JPH0821746A - 光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー及びそれを用いた光学式エンコーダースケールの製造方法 - Google Patents
光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー及びそれを用いた光学式エンコーダースケールの製造方法Info
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- JPH0821746A JPH0821746A JP17975994A JP17975994A JPH0821746A JP H0821746 A JPH0821746 A JP H0821746A JP 17975994 A JP17975994 A JP 17975994A JP 17975994 A JP17975994 A JP 17975994A JP H0821746 A JPH0821746 A JP H0821746A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長尺の光学式スケールを精度良く、低コスト
で製造できる光学式スケール用ロール状スタンパーを提
供する。 【構成】 押出し法を用いて熱可塑性合成樹脂シートに
光透過部と光遮断部を形成し光学式エンコーダースケー
ルを製造するのに用いるロール状スタンパーに於て、該
ロール状スタンパーに、光透過形成部と光遮断形成部を
設け各々が平面とプリズム面から成り、平面とプリズム
面を一定のピッチ間隔で交互に配置した光学式エンコー
ダースケール用ロール状スタンパー。
で製造できる光学式スケール用ロール状スタンパーを提
供する。 【構成】 押出し法を用いて熱可塑性合成樹脂シートに
光透過部と光遮断部を形成し光学式エンコーダースケー
ルを製造するのに用いるロール状スタンパーに於て、該
ロール状スタンパーに、光透過形成部と光遮断形成部を
設け各々が平面とプリズム面から成り、平面とプリズム
面を一定のピッチ間隔で交互に配置した光学式エンコー
ダースケール用ロール状スタンパー。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式スケールに関
し、詳しくは光学式エンコーダー等に用いるのに適した
光学式スケールのローラ・グルーブ成形に用いるロール
状スタンパー、及び、光学式スケールの製造方法に関す
るものである。更にそれを用いた光学式エンコーダー、
情報印字装置に関するものである。
し、詳しくは光学式エンコーダー等に用いるのに適した
光学式スケールのローラ・グルーブ成形に用いるロール
状スタンパー、及び、光学式スケールの製造方法に関す
るものである。更にそれを用いた光学式エンコーダー、
情報印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンター等の情報機器におい
て、キャリッジ等の可動部の位置・速度を検出するため
に光学式エンコーダーが多く用いられてきた。
て、キャリッジ等の可動部の位置・速度を検出するため
に光学式エンコーダーが多く用いられてきた。
【0003】この様な光学式エンコーダーは、通常可動
部に固定され、光学式符号が記録された光学式スケール
に光を投射し、変調された光を光電変換することによっ
て、前記可動部の位置情報を符号化された電気信号とし
て検出するように構成されていた。
部に固定され、光学式符号が記録された光学式スケール
に光を投射し、変調された光を光電変換することによっ
て、前記可動部の位置情報を符号化された電気信号とし
て検出するように構成されていた。
【0004】この様な光学式スケールとして一般には、
以下に示す構成のものが用いられてきた。 (1)金属板にエッチングを施すことによってスリット
を設けた光学式スケール。 (2)ガラス、プラスチック等の透明基板上に、銀、
銅、クロム、アルミニウム等の金属を蒸着、スパッタリ
ング等の方法で形成し、金属層のみをスリット状にエッ
チングすることによってなる光学式スケール。 (3)マスクブランクス(ガラスに金属膜が形成されて
いるもの)にフォトレジストを形成しスリットパターン
を描写した後、パターニングしエッチングを施すことに
よって得られるフォトマスクを用い、銀塩フィルムに露
光し現像処理を施すことによってなる光学式スケール。
以下に示す構成のものが用いられてきた。 (1)金属板にエッチングを施すことによってスリット
を設けた光学式スケール。 (2)ガラス、プラスチック等の透明基板上に、銀、
銅、クロム、アルミニウム等の金属を蒸着、スパッタリ
ング等の方法で形成し、金属層のみをスリット状にエッ
チングすることによってなる光学式スケール。 (3)マスクブランクス(ガラスに金属膜が形成されて
いるもの)にフォトレジストを形成しスリットパターン
を描写した後、パターニングしエッチングを施すことに
よって得られるフォトマスクを用い、銀塩フィルムに露
光し現像処理を施すことによってなる光学式スケール。
【0005】しかし、これらの方法に於いて、(1)で
はエッチング可能なスリット幅が金属厚の2倍以上に制
限されるため、光学式スケールの剛性、耐久性を考慮す
ると微細な符号を形成することが困難であった。又、
(2)及び(3)では、光学式スケールの製作工程が複
雑で、しかもエッチング工程を経ているためコストが高
くなるといった欠点があった。
はエッチング可能なスリット幅が金属厚の2倍以上に制
限されるため、光学式スケールの剛性、耐久性を考慮す
ると微細な符号を形成することが困難であった。又、
(2)及び(3)では、光学式スケールの製作工程が複
雑で、しかもエッチング工程を経ているためコストが高
くなるといった欠点があった。
【0006】特に、銀塩フィルムに露光し現像処理を施
すことによってなる光学式スケールでは、銀塩フィルム
自体の価格が高いため、光学式スケールのコスト低減に
限界があった。
すことによってなる光学式スケールでは、銀塩フィルム
自体の価格が高いため、光学式スケールのコスト低減に
限界があった。
【0007】そこで、井垣らは特開昭62−3616号
公報に開示された形状の光学式スケールとすることによ
って、インジェクション成形やコンプレッション成形に
より安価な光学式スケールを提供できることを開示して
いる。
公報に開示された形状の光学式スケールとすることによ
って、インジェクション成形やコンプレッション成形に
より安価な光学式スケールを提供できることを開示して
いる。
【0008】上記形状の光学式エンコーダーをプリンタ
ー等の情報機器に搭載する場合、キャリッジ等の可動部
の位置・速度を検出するため、スケール長はA4サイズ
の紙に印字するタイプで210mm以上必要である、
又、スケール幅は、通常3〜15mm程度である。
ー等の情報機器に搭載する場合、キャリッジ等の可動部
の位置・速度を検出するため、スケール長はA4サイズ
の紙に印字するタイプで210mm以上必要である、
又、スケール幅は、通常3〜15mm程度である。
【0009】この様に、ひも状の細長い形状をした光学
式スケールをインジェクションで成形する場合には、光
学式スケールの厚みを厚くしなければならない等、光学
式スケールの設計に制約が生じる。又、枚葉処理なので
生産性が非常に低い。一方、コンプレッションでの成形
に関しては、一枚のスタンパーに多数個の光学式スケー
ルに対応するパターンを配置できるものの、成形時間が
長く枚用処理のため結果的に生産性が低くなっていた。
式スケールをインジェクションで成形する場合には、光
学式スケールの厚みを厚くしなければならない等、光学
式スケールの設計に制約が生じる。又、枚葉処理なので
生産性が非常に低い。一方、コンプレッションでの成形
に関しては、一枚のスタンパーに多数個の光学式スケー
ルに対応するパターンを配置できるものの、成形時間が
長く枚用処理のため結果的に生産性が低くなっていた。
【0010】以上、述べたように従来用いられてきた光
学式スケールは、どの製造方法を用いても製造コストが
高く、低価格の汎用プリンター等に搭載することができ
なかった。
学式スケールは、どの製造方法を用いても製造コストが
高く、低価格の汎用プリンター等に搭載することができ
なかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一方、生産性が高く材
料費も安価である、低コストの光学式スケールの製造方
法として、ローラー・グルーブ法(RG法)がある。
料費も安価である、低コストの光学式スケールの製造方
法として、ローラー・グルーブ法(RG法)がある。
【0012】すなわち、光透過部材の一部に標識部を有
し、該標識部に光透過部と、入射光線に対しその入射角
が臨界角以上に設定された傾斜面からなる非光透過部と
が交互に形成された光学式スケールを製造する方法にお
いて、 1.所望の光学式スケールに対応するパターンを形成し
たスタンパーを、ローラーに固定してロール状スタンパ
ーを製作する第1の工程 2.使用する波長における光線透過率が50%以上の熱
可塑性樹脂を押出し機で溶融した状態でTダイから押出
す第2の工程 3.ロール状スタンパーと鏡面ロールとの間で溶融した
樹脂を挟み込み、シート化すると同時に光学式スケール
のバターンを転写する第3の工程 からなる一連の工程を含み、厚みが0.1〜1.0mm
のシート状の光学式スケールを製造することを特徴とす
る光学式スケールの製造方法を用いることにより、従来
では不可能であった劇的なコストダウンの可能性を見い
だすことができた。
し、該標識部に光透過部と、入射光線に対しその入射角
が臨界角以上に設定された傾斜面からなる非光透過部と
が交互に形成された光学式スケールを製造する方法にお
いて、 1.所望の光学式スケールに対応するパターンを形成し
たスタンパーを、ローラーに固定してロール状スタンパ
ーを製作する第1の工程 2.使用する波長における光線透過率が50%以上の熱
可塑性樹脂を押出し機で溶融した状態でTダイから押出
す第2の工程 3.ロール状スタンパーと鏡面ロールとの間で溶融した
樹脂を挟み込み、シート化すると同時に光学式スケール
のバターンを転写する第3の工程 からなる一連の工程を含み、厚みが0.1〜1.0mm
のシート状の光学式スケールを製造することを特徴とす
る光学式スケールの製造方法を用いることにより、従来
では不可能であった劇的なコストダウンの可能性を見い
だすことができた。
【0013】例えば、薄い板状の成形品を製造する場
合、従来のコンプレッション法は加熱、冷却のサイクル
があり、1回当たりの成形タクトは最短でも3分間程度
はかかるために、1つのスタンパーに60本のスケール
に対応するパターンを設けたとしても、1分間の生産量
は20本にしかならない。
合、従来のコンプレッション法は加熱、冷却のサイクル
があり、1回当たりの成形タクトは最短でも3分間程度
はかかるために、1つのスタンパーに60本のスケール
に対応するパターンを設けたとしても、1分間の生産量
は20本にしかならない。
【0014】一方、本発明のRG法では、1枚のスタン
パーに15本のスケールに対応するパターンを設けたと
しても、1本のローラには2枚のスタンパーを取付けら
れ、更に、成形速度が1〜7m/minと高速成形が可
能であるために、1分間の生産量は30〜210本とな
りコンプレッション法と比較して1.5〜10.5倍の
生産性がある。
パーに15本のスケールに対応するパターンを設けたと
しても、1本のローラには2枚のスタンパーを取付けら
れ、更に、成形速度が1〜7m/minと高速成形が可
能であるために、1分間の生産量は30〜210本とな
りコンプレッション法と比較して1.5〜10.5倍の
生産性がある。
【0015】又、RG法では樹脂が溶融している状態で
成形が行なわれるため、成形圧力はコンプレッション法
と比較して小さくて済む。すなわち、RG法はスタンパ
ーの耐久性も良いというメリットがある。
成形が行なわれるため、成形圧力はコンプレッション法
と比較して小さくて済む。すなわち、RG法はスタンパ
ーの耐久性も良いというメリットがある。
【0016】この様に非常に生産性が高く、スタンパー
の耐久性も良い為、低コストの成形品を提供することが
できるRG法であるが、この方法で成形を行なった場合
にコストを更に下げる為には種々の工夫が必要である。
そのためには、コストに影響する因子を分析し、コスト
アップとなる要因を排除しなければならない。
の耐久性も良い為、低コストの成形品を提供することが
できるRG法であるが、この方法で成形を行なった場合
にコストを更に下げる為には種々の工夫が必要である。
そのためには、コストに影響する因子を分析し、コスト
アップとなる要因を排除しなければならない。
【0017】この方法で上記光学式スケールの製造う行
なう場合、コストに最も影響するのは成形機の価格に起
因する償却費と成形品の不良率である。成形機の装置価
格を下げるためには、ロールの幅を狭くしコンパクトな
装置とすることが効果的である。又、小型の成形装置の
方がロール鏡面精度、ロールの偏心精度、及び、その他
の精度を向上させ易く、設置スペース、取扱いの容易
さ、安全性、付帯設備のコスト低減等の面からも有利で
ある。
なう場合、コストに最も影響するのは成形機の価格に起
因する償却費と成形品の不良率である。成形機の装置価
格を下げるためには、ロールの幅を狭くしコンパクトな
装置とすることが効果的である。又、小型の成形装置の
方がロール鏡面精度、ロールの偏心精度、及び、その他
の精度を向上させ易く、設置スペース、取扱いの容易
さ、安全性、付帯設備のコスト低減等の面からも有利で
ある。
【0018】一方、成形ロール幅の狭い装置を用いて長
尺の光学式ケールを製造する場合、ロール状スタンパー
上の光透過形成部と光遮断形成部は成形方向に対して平
行に配置されることとなり、この状態で成形を行なうと
光透過形成部と光遮断形成部の境界部分に空気が残存
し、不良率が高くなるという問題が生じることが種々の
検討の結果判明した。
尺の光学式ケールを製造する場合、ロール状スタンパー
上の光透過形成部と光遮断形成部は成形方向に対して平
行に配置されることとなり、この状態で成形を行なうと
光透過形成部と光遮断形成部の境界部分に空気が残存
し、不良率が高くなるという問題が生じることが種々の
検討の結果判明した。
【0019】従って、上記気泡欠陥の発生を防止するこ
とが高品質で低コストの光学式スケールを製造する上で
必要不可欠な技術課題であった。本発明は、この様な従
来技術の問題点を解決するためになされたものであり、
次の事項を目的とするものである。
とが高品質で低コストの光学式スケールを製造する上で
必要不可欠な技術課題であった。本発明は、この様な従
来技術の問題点を解決するためになされたものであり、
次の事項を目的とするものである。
【0020】すなわち、本発明の目的は、ロール状スタ
ンパーに種々の空気残存防止機構を設けたことにより、
ロール状スタンパー上の光透過形成部と光遮断形成部を
成形方向に対して平行に配置することを可能にし、長尺
の光学式スケールを精度良く、しかも低コストで製造で
きる光学式スケール用ロール状スタンパーを提供するこ
とである。
ンパーに種々の空気残存防止機構を設けたことにより、
ロール状スタンパー上の光透過形成部と光遮断形成部を
成形方向に対して平行に配置することを可能にし、長尺
の光学式スケールを精度良く、しかも低コストで製造で
きる光学式スケール用ロール状スタンパーを提供するこ
とである。
【0021】又、本発明の目的は、直接刻印のロール状
スタンパーを用いることで、連続の光学式スケールを精
度良く、更に低コストで製造出来るようにすることであ
る。又、本発明の目的は、光透過形成部と光遮断形成部
を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式スケール用ロ
ール状スタンパーを用いることで、光透過形成部と光遮
断形成部の段差を可能な限り小さくすることで、気泡欠
陥の無い、高精度・低コストで製造できる光学式スケー
ルを提供することである。
スタンパーを用いることで、連続の光学式スケールを精
度良く、更に低コストで製造出来るようにすることであ
る。又、本発明の目的は、光透過形成部と光遮断形成部
を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式スケール用ロ
ール状スタンパーを用いることで、光透過形成部と光遮
断形成部の段差を可能な限り小さくすることで、気泡欠
陥の無い、高精度・低コストで製造できる光学式スケー
ルを提供することである。
【0022】又、本発明の目的は、光遮断部にインクを
形成した光学式スケールを製造することで、コントラス
トの向上を達成することである。又、本発明の目的は、
本発明で製造した光学式スケールを用い、メインスケー
ルとサブスケールを製作し、発光素子と受光素子を組込
み、光学式エンコーダーを製造することにより、従来品
と比較して、光透過部の光線透過率が非常に良い高性能
で安価な光学式エンコーダーを提供することである。
形成した光学式スケールを製造することで、コントラス
トの向上を達成することである。又、本発明の目的は、
本発明で製造した光学式スケールを用い、メインスケー
ルとサブスケールを製作し、発光素子と受光素子を組込
み、光学式エンコーダーを製造することにより、従来品
と比較して、光透過部の光線透過率が非常に良い高性能
で安価な光学式エンコーダーを提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、、ローラ・グ
ルーブ成形法により成形される光学式スケールの光透過
部と光遮断の境界部分に発生する気泡欠陥を排除するこ
とにあり、空気残存防止機構を設けた光学式スケール用
ロール状スタンパーを提供することにある。
ルーブ成形法により成形される光学式スケールの光透過
部と光遮断の境界部分に発生する気泡欠陥を排除するこ
とにあり、空気残存防止機構を設けた光学式スケール用
ロール状スタンパーを提供することにある。
【0024】すなわち、光透過形成部と光遮断形成部に
該当する平面、及びプリズム面に曲面を形成し、光学式
エンコーダースケールの光学特性に悪影響を与えない範
囲内で、該ロール状スタンパーの凹凸形状をなだらかに
したことを特徴とする光学式スケール用ロール状スタン
パーである。
該当する平面、及びプリズム面に曲面を形成し、光学式
エンコーダースケールの光学特性に悪影響を与えない範
囲内で、該ロール状スタンパーの凹凸形状をなだらかに
したことを特徴とする光学式スケール用ロール状スタン
パーである。
【0025】具体的には、光透過形成部と光遮断形成部
が成形方向に対して平行に配置されるロール状スタンパ
ーに於いて、光透過形成部を凹曲面(逆かまぼこ形状)
にすることにより、光透過形成部と光遮断形成部の境界
部が熱可塑性合成樹脂に対して接触する角度を135度
以上にしたことを特徴とする。
が成形方向に対して平行に配置されるロール状スタンパ
ーに於いて、光透過形成部を凹曲面(逆かまぼこ形状)
にすることにより、光透過形成部と光遮断形成部の境界
部が熱可塑性合成樹脂に対して接触する角度を135度
以上にしたことを特徴とする。
【0026】又、押出し法を用い、本発明のロール状ス
タンパーにより熱可塑性合成樹脂シートに光透過部と光
遮断部を形成し光学式エンコーダースケールを製造する
方法に於て、該ロール状スタンパーに、光透過形成部と
光遮断形成部を設け各々が平面と四角錐から成る事を特
徴とする。
タンパーにより熱可塑性合成樹脂シートに光透過部と光
遮断部を形成し光学式エンコーダースケールを製造する
方法に於て、該ロール状スタンパーに、光透過形成部と
光遮断形成部を設け各々が平面と四角錐から成る事を特
徴とする。
【0027】又、光透過形成部と光遮断形成部が成形方
向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て、光透過形成部が凸曲面(かまぽこ形状)、且つ光遮
断形成部の成形方向の傾斜角度が45度以下であること
を特徴とする。
向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て、光透過形成部が凸曲面(かまぽこ形状)、且つ光遮
断形成部の成形方向の傾斜角度が45度以下であること
を特徴とする。
【0028】又、光透過形成部と光遮断形成部が成形方
向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て、光透過形成部と光遮断形成部の両方が凸曲面(かま
ぼこ形状)であることを特徴とする。
向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て、光透過形成部と光遮断形成部の両方が凸曲面(かま
ぼこ形状)であることを特徴とする。
【0029】又、光透過形成部と光遮断形成部が成形方
向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て、摺動面形成部を隔て隣接する光学式エンコーダース
ケールに対応したパターンを0.5ピッチの奇数倍ずら
して配置したことを特徴とする。
向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て、摺動面形成部を隔て隣接する光学式エンコーダース
ケールに対応したパターンを0.5ピッチの奇数倍ずら
して配置したことを特徴とする。
【0030】更に、本発明のロール状スタンパーにより
熱可塑性合成樹脂シートに光透過部と光遮断部を形成し
光学式エンコーダースケールを製造する方法に於て、該
ロール状スタンパーに、光透過形成部と光遮断形成部を
設け各々が鏡面と粗面から成り、鏡面と粗面を一定のピ
ッチ間隔で交互に配置したことを特徴とする。
熱可塑性合成樹脂シートに光透過部と光遮断部を形成し
光学式エンコーダースケールを製造する方法に於て、該
ロール状スタンパーに、光透過形成部と光遮断形成部を
設け各々が鏡面と粗面から成り、鏡面と粗面を一定のピ
ッチ間隔で交互に配置したことを特徴とする。
【0031】本発明によれば、光学式スケール用ロール
状スタンパーに空気残存防止機構を設けたことにより、
光学特性に悪影響を及ぼす気泡欠陥の発生を防止できる
ものである。
状スタンパーに空気残存防止機構を設けたことにより、
光学特性に悪影響を及ぼす気泡欠陥の発生を防止できる
ものである。
【0032】更に、光透過形成部と光遮断形成部が成形
方向に対して平行に配置されるロール状スタンパーに於
て、成形方向の光遮断形成部の角度を臨界角の限界まで
鈍角にすることにとにより、光学特性に悪影響を及ぼす
気泡欠陥の発生を防止できるものである。(ここでいう
臨界角とはこのロール状スタンパーを用いて成形される
光遮断形成部の光を反射する限界の角度を意味する。)
又、光遮断形成部の高さが光透過形成部の高さより高い
ことを特徴とする光学式スケール用ロール状スタンパー
によって成形を行なった後、光遮断形成部のみにインク
を形成することで得られる光学式スケールによって、気
泡欠陥の発生を防止したものである。
方向に対して平行に配置されるロール状スタンパーに於
て、成形方向の光遮断形成部の角度を臨界角の限界まで
鈍角にすることにとにより、光学特性に悪影響を及ぼす
気泡欠陥の発生を防止できるものである。(ここでいう
臨界角とはこのロール状スタンパーを用いて成形される
光遮断形成部の光を反射する限界の角度を意味する。)
又、光遮断形成部の高さが光透過形成部の高さより高い
ことを特徴とする光学式スケール用ロール状スタンパー
によって成形を行なった後、光遮断形成部のみにインク
を形成することで得られる光学式スケールによって、気
泡欠陥の発生を防止したものである。
【0033】以下、本発明を詳細に説明する。図1
(B)は実施例1に示す、本発明の空気残存防止機構を
設けたフレキシブルスタンパーのスケールに対応するパ
ターンの概略図であり、1は光学式スケールの光透過形
成部、2は光学式スケールの光遮断形成部、3はサブス
ケール摺動のための摺動面形成部、22は空気残存防止
機構を設けたスタンパーである。図1(A)は光透過形
成部と光遮断形成部は成形方向に対して平行に配置した
ロール状スタンパーの斜視図であり、13は本発明のフ
レキシブルスタンパー、20はフレキシブルスタンパー
に形成されたスケールに対応するパターンであり、14
はフレキシブルスタンパーをローラに固定して成るロー
ル状スタンパーである。
(B)は実施例1に示す、本発明の空気残存防止機構を
設けたフレキシブルスタンパーのスケールに対応するパ
ターンの概略図であり、1は光学式スケールの光透過形
成部、2は光学式スケールの光遮断形成部、3はサブス
ケール摺動のための摺動面形成部、22は空気残存防止
機構を設けたスタンパーである。図1(A)は光透過形
成部と光遮断形成部は成形方向に対して平行に配置した
ロール状スタンパーの斜視図であり、13は本発明のフ
レキシブルスタンパー、20はフレキシブルスタンパー
に形成されたスケールに対応するパターンであり、14
はフレキシブルスタンパーをローラに固定して成るロー
ル状スタンパーである。
【0034】図2(B)は本発明の光透過形成部に曲面
を有するスタンパーと鏡面ローラーとの間で溶融樹脂が
挟み込まれた瞬間の図であり、図1(B)の破断線x−
x′で切断したときの概略断面図である。同図に於て2
4は溶融樹脂である。
を有するスタンパーと鏡面ローラーとの間で溶融樹脂が
挟み込まれた瞬間の図であり、図1(B)の破断線x−
x′で切断したときの概略断面図である。同図に於て2
4は溶融樹脂である。
【0035】図2(A)は空気残存防止機構を設けてな
い従来のスタンパーと鏡面ローラーとの間で溶融樹脂が
挟み込まれた瞬間の図であり、図3の破断線y−y′で
切断したときの概略断面図である。同図に於て23は光
学式スケールの光透過部と光遮断部の境界部分に発生す
る気泡欠陥である。
い従来のスタンパーと鏡面ローラーとの間で溶融樹脂が
挟み込まれた瞬間の図であり、図3の破断線y−y′で
切断したときの概略断面図である。同図に於て23は光
学式スケールの光透過部と光遮断部の境界部分に発生す
る気泡欠陥である。
【0036】図10はリン青銅原盤の製造方法を示す工
程説明図であり、5は鏡面加工の施されたリン青銅基
板、3は焼結ダイヤモンドバイトによって加工される摺
動面形成部、4は鏡面加工の施されたリン青銅基板に摺
動面形成部を加工することで得られる、スケールに対応
するパターンの形成部である。20は単結晶ダイヤモン
