JPH0439475A - 比例流量制御バルブ - Google Patents

比例流量制御バルブ

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JPH0439475A
JPH0439475A JP2146989A JP14698990A JPH0439475A JP H0439475 A JPH0439475 A JP H0439475A JP 2146989 A JP2146989 A JP 2146989A JP 14698990 A JP14698990 A JP 14698990A JP H0439475 A JPH0439475 A JP H0439475A
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core
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movable iron
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Mamoru Sumita
守 住田
Osamu Matsumoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、流体の流量を駆動源の出力に対して比例的
に制御するバルブに関するものであり、特に内燃機関に
おける吸気管のスロットル弁近傍に設けたバイパス通路
に配置する吸入空気量調整のための比例流量制御バルブ
として有用なものである。
[従来の技術] 電子制御燃料噴射式エンツノにおいて、吸気管のスロッ
トル弁近傍にバイパス通路を設け、このバイパス通路を
開閉することによってエンジンの吸入空気量を調整する
ようにしたものは従来から公知である。
第4図は上記バイパス通路の開閉に使用される比例流量
制御バルブの一例を示すものであって、■はソレノイド
装置であり、その内部中央には長手方向に固定鉄心2が
配設されている。また、ソレノイド装置1の内周に筒状
のケース3が装着され、上記固定鉄心2に対峙する位置
には、弁体となる流量調整手段としての可動鉄心4が配
設され、その間にリターンスプリング5が介在されてい
る。
上記ケース3の内周面には絶縁材3aを介して電磁コイ
ル6が配設され、この電磁コイル6が巻装されたボビン
6aの内周面にはパイプ7が装着されて、このパイプ7
の内側に上記固定鉄心2および可動鉄心4が配設されて
いる。そして、この固定鉄心2と可動鉄心4の間の空間
に、スプリングホルダ5aを介して上記リターンスプリ
ング5が設けられ、可動鉄心4はこのリターンスプリン
グ5により電磁コイル6の電磁吸引力に抗する方向に付
勢されている。すなわち、リターンスプリング5により
、可動鉄心4には第4図で左方向に押圧する力が常時作
用している。上記電磁コイル6には、外部に導出するリ
ードワイヤ6bが接続されている。
また、可動鉄心4の上記リターンスプリング5とは反対
の側にはスプリング8が配設されている。
このスプリング8は、可動鉄心4の先端(第4図で左端
)近傍が縮径されてなる段部4aとスプリングホルダ9
との間に取り付けられ、スプリングホルダ9は調整ねじ
10の先端に固定されている。
上言己段部4aを含む可動鉄心4の先端部、スプリング
8.スプリングホルダ9および調整ねじ10は、ソレノ
イド装置lに連結された比例流量制御バルブ本体11の
内部の空室11bに位置している。比例流量制御バルブ
本体11には、ソレノイド装置1側の端部近傍に流体導
入通路11aが設けられ、また先端(第4図で左端)近
傍には上記空室11bに開口する流体導出通路11cが
設けられている。そして、上記パイプ7の先端(第4図
で左端)が、緩衝材12を介し、比例流量制御バルブ本
体Il内に固定された支持部材13に保持され、これに
より、比例流量制御2\ルブ本体11の上記空室11b
が流体導入通路11ユ側から区画されている。
上82調整ねじ10は、比例流量制御バルブ本体11に
対し、流体導出通路11cが設けられた上記先端側から
可動鉄心4側に向かう方向に螺合されている。そして、
この調整ねじ10に固定されたスプリングホルダ9に保
持される上記スプリング8によって、可動鉄心4は第4
図の右方向、すなわち、電磁吸引力の働く方向に常時付
勢されている。
