JPH044921B2 - - Google Patents

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JPH044921B2
JPH044921B2 JP16261183A JP16261183A JPH044921B2 JP H044921 B2 JPH044921 B2 JP H044921B2 JP 16261183 A JP16261183 A JP 16261183A JP 16261183 A JP16261183 A JP 16261183A JP H044921 B2 JPH044921 B2 JP H044921B2
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cutting
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軽量発泡コンクリート大型版及びプ
リキヤストコンクリート版等の平打成型製造方式
における、半凝固状コンクリート版の切断方法に
関するものである。
一般に、軽量発泡コンクリートにおける版巾
600m/m以上の大型版や、通常のプリキヤスト
版は型枠内に鉄筋、金網等の補強筋を型枠底面に
対して水平に配置し、モルタル等の原料スラリー
を注入成型する平打成型方式であり、半硬化状態
に達した後に、蒸気養生等を行う事により製造を
行つている。
従来、版長、版巾が底板より小さい版を製造す
る場合、1型枠で2版以上を製造する場合、平面
形状が、矩形以外の版を製造する場合等において
は、型枠内に仕切板を巾方向、長さ方向等や版間
に設置する事により成型している。尚、軽量気泡
コンクリートにおいては、硬化後も容易に切断出
来る為、硬化後切断するという方法でも製造して
いる。
又、矩形やその他の形状の開口部を備えた版の
製造においては、型枠内に開口部の形状をした仕
切り(通常、開口治具と呼ぶ)を配置した後に注
入を行い、原料スラリーを遮断する事により製造
している。しかしいずれの場合も、次の欠点を有
していた。
(1) 配置及び固定作業に極めて手間がかかる。
(2) 型枠1台毎に、各種仕切板、開口治具を備え
なければならない。
故に本発明は、以上の問題の解決に取り組み、
窯業その他多くの可塑材加工の産業においては、
一般的でありながらコンクリート版製造の分野で
は、未凝固コンクリートの脆い、付着しやすいと
いう特性より、切断面に(1)欠損を生じやすい、(2)
切断面が平滑にならないという問題を有し、実用
化されていなかつた板状刃による切断法の開発に
取り組み、刃の移動方向、未凝固コンクリートの
硬度、刃厚、刃の移動速度等をかえて実験を行つ
た結果、ある特定の条件下であれば前述の問題を
生じる事なく、充分実用に耐える事を、鋭意研究
の結果見出したものである。
図面に基ずいて詳しく説明すると、切断する場
合は第1図に示す様に型枠板1上の未凝固コンク
リート2が所定の硬度になつた際、所定の刃厚の
板状刃3を所定の速度で真直に水平刃を降下、上
昇させる事により版の切断を行うものである。
又、開口部を切り抜く場合は第2図に示す様に、
開口部と同じ形に折り曲げた切り抜き刃8を用い
て、前記の切断と同様な方法で切り抜きを行うも
のである。
次に、刃の移動法、刃厚、切断速度等の切断条
件について説明する。
(1) 刃の移動方法 刃の移動方向としては、板状刃の刃先を版面に
対して平行にし、切断方向に対して真直に降下上
昇させる。刃先が平行でない場合は、付着が生じ
やすいし、真直な降下上昇でない場合は、上昇さ
せる際、切断面の上部及び側面に欠損が発生す
る。
(2) 未凝固コンクリート硬度 硬度としては、直径20m/mの円筒を被切断物
に押しつけ、深さ35m/m迄、埋没させた際の抵
力で表わす測定法において、5〜30〔lb/in2〕の
範囲で切断を行う事が不可欠である。5〔lb/
in2〕以下では、付着性が高い為、刃厚、切断速
度に関係なく、切断後上昇させる際、欠損を生
じ、30〔lb/in2〕以上では、強度、脆性が高い
為、薄い刃厚では刃が変形し、厚い刃厚では切断
する際に切断面に欠損を生じる。
(3) 刃厚 刃厚は切断硬度と密接な関係を持ち、刃厚の上
限は未凝固コンクリートの可塑性に支配され、下
限は刃の曲がり強度に支配される。従つて下限は
鋼製の刃物を用いた場合についての関係を第3図
に示す。図中斜線部が有効な範囲であり上限は実
線で表し、下限は破線で表している。従つて刃厚
としては、所定の切断硬度の範囲内において5
m/m以下の有効範囲内の刃を用いて切断を行う
べきである。尚、範囲内においては出来る限り、
薄い刃で切断する方が切断面の平滑度上は好まし
い。
(4) 刃の形状 刃の断面形状は、切断面の平滑度が重要である
場合は刃先以外の部分は平行になつている形状が
優れており、平滑度よりも切断精度が重要である
場合は、刃先以外の部分もテーパー状になつてい
る形状のものが優れており、必要に応じて、使い
分ける事が望ましい。
尚、切断時の抵抗を少なくするには、種々の形
状の切欠きを設けた方が好ましい。但し、切欠き
の形、大きさ、数は、刃の強度及び平面度を充分