ドバイトにより刻線加工を行なうことで形成されるスケ
ールに対応するパターン、7はリン青銅基板の鏡面部に
スケールに対応するパターンを形成したリン青銅原盤で
ある。
程説明図であり、5は鏡面加工の施されたリン青銅基
板、3は焼結ダイヤモンドバイトによって加工される摺
動面形成部、4は鏡面加工の施されたリン青銅基板に摺
動面形成部を加工することで得られる、スケールに対応
するパターンの形成部である。20は単結晶ダイヤモン
ドバイトにより刻線加工を行なうことで形成されるスケ
ールに対応するパターン、7はリン青銅基板の鏡面部に
スケールに対応するパターンを形成したリン青銅原盤で
ある。
【0037】図11は本発明のフレキシブルスタンパー
の製造方法を示す工程説明図であり、同図に於て、7は
リン青銅基板の鏡面部にスケールに対応するパターンを
形成したリン青銅原盤、8はリン青銅原盤からスケール
に対応するパターンを転写するための紫外線硬化樹脂、
10はガラス原盤を製造するためのガラス基板、11は
ガラス基板にスケールパターンを形成したガラス原盤で
ある。9はガラス原盤に金属膜を形成するための導電化
膜、12は電鋳法により導電化膜を形成したガラス原盤
へ成膜される金属膜、13は金属膜を所定の厚みに研磨
し、導電化膜と金属膜を一体としてガラス原盤から剥離
することで得られるフレキシブルスタンパーである。
の製造方法を示す工程説明図であり、同図に於て、7は
リン青銅基板の鏡面部にスケールに対応するパターンを
形成したリン青銅原盤、8はリン青銅原盤からスケール
に対応するパターンを転写するための紫外線硬化樹脂、
10はガラス原盤を製造するためのガラス基板、11は
ガラス基板にスケールパターンを形成したガラス原盤で
ある。9はガラス原盤に金属膜を形成するための導電化
膜、12は電鋳法により導電化膜を形成したガラス原盤
へ成膜される金属膜、13は金属膜を所定の厚みに研磨
し、導電化膜と金属膜を一体としてガラス原盤から剥離
することで得られるフレキシブルスタンパーである。
【0038】図12は単結晶ダイヤモンドバイトの形状
を示す模式図であり、同図に於て6は本発明の光透過形
成部に曲面を有するスタンパーを製造する際に用いられ
る、単結晶ダイヤモンドバイトAである。
を示す模式図であり、同図に於て6は本発明の光透過形
成部に曲面を有するスタンパーを製造する際に用いられ
る、単結晶ダイヤモンドバイトAである。
【0039】図9はRG装置の模式的断面図であり、1
8はPCペレット等のペレット状樹脂を溶融しながら一
定の速度で押し出す為の押し出し機、16は押し出し機
から押し出された溶融樹脂を成型形状に近づけるTダ
イ、14はTダイから押し出された溶融樹脂に、光透過
部、光遮断部、摺動面等の凹凸の微細パターンを転写す
る為のロール状スタンパー、15は光学式スケールの板
厚調整及び、鏡面を調整する為の鏡面ローラーであり、
17はロール状スタンパーと鏡面ローラの間に押し出し
機のTダイから押し出された溶融樹脂を通し、適切な成
形圧力でロール状スタンパーの凹凸パターンを転写する
ことで得られる、光学式スケール用連続シートである。
8はPCペレット等のペレット状樹脂を溶融しながら一
定の速度で押し出す為の押し出し機、16は押し出し機
から押し出された溶融樹脂を成型形状に近づけるTダ
イ、14はTダイから押し出された溶融樹脂に、光透過
部、光遮断部、摺動面等の凹凸の微細パターンを転写す
る為のロール状スタンパー、15は光学式スケールの板
厚調整及び、鏡面を調整する為の鏡面ローラーであり、
17はロール状スタンパーと鏡面ローラの間に押し出し
機のTダイから押し出された溶融樹脂を通し、適切な成
形圧力でロール状スタンパーの凹凸パターンを転写する
ことで得られる、光学式スケール用連続シートである。
【0040】図13は比較例1に示す、空気残存防止機
構を持たないスタンパーを製造する時に用いられる単結
晶ダイヤモンドバイトの形状を示す模式図であり、25
は単結晶ダイヤモンドバイトBである。
構を持たないスタンパーを製造する時に用いられる単結
晶ダイヤモンドバイトの形状を示す模式図であり、25
は単結晶ダイヤモンドバイトBである。
【0041】図3は空気残存防止機構を持たないスタン
パーの斜視図を示し、同図に於て、21は空気残存防止
機構を持たないスタンパーである。尚、破断線y−y′
で切断したときの概略断面図を図2(A)示す。
パーの斜視図を示し、同図に於て、21は空気残存防止
機構を持たないスタンパーである。尚、破断線y−y′
で切断したときの概略断面図を図2(A)示す。
【0042】図8は、光透過形成部と光遮断形成部が成
形方向に対して配置されたフレキシブルスタンパーであ
る。
形方向に対して配置されたフレキシブルスタンパーであ
る。
【0043】図4は実施例2に示す、本発明の空気残存
防止機構を設けたフレキシブルスタンパーのスケールに
対応するパターンの概略図であり、同図に於て、14は
光透過形成部と光遮断形成部が成形方向に対して垂直に
配置されたロール状スタンパーである。
防止機構を設けたフレキシブルスタンパーのスケールに
対応するパターンの概略図であり、同図に於て、14は
光透過形成部と光遮断形成部が成形方向に対して垂直に
配置されたロール状スタンパーである。
【0044】図7は実施例3に示す、本発明の光遮断形
成部が四角錐から成る空気残存防止機構を設けたフレキ
シブルスタンパーを製造するためのリン青銅原盤の概略
図である。
成部が四角錐から成る空気残存防止機構を設けたフレキ
シブルスタンパーを製造するためのリン青銅原盤の概略
図である。
【0045】図14は実施例3に示す、空気残存防止機
構を持たないスタンパーを製造する時に用いられる単結
晶ダイヤモンドバイトの形状を示す模式図であり、26
は単結晶ダイヤモンドバイトCであり、27は丸みを帯
びても構わないエッジ部である。
構を持たないスタンパーを製造する時に用いられる単結
晶ダイヤモンドバイトの形状を示す模式図であり、26
は単結晶ダイヤモンドバイトCであり、27は丸みを帯
びても構わないエッジ部である。
【0046】図5は光遮断形成部が四角錐から成る空気
残存防止機構を設けたフレキシブルスタンパーのスケー
ルに対応するパターンの概略図である。図6は実施例4
に示す、千鳥パターンのフレキシブルスタンパーの模式
図である。
残存防止機構を設けたフレキシブルスタンパーのスケー
ルに対応するパターンの概略図である。図6は実施例4
に示す、千鳥パターンのフレキシブルスタンパーの模式
図である。
【0047】図15は実施例5に示す、光透過形成部と
光遮断形成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式
エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方法
を示す工程説明図であり、同図に於て、32はフォトレ
ジストを塗布し、露光し、現像することで得られるパタ
ーニングパターン、28はパターニングパターンが形成
されたパターニングされたガラス基板、29はパターニ
ングされたガラス基板をエッチングし残ったレジストを
除去して得られる鏡面形成部、30は同様にして得られ
る粗面形成部、31はガラス基板に鏡面形成部と粗面形
成部を設けたマザースタンパーである。
光遮断形成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式
エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方法
を示す工程説明図であり、同図に於て、32はフォトレ
ジストを塗布し、露光し、現像することで得られるパタ
ーニングパターン、28はパターニングパターンが形成
されたパターニングされたガラス基板、29はパターニ
ングされたガラス基板をエッチングし残ったレジストを
除去して得られる鏡面形成部、30は同様にして得られ
る粗面形成部、31はガラス基板に鏡面形成部と粗面形
成部を設けたマザースタンパーである。
【0048】図16は実施例5に示す、パターニングさ
れたガラス基板の模式図、図17は実施例5で製造され
たフレキシブルスタンパーの模式図であり、同図に於
て、33は鏡面形成部と粗面形成部を交互に配置したス
タンパーA(粗面の中に鏡面パターンの配置されたスタ
ンパー)である。
れたガラス基板の模式図、図17は実施例5で製造され
たフレキシブルスタンパーの模式図であり、同図に於
て、33は鏡面形成部と粗面形成部を交互に配置したス
タンパーA(粗面の中に鏡面パターンの配置されたスタ
ンパー)である。
【0049】図18は実施例6に示す、光透過形成部と
光遮断形成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式
エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方法
を示す工程説明図であり、同図に於て、34は金属板に
光学式エンコーダースケールの所定パターンのスリット
を形成することによって得られるマスク部材である。3
5はガラス基板の表面にマスク部材を密着した後、粗面
形成部を加工するためのサンドブラスト加工機のノズル
である。図19はマスク部材を示す模式図であり、同図
に於て、37はマスク部材の材料である金属板、36は
ガラス基板を部分的に粗面化するためのスリットであ
る。
光遮断形成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式
エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方法
を示す工程説明図であり、同図に於て、34は金属板に
光学式エンコーダースケールの所定パターンのスリット
を形成することによって得られるマスク部材である。3
5はガラス基板の表面にマスク部材を密着した後、粗面
形成部を加工するためのサンドブラスト加工機のノズル
である。図19はマスク部材を示す模式図であり、同図
に於て、37はマスク部材の材料である金属板、36は
ガラス基板を部分的に粗面化するためのスリットであ
る。
【0050】図20は実施例6で製造されたフレキシブ
ルスタンパーの模式図であり、同図に於て、38は鏡面
形成部と粗面形成部を交互に配置したスタンパーB(鏡
面の中に粗面パターンの配置されたスタンパー)であ
る。
ルスタンパーの模式図であり、同図に於て、38は鏡面
形成部と粗面形成部を交互に配置したスタンパーB(鏡
面の中に粗面パターンの配置されたスタンパー)であ
る。
【0051】図21は実施例7に示す、光透過形成部と
光遮断形成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式
エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方法
を示す工程説明図であり、同図に於て、39は粗面形成
部を設けるための粗面を有する金属板である。
光遮断形成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式
エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方法
を示す工程説明図であり、同図に於て、39は粗面形成
部を設けるための粗面を有する金属板である。
【0052】図22は実施例7で製造したスタンパーの
スケールに対応するパターンの概略図である。図23は
実施例8に示す、光透過形成部と光遮断形成部を設け各
々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール
用ロール状スタンパーの製造方法を示す工程説明図であ
り、同図に於て、40は鏡面形成部を設けるための鏡面
を有する金属板である。図24は実施例8で製造したス
タンパーのスケールに対応するパターンの概略図であ
る。
スケールに対応するパターンの概略図である。図23は
実施例8に示す、光透過形成部と光遮断形成部を設け各
々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール
用ロール状スタンパーの製造方法を示す工程説明図であ
り、同図に於て、40は鏡面形成部を設けるための鏡面
を有する金属板である。図24は実施例8で製造したス
タンパーのスケールに対応するパターンの概略図であ
る。
【0053】図25は実施例9に示す、光透過形成部と
光遮断形成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式
エンコーダースケール用直接刻印のロール状スタンパー
の製造方法を示す工程説明図であり、同図に於て、41
は鏡面ローラーの成形面にマスク部材を固定した後、サ
ンドブラスト加工機によって製造した、鏡面形成部と粗
面形成部を交互に配置した直接刻印のロール状スタンパ
ーである。
光遮断形成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式
エンコーダースケール用直接刻印のロール状スタンパー
の製造方法を示す工程説明図であり、同図に於て、41
は鏡面ローラーの成形面にマスク部材を固定した後、サ
ンドブラスト加工機によって製造した、鏡面形成部と粗
面形成部を交互に配置した直接刻印のロール状スタンパ
ーである。
【0054】図26は実施例10に示す、光透過形成部
と光遮断形成部を設けた、光学式エンコーダースケール
用直接刻印のロール状スタンパーの製造方法を示す工程
説明図であり、同図に於て、42は鏡面ローラーに刻線
加工を施すことで製造した、光透過形成部と光遮断形成
部を交互に配置した直接刻印のロール状スタンパーであ
る。43は刻線加工を施すための直接刻印用ローラーで
ある。
と光遮断形成部を設けた、光学式エンコーダースケール
用直接刻印のロール状スタンパーの製造方法を示す工程
説明図であり、同図に於て、42は鏡面ローラーに刻線
加工を施すことで製造した、光透過形成部と光遮断形成
部を交互に配置した直接刻印のロール状スタンパーであ
る。43は刻線加工を施すための直接刻印用ローラーで
ある。
【0055】図27は実施例11に示す、光透過形成部
と光遮断形成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学
式エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方
法を示す工程説明図であり、同図に於て、44は粗面形
成部の高さを鏡面形成部より高くするために設けられた
窪み、45は窪みに紫外線硬化樹脂を形成し平坦化する
ことで製造された粗面形成部の高さが鏡面形成部より高
いフレキシブルスタンパーである。
と光遮断形成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学
式エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方
法を示す工程説明図であり、同図に於て、44は粗面形
成部の高さを鏡面形成部より高くするために設けられた
窪み、45は窪みに紫外線硬化樹脂を形成し平坦化する
ことで製造された粗面形成部の高さが鏡面形成部より高
いフレキシブルスタンパーである。
【0056】図28は実施例12に示す、インクを形成
した光学式スケール用連続シートを製造するための模式
図であり、同図に於て、46は引取り装置から搬送され
る光学式スケール用連続シートにインクを塗布するため
のインク供給ローラー、48はインクの塗布をより確実
なものにするための補助ローラーA、47は光学式スケ
ール用連続シートに塗布されたインクの不必要なインク
を除去するための除去ローラー、49はインクの除去を
より確実なものにするための補助ローラーB、56は粗
面部(光遮断部)のみに形成されたインクを乾燥させ
て、インク形成するための温風乾燥機、55は粗面部
(光遮断部)のみにインクが形成された、インクを形成
した光学式スケール用連続シートである。
した光学式スケール用連続シートを製造するための模式
図であり、同図に於て、46は引取り装置から搬送され
る光学式スケール用連続シートにインクを塗布するため
のインク供給ローラー、48はインクの塗布をより確実
なものにするための補助ローラーA、47は光学式スケ
ール用連続シートに塗布されたインクの不必要なインク
を除去するための除去ローラー、49はインクの除去を
より確実なものにするための補助ローラーB、56は粗
面部(光遮断部)のみに形成されたインクを乾燥させ
て、インク形成するための温風乾燥機、55は粗面部
(光遮断部)のみにインクが形成された、インクを形成
した光学式スケール用連続シートである。
【0057】図29(A)は実施例12に示す、インク
を形成した光学式スケール用連続シートの詳細断面図、
図29(B)は比較例2に示す、粗面部の高さが鏡面部
より高い光学式スケール用連続シートにインクを形成し
た時の詳細断面図であり、図29(A)に於て、50は
粗面部(光遮断部)に形成されたインク、52は光学式
スケールの光遮断部、51は光学式スケールの光透過
部、53は粗面形成部の高さが鏡面形成部より高いフレ
キシブルスタンパー(45)で製造した光学式スケール
用連続シート、55は粗面部(光遮断部)にインクを形
成することにより、コントラストが向上したインクを形
成した光学式スケール用連続シートである。更に図29
(B)に於て、54は粗面形成部の高さが鏡面形成部よ
り低いフレキシブルスタンパー(38)で製造した光学
式スケール用連続シートである。
を形成した光学式スケール用連続シートの詳細断面図、
図29(B)は比較例2に示す、粗面部の高さが鏡面部
より高い光学式スケール用連続シートにインクを形成し
た時の詳細断面図であり、図29(A)に於て、50は
粗面部(光遮断部)に形成されたインク、52は光学式
スケールの光遮断部、51は光学式スケールの光透過
部、53は粗面形成部の高さが鏡面形成部より高いフレ
キシブルスタンパー(45)で製造した光学式スケール
用連続シート、55は粗面部(光遮断部)にインクを形
成することにより、コントラストが向上したインクを形
成した光学式スケール用連続シートである。更に図29
(B)に於て、54は粗面形成部の高さが鏡面形成部よ
り低いフレキシブルスタンパー(38)で製造した光学
式スケール用連続シートである。
【0058】図30は実施例13に示す、光学式エンコ
ーダーの構成を示す斜視図であり、60は実施例1で成
形した光学式スケール用連続シートを用いて製作したメ
インスケール、59は同様に実施例1で成形した光学式
スケール用連続シートを用いて製作したサブスケール、
57は光源である発光素子、58はメインスケールとサ
ブスケールを通過した光線を受ける受光素子である。
ーダーの構成を示す斜視図であり、60は実施例1で成
形した光学式スケール用連続シートを用いて製作したメ
インスケール、59は同様に実施例1で成形した光学式
スケール用連続シートを用いて製作したサブスケール、
57は光源である発光素子、58はメインスケールとサ
ブスケールを通過した光線を受ける受光素子である。
【0059】図31は比較例3に示す、光学式エンコー
ダーの構成を示す斜視図であり、61は写真製版フィル
ムで作製したメインスケールである。
ダーの構成を示す斜視図であり、61は写真製版フィル
ムで作製したメインスケールである。
【0060】以下に本発明の好ましい実施態様を示す。 (1)押出し法を用い、ロール状スタンパーにより熱可
塑性合成樹脂シートに光透過部と光遮断部を形成し光学
式エンコーダースケールを製造する方法に於いて、該ロ
ール状スタンパーに、光透過形成部と光遮断形成部を設
ける各々が平面とプリズム面から成り、平面とプリズム
面を一定のピッチ間隔で交互に配置したことを特徴とす
る光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー。
塑性合成樹脂シートに光透過部と光遮断部を形成し光学
式エンコーダースケールを製造する方法に於いて、該ロ
ール状スタンパーに、光透過形成部と光遮断形成部を設
ける各々が平面とプリズム面から成り、平面とプリズム
面を一定のピッチ間隔で交互に配置したことを特徴とす
る光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー。
【0061】(2)押出し法を用い、ロール状スタンパ
ーにより熱可塑性合成樹脂シートに光透過部と光遮断部
を形成し光学式エンコーダースケールを製造する方法に
於て、該ロール状スタンパーの空気残存防止機構として
平面又は、プリズム面に曲面(R面)を形成し光学式エ
ンコーダースケールの光学特性に悪影響を与えない範囲
内で、該ロール状スタンパーの凹凸形状をなだらかにし
たことを特徴とする上記(1)の光学式エンコーダース
ケール用ロール状スタンパー。
ーにより熱可塑性合成樹脂シートに光透過部と光遮断部
を形成し光学式エンコーダースケールを製造する方法に
於て、該ロール状スタンパーの空気残存防止機構として
平面又は、プリズム面に曲面(R面)を形成し光学式エ
ンコーダースケールの光学特性に悪影響を与えない範囲
内で、該ロール状スタンパーの凹凸形状をなだらかにし
たことを特徴とする上記(1)の光学式エンコーダース
ケール用ロール状スタンパー。
【0062】(3)押出し法を用い、ロール状スタンパ
ーにより熱可塑性合成樹脂シートに光透過部と光遮断部
を形成し光学式エンコーダースケールを製造する方法に
於て、該ロール状スタンパーに、光透過形成部と光遮断
形成部を設け各々が平面と四角錐から成り、平面と四角
錐を一定のピッチ間隔で交互に配置したことを特徴とす
る光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー。
ーにより熱可塑性合成樹脂シートに光透過部と光遮断部
を形成し光学式エンコーダースケールを製造する方法に
於て、該ロール状スタンパーに、光透過形成部と光遮断
形成部を設け各々が平面と四角錐から成り、平面と四角
錐を一定のピッチ間隔で交互に配置したことを特徴とす
る光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー。
【0063】(4)リン青銅基板に摺動面形成部を加工
する工程、次に光透過形成部と光遮断形成部を加工する
工程、摺動面形成部、光透過形成部、光遮断形成部の施
された面に硬質膜を形成することでリン青銅原盤(ファ
ザースタンパー)を製造する工程、リン青銅原盤の硬化
膜を施した面に紫外線硬化樹脂(2P樹脂)を滴下しそ
の上からガラス基板を重ね合せ紫外線を照射することで
ガラス原盤を製造する工程、ガラス原盤に導電化膜を形
成する工程、導電化処理の施されたガラス原盤に電鋳法
により金属膜を形成する工程、形成された金属膜を研磨
する工程、導電化膜と金属膜を一体としてガラス原盤よ
り剥離する工程、所定の寸法にトリミングした後固定具
を溶接しフレキシブルスタンパーを製造する工程、さら
に固定具とほぼ同形状の溝をロールに施し、この溝に固
定具を挿入し、前記、固定具の少なくとも一方にテンシ
ョンの掛かる機構を設けフレキシブルスタンパーをロー
ラーに固定する工程から成る上記(1)〜(3)の光学
式エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方
法。
する工程、次に光透過形成部と光遮断形成部を加工する
工程、摺動面形成部、光透過形成部、光遮断形成部の施
された面に硬質膜を形成することでリン青銅原盤(ファ
ザースタンパー)を製造する工程、リン青銅原盤の硬化
膜を施した面に紫外線硬化樹脂(2P樹脂)を滴下しそ
の上からガラス基板を重ね合せ紫外線を照射することで
ガラス原盤を製造する工程、ガラス原盤に導電化膜を形
成する工程、導電化処理の施されたガラス原盤に電鋳法
により金属膜を形成する工程、形成された金属膜を研磨
する工程、導電化膜と金属膜を一体としてガラス原盤よ
り剥離する工程、所定の寸法にトリミングした後固定具
を溶接しフレキシブルスタンパーを製造する工程、さら
に固定具とほぼ同形状の溝をロールに施し、この溝に固
定具を挿入し、前記、固定具の少なくとも一方にテンシ
ョンの掛かる機構を設けフレキシブルスタンパーをロー
ラーに固定する工程から成る上記(1)〜(3)の光学
式エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方
法。
【0064】(5)リン青銅原盤の硬質膜が硬化ニッケ
ルメッキであることを特徴とする上記(4)の光学式エ
ンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方法。 (6)光透過形成部と光遮断形成部が成形方向に対して
平行に配置されるロール状スタンパーに於て、光透過形
成部を凹曲面(逆かまぼこ形状)にしたことを特徴とす
る上記(2)の光学式エンコーダースケール用ロール状
スタンパー。
ルメッキであることを特徴とする上記(4)の光学式エ
ンコーダースケール用ロール状スタンパーの製造方法。 (6)光透過形成部と光遮断形成部が成形方向に対して
平行に配置されるロール状スタンパーに於て、光透過形
成部を凹曲面(逆かまぼこ形状)にしたことを特徴とす
る上記(2)の光学式エンコーダースケール用ロール状
スタンパー。
【0065】(7)光透過形成部と光遮断形成部が成形
方向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て、光透過形成部が凸曲面(かまぼこ形状)且つ光遮断
形成部の形成方向の傾斜角度が45度以下であることを
特徴とする上記(2)の光学式エンコーダースケール用
ロール状スタンパー。
方向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て、光透過形成部が凸曲面(かまぼこ形状)且つ光遮断
形成部の形成方向の傾斜角度が45度以下であることを
特徴とする上記(2)の光学式エンコーダースケール用
ロール状スタンパー。
【0066】(8)光透過形成部と光遮断形成部が成形
方向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て光透過形成部と光遮断形成部の両方が凸曲面(かまぼ
こ形状)であることを特徴とする上記(2)の光学式エ
ンコーダースケール用ロール状スタンパー。
方向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て光透過形成部と光遮断形成部の両方が凸曲面(かまぼ
こ形状)であることを特徴とする上記(2)の光学式エ
