JPH0436962B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0436962B2 JPH0436962B2 JP25322386A JP25322386A JPH0436962B2 JP H0436962 B2 JPH0436962 B2 JP H0436962B2 JP 25322386 A JP25322386 A JP 25322386A JP 25322386 A JP25322386 A JP 25322386A JP H0436962 B2 JPH0436962 B2 JP H0436962B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- work
- wagon
- trays
- engineer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
〈産業上の利用分野〉
本発明は、工場、事務所、倉庫などで比較的小
物物品の収納に使われるトレーを、複数個段積み
にして作業装置に供給し、自動的にトレーを作業
箇所へ循環供給するいわゆるトレーチエンジヤー
を用いた物品搬送方法に関する。 〈従来の技術〉 従来、トレーの取り扱いを自動化する方法とし
ては、本出願人が先に出願した特開昭59−108622
号公報に記載された装置を用いる方法が知られて
いる。これによれば、ワゴン車に段積みされたト
レーをパツレト台装置により取り出し、作業箇所
に搬送し、所定の作業が終了する毎にトレーを再
びパレツト台装置によりワゴン車上の最初の積み
出し箇所に戻している。そして、すべてのトレー
について所定の作業を終え、トレーすべてがワゴ
ン車に戻されてから、新たな物品をトレーに積み
直すためにワゴン車がトレーチエンジヤーから離
れて、ワゴン車とともにトレーの物品供給ステー
シヨンに運ばれる。 〈本発明が解決しようとする問題点〉 前記方法においては、一つのトレーがワゴン車
から搬出され、所定の作業工程が終了したのち、
再びワゴン車に前記トレーが搬入されるので、こ
れをワゴン車上のすべてのトレーについて繰り返
すと、作業の中断時間が増大する。また、すべて
のトレーがワゴン車に戻されなければ、ワゴン車
をトレーチエンジヤーから切り離すことができな
いので、その間トレーの準備作業ができない。 〈問題点を解決するための手段〉 機体と、機体内にワゴン車を装着する部分と、
ワゴン車上のトレーを持ち上げる持ち上げ手段
と、持ち上げられたトレーを作業部に搬送するた
めこのトレーを把持し搬送するキヤリヤと、前記
作業部において作業が終了するめでトレーを支持
する支持装置と、作業の終了したトレーを前記支
持装置より受け取つて下方に運搬するエレベータ
と、下方に運搬されたトレーをワゴン車に再び戻
すリターン装置とを装備した装置において、前記
キヤリヤには準備トレーを、また前記支持装置に
は作業トレーを予め装着しておくものである。 〈作用〉 機体内のワゴン車装着部に段積みトレーを積載
したワゴン車を搬入すると、作業を終えた作業ト
レーは、作業部の支持装置からエレベーターに移
され、さらにエレベーターにより下方に運搬され
てリターン装置へと運ばれる。一方、作業部にト
レーが無くなることにより、準備トレーがキヤリ
アにより作業部へ運ばれ、所定の作業が始められ
る。搬入されたワゴン車上の段積みトレーは、リ
フターにより最上部のトレーがキヤリアのチエツ
ク装置に把持されるまで持ち上げられる。 このため、ワゴン車上にトレーを挿入しうる空
隙部ができるので、リターン装置まで運ばれてい
る作業終了のトレーがリターン装置によりワゴン
車上に戻される。これらの動きは矩形運動で行わ
れ、ワゴン車がトレーチエンジヤーから切り離さ
れても中断することなく続けられる。 〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面とともに説明す
る。 実施例の概要 第1図に示すものは、本発明を適用する装置
(トレーチエンジヤー)の外観図であり、トレー
1が段積みされワゴン車2(台車)に積載されて
いる。この段積みの状態でワゴン車2は、機体3
の装着部4に搬入されている。機体3の上半分は
開口しており作業部5を構成している。作業部5
の上部には、トレーに積み込まれた物品を出し入
れするためのハンドリング手段であるロボツト6
が設置されている。このロボツト6は、図示しな