上記パイプ7の先端近傍には、比例流量制御バルブ本体
11の上記流体導入通路11aに連通ずる所定寸法の流
体流通穴7+Lが形成されている。
この流体流通穴7aは、電磁コイル6の非通電時には可
動鉄心4の外周面によって閉じられる位置に設けられる
また、可動鉄心4の軸芯部には、流体導出通路+1cに
連通ずる上記空室11b側の圧力と可動鉄心4と固定鉄
心2との間に形成される空間の圧力とをバランスさせる
ために導通孔4bが設けられている。
スプリングホルダ9と可動鉄心4の段部4aとの間に取
り付けられ可動鉄心4を電磁コイル6による吸引力の働
く方向に付勢する上記スプリング8は、その付勢力が調
整ねじ10によって予め調整され、それによって可動鉄
心4の位置が設定される。
このような構成の比例流量制御バルブにおいて、電磁コ
イル6に通電して、この電磁コイル6を励磁すると、可
動鉄心4はリターンスプリング5の押圧力に抗して固定
鉄心2側に吸引される。このとき、吸引方向に作用する
上記スプリング8は可動鉄心4の移動につれて伸長する
そして、可動鉄心4が上述のように固定鉄心2側に吸引
されると、パイプ7の上記流体流通穴7aが開かれ、吸
気管からバイパス通路に分流した流体(空気)が流体導
入通路11a、’<イブ7の流体流通穴7a、スプリン
グ8のピッチ間、空室11bを経て流体導出通路11c
に流れ、ノくイノく入通路を流れて吸気管の流れに合流
する。
なお、この種の比例流量制御バルブにおいては、摺動部
の摩擦抵抗によるヒステリシスを減少させるために、電
磁コイルへの通電をある一定の周波数で断続させ、その
ON時間とOFF時間の比率を変えて可動鉄心を微摺動
させるようにするデユーティ制御や、あるいは、一定の
電流値(DC分)に変動(AC分)をもたせて可動鉄心
を微摺動させるようにするデイザ制御が一般に用L)ら
れてL)る。
ところで、第4図図示の上記比例流量制御ノ(ルブは、
スプールタイプのバルブであるため、スプールをなす可
動鉄心4とスリーブをなす)くイブ7との間のクリアラ
ンス部から流体の漏れ力くあり、そのため、第5図に示
すように、制御デユーティを零にした時でも流量が零に
はならなかった。しかし、内燃機関のバイパス空気流量
の制御では、アイドル運転状態でバイパス空気を流す必
要のない時には、バイパス通路からの漏れ量を零にし機
関回転数を下げて燃料を節約するのか望ましい。
特に、小排気量の車両においては、アイドル運転そのも
のに必要な空気流量の絶対値が小さいため、スロットル
バルブの方からの漏れ量だけでも機関のアイドル回転が
確保できる場合があり、そのような場合には、上記のよ
うなバイパス通路からの漏れ量を零にし、不必要に機関
のアイドル回転数が上昇しないようにして燃料消費率を
改善することが、車のグレードと燃料消費率との関係か
らしても強く望まれるところである。
スプールタイプのバルブにおいても、電磁コイルの無通
電時に制御スプール(可動鉄心)の先端に当接するよう
にストッパを設けたものか従来から知られているが(実
開昭61145078号公報参照。)、このようなスト
ッパは、第4図図示のような構造の比例流量制御バルブ
においては、バルブシートとしても機能し、それによっ
てノール性か向上することか考えられる。しかし、この
種の比例流量制御ノ\ルブにおLlては、上述のように
、摺動部の摩擦抵抗によるヒステリシスを減少させるた
めに電磁コイルへの通電をある一定の周波数で断続させ
るようにするデユーティ制御やデイザ制御が一般に行わ
れるので、ノくルブシートを設けたのでは、可動鉄心に
よって構成される流ff1k整手段が、離座および着座
を繰り返すたび(こ/<7レブシートと衝突することに
よって打音を発生し、ひいては、第6図に示すように流
量特性に異常現象を生じさせてしまう。また、このよう
な打音や異常現象を避けるために流量調整手段あるいは
)くルブシートの当接面にゴム等の弾性体を設けること
も考えられるが、その場合、所期の目的を十分に達成す
るためには弾性体の硬度をかなり小さくしてなじみやす
いものとする必要があり、そうすると、流量調整手段と
バルブシートとの当接位置や当接荷重にバラツキが生じ
、その結果、開弁時期のバラツキが大きくなるという問
題が発生する。
以上の事情はポペットバルブの場合でも同様である。ポ
ペットバルブの場合は、構造上、ノール性能を向」ニさ
せ易いが、反面、上記のようt打音や流量特性の異常現
