JPH0440413B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0440413B2 JPH0440413B2 JP60202813A JP20281385A JPH0440413B2 JP H0440413 B2 JPH0440413 B2 JP H0440413B2 JP 60202813 A JP60202813 A JP 60202813A JP 20281385 A JP20281385 A JP 20281385A JP H0440413 B2 JPH0440413 B2 JP H0440413B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cao
- alloy
- weight
- melting
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/01—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
- C04B35/03—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on magnesium oxide, calcium oxide or oxide mixtures derived from dolomite
- C04B35/057—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on magnesium oxide, calcium oxide or oxide mixtures derived from dolomite based on calcium oxide
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S29/00—Metal working
- Y10S29/045—Titanium
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明はTi又は高Ti合金の溶製法に係り、特
にTi又は高Ti合金を高純度CaO容器により溶製
する方法に関する。 [従来の技術] Tiは、特に合金元素を添加しないままでも、
他の金属材料に比べて大きな引張強度を有し、鋼
や強力アルミニウム合金に匹適する強度を有する
上に、各種の化学薬品に対して安定で、特に酸化
性の酸に対しては優れた耐食性を示す等、様々な
特徴を備えた金属である。このため、純Ti或い
はこれに更に合金元素を添加して特性を改善せし
めたTi系合金は、近年、航空、宇宙用金属材料、
化学工業材料等様々な分野でその利用が研究され
ている。 このようなTi又はTi合金は、高融点かつ高活
性であるので、消耗電極アーク溶解法やプラズマ
溶解法等で溶解されている。しかしながら、これ
らの溶解法はいずれも大量の電力を要し、均質な
鋳塊を得るためにはくり返し溶解を行なう必要が
ある等の難がある。また、高周波炉や低周波炉を
使用する溶解法による場合には、溶湯と接する耐
火炉材による汚染が特に問題となる。 例えば、一般に溶製用高周波炉材として、マグ
ネシア質やグラフアイト質の耐火材料があるが、
溶融しているTiと接触すると下記のように溶湯
中の酸素、炭素の濃度上昇をひき起こす。 MgO(炉材)→Mg(ガス)+O(溶湯中)……(1) C(炉材)→C(溶湯中) ……(2) このようにTi又はTi合金は、通常の耐火物容
器を用いた溶解では良好な合金は得られない。こ
のため、最近になつて、Ti合金の溶製に化学的
に安定なCaO質容器を用いることが提案された
(特公昭59−40210、特開昭59−67332)。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来提案されているTi合金の
溶製法は、いずれもTi含有率の低いTi合金につ
いてであり(特開昭59−6332は「Ti:Ni=1:
1(モル比)のTi−Ni合金に係り、特公昭59−
40210はTi36〜47重量%程度のTi系合金」に係
る。)、Ti含有率の高い高Ti合金或いは純Tiの溶
製法については何ら言及されていない。 前述の毎く、Tiは極めて高活性であることか
ら、Ti含有率64.5重量%以下の低Ti合金であれ
ば従来のCaO質容器を用いて溶製することが可能
であるが、実際に純Ti又は高Ti合金を従来の
CaO質容器で溶製した場合には、CaO質炉壁が損
傷してしまうため、溶製を続けることができなく
なつてしまうのである。 このように純Ti又は高Ti合金が通常のCaO質
容器で溶製不可能なことは、従来より多くの研究
者が認めているところであり、例えば「金属」
1983年7月号、P30〜33とりわけP33(3)チタン合
金の項にも、CaO質容器を用いてもTi含有量50
重量%程度以下のTi合金の溶製しかなし得ない