配慮して決めなければならない。
(5) 切断速度 (イ) 刃降下速度 次に切断する為、刃を降下させる速度としては
前記、切断硬度範囲及び刃厚範囲において200
mm/S以下とすべきである。これ以上の速度では
切断抵抗が大きくなり、切断面の剥離及び欠損を
生じる。例としては切断硬度20lb/in2刃厚4
m/mにおいて降下速度210mm/Sで切断した所、
切断面に厚さ1〜2m/mの剥離を生じた。
(ロ) 刃上昇速度 又切断後、刃を上昇させる速度としては、200
mm/S以下で上昇させる必要がある。というの
は、これ以上の速度においては刃の表面にモルタ
ルの付着、吸着を生じ切断面に欠損を生じる。例
として、切断硬度30〔lb/in2〕、刃厚3mmにおい
て切断後210mm/Sで上昇させた所、切断面上部
に深さ40m/m、厚さ20m/mの欠損を生じた。
以上、未凝固コンクリート版を板状刃で切断を
行う際の必須条件について述べて来たが、その外
に、欠損の発生防止、切断面の平滑度向上の為、
配慮した方が好ましい点について説明する。
(1) 刃の上昇角精度 刃を降下させ切断した後に上昇させる際、切断
面に対する角度差が2゜以上になると上昇させる
際、切断面上部に欠損を生じやすくなるという知
見が得られた。従つてこの点についても充分配慮
すべきである。
(2) モルタル離型剤の塗布 板状刃の表面に一般にコンクリート離型剤と呼
ばれるコンクリートの物性及び外観をそこなわな
い油類を塗布する事により、切断面の平滑度が向
上するだけでなく、欠損防止にも有効という知見
が得られた。従つて切断に際しては出来るだけコ
ンクリート離型剤を塗布するのが好ましい。
尚、本発明方法の実施に適用する切断装置につ
いて、図面に基いて詳しく説明する。人力で簡易
に切断する切断する為の切断治具及び開口部切抜
き治具として、切断の場合は第4図に示す切断治
具を適用する。本治具は刃厚5m/m以下の板状
刃3を第5図に示す様に補強及び平面度を保持す
る為のリブ4にボルト5締めにより固定してい
る。補強リブ4の張り出し部は、作業者が切断を
行う際の握り部になつている。板状刃は前述した
ように切断抵抗を下げたい場合には、図中破線で
示すように矩形その他の切り欠きを設ける場合も
ある。又、刃3の断面は、切断面の平滑度が重量
である場合には第6図1に示す様に刃先以外の部
分は平行な形状とし、切断精度が重要である場合
は第6図2に示す様な刃先以外の部分はテーパー
状になつている。従つて、必要に応じて取付用ボ
ルト5を外して板状刃3を交換出来るものであ
る。
次に本切断治具で切断を行う為の位置決め兼角
度保持治具を説明する。これは切断する際の位置
決めと、前述したように、刃を上昇させる際降下
させた時に比べて2゜以上の角度差があると欠損を
生じる為、それを防ぐ為の治具である。
第8図に示す様に本治具は、型枠底板に固定す
る基板7とスリツトをなす側板6より成つてお
り、スリツトの巾は刃厚に版厚×tan2゜の値を加
えた値になつている。使い方は第8図に示す様に
切断位置の型枠底板上へセツトし、ジヤコ万等に
よ型枠底板と固定した後、板状刃3をスリツトの
間を通過させながら降下、上昇させる事により切
断を行うものである。又、開口部の切り抜きを行
う場合には第9図に示す開口部切り抜き治具を適
用する。本治具は前記の切断治具と同様な板状刃
を開口部と同じ形に折り曲げたもの8を補強リブ
9にボルト10締めで取り付けたものを、作業者
が切り欠きを行う際、支持する為の支持梁11に
ボルト12締めで固定したものである。従つて異
つた形状、寸法の開口部を切り抜く際はボルト1
2を外して異なる形状のものに交換出来るもので
ある。又、切断の時と同様に第10図に示すよう
な位置決め、角度保持治具12を用いて切り抜き
を行うものである。
次に人力ではなく、半自動装置化したものにつ
いて説明する。第11図は切断する場合の半自動
装置であり、型枠底板1上に未凝固コンクリート
2を載せた型枠をレールの上で移動して所定の切
断位置が刃3の直下になる様にセツトし、装置フ
レーム13に取り付けた空気シリンダー等の自動
昇降装置15により切断を行うものである。又装
置本体フレーム13にスライド機構14を固定し
ている為精度よく、欠損を生じることなく切断出
来るという長所を有している。
又、コンクリート離型剤の塗布は、自動塗布機
構16により行う事が出来るものであり、本機構
は第12図にその断面を示す様に板状刃3の両面
に離型剤を含浸させたスポンジ又はフエルト18
等を支持リブ17により押しつける形式であり板
状刃3を降下させる時は刃の表面に離型剤を塗布
し、上昇させる際は刃3の表面に付着したコンク
リートを除去する役目を果すものである。
第13図は開口部の切り抜きを行う半自動装置
であり、切断装置と同様の装置を2系列使用する
事により精度よく欠損を生ずる事なく切り抜きを
行う事が出来る装置であり、開口部形状に応じて
交換出来るものであり、切断装置用と同様の自動
塗布機構により行う事が出来るものである。又、
本装置により切断も行う事が出来る。尚、レール
上の型枠を移動して、位置決めするのではなく、
これらの装置自体を移動式とする型式でもよい。
