JPH0439362Y2 - - Google Patents
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- JPH0439362Y2 JPH0439362Y2 JP5302386U JP5302386U JPH0439362Y2 JP H0439362 Y2 JPH0439362 Y2 JP H0439362Y2 JP 5302386 U JP5302386 U JP 5302386U JP 5302386 U JP5302386 U JP 5302386U JP H0439362 Y2 JPH0439362 Y2 JP H0439362Y2
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- JP
- Japan
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- timing belt
- tensioner
- idler
- drive system
- camshaft
- Prior art date
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はV型エンジンのカム軸駆動装置に係
り、詳しくは、クランク軸の回転をカム軸に伝え
るタイミングベルトをプーリに密接して噛み合わ
せるため、張り側と緩み側にアイドラとテンシヨ
ナが備えられたカム軸駆動装置に関するものであ
る。
り、詳しくは、クランク軸の回転をカム軸に伝え
るタイミングベルトをプーリに密接して噛み合わ
せるため、張り側と緩み側にアイドラとテンシヨ
ナが備えられたカム軸駆動装置に関するものであ
る。
シリンダヘツドに設けられる吸気弁や排気弁
は、回転するカムデイスクとそれにより圧縮され
るスプリングによつて往復動するタペツトにより
開閉される。そして、カムデイスクを備えたカム
軸とクランク軸にそれぞれスプロケツトが取付け
られ、そのスプロケツトに噛み合うチエーンが、
クランク軸の回転をカム軸に伝えるようになつて
いる。そのような構成がV型エンジンに適用され
た一例として、特開昭58−119929号公報に記載さ
れたV型多気筒内燃機関がある。このV型エンジ
ンの左バンクと右バンクには、カム軸を駆動する
ためのチエーンとスプロケツトよりなる第1駆動
系と第2駆動系とが独立して設けられる。そし
て、チエーンとスプロケツトの確実な噛み合いを
図るため、チエーンの張り側と緩み側に押力方向
に移動可能な押圧部材が配設される。
は、回転するカムデイスクとそれにより圧縮され
るスプリングによつて往復動するタペツトにより
開閉される。そして、カムデイスクを備えたカム
軸とクランク軸にそれぞれスプロケツトが取付け
られ、そのスプロケツトに噛み合うチエーンが、
クランク軸の回転をカム軸に伝えるようになつて
いる。そのような構成がV型エンジンに適用され
た一例として、特開昭58−119929号公報に記載さ
れたV型多気筒内燃機関がある。このV型エンジ
ンの左バンクと右バンクには、カム軸を駆動する
ためのチエーンとスプロケツトよりなる第1駆動
系と第2駆動系とが独立して設けられる。そし
て、チエーンとスプロケツトの確実な噛み合いを
図るため、チエーンの張り側と緩み側に押力方向
に移動可能な押圧部材が配設される。
この例では、カム軸の駆動にチエーンが使用さ
れているが、タイミングベルトとプーリを用いて
駆動する場合においても、カム軸にクランク軸の
回転を伝える機能は変わることがない。そこで、
第1駆動系と第2駆動系に、タイミングベルトと
プーリによる駆動方式を適用する際には、それぞ
れのタイミングベルトの張り側と緩み側にアイド
ラとテンシヨナの2つのプーリが配置される。そ
の結果、張り側では振動を伴つたタイミングベル
トの動きが抑制される一方、緩み側では緩みが防
止され、回転の円滑な伝達を行なわせることがで
きる。
れているが、タイミングベルトとプーリを用いて
駆動する場合においても、カム軸にクランク軸の
回転を伝える機能は変わることがない。そこで、
第1駆動系と第2駆動系に、タイミングベルトと
プーリによる駆動方式を適用する際には、それぞ