い制御装置により作業部5に支持されたトレー1
内の物品を取り出して、例えば工作機械などの加
工装置に供給したり、加工が終了した物品を加工
装置から受け取つたり、トレーに箱詰めをしたり
するものである。 このロボツト6は、周知のロボツトを適用でき
るのでその詳細は開示しない。第2図及び第3図
は、本発明を適用できる装置の概略構成を示した
ものであり、各構成部分については、本実施例に
示された構造に限定されることなく、それらのも
のと同等の機能を有する構造を適用しても本発明
に関する方法が実施できることは明らかである。 トレー装着部 4 トレー装着部4は、トレー1を積載したワゴン
車2全体を機体3に装着固定するものである。機
体3は、箱型の形状をしている。フレーム構造で
全体はカバーで覆われている。機体3の一側面に
は門型の開口7が設けられており、本実施例では
7個のトレー1を段積みしたワゴン車2全体が該
開口7内にスツポリと搬入できるように空間が設
けられている。搬入されたワゴン車2は周知の固
定手段45で機体3内に固定される。箱型の機体
3の上部半分は開口されていて作業部5を構成
し、トレー1内の物品を出し入れするための開口
である。 持ち上げ手段13(リフター、第3図) 装着部4に搬入装着されたワゴン車2の機体3
の両側部には、案内棒8が設けてあり、この案内
棒8にはそれにガイドされて上下に昇降するスラ
イダー9が摺動自在に設けられている。スライダ
ー9には、ワゴン車2上のトレー1の底面を持ち
上げるためにトレー1の底部と係合する係合爪1
0が突き出すように設けられている。係合爪10
は一方向にのみ回動するもので、スライダー9が
下降するときは回動して係合がはずる。スライダ
ー9は油圧制御により駆動されるリフターシリン
ダー11のピストンロツド12に結合され、これ
らで持ち上げ手段13を構成している。 把持・搬送手段(チヤツク装置14、キヤリア1
6) 持ち上げ手段13により装着部4内で上方に持
ち上げられたトレー1は、チヤツク装置14のチ
ヤツク爪15によりその両側部が把持される。チ
ヤツク爪15の駆動は図示しない油圧シリンダー
により行われているが、これを電磁装置により駆
動することも可能である。チヤツク装置14は、
装着部4及び作業部5の間を往復動するキヤリア
16内の移動台37に設けられている。キヤリア
16の駆動機構は後述するリターン装置25と同
一であり、リターン装置25の説明で詳記する。 支持装置22(第3図) 作業部5の下方で機体3内の空間部には、作業
トレー61を支持する支持杆18が設けられてい
るこの支持杆18は取付台20に回動自在に軸支
され、更に、取付台20は案内棒(図示せず)に
ねじ結合されている。支持杆18は、リンク機構
を介してシリンダー21に駆動されて出没し、ト
レー1の底部を支持したり外したりする。案内棒
を図示しないモーター等で回転駆動することによ
り、支持装置22全体を上下方向に動かして、支
持するトレー1の大きさの違いに対応させること
ができる。尚、前記シリンダー21を電磁駆動装
置等に代えることも可能である。 リターン装置25、キヤリヤ16 トレー1の装着部4から作業部5側への運搬
は、次のような運搬手段が使われている。この運
搬手段は基本的な構造は、下方の運搬手段である
リターン装置25、上方の運搬手段であるキヤリ
ヤ16も同一であるからリターン装置25の説明
で両者の説明に換える。 移動台37は、案内摺動棒31の上を摺動す
る。移動枠32も同様に案内摺動棒31上を摺動
自在である。移動枠32の周囲4箇所にはラチエ
ツトホイール33が回転自在に設けてある。この
ラチエツトホイール33間にはチエーン34が掛
け渡してある。ループになつたチエーン34の一
端は機体3に固定片38で固定してあり、他端は
移動台37に固定してある。 更に、移動枠32の一端にはピストンロツド3
5が固定されている。移動枠32はこのピストン
ロツド35によつて案内摺動棒31上を移動す
る。移動台37は、ピストンロツド35によつて
駆動される。滑車の原理で、滑車のひもがチエー
ン34に相当し、滑車が移動枠32に相当する。
チエーン34に移動台37が固定されているの
で、ピストンロツド35で移動枠32を駆動すれ
ば、ピストンロツド35の作動長さの2倍の距離
チエーン34は動き、チエーン34を固定してい
る移動台37も2倍の長さ動くことになる。この
ように、同一ストロークでもシリンダーの長さが