ンコーダースケール用ロール状スタンパー。
【0067】(9)光透過形成部と光遮断形成部が成形
方向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て、摺動面形成部を隔て隣接する光学式エンコーダース
ケールに対応したパターンを0.5ピッチの奇数倍ずら
して配置したことを特徴とする上記(2)の光学式エン
コーダースケール用ロール状スタンパー。
方向に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於
て、摺動面形成部を隔て隣接する光学式エンコーダース
ケールに対応したパターンを0.5ピッチの奇数倍ずら
して配置したことを特徴とする上記(2)の光学式エン
コーダースケール用ロール状スタンパー。
【0068】(10)押出し法を用い、ロール状スタン
パーにより熱可塑性合成樹脂シートに光透過部と光遮断
部を形成し光学式エンコーダースケールを製造する方法
に於て、該ロール状スタンパーに、光透過形成部と光遮
断形成部を設け各々が鏡面と粗面から成り、鏡面と粗面
を一定のピッチ間隔で交互に配置したことを特徴とする
光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー。
パーにより熱可塑性合成樹脂シートに光透過部と光遮断
部を形成し光学式エンコーダースケールを製造する方法
に於て、該ロール状スタンパーに、光透過形成部と光遮
断形成部を設け各々が鏡面と粗面から成り、鏡面と粗面
を一定のピッチ間隔で交互に配置したことを特徴とする
光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー。
【0069】(11)ガラス基板に、光学式エンコーダ
ースケールに対応するパターンをフォトレジストでパタ
ーニングする工程、次に乾燥式・湿式のいずれかの方法
で露出したガラス表面をエッチングする工程、紫外線硬
化樹脂(2P樹脂)をエッチングする面に滴下しその上
からガラス基板を重ね合せ紫外線を照射することでガラ
ス原盤を製造する工程、ガラス原盤に導電化膜を形成す
る工程、導電化処理の施されたガラス原盤に電鋳法によ
り金属膜を形成する工程、形成された金属膜を研磨する
工程、導電化膜と金属膜を一体としてガラス原盤より剥
離する工程、所定の寸法にトリミングした後固定具を溶
接しフレキシブルスタンパーを製造する工程、フレキシ
ブルスタンパーに摺動面形成部を施す工程、さらに固定
具とほぼ同形状の溝をロールに施し、この溝に固定具を
挿入し、前記、固定具の少なくとも一方にテンションの
掛かる機構を設けフレキシブルスタンパーをローラーに
固定する工程から成ることを特徴とする上記(10)の
光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製
造方法。
ースケールに対応するパターンをフォトレジストでパタ
ーニングする工程、次に乾燥式・湿式のいずれかの方法
で露出したガラス表面をエッチングする工程、紫外線硬
化樹脂(2P樹脂)をエッチングする面に滴下しその上
からガラス基板を重ね合せ紫外線を照射することでガラ
ス原盤を製造する工程、ガラス原盤に導電化膜を形成す
る工程、導電化処理の施されたガラス原盤に電鋳法によ
り金属膜を形成する工程、形成された金属膜を研磨する
工程、導電化膜と金属膜を一体としてガラス原盤より剥
離する工程、所定の寸法にトリミングした後固定具を溶
接しフレキシブルスタンパーを製造する工程、フレキシ
ブルスタンパーに摺動面形成部を施す工程、さらに固定
具とほぼ同形状の溝をロールに施し、この溝に固定具を
挿入し、前記、固定具の少なくとも一方にテンションの
掛かる機構を設けフレキシブルスタンパーをローラーに
固定する工程から成ることを特徴とする上記(10)の
光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパーの製
造方法。
【0070】(12)ガラス、金属、セラミック等のマ
スク部材に光学式エンコーダースケールのパターンでス
リットを施す工程、スリットの施されたマスク部材をガ
ラス基板に密着させた後サンドブラスト加工(スラッジ
と水の混合液を高圧力で物体に噴射しエッチングを行な
う加工法)を行ないガラス基盤を製造する工程、ガラス
原盤に導電化膜を形成する工程、導電化処理の施された
ガラス原盤に電鋳法により金属膜を形成する工程、形成
された金属膜を研磨する工程、導電化膜と金属膜を一体
としてガラス原盤より剥離する工程、所定の寸法にトリ
ミングした後固定具を溶接フレキシブルスタンパーを製
造する工程、フレキシブルスタンパーに摺動面形状部を
施す工程、さらに固定具とほぼ同形状の溝をロールに施
し、この溝に固定具を挿入し、前記、固定具の少なくと
も一方にテンションの掛かる機構を設けフレキシブルス
タンパーをローラーに固定する工程から成ることを特徴
とする上記(10)の光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーの製造方法。
スク部材に光学式エンコーダースケールのパターンでス
リットを施す工程、スリットの施されたマスク部材をガ
ラス基板に密着させた後サンドブラスト加工(スラッジ
と水の混合液を高圧力で物体に噴射しエッチングを行な
う加工法)を行ないガラス基盤を製造する工程、ガラス
原盤に導電化膜を形成する工程、導電化処理の施された
ガラス原盤に電鋳法により金属膜を形成する工程、形成
された金属膜を研磨する工程、導電化膜と金属膜を一体
としてガラス原盤より剥離する工程、所定の寸法にトリ
ミングした後固定具を溶接フレキシブルスタンパーを製
造する工程、フレキシブルスタンパーに摺動面形状部を
施す工程、さらに固定具とほぼ同形状の溝をロールに施
し、この溝に固定具を挿入し、前記、固定具の少なくと
も一方にテンションの掛かる機構を設けフレキシブルス
タンパーをローラーに固定する工程から成ることを特徴
とする上記(10)の光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーの製造方法。
【0071】(13)粗面の金属板に光学式エンコーダ
ースケールのパターンをフォトレジストを用いパターニ
ングする工程、パターニングした面に紫外線硬化樹脂
(2P樹脂)を滴下しフォトレジスト層より薄く全面均
一に形成する工程、フォトレジスト層を除去した後所定
の寸法にトリミングする工程、トリミングした後、摺動
面形成部を施す工程、摺動面形成部を施した後、固定具
を溶接しフレキシブルスタンパーを製造する工程、さら
に固定具とほぼ同形状の溝をロールに施し、この溝に固
定具を挿入し、前記、固定具の少なくとも一方にテンシ
ョンの掛かる機構を設けフレキシブルスタンパーをロー
ラーに固定する工程から成ることを特徴とする上記(1
0)の光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパ
ーの製造方法。
ースケールのパターンをフォトレジストを用いパターニ
ングする工程、パターニングした面に紫外線硬化樹脂
(2P樹脂)を滴下しフォトレジスト層より薄く全面均
一に形成する工程、フォトレジスト層を除去した後所定
の寸法にトリミングする工程、トリミングした後、摺動
面形成部を施す工程、摺動面形成部を施した後、固定具
を溶接しフレキシブルスタンパーを製造する工程、さら
に固定具とほぼ同形状の溝をロールに施し、この溝に固
定具を挿入し、前記、固定具の少なくとも一方にテンシ
ョンの掛かる機構を設けフレキシブルスタンパーをロー
ラーに固定する工程から成ることを特徴とする上記(1
0)の光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパ
ーの製造方法。
【0072】(14)鏡面の金属板に光学式エンコーダ
ースケールに対応するパターンをフォトレジストを用い
パターンする工程、次に乾式・湿式のいずれかの方法で
露出した金属鏡面をエッチングする工程、フォトレジス
ト層を除去した後所定の寸法にトリミングする工程、ト
リミングした後、摺動面形成部を施す工程、摺動面形状
部を施した後、固定具を溶接しフレキシブルスタンパー
を製造する工程、さらに固定具とほぼ同形状の溝をロー
ルに施し、この溝に固定具を挿入し、前記、固定具の少
なくとも一方にテンションの掛かる機能を設けフレキシ
ブルスタンパーをローラーに固定する工程から成ること
を特徴とする上記(10)の光学式エンコーダースケー
ル用ロール状スタンパーの製造方法。
ースケールに対応するパターンをフォトレジストを用い
パターンする工程、次に乾式・湿式のいずれかの方法で
露出した金属鏡面をエッチングする工程、フォトレジス
ト層を除去した後所定の寸法にトリミングする工程、ト
リミングした後、摺動面形成部を施す工程、摺動面形状
部を施した後、固定具を溶接しフレキシブルスタンパー
を製造する工程、さらに固定具とほぼ同形状の溝をロー
ルに施し、この溝に固定具を挿入し、前記、固定具の少
なくとも一方にテンションの掛かる機能を設けフレキシ
ブルスタンパーをローラーに固定する工程から成ること
を特徴とする上記(10)の光学式エンコーダースケー
ル用ロール状スタンパーの製造方法。
【0073】(15)光透過形成部と光遮断形成部であ
る鏡面と粗面が一定のピッチ間隔で交互に配置し且つ、
成形方向(ロール回転方向)に連続で配置されているこ
とを特徴とする上記(10)の光学式エンコーダースケ
ール用ロール状スタンパー。
る鏡面と粗面が一定のピッチ間隔で交互に配置し且つ、
成形方向(ロール回転方向)に連続で配置されているこ
とを特徴とする上記(10)の光学式エンコーダースケ
ール用ロール状スタンパー。
【0074】(16)金属、ポリイミド等のフレキシブ
ルなマスク部材に光学式エンコーダースケールのパター
ンでスリットを施す工程、フレキシブルなマスク部材を
ローラに巻付け密着させる工程、フレキシブルなマスク
部材を形成したローラを回転させながらサンドブラスト
加工(スラッジと水の混合液を高圧力で物体に噴射しエ
ッチングを行なう加工法)を行なう工程、フレキシブル
なマスク部材を取外し洗浄した後、エッチングの施され
たローラに躍動面形成部を加工する工程から成ることを
特徴とする上記(10)の光学式エンコーダースケール
用ロール状スタンパーの製造方法。
ルなマスク部材に光学式エンコーダースケールのパター
ンでスリットを施す工程、フレキシブルなマスク部材を
ローラに巻付け密着させる工程、フレキシブルなマスク
部材を形成したローラを回転させながらサンドブラスト
加工(スラッジと水の混合液を高圧力で物体に噴射しエ
ッチングを行なう加工法)を行なう工程、フレキシブル
なマスク部材を取外し洗浄した後、エッチングの施され
たローラに躍動面形成部を加工する工程から成ることを
特徴とする上記(10)の光学式エンコーダースケール
用ロール状スタンパーの製造方法。
【0075】(17)光透過形成部と光遮断形成部が成
形方向(ロール回転方向)に一定のピッチ間隔で配置さ
れ、それが連続であることを特徴とする上記(1)、
(2)の光学式エンコーダースケール用ロール状スタン
パー。
形方向(ロール回転方向)に一定のピッチ間隔で配置さ
れ、それが連続であることを特徴とする上記(1)、
(2)の光学式エンコーダースケール用ロール状スタン
パー。
【0076】(18)鏡面ロールの回転方向に躍動面形
成部の溝を施す工程、回転方向と直交する方向に光透過
形成部の溝を一定のピッチ間隔で施し、光透過形成部と
光遮断形成部を一定のピッチ間隔で成形方向(ロール回
転方向)に連続で配置する工程から成ることを特徴とす
る上記(1)、(2)の光学式エンコーダースケール用
ロール状スタンパーの製造方法。
成部の溝を施す工程、回転方向と直交する方向に光透過
形成部の溝を一定のピッチ間隔で施し、光透過形成部と
光遮断形成部を一定のピッチ間隔で成形方向(ロール回
転方向)に連続で配置する工程から成ることを特徴とす
る上記(1)、(2)の光学式エンコーダースケール用
ロール状スタンパーの製造方法。
【0077】(19)光遮断形成部と光透過形成部が断
差を有し、光遮断形成部の高さが光透過形成部より高い
ことを特徴とする上記(1)〜(3)の光学式エンコー
ダースケール用ロール状スタンパー。 (20)光遮断形成部と光透過形成部が断差を有し、光
遮断形成部の高さが光透過形成部より高いことを特徴と
する上記(10)の光学式エンコーダースケール用ロー
ル状スタンパー。
差を有し、光遮断形成部の高さが光透過形成部より高い
ことを特徴とする上記(1)〜(3)の光学式エンコー
ダースケール用ロール状スタンパー。 (20)光遮断形成部と光透過形成部が断差を有し、光
遮断形成部の高さが光透過形成部より高いことを特徴と
する上記(10)の光学式エンコーダースケール用ロー
ル状スタンパー。
【0078】(21)粗面形成部と鏡面形成部が断差を
有し、粗面形成部の高さが鏡面形成部より高いことを特
徴とする上記(10)の光学式エンコーダースケール用
ロール状スタンパー。 (22)押し出し成形法に用いるロール状スタンパーと
して、上記(21)の光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーを用いたことを特徴とする光学式エン
コーダースケールの製造方法 (23)光遮断部と光透過部である粗面と鏡面を一定の
ピッチ間隔で交互に配置したことを特徴とする光学式エ
ンコーダースケール。 (24)粗面部と鏡面部に段差を有し、粗面部の高さが
鏡面部より低いことを特徴とする上記(23)のエンコ
ーダースケール。 (25)粗面部が成形方向と直交する方向に設けられた
微細な溝であることを特徴とする上記(24)のエンコ
ーダースケール。
有し、粗面形成部の高さが鏡面形成部より高いことを特
徴とする上記(10)の光学式エンコーダースケール用
ロール状スタンパー。 (22)押し出し成形法に用いるロール状スタンパーと
して、上記(21)の光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーを用いたことを特徴とする光学式エン
コーダースケールの製造方法 (23)光遮断部と光透過部である粗面と鏡面を一定の
ピッチ間隔で交互に配置したことを特徴とする光学式エ
ンコーダースケール。 (24)粗面部と鏡面部に段差を有し、粗面部の高さが
鏡面部より低いことを特徴とする上記(23)のエンコ
ーダースケール。 (25)粗面部が成形方向と直交する方向に設けられた
微細な溝であることを特徴とする上記(24)のエンコ
ーダースケール。
【0079】(26)粗面部にインクを形成したことを
特徴とする上記(23)〜(25)のエンコーダースケ
ール。 (27)光を利用して位置決めを行なうための光学式エ
ンコーダースケールに、光透過部と光遮断部を形成する
方法として、押出し法を用い連続的に製造することを特
徴とする光学式エンコーダースケールの製造法。
特徴とする上記(23)〜(25)のエンコーダースケ
ール。 (27)光を利用して位置決めを行なうための光学式エ
ンコーダースケールに、光透過部と光遮断部を形成する
方法として、押出し法を用い連続的に製造することを特
徴とする光学式エンコーダースケールの製造法。
【0080】(28)押出し法に用いるロール状スタン
パーとして上記(1)〜(15)の光学式エンコーダー
スケール用ロール状スタンパーを用いたことを特徴とす
る第28項の光学式エンコーダースケールの製造法。
パーとして上記(1)〜(15)の光学式エンコーダー
スケール用ロール状スタンパーを用いたことを特徴とす
る第28項の光学式エンコーダースケールの製造法。
【0081】(29)粗面の金属板に光学式エンコーダ
ースケールのパターンをフォトレジストを用いパターニ
ングする工程、パターニングされた粗面の金属板にエッ
チングを施し窪みを形成する工程、窪みを形成した粗面
の金属板に紫外線硬化樹脂(2P樹脂)を滴下し硬化さ
せることで、前記の窪みが埋まらない範囲で窪みの平坦
化を行なう工程、フォトレジスト層を除去した後所定の
寸法にトリミングする工程、トリミングした後、摺動面
形成部を施す工程、摺動面形成部を施した後、固定具を
溶接しフレキシブルスタンパーを製造する工程、さらに
固定具とほぼ同形状の溝をロールに施し、この溝に固定
具を挿入し、前記、固定具の少なくとも一方にテンショ
ンの掛かる機構を設けフレキシブルスタンパーをローラ
ーに固定する工程から成ることを特徴とする上記(1
0)の光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパ
ーの製造方法。
ースケールのパターンをフォトレジストを用いパターニ
ングする工程、パターニングされた粗面の金属板にエッ
チングを施し窪みを形成する工程、窪みを形成した粗面
の金属板に紫外線硬化樹脂(2P樹脂)を滴下し硬化さ
せることで、前記の窪みが埋まらない範囲で窪みの平坦
化を行なう工程、フォトレジスト層を除去した後所定の
寸法にトリミングする工程、トリミングした後、摺動面
形成部を施す工程、摺動面形成部を施した後、固定具を
溶接しフレキシブルスタンパーを製造する工程、さらに
固定具とほぼ同形状の溝をロールに施し、この溝に固定
具を挿入し、前記、固定具の少なくとも一方にテンショ
ンの掛かる機構を設けフレキシブルスタンパーをローラ
ーに固定する工程から成ることを特徴とする上記(1
0)の光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパ
ーの製造方法。
【0082】(30)上記(23)〜(26)の光学式
エンコーダースケールを用いたことを特徴とする光学式
エンコーダー。 (31)上記(30)の光学式エンコーダーを用いたこ
とを特徴とする情報印字装置。
エンコーダースケールを用いたことを特徴とする光学式
エンコーダー。 (31)上記(30)の光学式エンコーダーを用いたこ
とを特徴とする情報印字装置。
【0083】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明がこれらに限定されるものではな
い。
に説明するが、本発明がこれらに限定されるものではな
い。
【0084】実施例1 まず、図10のリン青銅原盤の製造方法を示す工程説明
図と図11のフレキシブルスタンパーの製造方法を示す
工程説明図に基づき、電鋳法によるフレキシブルスタン
パーの製造方法について述べる。
図と図11のフレキシブルスタンパーの製造方法を示す
工程説明図に基づき、電鋳法によるフレキシブルスタン
パーの製造方法について述べる。
【0085】図10工程(A)に示されるように、45
0×200×80mmのリン青銅基板5の表面に摺動面
形成部3として深さ60μm、幅6mmの溝を施し、幅
4mmのスケールに対応するパターンの形成部4を11
本形成した。(凹凸のピッチ10mm)摺動面形成部3
の加工方法は、予め鏡面加工の施されたリン青銅基板5
を研削加工機に取付けた後、焼結ダイヤモンドバイトを
用いて行った。
0×200×80mmのリン青銅基板5の表面に摺動面
形成部3として深さ60μm、幅6mmの溝を施し、幅
4mmのスケールに対応するパターンの形成部4を11
本形成した。(凹凸のピッチ10mm)摺動面形成部3
の加工方法は、予め鏡面加工の施されたリン青銅基板5
を研削加工機に取付けた後、焼結ダイヤモンドバイトを
用いて行った。
【0086】次に、工程(B)に示されるように、スケ
ールに対応するパターンの形成部4に単結晶ダイヤモン
ドバイトA6を用いて光透過形成部1と光遮断形成部2
を設けた。焼結ダイヤモンドバイトから単結晶ダイヤモ
ンドバイトAへダイヤモンドバイトの交換を行った後、
切削方向を90度傾けることでスケールに対応するパタ
ーンの形成部4に対して直角に光透過形成部1の刻線加
工を行なった。(リン青銅基板5を90度傾け研削加工
機に取付け直してもよい。)切込み深さ35μm・送り
ピッチ70.6μmの設定で4700本の刻線加工を行
った。尚、単結晶ダイヤモンドバイトAの形状は図12
に示す様に先端に曲面が形成されており、この曲面によ
って空気残存防止機構を持つ、光学式エンコーダースケ
ール用スタンパー22を得ることができる。
ールに対応するパターンの形成部4に単結晶ダイヤモン
ドバイトA6を用いて光透過形成部1と光遮断形成部2
を設けた。焼結ダイヤモンドバイトから単結晶ダイヤモ
ンドバイトAへダイヤモンドバイトの交換を行った後、
切削方向を90度傾けることでスケールに対応するパタ
ーンの形成部4に対して直角に光透過形成部1の刻線加
工を行なった。(リン青銅基板5を90度傾け研削加工
機に取付け直してもよい。)切込み深さ35μm・送り
ピッチ70.6μmの設定で4700本の刻線加工を行
った。尚、単結晶ダイヤモンドバイトAの形状は図12
に示す様に先端に曲面が形成されており、この曲面によ
って空気残存防止機構を持つ、光学式エンコーダースケ
ール用スタンパー22を得ることができる。
【0087】刻線加工の終了後、洗浄を行い、腐食防止
と表面硬化の目的のため硬質ニッケルメッキを厚さ10
00Åに形成することで、工程(C)に示すリン青銅原
盤7(ファザースタンパー)を製作した。
と表面硬化の目的のため硬質ニッケルメッキを厚さ10
00Åに形成することで、工程(C)に示すリン青銅原
盤7(ファザースタンパー)を製作した。
【0088】次に、図11工程(A)〜(C)に示され
るように、ウレタンアクリレート30重量部、ネオペン
チルグリコール変性トリメチロールプロパンジアクリレ
ート67重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトン3重量部の組成比からなる紫外線硬化樹脂8を
充分に脱気した後、リン青銅原盤7の凹凸の施されたパ
ターン面に30gの量を滴下した。
るように、ウレタンアクリレート30重量部、ネオペン
チルグリコール変性トリメチロールプロパンジアクリレ
ート67重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトン3重量部の組成比からなる紫外線硬化樹脂8を
充分に脱気した後、リン青銅原盤7の凹凸の施されたパ
ターン面に30gの量を滴下した。
【0089】次に、大きさ480×250×15mmの
ガラス基板10の片面にシランカップリング剤の1vo
1%メタノール溶液(商品名:A−174、日本ユニカ
ー(株))をスピンコートし、70℃・2時間の設定条
件のオーブンでベーキングしたものを予め用意して置
き、上記紫外線硬化樹脂8の上にシランカップリング処
理面を下にして、端からゆっくり重ね合せ紫外線硬化樹
脂8が外周部まで広がるまで待った後、メタルハライド
ランプ(商品名:UVC−2533、ウシオ電気
(株))を用いて、160W/cm、ランプ間距離13
0mmの条件設定で紫外線を照射して樹脂を硬化させ
た。硬化後に、リン青銅原盤7から剥離して凹凸のスケ
ールパターン19をガラズ基板10の片面に形成したガ
ラス原盤11を得た。
ガラス基板10の片面にシランカップリング剤の1vo
1%メタノール溶液(商品名:A−174、日本ユニカ
ー(株))をスピンコートし、70℃・2時間の設定条
件のオーブンでベーキングしたものを予め用意して置
き、上記紫外線硬化樹脂8の上にシランカップリング処
理面を下にして、端からゆっくり重ね合せ紫外線硬化樹
脂8が外周部まで広がるまで待った後、メタルハライド
ランプ(商品名:UVC−2533、ウシオ電気
(株))を用いて、160W/cm、ランプ間距離13
0mmの条件設定で紫外線を照射して樹脂を硬化させ
た。硬化後に、リン青銅原盤7から剥離して凹凸のスケ
ールパターン19をガラズ基板10の片面に形成したガ
ラス原盤11を得た。
【0090】更に、工程(D)では、電鋳法により金属
膜を形成するための前処理として、スパッター装置、蒸
着装置、等の成膜装置を用い、導電化処理を行なう。膜
厚1000Åのニッケル膜をスパッター装置により成膜
することで、導電化膜9をガラス原盤11の上に形成し
た。作業手順は以下に示す通りである。上記のガラス原
盤11をスパッター装置(商品名:SPF−530H、
日電アネルバ(株))の試料ステージに取付けマスク板
で有効部を保護し、チャンバー内を真空引きした後、到
達真空度4.0×10-3Pa、RFパワー1kW、基盤
回転数10rpmの条件で逆スパッターを10分間行っ
た。次いで、同条件でDCパワー0.5kWで膜厚10
00Åのニッケル膜をガラス原盤11に成膜した。
膜を形成するための前処理として、スパッター装置、蒸
着装置、等の成膜装置を用い、導電化処理を行なう。膜
厚1000Åのニッケル膜をスパッター装置により成膜
することで、導電化膜9をガラス原盤11の上に形成し
た。作業手順は以下に示す通りである。上記のガラス原
盤11をスパッター装置(商品名:SPF−530H、
日電アネルバ(株))の試料ステージに取付けマスク板
で有効部を保護し、チャンバー内を真空引きした後、到
達真空度4.0×10-3Pa、RFパワー1kW、基盤
回転数10rpmの条件で逆スパッターを10分間行っ
た。次いで、同条件でDCパワー0.5kWで膜厚10
00Åのニッケル膜をガラス原盤11に成膜した。
【0091】次に工程(E)〜(F)では、導電化膜9
の施されたガラス原盤11に電鋳法により金属膜12を
形成する。スルファミン酸ニッケル電鋳液中で、導電化
膜9の施されたガラス原盤11を20〜30rpmで回
転させながら、通電電流の時間積分値180〜360A
H(アンペア・アワー)の条件で100〜200μmの
ニッケル金属を析出させ、金属膜12を形成した。
の施されたガラス原盤11に電鋳法により金属膜12を
形成する。スルファミン酸ニッケル電鋳液中で、導電化
膜9の施されたガラス原盤11を20〜30rpmで回
転させながら、通電電流の時間積分値180〜360A
H(アンペア・アワー)の条件で100〜200μmの
ニッケル金属を析出させ、金属膜12を形成した。
【0092】ここで使用した電鋳液は、以下のごとき組
成のものである。
成のものである。
【0093】
【表1】 スルファミン酸ニッケル・4水塩 Ni(NH2 SO3 )2 ・4H2 O〕 500g/1 硼酸〔H3 BO3 〕 35〜38g/1 ピット防止剤 2.5mI/1
【0094】次に、金属膜12を研磨し、最後に工程
(F)において、導電化膜9及び金属膜12を一体とし
てガラス原盤11より剥離させ、レーザー切断で440
×180mmの大きさにトリミングした後、両端の短辺
部に固定具を溶接する事により、光透過形成部/光遮断
形成部(35.3μm/35.3μm)、段差:22.