旨の報告がなされている。 [問題点を解決するための手段] 本発明は上記従来の実情に鑑み、Ti又は高Ti
合金の工業的に極めて有利な溶製法を提供するも
のであつて、 Ti又はTi含有率70重量%以上の高Ti合金を、
内面がCaO99重量%以上、SiO20.05重量%以下、
Fe2O30.01重量%以下、その他の金属酸化物0.5重
量%以下の超高純度電融カルシア(電融CaO)炉
材で構成された容器中で、非酸化性雰囲気にて溶
解することを特徴とするTi又は高Ti合金の溶製
法、 を要旨とするものである。 即ち、本発明者らは、CaOはTiO2よりも安定
であるにもかかわらず、Ti又は高Ti合金を通常
のCaO質容器で溶製した場合、TiによりCaO炉
壁が損傷する原因について鋭意検討を重ねた結
果、炉壁損傷の原因はCaO純度が低いことに基づ
くものという知見を得、この知見をもとに研究を
重ね、本発明を完成させたものである。 以下に本発明につき詳細に説明する。 なお、本明細書において「%」は「重量%」を
表す。 本発明において、高Ti合金とは、例えばAl、
Cr、Fe、Mn、Ni、Cu、V、Sn、Zr、Mo、
Nb、Si及びBi等の1種又は2種以上含むTi合金
であつて、Ti含有率が70%以上、特に85%以上
のものである。 またTiとは、純度97%以上の工業的純Tiを指
し、例えば、下記第1表に示すようなものが挙げ
られる。
にTi又は高Ti合金を高純度CaO容器により溶製
する方法に関する。 [従来の技術] Tiは、特に合金元素を添加しないままでも、
他の金属材料に比べて大きな引張強度を有し、鋼
や強力アルミニウム合金に匹適する強度を有する
上に、各種の化学薬品に対して安定で、特に酸化
性の酸に対しては優れた耐食性を示す等、様々な
特徴を備えた金属である。このため、純Ti或い
はこれに更に合金元素を添加して特性を改善せし
めたTi系合金は、近年、航空、宇宙用金属材料、
化学工業材料等様々な分野でその利用が研究され
ている。 このようなTi又はTi合金は、高融点かつ高活
性であるので、消耗電極アーク溶解法やプラズマ
溶解法等で溶解されている。しかしながら、これ
らの溶解法はいずれも大量の電力を要し、均質な
鋳塊を得るためにはくり返し溶解を行なう必要が
ある等の難がある。また、高周波炉や低周波炉を
使用する溶解法による場合には、溶湯と接する耐
火炉材による汚染が特に問題となる。 例えば、一般に溶製用高周波炉材として、マグ
ネシア質やグラフアイト質の耐火材料があるが、
溶融しているTiと接触すると下記のように溶湯
中の酸素、炭素の濃度上昇をひき起こす。 MgO(炉材)→Mg(ガス)+O(溶湯中)……(1) C(炉材)→C(溶湯中) ……(2) このようにTi又はTi合金は、通常の耐火物容
器を用いた溶解では良好な合金は得られない。こ
のため、最近になつて、Ti合金の溶製に化学的
に安定なCaO質容器を用いることが提案された
(特公昭59−40210、特開昭59−67332)。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来提案されているTi合金の
溶製法は、いずれもTi含有率の低いTi合金につ
いてであり(特開昭59−6332は「Ti:Ni=1:
1(モル比)のTi−Ni合金に係り、特公昭59−
40210はTi36〜47重量%程度のTi系合金」に係
る。)、Ti含有率の高い高Ti合金或いは純Tiの溶
製法については何ら言及されていない。 前述の毎く、Tiは極めて高活性であることか
ら、Ti含有率64.5重量%以下の低Ti合金であれ
ば従来のCaO質容器を用いて溶製することが可能
であるが、実際に純Ti又は高Ti合金を従来の
CaO質容器で溶製した場合には、CaO質炉壁が損
傷してしまうため、溶製を続けることができなく
なつてしまうのである。 このように純Ti又は高Ti合金が通常のCaO質
容器で溶製不可能なことは、従来より多くの研究
者が認めているところであり、例えば「金属」
1983年7月号、P30〜33とりわけP33(3)チタン合
金の項にも、CaO質容器を用いてもTi含有量50
重量%程度以下のTi合金の溶製しかなし得ない
旨の報告がなされている。 [問題点を解決するための手段] 本発明は上記従来の実情に鑑み、Ti又は高Ti
合金の工業的に極めて有利な溶製法を提供するも
のであつて、 Ti又はTi含有率70重量%以上の高Ti合金を、
内面がCaO99重量%以上、SiO20.05重量%以下、
Fe2O30.01重量%以下、その他の金属酸化物0.5重
量%以下の超高純度電融カルシア(電融CaO)炉
材で構成された容器中で、非酸化性雰囲気にて溶
解することを特徴とするTi又は高Ti合金の溶製
法、 を要旨とするものである。 即ち、本発明者らは、CaOはTiO2よりも安定
であるにもかかわらず、Ti又は高Ti合金を通常
のCaO質容器で溶製した場合、TiによりCaO炉