れのタイミングベルトの張り側と緩み側にアイド
ラとテンシヨナの2つのプーリが配置される。そ
の結果、張り側では振動を伴つたタイミングベル
トの動きが抑制される一方、緩み側では緩みが防
止され、回転の円滑な伝達を行なわせることがで
きる。
近年、カム軸にクランク軸の回転を伝えるた
め、騒音の少ないタイミングベルトとプーリの組
合せたものが採用される。ところで、タイミング
ベルトで駆動する場合、V型エンジンの第1駆動
系と第2駆動系で形成される空間に、第1駆動系
のアイドラと第2駆動系のテンシヨナを取付ける
ことが必要となる。一般的に、その空間はシリン
ダヘツドとシリンダブロツクの形状や傾きなどに
よつて狭くなるので、配列に苦心を要すると共に
取付けに手間が掛かり、調整などに時間を要する
などの問題がある。一方、V型の上記空間を大き
くとるならば、不必要にV型エンジンが嵩張つた
構造になるなどの問題が生じる。
め、騒音の少ないタイミングベルトとプーリの組
合せたものが採用される。ところで、タイミング
ベルトで駆動する場合、V型エンジンの第1駆動
系と第2駆動系で形成される空間に、第1駆動系
のアイドラと第2駆動系のテンシヨナを取付ける
ことが必要となる。一般的に、その空間はシリン
ダヘツドとシリンダブロツクの形状や傾きなどに
よつて狭くなるので、配列に苦心を要すると共に
取付けに手間が掛かり、調整などに時間を要する
などの問題がある。一方、V型の上記空間を大き
くとるならば、不必要にV型エンジンが嵩張つた
構造になるなどの問題が生じる。
本考案は上述の問題に鑑みてなされたもので、
その目的は、アイドラとテンシヨナの機能を損な
うことなく、小型化と構造の簡素化を図り、狭い
空間でもアイドラとテンシヨナとを設置しやすく
したV型エンジンのカム軸駆動装置を提供するこ
とである。
その目的は、アイドラとテンシヨナの機能を損な
うことなく、小型化と構造の簡素化を図り、狭い
空間でもアイドラとテンシヨナとを設置しやすく
したV型エンジンのカム軸駆動装置を提供するこ
とである。
本考案のV型エンジンのカム軸駆動装置の特徴
は、クランク軸の回転を、第1タイミングベルト
により左バンクに位置するカム軸に伝え、そのク
ランク軸の回転方向によつて生じる第1タイミン
グベルトの張り側にアイドラ、緩み側にテンシヨ
ナを具備した第1駆動系と、クランク軸の回転
を、第2タイミングベルトにより右バンクに位置
するカム軸に伝え、クランク軸の回転方向によつ
て生じる第2タイミングベルトの張り側にアイド
ラ、緩み側にテンシヨナを具備した第2駆動系
と、からなるV型エンジンのカム軸駆動装置であ
つて、第1駆動系と第2駆動系とにより挟まれた
空間に位置するアイドラとテンシヨナとが、同一
のプーリ軸で軸支されると共に、テンシヨナを軸
支する軸部をアイドラ軸芯に対して偏心させたこ
とである。
は、クランク軸の回転を、第1タイミングベルト
により左バンクに位置するカム軸に伝え、そのク
ランク軸の回転方向によつて生じる第1タイミン
グベルトの張り側にアイドラ、緩み側にテンシヨ
ナを具備した第1駆動系と、クランク軸の回転
を、第2タイミングベルトにより右バンクに位置
するカム軸に伝え、クランク軸の回転方向によつ
て生じる第2タイミングベルトの張り側にアイド
ラ、緩み側にテンシヨナを具備した第2駆動系
と、からなるV型エンジンのカム軸駆動装置であ
つて、第1駆動系と第2駆動系とにより挟まれた
空間に位置するアイドラとテンシヨナとが、同一
のプーリ軸で軸支されると共に、テンシヨナを軸
支する軸部をアイドラ軸芯に対して偏心させたこ
とである。
第1駆動系のプーリに第1タイミングベルトが
架けられ、第2駆動系のプーリに第2タイミング
ベルトが架けられた状態にあつて、第1タイミン
グベルトの緩み側にテンシヨナ、第2タイミング
ベルトの張り側にアイドラが取付けられる。その
第1タイミングベルトの張り側と第2タイミング
ベルトの緩み側との間の空間に、同一のプーリ軸
に軸支してアイドラとテンシヨナが取付けられ
る。そのアイドラは、取付位置で第1タイミング
ベルトをガイドしながら軸芯を中心に回転する。
アイドラ軸芯に対して偏心させた軸部に軸支され
たテンシヨナは、アイドラ軸芯を中心に第2タイ
ミングベルト方向へ回動される。そのテンシヨナ