短くてすむ。従つて、トレーチエンジヤー全体が
コンパクトにまとまるという利点がある。 また、シリンダーを使用せずにチエーン34を
モータ(図示せず)で駆動して移動台37を駆動
させる方法もある。 連動機構 40,50 持ち上げ手段13のリフターシリンダー11に
より上昇するとき、トレー1が重量がある場合に
は、トレー1は傾斜することがある。左右のリフ
ターシリンダー11の作動の不一致、トレー1内
の重量のアンバランスなどである。このため本実
施例では左右のリフターシリンダー11の動きを
同期させる連動機構50がある。第3図にその一
部を示す。スプロケツト51が機体3の上下に設
けられ、その間にチエーン52が掛け渡されてい
る。そのチエーン52にスライダー9が連結され
ている。 スプロケツト51には連動軸53が固定されて
おり、同様の機構が連動軸53を介して連結され
て、トレー1を挟んで左右に設けられている。し
たがつて、左右のリフターシリンダー11が多少
アンバランスな動きをしてもチエーン52、スプ
ロケツト51、連動軸53が連動しトレー1が傾
くことはない。同様の機能を果たすリンク連動機
構40を第2図にその一部を示す。連動棒42が
トレー1の左右に設けられ、連動棒42には、回
動腕41が連結されている。回動腕41の連動軸
43を介して左右の連動棒42は連動しておりト
レー1の傾きを防ぐ。 運転の方法(主に第2図、第5図) 作業者は、物品供給ステーシヨンにおいて物品
の箱詰めされたトレー1を所要数だけワゴン車2
に積み込んで、このワゴン車2を補給の必要なト
レーチエンジヤーの所へ搬送する。トレーチエン
ジヤーには、予め作業トレー61と準備トレー6
0とがそれぞれ支持装置22及びチヤツク装置1
4にセツトされている。したがつて、作業者が機
体3の開口7より段積みトレー1を積載したワゴ
ン車2を搬入すると、ロツク装置45によりワゴ
ン車2が、トレーチエンジヤーに位置決め固定さ
れる。固定状態が検知されると作業部5において
所定の作業が終了している場合には直ちに作業ト
レー61はエレベーター24の載置台23に移さ
れる。 所定の作業中の場合には、その作業の終了信号
により作業トレー61の載置台23への移送が行
われるように制御されている。作業部5における
作業トレー61の移送が検出(作業トレー61−
の有無の検出)されると、キヤリア16はチエツ
ク装置14に準備トレー60が把持されているこ
とを検知して、準備トレー60を作業部5に搬送
する。作業部5に準備トレー60が運ばれると、
準備トレー60は作業トレー61となる。作業ト
レー61が運ばれると支持装置22が働き、その
支持杆18がシリンダー21の駆動により作業ト
レー61底部へ回動されて作業トレー61を確実
に支持する。 作業トレー61の支持が完了すると、ロボツト
6により作業トレー61内の物品の搬出・搬入が
行われ、所定の作業が始まる。また、キヤリア1
6は作業トレー61の支持完了により装着部4上
方の元の位置に戻される。キヤリア16のチヤツ
ク装置14には準備トレー60が把持されていな
いので、ワゴン車2上の段積みトレー1の最下段
のトレー1の底部に係合している係合爪10を上
方に動かすようにリフターシリンダー11が作動
される。 油圧制御によりリフターシリンダー11が駆動
されると、ピストンロツド12に結合されたスラ
イダー9が案内棒8に沿つて上方に動かされるの
で、段積みトレー1は係合爪10により上方に持
ち上げられ、その最上段のトレー1がチヤツク装
置14により把持されるまでリフターシリンダー
11は駆動される。リフターシリンダー11が停
止されると、ワゴン車2上にはトレー1が挿入し
うる空隙部が形成されている。 ところで、前工程において支持装置22から載
置台23に移されたトレー1は、油圧制御により
駆動されるエレベータ24により下方に動かさ
れ、トレー1は、リターン装置25に隣接して停
止されている。リフター13により段積みトレー
1の上方への持ち上げが停止すると、リターン装
置25の移動台37が油圧制御により第2図にお
いて右方へ摺動されるため、移動台37に固着さ
れている押圧板28が前記リターン装置25に隣
接して停止されているトレー1を前記ワゴン車2
上の空隙部に送り込む。 以後、作業部での作業が終了する毎に、作業の
済んだ物品を箱詰めしたトレー1がエレベーター
24によりリターン装置25へ運搬され、リター
ン装置25がこのトレー1をワゴン車2上に戻す