6μmの光学式エンコーダースケールに対応するパター
ン20の形成された図1(A),(B)、及び図8に示
されるフレキシブルスタンパー13(22)が得られ
た。
(F)において、導電化膜9及び金属膜12を一体とし
てガラス原盤11より剥離させ、レーザー切断で440
×180mmの大きさにトリミングした後、両端の短辺
部に固定具を溶接する事により、光透過形成部/光遮断
形成部(35.3μm/35.3μm)、段差:22.
6μmの光学式エンコーダースケールに対応するパター
ン20の形成された図1(A),(B)、及び図8に示
されるフレキシブルスタンパー13(22)が得られ
た。
【0095】上記の、光学式エンコーダースケール用フ
レキシブルスタンパー13(22)を予め固定具とほぼ
同形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×1
78mm、厚み100μmのボリイミドフィルムを介し
て取り付けた後、固定具間の隙間をシリコーン樹脂(商
品名:KE1204A・KE1204B)を充填して1
00℃で30分間硬化した後、余分にはみ出た樹脂をカ
ッターで除去して図1及び図4(A)に示すようなロー
ル状スタンパー14を作製した。本実施例では図1に示
される様に、光透過形成部と光遮断形成部が成形方向に
対して平行に配置されるロール状スタンパー14を用い
た。
レキシブルスタンパー13(22)を予め固定具とほぼ
同形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×1
78mm、厚み100μmのボリイミドフィルムを介し
て取り付けた後、固定具間の隙間をシリコーン樹脂(商
品名:KE1204A・KE1204B)を充填して1
00℃で30分間硬化した後、余分にはみ出た樹脂をカ
ッターで除去して図1及び図4(A)に示すようなロー
ル状スタンパー14を作製した。本実施例では図1に示
される様に、光透過形成部と光遮断形成部が成形方向に
対して平行に配置されるロール状スタンパー14を用い
た。
【0096】即ち、図1(B)に示す矢印aの方向に押
し出し成形されることになる。又、破断線x−x′の詳
細な断面図を図2(B)に示す。このロール状スタンパ
ー14を図9に示す様な装置に取付けた後、押し出し機
18のTダイ16からビスフェノールA系ポリカーボネ
ート(商品名:H−3000R、三菱ガス化学(株))
の溶融樹脂を280℃〜340℃の樹脂温度で押し出
し、ロール状スタンパー14と鏡面ローラー15の間を
通し、ロール状スタンパー14に対する鏡面ローラー1
5の押圧力を2500kgfに調節して厚さ0.3mm
×幅250mmの光学式スケール用連続シート17を製
造した。尚、空気残存防止機構を設けたスタンパー22
による成形の状態を図2(B)に示す。
し出し成形されることになる。又、破断線x−x′の詳
細な断面図を図2(B)に示す。このロール状スタンパ
ー14を図9に示す様な装置に取付けた後、押し出し機
18のTダイ16からビスフェノールA系ポリカーボネ
ート(商品名:H−3000R、三菱ガス化学(株))
の溶融樹脂を280℃〜340℃の樹脂温度で押し出
し、ロール状スタンパー14と鏡面ローラー15の間を
通し、ロール状スタンパー14に対する鏡面ローラー1
5の押圧力を2500kgfに調節して厚さ0.3mm
×幅250mmの光学式スケール用連続シート17を製
造した。尚、空気残存防止機構を設けたスタンパー22
による成形の状態を図2(B)に示す。
【0097】成形条件としては、Tダイ16の温度を3
20℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を5m/min、樹脂の押し
出し量を27Kg/hとなるように調整して4時間の連
続成形を行った。この様にして成形された光学式スケー
ルについて気泡欠陥を各々スケールパターン毎に4×4
mmの範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下
であり、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無か
った。
20℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を5m/min、樹脂の押し
出し量を27Kg/hとなるように調整して4時間の連
続成形を行った。この様にして成形された光学式スケー
ルについて気泡欠陥を各々スケールパターン毎に4×4
mmの範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下
であり、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無か
った。
【0098】又、転写精度は95%以上であり、非常に
高品質な光学式スケールを短時間にしかも大量に製造す
ることが出来た。尚、本実施例において転写の測定は、
触針式段差測定機(商品名:アルファーステップ20
0、テンコール・インスツルメンツ(株))を用いて行
なった。測定条件は、スキャン範囲400μm、スキャ
ン時間40秒、針圧3mgの設定とした。
高品質な光学式スケールを短時間にしかも大量に製造す
ることが出来た。尚、本実施例において転写の測定は、
触針式段差測定機(商品名:アルファーステップ20
0、テンコール・インスツルメンツ(株))を用いて行
なった。測定条件は、スキャン範囲400μm、スキャ
ン時間40秒、針圧3mgの設定とした。
【0099】転写精度は、ガラス原盤の光透過部の幅を
測定した値Aを基準として、成形した光学式スケールで
の光透過部の幅を測定した値aとの比a/Aで評価し
た。
測定した値Aを基準として、成形した光学式スケールで
の光透過部の幅を測定した値aとの比a/Aで評価し
た。
【0100】比較例1 リン青銅原盤を製作するときに、スケールに対応するパ
ターン形成部4に図13に示すような単結晶ダイヤモン
ドバイトB25を用いて光透過形成部1と光遮断形成部
2を設けた。切込み深さ30μm・送りピッチ70.6
μmの設定で4700本の刻線加工を行なった。その他
の工程は実施例1と同様の方法で、空気残存防止機構を
持たないスタンパー21を製作した。図3に空気残存防
止機構を持たないスタンパー21の斜視図を示す。
ターン形成部4に図13に示すような単結晶ダイヤモン
ドバイトB25を用いて光透過形成部1と光遮断形成部
2を設けた。切込み深さ30μm・送りピッチ70.6
μmの設定で4700本の刻線加工を行なった。その他
の工程は実施例1と同様の方法で、空気残存防止機構を
持たないスタンパー21を製作した。図3に空気残存防
止機構を持たないスタンパー21の斜視図を示す。
【0101】更に、予め固定具とほぼ同形状の溝を施し
てあるローラーに実施例1と同様の方法で取り付け、図
1(A)及び図8に示す様な光透過形成部と光遮断形成
部が成形方向に対して平行に配置されるロール状スタン
パー14(21)を作製した。
てあるローラーに実施例1と同様の方法で取り付け、図
1(A)及び図8に示す様な光透過形成部と光遮断形成
部が成形方向に対して平行に配置されるロール状スタン
パー14(21)を作製した。
【0102】このロール状スタンパー14(21)を用
いて実施例1と同条件で、厚さ0.3mm×幅250m
mの光学式スケール用連続シート17を製造した。その
結果、図3に示す矢印aの方向に押し出し成形されるこ
とになる為、図2(A)に示す様に、気泡欠陥23が発
生した。尚、図2(A)は、第3図の破断線y−y′の
詳細な断面図である。次に、各スケールパターン毎に4
×4mmの範囲で3箇所づつ欠陥数を調べた結果、欠陥
数は50〜100個程度であった。光学式スケールとし
ての性能を評価したところ、信号振幅の振れ幅が10%
以上あり、光学式スケールの性能としては不充分なもの
であった。又、実施例1と同様の方法で転写精度評価し
たところ、a/Aの値が80%以下の箇所もあった。
いて実施例1と同条件で、厚さ0.3mm×幅250m
mの光学式スケール用連続シート17を製造した。その
結果、図3に示す矢印aの方向に押し出し成形されるこ
とになる為、図2(A)に示す様に、気泡欠陥23が発
生した。尚、図2(A)は、第3図の破断線y−y′の
詳細な断面図である。次に、各スケールパターン毎に4
×4mmの範囲で3箇所づつ欠陥数を調べた結果、欠陥
数は50〜100個程度であった。光学式スケールとし
ての性能を評価したところ、信号振幅の振れ幅が10%
以上あり、光学式スケールの性能としては不充分なもの
であった。又、実施例1と同様の方法で転写精度評価し
たところ、a/Aの値が80%以下の箇所もあった。
【0103】実施例2 図10工程(A)に示されるように、450×200×
80mmのリン青銅基盤5の表面に摺動面形成部3とし
て深さ60μm、幅6mmの溝を施し、幅4mmのスケ
ールに対応するパターンの形成部4を11本形成した。
(凹凸のピッチ10mm)摺動面形成部3の加工方法
は、予め鏡面加工の施されたリン青銅基盤5を研削加工
機に取付けた後、焼結ダイヤモンドバイトを用いて行な
った。
80mmのリン青銅基盤5の表面に摺動面形成部3とし
て深さ60μm、幅6mmの溝を施し、幅4mmのスケ
ールに対応するパターンの形成部4を11本形成した。
(凹凸のピッチ10mm)摺動面形成部3の加工方法
は、予め鏡面加工の施されたリン青銅基盤5を研削加工
機に取付けた後、焼結ダイヤモンドバイトを用いて行な
った。
【0104】次に、図13に示される単結晶ダイヤモン
ドバイトB25を用いて、図10(A)のスケールに対
応するパターンの形成部4に光透過形成部1と光遮断形
成部2を設けた。焼結ダイヤモンドバイトから単結晶ダ
イヤモンドバイトAへダイヤモンドバイトの交換を行っ
た後、切削方向を90度傾けることでスケールに対応す
るパターンの形成部4に対して直角に光透過形成部1の
刻線加工を行なった。光透過形成部1の形状を凸曲面
(かまぼこ形状)にする為、切込み深さは、スケールに
対応するパターンの形成部4の両端では50μm、スケ
ールに対応するパターンの形成部4の中央部では30μ
mになるように設定した。送りピッチの設定は70.6
μmとし、4700本の刻線加工を行なった。
ドバイトB25を用いて、図10(A)のスケールに対
応するパターンの形成部4に光透過形成部1と光遮断形
成部2を設けた。焼結ダイヤモンドバイトから単結晶ダ
イヤモンドバイトAへダイヤモンドバイトの交換を行っ
た後、切削方向を90度傾けることでスケールに対応す
るパターンの形成部4に対して直角に光透過形成部1の
刻線加工を行なった。光透過形成部1の形状を凸曲面
(かまぼこ形状)にする為、切込み深さは、スケールに
対応するパターンの形成部4の両端では50μm、スケ
ールに対応するパターンの形成部4の中央部では30μ
mになるように設定した。送りピッチの設定は70.6
μmとし、4700本の刻線加工を行なった。
【0105】刻線加工の終了後、洗浄を行い、腐食防止
と表面硬化の目的のため硬質ニッケルメッキを厚さ10
00Åに形成することで、リン青銅原盤7(ファザース
タンパー)を製作した。
と表面硬化の目的のため硬質ニッケルメッキを厚さ10
00Åに形成することで、リン青銅原盤7(ファザース
タンパー)を製作した。
【0106】次に、実施例1と同様の方法で3枚のガラ
ス原盤11を得た後、研磨工程まで作業を進め、導電化
膜9及び金属膜12を一体としてガラス原盤11より剥
離させ、レーザー切断で440×150mmの大きさに
予備トリミングしたものを3枚用意した。
ス原盤11を得た後、研磨工程まで作業を進め、導電化
膜9及び金属膜12を一体としてガラス原盤11より剥
離させ、レーザー切断で440×150mmの大きさに
予備トリミングしたものを3枚用意した。
【0107】上記の3枚を光学式エンコーダースケール
に対応するパターン20と平行に溶接し、レーザー切断
で440×440mmの大きさにトリミングした後、ス
ケールに対応するパターン20と平行に固定具を溶接す
る事により、図4(A)及び(B)に示す光透過形成部
/光遮断形成部(35.3μm/35.3μm)、段
差:17.6〜37.6μmの光学式エンコーダースケ
ールに対応するパターン20の形成されたフレキシブル
スタンパー13(22)が得られた。
に対応するパターン20と平行に溶接し、レーザー切断
で440×440mmの大きさにトリミングした後、ス
ケールに対応するパターン20と平行に固定具を溶接す
る事により、図4(A)及び(B)に示す光透過形成部
/光遮断形成部(35.3μm/35.3μm)、段
差:17.6〜37.6μmの光学式エンコーダースケ
ールに対応するパターン20の形成されたフレキシブル
スタンパー13(22)が得られた。
【0108】次に、光学式エンコーダースケール用フレ
キシブルスタンパー13(22)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×43
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図4(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。図4(A)に示すロール
状スタンパー14は光透過形成部と光遮断形成部が成形
方向に対して垂直に配置される為、図4(B)に示す矢
印aの方向に押し出し成形されることになる。
キシブルスタンパー13(22)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×43
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図4(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。図4(A)に示すロール
状スタンパー14は光透過形成部と光遮断形成部が成形
方向に対して垂直に配置される為、図4(B)に示す矢
印aの方向に押し出し成形されることになる。
【0109】このロール状スタンパー14を図9に示す
様な装置に取り付けた後、押し出し機18のTダイ16
からアモルファスポリオレフィン(商品名:ゼオネック
ス250、日本ゼオン(株))の溶融樹脂を280℃〜
340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパー1
4と鏡面ローラー15の間を通し、ロール状スタンパー
14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2000kg
fに調節して厚さ0.3mm×幅520mmの光学式ス
ケール用連続シート17を製造した。
様な装置に取り付けた後、押し出し機18のTダイ16
からアモルファスポリオレフィン(商品名:ゼオネック
ス250、日本ゼオン(株))の溶融樹脂を280℃〜
340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパー1
4と鏡面ローラー15の間を通し、ロール状スタンパー
14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2000kg
fに調節して厚さ0.3mm×幅520mmの光学式ス
ケール用連続シート17を製造した。
【0110】成形条件としては、Tダイ16の温度を3
30℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を4m/min、樹脂の押し
出し量を14.5kg/hとなるように調整して4時間
の連続成形を行なった。
30℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を4m/min、樹脂の押し
出し量を14.5kg/hとなるように調整して4時間
の連続成形を行なった。
【0111】この様にして成形された光学式スケールに
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。又、転写精度は95%以上であり、非常に高品質な
光学式スケールを短時間にしかも大量に製造することが
出来た。
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。又、転写精度は95%以上であり、非常に高品質な
光学式スケールを短時間にしかも大量に製造することが
出来た。
【0112】実施例3 図7工程(A)に示されるように、450×200×8
0mmのリン青銅基盤5の表面に摺動面形成部3として
深さ150μm、幅8mmの台形溝を施し、幅2mmの
スケールに対応するパターンの形成部4を11本形成し
た。(凹凸のピッチ10mm)摺動面形成部3の加工方
法は、予め鏡面加工の施されたリン青銅基盤5を研削加
工機に取り付けた後、焼結ダイヤモンドバイトを用いて
行なった。
0mmのリン青銅基盤5の表面に摺動面形成部3として
深さ150μm、幅8mmの台形溝を施し、幅2mmの
スケールに対応するパターンの形成部4を11本形成し
た。(凹凸のピッチ10mm)摺動面形成部3の加工方
法は、予め鏡面加工の施されたリン青銅基盤5を研削加
工機に取り付けた後、焼結ダイヤモンドバイトを用いて
行なった。
【0113】次に、図14に示される単結晶ダイヤモン
ドバイトC26を用いて、図7(A)のスケールに対応
するパターンの形成部4に光透過形成部1と光遮断形成
部2を設けた。焼結ダイヤモンドバイトから単結晶ダイ
ヤモンドバイトCへダイヤモンドバイトの交換を行った
後、切削方向を90度傾けることでスケールに対応する
パターンの形成部4に対して直角に光透過形成部1の刻
線加工を行なった。光遮断形成部2の形状を四角錐にす
る為、切込み深さ150μm・送りピッチ70.6μm
の設定で4700本の刻線加工を行なった。尚、単結晶
ダイヤモンドバイトCの形状は図14に示す様に複雑な
形状をしているが、エッジ部27は多少の丸みがあって
も構わず、場合によっては先端部も丸みを帯びても構わ
ない。
ドバイトC26を用いて、図7(A)のスケールに対応
するパターンの形成部4に光透過形成部1と光遮断形成
部2を設けた。焼結ダイヤモンドバイトから単結晶ダイ
ヤモンドバイトCへダイヤモンドバイトの交換を行った
後、切削方向を90度傾けることでスケールに対応する
パターンの形成部4に対して直角に光透過形成部1の刻
線加工を行なった。光遮断形成部2の形状を四角錐にす
る為、切込み深さ150μm・送りピッチ70.6μm
の設定で4700本の刻線加工を行なった。尚、単結晶
ダイヤモンドバイトCの形状は図14に示す様に複雑な
形状をしているが、エッジ部27は多少の丸みがあって
も構わず、場合によっては先端部も丸みを帯びても構わ
ない。
【0114】刻線加工の終了後、洗浄を行い、腐食防止
と表面硬化の目的のため硬質ニッケルメッキを厚さ10
00Åに形成することで、工程(B)に示すリン青銅原
盤7(ファザースタンパー)を製作した。
と表面硬化の目的のため硬質ニッケルメッキを厚さ10
00Åに形成することで、工程(B)に示すリン青銅原
盤7(ファザースタンパー)を製作した。
【0115】次に、実施例1と同様の方法で3枚のガラ
ス原盤11を得た後、研磨工程まで作業を進め、導電化
膜9及び金属膜12を一体としてガラス原盤11より剥
離させレーザー切断で440×150mmの大きさに予
備トリミングしたものを3枚用意した。
ス原盤11を得た後、研磨工程まで作業を進め、導電化
膜9及び金属膜12を一体としてガラス原盤11より剥
離させレーザー切断で440×150mmの大きさに予
備トリミングしたものを3枚用意した。
【0116】上記の3枚を光学式エンコーダースケール
に対応するパターン20と平行に溶接し、レーザー切断
で440×440mmの大きさにトリミングした後、ス
ケールに対応するパターン20と平行に固定具を溶接す
る事により、図4(A)及び、図5に示す光透過形成部
/光遮断形成部(35.3μm/35.3μm)、段
差:150μmの光学式エンコーダースケールに対応す
るパターン20の形成されたフレキシブルスタンパー1
3(22)が得られた。
に対応するパターン20と平行に溶接し、レーザー切断
で440×440mmの大きさにトリミングした後、ス
ケールに対応するパターン20と平行に固定具を溶接す
る事により、図4(A)及び、図5に示す光透過形成部
/光遮断形成部(35.3μm/35.3μm)、段
差:150μmの光学式エンコーダースケールに対応す
るパターン20の形成されたフレキシブルスタンパー1
3(22)が得られた。
【0117】次に、光学式エンコーダースケール用フレ
キシブルスタンパー13(22)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×43
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図4(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。図4(A)に示すロール
状スタンパー14は、光透過形成部と光遮断形成部が成
形方向に対して垂直に配置される為、図5に示す矢印a
の方向に押し出し成形されることになる。
キシブルスタンパー13(22)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×43
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図4(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。図4(A)に示すロール
状スタンパー14は、光透過形成部と光遮断形成部が成
形方向に対して垂直に配置される為、図5に示す矢印a
の方向に押し出し成形されることになる。
【0118】このロール状スタンパー14を図9に示す
様な装置に取り付けた後、押し出し機18のTダイ16
からアモルファスポリオレフィン(商品名:ゼオネック
ス250、日本ゼオン(株))の溶融樹脂を280℃〜
340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパー1
4と鏡面ローラー15の間を通し、ロール状スタンパー
14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2000kg
fに調節して厚さ0.3mm×幅520mmの光学式ス
ケール用連続シート17を製造した。
様な装置に取り付けた後、押し出し機18のTダイ16
からアモルファスポリオレフィン(商品名:ゼオネック
ス250、日本ゼオン(株))の溶融樹脂を280℃〜
340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパー1
4と鏡面ローラー15の間を通し、ロール状スタンパー
14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2000kg
fに調節して厚さ0.3mm×幅520mmの光学式ス
ケール用連続シート17を製造した。
【0119】成形条件としては、Tダイ16の温度を3
30℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を4m/min、樹脂の押し
出し量を14.5kg/hとなるように調整して4時間
の連続成形を行なった。
30℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を4m/min、樹脂の押し
出し量を14.5kg/hとなるように調整して4時間
の連続成形を行なった。
【0120】この様にして成形された光学式スケールに
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。 又、転写精度は95%以上であり、非常に高品質
な光学式スケールを短時間にしかも大量に製造すること
が出来た。
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。 又、転写精度は95%以上であり、非常に高品質
な光学式スケールを短時間にしかも大量に製造すること
が出来た。
【0121】実施例4 図10工程(A)に示されるように、450×200×
80mmのリン青銅基板5の表面に摺動面形成部3とし
て深さ60μm、幅6mmの溝を施し、幅4mmのスケ
ールに対応するパターンの形成部4を4本形成した。
(凹凸のピッチ10mm)摺動面形成部3の加工方法
は、予め鏡面加工の施されたリン青銅基板5を研削加工
機に取付けた後、焼結ダイヤモンドバイトを用いて行な
った。
80mmのリン青銅基板5の表面に摺動面形成部3とし
て深さ60μm、幅6mmの溝を施し、幅4mmのスケ
ールに対応するパターンの形成部4を4本形成した。
(凹凸のピッチ10mm)摺動面形成部3の加工方法
は、予め鏡面加工の施されたリン青銅基板5を研削加工
機に取付けた後、焼結ダイヤモンドバイトを用いて行な
った。
【0122】次に、スケールに対応するパターンの形成
部4に単結晶ダイヤモンドバイトA6を用いて光透過形
成部1と光遮断形成部2を設けた。焼結ダイヤモンドバ
イトから単結晶ダイヤモンドバイトAへダイヤモンドバ
イトの交換を行なった後、切削方向を90度傾けること
でスケールに対応するパターンの形成部4に対して直角
に光透過形成部1の刻線加工を千鳥パターンで行なっ
た。(リン青銅基板5を90度傾け研削加工機に取付け
直しても良い。)切込み深さ35μm・送りピッチ7
0.6μm設定で4700本の刻線加工を行なった。