は第2タイミングベルトを押圧してそれに所望の
張力を付与する。
架けられ、第2駆動系のプーリに第2タイミング
ベルトが架けられた状態にあつて、第1タイミン
グベルトの緩み側にテンシヨナ、第2タイミング
ベルトの張り側にアイドラが取付けられる。その
第1タイミングベルトの張り側と第2タイミング
ベルトの緩み側との間の空間に、同一のプーリ軸
に軸支してアイドラとテンシヨナが取付けられ
る。そのアイドラは、取付位置で第1タイミング
ベルトをガイドしながら軸芯を中心に回転する。
アイドラ軸芯に対して偏心させた軸部に軸支され
たテンシヨナは、アイドラ軸芯を中心に第2タイ
ミングベルト方向へ回動される。そのテンシヨナ
は第2タイミングベルトを押圧してそれに所望の
張力を付与する。
第1駆動系と第2駆動系とにより挟まれた空間
に位置するアイドラとテンシヨナを、同一のプー
リ軸で軸支すると共に、テンシヨナを軸支する軸
部をアイドラ軸芯に対して偏心させたので、アイ
ドラとテンシヨナの機能を損なうことなく、アイ
ドラやテンシヨナの構造の簡素化や小型化を図る
ことができる。その結果、第1駆動系と第2駆動
系に挟まれた空間が狭くても、アイドラやテンシ
ヨナを取付けることができ、構造の簡単化が図ら
れる。
に位置するアイドラとテンシヨナを、同一のプー
リ軸で軸支すると共に、テンシヨナを軸支する軸
部をアイドラ軸芯に対して偏心させたので、アイ
ドラとテンシヨナの機能を損なうことなく、アイ
ドラやテンシヨナの構造の簡素化や小型化を図る
ことができる。その結果、第1駆動系と第2駆動
系に挟まれた空間が狭くても、アイドラやテンシ
ヨナを取付けることができ、構造の簡単化が図ら
れる。
以下に、本考案のV型エンジンのカム軸駆動装
置を、その実施例に基づいて詳細に説明する。
置を、その実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図に示すV型エンジンの1のカム軸駆動装
置2における第1駆動系3は、左バンクに位置す
るカム軸5Aと、それに一体に取付けられたプー
リ6Aと、エンドレスな第1タイミングベルト7
Aと、クランク軸8に一体化されたプーリ9A
と、テンシヨナ10と、アイドラ・テンシヨナ同
軸プーリ11における第2図に示すアイドラ12
と、により構成される。
置2における第1駆動系3は、左バンクに位置す
るカム軸5Aと、それに一体に取付けられたプー
リ6Aと、エンドレスな第1タイミングベルト7
Aと、クランク軸8に一体化されたプーリ9A
と、テンシヨナ10と、アイドラ・テンシヨナ同
軸プーリ11における第2図に示すアイドラ12
と、により構成される。
一方、第2駆動系4は、右バンクに位置するカ
ム軸5Bと、それに一体化されたプーリ6Bと、
エンドレスな第2タイミングベルト7Bと、クラ
ンク軸8に一体化されたプーリ9Bと、アイドラ
13と、アイドラ・テンシヨナ同軸プーリ11に
おける第2図に示すテンシヨナ14と、により構
成される。
ム軸5Bと、それに一体化されたプーリ6Bと、
エンドレスな第2タイミングベルト7Bと、クラ
ンク軸8に一体化されたプーリ9Bと、アイドラ
13と、アイドラ・テンシヨナ同軸プーリ11に
おける第2図に示すテンシヨナ14と、により構
成される。
なお、これらの第1駆動系3および第2駆動系
4では、クランク軸8の回転を、第1および第2
タイミングベルト7A,7Bにより、カム軸5
A,5Bに伝えるが、4サイクルエンジンの場
合、クランク軸8の2回転に対してカム軸5A,
5Bは1回転すればよいので、プーリ6A,6B
の直径は、プーリ9A,9Bの直径の2倍となつ
ている。
4では、クランク軸8の回転を、第1および第2
タイミングベルト7A,7Bにより、カム軸5
A,5Bに伝えるが、4サイクルエンジンの場
合、クランク軸8の2回転に対してカム軸5A,
5Bは1回転すればよいので、プーリ6A,6B
の直径は、プーリ9A,9Bの直径の2倍となつ
ている。
本例では、左バンクや右バンクのシリンダ当り
1対の吸気弁と排気弁が設けられ、カム軸5A,
5Bに取付けられた図示しないカムデイスクによ
り弁棒が昇降される形式である。なお、シリンダ
当り2対の吸気弁と排気弁が設けられ、1対ごと