象か発生し易い。
このような問題を解消するため、特開昭6324358
2号公報に記載されているように、側部にヘローズか一
体形成された硬質樹脂材粗製の弁体を、板バネによって
保持されたムーヒングコア(可動鉄心)に遊嵌入すると
ともに、係止片により弁体の弁座側への変位を規制し、
さらに、弁体と可動鉄心との間に弾性体を配置して、こ
の弾性体により弁体を係止片側に所定の付勢力で押1]
するよう構成したポペットバルブか提案されている。
[発明か解決しようとする課題] 従来のスプールタイプのバルブによって、例えば内燃機
関のスロットル弁をバイパスする通路を開閉する比例流
量制御バルブを構成した場合には、上述のように、スプ
ールをなす可動鉄心とスリーブ(円筒部材)との間のク
リアランス部からの漏れがあり、そのために、流量を零
にしたい運転領域においても完全には零にすることがで
きないという問題が発生する。また、バルブシートを設
けると、デユーティ制御やデイザ制御を行った場合に流
量調整手段のバルブシートに対する離座5着座時に打音
を発生したり、異常現象を発生することがあり、そのよ
うな打音や異常現象を避けるために着座部に弾性体を設
けると、当接位置や当接荷重のバラツキによって開弁時
期のバラツキが大きくなるという問題が生ずる。
ポペットタイプのバルブでは、上述のようにベローズと
一体の硬質樹脂材料製の弁体を板バネによって保持され
た可動鉄心に遊嵌入し、この弁体を弾性体により係止片
側に押圧するよう構成することによって上記のような問
題を解決しようとした例がある。しかし、この例では、
2種類以上のコイルスプリング、板バネ、ベローズ等を
組み合わせ、これと電磁コイルによる吸引力とのバラン
スで作動特性を決める必要があるので、特性の設定が繁
雑であり、ま1こ、バラツキが出やすくて調整が難しい
という問題がある。また、上記の例では、弁体と保持板
の間、保持板とマグネットプレートの間、可動鉄心と固
定鉄心(ステータコア)の間、といった各空間を各々導
通させて圧力をバランスさせないと、ダンパー効果が生
してしまい、速い作動が得られなくなる。そのため、導
通空間が複数箇所必要となり、それだけ異物の侵入によ
る導通空間の閉塞の可能性が大きく、閉塞した場合には
正常な流量特性が得られなくなる。
この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たものであって、全閉時の漏れ量をほとんど零にするこ
とができ、かつ、流量調整手段のバルブシートに対する
離座9着座時に打音を発生したり流量特性の異常現象を
発生したりすることかなくて、しかも、調整が簡単で、
常に正常な流量特性を得ることのできる信頼性の高い比
例流量制御バルブを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る比例流量制御バルブは、比例流量制御バ
ルブ本体にバルブシートを設けるとともに、可動鉄心に
摺動自在にバルブを嵌挿し、このバルブを可動鉄心との
間に設けた弾性体によりノ(ルブノートに向かう方向に
付勢し、かつ、弾性体によるバルブのバルブノートに向
かう方向への移動を規制するホルダを可動鉄心に固定し
て、これら可動鉄心とバルブと弾性体とホルダとで構成
されるバルブ組立体をリターンスプリングで付勢して円
筒部材により摺動支持せしめたものである。
上記可動鉄心とバルブの相互の摺動部の少なくとも一方
には低摩擦係数の樹脂のコーティングを施すとよい。
[作用コ この発明においては、可動鉄心、バルブ、弾性体および
ホルダからなるバルブ組立体は、弾性体が所定の付勢力
て可動鉄心とバルブを突っ張らせた状態で、リターンス
プリングによってバルブシートに対し所定の付勢力て当
接せしめられる。そのため、デユーティ制御やデイザ制
御による流量制御に際してのバルブ組立体の微少振動に
伴う離座あるいは着座時に、バルブノートとの衝突によ
って発生する反発力を弾性体が吸収する。したかつて、
バルブとバルブシートとの衝突による打音の発生を防ぎ
、流量特性に異常現象か生ずるのを防ぐことができる。
また、可動鉄心とバルブの相互の摺動部に低摩擦係数の
樹脂のコーティングが施されることにより、当該摺動部
の摩擦力が低減されて摩擦粉の発生か抑制され、また、
摺動クリアランスの低減が可能となって、微小な異物の