尚、単結晶ダイヤモンドバイトAの形状は図12示す様
に先端に曲面が形成されており、この曲面と千鳥パター
ンによって空気残存防止機構を持つ、光学式エンコーダ
ースケール用スタンパー22を得ることができる。
部4に単結晶ダイヤモンドバイトA6を用いて光透過形
成部1と光遮断形成部2を設けた。焼結ダイヤモンドバ
イトから単結晶ダイヤモンドバイトAへダイヤモンドバ
イトの交換を行なった後、切削方向を90度傾けること
でスケールに対応するパターンの形成部4に対して直角
に光透過形成部1の刻線加工を千鳥パターンで行なっ
た。(リン青銅基板5を90度傾け研削加工機に取付け
直しても良い。)切込み深さ35μm・送りピッチ7
0.6μm設定で4700本の刻線加工を行なった。
尚、単結晶ダイヤモンドバイトAの形状は図12示す様
に先端に曲面が形成されており、この曲面と千鳥パター
ンによって空気残存防止機構を持つ、光学式エンコーダ
ースケール用スタンパー22を得ることができる。
【0123】該線加工の終了後、洗浄を行ない、腐蝕防
止と表面硬化の目的のため硬質ニッケルメッキを厚さ1
000Åに形成することで千鳥パターンのリン青銅原盤
7(ファザースタンパー)を作製した。
止と表面硬化の目的のため硬質ニッケルメッキを厚さ1
000Åに形成することで千鳥パターンのリン青銅原盤
7(ファザースタンパー)を作製した。
【0124】次に、実施例2と同様の方法で、スケール
に対応するパターン20と平行に固定具を溶接した、図
6に示すフレキシブルスタンパー13(22)が得られ
た。図6に示すフレキシブルスタンパー13(22)
は、光透過形成部/光遮断形成部(35.3μm/3
6.3μm)、段差:22.6μmである。
に対応するパターン20と平行に固定具を溶接した、図
6に示すフレキシブルスタンパー13(22)が得られ
た。図6に示すフレキシブルスタンパー13(22)
は、光透過形成部/光遮断形成部(35.3μm/3
6.3μm)、段差:22.6μmである。
【0125】次に、光学式エンコーダースケール用フレ
キシブルスタンパー13(22)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×43
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコン樹脂で埋め、図4(A)に示すようなロール状
スタンパー14を作製した。図4(A)に示すロール状
スタンパー14は、光透過形成部と光遮断形成部が成形
方向に対して垂直に配置され、且つ摺動面形成部を隔て
隣接する光学式エンコーダースケールに対応したパター
ンを成形方向に対して垂直方向に0.5ピッチの奇数倍
ずらして配置したことを特徴とするものである。
キシブルスタンパー13(22)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×43
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコン樹脂で埋め、図4(A)に示すようなロール状
スタンパー14を作製した。図4(A)に示すロール状
スタンパー14は、光透過形成部と光遮断形成部が成形
方向に対して垂直に配置され、且つ摺動面形成部を隔て
隣接する光学式エンコーダースケールに対応したパター
ンを成形方向に対して垂直方向に0.5ピッチの奇数倍
ずらして配置したことを特徴とするものである。
【0126】このロール状スタンパー14を図9に示す
様な装置に取付けた後、実施例2と同様にして厚さ0.
3mm×幅520mmの光学式スケール用連続シート1
7を製造した。この様にして成形された光学式スケール
について気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mm
の範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。又、転写精度は95%以上であり、非常に高品質な
光学式スケールを短時間にしかも大量に製造することが
出来た。
様な装置に取付けた後、実施例2と同様にして厚さ0.
3mm×幅520mmの光学式スケール用連続シート1
7を製造した。この様にして成形された光学式スケール
について気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mm
の範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。又、転写精度は95%以上であり、非常に高品質な
光学式スケールを短時間にしかも大量に製造することが
出来た。
【0127】実施例5 図15を用い光透過形成部と光遮断形成部を設け各々が
鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーの製造方法について述べる。図15工
程(A)に示されるように、450×200×80mm
のガラス基板10の表面にフォトレジストを形成する。
フォトレジストは、Az1370(社名:ヘキスト・ジ
ャパン)を用い、ガラス基板に滴下し、スピナーで50
00Åの膜厚に塗布した。その後、90℃・30min
の条件でプレベークを行なった。
鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーの製造方法について述べる。図15工
程(A)に示されるように、450×200×80mm
のガラス基板10の表面にフォトレジストを形成する。
フォトレジストは、Az1370(社名:ヘキスト・ジ
ャパン)を用い、ガラス基板に滴下し、スピナーで50
00Åの膜厚に塗布した。その後、90℃・30min
の条件でプレベークを行なった。
【0128】次に、レーザー露光装置、Mirror
Projecior Mask Aligner・MA
P−1500(社名:キャノン)等の露光装置を用い、
光学式エンコーダースケールに対応する所定パターン
(ストライプ状)を露光し、現像液Az312MIF
(社名:ヘキストジャパン)で現像することにより、光
学式エンコーダースケールに対応するパターニングパタ
ーン32を形成した。以上の工程を経ることにより図1
5工程(A)及び図16に示されるパターニングされた
ガラス基板28が得られる。
Projecior Mask Aligner・MA
P−1500(社名:キャノン)等の露光装置を用い、
光学式エンコーダースケールに対応する所定パターン
(ストライプ状)を露光し、現像液Az312MIF
(社名:ヘキストジャパン)で現像することにより、光
学式エンコーダースケールに対応するパターニングパタ
ーン32を形成した。以上の工程を経ることにより図1
5工程(A)及び図16に示されるパターニングされた
ガラス基板28が得られる。
【0129】次に、工程(B)では、光透過形成部と光
遮断形成部(鏡面と粗面)を設ける為、露出したガラス
面にエッチングを行なう。エッチングは乾式法を選択し
スパッター装置を利用して行なった。上記のパターニン
グされたガラス基板28をスパッター装置(商品名:S
PF−530H、日電アネルバ(株))の試料ステージ
に取付けチャンバー内を真空引きした後、到達真空度
4.0×10-3Pa、RFパワー1kW、基盤回転数1
0rpmの条件で逆スパッターを10分間行なった。以
上の工程を経ることにより、鏡面形成部29と粗面形成
部30を設けたマザースタンパー31を製造した。
遮断形成部(鏡面と粗面)を設ける為、露出したガラス
面にエッチングを行なう。エッチングは乾式法を選択し
スパッター装置を利用して行なった。上記のパターニン
グされたガラス基板28をスパッター装置(商品名:S
PF−530H、日電アネルバ(株))の試料ステージ
に取付けチャンバー内を真空引きした後、到達真空度
4.0×10-3Pa、RFパワー1kW、基盤回転数1
0rpmの条件で逆スパッターを10分間行なった。以
上の工程を経ることにより、鏡面形成部29と粗面形成
部30を設けたマザースタンパー31を製造した。
【0130】次に工程(C)では、実施例1と同様の方
法でスケールパターン19を大きさ480×250×1
5mmのガラス基板10の片面に形成したガラス原盤1
1を得た。
法でスケールパターン19を大きさ480×250×1
5mmのガラス基板10の片面に形成したガラス原盤1
1を得た。
【0131】更に、実施例1と同様の方法で導電化膜形
成工程、電鋳による金属膜形成工程、研磨工程、剥離工
程を経た後、レーザー切断で440×180mmの大き
さにトリミングし、両端の短辺部に固定具を溶接する事
により、図17に示すフレキシブルスタンパー13(3
3)が得られた。このフレキシブルスタンパー13(3
3)には、幅4mmで粗面形成部30と鏡面形成部29
がピッチ70.6μmの設定でスタンパーの長辺部と平
行に4700本(光学式エンコーダースケール1本に対
応するパターン)×11本設けられている。
成工程、電鋳による金属膜形成工程、研磨工程、剥離工
程を経た後、レーザー切断で440×180mmの大き
さにトリミングし、両端の短辺部に固定具を溶接する事
により、図17に示すフレキシブルスタンパー13(3
3)が得られた。このフレキシブルスタンパー13(3
3)には、幅4mmで粗面形成部30と鏡面形成部29
がピッチ70.6μmの設定でスタンパーの長辺部と平
行に4700本(光学式エンコーダースケール1本に対
応するパターン)×11本設けられている。
【0132】上記の光学式エンコーダースケール用フレ
キシブルスタンパー13(33)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×17
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図1(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。
キシブルスタンパー13(33)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×17
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図1(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。
【0133】このロール状スタンパー14を図9に示す
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラー15の間を通し、ローラ状スタン
パー14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2500
kgfに調節して厚さ0.4mm×幅250mmの光学
式スケール用連続シート17を製造した。
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラー15の間を通し、ローラ状スタン
パー14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2500
kgfに調節して厚さ0.4mm×幅250mmの光学
式スケール用連続シート17を製造した。
【0134】成形条件としては、Tダイ16の温度を3
20℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を5m/min、樹脂の押し
出し量を36kg/hとなるように調整して4時間の連
続成形を行なった。
20℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を5m/min、樹脂の押し
出し量を36kg/hとなるように調整して4時間の連
続成形を行なった。
【0135】この様にして成形された光学式スケールに
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケール性能にはほとんど影響が無かった。
又、転写精度は99%以上であり、良好な光学式スケー
ルを短時間にしかも大量に製造することが出来た。
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケール性能にはほとんど影響が無かった。
又、転写精度は99%以上であり、良好な光学式スケー
ルを短時間にしかも大量に製造することが出来た。
【0136】実施例6 図18を用い光透過形成部と光遮断形成部を設け各々が
鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーの製造方法について述べる。図18工
程(A)に示されるように、480×250×1mmの
金属板37に光学式エンコーダースケールの所定パター
ン(ストライプ状)のスリット36を形成し、図19に
示されるマスク部材34を得た。
鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーの製造方法について述べる。図18工
程(A)に示されるように、480×250×1mmの
金属板37に光学式エンコーダースケールの所定パター
ン(ストライプ状)のスリット36を形成し、図19に
示されるマスク部材34を得た。
【0137】尚、マスク部材34に使用される材料は、
スリットが形成されるものであれれば何でも良く、例え
ば、ガラス、セラミック等を用いることも可能である。
今回は、ステンレス鋼の金属板37を用い、YAGレー
ザー溶着装置:JK701(ルモニクス社製)によりス
リット36を形成した。
スリットが形成されるものであれれば何でも良く、例え
ば、ガラス、セラミック等を用いることも可能である。
今回は、ステンレス鋼の金属板37を用い、YAGレー
ザー溶着装置:JK701(ルモニクス社製)によりス
リット36を形成した。
【0138】次に、工程(B)では、ガラス基板10に
光透過形成部と光遮断形成部(鏡面と粗面)を設ける
為、ガラス基板10の上にマスク部材34を重ね合わせ
て固定した後、スラッジと水の混合液をサンドブラスト
加工機のノズル35から高圧力で噴射させ、露出したガ
ラス面のエッチングを行なった。工程(C)では、エッ
チングの終了後、ガラス基板10を水洗・乾燥し、スケ
ールパターン19を形成したガラス原盤11を製作し
た。
光透過形成部と光遮断形成部(鏡面と粗面)を設ける
為、ガラス基板10の上にマスク部材34を重ね合わせ
て固定した後、スラッジと水の混合液をサンドブラスト
加工機のノズル35から高圧力で噴射させ、露出したガ
ラス面のエッチングを行なった。工程(C)では、エッ
チングの終了後、ガラス基板10を水洗・乾燥し、スケ
ールパターン19を形成したガラス原盤11を製作し
た。
【0139】更に、実施例1と同様の方法で導電化膜形
成工程、電鋳による金属膜形成工程、研磨工程、剥離工
程を経た後、レーザー切断で440×180mmの大き
さにトリミングし、両端の短辺部に固定具を溶接する事
により、図20に示すフレキシブルスタンパー13(3
8)が得られた。このフレキシブルスタンパー13(3
8)には、幅4mmで粗面形成部30と鏡面形成部29
がピッチ70.6μmの設定でスタンパーの長辺部と平
行に4700本(光学式エンコーダースケール1本に対
応するパターン)×11本設けられている。
成工程、電鋳による金属膜形成工程、研磨工程、剥離工
程を経た後、レーザー切断で440×180mmの大き
さにトリミングし、両端の短辺部に固定具を溶接する事
により、図20に示すフレキシブルスタンパー13(3
8)が得られた。このフレキシブルスタンパー13(3
8)には、幅4mmで粗面形成部30と鏡面形成部29
がピッチ70.6μmの設定でスタンパーの長辺部と平
行に4700本(光学式エンコーダースケール1本に対
応するパターン)×11本設けられている。
【0140】上記の光学式エンコーダースケール用フレ
キシブルスタンパー13(38)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×17
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図1(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。
キシブルスタンパー13(38)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×17
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図1(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。
【0141】このロール状スタンパー14を図9に示す
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラ15の間を通し、ロール状スタンパ
ー14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2500k
gfに調節して厚さ0.3mm×幅250mmの光学式
スケール用連続シート17を製造した。
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラ15の間を通し、ロール状スタンパ
ー14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2500k
gfに調節して厚さ0.3mm×幅250mmの光学式
スケール用連続シート17を製造した。
【0142】成形条件としては、Tダイ16の温度を3
20℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を5m/min、樹脂の押し
出し量を27kg/hとなるように調整して4時間の連
続成形を行なった。
20℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を5m/min、樹脂の押し
出し量を27kg/hとなるように調整して4時間の連
続成形を行なった。
【0143】この様にして成形された光学式スケールに
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。又、転写精度は99%以上であり、良好な光学式ス
ケールを短時間にしかも大量に製造することが出来た。
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。又、転写精度は99%以上であり、良好な光学式ス
ケールを短時間にしかも大量に製造することが出来た。
【0144】実施例7 図21を用い光透過形成部と光遮断形成部を設ける各々
が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用
ロール状スタンパーの製造方法について述べる。図21
工程(A)に示されるように、480×250×300
μmの粗面を有する金属板39の粗面部にフォトレジス
トを形成する。粗面部の表面粗度は1〜100μm、好
ましくは10〜50μmが良い。本実施例では、表面粗
度20μmの粗面を有する金属板39を使用した。フォ
トレジストは、Az1370(社名:ヘキスト・ジャパ
ン)を用い、粗面を有する金属板39に滴下し、スピナ
ーで5μmの膜厚に塗布した。その後、90℃、・30
minの条件でプレベークを行なった。
が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用
ロール状スタンパーの製造方法について述べる。図21
工程(A)に示されるように、480×250×300
μmの粗面を有する金属板39の粗面部にフォトレジス
トを形成する。粗面部の表面粗度は1〜100μm、好
ましくは10〜50μmが良い。本実施例では、表面粗
度20μmの粗面を有する金属板39を使用した。フォ
トレジストは、Az1370(社名:ヘキスト・ジャパ
ン)を用い、粗面を有する金属板39に滴下し、スピナ
ーで5μmの膜厚に塗布した。その後、90℃、・30
minの条件でプレベークを行なった。
【0145】次に、レーザー露光装置、Mirror
Projecior Mask Aligner・MP
A−1500(社名:キャノン)等の露光装置を用い、
光学式エンコーダースケールの所定パターンを露光し、
現像液Az312MIF(社名:ヘキスト:ジャパン)
で現像することにより、光学式エンコーダースケールの
パターニングパターン32を形成した。
Projecior Mask Aligner・MP
A−1500(社名:キャノン)等の露光装置を用い、
光学式エンコーダースケールの所定パターンを露光し、
現像液Az312MIF(社名:ヘキスト:ジャパン)
で現像することにより、光学式エンコーダースケールの
パターニングパターン32を形成した。
【0146】次に、工程(B)では、パターニングパタ
ーン32を形成した粗面を有する金属板39の露出した
粗面を平坦化(鏡面化)した。詳細には、パターニング
パターン32を形成した粗面を有する金属板39に実施
例1で用いた紫外線硬化樹脂8を滴下し、スピナーで3
μmの膜厚に塗布した。(粗面の凸部から3μmの膜厚
という意味である。)更に、上記の工程を経た粗面を有
する金属板39を真空チャンバー内にセットし所定の真
空度に達した後、メタルハライドランプ(商品名:UV
C−2533、ウシオ電機(株))を用いて、160W
/cm、ランプ距離130mmの条件設定で紫外線を照
射して樹脂を硬化させた。
ーン32を形成した粗面を有する金属板39の露出した
粗面を平坦化(鏡面化)した。詳細には、パターニング
パターン32を形成した粗面を有する金属板39に実施
例1で用いた紫外線硬化樹脂8を滴下し、スピナーで3
μmの膜厚に塗布した。(粗面の凸部から3μmの膜厚
という意味である。)更に、上記の工程を経た粗面を有
する金属板39を真空チャンバー内にセットし所定の真
空度に達した後、メタルハライドランプ(商品名:UV
C−2533、ウシオ電機(株))を用いて、160W
/cm、ランプ距離130mmの条件設定で紫外線を照
射して樹脂を硬化させた。
【0147】次に、工程(C)では、溶剤(アセトン)
に浸漬し、純水洗浄することにより、パターニングパタ
ーン32を除去した。更に、実施例1と同様に焼結ダイ
ヤモンドバイトを用いて深さ50μm、幅6mmの溝を
スケールに対応するパターンの成形部4の間に施す事に
より摺動面形成部3を設けた後、レーザー切断で440
×180mmの大きさにトリミングし、両端の短辺部に
固定具を溶接する事により、図22に示す摺動面形成部
を設けたフレキシブルスタンパー13(38)が得られ
た。このフレキシブルスタンパー13(38)には、幅
4mmで粗面形状部30と鏡面形成部29がピッチ7
0.6μmの設定でスタンパーの長辺部と平行に470
0本(光学式エンコーダースケール1本に対応するパタ
ーン)×11本設けられている。
に浸漬し、純水洗浄することにより、パターニングパタ
ーン32を除去した。更に、実施例1と同様に焼結ダイ
ヤモンドバイトを用いて深さ50μm、幅6mmの溝を
スケールに対応するパターンの成形部4の間に施す事に
より摺動面形成部3を設けた後、レーザー切断で440
×180mmの大きさにトリミングし、両端の短辺部に
固定具を溶接する事により、図22に示す摺動面形成部
を設けたフレキシブルスタンパー13(38)が得られ
た。このフレキシブルスタンパー13(38)には、幅
4mmで粗面形状部30と鏡面形成部29がピッチ7
0.6μmの設定でスタンパーの長辺部と平行に470
0本(光学式エンコーダースケール1本に対応するパタ
ーン)×11本設けられている。
【0148】上記の光学式エンコーダースケール用フレ
キシブルスタンパー13(38)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×17
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図1(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。
キシブルスタンパー13(38)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×17
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図1(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。
【0149】このロール状スタンパー14を図9に示す
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラー15の間を通し、ロール状スタン
パー14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2500
kgfに調節して厚さ0.3mm×幅250mmの光学
式スケール用連続シート17を製造した。
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラー15の間を通し、ロール状スタン
パー14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2500
kgfに調節して厚さ0.3mm×幅250mmの光学
式スケール用連続シート17を製造した。
【0150】成形条件としては、Tダイ16の温度を3
20℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を5m/min、樹脂の押し