とともに、段積みトレー1から次々とトレー1が
キヤリア16により作業部5へと運ばれて所定の
作業が進行していく。 作業者は、最初にトレーチエンジヤーへ搬入し
たトレー1の数と同数のトレー1がワゴン車2上
に戻されると、ロボツト6による作業中であつて
もワゴン車2をトレーチエンジヤーから切り離し
て新たな物品のトレーへ詰め込みのために、物品
供給ステーシヨンへ向かう。このとき、作業部5
には作業トレー61が、装着部4側には準備トレ
ー60が残存しているのでロボツト6による作業
は中断する必要はない。 〈発明の効果〉 以上述べてきたように、本発明は次のような効
果がある。 a ワゴン車上のトレーを循環して作業部へと搬
送できるので作業の中断時間が少ない。 b 作業部に対して次のトレーを隣接して常時待
機させているのでトレーの交換時間が早い。 c 作業トレー、予備トレーを予めトレーチエン
ジヤーにセツトしておくことにより、作業中で
あつても作業を中断させることなく作業終了ト
レーをワゴン車により運び出すことができる。
物物品の収納に使われるトレーを、複数個段積み
にして作業装置に供給し、自動的にトレーを作業
箇所へ循環供給するいわゆるトレーチエンジヤー
を用いた物品搬送方法に関する。 〈従来の技術〉 従来、トレーの取り扱いを自動化する方法とし
ては、本出願人が先に出願した特開昭59−108622
号公報に記載された装置を用いる方法が知られて
いる。これによれば、ワゴン車に段積みされたト
レーをパツレト台装置により取り出し、作業箇所
に搬送し、所定の作業が終了する毎にトレーを再
びパレツト台装置によりワゴン車上の最初の積み
出し箇所に戻している。そして、すべてのトレー
について所定の作業を終え、トレーすべてがワゴ
ン車に戻されてから、新たな物品をトレーに積み
直すためにワゴン車がトレーチエンジヤーから離
れて、ワゴン車とともにトレーの物品供給ステー
シヨンに運ばれる。 〈本発明が解決しようとする問題点〉 前記方法においては、一つのトレーがワゴン車
から搬出され、所定の作業工程が終了したのち、
再びワゴン車に前記トレーが搬入されるので、こ
れをワゴン車上のすべてのトレーについて繰り返
すと、作業の中断時間が増大する。また、すべて
のトレーがワゴン車に戻されなければ、ワゴン車
をトレーチエンジヤーから切り離すことができな
いので、その間トレーの準備作業ができない。 〈問題点を解決するための手段〉 機体と、機体内にワゴン車を装着する部分と、
ワゴン車上のトレーを持ち上げる持ち上げ手段
と、持ち上げられたトレーを作業部に搬送するた
めこのトレーを把持し搬送するキヤリヤと、前記
作業部において作業が終了するめでトレーを支持
する支持装置と、作業の終了したトレーを前記支
持装置より受け取つて下方に運搬するエレベータ
と、下方に運搬されたトレーをワゴン車に再び戻
すリターン装置とを装備した装置において、前記
キヤリヤには準備トレーを、また前記支持装置に
は作業トレーを予め装着しておくものである。 〈作用〉 機体内のワゴン車装着部に段積みトレーを積載
したワゴン車を搬入すると、作業を終えた作業ト
レーは、作業部の支持装置からエレベーターに移
され、さらにエレベーターにより下方に運搬され
てリターン装置へと運ばれる。一方、作業部にト
レーが無くなることにより、準備トレーがキヤリ
アにより作業部へ運ばれ、所定の作業が始められ
る。搬入されたワゴン車上の段積みトレーは、リ
フターにより最上部のトレーがキヤリアのチエツ
ク装置に把持されるまで持ち上げられる。 このため、ワゴン車上にトレーを挿入しうる空
隙部ができるので、リターン装置まで運ばれてい
る作業終了のトレーがリターン装置によりワゴン
車上に戻される。これらの動きは矩形運動で行わ
れ、ワゴン車がトレーチエンジヤーから切り離さ
れても中断することなく続けられる。 〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面とともに説明す
る。 実施例の概要 第1図に示すものは、本発明を適用する装置
(トレーチエンジヤー)の外観図であり、トレー
1が段積みされワゴン車2(台車)に積載されて
いる。この段積みの状態でワゴン車2は、機体3
の装着部4に搬入されている。機体3の上半分は
開口しており作業部5を構成している。作業部5
の上部には、トレーに積み込まれた物品を出し入
れするためのハンドリング手段であるロボツト6
が設置されている。このロボツト6は、図示しな
