JPH0442919Y2 - - Google Patents
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- JPH0442919Y2 JPH0442919Y2 JP1986106668U JP10666886U JPH0442919Y2 JP H0442919 Y2 JPH0442919 Y2 JP H0442919Y2 JP 1986106668 U JP1986106668 U JP 1986106668U JP 10666886 U JP10666886 U JP 10666886U JP H0442919 Y2 JPH0442919 Y2 JP H0442919Y2
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- JP
- Japan
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- semiconductor region
- semiconductor
- type
- main surface
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- Bipolar Transistors (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、横方向リーチスルー型アバランシエ
ダイオードを内蔵したトランジスタの構造に関す
る。
ダイオードを内蔵したトランジスタの構造に関す
る。
ダーリントントランジスタを第4図〜第6図に
示す如く構成することは公知である。図におい
て、1はシリコンから成る半導体基板、2はコレ
クタ低抵抗領域となるn+型領域、3はコレクタ
高抵抗領域となるn-型領域、4はベース領域と
なるp型領域、5は駆動段トランジスタTr1のエ
ミツタ領域となるn+型領域、6は出力段トラン
ジスタTr2のエミツタ領域となるn+型領域、7は
周辺領域となるn+型領域、8はSiO2膜である。
p型領域4とn+型領域5,6,7は不純物拡散
で形成されている。9,10,11は、Alから
成る電極で、9はダーリントントランジスタのベ
ース電極、10は駆動段トランジスタTr1のエミ
ツタと出力段トランジスタTr2のベースを接続す
る電極、11はダーリントントランジスタのエミ
ツタ電極である。12はTi−Ni−Agの三層構造
から成るダーリントントランジスタのコレクタ電
極である。なお第4図においては、SiO2膜8は
透明であるかのように描いており、電極9,1
0,11には斜線を付して他と区別した。
示す如く構成することは公知である。図におい
て、1はシリコンから成る半導体基板、2はコレ
クタ低抵抗領域となるn+型領域、3はコレクタ
高抵抗領域となるn-型領域、4はベース領域と
なるp型領域、5は駆動段トランジスタTr1のエ
ミツタ領域となるn+型領域、6は出力段トラン
ジスタTr2のエミツタ領域となるn+型領域、7は
周辺領域となるn+型領域、8はSiO2膜である。
p型領域4とn+型領域5,6,7は不純物拡散
で形成されている。9,10,11は、Alから
成る電極で、9はダーリントントランジスタのベ
ース電極、10は駆動段トランジスタTr1のエミ
ツタと出力段トランジスタTr2のベースを接続す
る電極、11はダーリントントランジスタのエミ
ツタ電極である。12はTi−Ni−Agの三層構造
から成るダーリントントランジスタのコレクタ電
極である。なお第4図においては、SiO2膜8は
透明であるかのように描いており、電極9,1
0,11には斜線を付して他と区別した。
第6図はこのダーリントントランジスタの等価
回路を示す。抵抗R1,R2は温度安定性を高める
ために一般的に接続されるものである。R1は、
n+型領域5とp型領域4とを短絡している電極
10とベース電極9との間のp型領域4の抵抗に
よつて得られる。R2は出力段トランジスタのエ
ミツタ領域となるn+型領域6の中に島状に露出
しているp型領域4の一部4aに延在するエミツ
タ電極11と電極10との間のp型領域4の抵抗
によつて得られる。保護用ダイオードDはダーリ
ントントランジスタのコレクタCとベースBとの
間に所定値以上の電圧が印加されることを防ぐも
のであり、p型領域4−n-型領域3−n+型領域