出し量を27kgf/hとなるように調整して4時間の
連続成形を行なった。
20℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を5m/min、樹脂の押し
出し量を27kgf/hとなるように調整して4時間の
連続成形を行なった。
【0151】この様にして成形された光学式スケールに
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。又、転写精度は99%以上であり、良好な光学式ス
ケールを短時間にしかも大量に製造することが出来た。
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。又、転写精度は99%以上であり、良好な光学式ス
ケールを短時間にしかも大量に製造することが出来た。
【0152】実施例8 図23を用い光透過形成部と光遮断形成部を設け各々が
鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーの製造方法について述べる。
鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーの製造方法について述べる。
【0153】図23工程(A)に示されるように、48
0mm×250mm×250μmの鏡面を有する金属板
40の鏡面部にフォトレジストを形成する。鏡面部の表
面粗度は0〜10μm、好ましくは0〜5μmが良い。
本実施例では、表面粗度2μm以下の鏡面を有する金属
板40を使用した。又、鏡面を有する金属板40の材質
には純度の高いニッケルを用いた。フォトレジストは、
Az1370(社名:ヘキスト・ジャパン)を用い、鏡
面を有する金属板40に滴下し、スピナーで5000Å
の膜厚に塗布した。その後、90℃、30minの条件
でプレベークを行なった。
0mm×250mm×250μmの鏡面を有する金属板
40の鏡面部にフォトレジストを形成する。鏡面部の表
面粗度は0〜10μm、好ましくは0〜5μmが良い。
本実施例では、表面粗度2μm以下の鏡面を有する金属
板40を使用した。又、鏡面を有する金属板40の材質
には純度の高いニッケルを用いた。フォトレジストは、
Az1370(社名:ヘキスト・ジャパン)を用い、鏡
面を有する金属板40に滴下し、スピナーで5000Å
の膜厚に塗布した。その後、90℃、30minの条件
でプレベークを行なった。
【0154】次に、レーザー露光装置、Mirror
Projecior Mask Aligner・MP
A−1500(社名:キャノン)等の露光装置を用い、
光学式エンコーダースケールの所定パターンを露光し、
現像液Az312MIF(社名:ヘキスト:ジャパン)
で現像することにより、光学式エンコーダースケールに
対応したパターニングパターン32を形成した。
Projecior Mask Aligner・MP
A−1500(社名:キャノン)等の露光装置を用い、
光学式エンコーダースケールの所定パターンを露光し、
現像液Az312MIF(社名:ヘキスト:ジャパン)
で現像することにより、光学式エンコーダースケールに
対応したパターニングパターン32を形成した。
【0155】次に、工程(B)ではパターニングパター
ン32を形成した鏡面を有する金属板40の露出した鏡
面を粗面化した。詳細には、パターニングパターン32
を形成した鏡面を有する金属板40をスパッター装置
(商品名:SPF−530H、日電アネルバ(株))の
試料ステージに取り付けチャンバー内を真空引きした
後、到達真空度4.0×10-3Pa、RFパワー1k
W、基盤回転数10rpmの条件で逆スパッターを10
分間行なった。以上の工程を経ることにより、鏡面形成
部29と粗面形成部30を設ける事ができた。
ン32を形成した鏡面を有する金属板40の露出した鏡
面を粗面化した。詳細には、パターニングパターン32
を形成した鏡面を有する金属板40をスパッター装置
(商品名:SPF−530H、日電アネルバ(株))の
試料ステージに取り付けチャンバー内を真空引きした
後、到達真空度4.0×10-3Pa、RFパワー1k
W、基盤回転数10rpmの条件で逆スパッターを10
分間行なった。以上の工程を経ることにより、鏡面形成
部29と粗面形成部30を設ける事ができた。
【0156】次に、工程(C)では、溶剤(アセトン)
に浸漬し、純水洗浄することにより、パターニングパタ
ーン32を除去した。更に、実施例1と同様に焼結ダイ
ヤモンドバイトを用いて、深さ50μm、幅6mmの溝
をスケールに対応するパターンの成形部4の間に施す事
により摺動面形成部3を設けた。その後、レーザー切断
で440×180mmの大きさにトリミングし、両端の
短辺部に固定具を溶接する事により、図24に示す摺動
面形成部を設けたフレキシブルスタンパー13(33)
が得られた。このフレキシブルスタンパー13(33)
には、幅4mmで粗面形成部30と鏡面形成部29がピ
ッチ70.6μmの設定でスタンパーの長辺部と平行に
4700本(光学式エンコーダースケール1本に対応す
るパターン)×11本設けられている。
に浸漬し、純水洗浄することにより、パターニングパタ
ーン32を除去した。更に、実施例1と同様に焼結ダイ
ヤモンドバイトを用いて、深さ50μm、幅6mmの溝
をスケールに対応するパターンの成形部4の間に施す事
により摺動面形成部3を設けた。その後、レーザー切断
で440×180mmの大きさにトリミングし、両端の
短辺部に固定具を溶接する事により、図24に示す摺動
面形成部を設けたフレキシブルスタンパー13(33)
が得られた。このフレキシブルスタンパー13(33)
には、幅4mmで粗面形成部30と鏡面形成部29がピ
ッチ70.6μmの設定でスタンパーの長辺部と平行に
4700本(光学式エンコーダースケール1本に対応す
るパターン)×11本設けられている。
【0157】上記の光学式エンコーダースケール用フレ
キシブルスタンパー13(33)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×17
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図1(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。
キシブルスタンパー13(33)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×17
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図1(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。
【0158】このロール状スタンパー14を図9に示す
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラー15の間を通し、ロール状スタン
パー14対する鏡面ローラー15の押圧力を2500k
gfに調節して厚さ0.3mm×幅250mmの光学式
スケール用連続シート17を製造した。
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラー15の間を通し、ロール状スタン
パー14対する鏡面ローラー15の押圧力を2500k
gfに調節して厚さ0.3mm×幅250mmの光学式
スケール用連続シート17を製造した。
【0159】成形条件・成形時間は実施例7と同条件で
行なった。この様にして成形された光学式スケールにつ
いて評価条件についても、実施例7と同条件で行なった
結果、欠陥数は10個以下であり、光学式スケールの性
能にはほとんど影響が無かった。又、転写精度は99%
以上であり、良好な光学式スケールを短時間にしかも大
量に製造することが出来た。
行なった。この様にして成形された光学式スケールにつ
いて評価条件についても、実施例7と同条件で行なった
結果、欠陥数は10個以下であり、光学式スケールの性
能にはほとんど影響が無かった。又、転写精度は99%
以上であり、良好な光学式スケールを短時間にしかも大
量に製造することが出来た。
【0160】実施例9 図25を用い光透過形成部と光遮断形成部を設け各々が
鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用直
接刻印のロール状スタンパーの製造方法について述べ
る。
鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用直
接刻印のロール状スタンパーの製造方法について述べ
る。
【0161】942×200×1mmの金属板37に光
学式エンコーダースケールの所定パターンのスリット3
6(4mm×35.3μm)を長辺方向の全長にわたっ
て4本形成し、図19に示されるマスク部材34を得
た。
学式エンコーダースケールの所定パターンのスリット3
6(4mm×35.3μm)を長辺方向の全長にわたっ
て4本形成し、図19に示されるマスク部材34を得
た。
【0162】尚、マスク部材34に使用される材料は、
スリットが形成されるものであれば何でも良く、例え
ば、ポリイミドフィルム等を用いることも可能である。
本実施例では、ステンレス鋼の金属板37を用い、炭酸
ガスレーザー装置によりスリット36を形成した。
スリットが形成されるものであれば何でも良く、例え
ば、ポリイミドフィルム等を用いることも可能である。
本実施例では、ステンレス鋼の金属板37を用い、炭酸
ガスレーザー装置によりスリット36を形成した。
【0163】次に、図25の工程(A)に示されるよう
に、マスク部材34を鏡面ローラー15に巻付け、ガム
テープと瞬間接着剤で固定した。固定する時の注意点
は、マスク部材34を鏡面ローラー15に密着させるこ
とであり、スリット36の箇所以外は鏡面ローラー15
の鏡面が露出しないようにすることが最も重要である。
尚、鏡面ローラー15は直径300mm・ローラー面長
500mmの円筒形をしており、炭素鋼で製造されてい
る。又、鏡面ローラー15の成形面には、鏡面加工の施
されたクロム膜が形成してあるものを用いた。
に、マスク部材34を鏡面ローラー15に巻付け、ガム
テープと瞬間接着剤で固定した。固定する時の注意点
は、マスク部材34を鏡面ローラー15に密着させるこ
とであり、スリット36の箇所以外は鏡面ローラー15
の鏡面が露出しないようにすることが最も重要である。
尚、鏡面ローラー15は直径300mm・ローラー面長
500mmの円筒形をしており、炭素鋼で製造されてい
る。又、鏡面ローラー15の成形面には、鏡面加工の施
されたクロム膜が形成してあるものを用いた。
【0164】次に工程(B)では、鏡面ローラー15の
鏡面(成形面)に光透過形成部と光遮断形成部(鏡面と
粗面)を設ける為、エッチング加工を行なった。詳細に
は図25(B)で示すように、マスク部材34を固定し
た鏡面ローラー15を5〜10rpmの回転速度で矢印
aの方向に回転させながら、スラッジと水の混合液をサ
ンドブラスト加工機のノズル35から高圧力で噴射させ
る事により露出した鏡面のエッチングを行ない、粗面形
成部30を設けた。又、スラッジの粒径は、粗面形成部
30の表面粗度が50μmとなるようなものを選択し
た。
鏡面(成形面)に光透過形成部と光遮断形成部(鏡面と
粗面)を設ける為、エッチング加工を行なった。詳細に
は図25(B)で示すように、マスク部材34を固定し
た鏡面ローラー15を5〜10rpmの回転速度で矢印
aの方向に回転させながら、スラッジと水の混合液をサ
ンドブラスト加工機のノズル35から高圧力で噴射させ
る事により露出した鏡面のエッチングを行ない、粗面形
成部30を設けた。又、スラッジの粒径は、粗面形成部
30の表面粗度が50μmとなるようなものを選択し
た。
【0165】最後に、マスク部材34を鏡面ローラー1
5から取り外し、純水洗浄・エアーブローを行なう事で
工程(C)に示す、鏡面形成部と粗面形成部を交互に配
置した直接刻印のロール状スタンパー41を製作した。
この直接刻印のロール状スタンパー41には、幅4mm
で粗面形成部30と鏡面形成部29がピッチ70.6μ
mの設定で押し出し方向(光学式スケール用連続シート
の搬送方向)に連続で配置されている。
5から取り外し、純水洗浄・エアーブローを行なう事で
工程(C)に示す、鏡面形成部と粗面形成部を交互に配
置した直接刻印のロール状スタンパー41を製作した。
この直接刻印のロール状スタンパー41には、幅4mm
で粗面形成部30と鏡面形成部29がピッチ70.6μ
mの設定で押し出し方向(光学式スケール用連続シート
の搬送方向)に連続で配置されている。
【0166】この直接刻印のロール状スタンパー41を
図9に示す様な装置に取付けた後、押し出し機18のT
ダイ16からビスフェノールA系ポリカーボネート(商
品名:H−3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹
脂を280℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、直接刻
印のロール状スタンパー41と鏡面ローラー15の間を
通し、直接刻印のロール状スタンパー41に対する鏡面
ローラー15の押圧力を2500kgfに調節して厚さ
0.3mm×幅250mmの光学式スケール用連続シー
ト17を製造した。
図9に示す様な装置に取付けた後、押し出し機18のT
ダイ16からビスフェノールA系ポリカーボネート(商
品名:H−3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹
脂を280℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、直接刻
印のロール状スタンパー41と鏡面ローラー15の間を
通し、直接刻印のロール状スタンパー41に対する鏡面
ローラー15の押圧力を2500kgfに調節して厚さ
0.3mm×幅250mmの光学式スケール用連続シー
ト17を製造した。
【0167】成形条件・成形時間は、実施例7と同条件
で行なった。この様にして成形された光学式スケールに
ついて評価条件についても、実施例7と同条件で行なっ
た結果、欠陥数は10個以下であり、光学式スケールの
性能にはほとんど影響が無かった。又、転写精度は99
%以上であり、良好な光学式スケールを短時間にしかも
大量に製造することが出来た。又、直接刻印のロール状
スタンパー41は、実施例1〜実施例8、及び実施例1
1で用いたロール状スタンパー14と違い、スケールに
対応するパターン20が押し出し方向(光学式スケール
用連続シートの搬送方向)に連続で配置されている為、
本実施例で製造された光学式スケール用連続シート17
に転写された光学式スケールのパターンも連続で転写さ
れていた。よって、直接刻印のロール状スタンパー41
を用いて製造される。光学式スケールはどのようなサイ
ズにも対応できる非常に優れたものである。
で行なった。この様にして成形された光学式スケールに
ついて評価条件についても、実施例7と同条件で行なっ
た結果、欠陥数は10個以下であり、光学式スケールの
性能にはほとんど影響が無かった。又、転写精度は99
%以上であり、良好な光学式スケールを短時間にしかも
大量に製造することが出来た。又、直接刻印のロール状
スタンパー41は、実施例1〜実施例8、及び実施例1
1で用いたロール状スタンパー14と違い、スケールに
対応するパターン20が押し出し方向(光学式スケール
用連続シートの搬送方向)に連続で配置されている為、
本実施例で製造された光学式スケール用連続シート17
に転写された光学式スケールのパターンも連続で転写さ
れていた。よって、直接刻印のロール状スタンパー41
を用いて製造される。光学式スケールはどのようなサイ
ズにも対応できる非常に優れたものである。
【0168】実施例10 図26を用い光透過形成部と光遮断形成部を設けた、光
学式エンコーダースケール用直接刻印のロール状スタン
パーの製造方法について述べる。図26工程(A)に示
されるように、直径300mm・ローラー面長500m
mの円筒形をした直接刻印用ローラー43にスケールに
対応するパターンの形成部4を設けた。詳細には、直接
刻印用ローラー43の鏡面に摺動面形成部3として深さ
60μm、幅6mmの溝を施し、幅4mmのスケールに
対応するパターンの形成部4を5本形成した。摺動面形
成部3の加工方法は、予め鏡面加工の施された直接刻印
用ローラー43を研削加工機に取付けた後、焼結ダイヤ
モンドバイトを用いて行なった。
学式エンコーダースケール用直接刻印のロール状スタン
パーの製造方法について述べる。図26工程(A)に示
されるように、直径300mm・ローラー面長500m
mの円筒形をした直接刻印用ローラー43にスケールに
対応するパターンの形成部4を設けた。詳細には、直接
刻印用ローラー43の鏡面に摺動面形成部3として深さ
60μm、幅6mmの溝を施し、幅4mmのスケールに
対応するパターンの形成部4を5本形成した。摺動面形
成部3の加工方法は、予め鏡面加工の施された直接刻印
用ローラー43を研削加工機に取付けた後、焼結ダイヤ
モンドバイトを用いて行なった。
【0169】尚、摺動面形成部3の溝加工の溝方向は、
押し出し方向(光学式スケール用連続シートの搬送方
向)に平行に行なった。又、直接刻印用ローラー43の
材料は実施例1のリン青銅原盤の製造で実績のあったリ
ン青銅を用いた。但し、直接刻印用ローラー43の材料
はリン青銅に限定されず、ダイヤモンドバイトで接刻が
加工可能な材料であれば何を用いても良い。例えば、炭
素鋼を用いてもよい。
押し出し方向(光学式スケール用連続シートの搬送方
向)に平行に行なった。又、直接刻印用ローラー43の
材料は実施例1のリン青銅原盤の製造で実績のあったリ
ン青銅を用いた。但し、直接刻印用ローラー43の材料
はリン青銅に限定されず、ダイヤモンドバイトで接刻が
加工可能な材料であれば何を用いても良い。例えば、炭
素鋼を用いてもよい。
【0170】次に、図26工程(B)に示されるよう
に、スケールに対応するパターンの形成部4に図12に
示す単結晶ダイヤモンドバイトA6を用いて光透過形成
部1と光遮断形成部2を設けた。
に、スケールに対応するパターンの形成部4に図12に
示す単結晶ダイヤモンドバイトA6を用いて光透過形成
部1と光遮断形成部2を設けた。
【0171】詳細には、焼結ダイヤモンドバイトから単
結晶ダイヤモンドバイトAへダイヤモンドバイトの交換
を行なった後、切削方向を90度傾けることでスケール
に対応するパターンの形成部4に対して直角に光透過形
成部1の刻線加工を行なった。
結晶ダイヤモンドバイトAへダイヤモンドバイトの交換
を行なった後、切削方向を90度傾けることでスケール
に対応するパターンの形成部4に対して直角に光透過形
成部1の刻線加工を行なった。
【0172】切込み深さ35μm・送りピッチ70.6
μmの設定で直接刻印用ローラー43の鏡面(成形面)
の全面に刻線加工を行なった。更に、溶剤洗浄・純水洗
浄・エアーブローを行なった後、腐蝕防止と表面硬化の
目的のため硬質ニッケルメッキを膜厚500〜1000
Åに形成することで、光透過形成部と光遮断形成部を交
互に配置した直接刻印のロール状スタンパー42を製作
した。この直接刻印のロール状スタンパー42には、幅
4mmで光透過形成部1と光遮断形成部2がピッチ7
0.6μmの設定で押し出し方向(光学式スケール用連
続シートの搬送方向)に連続で配置されている。
μmの設定で直接刻印用ローラー43の鏡面(成形面)
の全面に刻線加工を行なった。更に、溶剤洗浄・純水洗
浄・エアーブローを行なった後、腐蝕防止と表面硬化の
目的のため硬質ニッケルメッキを膜厚500〜1000
Åに形成することで、光透過形成部と光遮断形成部を交
互に配置した直接刻印のロール状スタンパー42を製作
した。この直接刻印のロール状スタンパー42には、幅
4mmで光透過形成部1と光遮断形成部2がピッチ7
0.6μmの設定で押し出し方向(光学式スケール用連
続シートの搬送方向)に連続で配置されている。
【0173】この直接刻印のロール状スタンパー42を
図9に示す様な装置に取り付けた後、押し出し機18の
Tダイ16からビスフェノールA系ポリカーボネート
(商品名:H−3000R、三菱ガス化学(株))の溶
融樹脂を280℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、直
接刻印のロール状スタンパー42と鏡面ローラー15の
間を通し、直接刻印のロール状スタンパー42に対する
鏡面ローラー15の押圧力を2500kgfに調節して
厚さ0.3mm×幅250mmの光学式スケール用連続
シート17を製造した。
図9に示す様な装置に取り付けた後、押し出し機18の
Tダイ16からビスフェノールA系ポリカーボネート
(商品名:H−3000R、三菱ガス化学(株))の溶
融樹脂を280℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、直
接刻印のロール状スタンパー42と鏡面ローラー15の
間を通し、直接刻印のロール状スタンパー42に対する
鏡面ローラー15の押圧力を2500kgfに調節して
厚さ0.3mm×幅250mmの光学式スケール用連続
シート17を製造した。
【0174】成形条件・成形時間は、実施例7と同条件
で行なった。この様にして成形された光学式スケールに
ついて評価条件についても、実施例7と同条件で行なっ
た結果、欠陥数は10個以下であり、光学式スケールの
性能にはほとんど影響が無かった。又、転写精度は99
%以上であり、良好な光学式スケールを短時間にしかも
大量に製造することが出来た。
で行なった。この様にして成形された光学式スケールに
ついて評価条件についても、実施例7と同条件で行なっ
た結果、欠陥数は10個以下であり、光学式スケールの
性能にはほとんど影響が無かった。又、転写精度は99
%以上であり、良好な光学式スケールを短時間にしかも
大量に製造することが出来た。
【0175】又、直接刻印のロール状スタンパー42
は、実施例1〜実施例8及び実施例11で用いたロール
状スタンパー14と違い、スケールに対応するパターン
20が押し出し方向(光学式スケール用連続シートの搬
送方向)に連続で配置されている為、本実施例で製造さ
れた光学式スケール用連続シート17に転写された光学
式スケールのパターンも連続で転写されていた。よっ
て、直接刻印のロール状スタンパー42を用いて製造さ
れる光学式スケールはどのようなサイズにも対応できる
非常に優れたものである。
は、実施例1〜実施例8及び実施例11で用いたロール
状スタンパー14と違い、スケールに対応するパターン
20が押し出し方向(光学式スケール用連続シートの搬
送方向)に連続で配置されている為、本実施例で製造さ
れた光学式スケール用連続シート17に転写された光学
式スケールのパターンも連続で転写されていた。よっ
て、直接刻印のロール状スタンパー42を用いて製造さ
れる光学式スケールはどのようなサイズにも対応できる
非常に優れたものである。
【0176】実施例11 図27を用い光透過形成部と光遮断形成部を設け各々が
鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーの製造方法について述べる。図27工
程(A)に示されるように、480mm×250mm×
300μmの粗面を有する金属板39の粗面部にフォト
レジストを形成する。粗面部の表面粗度は1〜100μ
m、好ましくは10〜50μmがよい。本実施例では、
表面粗度10μmの粗面を有する金属板39を使用し
た。フォトレジストは、Az1370(社名:ヘキスト
・ジャパン)を用い、粗面を有する金属板39に滴下
し、スピナーで10μmの膜厚に塗布した。その後、9
0℃、30minの条件でプレベークを行なった。
鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーの製造方法について述べる。図27工
程(A)に示されるように、480mm×250mm×
300μmの粗面を有する金属板39の粗面部にフォト
レジストを形成する。粗面部の表面粗度は1〜100μ
m、好ましくは10〜50μmがよい。本実施例では、
表面粗度10μmの粗面を有する金属板39を使用し
た。フォトレジストは、Az1370(社名:ヘキスト
・ジャパン)を用い、粗面を有する金属板39に滴下
し、スピナーで10μmの膜厚に塗布した。その後、9
0℃、30minの条件でプレベークを行なった。
【0177】次に、レーザー露光装置、Mirror
Projecior Mask Aligner・MP
A−1500(社名:キャノン)等の露光装置を用い、
光学式エンコーダスケールの所定パターンを露光し、現
像液Az312MIF(社名:ヘキスト:ジャパン)で
現像することにより、光学式エンコーダスケールのパタ
ーニングパターン32を形成した。
Projecior Mask Aligner・MP
A−1500(社名:キャノン)等の露光装置を用い、
光学式エンコーダスケールの所定パターンを露光し、現
像液Az312MIF(社名:ヘキスト:ジャパン)で
現像することにより、光学式エンコーダスケールのパタ
ーニングパターン32を形成した。
【0178】次に、工程(B)では、パターニングパタ
ーン32を形成した粗面を有する金属板39の露出した
粗面をエッチングし、窪み44を形成した後、窪み44
のみ平坦化(鏡面化)した。詳細には、パターニングパ
ターン32を形成した粗面を有する金属板39をイオン
ミーリング装置の試料ステージに取付け、チャンバー内
を真空引きした後、Ar ガス圧1.1×10-4Tor
