JPH04370025A - 脱穀選別制御装置 - Google Patents
脱穀選別制御装置Info
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- JPH04370025A JPH04370025A JP14573191A JP14573191A JPH04370025A JP H04370025 A JPH04370025 A JP H04370025A JP 14573191 A JP14573191 A JP 14573191A JP 14573191 A JP14573191 A JP 14573191A JP H04370025 A JPH04370025 A JP H04370025A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀後の処理物を選別
する選別装置に備えられた揺動選別板上の処理物の層の
厚さを検出する層厚検出手段と、前記処理物の層の厚さ
が適正範囲となるように前記選別装置の処理能力を自動
調節する制御手段が設けられた脱穀選別制御装置に関す
る。
する選別装置に備えられた揺動選別板上の処理物の層の
厚さを検出する層厚検出手段と、前記処理物の層の厚さ
が適正範囲となるように前記選別装置の処理能力を自動
調節する制御手段が設けられた脱穀選別制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンバイン等の脱穀選別装置(以下、単
に選別装置という)において、良好な選別精度を維持す
るには、揺動選別板上の処理物の層の厚さを適正な範囲
に維持する必要がある。処理物量が少なすぎれば、一番
物として回収される穀粒に藁屑が混ざりやすくなり、逆
に多すぎれば回収されるべき穀粒が藁屑に混ざって排出
されるいわゆる三番ロスが増加するからである。
に選別装置という)において、良好な選別精度を維持す
るには、揺動選別板上の処理物の層の厚さを適正な範囲
に維持する必要がある。処理物量が少なすぎれば、一番
物として回収される穀粒に藁屑が混ざりやすくなり、逆
に多すぎれば回収されるべき穀粒が藁屑に混ざって排出
されるいわゆる三番ロスが増加するからである。
【0003】最近、揺動選別板上の処理物の層の厚さを
直接検出する層厚検出手段が開発され、その検出値に基
づいて、処理物の層の厚さが適正範囲になるように選別
装置の処理能力をフィードバック制御することが行われ
ている(例えば特願平2−402532号参照)。
直接検出する層厚検出手段が開発され、その検出値に基
づいて、処理物の層の厚さが適正範囲になるように選別
装置の処理能力をフィードバック制御することが行われ
ている(例えば特願平2−402532号参照)。
【0004】但し、層厚検出手段の検出値(処理物の層
の厚さ)に基づくフィードバック制御のみでは処理物の
層の厚さを適正範囲に維持することがむずかしい。つま
り処理物の層の厚さが急激に変化した場合、層厚検出手
段による検出のおくれ等に起因して選別装置の処理能力
制御が不安定になりやすい。そこで車速センサや稈厚セ
ンサ等の代用センサによって検出される扱室への穀稈供
給量に基づくフィードフォワード制御を併用することに
より、制御の安定化を図っている。
の厚さ)に基づくフィードバック制御のみでは処理物の
層の厚さを適正範囲に維持することがむずかしい。つま
り処理物の層の厚さが急激に変化した場合、層厚検出手
段による検出のおくれ等に起因して選別装置の処理能力
制御が不安定になりやすい。そこで車速センサや稈厚セ
ンサ等の代用センサによって検出される扱室への穀稈供
給量に基づくフィードフォワード制御を併用することに
より、制御の安定化を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
、代用センサと層厚検出手段を併用した選別装置の処理
能力制御にあっては制御プログラムが複雑になり、設計
変更に対応し難い。また、コスト低減の要請にも応じ難
いといった不利もある。
、代用センサと層厚検出手段を併用した選別装置の処理
能力制御にあっては制御プログラムが複雑になり、設計
