JPH044831Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044831Y2 JPH044831Y2 JP1985111699U JP11169985U JPH044831Y2 JP H044831 Y2 JPH044831 Y2 JP H044831Y2 JP 1985111699 U JP1985111699 U JP 1985111699U JP 11169985 U JP11169985 U JP 11169985U JP H044831 Y2 JPH044831 Y2 JP H044831Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- shaped
- nozzle
- recess
- dome
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、扇形噴霧ノズルに関し、主として仕
上げ塗装に使用するためのものである。
上げ塗装に使用するためのものである。
扇形噴霧用のノズルとして普通に使用されてい
るものとしては、ドーム状凹穴とV字状溝との交
叉により、リツプ状噴口を形成したオリフイス型
平吹きノズルがあり、この種のノズルを広角噴霧
に適応させるためには、噴口形成に当たりV字状
溝の幅を狭くすると共に深く交叉させる必要があ
るが、単にこのような幅の狭い噴口を形成する
と、ある程度の広角噴霧が得られるが噴霧の推進
過程において噴射直後の扇形角度が持続せずに狭
縮する傾向があるため、広い面積の塗装に不適当
であるばかりでなく、塗着効率が低劣であるとい
う不利がある。
るものとしては、ドーム状凹穴とV字状溝との交
叉により、リツプ状噴口を形成したオリフイス型
平吹きノズルがあり、この種のノズルを広角噴霧
に適応させるためには、噴口形成に当たりV字状
溝の幅を狭くすると共に深く交叉させる必要があ
るが、単にこのような幅の狭い噴口を形成する
と、ある程度の広角噴霧が得られるが噴霧の推進
過程において噴射直後の扇形角度が持続せずに狭
縮する傾向があるため、広い面積の塗装に不適当
であるばかりでなく、塗着効率が低劣であるとい
う不利がある。
扇形角度が前方へ向かつて漸減するのを防止す
るための方策として、V字状溝を台形にすること
が行われ、これによりある程度の広角扇形噴霧お
よび塗着効率の向上が実現するが、充分に満足で
きるものではない。
るための方策として、V字状溝を台形にすること
が行われ、これによりある程度の広角扇形噴霧お
よび塗着効率の向上が実現するが、充分に満足で
きるものではない。
また広角扇形噴霧に適するノズルの一例とし
て、中央に漸次深くなる中深のV字状内部溝と台
形の外部溝との交叉によりほぼ鞍形の噴口を形成
した技術が、実開昭60−13256公報に発表されて
おり、この技術によれば、扇形噴霧角度が100°以
上(それ以前の技術においては数10°程度)に形
成されるのであるが、霧化効率が低いほか薄膜塗
装においては斑紋が生じ易い関係上、仕上げ塗装
には適応しない不利があり、なおメタリツク塗料
等の比重の大きい液体の噴霧に当たつては、扇形
噴霧の両端偏重を解消することができず、これま
た仕上げ塗装に適応しないのである。
て、中央に漸次深くなる中深のV字状内部溝と台
形の外部溝との交叉によりほぼ鞍形の噴口を形成
した技術が、実開昭60−13256公報に発表されて
おり、この技術によれば、扇形噴霧角度が100°以
上(それ以前の技術においては数10°程度)に形
成されるのであるが、霧化効率が低いほか薄膜塗
装においては斑紋が生じ易い関係上、仕上げ塗装
には適応しない不利があり、なおメタリツク塗料
等の比重の大きい液体の噴霧に当たつては、扇形
噴霧の両端偏重を解消することができず、これま
た仕上げ塗装に適応しないのである。
本考案は、両端への偏重および斑紋のない均斉
な膜厚を形成するための広角扇形噴霧が得られる
ばかりでなく、塗着効率のよい仕上げ塗装に適応
するノズルを提供することを目的とするものであ
る。
な膜厚を形成するための広角扇形噴霧が得られる
ばかりでなく、塗着効率のよい仕上げ塗装に適応
するノズルを提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の特徴〕
本考案は、上記目的を達成するため、断面が丸
み付きのほぼ台形の溝主部とその先端中央のドー
ムもしくは錐状の窪みとからなる左右方向の内部
溝と、断面が台形またはU字状またはコ字状の上
下方向の外部溝とを、互いに溝底寄り部分の中央
において直角に交叉させてリツプ状の噴口を設け
たことを主要特徴とするものである。
み付きのほぼ台形の溝主部とその先端中央のドー
ムもしくは錐状の窪みとからなる左右方向の内部
溝と、断面が台形またはU字状またはコ字状の上
下方向の外部溝とを、互いに溝底寄り部分の中央
において直角に交叉させてリツプ状の噴口を設け
たことを主要特徴とするものである。
以下本考案を図示の実施例について詳細に説明
する。
する。
断面が丸み付きのほぼ台形の溝主部1とその先
端中央に形成されたドーム状の窪み2とからなる
左右方向の内部溝3を、超硬合金あるいはセラミ
ツク等の超硬質材製のノズル主体4に切り通すこ
となく主体4の周側部が残るように後方解放状態
に設けると共に、前記窪み2はその両側部におい
て前記溝主部1における両斜面に各別にスムーズ