い制御装置により作業部5に支持されたトレー1
内の物品を取り出して、例えば工作機械などの加
工装置に供給したり、加工が終了した物品を加工
装置から受け取つたり、トレーに箱詰めをしたり
するものである。 このロボツト6は、周知のロボツトを適用でき
るのでその詳細は開示しない。第2図及び第3図
は、本発明を適用できる装置の概略構成を示した
ものであり、各構成部分については、本実施例に
示された構造に限定されることなく、それらのも
のと同等の機能を有する構造を適用しても本発明
に関する方法が実施できることは明らかである。 トレー装着部 4 トレー装着部4は、トレー1を積載したワゴン
車2全体を機体3に装着固定するものである。機
体3は、箱型の形状をしている。フレーム構造で
全体はカバーで覆われている。機体3の一側面に
は門型の開口7が設けられており、本実施例では
7個のトレー1を段積みしたワゴン車2全体が該
開口7内にスツポリと搬入できるように空間が設
けられている。搬入されたワゴン車2は周知の固
定手段45で機体3内に固定される。箱型の機体
3の上部半分は開口されていて作業部5を構成
し、トレー1内の物品を出し入れするための開口
である。 持ち上げ手段13(リフター、第3図) 装着部4に搬入装着されたワゴン車2の機体3
の両側部には、案内棒8が設けてあり、この案内
棒8にはそれにガイドされて上下に昇降するスラ
イダー9が摺動自在に設けられている。スライダ
ー9には、ワゴン車2上のトレー1の底面を持ち
上げるためにトレー1の底部と係合する係合爪1
0が突き出すように設けられている。係合爪10
は一方向にのみ回動するもので、スライダー9が
下降するときは回動して係合がはずる。スライダ
ー9は油圧制御により駆動されるリフターシリン
ダー11のピストンロツド12に結合され、これ
らで持ち上げ手段13を構成している。 把持・搬送手段(チヤツク装置14、キヤリア1
6) 持ち上げ手段13により装着部4内で上方に持
ち上げられたトレー1は、チヤツク装置14のチ
ヤツク爪15によりその両側部が把持される。チ
ヤツク爪15の駆動は図示しない油圧シリンダー
により行われているが、これを電磁装置により駆
動することも可能である。チヤツク装置14は、
装着部4及び作業部5の間を往復動するキヤリア
16内の移動台37に設けられている。キヤリア
16の駆動機構は後述するリターン装置25と同
一であり、リターン装置25の説明で詳記する。 支持装置22(第3図) 作業部5の下方で機体3内の空間部には、作業
トレー61を支持する支持杆18が設けられてい
るこの支持杆18は取付台20に回動自在に軸支
され、更に、取付台20は案内棒(図示せず)に
ねじ結合されている。支持杆18は、リンク機構
を介してシリンダー21に駆動されて出没し、ト
レー1の底部を支持したり外したりする。案内棒
を図示しないモーター等で回転駆動することによ
り、支持装置22全体を上下方向に動かして、支
持するトレー1の大きさの違いに対応させること
ができる。尚、前記シリンダー21を電磁駆動装
置等に代えることも可能である。 リターン装置25、キヤリヤ16 トレー1の装着部4から作業部5側への運搬
は、次のような運搬手段が使われている。この運
搬手段は基本的な構造は、下方の運搬手段である
リターン装置25、上方の運搬手段であるキヤリ
ヤ16も同一であるからリターン装置25の説明
で両者の説明に換える。 移動台37は、案内摺動棒31の上を摺動す
る。移動枠32も同様に案内摺動棒31上を摺動
自在である。移動枠32の周囲4箇所にはラチエ
ツトホイール33が回転自在に設けてある。この
ラチエツトホイール33間にはチエーン34が掛
け渡してある。ループになつたチエーン34の一
端は機体3に固定片38で固定してあり、他端は
移動台37に固定してある。 更に、移動枠32の一端にはピストンロツド3
5が固定されている。移動枠32はこのピストン
ロツド35によつて案内摺動棒31上を移動す
る。移動台37は、ピストンロツド35によつて
駆動される。滑車の原理で、滑車のひもがチエー
ン34に相当し、滑車が移動枠32に相当する。
チエーン34に移動台37が固定されているの
で、ピストンロツド35で移動枠32を駆動すれ
ば、ピストンロツド35の作動長さの2倍の距離
チエーン34は動き、チエーン34を固定してい
る移動台37も2倍の長さ動くことになる。この
ように、同一ストロークでもシリンダーの長さが