変更に対応し難い。また、コスト低減の要請にも応じ難
いといった不利もある。
【0006】本発明はかかる実情に鑑みて為されたもの
であって、その目的は、層厚検出手段の検出情報に基づ
く選別装置の処理能力制御を安定化し、より良好な制御
性能を得ることにある。
であって、その目的は、層厚検出手段の検出情報に基づ
く選別装置の処理能力制御を安定化し、より良好な制御
性能を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の脱穀選別制御装
置は、脱穀後の処理物を選別する選別装置に備えられた
揺動選別板上の処理物の層の厚さを検出する層厚検出手
段と、前記処理物の層の厚さが適正範囲となるように前
記選別装置の処理能力を自動調節する制御手段が設けら
れたものであって、第1の特徴構成は、前記制御手段が
、前記層厚検出手段の検出値と、その変化率に基づいて
前記選別装置の処理能力調節の操作量を決定するように
構成されている点にある。
置は、脱穀後の処理物を選別する選別装置に備えられた
揺動選別板上の処理物の層の厚さを検出する層厚検出手
段と、前記処理物の層の厚さが適正範囲となるように前
記選別装置の処理能力を自動調節する制御手段が設けら
れたものであって、第1の特徴構成は、前記制御手段が
、前記層厚検出手段の検出値と、その変化率に基づいて
前記選別装置の処理能力調節の操作量を決定するように
構成されている点にある。
【0008】第2の特徴構成は、第1の特徴構成におい
て前記操作量を補正する手動調節手段が設けられている
点にある。
て前記操作量を補正する手動調節手段が設けられている
点にある。
【0009】
【作用】第1の特徴構成によれば、制御手段は、層厚検
出手段の検出値とその変化率に基づいて選別装置の処理
能力調節の操作量を決定する。つまり、検出値に基づく
比例制御に検出値の変化率に基づく微分制御が加えられ
ることになる。その結果、処理物の層の厚さが急激に変
化した場合にも速やかに追従できるようになり、制御の
安定性に寄与する。かかる制御は、例えばファジイ推論
を適用する事により容易に実現できる。
出手段の検出値とその変化率に基づいて選別装置の処理
能力調節の操作量を決定する。つまり、検出値に基づく
比例制御に検出値の変化率に基づく微分制御が加えられ
ることになる。その結果、処理物の層の厚さが急激に変
化した場合にも速やかに追従できるようになり、制御の
安定性に寄与する。かかる制御は、例えばファジイ推論
を適用する事により容易に実現できる。
【0010】第2の特徴構成によれば、処理物の濡れ具
合等に応じて手動調節手段を操作して上記操作量の微調
節を行うことができる。
合等に応じて手動調節手段を操作して上記操作量の微調
節を行うことができる。
【0011】
【発明の効果】上記の如く、層厚検出手段の検出情報に
基づく選別装置の処理能力制御の安定性を高めることが
できるようになった。
基づく選別装置の処理能力制御の安定性を高めることが
できるようになった。
【0012】
【実施例】以下、本発明をいわゆる自脱型のコンバイン
に適用した場合における実施例を図面に基づいて説明す
る。
に適用した場合における実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0013】図2に示す自脱型のコンバインは、左右一
対のクローラ走行装置1、脱穀部2、操縦部3、刈取部
4等を備える。刈取部4は、分草具5、植立穀稈の引き
起こし装置6、刈り刃7を備え、刈り取られた穀稈は搬
送装置9によって脱穀部2のフィードチェーン16まで
搬送される。
対のクローラ走行装置1、脱穀部2、操縦部3、刈取部
4等を備える。刈取部4は、分草具5、植立穀稈の引き
起こし装置6、刈り刃7を備え、刈り取られた穀稈は搬
送装置9によって脱穀部2のフィードチェーン16まで
搬送される。
【0014】動力伝達系は図3に示すように構成されて
いる。エンジンEの動力は、脱穀クラッチ10を介して
脱穀部2に伝達されると共に、走行クラッチ11及び油
圧式無段変速装置12を介してクローラ走行装置1のミ
ッション部13に伝達される。刈取部4には、ミッショ
ン部13から刈取クラッチ14を介して動力が伝達され