侵入やバルブと可動鉄心との相対的な倒れ等に起因する
動作不良が防止できるようになる。
[実施例〕 第1図はこの発明による比例流量制御バルブの一実施例
の縦断面図、第2図はその要部拡大図である。ここで、
第4図の従来例と同一の部分または相当する部分には同
一の符号を付している。
lはソレノイド装置であり、その内部中央には長手方向
に固定鉄心2が配設されている。また、ソレノイド装置
lの内周に筒状のケース3が装着され、上記固定鉄心2
に対峙する位置には可動鉄心4か配設され、その間にリ
ターンスプリング5が介在されている。
可動鉄心4は縮径部4Cを有し、該縮径部4Cにはバル
ブ14が摺動自在に嵌挿されている。そして、前記バル
ブ14を先端側に付勢するように前記縮径部4c外周に
スプリング川5が設けられ、また、前記縮□径部4cの
先端には前記バルブの先端側への移動を規制するホルダ
16が固定されている。前記スプリング15はバルブ1
4と可動鉄心4を相互に突っ張らせて、バルブ14をホ
ルダ16に当接せしめている。このようにして、可動鉄
心4とバルブ14とスプリング15とホルダ16とでバ
ルブ組立体18が構成せしめられている。
上記ケース3の内周面には絶縁材3aを介して電磁コイ
ル6が配設され、この電磁コイル6が巻装されたボビン
6aの内周面にはバイブ7が装着されて、このバイブ7
の内側に上記固定鉄心2および可動鉄心4が対向して配
設されている。そして、この固定鉄心2と可動鉄心4の
間の空間に、スプリングホルダ5aを介して上記リター
ンスプリング5が設けられ、可動鉄心4はこのリターン
スプリング5により電磁コイル6の電磁吸引力に抗する
方向に側熱されている。すなわち、リターンスプリング
5により、可動鉄心4には第1図で左方向に押圧する力
か常時作用している。上記電磁コイル6には、外部に導
出するリートワイヤ6bが接続されている。
また、可動鉄心4の上記リターンスプリング5とは反対
の側には、スプリング8が配設されている。このスプリ
ング8は、可動鉄心4の縮径部4C先端に固定された上
記ホルダ16とスプリングホルダ9との間に取り付けら
れ、該スプリングホルダ9は、比例流量制御バルブ本体
11に螺合された調整ねじ10の先端に固定されている
比例流量制御バルブ本体11には、ソレノイド装置l側
の端部近傍に流体導入通路11aが設けられ、また先端
(第1図で左端)側には流体導出通路11cが設けられ
ている。
ソレノイド装置1と比例流量制御バルブ本体llとは、
ソレノイド装置1の端部に嵌着されたガイド部材19の
リブ状ガイド部19aに比例流璽制御バルブ本体11が
嵌着されることによって、ガタなく相互に嵌合固定され
ている。また、このガイド部材I9には、可動鉄心4を
摺動自在に支持する上記バイブ7の一端が保持されてい
る。そして、比例流量制御バルブ本体11には、上記バ
ルブ組立体18に対向する位置にバルブシート13が嵌
着され、これにより、流体導出通路11cに連通ずる空
室11bが流体導入通路]、 I a側から区画されて
いる。
上記調整ねじ10は、比例流量制御バルブ本体11の流
体導出通路11cが設けられた上記先端側から可動鉄心
4側に向けて螺合されている。そして、この調整ねじ1
0に固定されたスプリングホルダ9に保持される上記ス
プリング8は、可動鉄心4を電磁吸引力の働く方向と同
じ方向に常時付勢している。
以上のように組み立てられたバルブ組立体18は、上記
スプリング8とリターンスプリング5の付勢力を受けて
、可動鉄心4をバイブ7とのクリアランスによって生ず
る倒れが許容された状態てバルブシート13に当接せし
められる。二こで、ホルダI6とスプリングホルダ9と
の間に取り付けられた上記スプリング8は、その付勢力
が調整ねじ10によって予め調整され、それにより、バ
ルブ組立体18のバルブシート13側への付勢力が調整
される。なお、この時、バルブ14とバルブシート13
との当接荷重は、スプリング15によるバルブ14とホ
ルダ16との当接荷重よりも小さくて、全閉時にバルブ
I4とホルダ16との間に隙間が生じないような設定が
行われる。
また、上記バルブシート13のノート面はテーパ状(円
錐)とされ、これに対するバルブ14の当接面は球状と
されている。ここで、上記テーパ状のシート面と球状の
当接面との当接用の直径は、例えば11mmであって、
可動鉄心4とバイブ7との摺動径と略一致するよう設定