短くてすむ。従つて、トレーチエンジヤー全体が
コンパクトにまとまるという利点がある。 また、シリンダーを使用せずにチエーン34を
モータ(図示せず)で駆動して移動台37を駆動
させる方法もある。 連動機構 40,50 持ち上げ手段13のリフターシリンダー11に
より上昇するとき、トレー1が重量がある場合に
は、トレー1は傾斜することがある。左右のリフ
ターシリンダー11の作動の不一致、トレー1内
の重量のアンバランスなどである。このため本実
施例では左右のリフターシリンダー11の動きを
同期させる連動機構50がある。第3図にその一
部を示す。スプロケツト51が機体3の上下に設
けられ、その間にチエーン52が掛け渡されてい
る。そのチエーン52にスライダー9が連結され
ている。 スプロケツト51には連動軸53が固定されて
おり、同様の機構が連動軸53を介して連結され
て、トレー1を挟んで左右に設けられている。し
たがつて、左右のリフターシリンダー11が多少
アンバランスな動きをしてもチエーン52、スプ
ロケツト51、連動軸53が連動しトレー1が傾
くことはない。同様の機能を果たすリンク連動機
構40を第2図にその一部を示す。連動棒42が
トレー1の左右に設けられ、連動棒42には、回
動腕41が連結されている。回動腕41の連動軸
43を介して左右の連動棒42は連動しておりト
レー1の傾きを防ぐ。 運転の方法(主に第2図、第5図) 作業者は、物品供給ステーシヨンにおいて物品
の箱詰めされたトレー1を所要数だけワゴン車2
に積み込んで、このワゴン車2を補給の必要なト
レーチエンジヤーの所へ搬送する。トレーチエン
ジヤーには、予め作業トレー61と準備トレー6
0とがそれぞれ支持装置22及びチヤツク装置1
4にセツトされている。したがつて、作業者が機
体3の開口7より段積みトレー1を積載したワゴ
ン車2を搬入すると、ロツク装置45によりワゴ
ン車2が、トレーチエンジヤーに位置決め固定さ
れる。固定状態が検知されると作業部5において
所定の作業が終了している場合には直ちに作業ト
レー61はエレベーター24の載置台23に移さ
れる。 所定の作業中の場合には、その作業の終了信号
により作業トレー61の載置台23への移送が行
われるように制御されている。作業部5における
作業トレー61の移送が検出(作業トレー61−
の有無の検出)されると、キヤリア16はチエツ
ク装置14に準備トレー60が把持されているこ
とを検知して、準備トレー60を作業部5に搬送
する。作業部5に準備トレー60が運ばれると、
準備トレー60は作業トレー61となる。作業ト
レー61が運ばれると支持装置22が働き、その
支持杆18がシリンダー21の駆動により作業ト
レー61底部へ回動されて作業トレー61を確実
に支持する。 作業トレー61の支持が完了すると、ロボツト
6により作業トレー61内の物品の搬出・搬入が
行われ、所定の作業が始まる。また、キヤリア1
6は作業トレー61の支持完了により装着部4上
方の元の位置に戻される。キヤリア16のチヤツ
ク装置14には準備トレー60が把持されていな
いので、ワゴン車2上の段積みトレー1の最下段
のトレー1の底部に係合している係合爪10を上
方に動かすようにリフターシリンダー11が作動
される。 油圧制御によりリフターシリンダー11が駆動
されると、ピストンロツド12に結合されたスラ
イダー9が案内棒8に沿つて上方に動かされるの
で、段積みトレー1は係合爪10により上方に持
ち上げられ、その最上段のトレー1がチヤツク装
置14により把持されるまでリフターシリンダー
11は駆動される。リフターシリンダー11が停
止されると、ワゴン車2上にはトレー1が挿入し
うる空隙部が形成されている。 ところで、前工程において支持装置22から載
置台23に移されたトレー1は、油圧制御により
駆動されるエレベータ24により下方に動かさ
れ、トレー1は、リターン装置25に隣接して停
止されている。リフター13により段積みトレー
1の上方への持ち上げが停止すると、リターン装
置25の移動台37が油圧制御により第2図にお
いて右方へ摺動されるため、移動台37に固着さ
れている押圧板28が前記リターン装置25に隣
接して停止されているトレー1を前記ワゴン車2
上の空隙部に送り込む。 以後、作業部での作業が終了する毎に、作業の
済んだ物品を箱詰めしたトレー1がエレベーター
24によりリターン装置25へ運搬され、リター
ン装置25がこのトレー1をワゴン車2上に戻す