7aによつて横方向に形成されている。ただし、
n+型領域7aとコレクタ電極12の間はn-型領
域3とn+型領域2によつて縦方向に接続される。
回路を示す。抵抗R1,R2は温度安定性を高める
ために一般的に接続されるものである。R1は、
n+型領域5とp型領域4とを短絡している電極
10とベース電極9との間のp型領域4の抵抗に
よつて得られる。R2は出力段トランジスタのエ
ミツタ領域となるn+型領域6の中に島状に露出
しているp型領域4の一部4aに延在するエミツ
タ電極11と電極10との間のp型領域4の抵抗
によつて得られる。保護用ダイオードDはダーリ
ントントランジスタのコレクタCとベースBとの
間に所定値以上の電圧が印加されることを防ぐも
のであり、p型領域4−n-型領域3−n+型領域
7aによつて横方向に形成されている。ただし、
n+型領域7aとコレクタ電極12の間はn-型領
域3とn+型領域2によつて縦方向に接続される。
保護ダイオードDを構成するためのn+型領域
7aは、周辺のn+型領域7の一部であつて、平
面形状四辺形(正方形)の半導体基板1の第1の
辺13に沿つて設けられている。すなわち、第1
の辺13に沿うn+型領域7aとp型領域4との
間のn-型領域3の幅l1が、第2、第3及び第4の
辺14,15,16に沿うn+型領域7とp型領
域4との間のn-型領域4の幅よりも狭く設定さ
れている。
7aは、周辺のn+型領域7の一部であつて、平
面形状四辺形(正方形)の半導体基板1の第1の
辺13に沿つて設けられている。すなわち、第1
の辺13に沿うn+型領域7aとp型領域4との
間のn-型領域3の幅l1が、第2、第3及び第4の
辺14,15,16に沿うn+型領域7とp型領
域4との間のn-型領域4の幅よりも狭く設定さ
れている。
上述の様な保護ダイオードDを含むダーリント
ントランジスタのコレクタ・ベース間に逆方向電
圧を印加すると、空間電荷層がp型領域4側から
n-型領域3に延びる。逆方向電圧を高めていく
と、ある電圧値で空間電荷層は幅l1の部分でn+型
領域7aに到達する。更に逆方向電圧を高める
と、p型領域4とn+型領域7aの間における空
間電荷層内の電界強度が幅l1の部分で急速に高ま
つて、臨界値を越え、いわゆるリーチスリー型の
アバランシエブレークダウンを起す。このときの
ブレークダウン電圧VBは、n+型領域7aとp型
領域4の深さ、n-型領域3の比抵抗(不純物濃
度)、およびn-型領域3の幅l1によつて主として
決定される。
ントランジスタのコレクタ・ベース間に逆方向電
圧を印加すると、空間電荷層がp型領域4側から
n-型領域3に延びる。逆方向電圧を高めていく
と、ある電圧値で空間電荷層は幅l1の部分でn+型
領域7aに到達する。更に逆方向電圧を高める
と、p型領域4とn+型領域7aの間における空
間電荷層内の電界強度が幅l1の部分で急速に高ま
つて、臨界値を越え、いわゆるリーチスリー型の
アバランシエブレークダウンを起す。このときの
ブレークダウン電圧VBは、n+型領域7aとp型
領域4の深さ、n-型領域3の比抵抗(不純物濃
度)、およびn-型領域3の幅l1によつて主として
決定される。
ところで、不純物拡散により形成済みのp型領
域4のパターンを基準にしてn+型領域7aを形
成するときのフオトマスクアライメントの位置合
わせ加工精度によつて、幅l1に一定の誤差△lが
生じることは避けられず、l1=l±△l(lは設
計値)となる。今、最大偏差(誤差)を±△lMと
すれば、−△lMから+△lMまでの2△lMの範囲内の
誤差を有してl1がバラツクことになる。したがつ
て、ブレークダウン電圧VBの誤差も2△lMに対
応して生じる。例えば、n+型領域7の深さが
15μm、n-型領域3の不純物濃度が約1014個/cm3、
p型領域4の表面不純物濃度が約1018/cm3、p型
領域の深さが30μm、lが55μmにおいて、フオト
マスクアライメントの位置合わせ精度±5μmの場
合、ブレークダウン電圧VBは400±105(V)とな
つた。このため、保護ダイオードDのブレークダ
ウン電圧VBに対する要求が厳しい場合(VBの許
容誤差が小さい場合)、特性チエツクの段階で不
良が多くなつて製造歩留りが低下する。
域4のパターンを基準にしてn+型領域7aを形
成するときのフオトマスクアライメントの位置合
わせ加工精度によつて、幅l1に一定の誤差△lが
生じることは避けられず、l1=l±△l(lは設
計値)となる。今、最大偏差(誤差)を±△lMと
すれば、−△lMから+△lMまでの2△lMの範囲内の
誤差を有してl1がバラツクことになる。したがつ
て、ブレークダウン電圧VBの誤差も2△lMに対
応して生じる。例えば、n+型領域7の深さが
15μm、n-型領域3の不純物濃度が約1014個/cm3、
p型領域4の表面不純物濃度が約1018/cm3、p型
領域の深さが30μm、lが55μmにおいて、フオト
マスクアライメントの位置合わせ精度±5μmの場
合、ブレークダウン電圧VBは400±105(V)とな
つた。このため、保護ダイオードDのブレークダ
ウン電圧VBに対する要求が厳しい場合(VBの許
容誤差が小さい場合)、特性チエツクの段階で不
良が多くなつて製造歩留りが低下する。
保護ダイオードDを半導体基板の縦方向に形成
すれば、ブレークダウン電圧VBの誤差を小さく
できるが、製造及び構造が複雑になる。この例の
ように保護ダイオードDを横方向に形成すると、
n+型領域7aをn+型領域5,6と同時に不純物
拡散で形成すればよいので、製造及び構造が単純
になる。
すれば、ブレークダウン電圧VBの誤差を小さく
できるが、製造及び構造が複雑になる。この例の
ように保護ダイオードDを横方向に形成すると、
n+型領域7aをn+型領域5,6と同時に不純物
拡散で形成すればよいので、製造及び構造が単純
になる。
そこで本考案の目的は、トランジスタチツプに
保護ダイオードとして内蔵させた横方向リーチス
ルー型アバランシエダイオードのブレークダウン
電圧VBのバラツキを従来より低減させることに
ある。
保護ダイオードとして内蔵させた横方向リーチス
ルー型アバランシエダイオードのブレークダウン
電圧VBのバラツキを従来より低減させることに
ある。
上記目的を達成するための本考案は、実施例を
示す図面の符号を参照して説明すると、第1、第
2、第3及び第4の辺13,14,15,16か
ら成る正方形又は長方形の主面を有する半導体基
板1内に少なくとも第1、第2、第3、第4及び
第5の半導体領域3,4,5,7a,6が設けら
れ、前記第1、第3、第4及び第5の半導体領域
3,5,7a,6が一方の導電型、前記第2の半
導体領域4が前記一方の導電型と反対の他方の導
電型に形成され、前記第1の半導体領域3が前記
主面に露出する部分と前記主面に平行に延びてい
る部分とを有し、前記第2の半導体領域4が前記
第1の半導体領域3内に設けられ、前記第3及び
第5の半導体領域5,6が前記第2の半導体領域
4内に設けられ、前記第4の半導体領域7aが前
記主面において前記第2の半導体領域4との間に
帯状の前記第1の半導体領域3が介在するように
前記第1の半導体領域3内に設けられ且つ前記第
1の半導体領域3よりも高い不純物濃度を有し、
前記第1の半導体領域3をコレクタ領域、前記第
2の半導体領域4をベース領域、前記第3の半導
体領域5をエミツタ領域とする第1のトランジス
タと、前記第1の半導体領域3をコレクタ領域、
前記第2の半導体領域4をベース領域、前記第5
の半導体領域6をエミツタ領域とする第2のトラ
ンジスタとが構成されたダーリントントランジス
タ構成の複合半導体装置において、前記主面の前
記第1の辺13の中心とこの第1の辺13に対向
する前記第3の辺15の中心とを結ぶ仮想直線を
中心にして前記第1、第2、第3、第4及び第5
の半導体領域3,4,5,7a,6が実質的に対
称に配置されており、前記第3の半導体領域5が
前記仮想直線上において前記第1の辺13と前記
第5の半導体領域6との間に配置されており、横
方向リーチスルー型アバランシエダイオードを得
るための前記第4の半導体領域7aが前記主面に
おいて前記第3の半導体領域5と前記第5の半導
体領域6との内のいずれか一方と前記第2及び第
4の辺14,16との間に夫々設けられており、
前記第4の半導体領域7aと前記第2の半導体領
域4との間に前記第1の半導体領域3の幅狭部分
が設けられていることを特徴とする複合半導体装
置に係わるものである。
示す図面の符号を参照して説明すると、第1、第
2、第3及び第4の辺13,14,15,16か
ら成る正方形又は長方形の主面を有する半導体基
板1内に少なくとも第1、第2、第3、第4及び
第5の半導体領域3,4,5,7a,6が設けら
れ、前記第1、第3、第4及び第5の半導体領域
3,5,7a,6が一方の導電型、前記第2の半
導体領域4が前記一方の導電型と反対の他方の導
電型に形成され、前記第1の半導体領域3が前記
主面に露出する部分と前記主面に平行に延びてい
る部分とを有し、前記第2の半導体領域4が前記
第1の半導体領域3内に設けられ、前記第3及び
第5の半導体領域5,6が前記第2の半導体領域
4内に設けられ、前記第4の半導体領域7aが前
記主面において前記第2の半導体領域4との間に
帯状の前記第1の半導体領域3が介在するように
前記第1の半導体領域3内に設けられ且つ前記第
1の半導体領域3よりも高い不純物濃度を有し、
前記第1の半導体領域3をコレクタ領域、前記第
2の半導体領域4をベース領域、前記第3の半導
体領域5をエミツタ領域とする第1のトランジス
タと、前記第1の半導体領域3をコレクタ領域、
前記第2の半導体領域4をベース領域、前記第5
の半導体領域6をエミツタ領域とする第2のトラ
ンジスタとが構成されたダーリントントランジス
タ構成の複合半導体装置において、前記主面の前
記第1の辺13の中心とこの第1の辺13に対向
する前記第3の辺15の中心とを結ぶ仮想直線を
中心にして前記第1、第2、第3、第4及び第5
の半導体領域3,4,5,7a,6が実質的に対
称に配置されており、前記第3の半導体領域5が
前記仮想直線上において前記第1の辺13と前記
第5の半導体領域6との間に配置されており、横
方向リーチスルー型アバランシエダイオードを得
るための前記第4の半導体領域7aが前記主面に
おいて前記第3の半導体領域5と前記第5の半導
体領域6との内のいずれか一方と前記第2及び第
4の辺14,16との間に夫々設けられており、
前記第4の半導体領域7aと前記第2の半導体領
域4との間に前記第1の半導体領域3の幅狭部分
が設けられていることを特徴とする複合半導体装
置に係わるものである。
本考案においては、対向する2辺14,16の
それぞれに沿つて横方向リーチスルー型アバラン
シエダイオードが形成されるため、このダイオー
ドのブレークダウン電圧VBを決定する主パラメ
ータの1つである第1半導体領域3の幅(ダイオ
ードのベース幅)は、フオトマスクアライメント
における位置合わせの基準方向の1つである対向
する他の2辺に沿う方向の距離となる。したがつ
て、対向する2辺のそれぞれに沿うダイオード形
成領域における第1半導体領域3の幅をl2,l3と
すると、l2とl3の一方を大きくすれば他方は小さ
くなる関係にある。すなわち、l2=l+△lにな
つた時にはl3=l−△l、逆にl2=l−△lにな
つた時にはl3=l+△lになる。一方、ブレーク
ダウンは、幅l2とl3の内で狭い方で起る。従つて、
プラスの誤差が発生した方の幅はブレークダウン
に無関係になる。この結果、ブレークダウンに関
係する幅の変化範囲はlからl−△lであり、従
来の1/2になる。これはブレークダウン電圧の誤
差(バラツキの範囲)が小さくなることを意味す
る。
それぞれに沿つて横方向リーチスルー型アバラン
シエダイオードが形成されるため、このダイオー
ドのブレークダウン電圧VBを決定する主パラメ
ータの1つである第1半導体領域3の幅(ダイオ
ードのベース幅)は、フオトマスクアライメント
における位置合わせの基準方向の1つである対向
する他の2辺に沿う方向の距離となる。したがつ
て、対向する2辺のそれぞれに沿うダイオード形
成領域における第1半導体領域3の幅をl2,l3と
すると、l2とl3の一方を大きくすれば他方は小さ
くなる関係にある。すなわち、l2=l+△lにな
つた時にはl3=l−△l、逆にl2=l−△lにな
つた時にはl3=l+△lになる。一方、ブレーク
ダウンは、幅l2とl3の内で狭い方で起る。従つて、
プラスの誤差が発生した方の幅はブレークダウン
に無関係になる。この結果、ブレークダウンに関
係する幅の変化範囲はlからl−△lであり、従
来の1/2になる。これはブレークダウン電圧の誤
差(バラツキの範囲)が小さくなることを意味す
る。
次に、本考案の実施例に係わるダーリントント
ランジスタを第1図〜第3図及び第6図に基づい
て説明する。但し、第4図及び第5図と共通する
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
第1図、第2図及び第3図に示すダーリントント
ランジスタは、従来と同様に第6図の等価回路を
得る様に構成されている。しかし、保護ダイオー
ドDの形成領域が第4図の従来例と異なり、シリ
コンチツプ1の辺14,16に沿つて設けられて
いる。すなわち、駆動段トランジスタTr1のベー
ス領域として機能しているp型領域4と辺14,
16との間に幅l2、l3のn-型領域3とn+型領域7
aとが夫々設けられ、ここが保護ダイオードDと
して機能する様に構成されている。辺14,16
に沿う幅l2、l3の領域に保護ダイオード機能を生
じさせるために、設計上(目標値)はl=l2=l3
<l1になつている。駆動段トランジスタTr1の両
側に狭い幅l2、l3のn-型領域3を得るために、n+
型領域7aの幅が他のn+型領域7よりも広くな
つている。辺13に沿つてもn+型領域7が設け
られているので、形の上ではp型領域4とn+型
領域7との間にダイオードが形成されているが、
幅l1がl2、l3よりも大きいために、幅l2又はl3の部
分でブレークダウンを起し、幅l1の部分では起さ
ない。
ランジスタを第1図〜第3図及び第6図に基づい
て説明する。但し、第4図及び第5図と共通する
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
第1図、第2図及び第3図に示すダーリントント
ランジスタは、従来と同様に第6図の等価回路を
得る様に構成されている。しかし、保護ダイオー
ドDの形成領域が第4図の従来例と異なり、シリ
コンチツプ1の辺14,16に沿つて設けられて
いる。すなわち、駆動段トランジスタTr1のベー
ス領域として機能しているp型領域4と辺14,
16との間に幅l2、l3のn-型領域3とn+型領域7
aとが夫々設けられ、ここが保護ダイオードDと
して機能する様に構成されている。辺14,16
に沿う幅l2、l3の領域に保護ダイオード機能を生
じさせるために、設計上(目標値)はl=l2=l3
<l1になつている。駆動段トランジスタTr1の両
側に狭い幅l2、l3のn-型領域3を得るために、n+
型領域7aの幅が他のn+型領域7よりも広くな
つている。辺13に沿つてもn+型領域7が設け
られているので、形の上ではp型領域4とn+型
領域7との間にダイオードが形成されているが、
幅l1がl2、l3よりも大きいために、幅l2又はl3の部
分でブレークダウンを起し、幅l1の部分では起さ
ない。
第1図のダーリントントランジスタにおいて、
l2とl3とが目標値通りl2=l3=lになれば、原理的
にl2とl3との両方の領域でブレークダウンを起す
ことになる。しかし、通常は誤差のためにl2とl3
との間に相違が生じる。この場合には、l2とl3と
の内で幅の狭い方の領域でアバランシエブレーク
ダウンを起す。従つて、ブレークダウン電圧VB
は、l2とl3との内の小さい値に対応して決まる。
l2とl3とが目標値通りl2=l3=lになれば、原理的
にl2とl3との両方の領域でブレークダウンを起す
ことになる。しかし、通常は誤差のためにl2とl3
との間に相違が生じる。この場合には、l2とl3と
の内で幅の狭い方の領域でアバランシエブレーク
ダウンを起す。従つて、ブレークダウン電圧VB
は、l2とl3との内の小さい値に対応して決まる。
ところで、l2とl3はフオトマスクアラメントに
おける位置合わせの1つの基準方向である辺1
3,15に沿う方向の距離であるため、一方が大
きくなれば他方は小さくなる関係にある。すなわ
ち、一方のl2に+△lの誤差が生じてl2=l+△
lとなれば、他方のl3に−△lの誤差が生じてl3
=l−△lとなる。そして、ブレークダウン電圧
VBは、l2、l3の内で幅の狭い方で決まる。ブレー
クダウンに関係する幅の誤差範囲はlからl−△
lまであり、第4図に比較して1/2になる。ブレ
ークダウン電圧VBの目標値に対する差(偏差)
は幅の変化範囲l−l−△lに対応するので、理
論的には第4図の場合の約1/2になる。
おける位置合わせの1つの基準方向である辺1
3,15に沿う方向の距離であるため、一方が大
きくなれば他方は小さくなる関係にある。すなわ
ち、一方のl2に+△lの誤差が生じてl2=l+△
lとなれば、他方のl3に−△lの誤差が生じてl3
=l−△lとなる。そして、ブレークダウン電圧
VBは、l2、l3の内で幅の狭い方で決まる。ブレー
クダウンに関係する幅の誤差範囲はlからl−△
lまであり、第4図に比較して1/2になる。ブレ
ークダウン電圧VBの目標値に対する差(偏差)
は幅の変化範囲l−l−△lに対応するので、理
論的には第4図の場合の約1/2になる。
l1、l2、l3の寸法を除いて第4図の従来例の場
合と実質的に同じ条件でダーリントントランジス
タを作り、ブレークダウン電圧VBの最大偏差を
求めたところ、目標値350Vに対して±65Vであ
り、第4図より大幅に小さくなつた。VBの中心
値を従来と同じ400Vにする必要があるときは、
幅の目標値lを少し大きくする。これにより、
VB=400±65Vの特性を得ることができる。
合と実質的に同じ条件でダーリントントランジス
タを作り、ブレークダウン電圧VBの最大偏差を
求めたところ、目標値350Vに対して±65Vであ
り、第4図より大幅に小さくなつた。VBの中心
値を従来と同じ400Vにする必要があるときは、
幅の目標値lを少し大きくする。これにより、
VB=400±65Vの特性を得ることができる。
なお、l2、l3の領域の辺14,16に沿う長さ
は、l1の領域の辺13に沿う長さに比較して短い
が、駆動段トランジスタTr1のベースに向つて大
きな電流が流れることは通常ないので、電流容量
不足の問題は生じない。
は、l1の領域の辺13に沿う長さに比較して短い
が、駆動段トランジスタTr1のベースに向つて大
きな電流が流れることは通常ないので、電流容量
不足の問題は生じない。
本考案は、上述の実施例に限定されるものでな
く、他の変形例をとることができるものである。
例えば、第1図において、l1=l2=l3に設定して
もよい。この様に設定しても、最も狭い幅の部分
でアバランシエブレークダウンが生じることには
変りがなく、変動幅が△lよりも大きくなること
はない。また、第6図の出力段トランジスタTr2
のコレクタとベースとの間に保護ダイオードを設
ける場合にも適用可能である。この場合には、
n+型領域6の左右両側のp+型領域4に対して幅
l2,l3に相当する間隔を有して辺14,16に沿
うn+型領域7aを設ける。この場合、更に辺1
5に沿つてl1に相当する幅を有してn+型領域7a
を設けてもよい。
く、他の変形例をとることができるものである。
例えば、第1図において、l1=l2=l3に設定して
もよい。この様に設定しても、最も狭い幅の部分
でアバランシエブレークダウンが生じることには
変りがなく、変動幅が△lよりも大きくなること
はない。また、第6図の出力段トランジスタTr2
のコレクタとベースとの間に保護ダイオードを設
ける場合にも適用可能である。この場合には、
n+型領域6の左右両側のp+型領域4に対して幅
l2,l3に相当する間隔を有して辺14,16に沿
うn+型領域7aを設ける。この場合、更に辺1
5に沿つてl1に相当する幅を有してn+型領域7a
を設けてもよい。
本考案によれば、保護ダイオードのブレークダ
ウン電圧VBの目標値に対する変動幅が小さくな
り、許容範囲のブレークダウン電圧VBを有する
トランジスタを高い製造歩留を有して作ることが
可能になる。また、素子パターン配置上の簡単な
変更で実現できる構造であるため、コストアツプ
の要因がない。
ウン電圧VBの目標値に対する変動幅が小さくな
り、許容範囲のブレークダウン電圧VBを有する
トランジスタを高い製造歩留を有して作ることが
可能になる。また、素子パターン配置上の簡単な
変更で実現できる構造であるため、コストアツプ
の要因がない。
第1図は本考案の実施例に係わるダーリントン
トランジスタを示す平面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は第1図の−線断面
図、第4図は従来のダーリントントランジスタを
示す平面図、第5図は第4図の−線断面図、
第6図は第1図及び第4図のダーリントントラン
ジスタの等価回路図である。 3……n-型領域、4……p型領域、5……n+
型領域、6……n+型領域、7a……n+型領域、
9……ベース電極、11……エミツタ電極、12
……コレクタ電極。
トランジスタを示す平面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は第1図の−線断面
図、第4図は従来のダーリントントランジスタを
示す平面図、第5図は第4図の−線断面図、
第6図は第1図及び第4図のダーリントントラン
ジスタの等価回路図である。 3……n-型領域、4……p型領域、5……n+
型領域、6……n+型領域、7a……n+型領域、
9……ベース電極、11……エミツタ電極、12
……コレクタ電極。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 第1、第2、第3及び第4の辺13,14,1
5,16から成る正方形又は長方形の主面を有す
る半導体基板1内に少なくとも第1、第2、第
3、第4及び第5の半導体領域3,4,5,7
a,6が設けられ、 前記第1、第3、第4及び第5の半導体領域
3,5,7a,6が一方の導電型、前記第2の半
導体領域4が前記一方の導電型と反対の他方の導
電型に形成され、 前記第1の半導体領域3が前記主面に露出する
部分と前記主面に平行に延びている部分とを有
し、 前記第2の半導体領域4が前記第1の半導体領
域3内に設けられ、 前記第3及び第5の半導体領域5,6が前記第
2の半導体領域4内に設けられ、 前記第4の半導体領域7aが前記主面において
前記第2の半導体領域4との間に帯状の前記第1
の半導体領域3が介在するように前記第1の半導
体領域3内に設けられ且つ前記第1の半導体領域
3よりも高い不純物濃度を有し、 前記第1の半導体領域3をコレクタ領域、前記
第2の半導体領域4をベース領域、前記第3の半
導体領域5をエミツタ領域とする第1のトランジ
スタと、前記第1の半導体領域3をコレクタ領
域、前記第2の半導体領域4をベース領域、前記
第5の半導体領域6をエミツタ領域とする第2の
トランジスタとが構成されたダーリントントラン
ジスタ構成の複合半導体装置において、 前記主面の前記第1の辺13の中心とこの第1
の辺13に対向する前記第3の辺15の中心とを
結ぶ仮想直線を中心にして前記第1、第2、第
3、第4及び第5の半導体領域3,4,5,7
a,6が実質的に対称に配置されており、 前記第3の半導体領域5が前記仮想直線上にお
いて前記第1の辺13と前記第5の半導体領域6
との間に配置されており、 横方向リーチスルー型アバランシエダイオード
を得るための前記第4の半導体領域7aが前記主
面において前記第3の半導体領域5と前記第5の
半導体領域6との内のいずれか一方と前記第2及
び第4の辺14,16との間に夫々設けられてお
り、 前記第4の半導体領域7aと前記第2の半導体
領域4との間に前記第1の半導体領域3の幅狭部
分が設けられていることを特徴とする複合半導体
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986106668U JPH0442919Y2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986106668U JPH0442919Y2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6315067U JPS6315067U (ja) | 1988-02-01 |
| JPH0442919Y2 true JPH0442919Y2 (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=30982236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986106668U Expired JPH0442919Y2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0442919Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0638419B2 (ja) * | 1984-01-25 | 1994-05-18 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
-
1986
- 1986-07-11 JP JP1986106668U patent/JPH0442919Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6315067U (ja) | 1988-02-01 |
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