r、チラー設定温度10℃、INO SOURCE O
UTPUT 1Kv(200mA)、試料ステージ角度
90°、試料ステージ回転数10rpmの条件でミーリ
ングを8時間行なった。以上の工程を経ることにより、
深さが10μm以上の窪み44を形成した。
ーン32を形成した粗面を有する金属板39の露出した
粗面をエッチングし、窪み44を形成した後、窪み44
のみ平坦化(鏡面化)した。詳細には、パターニングパ
ターン32を形成した粗面を有する金属板39をイオン
ミーリング装置の試料ステージに取付け、チャンバー内
を真空引きした後、Ar ガス圧1.1×10-4Tor
r、チラー設定温度10℃、INO SOURCE O
UTPUT 1Kv(200mA)、試料ステージ角度
90°、試料ステージ回転数10rpmの条件でミーリ
ングを8時間行なった。以上の工程を経ることにより、
深さが10μm以上の窪み44を形成した。
【0179】更に、窪み44を形成した粗面を有する金
属板39に実施例1で用いた紫外線硬化樹脂8を滴下
し、スピナーで2μmの膜厚に塗布した。(窪み44の
底面の凸部から2μmの膜厚という意味である。) 尚、窪み44を平坦化するための紫外線硬化樹脂8の膜
厚は、何μmでも良い。但し、図27工程(B)で示す
様に少なくとも紫外線硬化樹脂8を硬化させた時点で窪
み44の底面が全面にわたって紫外線硬化樹脂8で覆わ
れていなくてはならない。
属板39に実施例1で用いた紫外線硬化樹脂8を滴下
し、スピナーで2μmの膜厚に塗布した。(窪み44の
底面の凸部から2μmの膜厚という意味である。) 尚、窪み44を平坦化するための紫外線硬化樹脂8の膜
厚は、何μmでも良い。但し、図27工程(B)で示す
様に少なくとも紫外線硬化樹脂8を硬化させた時点で窪
み44の底面が全面にわたって紫外線硬化樹脂8で覆わ
れていなくてはならない。
【0180】上記の工程を経た粗面を有する金属板39
を真空チャンバー内にセットし、所定の真空度に達した
後、メタルハライドランプ(商品名:UVC−253
3、ウシオ電機(株))を用いて、160W/cm、ラ
ンプ間距離130mmの条件設定で紫外線を照射して樹
脂を硬化させた。
を真空チャンバー内にセットし、所定の真空度に達した
後、メタルハライドランプ(商品名:UVC−253
3、ウシオ電機(株))を用いて、160W/cm、ラ
ンプ間距離130mmの条件設定で紫外線を照射して樹
脂を硬化させた。
【0181】次に、工程(C)では、溶剤(アセトン)
に浸漬し、純水洗浄することにより、パターニングパタ
ーン32を除去した後、レーザー切断で440×180
mmの大きさにトリミングし、両端の短辺部に固定具を
溶接する事により、粗面形成部の高さが鏡面形成部より
高いことを特徴とするフレキシブルスタンパー13(4
5)が得られた。
に浸漬し、純水洗浄することにより、パターニングパタ
ーン32を除去した後、レーザー切断で440×180
mmの大きさにトリミングし、両端の短辺部に固定具を
溶接する事により、粗面形成部の高さが鏡面形成部より
高いことを特徴とするフレキシブルスタンパー13(4
5)が得られた。
【0182】粗面形成部の高さが鏡面形成部より高いフ
レキシブルスタンパー13(45)は、成形面側からみ
ると図20に示す様なフレキシブルスタンパー13であ
り、幅4mmで粗面形成部30と鏡面形成部29がピッ
チ70.6μmの設定で、スタンパーの長辺部と平行に
4700本(光学式エンコーダースケール1本に対応す
るパターン)×11本設けられている。
レキシブルスタンパー13(45)は、成形面側からみ
ると図20に示す様なフレキシブルスタンパー13であ
り、幅4mmで粗面形成部30と鏡面形成部29がピッ
チ70.6μmの設定で、スタンパーの長辺部と平行に
4700本(光学式エンコーダースケール1本に対応す
るパターン)×11本設けられている。
【0183】上記の光学式エンコーダースケール用フレ
キシブルスタンパー13(45)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×17
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図1(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。
キシブルスタンパー13(45)を予め固定具とほぼ同
形状の溝を施してあるローラーに、大きさ440×17
8mm、厚み100μmのポリイミドフィルムを介して
取り付けた後、実施例1と同様にして固定具間の隙間を
シリコーン樹脂で埋め、図1(A)に示すようなロール
状スタンパー14を作製した。
【0184】このロール状スタンパー14を図9に示す
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラ15の間を通し、ロール状スタンパ
ー14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2500k
gfに調節して厚さ0.3mm×幅250mmの光学式
スケール用連続シート17を製造した。
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラ15の間を通し、ロール状スタンパ
ー14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2500k
gfに調節して厚さ0.3mm×幅250mmの光学式
スケール用連続シート17を製造した。
【0185】成形条件としては、Tダイ16の温度を3
20℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を5m/min、樹脂の押し
出し量を27kg/hとなるように調整して4時間の連
続成形を行なった。
20℃、ロール状スタンパー14の表面温度を145
℃、樹脂シートの搬送速度を5m/min、樹脂の押し
出し量を27kg/hとなるように調整して4時間の連
続成形を行なった。
【0186】この様にして成形された光学式スケールに
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。又、転写精度は99%以上であり、良好な光学式ス
ケールを短時間にしかも大量に製造することが出来た。
ついて気泡欠陥を各スケールパターン毎に4×4mmの
範囲で3箇所づつ調べたが、欠陥数は10個以下であ
り、光学式スケールの性能にはほとんど影響が無かっ
た。又、転写精度は99%以上であり、良好な光学式ス
ケールを短時間にしかも大量に製造することが出来た。
【0187】実施例12 実施例11で用いた、フレキシブルスタンパー13(4
5)を予め固定具とほぼ同形状の溝を施してあるローラ
ーに、大きさ440×178mm、厚み100μmのポ
リイミドフィルムを介して取り付けた後、実施例1と同
様にして固定具間の隙間をシリコーン樹脂で埋め、図1
(A)に示すようなロール状スタンパー14を作製し
た。
5)を予め固定具とほぼ同形状の溝を施してあるローラ
ーに、大きさ440×178mm、厚み100μmのポ
リイミドフィルムを介して取り付けた後、実施例1と同
様にして固定具間の隙間をシリコーン樹脂で埋め、図1
(A)に示すようなロール状スタンパー14を作製し
た。
【0188】このロール状スタンパー14を図9に示す
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラー15の間を通し、ローラ状スタン
パー14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2500
kgfに調節することで厚さ0.3mm×幅250mm
の光学式スケール用連続シート17が鏡面ローラー15
及びロール状スタンパー14から成る、引取り装置から
搬送される。
様な装置に取付けた後、押し出し機18のTダイ16か
らビスフェノールA系ポリカーボネート(商品名:H−
3000R、三菱ガス化学(株))の溶融樹脂を280
℃〜340℃の樹脂温度で押し出し、ロール状スタンパ
ー14と鏡面ローラー15の間を通し、ローラ状スタン
パー14に対する鏡面ローラー15の押圧力を2500
kgfに調節することで厚さ0.3mm×幅250mm
の光学式スケール用連続シート17が鏡面ローラー15
及びロール状スタンパー14から成る、引取り装置から
搬送される。
【0189】次に、図28に示す様に、搬送されてくる
光学式スケール用連続シート17をインク供給ローラー
46と補助ローラーA48で挟込み、光学式スケール用
連続シート17の転写面全面にインク50を薄く均一に
塗布した。インク50を塗布された光学式スケール用連
続シート17は連続シートの搬送方向である矢印aの方
向に進み、インク除去ローラー47と補助ローラーB4
9で再び挟込まれ不必要なインク50のみ除去される。
尚、インク50は、印刷に用いられる黒色のものを使用
した。
光学式スケール用連続シート17をインク供給ローラー
46と補助ローラーA48で挟込み、光学式スケール用
連続シート17の転写面全面にインク50を薄く均一に
塗布した。インク50を塗布された光学式スケール用連
続シート17は連続シートの搬送方向である矢印aの方
向に進み、インク除去ローラー47と補助ローラーB4
9で再び挟込まれ不必要なインク50のみ除去される。
尚、インク50は、印刷に用いられる黒色のものを使用
した。
【0190】本実施例では粗面形成部の高さが鏡面形成
部より高いことを特徴とするフレキシブルスタンパー1
3(45)を用いた為、光学式スケール用連続シート1
7の凹凸は粗面部の高さが鏡面部より低いものになる。
よって、インク50は図29(A)に示すように、鏡面
部(光透過部)では除去され粗面部(光遮断部)のみに
形成される。
部より高いことを特徴とするフレキシブルスタンパー1
3(45)を用いた為、光学式スケール用連続シート1
7の凹凸は粗面部の高さが鏡面部より低いものになる。
よって、インク50は図29(A)に示すように、鏡面
部(光透過部)では除去され粗面部(光遮断部)のみに
形成される。
【0191】最後に、温風乾燥機56を通過させ、粗面
部(光遮断部)のみに形成されたインク50を乾燥させ
ることで、インクを形成した光学式スケール用連続シー
ト55を製造した。尚、乾燥温度の設定は本実施例では
60℃で行なったが、光学式スケール用連続シート17
の搬送速度、成形条件等により変更しても構わない。
又、各成形条件は、実施例11と同条件で行なった。
部(光遮断部)のみに形成されたインク50を乾燥させ
ることで、インクを形成した光学式スケール用連続シー
ト55を製造した。尚、乾燥温度の設定は本実施例では
60℃で行なったが、光学式スケール用連続シート17
の搬送速度、成形条件等により変更しても構わない。
又、各成形条件は、実施例11と同条件で行なった。
【0192】この様にして成形された、インクを形成し
た光学式スケールについて気泡欠陥、及びインク汚れ欠
陥を各スケールパターン毎に4×4mmの範囲で3箇所
づつ調べた結果、気泡欠陥は10個以下、インク汚れ欠
陥は全く無かった。
た光学式スケールについて気泡欠陥、及びインク汚れ欠
陥を各スケールパターン毎に4×4mmの範囲で3箇所
づつ調べた結果、気泡欠陥は10個以下、インク汚れ欠
陥は全く無かった。
【0193】又、転写精度は99%以上、光透過部と光
遮断部のコントラストは実施例11で製造した光学式ス
ケールより向上しており、非常に高品質な光学式スケー
ルを短時間にしかも大量に製造することが出来た。
遮断部のコントラストは実施例11で製造した光学式ス
ケールより向上しており、非常に高品質な光学式スケー
ルを短時間にしかも大量に製造することが出来た。
【0194】比較例2 実施例7で用いた、フレキシブルスタンパー13(3
8)を予め固定具とほぼ同形状の溝を施してあるローラ
ーに、大きさ440×178mm、厚み100μmポリ
イミドフィルムを介して取り付けた後、実施例1と同様
にして固定具間の隙間をシリコーン樹脂で埋め、図1
(A)に示すようなロール状スタンパー14を作製し
た。
8)を予め固定具とほぼ同形状の溝を施してあるローラ
ーに、大きさ440×178mm、厚み100μmポリ
イミドフィルムを介して取り付けた後、実施例1と同様
にして固定具間の隙間をシリコーン樹脂で埋め、図1
(A)に示すようなロール状スタンパー14を作製し
た。
【0195】このロール状スタンパー14を図9に示す
様な装置に取付けた後、実施例12と同一の樹脂を使用
し、同条件で押し出し、厚さ0.3mm×幅250mm
の光学式スケール用連続シート17の成形を行なった
後、実施例12と同様にして、インク供給ローラー46
と補助ローラーA48で挟込み、光学式スケール用連続
シート17の転写面全面にインク50を薄く均一に塗布
した。インク50を塗布された光学式スケール用連続シ
ート17は連続シートの搬送方向である矢印aの方向に
進み、インク除去ローラー47と補助ローラーB49で
再び挟込まれ不必要なインク50のみ除去される。
様な装置に取付けた後、実施例12と同一の樹脂を使用
し、同条件で押し出し、厚さ0.3mm×幅250mm
の光学式スケール用連続シート17の成形を行なった
後、実施例12と同様にして、インク供給ローラー46
と補助ローラーA48で挟込み、光学式スケール用連続
シート17の転写面全面にインク50を薄く均一に塗布
した。インク50を塗布された光学式スケール用連続シ
ート17は連続シートの搬送方向である矢印aの方向に
進み、インク除去ローラー47と補助ローラーB49で
再び挟込まれ不必要なインク50のみ除去される。
【0196】本実施例では粗面形成部の高さが鏡面形成
部より低いフレキシブルスタンパー13(45)を用い
た為、光学式スケール用連続シート17の凹凸は粗面部
の高さが鏡面部より高いものになった。よって、インク
50は第29図(B)に示すように、粗面部(光遮断
部)では除去され鏡面部(光透過部)のみに形成され
る。
部より低いフレキシブルスタンパー13(45)を用い
た為、光学式スケール用連続シート17の凹凸は粗面部
の高さが鏡面部より高いものになった。よって、インク
50は第29図(B)に示すように、粗面部(光遮断
部)では除去され鏡面部(光透過部)のみに形成され
る。
【0197】最後に、温風乾燥機56を通過させ、鏡面
部(光透過部)のみに形成されたインク50を乾燥させ
ることで、インクを形成した光学式スケール用連続シー
トを製造した。尚、乾燥温度の設定、及び各成形条件は
実施例12と同条件で行なった。
部(光透過部)のみに形成されたインク50を乾燥させ
ることで、インクを形成した光学式スケール用連続シー
トを製造した。尚、乾燥温度の設定、及び各成形条件は
実施例12と同条件で行なった。
【0198】この様にして成形された、インクを形成し
た光学式スケールについて気泡欠陥、及びインク汚れ欠
陥を各スケールパターン毎に4×4mmの範囲で3箇所
づつ調べた結果、気泡欠陥は10個以下、転写精度は9
9%以上であったものの、インクを形成してはならない
鏡面部(光透過部)にインクが形成されたため、インク
汚れ欠陥が全面に発生し光学式スケールとして使用でき
ない不良品が製造されてしまった。
た光学式スケールについて気泡欠陥、及びインク汚れ欠
陥を各スケールパターン毎に4×4mmの範囲で3箇所
づつ調べた結果、気泡欠陥は10個以下、転写精度は9
9%以上であったものの、インクを形成してはならない
鏡面部(光透過部)にインクが形成されたため、インク
汚れ欠陥が全面に発生し光学式スケールとして使用でき
ない不良品が製造されてしまった。
【0199】本実施例でも明らかなように、インクを形
成した光学式スケールを製造する必須条件として、光学
式スケール用連続シート17は光遮断部の高さが光透過
部より低い凹凸を形成していなくてはならない。
成した光学式スケールを製造する必須条件として、光学
式スケール用連続シート17は光遮断部の高さが光透過
部より低い凹凸を形成していなくてはならない。
【0200】実施例13 本発明の光学式スケール用連続シート17及びインクを
形成した光学式スケール用連続シート55をカッターで
切断し、光学式エンコーダーのメインスケール60とサ
ブスケール59を製作した。
形成した光学式スケール用連続シート55をカッターで
切断し、光学式エンコーダーのメインスケール60とサ
ブスケール59を製作した。
【0201】次に、図30に示すように、発光素子57
と受光素子58、サブスケール59を取付け、発光素子
57を発光させ受光素子58で受光した後、光電変換さ
れた電気信号を検出した結果、電気信号の振幅ピーク値
は1054mV、平均値は608mVであった。本検討
で、サブスケール59は実施例1の光学式スケール用連
続シート17で製作したもの、メインスケール60も実
施例1の光学式スケール用連続シート17で製作したも
のを用いた。
と受光素子58、サブスケール59を取付け、発光素子
57を発光させ受光素子58で受光した後、光電変換さ
れた電気信号を検出した結果、電気信号の振幅ピーク値
は1054mV、平均値は608mVであった。本検討
で、サブスケール59は実施例1の光学式スケール用連
続シート17で製作したもの、メインスケール60も実
施例1の光学式スケール用連続シート17で製作したも
のを用いた。
【0202】次に、その他の実施例で製作された成形物
を測定する為、サブスケール59は交換せず、メインス
ケール60は実施例1以外の光学式スケール用連続シー
ト17及び、インクを形成した光学式スケール用連続シ
ート55で製作したものを用い、順次交換し電気信号を
検出した結果、すべての実施例で製作されたメインスケ
ール60の電気信号の振幅ピーク値は1000mV近
傍、平均値も600mV近傍であり、一般に使用されて
いる光学式エンコーダーより、信号特性が20%以上向
上していることが判明した。
を測定する為、サブスケール59は交換せず、メインス
ケール60は実施例1以外の光学式スケール用連続シー
ト17及び、インクを形成した光学式スケール用連続シ
ート55で製作したものを用い、順次交換し電気信号を
検出した結果、すべての実施例で製作されたメインスケ
ール60の電気信号の振幅ピーク値は1000mV近
傍、平均値も600mV近傍であり、一般に使用されて
いる光学式エンコーダーより、信号特性が20%以上向
上していることが判明した。
【0203】一般に使用されている光学式エンコーダー
のメインスケールは写真製版フィルムを用いて製造され
ているが、写真製版フィルムの構成部材であるPETフ
ィルム、サブコーティング層、ゼラチンバック層、乳化
剤のいずれかにフィラーが混入している為に、光透過部
の光線透過率が悪い。それに比べて本検討で用いたメイ
ンスケール60は光透過部の光線透過率が非常に良い
為、信号特性が20%以上向上したものと考えられる。
のメインスケールは写真製版フィルムを用いて製造され
ているが、写真製版フィルムの構成部材であるPETフ
ィルム、サブコーティング層、ゼラチンバック層、乳化
剤のいずれかにフィラーが混入している為に、光透過部
の光線透過率が悪い。それに比べて本検討で用いたメイ
ンスケール60は光透過部の光線透過率が非常に良い
為、信号特性が20%以上向上したものと考えられる。
【0204】この様に、光透過部の光線透過率が非常に
良いと、発光素子又は受光素子のスペックダウンが計れ
るため、高性能で安価な光学式エンコーダーが製造でき
る。又、比較的簡単に、光透過部/光遮断部のピッチを
小さくすることができるので、将来益々、高精細化が進
むプリンター等の情報印字装置に最適である。
良いと、発光素子又は受光素子のスペックダウンが計れ
るため、高性能で安価な光学式エンコーダーが製造でき
る。又、比較的簡単に、光透過部/光遮断部のピッチを
小さくすることができるので、将来益々、高精細化が進
むプリンター等の情報印字装置に最適である。
【0205】比較例3 図31に示すように、光学式エンコーダーのメインスケ
ールとして、写真製版フィルムで製作したメインスケー
ル61と実施例13で用いたサブスケール59を使用
し、発光素子58と受光素子58を取付けた後、実施例
13と同様の手順で電気信号を検出した結果、電気信号
の振幅ピーク値は800mV、平均値は472mVであ
った。実施例13との構成部品の違いは、写真製版フィ
ルムで製作したメインスケール61のみなので、信号特
性が悪い原因は、やはり写真製版フィルムの構成部材に
混入しているフィラーによるものと考えて良い。
ールとして、写真製版フィルムで製作したメインスケー
ル61と実施例13で用いたサブスケール59を使用
し、発光素子58と受光素子58を取付けた後、実施例
13と同様の手順で電気信号を検出した結果、電気信号
の振幅ピーク値は800mV、平均値は472mVであ
った。実施例13との構成部品の違いは、写真製版フィ
ルムで製作したメインスケール61のみなので、信号特
性が悪い原因は、やはり写真製版フィルムの構成部材に
混入しているフィラーによるものと考えて良い。
【0206】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学式ス
ケール用ロール状スタンパーは、種々の空気残存防止機
構を設けたことにより、ロール状スタンパー上の光透過
形成部と光遮断形成部を成形方向に対して平行に配置す
ることを可能にし、長尺の光学式スケールを精度良く、
しかも低コストで製造出来るようになった。又、直接刻
印のロール状スタンパーを用いることで、連続の光学式
スケールを精度良く、更に低コストで製造出来るように
なった。このロール状スタンパーの製造される光学式ス
ケールは、どのようなサイズにも対応できる非常に優れ
たものであった。
ケール用ロール状スタンパーは、種々の空気残存防止機
構を設けたことにより、ロール状スタンパー上の光透過
形成部と光遮断形成部を成形方向に対して平行に配置す
ることを可能にし、長尺の光学式スケールを精度良く、
しかも低コストで製造出来るようになった。又、直接刻
印のロール状スタンパーを用いることで、連続の光学式
スケールを精度良く、更に低コストで製造出来るように
なった。このロール状スタンパーの製造される光学式ス
ケールは、どのようなサイズにも対応できる非常に優れ
たものであった。
【0207】また、光透過形成部と光遮断形成部を設け
各々が鏡面と粗面からなる、光学式スケール用ロール状
スタンパーを用いることで、光透過形成部と光遮断形成
部の段差を可能な限り小さくすることで、気泡欠陥の無
い、高精度・低コストの光学式スケールを製造すること
が可能となった。
各々が鏡面と粗面からなる、光学式スケール用ロール状
スタンパーを用いることで、光透過形成部と光遮断形成
部の段差を可能な限り小さくすることで、気泡欠陥の無
い、高精度・低コストの光学式スケールを製造すること
が可能となった。
【0208】更に、光遮断部にインクを形成した光学式
スケールを製造することで、コントラストの向上を達成
することができた。本発明で製造した光学式スケールを
用い、メインスケールとサブスケールを製作し、発光素
子と受光素子を組込み、光学式エンコーダーを製造した
ところ、従来品と比較して、光透過部の光線透過率が非
常に良いことが判明した。よって、発光素子又は受光素
子のスペックダウンが計れるため、高性能で安価な光学
式エンコーダーが製造できるものである。
スケールを製造することで、コントラストの向上を達成
することができた。本発明で製造した光学式スケールを
用い、メインスケールとサブスケールを製作し、発光素
子と受光素子を組込み、光学式エンコーダーを製造した
ところ、従来品と比較して、光透過部の光線透過率が非
常に良いことが判明した。よって、発光素子又は受光素
子のスペックダウンが計れるため、高性能で安価な光学
式エンコーダーが製造できるものである。
【0209】又、比較的簡単に、光透過部/光遮断部の
ピッチを小さくすることができるので、将来益々、高精
細化が進むプリンター等の情報印字装置に、本発明の光
学式スケールで製造した光学式エンコーダーを搭載する
ことができ、高品位、高信頼性の製品を安価に提供する
ことが可能となった。
ピッチを小さくすることができるので、将来益々、高精
細化が進むプリンター等の情報印字装置に、本発明の光
学式スケールで製造した光学式エンコーダーを搭載する
ことができ、高品位、高信頼性の製品を安価に提供する
ことが可能となった。
【図1】図1(A)は光透過形成部と光遮断形成部は成
形方向に対して平行に配置したロール状スタンパーの斜
視図であり、図1(B)は実施例1に示す、本発明の空
気残存防止機構を設けたフレキシブルスタンパーのスケ
ールに対応するパターンの概略図である。
形方向に対して平行に配置したロール状スタンパーの斜
視図であり、図1(B)は実施例1に示す、本発明の空
気残存防止機構を設けたフレキシブルスタンパーのスケ
ールに対応するパターンの概略図である。
【図2】図2(A)は空気残存防止機構を設けてない従
来のスタンパーと鏡面ローラーとの間で溶融樹脂が挟み
込まれた瞬間の概略断面図であり、図2(B)は本発明
の光透過形成部に局面を有するスタンパーと鏡面ローラ
ーとの間で溶融樹脂が挟み込まれた瞬間の概略断面図で
ある。
来のスタンパーと鏡面ローラーとの間で溶融樹脂が挟み
込まれた瞬間の概略断面図であり、図2(B)は本発明
の光透過形成部に局面を有するスタンパーと鏡面ローラ
ーとの間で溶融樹脂が挟み込まれた瞬間の概略断面図で
ある。
【図3】空気残存防止機構を持たないスタンパーを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】実施例2に示す、本発明の空気残存防止機構を