とともに、段積みトレー1から次々とトレー1が
キヤリア16により作業部5へと運ばれて所定の
作業が進行していく。 作業者は、最初にトレーチエンジヤーへ搬入し
たトレー1の数と同数のトレー1がワゴン車2上
に戻されると、ロボツト6による作業中であつて
もワゴン車2をトレーチエンジヤーから切り離し
て新たな物品のトレーへ詰め込みのために、物品
供給ステーシヨンへ向かう。このとき、作業部5
には作業トレー61が、装着部4側には準備トレ
ー60が残存しているのでロボツト6による作業
は中断する必要はない。 〈発明の効果〉 以上述べてきたように、本発明は次のような効
果がある。 a ワゴン車上のトレーを循環して作業部へと搬
送できるので作業の中断時間が少ない。 b 作業部に対して次のトレーを隣接して常時待
機させているのでトレーの交換時間が早い。 c 作業トレー、予備トレーを予めトレーチエン
ジヤーにセツトしておくことにより、作業中で
あつても作業を中断させることなく作業終了ト
レーをワゴン車により運び出すことができる。
第1図は本発明を実施するのに適用できるトレ
ーチエンジヤーの全体外観図、第2図はトレーチ
エンジヤーを示す側面図、第3図は同じくトレー
チエンジヤーの正面図、第4図はリターン装置の
平面図、第5図はトレーの移動方向を示す概念図
である。 1……トレー、2……台車、3……機体、4…
…装着部、5……作業部、6……ロボツト、13
……持ち上げ手段、16……キヤリヤ、24……
エレベータ、25……リターン装置。
ーチエンジヤーの全体外観図、第2図はトレーチ
エンジヤーを示す側面図、第3図は同じくトレー
チエンジヤーの正面図、第4図はリターン装置の
平面図、第5図はトレーの移動方向を示す概念図
である。 1……トレー、2……台車、3……機体、4…
…装着部、5……作業部、6……ロボツト、13
……持ち上げ手段、16……キヤリヤ、24……
エレベータ、25……リターン装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 物品を収納するトレーを矩形運動させてトレ
ー内の物品を出し入れするためのトレーチエンジ
ヤーにおいて、 ア トレーチエンジヤーの機体内の作業部及び把
持・搬送手段にそれぞれ作業トレー及び準備ト
レーを予めセツトする工程、 イ 段積みしたトレーを載せたワゴン車を機体の
開口に装着する工程、 ウ 前記作業トレーを支持する支持装置から作業
の終えた作業トレーを戻し手段により下降させ
て前記作業トレーをリターン装置に隣接させる
工程、 エ 把持・搬送手段により準備トレーを作業部に
搬送するとともに、この準備トレーを支持装置
に支持させて作業トレーとする工程、 オ 把持・搬送手段がトレーを把持してなく所定
の位置に戻されていることを検出して、持ち上
げ手段によりワゴン車上の段積みトレーを上方
に持ち上げる工程、 カ 持ち上げられたトレーを把持・搬送手段によ
り把持して準備トレーとし、作業部の支持装置
に作業トレーがないことを検知して、前記準備
トレーを作業部へ搬送する工程、 キ 前記オの工程が終了したことを検知して、リ
ターン装置に隣接しているトレーをワゴン車上
に戻す工程、 ク 上記ウ〜キの工程を繰り返すことにより、ワ
ゴン車上に所定の作業を終えたトレーが積み上
げられた時に、ワゴン車を機体から切り離す工
程、とからなるトレーチエンジヤーを用いた物
品搬送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25322386A JPS63106214A (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | トレ−チエンジヤ−をもちいた物品搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25322386A JPS63106214A (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | トレ−チエンジヤ−をもちいた物品搬送方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63106214A JPS63106214A (ja) | 1988-05-11 |
| JPH0436962B2 true JPH0436962B2 (ja) | 1992-06-17 |
Family