壁が損傷する原因について鋭意検討を重ねた結
果、炉壁損傷の原因はCaO純度が低いことに基づ
くものという知見を得、この知見をもとに研究を
重ね、本発明を完成させたものである。 以下に本発明につき詳細に説明する。 なお、本明細書において「%」は「重量%」を
表す。 本発明において、高Ti合金とは、例えばAl、
Cr、Fe、Mn、Ni、Cu、V、Sn、Zr、Mo、
Nb、Si及びBi等の1種又は2種以上含むTi合金
であつて、Ti含有率が70%以上、特に85%以上
のものである。 またTiとは、純度97%以上の工業的純Tiを指
し、例えば、下記第1表に示すようなものが挙げ
られる。
【表】
本発明においては、このようなTi又は高Ti合
金を、内面がCaO99%以上、SiO20.05%以下、
Fe2O30.01%以下、その他の金属酸化物(例えば
Al2O3、MgO、TiO2等)0.5%以下の超高純度電
融CaO炉材で構成された容器を用い、非酸化性雰
囲気即ち真空又は不活性雰囲気(例えば、アルゴ
ン、ヘリウムなど)下で、常法例えば高周波ある
いは低周波誘導加熱法等で加熱して溶解させて溶
製する。 本発明において、Ti又はTi合金の溶融に用い
る容器の内面を構成する高純度電融CaO耐火物
は、緻密であることから、極めて好適である。 [作用] 本発明に係る超高純度電融CaO耐火物は、Ti
に対する安定性が極めて高く、従つて、Ti又は
高Ti合金の溶製が可能とされる。また、高純度
電融CaO耐火物は熱力学的に安定な上に、Ti又
は高Ti合金溶湯中の各種酸化物を吸収し、酸化
物介在量を大幅に減少させることができるので純
度の高いTi又はTi合金を得ることが可能となる。 このため、内面がこのような高純度電融CaO炉
材で構成された容器を用いることにより、従来溶
製が不可能とされていたTi又は高Ti合金の溶製
が可能となる。 [実施例] 以下に本発明を実施例、比較例及び参考例によ
り更に具体的に説明するが、本発明はその要旨を
超えない限り以下の実施例に限定されるものでは
ない。 実施例1、比較例1〜3 スポンジチタン JIS H 2151の1種(Ti純
度99.6%以上)を、第2表に示す組成のCaO耐火
物で作成されたCaO坩堝に入れ、これを出力
10KW、周波数70KHzの内熱式誘導炉に入れ、高
純度アルゴン1気圧下で溶解し、溶製の可否を観
察した。結果を第2表に示す。また、第2表中
に、溶製後の純Ti中の酸素濃度(ppm)を示す。 その結果、第2表に示す如く、従来のCaO坩堝
では内壁がTi溶場により損傷され、溶製が不可
能であり、また、たとえ溶製が可能であつても得
られるTiの酸素濃度が十分に低いものではなか
つたのに対し、本発明によれば、坩堝内壁が損傷
することなく、良好な溶製を行つて、酸素濃度の
著しく低いTiを得ることが可能であつた。 即ち、比較例においては、純Ti中に多量の酸
素が存在するが、実施例においては、酸素含有率
は1500ppmよりも低い微量のものであつた。 特に、比較例3と実施例1とを比較することに
より、CaO含有率99%以上であれば、CaO含有量
が高い(99.9%以上)焼成CaOよりも、CaO含有
量が低い(99.9%以上)電融CaOの方が、酸素含
有率の低いTiが得られることが明らかであり、
この結果から、超高純度電融CaO炉材を用いる本
発明の優れた効果が確認された。
金を、内面がCaO99%以上、SiO20.05%以下、
Fe2O30.01%以下、その他の金属酸化物(例えば
Al2O3、MgO、TiO2等)0.5%以下の超高純度電
融CaO炉材で構成された容器を用い、非酸化性雰
囲気即ち真空又は不活性雰囲気(例えば、アルゴ
ン、ヘリウムなど)下で、常法例えば高周波ある
いは低周波誘導加熱法等で加熱して溶解させて溶
製する。 本発明において、Ti又はTi合金の溶融に用い
る容器の内面を構成する高純度電融CaO耐火物
は、緻密であることから、極めて好適である。 [作用] 本発明に係る超高純度電融CaO耐火物は、Ti
に対する安定性が極めて高く、従つて、Ti又は
高Ti合金の溶製が可能とされる。また、高純度
電融CaO耐火物は熱力学的に安定な上に、Ti又
は高Ti合金溶湯中の各種酸化物を吸収し、酸化
物介在量を大幅に減少させることができるので純
度の高いTi又はTi合金を得ることが可能となる。 このため、内面がこのような高純度電融CaO炉
材で構成された容器を用いることにより、従来溶
製が不可能とされていたTi又は高Ti合金の溶製
が可能となる。 [実施例] 以下に本発明を実施例、比較例及び参考例によ
り更に具体的に説明するが、本発明はその要旨を
超えない限り以下の実施例に限定されるものでは
ない。 実施例1、比較例1〜3 スポンジチタン JIS H 2151の1種(Ti純
度99.6%以上)を、第2表に示す組成のCaO耐火
物で作成されたCaO坩堝に入れ、これを出力
10KW、周波数70KHzの内熱式誘導炉に入れ、高