に個別のカム軸があるツインカム形式であつて
も、本考案を適用することができる。その場合に
は、タイミングベルトのプーリ巻付角が少なくな
る傾向にあるが、本考案が適用されることによ
り、巻付角を増大させてより高い回転力を伝達さ
せることができる効果が発揮される。
1対の吸気弁と排気弁が設けられ、カム軸5A,
5Bに取付けられた図示しないカムデイスクによ
り弁棒が昇降される形式である。なお、シリンダ
当り2対の吸気弁と排気弁が設けられ、1対ごと
に個別のカム軸があるツインカム形式であつて
も、本考案を適用することができる。その場合に
は、タイミングベルトのプーリ巻付角が少なくな
る傾向にあるが、本考案が適用されることによ
り、巻付角を増大させてより高い回転力を伝達さ
せることができる効果が発揮される。
上述の第1タイミングベルト7Aの張り側であ
り、かつ、第2タイミングベルト7Bの緩み側に
相当する第1駆動系3と第2駆動系4とにより挟
まれた空間15には、第2図に示す第1駆動系3
のアイドラ12と、第2駆動系4のテンシヨナ1
4により構成されるアイドラ・テンシヨナ同軸プ
ーリ11が取付けられる。
り、かつ、第2タイミングベルト7Bの緩み側に
相当する第1駆動系3と第2駆動系4とにより挟
まれた空間15には、第2図に示す第1駆動系3
のアイドラ12と、第2駆動系4のテンシヨナ1
4により構成されるアイドラ・テンシヨナ同軸プ
ーリ11が取付けられる。
アイドラ・テンシヨナ同軸プーリ11を詳述す
ると、アイドラ12の軸芯Mを中心として形成さ
れた円筒形の軸部16Aと、その軸芯Mに対して
偏心されたテンシヨナ14の軸芯Nを中心として
形成された円筒形の軸部16Bと、が一体となつ
て同一のプーリ軸16が形成され、それに、アイ
ドラ12とテンシヨナ14が装着される。なお、
軸部16Aの軸芯Mに締付ボルト17を挿通する
ための貫通孔18が穿設されている。
ると、アイドラ12の軸芯Mを中心として形成さ
れた円筒形の軸部16Aと、その軸芯Mに対して
偏心されたテンシヨナ14の軸芯Nを中心として
形成された円筒形の軸部16Bと、が一体となつ
て同一のプーリ軸16が形成され、それに、アイ
ドラ12とテンシヨナ14が装着される。なお、
軸部16Aの軸芯Mに締付ボルト17を挿通する
ための貫通孔18が穿設されている。
アイドラ12にあつては、軸部16Aの外周に
ボールベアリング19が設けられ、そのインナー
レース19Aと共に非回転部材20が軸部16A
と一体化されている。一方、ボール21を介して
アウターレース19Bと一体とされて回転自在な
回転部材22があり、これに第1タイミングベル
ト7Aの噛み合う溝7aが形成されている。した
がつて、アイドラ12は第1タイミングベルト7
Aをガイドしながら回転し、張り側における第1
タイミングベルト7Aの振動を伴つた動きを阻止
する。
ボールベアリング19が設けられ、そのインナー
レース19Aと共に非回転部材20が軸部16A
と一体化されている。一方、ボール21を介して
アウターレース19Bと一体とされて回転自在な
回転部材22があり、これに第1タイミングベル
ト7Aの噛み合う溝7aが形成されている。した
がつて、アイドラ12は第1タイミングベルト7
Aをガイドしながら回転し、張り側における第1
タイミングベルト7Aの振動を伴つた動きを阻止
する。
テンシヨナ14にあつては、軸部16Bの外周
に、ボールベアリング23が設けられ、そのイン
ナーレース23Aと共に非回転部材24が軸部1
6Bと一体化されている。加えて、ボール25を
介してアウターレース23Bと一体で回転自在な
回転部材26があり、これに第2タイミングベル
ト7Bの噛み合う溝7bが形成されている。した
がつて、テンシヨナ14は第2タイミングベルト
7Bに張力を掛けながら回転する。
に、ボールベアリング23が設けられ、そのイン
ナーレース23Aと共に非回転部材24が軸部1
6Bと一体化されている。加えて、ボール25を
介してアウターレース23Bと一体で回転自在な
回転部材26があり、これに第2タイミングベル
ト7Bの噛み合う溝7bが形成されている。した
がつて、テンシヨナ14は第2タイミングベルト
7Bに張力を掛けながら回転する。
このようなテンシヨナ14の軸部16Bには、