〔実施例 1〕 人力で開口部の切り抜きを行つた例として粒径
300μm以下の硅石粉砕物、生石灰セメント等の
固形成分に水を70%加え、さらに発泡剤を微量加
えたコンクリート原料スラリーを調製した。その
原料スラリーを開口版用鉄筋を水平に配置した巾
1800m/m、長さ4200m/m、深さ200m/mの
型枠に注入した。原料スラリーが発泡し硬度が15
〔lb/in2〕になつた際、切断位置決め兼降下上昇
角度保持治具を型枠底板にボルトで固定した。そ
して開口部と同形に長さ1200m/m×巾600m/
mの矩形に折り曲げた、刃巾250m/m、刃厚3
mm、平面度2m/mの開口部用切断治具の刃の表
面に粘度300cpの鉱油性コンクリート離型剤を塗
布した。そして、その開口部切断治具を型枠の左
右より各1名の作業者により、前記位置決め治具
により、位置及び角度を調整して約2秒で下方に
押して切断を行い、約2秒をかけて切断治具を上
昇させた。
この製品を養生後、版の切断面の状態を測定し
た所、欠損の発生は全くなく、平面度2mmと良好
であり、又、平滑度も層状波目のピツチが5m/
m、深さ1m/mと外観上及び精度上ほとんど問
題にならないという好結果が得られた。
〔実施例 2〕 動力による装置を用いて版間の切断を行つた例
として実施例1と同一の組成の軽量発泡コンクリ
ートの原料スラリーを調製した。そして巾1800
m/m、長さ4200m/m、深さ200m/mの車輪
付移動型枠内に版長1600m/m、及び2600m/m
の鉄筋を各々配置した後、注入を行つた。その
後、発泡が完了し半硬化状態になつた際、型枠側
板を脱型した。そして硬度が15〔lb/in2〕になつ
た時、門型固定式切断装置下にレール上の型枠を
移動させ2時間に刃が来るように型枠の位置決め
を行つた。そして刃長1800m/m、刃巾250m/
m、刃厚2m/m、平面度2m/mの切断刃を上
下昇降ガイドを備えた空気シリンダー駆動機構に
おいて刃の表面に含浸性フエツトに粘度300cpの
鉱油性コンクリート離型剤を塗布しながら、降下
速度200mm/Sで降下させ切断を行い、その後、
上昇速度200mm/Sで上昇させた。この製品を実
施例1と同様に、養生後切断面の状態を測定した
所、欠損の発生は全くなく、平面度は1m/mと
極めて良好であつた。又平滑度は全く層状波目が
発生しないという極めて好結果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は切断刃を未凝固コンクリートに矢印方
向に切断する状態を示す斜視図、第2図は切り抜
きを示す同様の斜視図である。第3図は切断硬度
と刃厚の関係線図で、斜線はその適用範囲を示
す。第4図は切断治具の斜視図、第5図はその断
面図、第6図1,2は切断刃の断面形状の例を示
す。第7図は切断刃位置決め治具の斜視図、第8
図は同治具の適用を示す斜視図、第9図は切り抜
き治具の斜視図、第10図は同治具の適用を示す
斜視図、第11図は半自動切断装置の斜視図、第
12図は離型剤塗布装置の側面図、第13図は半
自動開口部切断装置の斜視図である。 1は型枠底板、2は未凝固コンクリート、3は
切断用刃、4は補強リブ、5は締付け用ボルト、
6は切断位置決力作板、7は切断位置決基板、8
は切り抜き刃、9は補強リブ、10は締付けボル
ト、11は支持梁、12は切り抜き位置決治具、
13は装置フレーム、14はスライド機構、15
は自動昇降装置、16は自動塗布機構、17は含
浸材支持リブ、18は離型剤含浸材、19は自動
塗布機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 硬度が5〜30lb/in2の未凝固コンクリート
    版を、刃厚0.5〜5m/mの板状刃を用いて、版
    の上面より下面の方向に200mm/S以下の速度で、
    真直に水平刃を下降上昇させる事により版の切断
    及びまたは版の開口部と同じ形状に、板状刃を折
    り曲げて切り抜きを行う事を特徴とする半凝固状
    コンクリート版の切断方法
JP16261183A 1983-09-06 1983-09-06 半凝固状コンクリ−ト版の切断方法 Granted JPS6054810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16261183A JPS6054810A (ja) 1983-09-06 1983-09-06 半凝固状コンクリ−ト版の切断方法

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JP16261183A JPS6054810A (ja) 1983-09-06 1983-09-06 半凝固状コンクリ−ト版の切断方法

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JPS6054810A JPS6054810A (ja) 1985-03-29
JPH044921B2 true JPH044921B2 (ja) 1992-01-29

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