純度アルゴン1気圧下で溶解し、溶製の可否を観
察した。結果を第2表に示す。また、第2表中
に、溶製後の純Ti中の酸素濃度(ppm)を示す。 その結果、第2表に示す如く、従来のCaO坩堝
では内壁がTi溶場により損傷され、溶製が不可
能であり、また、たとえ溶製が可能であつても得
られるTiの酸素濃度が十分に低いものではなか
つたのに対し、本発明によれば、坩堝内壁が損傷
することなく、良好な溶製を行つて、酸素濃度の
著しく低いTiを得ることが可能であつた。 即ち、比較例においては、純Ti中に多量の酸
素が存在するが、実施例においては、酸素含有率
は1500ppmよりも低い微量のものであつた。 特に、比較例3と実施例1とを比較することに
より、CaO含有率99%以上であれば、CaO含有量
が高い(99.9%以上)焼成CaOよりも、CaO含有
量が低い(99.9%以上)電融CaOの方が、酸素含
有率の低いTiが得られることが明らかであり、
この結果から、超高純度電融CaO炉材を用いる本
発明の優れた効果が確認された。
【表】
参考例 1
比較例3で用いたものと同様の高純度CaO焼成
品を焼成するに際し、原料CaOに微量のSiO2分
を添加することにより、CaO、Fe2O3、MgO、
Al2O3は上記第2表と同一含有率であるが、SiO2
が0.05%、0.09%、0.11%、0.14%であるCaO坩
堝を作成した。 これらの坩堝を用いて実施例1と同様にスポン
ジチタンの溶製を行い、20分保持後の溶湯中の酸
素含有率を測定した。 結果を第1図に示す。第1図より、SiO2含有
率が0.05%を超えると、溶湯中の酸素含有量が急
激に増大することが認められる。 参考例 2 比較例3で用いたものと同様の高純度CaO焼成
品を焼成するに際し、原料CaOに微量のFe2O3分
を添加することにより、CaO、SiO2、MgO、
Al2O3は上記第2表と同一含有率であるが、
Fe2O3が0.01%、0.015%、0.02%、0.025%である
CaO坩堝を作成した。 これらの坩堝を用いて実施例1と同様にスポン
ジチタンの溶製を行い、20分保持後の溶湯中の酸
素含有率を測定した。 結果を第2図に示す。第2図より、Fe2O3含有
率が0.01%を超えると、溶湯中の酸素含有量が急
激に増大することが認められる。 実施例2、3、比較例3 実施例1において、坩堝を構成するCaO耐火物
として、第3表に示すCaO含有量のものを用い、
合金として第3表に示す組成のTi合金を用いた
こと以外は同様にして溶製を行ない、溶製の可否
及び得られた合金の酸素含有量を調べ、結果を第
3表に示した。 なお、溶製の可否の判定基準は、第2表のもの
と同じである。 第3表より明らかにように、CaO含有率99%以
上の超高純度電融CaO炉材で構成された容器を用
いたことにより、高Ti合金の溶製が可能となり、
酸素含有率の低い高清浄合金が得られる。
品を焼成するに際し、原料CaOに微量のSiO2分
を添加することにより、CaO、Fe2O3、MgO、
Al2O3は上記第2表と同一含有率であるが、SiO2
が0.05%、0.09%、0.11%、0.14%であるCaO坩
堝を作成した。 これらの坩堝を用いて実施例1と同様にスポン
ジチタンの溶製を行い、20分保持後の溶湯中の酸
素含有率を測定した。 結果を第1図に示す。第1図より、SiO2含有
率が0.05%を超えると、溶湯中の酸素含有量が急
激に増大することが認められる。 参考例 2 比較例3で用いたものと同様の高純度CaO焼成
品を焼成するに際し、原料CaOに微量のFe2O3分
を添加することにより、CaO、SiO2、MgO、
Al2O3は上記第2表と同一含有率であるが、
Fe2O3が0.01%、0.015%、0.02%、0.025%である
CaO坩堝を作成した。 これらの坩堝を用いて実施例1と同様にスポン
ジチタンの溶製を行い、20分保持後の溶湯中の酸
素含有率を測定した。 結果を第2図に示す。第2図より、Fe2O3含有
率が0.01%を超えると、溶湯中の酸素含有量が急
激に増大することが認められる。 実施例2、3、比較例3 実施例1において、坩堝を構成するCaO耐火物
として、第3表に示すCaO含有量のものを用い、
合金として第3表に示す組成のTi合金を用いた
こと以外は同様にして溶製を行ない、溶製の可否
及び得られた合金の酸素含有量を調べ、結果を第
3表に示した。 なお、溶製の可否の判定基準は、第2表のもの
と同じである。 第3表より明らかにように、CaO含有率99%以
上の超高純度電融CaO炉材で構成された容器を用
いたことにより、高Ti合金の溶製が可能となり、
酸素含有率の低い高清浄合金が得られる。
【表】
* 参考例
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明のTi又は高Ti合金
の溶製法は、Ti又は高Ti合金を、内面がCaO99