る。又、脱穀クラッチ10の入切状態を検出する脱穀ス
イッチSW1が設けられている。
いる。エンジンEの動力は、脱穀クラッチ10を介して
脱穀部2に伝達されると共に、走行クラッチ11及び油
圧式無段変速装置12を介してクローラ走行装置1のミ
ッション部13に伝達される。刈取部4には、ミッショ
ン部13から刈取クラッチ14を介して動力が伝達され
る。又、脱穀クラッチ10の入切状態を検出する脱穀ス
イッチSW1が設けられている。
【0015】脱穀部2は、図4に示すように、扱胴15
を収納する扱室A、刈取部4から供給される穀稈を搬送
するフィードチェーン16、排塵用の横断流ファン17
、トウミ18と揺動選別板19とからなる選別装置B、
穀粒回収用の一番口20、及び、穀粒と藁屑との混合物
を回収するための二番口21を備えている。
を収納する扱室A、刈取部4から供給される穀稈を搬送
するフィードチェーン16、排塵用の横断流ファン17
、トウミ18と揺動選別板19とからなる選別装置B、
穀粒回収用の一番口20、及び、穀粒と藁屑との混合物
を回収するための二番口21を備えている。
【0016】扱室Aに供給された穀稈は扱胴15の回転
により脱穀される。扱室Aの下部には受網22が設けら
れ、脱穀後の処理物のうち単粒化した穀粒は受網22か
ら揺動選別板19に漏下する。受網22から漏下できな
かった処理物は受網22の後端部より揺動選別板19に
落下する。受け網22のフレーム後端部には、揺動選別
板19上の処理物の層の厚さを検出する層厚検出手段(
以下、層厚センサという)S1が設けられている。
により脱穀される。扱室Aの下部には受網22が設けら
れ、脱穀後の処理物のうち単粒化した穀粒は受網22か
ら揺動選別板19に漏下する。受網22から漏下できな
かった処理物は受網22の後端部より揺動選別板19に
落下する。受け網22のフレーム後端部には、揺動選別
板19上の処理物の層の厚さを検出する層厚検出手段(
以下、層厚センサという)S1が設けられている。
【0017】層厚センサS1は図7に示すように、横軸
芯周りに揺動自在に垂下されたセンサバーTと、そのセ
ンサバーTの後方(処理物の移送方向)への回動角度を
抵抗値に変換するポテンショメータPMからなる。セン
サバーTは、処理物移送方向の下流部T1が上流部T2
より長い二股状に形成されている。処理物の層の厚さが
薄いときは下流部T1が処理物に接当し、層の厚さが厚
くなると上流部T2が処理物に接当しするように構成さ
れている。
芯周りに揺動自在に垂下されたセンサバーTと、そのセ
ンサバーTの後方(処理物の移送方向)への回動角度を
抵抗値に変換するポテンショメータPMからなる。セン
サバーTは、処理物移送方向の下流部T1が上流部T2
より長い二股状に形成されている。処理物の層の厚さが
薄いときは下流部T1が処理物に接当し、層の厚さが厚
くなると上流部T2が処理物に接当しするように構成さ
れている。
【0018】上記構成により処理物の層の厚さが厚いほ
どセンサバーTの回動角度が大きくなり、ポテンショメ
ータPMの抵抗値が高くなる。結局層厚センサS1から
は、処理物の層の厚さに応じたDC電圧が検出情報とし
て得られる。
どセンサバーTの回動角度が大きくなり、ポテンショメ
ータPMの抵抗値が高くなる。結局層厚センサS1から
は、処理物の層の厚さに応じたDC電圧が検出情報とし
て得られる。
【0019】選別装置Bの揺動選別板19は、トウミ1
8の上方に位置するグレンパン23、その後方に位置す
るチャフシーブ24、その下方に位置するグレンシーブ
25等からなる。グレンシーブ25から漏下する穀粒は
揺動選別板19の下方に設けられた一番口20から回収
され、タンク等に貯溜される。又、チャフシーブ24の
後端やグレンシーブ25の後端から落下する穀粒と藁屑
との混合物は二番口21から回収されて揺動選別板19
に還元される。
8の上方に位置するグレンパン23、その後方に位置す
るチャフシーブ24、その下方に位置するグレンシーブ
25等からなる。グレンシーブ25から漏下する穀粒は
揺動選別板19の下方に設けられた一番口20から回収
され、タンク等に貯溜される。又、チャフシーブ24の
