限らず、第22図に
示す如く引張コイルスプリング198をレバー204の
軸線上に配置しかつ引張コイルスプリング198の一端
をレバー204の後端部に係止しレバー204をその軸
線方向に摺動可能に配置する構成としてもよい。この場
合にはレバー204の先端部には切欠部を設ける必要は
なく、ウオームホイール192の回転に伴なってウオー
ムホイール192の半径方向外側へ移動し凹部202内
に嵌入するようになる。これによってウオームホイール
192の回転力をアウタドラム44へ伝達できるように
なる。
【0085】尚本発明に係るウエビング駆動装置は、以
上説明した回転力伝達手段を有するものに限らず他の回
転力伝達手段を有するものであってもよい。
【0086】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るウエビン
グ駆動装置では、回転駆動軸とドラムとの間に、乗員へ
ウエビングを装着する際及び解除する際には回転駆動軸
の回転に基づいて作動して回転駆動軸の回転をドラムへ
伝達しかつウエビングがウエビング係止部材に係止され
回転駆動軸が停止した状態ではこの回転駆動軸の回転停
止動作に基づいて作動して回転駆動軸とドラムとの間の
回転力の伝達を遮断する回転力伝達手段を備えているの
で、ウエビングがウエビング係止部材に係止されて乗員
に装着された状態において、モータに負荷を加えること
なくウエビングと共にウエビング係止部材を移動させて
ウエビング係止位置の高さ調節が自由にできるという優
れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るウエビング駆動装置
の分解斜視図である。
【図2】本発明のウエビング駆動装置が適用されたオー
トマチツクシートベルトを示す概略図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るウエビング駆動装置
の横断面図である。
【図4】第3図IVーIV線に沿った断面図である。
【図5】第4図VーV線に沿った断面図である。
【図6】第2実施例を示す断面図である。
【図7】第6図VIIーVII線に沿った断面図である
【図8】第3実施例を示す断面図である。
【図9】第8図IXーIX線に沿った断面図である。
【図10】第8図XーX線に沿った断面図である。
【図11】第3実施例における解除プレートが回転した
状態を示す拡大断面図である。
【図12】第3実施例におけるピースが係合溝から離脱
した状態を示す拡大断面図である。
【図13】第4実施例を示す断面図である。
【図14】第4実施例におけるアウタドラムの底部を示
す斜視図である。
【図15】第5実施例を示す断面図である。
【図16】第6実施例を示す断面図である。
【図17】第6実施例の変形例を示す断面図である。
【図18】第7実施例を示す断面図である。
【図19】第7実施例における小径部内に配置された部
材を示す分解斜視図である。
【図20】第8実施例を示す断面図である。
【図21】第20図XXIーXXI線に沿った断面図で
ある。
【図22】第8実施例の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
10        ウエビング駆動装置38    
    ウオームホイール44        アウタ
ドラム 46        クラツチ部 48        電磁石 50        レバー 70        ウエビング駆動装置72    
    ウオームホイール74        腕部 78        係合爪 81        係合溝 82        電磁石 90        ウエビング駆動装置92    
    ウオームホイール94        係合溝 96        凹部 98        ピース 102      解除プレート 114      ソレノイド 120      ウエビング駆動装置122    
  ウオームホイール 124      ソレノイド 130      凹部 140      ウエビング駆動装置142    
  ウオームホイール 144      プレート 146      電磁石 150      ウエビング駆動装置152    
  ウオームホイール 154      ソレノイド 170      ウエビング駆動装置172    
  ウオームホイール 174      電磁石 176      クラツチリング 178      凹部 184      凹部 190      ウエビング駆動装置192    
  ウオームホイール 194      右レバー 196      左レバー 202      凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  乗員拘束用ウエビングを乗員に自動装
    着及び解除すると共にウエビング装着時にウエビングを
    車体に係止するウエビング係止部材のウエビング係止位
    置の高さ調節が可能なオートマチツクシートベルト装置
    に用いられ、ウエビングと連結された索体を回転駆動軸
    に連結されたドラムによって巻取り及び巻出ししこれに
    よりウエビングを移動させて前記ウエビング係止部材に
    係止及び解除させるウエビング駆動装置であって、前記
    回転駆動軸と前記ドラムとの間に設けられ、乗員へウエ
    ビングを装着する際及び解除する際には前記回転駆動軸
    の回転に基づいて作動し前記回転駆動軸と前記ドラムと
    を連結状態として前記回転駆動軸の回転を前記ドラムへ
    伝達し、かつ、前記ウエビングが前記ウエビング係止部
    材に係止され前記回転駆動軸が停止した状態では前記回
    転駆動軸の回転停止動作に基づいて作動し前記回転駆動
    軸と前記ドラムとの連結を解除して前記回転駆動軸と前
    記ドラムとの間の回転力の伝達を遮断する回転力伝達手
    段を備えたことを特徴とするウエビング駆動装置。
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