されている。なお、上記バルブシート13およびバルブ
14は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT
)で構成することが可能である。
上記可動鉄心4の軸芯部には、流体導出通路I1cに連
通ずる上記空室11b側の圧力と可動鉄心4と固定鉄心
2との間に形成される空間の圧力とをバランスさせるた
めに導通孔4bが設けられている。この導通孔4bは、
最大径が3mm以上となるようにされる。
このような構成の比例流量制御バルブにおいて、電磁コ
イル6に通電すると、可動鉄心4がリターンスプリング
5の押圧力に抗して固定鉄心2側に吸引され、バルブ組
立体18が移動して開弁する。
ここで、この比例流量制御バルブを用い、デユーティ制
御やデイザ制御によって流量を制御する場合、これら制
御に起因するバルブ組立体18の微小振動に伴う離座あ
るいは着座時の衝突により発生ずる反発力は、バルブ1
4を付勢する上記スプリングI5によって吸収される。
その結果、第3図に示すように、デユーティが零のとき
のシール性が確保され、また、異常現象のない流量特性
が得られる。
また、この実施例では、上記のようにソレノイド装置l
と比例流量制御バルブ本体11とがカイト部材19によ
ってガタなく嵌合されているため、バルブ組立体18と
バルブシート13との当接部のズレは、可動鉄心4とバ
イブ7とのクリアランスによって生ずるバルブ組立体1
8の倒れだけとなり、しかも、上記のようにバルブシー
トエ3のシート面がテーパ状で、それに対するバルブ1
4の当接面が球状とされているため、上記倒れがあって
も、所定径の当接部で当接することによってシール性が
確保される。なお、可動鉄心4とバイブ7との摺動クリ
アランスは0 、0 ’2〜0.2mmとされ、摺動長
さLと摺動直径りとの比L/Dは15以上とされる。
更に、この実施例では、上記のようにバルブシート13
とバルブI4との当接円径が可動鉄心4とバイブ7との
摺動径と略一致しているため、無通電時において吸気管
内負圧が流体導出通路11Cに印加されても、導通孔4
bを介しバルブ組立体18に左右から加わる力はバラン
スし、安定した状態が維持される。
ところで、上記構造によれば、バルブ14とバルブシー
ト13が衝突した時に、バルブに加わる反発ノコをスプ
リング15が吸収しなからバルブ14か移動する訳であ
るが、この場合、バルブI4と可動鉄心4の縮径部4c
との摺動面における摩耗粉の発生や微小な異物の侵入や
バルブ14と可動鉄心4との相対的な倒れ等によって、
バルブ14か可動鉄心4の縮径部4c上をスムーズに摺
動しなくなったのでは、っぎのような不都合な現象か生
ずる。すなわち、バルブ14と可動鉄心4が突っ張った
状態のまま摺動できなくなった場合には、バルブ14と
バルブシート13との衝突による反発力が吸収できなく
なって、打音や流量特性の異常が発生する。また、スプ
リング15がある程度圧縮された状態で摺動できなくな
った場合は、駆動源をOFFにしてもバルブ14が開弁
じたままとなってしまい、最悪の場合には機関の過回転
を招き、暴走につながる恐れが生ずる。そこで、この実
施例では、可動鉄心4の縮径部4cとバルブ14の相互
の摺動部の少なくとも一方にテフロン(商品名)等の低
摩耗係数の樹脂のコーティングを施すようにしている。
このコーティングの膜厚は10〜30μm程度とされる
。なお、可動鉄心4のバイブ7との摺動部にも同様のコ
ーティングを施すとよく、その場合には、例えば、対象
物である可動鉄心4を回転させなから、スプレーによっ
てコーティングを行う方法を用いることができる。
このスプレーによってコーティングする方法は、ドブ漬
けによるコーティングに比べて、膜厚を均等にでき、ま
た、不必要な部分にコーティングをしなくてすむなどの
利点がある。また、可動鉄心4のバルブ14との摺動部
である縮径部4cと、バイブ7との摺動部に同一のコー
ティングを施すようにすると、マスキング処理をする必
要もなく、その分工程改善につながる。
上記のように、バルブ14と可動鉄心4との摺動部に低
摩擦係数のコーティングを施したことにより、これら摺
動部の摩擦力が低減され、摩耗粉の発生か防止できる。
また、摩擦力が低減されることによって摺動クリアラン
スを小さくすることか可能となるので、微小な異物の侵