に連続するように形成し、かつノズル主体4の先
端には底部に適度の幅を有する台形断面の上下方
向の外部溝5をその溝底寄り部においてを前記内
部溝3とは直角関係のもとに内部溝3における先
端中央部の窪み2に交叉する状態のもとに前方解
放状態に設け、これら内部溝3と外部溝5との交
叉により、リツプ状噴口6を形成してなり、以て
内部溝3の後方から塗料を数十Kg/cm2程度の圧力
のもとに供給することにより、霧化のよい広角扇
形噴霧を塗着効率が低下しない状態のもとに噴出
させることができるのである。
端中央に形成されたドーム状の窪み2とからなる
左右方向の内部溝3を、超硬合金あるいはセラミ
ツク等の超硬質材製のノズル主体4に切り通すこ
となく主体4の周側部が残るように後方解放状態
に設けると共に、前記窪み2はその両側部におい
て前記溝主部1における両斜面に各別にスムーズ
に連続するように形成し、かつノズル主体4の先
端には底部に適度の幅を有する台形断面の上下方
向の外部溝5をその溝底寄り部においてを前記内
部溝3とは直角関係のもとに内部溝3における先
端中央部の窪み2に交叉する状態のもとに前方解
放状態に設け、これら内部溝3と外部溝5との交
叉により、リツプ状噴口6を形成してなり、以て
内部溝3の後方から塗料を数十Kg/cm2程度の圧力
のもとに供給することにより、霧化のよい広角扇
形噴霧を塗着効率が低下しない状態のもとに噴出
させることができるのである。
前記内部溝3とノズル主体4と外部溝5との関
係については、第4図に詳示するように、ノズル
主体4の軸心は、液体の噴出する前後方向のノズ
ル軸線Xと同一であつて、内部溝3は軸線Xを含
む水平状態の対称面Hにより台形断面が2分され
る状態のもとに左右方向に形成され、窪み2の軸
線は軸線Xと共通であり、また外部溝5は軸線X
を含む垂直状態の対称面Vにより台形断面が2分
される状態のもとに上下方向に形成され、従つて
内部溝3は外部溝5と直角のもとに交叉してその
結果リツプ状噴口6が開口するのである。
係については、第4図に詳示するように、ノズル
主体4の軸心は、液体の噴出する前後方向のノズ
ル軸線Xと同一であつて、内部溝3は軸線Xを含
む水平状態の対称面Hにより台形断面が2分され
る状態のもとに左右方向に形成され、窪み2の軸
線は軸線Xと共通であり、また外部溝5は軸線X
を含む垂直状態の対称面Vにより台形断面が2分
される状態のもとに上下方向に形成され、従つて
内部溝3は外部溝5と直角のもとに交叉してその
結果リツプ状噴口6が開口するのである。
なお溝主部1については丸み付きのほぼ台形で
あることが必要であるが、ドーム状窪み2につい
ては円錐に近いドーム状であつてもよく、また外
部溝5については、供給塗料の性状および濃度等
によりその形状、幅、深さを選択することができ
るのであつて、形状としては、底部に適度の幅を
有する断面が台形、U字状、コ字状のいずれかを
適宜採択し、内部溝との交叉の程度については外
部溝5の底部が溝主部1とドーム状窪み2との境
界に一致する程度またはそれよりも深く交叉させ
る必要があつた。
あることが必要であるが、ドーム状窪み2につい
ては円錐に近いドーム状であつてもよく、また外
部溝5については、供給塗料の性状および濃度等
によりその形状、幅、深さを選択することができ
るのであつて、形状としては、底部に適度の幅を
有する断面が台形、U字状、コ字状のいずれかを
適宜採択し、内部溝との交叉の程度については外
部溝5の底部が溝主部1とドーム状窪み2との境
界に一致する程度またはそれよりも深く交叉させ
る必要があつた。
以上説明したように、本考案によれば、次のよ
うな作用効果が得られる。
うな作用効果が得られる。
(a) 丸み付きのほぼ台形断面の溝主部とこの溝主
部の先端中央に連続状態に設けたドーム状窪み
とからなる内部溝と、この内部溝に対し直角関
係のもとにそのドーム状窪み部分において交叉
する台形またはU字状またはコ字状断面の外部
溝とにより、リツプ状の噴口を形成したから、
これにより噴口に供給する加圧液体を噴口直前
まで圧力の損失がない状態のもとに、しかも両
斜面により増速して供給し、従つて霧化の向
上、扇形噴霧角度の拡大、テールの発生防止等
の効果がある。
部の先端中央に連続状態に設けたドーム状窪み
とからなる内部溝と、この内部溝に対し直角関
係のもとにそのドーム状窪み部分において交叉
する台形またはU字状またはコ字状断面の外部
溝とにより、リツプ状の噴口を形成したから、
これにより噴口に供給する加圧液体を噴口直前
まで圧力の損失がない状態のもとに、しかも両
斜面により増速して供給し、従つて霧化の向
上、扇形噴霧角度の拡大、テールの発生防止等
の効果がある。
(b) 外部溝の断面形状を台形、U字状、コ字状に
形成したから、溝底付近の幅が広く、従つて広
角扇形噴霧を容易に得ることができる。
形成したから、溝底付近の幅が広く、従つて広
角扇形噴霧を容易に得ることができる。
(c) ほぼ台形断面の内部溝により、そのくさび状
をなす両斜面の誘導により増速された液体の中
央部分はその増速されたまま噴口から直進する
状態に噴射されるほか、増速液流の両縁部分は
内部溝の両端即ち行き止まり部分において衝突
する傾向のもとに両方から中央のドーム部方向
へ偏向してドーム部に近い上流おいて強力に衝
突し、この衝突により著しく広角な噴霧が得ら
れる。
をなす両斜面の誘導により増速された液体の中