設けたフレキシブルスタンパーのスケールに対応するパ
ターンの概略図である。
設けたフレキシブルスタンパーのスケールに対応するパ
ターンの概略図である。
【図5】光遮断形成部が四角錐から成る空気残存防止機
構を設けたフレキシブルスタンパーのスケールに対応す
るパターンの概略図である。
構を設けたフレキシブルスタンパーのスケールに対応す
るパターンの概略図である。
【図6】実施例4に示す、千鳥パターンのフレキシブル
スタンパーの模式図である。
スタンパーの模式図である。
【図7】実施例3に示す、本発明の光遮断形成部が四角
錘から成る空気残存防止機構を設けたフレキシブルスタ
ンパーを製造するためのリン青銅原盤の概略図である。
錘から成る空気残存防止機構を設けたフレキシブルスタ
ンパーを製造するためのリン青銅原盤の概略図である。
【図8】光透過形成部と光遮断形成部が成形方向に対し
て平行に配置されたフレキシブルスタンパーを示す概略
図である。
て平行に配置されたフレキシブルスタンパーを示す概略
図である。
【図9】RG装置の模式的断面図である。
【図10】リン青銅原盤の製造方法を示す工程説明図で
ある。
ある。
【図11】本発明のフレキシブルスタンパーの製造方法
を示す工程説明図である。
を示す工程説明図である。
【図12】単結晶ダイヤモンドバイトの形状を示す模式
図である。
図である。
【図13】単結晶ダイヤモンドバイトの形状を示す模式
図である。
図である。
【図14】単結晶ダイヤモンドバイトの形状を示す模式
図である。
図である。
【図15】実施例5に示す、光透過形成部と光遮断形成
部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダ
ースケール用ロール状スタンパーの製造方法を示す工程
説明図である。
部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダ
ースケール用ロール状スタンパーの製造方法を示す工程
説明図である。
【図16】実施例5に示す、パターニングされたガラス
基板の模式図である。
基板の模式図である。
【図17】実施例5で製造されたフレキシブルスタンパ
ーの模式図である。
ーの模式図である。
【図18】実施例6に示す、光透過形成部と光遮断形成
部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダ
ースケール用ロール状スタンパーの製造方法を示す工程
説明図である。
部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダ
ースケール用ロール状スタンパーの製造方法を示す工程
説明図である。
【図19】マスク部材を示す模式図である。
【図20】実施例6で製造されたフレキシブルスタンパ
ーの模式図である。
ーの模式図である。
【図21】実施例7に示す、光透過形成部と光遮断形成
部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダ
ースケール用ロール状スタンパーの製造方法を示す工程
説明図である。
部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダ
ースケール用ロール状スタンパーの製造方法を示す工程
説明図である。
【図22】実施例7で製造したスタンパーのスケールに
対応するパターンの概略図である。
対応するパターンの概略図である。
【図23】実施例8に示す、光透過形成部と光遮断形成
部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダ
ースケール用ロール状スタンパーの製造方法を示す工程
説明図である。
部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダ
ースケール用ロール状スタンパーの製造方法を示す工程
説明図である。
【図24】実施例8で製造したスタンパーのスケールに
対応するパターンの概略図である。
対応するパターンの概略図である。
【図25】実施例9に示す、光透過形成部と光遮断形成
部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダ
ースケール用直接刻印のロール状スタンパーの製造方法
を示す工程説明図である。
部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコーダ
ースケール用直接刻印のロール状スタンパーの製造方法
を示す工程説明図である。
【図26】実施例10に示す、光透過形成部と光遮断形
成部を設けた、光学式エンコーダースケール用直接刻印
のロール状スタンパーの製造方法を示す工程説明図であ
る。
成部を設けた、光学式エンコーダースケール用直接刻印
のロール状スタンパーの製造方法を示す工程説明図であ
る。
【図27】実施例11に示す、光透過形成部と光遮断形
成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコー
ダースケール用ロール状スタンパーの製造方法を示す工
程説明図である。
成部を設け各々が鏡面と粗面からなる、光学式エンコー
ダースケール用ロール状スタンパーの製造方法を示す工
程説明図である。
【図28】実施例12に示す、インクを形成した光学式
スケール用連続シートを製造するための模式図である。
スケール用連続シートを製造するための模式図である。
【図29】図29(A)は実施例12に示す、インクを
形成した光学式スケール用連続シートの詳細断面図、図
29(B)は比較例2に示す、粗面部の高さが鏡面部よ
り高い光学式スケール用連続シートにインクを形成した
時の詳細断面図である。
形成した光学式スケール用連続シートの詳細断面図、図
29(B)は比較例2に示す、粗面部の高さが鏡面部よ
り高い光学式スケール用連続シートにインクを形成した
時の詳細断面図である。
【図30】実施例13に示す、光学式エンコーダーの構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図31】比較例3に示す、光学式エンコーダーの構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1 光透過形成部 2 光遮断形成部 3 摺動面形成部 4 スケールに対応するパターンの形成部 5 リン青銅基板 6 単結晶ダイヤモンドバイトA 7 リン青銅原盤 8 紫外線硬化樹脂 9 導電化膜 10 ガラス基板 11 ガラス原盤 12 金属膜 13 フレキシブルスタンパー 14 ロール状スタンパー 15 鏡面ローラー 16 Tダイ 17 光学式スケール用連続シート 18 押し出し機 19 スケールパターン 20 スケールに対応するパターン 21 空気残存防止機構を持たないスタンパー 22 空気残存防止機構を設けたスタンパー 23 気泡欠陥 24 溶融樹脂 25 単結晶ダイヤモンドバイトB 26 単結晶ダイヤモンドバイトC 27 エッジ部 28 パターニングされたガラス基板 29 鏡面形成部 30 粗面形成部 31 マザースタンパー 32 パターニングパターン 33 鏡面形成部と粗面形成部を交互に配置したスタン
パーA 34 マスク部材 35 ノズル 36 スリット 37 金属板 38 鏡面形成部と粗面形成部を交互に配置したスタン
パーB 39 粗面を有する金属板 40 鏡面を有する金属板 41 鏡面形成部と粗面形成部を交互に配置した直接刻
印のロール状スタンパー 42 光透過形成部と光遮断形成部を交互に配置した直
接刻印のロール状スタンパー 43 直接刻印用ローラー 44 窪み 45 粗面形成部の高さが鏡面形成部より高いスタンパ
ー 46 インク供給ローラー 47 インク除去ローラー 48 補助ローラーA 49 補助ローラーB 50 インク 51 光透過部 52 光遮断部 53 フレキシブルスタンパー(45)で製造した光学
式スケール用連続シート 54 フレキシブルスタンパー(38)で製造した光学
式スケール用連続シート 55 インクを形成した光学式スケール用連続シート 56 温風乾燥機 57 発光素子 58 受光素子 59 サブスケール 60 メインスケール 61 写真製版フィルムで製作したメインスケール
パーA 34 マスク部材 35 ノズル 36 スリット 37 金属板 38 鏡面形成部と粗面形成部を交互に配置したスタン
パーB 39 粗面を有する金属板 40 鏡面を有する金属板 41 鏡面形成部と粗面形成部を交互に配置した直接刻
印のロール状スタンパー 42 光透過形成部と光遮断形成部を交互に配置した直
接刻印のロール状スタンパー 43 直接刻印用ローラー 44 窪み 45 粗面形成部の高さが鏡面形成部より高いスタンパ
ー 46 インク供給ローラー 47 インク除去ローラー 48 補助ローラーA 49 補助ローラーB 50 インク 51 光透過部 52 光遮断部 53 フレキシブルスタンパー(45)で製造した光学
式スケール用連続シート 54 フレキシブルスタンパー(38)で製造した光学
式スケール用連続シート 55 インクを形成した光学式スケール用連続シート 56 温風乾燥機 57 発光素子 58 受光素子 59 サブスケール 60 メインスケール 61 写真製版フィルムで製作したメインスケール
Claims (31)
- 【請求項1】 押出し法を用いて熱可塑性合成樹脂シー
トに光透過部と光遮断部を形成し光学式エンコーダース
ケールを製造するのに用いるロール状スタンパーに於
て、該ロール状スタンパーに、光透過形成部と光遮断形
成部を設け各々が平面とプリズム面から成り、平面とプ
リズム面を一定のピッチ間隔で交互に配置したことを特
徴とする光学式エンコーダースケール用ロール状スタン
パー。 - 【請求項2】 押出し法を用いて熱可塑性合成樹脂シー
トに光透過部と光遮断部を形成し光学式エンコーダース
ケールを製造するのに用いるロール状スタンパーに於
て、該ロール状スタンパーの空気残存防止機構として平
面又はプリズム面に曲面を形成し、光学式エンコーダー
スケールの光学特性に悪影響を与えない範囲内で、該ロ
ール状スタンパーの凹凸形状をなだらかにしたことを特
徴とする請求項1記載の光学式エンコーダースケール用
ロール状スタンパー。 - 【請求項3】 押出し法を用いて熱可塑性合成樹脂シー
トに光透過部と光遮断部を形成し光学式エンコーダース
ケールを製造するのに用いるロール状スタンパーに於
て、該ロール状スタンパーに、光透過形成部と光遮断形
成部を設け各々が平面と四角錐から成り、平面と四角錐
を一定のピッチ間隔で交互に配置したことを特徴とする
光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー。 - 【請求項4】 リン青銅基板に摺動面形成部を加工する
工程、次に光透過形成部と光遮断形成部を加工する工
程、該摺動面形成部、光透過形成部、光遮断形成部の施
された面に硬質膜を形成することでリン青銅原盤を製造
する工程、リン青銅原盤の硬化膜を施した面に紫外線硬
化樹脂を滴下し、その上からガラス基板を重ね合せ紫外
線を照射することでガラス原盤を製造する工程、ガラス
原盤に導電化膜を形成する工程、導電化処理の施された
ガラス原盤に電鋳法により金属膜を形成する工程、形成
された金属膜を研磨する工程、導電化膜と金属膜を一体
としてガラス原盤より剥離する工程、所定の寸法にトリ
ミングした後固定具を固着しフレキシブルスタンパーを
製造する工程、さらに該フレキシブルスタンパーをロー
ラーに固定する工程から成ることを特徴とする請求項1
乃至3のいずれかの項に記載の光学式エンコーダースケ
ール用ロール状スタンパーの製造方法。 - 【請求項5】 リン青銅原盤の硬質膜が硬化ニッケルメ
ッキである請求項4記載の光学式エンコーダースケール
用ロール状スタンパーの製造方法。 - 【請求項6】 光透過形成部と光遮断形成部が成形方向
に対して平行に配置されるロール状スタンパーに於て、
光透過形成部を凹曲面にした請求項2記載の光学式エン
コーダースケール用ロール状スタンパー。 - 【請求項7】 光透過形成部と光遮断形成部が成形方向
に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於て、
光透過形成部が凸曲面で、且つ光遮断形成部の成形方向
の傾斜角度が45度以下である請求項2記載の光学式エ
ンコーダースケール用ロール状スタンパー。 - 【請求項8】 光透過形成部と光遮断形成部が成形方向
に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於て、
光透過形成部と光遮断形成部の両方が凸曲面である請求
項2記載の光学式エンコーダースケール用ロール状スタ
ンパー。 - 【請求項9】 光透過形成部と光遮断形成部が成形方向
に対して垂直に配置されるロール状スタンパーに於て、
摺動面形成部を隔て隣接する光学式エンコーダースケー
ルに対応したパターンを0.5ピッチの奇数倍ずらして
配置した請求項2記載の光学式エンコーダースケール用
ロール状スタンパー。 - 【請求項10】 押出し法を用いて熱可塑性合成樹脂シ
ートに光透過部と光遮断部を形成し光学式エンコーダー
スケールを製造するのに用いるロール状スタンパーに於
て、該ロール状スタンパーに、光透過形成部と光遮断形
成部を設け各々が鏡面と粗面から成り、鏡面と粗面を一
定のピッチ間隔で交互に配置したことを特徴とする光学
式エンコーダースケール用ロール状スタンパー。 - 【請求項11】 ガラス基板に、光学式エンコーダース
ケールに対応するパターンをフォトレジストでパターニ
ングする工程、次に乾燥式・湿式のいずれかの方法で露
出したガラス表面をエッチングする工程、紫外線硬化樹
脂をエッチングする面に滴下し、その上からガラス基板
を重ね合せ紫外線を照射することでガラス原盤を製造す
る工程、ガラス原盤に導電化膜を形成する工程、導電化
処理の施されたガラス原盤に電鋳法により金属膜を形成
する工程、形成された金属膜を研磨する工程、導電化膜
と金属膜を一体としてガラス原盤より剥離する工程、所
定の寸法にトリミングした後固定具を固着しフレキシブ
ルスタンパーを製造する工程、フレキシブルスタンパー
に摺動面形成部を施す工程、さらに該フレキシブルスタ
ンパーをローラーに固定する工程から成ることを特徴と
する請求項10記載の光学式エンコーダースケール用ロ
ール状スタンパーの製造方法。 - 【請求項12】 ガラス、金属、セラミック等のマスク
部材に光学式エンコーダースケールのパターンでスリッ
トを施す工程、スリットの施されたマスク部材をガラス
基板に密着させた後サンドブラスト加工を行ないガラス
基盤を製造する工程、ガラス原盤に導電化膜を形成する
工程、導電化処理の施されたガラス原盤に電鋳法により
金属膜を形成する工程、形成された金属膜を研磨する工
程、導電化膜と金属膜を一体としてガラス原盤より剥離
する工程、所定の寸法にトリミングした後固定具を固着
しフレキシブルスタンパーを製造する工程、フレキシブ
ルスタンパーに摺動面形状部を施す工程、さらに該フレ
キシブルスタンパーをローラーに固定する工程から成る
ことを特徴とする請求項10記載の光学式エンコーダー
スケール用ロール状スタンパーの製造方法。 - 【請求項13】 粗面の金属板に光学式エンコーダース
ケールのパターンをフォトレジストを用いパターニング
する工程、パターニングした面に紫外線硬化樹脂を滴下
しフォトレジスト層より薄く全面均一に形成する工程、
フォトレジスト層を除去した後所定の寸法にトリミング
する工程、トリミングした後、摺動面形成部を施す工
程、摺動面形成部を施した後、固定具を固着しフレキシ
ブルスタンパーを製造する工程、さらに該フレキシブル
スタンパーをローラーに固定する工程から成ることを特
徴とする請求項10記載の光学式エンコーダースケール
用ロール状スタンパーの製造方法。 - 【請求項14】 鏡面の金属板に光学式エンコーダース
ケールに対応するパターンをフォトレジストを用いパタ
ーニングする工程、次に乾式・湿式のいずれかの方法で
露出した金属鏡面をエッチングする工程、フォトレジス
ト層を除去した後所定の寸法にトリミングする工程、ト
リミングした後、摺動面形成部を施す工程、摺動面形状
部を施した後、固定具を固着しフレキシブルスタンパー
を製造する工程、さらに該フレキシブルスタンパーをロ
ーラーに固定する工程から成ることを特徴とする請求項
10記載の光学式エンコーダースケール用ロール状スタ
ンパーの製造方法。 - 【請求項15】 光透過形成部と光遮断形成部である鏡
面と粗面が一定のピッチ間隔で交互に配置し且つ、成形
方向に連続で配置されている請求項10記載の光学式エ
ンコーダースケール用ロール状スタンパー。 - 【請求項16】 金属、ポリイミド等のフレキシブルな
マスク部材に光学式エンコーダースケールのパターンで
スリットを施す工程、フレキシブルなマスク部材をロー
ラに巻付け密着させる工程、フレキシブルなマスク部材
を形成したローラを回転させながらサンドブラスト加工
を行なう工程、フレキシブルなマスク部材を取外し洗浄
した後、エッチングの施されたローラに躍動面形成部を
加工する工程から成ることを特徴とする請求項10記載
の光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパーの
製造方法。 - 【請求項17】 光透過形成部と光遮断形成部が成形方
向に一定のピッチ間隔で配置され、それが連続であるこ
とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載の
光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー。 - 【請求項18】 鏡面ロールの回転方向に躍動面形成部
の溝を施す工程、回転方向と直交する方向に光透過形成
部の溝を一定のピッチ間隔で施し、光透過形成部と光遮
断形成部を一定のピッチ間隔で成形方向に連続で配置す
る工程から成る請求項4記載の光学式エンコーダースケ
ール用ロール状スタンパーの製造方法。 - 【請求項19】 光遮断形成部と光透過形成部が断差を
有し、光遮断形成部の高さが光透過形成部より高いこと
を特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載の光
学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー。 - 【請求項20】 光遮断形成部と光透過形成部が断差を
有し、光遮断形成部の高さが光透過形成部より高いこと
を特徴とする請求項10記載の光学式エンコーダースケ
ール用ロール状スタンパー。 - 【請求項21】 粗面形成部と鏡面形成部が断差を有
し、粗面形成部の高さが鏡面形成部より高いことを特徴
とする請求項10記載の光学式エンコーダースケール用
ロール状スタンパー。 - 【請求項22】 押し出し成形法に用いるロール状スタ
ンパーとして、請求項21記載の光学式エンコーダース
ケール用ロール状スタンパーを用いたことを特徴とする
光学式エンコーダースケールの製造方法。 - 【請求項23】 光遮断部と光透過部である粗面と鏡面
を一定のピッチ間隔で交互に配置したことを特徴とする
光学式エンコーダースケール。 - 【請求項24】 粗面部と鏡面部に段差を有し、粗面部
の高さが鏡面部より低いことを特徴とする請求項23記
載の光学式エンコーダースケール。 - 【請求項25】 粗面部が成形方向と直交する方向に設
けられた微細な溝であることを特徴とする請求項24記
載の光学式エンコーダースケール。 - 【請求項26】 粗面部にインクを形成したことを特徴
とする請求項23乃至25のいずれかの項に記載の光学
式エンコーダースケール。 - 【請求項27】 光を利用して位置決めを行なうための
光学式エンコーダースケールに、光透過部と光遮断部を
形成する方法として、押出し法を用い連続的に製造する
ことを特徴とする光学式エンコーダースケールの製造方
法。 - 【請求項28】 押出し法に用いるロール状スタンパー
として請求項1乃至15のいずれかの項に記載の光学式
エンコーダースケール用ロール状スタンパーを用いたこ
とを特徴とする請求項27記載の光学式エンコーダース
ケールの製造方法。 - 【請求項29】 粗面の金属板に光学式エンコーダース
ケールのパターンをフォトレジストを用いパターニング
する工程、パターニングされた粗面の金属板にエッチン
グを施し窪みを形成する工程、窪みを形成した粗面の金
属板に紫外線硬化樹脂を滴下し硬化させることで、前記
の窪みが埋まらない範囲で窪みの平坦化を行なう工程、
フォトレジスト層を除去した後所定の寸法にトリミング
する工程、トリミングした後、躍動面形成部を施す工
程、躍動面形成部を施した後、固定具を固着しフレキシ
ブルスタンパーを製造する工程、さらに該フレキシブル
スタンパーをローラーに固定する工程から成ることを特
徴とする請求項10記載の光学式エンコーダースケール
用ロール状スタンパーの製造方法。 - 【請求項30】 請求項23乃至26のいずれかの項に
記載の光学式エンコーダースケールを用いたことを特徴
とする光学式エンコーダー。 - 【請求項31】 請求項30記載の光学式エンコーダー
を用いたことを特徴とする情報印字装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17975994A JPH0821746A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー及びそれを用いた光学式エンコーダースケールの製造方法 |
| US08/907,912 US5759455A (en) | 1994-07-08 | 1997-08-11 | Roller-shaped stamper for fabricating optical scales |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17975994A JPH0821746A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー及びそれを用いた光学式エンコーダースケールの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0821746A true JPH0821746A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16071391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17975994A Pending JPH0821746A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 光学式エンコーダースケール用ロール状スタンパー及びそれを用いた光学式エンコーダースケールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821746A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100483231B1 (ko) * | 2001-11-19 | 2005-04-15 | 주식회사 광성엥글라빙 | 엠보싱 롤러의 에칭면 노광방법 및 장치 |
| JP2006337321A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Mitsutoyo Corp | 光学スケール、及び、その製造方法 |
| JP2013257314A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-26 | Optnics Precision Co Ltd | 反射型エンコーダ |
| US20180348627A1 (en) * | 2016-01-27 | 2018-12-06 | Lg Chem, Ltd. | Film mask, method for manufacturing same, and method for forming pattern using film mask and pattern formed thereby |
| US10969677B2 (en) | 2016-01-27 | 2021-04-06 | Lg Chem, Ltd. | Film mask, method for manufacturing same, and method for forming pattern using film mask |
| US10969686B2 (en) | 2016-01-27 | 2021-04-06 | Lg Chem, Ltd. | Film mask, method for manufacturing same, and method for forming pattern using film mask and pattern formed thereby |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP17975994A patent/JPH0821746A/ja active Pending
Cited By (7)
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031128 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040107 |