重量%以上、SiO20.1%以下、Fe2O30.02%以下、
その他の金属酸化物0.5%以下の高純度電融CaO
炉材で構成された容器中で、非酸化性雰囲気にて
溶解するものであり、従来溶製が不可能とされて
いたTi又は高Ti合金を極めて高純度で得ること
が可能である。 このような本発明方法によれば、 低酸素で、かつ低炭素含有量のTi又はTi合
金を容易に得ることができる。 従つて、得られるTi又はTi合金は極めて高
特性なものとなる。 極めて均質な組成の合金が得られる。 Ti又は高Ti合金の鋳造を容易に行なえる。 等の様々な効果が奏され、工業的に極めて有利で
ある。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明のTi又は高Ti合金
の溶製法は、Ti又は高Ti合金を、内面がCaO99
重量%以上、SiO20.1%以下、Fe2O30.02%以下、
その他の金属酸化物0.5%以下の高純度電融CaO
炉材で構成された容器中で、非酸化性雰囲気にて
溶解するものであり、従来溶製が不可能とされて
いたTi又は高Ti合金を極めて高純度で得ること
が可能である。 このような本発明方法によれば、 低酸素で、かつ低炭素含有量のTi又はTi合
金を容易に得ることができる。 従つて、得られるTi又はTi合金は極めて高
特性なものとなる。 極めて均質な組成の合金が得られる。 Ti又は高Ti合金の鋳造を容易に行なえる。 等の様々な効果が奏され、工業的に極めて有利で
ある。
第1図及び第2図は各々参考例1、2における
測定結果を示すグラフである。
測定結果を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Tiを、内面がCaO99重量%以上、SiO20.05重
量%以下、Fe2O30.01重量%以下、その他の金属
酸化物0.5重量%以下の超高純度電融CaO炉材で
構成された容器中で、非酸化性雰囲気にて溶解す
ることを特徴とするTiの溶製法。 2 Ti含有率70重量%以上の高Ti合金を、内面
がCaO99重量%以上、SiO20.05重量%以下、
Fe2O30.01重量%以下、その他の金属酸化物0.5重
量%以下の超高純度電融CaO炉材で構成された容
器中で、非酸化性雰囲気にて溶解することを特徴
とする高Ti合金の溶製法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60202813A JPS6263627A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | Ti又は高Ti合金の溶製法及びそれに用いるCaO耐火物 |
| US06/906,487 US4710481A (en) | 1985-09-13 | 1986-09-11 | Method for melting Ti or a high-Ti alloy in CaO refractories |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60202813A JPS6263627A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | Ti又は高Ti合金の溶製法及びそれに用いるCaO耐火物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6263627A JPS6263627A (ja) | 1987-03-20 |
| JPH0440413B2 true JPH0440413B2 (ja) | 1992-07-02 |
Family
ID=16463625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60202813A Granted JPS6263627A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | Ti又は高Ti合金の溶製法及びそれに用いるCaO耐火物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4710481A (ja) |
| JP (1) | JPS6263627A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5102450A (en) * | 1991-08-01 | 1992-04-07 | General Electric Company | Method for melting titanium aluminide alloys in ceramic crucible |
| EP0530968A1 (en) * | 1991-08-29 | 1993-03-10 | General Electric Company | Method for directional solidification casting of a titanium aluminide |
| US5766329A (en) * | 1996-05-13 | 1998-06-16 | Alliedsignal Inc. | Inert calcia facecoats for investment casting of titanium and titanium-aluminide alloys |
| PT103018A (pt) * | 2003-09-12 | 2005-03-31 | Univ Do Minho | Processo para obtencao de pecas em g-tiai por fundicao |
| US20070284788A1 (en) * | 2004-07-29 | 2007-12-13 | Mitsui Chemicals, Inc. | Process for Producing Hollow Molded Product of Thermoplastic Resin |
| CN113443923A (zh) * | 2020-03-24 | 2021-09-28 | 中国科学院金属研究所 | 一种真空感应熔炼Ti合金的CaO坩埚的制备方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59205432A (ja) * | 1983-05-06 | 1984-11-21 | Tohoku Metal Ind Ltd | 活性金属や貴金属を含む合金の溶解法 |
| JP3595632B2 (ja) * | 1996-08-26 | 2004-12-02 | キヤノン株式会社 | テ−プ加熱装置及び製本装置 |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP60202813A patent/JPS6263627A/ja active Granted
-
1986
- 1986-09-11 US US06/906,487 patent/US4710481A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4710481A (en) | 1987-12-01 |
| JPS6263627A (ja) | 1987-03-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Menon et al. | Phase transformations in Nb-Al-Ti alloys | |
| JPH0440413B2 (ja) | ||
| JPS63100150A (ja) | チタン合金製造用マスター合金とこのマスター合金の製造方法 | |
| JPH0621303B2 (ja) | 低酸素Ti合金の製造方法 | |
| US3340076A (en) | Fused refractory castings | |
| JPH0256409B2 (ja) | ||
| JP2898466B2 (ja) | チタンまたはチタン合金の脱酸方法 | |
| JPS61210142A (ja) | 耐衝撃性に優れたNiTi合金及びその製造方法 | |
| JPS62158835A (ja) | Al−Li系合金の溶製方法 | |
| JP4209964B2 (ja) | 金属バナジウム又は/及び金属バナジウム合金の溶解方法並びに鋳造方法 | |
| JPH0617159A (ja) | 低酸素高純度Ti材の製造方法 | |
| JP2947972B2 (ja) | Al−Li合金溶融精錬炉用耐火物 | |
| JP3763254B2 (ja) | アルミニウムの精製方法及びその用途 | |
| JPS6367540B2 (ja) | ||
| JPH0317072B2 (ja) | ||
| GB2157712A (en) | Process for production of titanium-containing hydrogen storage alloy | |
| JPH0317070B2 (ja) | ||
| JP2553967B2 (ja) | 超高清浄度ステンレス鋼の製造方法 | |
| JPS63227728A (ja) | 溶解ルツボおよび溶解法 | |
| JPS5983736A (ja) | チタン基合金の溶解法 | |
| JPS6299426A (ja) | 低珪素クロム又はクロム基合金の製造方法 | |
| JPS62116733A (ja) | イツトリウム含有合金の溶製方法 | |
| JP3151677B2 (ja) | Ti−Ni系合金用ノズル及び溶解用ルツボ | |
| JPH0116289B2 (ja) | ||
| JPH04214824A (ja) | 低酸素含有希土類金属の製造方法 |