央部分はその増速されたまま噴口から直進する
状態に噴射されるほか、増速液流の両縁部分は
内部溝の両端即ち行き止まり部分において衝突
する傾向のもとに両方から中央のドーム部方向
へ偏向してドーム部に近い上流おいて強力に衝
突し、この衝突により著しく広角な噴霧が得ら
れる。
(d) 溝主部の行き止まり部分における液流の偏向
作用および偏向した後の強力な衝突作用によ
り、噴口直前の上流において加圧液体が激しく
攪乱され、しかも噴口の形状がリツプ状である
関係上、流速並びに圧力分布が均斉化されて均
斉分布の広角扇形噴霧が容易に得られ、従つて
塗装においては塗料の分布が扇形の両端に偏重
することなく、かつ斑紋を生じない美しい塗膜
を容易に得ることができる。
作用および偏向した後の強力な衝突作用によ
り、噴口直前の上流において加圧液体が激しく
攪乱され、しかも噴口の形状がリツプ状である
関係上、流速並びに圧力分布が均斉化されて均
斉分布の広角扇形噴霧が容易に得られ、従つて
塗装においては塗料の分布が扇形の両端に偏重
することなく、かつ斑紋を生じない美しい塗膜
を容易に得ることができる。
更に、溝主部の底部の幅が広い関係上、噴口
直前の上流において互いに衝突する加圧液体は
幅広い液流同士の衝突となるから、溝主部がV
字状の場合に生じる両端への偏重現象が防止さ
れて、ドーム部に形成されたリツプ状噴口と相
挨つて一層均斉な分布が得られるのである。
直前の上流において互いに衝突する加圧液体は
幅広い液流同士の衝突となるから、溝主部がV
字状の場合に生じる両端への偏重現象が防止さ
れて、ドーム部に形成されたリツプ状噴口と相
挨つて一層均斉な分布が得られるのである。
(e) 内部溝の圧力損失防止作用および増速作用に
より推進速度が向上し、かつ外部溝の広幅底部
により噴霧両端縁の霧散が防止され、従つて塗
着効率が高い。
より推進速度が向上し、かつ外部溝の広幅底部
により噴霧両端縁の霧散が防止され、従つて塗
着効率が高い。
図面は一実施例における本考案のノズルを示す
ものであつて、第1図は縦断側面図、第2図は正
面図、第3図は横断平面図、また第4図は溝の交
叉状態を説明するための斜面図である。 1……溝主部、2……窪み、3……内部溝、4
……ノズル主体、5……外部溝、6……噴口。
ものであつて、第1図は縦断側面図、第2図は正
面図、第3図は横断平面図、また第4図は溝の交
叉状態を説明するための斜面図である。 1……溝主部、2……窪み、3……内部溝、4
……ノズル主体、5……外部溝、6……噴口。
Claims (1)
- 丸み付きのほぼ台形断面の溝主部1とこの溝主
部1の先端中央に連続状態に設けたドーム状窪み
2とからなる左右方向の内部溝3をノズル主体4
に後方解放状態に設けると共に、前記窪み2はそ
の両側部において前記溝主部1における両斜面に
各別にかつスムーズに連続するように形成し、更
にノズル主体4の先端には断面が台形またはU字
状またはコ字状の上下方向の外部溝5を前方に解
放する状態に形成したまま溝底寄り部分において
前記内部溝3の先端中央部と直角に交叉させて設
けると共に、前記外部溝3はこれをその溝底が溝
主部1とドーム状窪み2との境界付近またはそれ
よりも深く位置するように設けてリツプ状の噴口
6を形成してなる扇形噴霧ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985111699U JPH044831Y2 (ja) | 1985-07-20 | 1985-07-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985111699U JPH044831Y2 (ja) | 1985-07-20 | 1985-07-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6220660U JPS6220660U (ja) | 1987-02-07 |
| JPH044831Y2 true JPH044831Y2 (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=30991863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985111699U Expired JPH044831Y2 (ja) | 1985-07-20 | 1985-07-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH044831Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5136753Y2 (ja) * | 1971-08-26 | 1976-09-09 | ||
| JPS6013256U (ja) * | 1983-07-04 | 1985-01-29 | アロイ工器株式会社 | 高粘度液の広角噴射に適する平吹きノズル |
-
1985
- 1985-07-20 JP JP1985111699U patent/JPH044831Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6220660U (ja) | 1987-02-07 |
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