入を未然に防ぎ、また、倒れ等による動作不良を確実に
防止できるようになる。
なお、上記ホルダ16は、可動鉄心4に対し圧入によっ
て固定することができ、また、その他、接着やカシメに
よって固定することもてきる。また、可動鉄心4の縮径
部4cの先端にさらに小径の部分を設けてホルダを固定
するようにしてもよい。
また、バルブ14とバルブシート13との当接部は、バ
ルブ14の方に多段円錐状の当接面を設け、バルブシー
ト13の方のシート面を球状とするようにしてもよい。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、可動鉄心とバルブと弾
性体とホルダとてバルブ組立体を構成し、これをリター
ンスプリングで付勢して円筒部材により摺動支持せしめ
たこと7こより、全閉時の漏れを無くしてソール性を確
保することができ、また、デユーティ制御やデイザ制御
によって流量を制御する場合に、これらの制御に起因す
る離座あるいは着座時の衝突による反発力を吸収して打
音や流量特性の異常現象を無くすることができ、しかも
、調整が簡単で、常に正常な流量特性を維持することの
できる信頼性の高い全閉機能付比例流量制御バルブが得
られる。また、可動鉄心とバルブの相互の摺動部の少な
くとも一方に低摩擦係数の樹脂のコーティングを施すこ
とにより、バルブと可動鉄心との摺動部の摩擦力を低減
させて摩耗粉の発生を防ぎ、また、摺動クリアランスを
小さくすることができることから、微小な異物の侵入や
倒れ等による動作不良を防止し、全開機能付比例流量バ
ルブの信頼性を更に向上させることができる。
さらに、可動鉄心のバルブとの摺動部および円筒部材と
の摺動部に同一のコーティングを施す場合には、コーテ
ィング時のマスキング婬理が不要となる分工程改善が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による比例流量制御バルブの一実施例
の縦断面図、第2図はその要部拡大図、第3図はその流
量特性図、第4図は従来のスプールタイプの比例流量制
御バルブの縦断面図、第5図はその流量特性図、第6図
は従来のポペットタイプのバルブの代表流量特性図であ
る。 図において、lはソレノイド装置、2は固定鉄心、3は
ケース、4は可動鉄心、4cは縮径部、5はリターンス
プリング、6は電磁コイル、7はパイプ(円筒部材)、
11は比例流量制御バルブ本体、llaは流体導入通路
、llcは流体導出通路、13はバルブシート、I4は
バルブ、15はスプリング(弾性体)、16はホルダ、
18はバルブ組立体、19はガイド部材である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1.  (1) 電流を印加することにより磁界を構成するよ
    う巻装された電磁コイルと、該電磁コイルが嵌挿される
    磁性体のケースと、該ケースとともに磁気回路を構成す
    る固定鉄心と、前記電磁コイルによる電磁吸引力によっ
    て前記固定鉄心に向かう方向に吸引されるよう円筒部材
    内に摺動可能に配設された可動鉄心と、該可動鉄心を前
    記電磁吸引力とは反対の方向に付勢するリターンスプリ
    ングを備え、前記可動鉄心の摺動により比例流量制御バ
    ルブ本体の流体導入通路から入って流体導出通路へ流れ
    る流体の流量を制御する比例流量制御バルブにおいて、
    前記比例流量制御バルブ本体にバルブシートを設けると
    ともに、前記可動鉄心に摺動自在にバルブを嵌挿し、該
    バルブを前記可動鉄心との間に設けた弾性体により前記
    バルブシートに向かう方向に付勢し、かつ、前記弾性体
    による前記バルブの前記バルブシートに向かう方向への
    移動を規制するホルダを前記可動鉄心に固定して、前記
    可動鉄心と前記バルブと前記弾性体と前記ホルダとで、
    前記リターンスプリングにより付勢され前記円筒部材に
    よって摺動支持されるバルブ組立体を構成するようにし
    たことを特徴とする比例流量制御バルブ。
  2.  (2) 可動鉄心とバルブの相互の摺動部の少なくと
    も一方に低摩擦係数の樹脂のコーティングを施した請求
    項1記載の比例流量制御バルブ。
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