後端やグレンシーブ25の後端から落下する穀粒と藁屑
との混合物は二番口21から回収されて揺動選別板19
に還元される。
【0020】チャフシーブ24は、図5に示すように、
複数の板状部材24aが所定間隔毎に前後方向に並設さ
れたものである。各板状部材24aは左右軸芯周りに回
動自在に枢着され、下端部がリンク25にて連結されて
いる。従って、リンク25を前後方向に移動操作すると
各板状部材24aが同時に回動し、各板状部材24aの
隣接間隔t(以下、チャフシーブ開度という)が変化す
る。
複数の板状部材24aが所定間隔毎に前後方向に並設さ
れたものである。各板状部材24aは左右軸芯周りに回
動自在に枢着され、下端部がリンク25にて連結されて
いる。従って、リンク25を前後方向に移動操作すると
各板状部材24aが同時に回動し、各板状部材24aの
隣接間隔t(以下、チャフシーブ開度という)が変化す
る。
【0021】チャフシーブ開度の調節は、シーブモータ
M1を正逆回転することによって行われる。その正逆回
転はギヤ式の連係機構26、揺動アーム27、レリーズ
ワイヤ28によってリンク25の前後移動に変換され、
その結果、上記の如くチャフシーブ開度が変更される。 又、揺動アーム27の回転角からチャフシーブ開度を検
出するチャフシーブ開度センサS2が設けられている。 尚、29はチャフシーブ開度を全閉側に付勢するコイル
バネである。
M1を正逆回転することによって行われる。その正逆回
転はギヤ式の連係機構26、揺動アーム27、レリーズ
ワイヤ28によってリンク25の前後移動に変換され、
その結果、上記の如くチャフシーブ開度が変更される。 又、揺動アーム27の回転角からチャフシーブ開度を検
出するチャフシーブ開度センサS2が設けられている。 尚、29はチャフシーブ開度を全閉側に付勢するコイル
バネである。
【0022】選別装置Bのトウミ18は、揺動選別板1
9上の藁屑を吹き飛ばすためのものであり、その風力は
図4に示すように、ファンケースカバー18aの開度(
以下トウミ排風開度という)を変えることによって行わ
れる。つまり、トウミ排風開度を大きくするほどその開
口部から逃げる風量が増加し、揺動選別板19上の処理
物に及ぼす風力(以下トウミ風力という)が小さくなる
。
9上の藁屑を吹き飛ばすためのものであり、その風力は
図4に示すように、ファンケースカバー18aの開度(
以下トウミ排風開度という)を変えることによって行わ
れる。つまり、トウミ排風開度を大きくするほどその開
口部から逃げる風量が増加し、揺動選別板19上の処理
物に及ぼす風力(以下トウミ風力という)が小さくなる
。
【0023】トウミ排風開度の調節は、図6に示すよう
に、トウミモータM2によって行われる。トウミモータ
M2を正逆回転すると、連係機構30、揺動アーム31
、リンク32、33を介してファンケースカバー18a
が開閉する。又、揺動アーム31の回転角からトウミ排
風開度を検出するトウミ排風開度センサS3が設けられ
ている。
に、トウミモータM2によって行われる。トウミモータ
M2を正逆回転すると、連係機構30、揺動アーム31
、リンク32、33を介してファンケースカバー18a
が開閉する。又、揺動アーム31の回転角からトウミ排
風開度を検出するトウミ排風開度センサS3が設けられ
ている。
【0024】上記チャフシーブ開度及びトウミ排風開度
(トウミ風力)の変更調節、即ち選別装置Bの処理能力
調節は、図1に示すように、制御手段Hがシーブモータ
M1及びトウミモータM2の駆動を制御することにより
行われる。つまり、制御手段Hは適切な選別精度を維持
すべく、前述の層厚センサS1の検出情報に基づいて、
揺動選別板19上の処理物の層の厚さが適正範囲となる
ように選別装置Bの処理能力を自動調節する。
(トウミ風力)の変更調節、即ち選別装置Bの処理能力
調節は、図1に示すように、制御手段Hがシーブモータ
M1及びトウミモータM2の駆動を制御することにより
行われる。つまり、制御手段Hは適切な選別精度を維持
すべく、前述の層厚センサS1の検出情報に基づいて、
揺動選別板19上の処理物の層の厚さが適正範囲となる
ように選別装置Bの処理能力を自動調節する。
【0025】制御手段Hはマイクロコンピュータを備え
、そのプログラムによって構成されるファジイ制御によ
り上記自動調節を行っている。脱穀スイッチSW1がオ
ンのとき、即ち脱穀動作中に実行される脱穀選別制御の
流れ図(図8参照)に沿って以下に説明を加える。
、そのプログラムによって構成されるファジイ制御によ
り上記自動調節を行っている。脱穀スイッチSW1がオ
ンのとき、即ち脱穀動作中に実行される脱穀選別制御の
流れ図(図8参照)に沿って以下に説明を加える。
【0026】先ず、処理(イ)では層厚センサS1の検
出情報から層厚レベル偏差dとその変化量Δdを求める
。ここで層厚レベル偏差dとは、処理物の層の厚さの適
正範囲中央値からのずれ量をいう。つまり、層厚センサ
S1の検出情報(DC電圧)はA/D変換されて0〜2
55の8ビットディジタル値となるが、その値と予め定
めた適正範囲中央値(96)との差を層厚レベル偏差d
とする。処理物の層の厚さが適正範囲中央値より厚けれ
ばdは正の値となり、適正範囲中央値より薄ければ負の
値となる。また、この処理ルーチンは所定の処理サイク
ルで繰り返されるので、層厚レベル偏差dの変化量Δd
は変化率ということもできる。
出情報から層厚レベル偏差dとその変化量Δdを求める
。ここで層厚レベル偏差dとは、処理物の層の厚さの適
正範囲中央値からのずれ量をいう。つまり、層厚センサ
S1の検出情報(DC電圧)はA/D変換されて0〜2
55の8ビットディジタル値となるが、その値と予め定
めた適正範囲中央値(96)との差を層厚レベル偏差d
とする。処理物の層の厚さが適正範囲中央値より厚けれ
ばdは正の値となり、適正範囲中央値より薄ければ負の
値となる。また、この処理ルーチンは所定の処理サイク
ルで繰り返されるので、層厚レベル偏差dの変化量Δd
は変化率ということもできる。
【0027】次に、処理(ロ)で層厚レベル偏差d及び
その変化量Δdを前件部のファジイ変数とするファジイ
推論により操作量Kが決定される。ファジイ変数d及び
Δdのメンバシップ関数を図9(イ)及び(ロ)に示す
。また、図10に示すルールの後件部のファジイ変数で
ある操作量Kのメンバシップ関数は図9(ハ)に示すよ
うな離散的なシングルトンの集合として表される。
その変化量Δdを前件部のファジイ変数とするファジイ
推論により操作量Kが決定される。ファジイ変数d及び
Δdのメンバシップ関数を図9(イ)及び(ロ)に示す
。また、図10に示すルールの後件部のファジイ変数で
ある操作量Kのメンバシップ関数は図9(ハ)に示すよ
うな離散的なシングルトンの集合として表される。
【0028】層厚レベル偏差d及びその変化量Δdの各
メンバシップ関数に対する適合度(グレード又はメンバ
シップ値ともいう)に応じて、図10にマトリックスで
示す30通りのルールのうちの1又は複数のルールから
操作量Kが得られる。つまり、適合するルールの操作量
Kにd又はΔdのグレードの小さい方の値を掛けた値が
そのルールから得られる操作量Kである。複数のルール
から複数の操作量Kが得られる場合はそれらの平均値が
ファジイ推論によって得られる最終的な操作量Kである
。
メンバシップ関数に対する適合度(グレード又はメンバ
シップ値ともいう)に応じて、図10にマトリックスで
示す30通りのルールのうちの1又は複数のルールから
操作量Kが得られる。つまり、適合するルールの操作量
Kにd又はΔdのグレードの小さい方の値を掛けた値が
そのルールから得られる操作量Kである。複数のルール
から複数の操作量Kが得られる場合はそれらの平均値が
ファジイ推論によって得られる最終的な操作量Kである
。
【0029】上記演算は、制御手段Hに記憶された演算
テーブルを参照して実行される。操作量Kも正負の8ビ
ットディジタル値で表され、正の値は選別装置Bの処理
能力を高める方向、即ちチャフシーブ開度を上げトウミ
排風開度を下げる方向の操作を表し、負の値は処理能力
を下げる方向の操作を表す。
テーブルを参照して実行される。操作量Kも正負の8ビ
ットディジタル値で表され、正の値は選別装置Bの処理
能力を高める方向、即ちチャフシーブ開度を上げトウミ
排風開度を下げる方向の操作を表し、負の値は処理能力
を下げる方向の操作を表す。
【0030】次に、処理(ハ)では手動調節手段V1の
設定位置に応じて上記の操作量Kが補正される。手動調
節手段V1は、ロータリーボリュームであって、設定位
置がセンタ−(標準)であれば補正量はゼロであるが、
左又は右に回したときにその角度に応じた補正量で操作
量Kがプラス側又はマイナス側に補正される。これによ
り、処理物の濡れ具合等の条件をオペレータが判断して
微調節することができるようにしている。
設定位置に応じて上記の操作量Kが補正される。手動調
節手段V1は、ロータリーボリュームであって、設定位
置がセンタ−(標準)であれば補正量はゼロであるが、
左又は右に回したときにその角度に応じた補正量で操作
量Kがプラス側又はマイナス側に補正される。これによ
り、処理物の濡れ具合等の条件をオペレータが判断して
微調節することができるようにしている。
【0031】最後に処理(ニ)において補正後の操作量
Kに基づいてシーブモータM1及びトウミモータM2が
駆動される。前述のチャフシーブ開度センサS2及びト
ウミ排風開度センサS3の検出情報も正負の8ビットデ
ィジタル値に変換され、その変化量が上記操作量Kと一
致するまで各モータM1,M2が駆動されることになる
。
Kに基づいてシーブモータM1及びトウミモータM2が
駆動される。前述のチャフシーブ開度センサS2及びト
ウミ排風開度センサS3の検出情報も正負の8ビットデ
ィジタル値に変換され、その変化量が上記操作量Kと一
致するまで各モータM1,M2が駆動されることになる
。
【0032】以下、別実施例について列記する。■
上記実施例では、処理物の層の厚さの適正範囲中央値か
らの偏差及びその変化量からファジイ推論によって選別
装置の処理能力調節の操作量(シーブ開度及びトウミ排
風開度の操作量)を求めるように構成したが、処理物の
層の厚さの絶対値、及びその変化量からチャフシーブ開
度及びトウミ排風開度の目標値を決定するように構成し
てもよい。
上記実施例では、処理物の層の厚さの適正範囲中央値か
らの偏差及びその変化量からファジイ推論によって選別
装置の処理能力調節の操作量(シーブ開度及びトウミ排
風開度の操作量)を求めるように構成したが、処理物の
層の厚さの絶対値、及びその変化量からチャフシーブ開
度及びトウミ排風開度の目標値を決定するように構成し
てもよい。
【0033】■ 層厚検出手段の検出値と、その変化
率に基づいて選別装置の処理能力調節の操作量を決定す
る方法はファジイ推論に限らず、例えば、OPアンプ等
を用いたPID制御回路によって行うこともできる。
率に基づいて選別装置の処理能力調節の操作量を決定す
る方法はファジイ推論に限らず、例えば、OPアンプ等
を用いたPID制御回路によって行うこともできる。
【0034】■ 上記実施例の選別装置は、チャフシ
ーブ開度と唐箕風力を調節することによりその処理能力
を調節するものであるが、本発明はこれに限らず、例え
ばチャフシーブの代わりに選別シーブの濾過面積を調節
する遮蔽板を出退させるタイプの選別装置にも適用でき
る。又、自脱型のコンバインに限らず、全桿投入型のコ
ンバインにも適用できる。
ーブ開度と唐箕風力を調節することによりその処理能力
を調節するものであるが、本発明はこれに限らず、例え
ばチャフシーブの代わりに選別シーブの濾過面積を調節
する遮蔽板を出退させるタイプの選別装置にも適用でき
る。又、自脱型のコンバインに限らず、全桿投入型のコ
ンバインにも適用できる。
【0035】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本発明の実施例に係るコンバインの脱穀選別装
置のブロック図
置のブロック図
【図2】同じくコンバインの側面外観図
【図3】同じく
コンバインの動力伝達系の説明図
コンバインの動力伝達系の説明図
【図4】同じくコンバ
インの脱穀部を示す透視図
インの脱穀部を示す透視図
【図5】選別装置のチャフシ
ーブ開度調節機構の概略図
ーブ開度調節機構の概略図
【図6】選別装置のトウミ排
風開度調節機構の概略図
風開度調節機構の概略図
【図7】層厚検出手段とその周
辺の側面図
辺の側面図
【図8】脱穀選別制御の流れ図
【図9】ファジイ変数のメンバシップ関数を示す図
【図
10】ファジイ推論のルールを示すテーブル
10】ファジイ推論のルールを示すテーブル
19 揺動選別板
B 選別装置
H 制御手段
S1 層厚検出手段
V1 手動調節手段
Claims (2)
- 【請求項1】 脱穀後の処理物を選別する選別装置(
B)に備えられた揺動選別板(19)上の処理物の層の
厚さを検出する層厚検出手段(S1)と、前記処理物の
層の厚さが適正範囲となるように前記選別装置(B)の
処理能力を自動調節する制御手段(H)が設けられた脱
穀選別制御装置であって、前記制御手段(H)は、前記
層厚検出手段(S1)の検出値と、その変化率に基づい
て前記選別装置(B)の処理能力調節の操作量を決定す
るように構成されている脱穀選別制御装置。 - 【請求項2】 前記操作量を補正する手動調節手段(
V1)が設けられている請求項1記載の脱穀選別制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3145731A JP2699988B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 脱穀選別制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3145731A JP2699988B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 脱穀選別制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04370025A true JPH04370025A (ja) | 1992-12-22 |
| JP2699988B2 JP2699988B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=15391842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3145731A Expired - Fee Related JP2699988B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 脱穀選別制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2699988B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05328833A (ja) * | 1992-05-28 | 1993-12-14 | Kubota Corp | 脱穀装置の選別制御装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02100425U (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-09 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP3145731A patent/JP2699988B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02100425U (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-09 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05328833A (ja) * | 1992-05-28 | 1993-12-14 | Kubota Corp | 脱穀装置の選別制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2699988B2 (ja) | 1998-01-19 |
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Legal Events
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