第1図に示すピン27が取付けられ、第2駆動系
4を組立てる際に、シリンダブロツクなどに他端
が固定されたテンシヨンスプリング29によりピ
ン27が矢印28方向に付勢される。そして、テ
ンシヨンスプリング29の付勢力で、軸部16B
は軸芯Mを中心に回動されるようになつていて、
第3図に示す第2タイミングベルト7Bを二点鎖
線で示す位置に移動させることができる。このと
きに、テンシヨンスプリング29に、第2タイミ
ングベルト7Bが必要とする張力を作用させるに
十分な引張力を保持するように配慮されているの
で、テンシヨナ14は、第2タイミングベルト7
Bに所定の張力を付与することができる。
第1図に示すピン27が取付けられ、第2駆動系
4を組立てる際に、シリンダブロツクなどに他端
が固定されたテンシヨンスプリング29によりピ
ン27が矢印28方向に付勢される。そして、テ
ンシヨンスプリング29の付勢力で、軸部16B
は軸芯Mを中心に回動されるようになつていて、
第3図に示す第2タイミングベルト7Bを二点鎖
線で示す位置に移動させることができる。このと
きに、テンシヨンスプリング29に、第2タイミ
ングベルト7Bが必要とする張力を作用させるに
十分な引張力を保持するように配慮されているの
で、テンシヨナ14は、第2タイミングベルト7
Bに所定の張力を付与することができる。
なお、第2駆動系4におけるアイドラ13は、
それぞれが1本の軸にボールベアリングを介して
回転可能に軸支されている。また、第1駆動系3
におけるテンシヨナ10はクレビスなどに軸承さ
れ、そのクレビスに長孔が穿設されている。長孔
に締付ボルトが嵌め込まれ、第1タイミングベル
ト7Aに張力を付与できるように、テンシヨナ1
0がクレビスと共にテンシヨンスプリング(図示
せず)で引張られて移動するにようになつてい
る。
それぞれが1本の軸にボールベアリングを介して
回転可能に軸支されている。また、第1駆動系3
におけるテンシヨナ10はクレビスなどに軸承さ
れ、そのクレビスに長孔が穿設されている。長孔
に締付ボルトが嵌め込まれ、第1タイミングベル
ト7Aに張力を付与できるように、テンシヨナ1
0がクレビスと共にテンシヨンスプリング(図示
せず)で引張られて移動するにようになつてい
る。
ちなみに、第1タイミングベルト7Aや第2タ
イミングベルトBは、高強度で伸縮性のない芯線
と、耐摩耗性を有する帆布およびゴムにより形成
され、それぞれのプーリに噛み合う内面には、プ
ーリに刻設されたY歯形に合致する歯形が形成さ
れ、騒音を発することなく回転を伝達できるよう
になつている。また、カム軸5A,5Bやクラン
ク軸8に取付けられるプーリ6A,6B,9A,
9Bは、Y歯形に形成されて低騒音化が図られ、
クランク軸に取付けられるプーリ9A,9Bに
は、歯車機構におけるピニオンと同じく高耐摩耗
性の焼結合金製などが採用される。
イミングベルトBは、高強度で伸縮性のない芯線
と、耐摩耗性を有する帆布およびゴムにより形成
され、それぞれのプーリに噛み合う内面には、プ
ーリに刻設されたY歯形に合致する歯形が形成さ
れ、騒音を発することなく回転を伝達できるよう
になつている。また、カム軸5A,5Bやクラン
ク軸8に取付けられるプーリ6A,6B,9A,
9Bは、Y歯形に形成されて低騒音化が図られ、
クランク軸に取付けられるプーリ9A,9Bに
は、歯車機構におけるピニオンと同じく高耐摩耗
性の焼結合金製などが採用される。
上述した構成によれば、次のようにして取付け
れば、アイドラ12,13およびテンシヨナ1
0,14は、第1駆動系3および第2駆動系4に
おける第1および第2タイミングベルト7A,7
Bの張り側や緩み側で、タイミングベルトに適切
な張力を付与することができる。
れば、アイドラ12,13およびテンシヨナ1
0,14は、第1駆動系3および第2駆動系4に
おける第1および第2タイミングベルト7A,7
Bの張り側や緩み側で、タイミングベルトに適切
な張力を付与することができる。
V型エンジン1の第1駆動系3におけるカム軸
5Aとクランク軸8のプーリ6A,9Aに、第1
タイミングベルト7Aを架ける。続いて、第2駆
動系4におけるカム軸5Bとクランク軸8のプー
リ6B,9Bに、第2タイミングベルト7Bを架
ける。その結果、タイミングベルト7A,7Bの
Y歯形が、プーリ6A,9A,6B,9BのY歯
形に噛み合つた状態となる。
5Aとクランク軸8のプーリ6A,9Aに、第1
タイミングベルト7Aを架ける。続いて、第2駆
動系4におけるカム軸5Bとクランク軸8のプー
リ6B,9Bに、第2タイミングベルト7Bを架
ける。その結果、タイミングベルト7A,7Bの
Y歯形が、プーリ6A,9A,6B,9BのY歯
形に噛み合つた状態となる。
本例では、クランク軸8は矢印30方向に回転
するので、第1タイミングベルトの緩み側31に
テンシヨナ10を装着し、第2タイミングベルト
の張り側32にアイドラ13を取付ける。テンシ
ヨナ10は、上述したように、図示しないテンシ
ヨンスプリングが備えられているため、クレビス
が矢印33方向に引張される。その締付ボルトを
シリンダブロツクに仮り止めし、クレビスをフリ
ーにしておくことにより、テンシヨンスプリング
の引張力によつて、テンシヨナ10が第1タイミ
ングベルト7Aに当接して、その緩みが防止され
る。その位置で締付ボルトを本締めしてテンシヨ
ナ10がシリンダブロツクに固定される。
するので、第1タイミングベルトの緩み側31に
テンシヨナ10を装着し、第2タイミングベルト
の張り側32にアイドラ13を取付ける。テンシ
ヨナ10は、上述したように、図示しないテンシ
ヨンスプリングが備えられているため、クレビス
が矢印33方向に引張される。その締付ボルトを
シリンダブロツクに仮り止めし、クレビスをフリ
ーにしておくことにより、テンシヨンスプリング
の引張力によつて、テンシヨナ10が第1タイミ
ングベルト7Aに当接して、その緩みが防止され
る。その位置で締付ボルトを本締めしてテンシヨ
ナ10がシリンダブロツクに固定される。
次に、第2駆動系4の張り側32で、アイドラ
13を固定する。これによつて、第2タイミング
ベルト7Bにアイドラ13が当接し、第2タイミ
ングベルト7Bの回転移動を円滑にガイドする。
13を固定する。これによつて、第2タイミング
ベルト7Bにアイドラ13が当接し、第2タイミ
ングベルト7Bの回転移動を円滑にガイドする。
さらに、第1図に示す第1駆動系3と第2駆動
系4の張り側と緩み側である空間15の図示の位
置に、アイドラ・テンシヨナ同軸プーリ11を取
付ける。まず、締付ボルト17を貫通孔18に挿
通し、そのねじ部をシリンダブロツク壁などの取
付対象34に軽くねじ込む。その際、軸部16の
下面16aと対象面34aに僅かな隙間を持たせ
る。
系4の張り側と緩み側である空間15の図示の位
置に、アイドラ・テンシヨナ同軸プーリ11を取
付ける。まず、締付ボルト17を貫通孔18に挿
通し、そのねじ部をシリンダブロツク壁などの取
付対象34に軽くねじ込む。その際、軸部16の
下面16aと対象面34aに僅かな隙間を持たせ
る。
アイドラ12が軸芯Mを中心に回転可能にさ
れ、第1タイミングベルト7Aの張り側で振動を
防止する。軸部16Bのピン27などにテンシヨ
ンスプリング29を連結すると、テンシヨナ14
は、テンシヨンスプリング29のばね力で矢印2
8方向に引張られる。そして、アイドラ12の軸
芯Mである締付ボルト17を中心に、第2図に示
す矢印35方向に回動される。すなわち、第3図
に示すフリーの第2タイミングベルト7Bに当接
し、二点鎖線で示す位置に移動させる。そのとき
に、テンシヨンスプリング29の引張力と第2タ
イミングベルト7Bの緩み防止に必要な張力がバ
ランスした状態が実現し、第2タイミングベルト
7Bに張力が付与される。その位置で、締付ボル
ト17を本締めすればよい。このようにして、狭
い空間15に、小型化と構造の簡単化が図られた
アイドラ12とテンシヨナ14を容易に取付ける
ことができる。
れ、第1タイミングベルト7Aの張り側で振動を
防止する。軸部16Bのピン27などにテンシヨ
ンスプリング29を連結すると、テンシヨナ14
は、テンシヨンスプリング29のばね力で矢印2
8方向に引張られる。そして、アイドラ12の軸
芯Mである締付ボルト17を中心に、第2図に示
す矢印35方向に回動される。すなわち、第3図
に示すフリーの第2タイミングベルト7Bに当接
し、二点鎖線で示す位置に移動させる。そのとき
に、テンシヨンスプリング29の引張力と第2タ
イミングベルト7Bの緩み防止に必要な張力がバ
ランスした状態が実現し、第2タイミングベルト
7Bに張力が付与される。その位置で、締付ボル
ト17を本締めすればよい。このようにして、狭
い空間15に、小型化と構造の簡単化が図られた
アイドラ12とテンシヨナ14を容易に取付ける
ことができる。
第1図は本考案のV型エンジンのカム軸駆動装
置の概要全体図、第2図は同一のプーリ軸で軸支
されるアイドラとテンシヨナの断面図、第3図は
第2図の−線矢視個所の模式図である。 1……型エンジン、2……カム軸駆動装置、
3……第1駆動系、4……第2駆動系、5A,5
B……カム軸、7A……第1タイミングベルト、
7B……第2タイミングベルト、8……クランク
軸、10,14……テンシヨナ、12,13……
アイドラ、15……空間、16……プーリ軸、1
6B……軸部、31……緩み側、32……張り
側、M……アイドラ軸芯。
置の概要全体図、第2図は同一のプーリ軸で軸支
されるアイドラとテンシヨナの断面図、第3図は
第2図の−線矢視個所の模式図である。 1……型エンジン、2……カム軸駆動装置、
3……第1駆動系、4……第2駆動系、5A,5
B……カム軸、7A……第1タイミングベルト、
7B……第2タイミングベルト、8……クランク
軸、10,14……テンシヨナ、12,13……
アイドラ、15……空間、16……プーリ軸、1
6B……軸部、31……緩み側、32……張り
側、M……アイドラ軸芯。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 クランク軸の回転を、第1タイミングベルトに
より左バンクに位置するカム軸に伝え、そのクラ
ンク軸の回転方向によつて生じる前記第1タイミ
ングベルトの張り側にアイドラ、緩み側にテンシ
ヨナを具備した第1駆動系と、前記クランク軸の
回転を、第2タイミングベルトにより右バンクに
位置するカム軸に伝え、クランク軸の回転方向に
よつて生じる前記第2タイミングベルトの張り側
にアイドラ、緩み側にテンシヨナを具備した第2
駆動系と、からなるV型エンジンのカム軸駆動装
置において、 前記第1駆動系と第2駆動系とにより挟まれた
空間に位置するアイドラとテンシヨナとが、同一
のプーリ軸で軸支される共に、テンシヨナを軸支
する軸部をアイドラ軸芯に対して偏心させたこと
を特徴とするV型エンジンのカム軸駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5302386U JPH0439362Y2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5302386U JPH0439362Y2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62165405U JPS62165405U (ja) | 1987-10-21 |
| JPH0439362Y2 true JPH0439362Y2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=30878709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5302386U Expired JPH0439362Y2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439362Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0740665Y2 (ja) * | 1986-04-28 | 1995-09-20 | 三菱自動車工業株式会社 | エンジンにおける被駆動体駆動用動力伝達機構 |
-
1986
- 1986-04-09 JP JP5302386U patent/JPH0439362Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62165405U (ja) | 1987-10-21 |
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