ID=17248279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25322386A Granted JPS63106214A (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | トレ−チエンジヤ−をもちいた物品搬送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63106214A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5190434A (en) * | 1989-03-14 | 1993-03-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Article supplier |
| JPH02243421A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-27 | Canon Inc | パレット供給装置 |
| JPH02120434U (ja) * | 1989-03-17 | 1990-09-28 | ||
| JP2850474B2 (ja) * | 1990-04-13 | 1999-01-27 | ソニー株式会社 | 部品供給装置 |
| JP2857647B2 (ja) * | 1993-10-20 | 1999-02-17 | 東海商事株式会社 | 印刷物等の各種ワークの循環移動式保持装置 |
| JP2862225B2 (ja) * | 1994-09-30 | 1999-03-03 | 東海商事株式会社 | 印刷物等の各種ワークの循環移動式保持装置 |
-
1986
- 1986-10-24 JP JP25322386A patent/JPS63106214A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63106214A (ja) | 1988-05-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3340843B2 (ja) | 折畳みコンテナの移載組立方法及び装置 | |
| JPH0436962B2 (ja) | ||
| JP7651208B1 (ja) | 保管品搬送システム | |
| JPH0422810B2 (ja) | ||
| JP2782304B2 (ja) | バケット移載方法 | |
| JP2790589B2 (ja) | ワーク積込み装置 | |
| JPH05728A (ja) | トレイ・チエンジヤー装置におけるトレイ供給方法およびトレイ・チエンジヤー装置 | |
| JP2620889B2 (ja) | 車両用蓋部材の供給方法及び装置 | |
| JP3612806B2 (ja) | 巻取ロール縦積みパレタイザ及びパレットへの巻取ロール縦積み方法 | |
| JP7664652B2 (ja) | 天井クレーン装置 | |
| JPH03161249A (ja) | パレット搬送設備 | |
| JPH085961Y2 (ja) | 物品パレタイジング用ロボットシステム | |
| JP2658670B2 (ja) | 車体パネルの組立装置 | |
| JPH02215619A (ja) | パレット供給装置 | |
| CN216836045U (zh) | 一种防爆环境下桶箍上料、定位装置 | |
| JP4545350B2 (ja) | スプール供給装置 | |
| JP2000264407A (ja) | 板材加工機におけるワーク搬入搬出装置 | |
| JPH0432369Y2 (ja) | ||
| JPH0718647Y2 (ja) | 移載装置 | |
| JPH0592291A (ja) | レーザ加工装置 | |
| JPH08187525A (ja) | 板材加工設備 | |
| JPS6176257A (ja) | ワークの加工装置 | |
| KR100979777B1 (ko) | 코일 제품 이송장치 | |
| JPS63191522A (ja) | 部品の組立てライン装置 | |
| JPH01101279A (ja) | 自動車ボディの溶接装置におけるボディ構成部品の位置決め装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |