JPH0450108Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0450108Y2 JPH0450108Y2 JP2668685U JP2668685U JPH0450108Y2 JP H0450108 Y2 JPH0450108 Y2 JP H0450108Y2 JP 2668685 U JP2668685 U JP 2668685U JP 2668685 U JP2668685 U JP 2668685U JP H0450108 Y2 JPH0450108 Y2 JP H0450108Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- synthetic resin
- molded product
- molded
- skin material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は表皮材と芯材とからなる合成樹脂成
形品に係るものである。
形品に係るものである。
従来の技術
従来の合成樹脂成形品としては例えば第4図第
5図に図示したように、ポリプロピレンなどの硬
質合成樹脂で成形した芯材11の上にウレタンな
どの軟質合成樹脂やエラストマーで成形した表皮
材12を積層し、それぞれに設けた取付穴13,
14にビスを挿通して芯材11と表皮材12から
なる成形品15を他部材に取付けていた。
5図に図示したように、ポリプロピレンなどの硬
質合成樹脂で成形した芯材11の上にウレタンな
どの軟質合成樹脂やエラストマーで成形した表皮
材12を積層し、それぞれに設けた取付穴13,
14にビスを挿通して芯材11と表皮材12から
なる成形品15を他部材に取付けていた。
別の従来の合成樹脂成形品としては例えば第6
図に図示したように硬質合成樹脂で成形した芯材
21を5個のブロツク21′に分割して形成し、
この分割した芯材21の上を1体に成形した表皮
材(図示せず)で覆つた成形品を他部材に取付け
ていた。
図に図示したように硬質合成樹脂で成形した芯材
21を5個のブロツク21′に分割して形成し、
この分割した芯材21の上を1体に成形した表皮
材(図示せず)で覆つた成形品を他部材に取付け
ていた。
考案が解決しようとする問題点
これらの成形品は種々の環境条件の下で使用さ
れるために成形品の温度は−30℃から+80℃の広
い範囲で変動し、温度変化による膨張または収縮
が発生する。前記の従来の成形品のうちの前者の
成形品の場合、軟質合成樹脂製又はエラストマー
製の表皮材に於ては、その膨張、収縮は比較的吸
収され易いが、硬質合成樹脂製芯材に於ては、そ
の膨張、収縮は吸収され難く、そのために、成形
品の取付箇所周辺でクラツクや変形が発生すると
いう欠点があつた。即ち、一例として全長1545mm
の自動車部品、マツトガードの場合をとると、表
皮材はEPDM製、芯材はマイカ充填ポリプロピ
レン製であるが、この芯材の線膨張係数は−30℃
から+30℃では平均値が5.29×10-5mm/mm℃,+
30℃から+80℃では平均値が7.58×10-5mm/mm℃
であるので全長1545mmの成形品では−30℃から+
80℃の温度範囲において最大値で(5.29×10-5×
60+7.58×10-5×50)×1545=10.8mmの寸法変化が
計算上で予測される。実際の成形品では計算値の
60%ぐらいの寸法変化が経験的に実測されること
が多いのでこの場合は10.8×0.60≒6.5mmの寸法変
化となる。このように寸法変化が大きいことと硬
質合成樹脂の芯材は剛性が大きいこととから、こ
の寸法変化を芯材は到底吸収することができない
ために他部材に取付けた成形品が取付ビスの周辺
でクラツクや変形を引き起して成形品がガタつい
たり、他部材より浮き上つたり、甚しい時は成形
品が取付けた他部材より脱落したりする欠点があ
つた。
れるために成形品の温度は−30℃から+80℃の広
い範囲で変動し、温度変化による膨張または収縮
が発生する。前記の従来の成形品のうちの前者の
成形品の場合、軟質合成樹脂製又はエラストマー
製の表皮材に於ては、その膨張、収縮は比較的吸
収され易いが、硬質合成樹脂製芯材に於ては、そ
の膨張、収縮は吸収され難く、そのために、成形
品の取付箇所周辺でクラツクや変形が発生すると
いう欠点があつた。即ち、一例として全長1545mm
の自動車部品、マツトガードの場合をとると、表
皮材はEPDM製、芯材はマイカ充填ポリプロピ
レン製であるが、この芯材の線膨張係数は−30℃
から+30℃では平均値が5.29×10-5mm/mm℃,+
30℃から+80℃では平均値が7.58×10-5mm/mm℃
であるので全長1545mmの成形品では−30℃から+
80℃の温度範囲において最大値で(5.29×10-5×
60+7.58×10-5×50)×1545=10.8mmの寸法変化が
計算上で予測される。実際の成形品では計算値の
60%ぐらいの寸法変化が経験的に実測されること
が多いのでこの場合は10.8×0.60≒6.5mmの寸法変
化となる。このように寸法変化が大きいことと硬
質合成樹脂の芯材は剛性が大きいこととから、こ
の寸法変化を芯材は到底吸収することができない
ために他部材に取付けた成形品が取付ビスの周辺
でクラツクや変形を引き起して成形品がガタつい
たり、他部材より浮き上つたり、甚しい時は成形
品が取付けた他部材より脱落したりする欠点があ
つた。
この欠点を解消するために前記の従来の合成樹
脂成形品のうちの後者の成形品では芯材21を5
個に分割して表皮材で覆つたので前者の成形品と
同じ材質の芯材の寸法変化はほぼ1.3mm(65÷5)
と約1/5に分散されて、個々の芯材のブロツク2
1′はそれぞれほぼ1.3mmの寸法変化に耐えればよ
いから成形品のクラツクや変形は発生しなくなる
が、多数の芯材のブロツク21′を成形しなけれ
ばならない欠点とともに多数の芯材のブロツク2
1′を所定の間隔をあけて直列に列べて表皮材と
合わせる作業が煩雑になるなどの欠点があつた。
脂成形品のうちの後者の成形品では芯材21を5
個に分割して表皮材で覆つたので前者の成形品と
同じ材質の芯材の寸法変化はほぼ1.3mm(65÷5)
と約1/5に分散されて、個々の芯材のブロツク2
1′はそれぞれほぼ1.3mmの寸法変化に耐えればよ
いから成形品のクラツクや変形は発生しなくなる
が、多数の芯材のブロツク21′を成形しなけれ
ばならない欠点とともに多数の芯材のブロツク2
1′を所定の間隔をあけて直列に列べて表皮材と
合わせる作業が煩雑になるなどの欠点があつた。
この考案はこれらの従来の合成樹脂成形品が有
する欠点を解消し、合成樹脂成形品を他部材に取
付けて使用した際に成形品のクラツクや変形など
を防止することおよび成形品を簡単に造れること
などを目的としたものである。
する欠点を解消し、合成樹脂成形品を他部材に取
付けて使用した際に成形品のクラツクや変形など
を防止することおよび成形品を簡単に造れること
などを目的としたものである。
問題点を解決するための手段
この考案の合成樹脂成形品は表皮材と芯材とか
らなる成形品において、この芯材の中間部に少く
とも1か所に脆弱部を設けたものである。
らなる成形品において、この芯材の中間部に少く
とも1か所に脆弱部を設けたものである。
次にこの考案の合成樹脂成形品を1実施例につ
いて図面とともに説明する。
いて図面とともに説明する。
実施例
第1図、第2図に図示したように、硬質合成樹
脂で成形した芯材1は一定間隔おきに芯材1より
巾が小さくて厚さが薄いスリツトの脆弱部2を4
か所に設けて芯材1の全体が連続した1体の成形
体である。
脂で成形した芯材1は一定間隔おきに芯材1より
巾が小さくて厚さが薄いスリツトの脆弱部2を4
か所に設けて芯材1の全体が連続した1体の成形
体である。
この芯材1に軟質合成樹脂で成形した1体の表
皮材3が被覆され、所定の個所に取付穴4を設け
た合成樹脂成形品5が図示されている。
皮材3が被覆され、所定の個所に取付穴4を設け
た合成樹脂成形品5が図示されている。
この実施例の合成樹脂成形体1を他部材に取付
ける時は成形品5の取付穴4にビスを挿通し、こ
のビスを他部材に止着して取付ける。
ける時は成形品5の取付穴4にビスを挿通し、こ
のビスを他部材に止着して取付ける。
他部材に取付けた成形品5は温度変化による膨
張または収縮の際に芯材1の脆弱部2が小さい寸
法変化を吸収するから、脆弱部2を除く芯材1お
よび成形品5はクラツクや変形を引き起すことが
ない。
張または収縮の際に芯材1の脆弱部2が小さい寸
法変化を吸収するから、脆弱部2を除く芯材1お
よび成形品5はクラツクや変形を引き起すことが
ない。
また温度変化による膨張または収縮の際に大き
な寸法変化をすると芯材1の脆弱部2は破断して
寸法変化を吸収して脆弱部を除く芯材1はクラツ
クや変形を引き起さないから、芯材1の脆弱部2
は破断しても芯材1が表皮材3で1体に被覆され
ている成形品5は外観が不良とはならない。そし
てこの実施例の成形品5に用いる芯材1は全体を
1体に成形することができるので連続体として取
扱うことができ、工数やコストなどが増大するこ
ともない。
な寸法変化をすると芯材1の脆弱部2は破断して
寸法変化を吸収して脆弱部を除く芯材1はクラツ
クや変形を引き起さないから、芯材1の脆弱部2
は破断しても芯材1が表皮材3で1体に被覆され
ている成形品5は外観が不良とはならない。そし
てこの実施例の成形品5に用いる芯材1は全体を
1体に成形することができるので連続体として取
扱うことができ、工数やコストなどが増大するこ
ともない。
なお、この実施例の合成樹脂成形品では芯材1
の脆弱部2としてスリツトを設けたものについて
説明したが、芯材の脆弱部はスリツトの外に第3
図に図示したように芯材を造る際に多点ゲート7
を設けて、1方のゲート7からの硬質合成樹脂と
他方のゲート7からの硬質合成樹脂とで芯材6に
ウエルドライン8が形成され、この芯材6のウエ
ルドライン8が脆弱部になるようにしてもよい。
またスリツトに代えて段階状の脆弱部にしてもよ
い。
の脆弱部2としてスリツトを設けたものについて
説明したが、芯材の脆弱部はスリツトの外に第3
図に図示したように芯材を造る際に多点ゲート7
を設けて、1方のゲート7からの硬質合成樹脂と
他方のゲート7からの硬質合成樹脂とで芯材6に
ウエルドライン8が形成され、この芯材6のウエ
ルドライン8が脆弱部になるようにしてもよい。
またスリツトに代えて段階状の脆弱部にしてもよ
い。
更に芯材と表皮材とから成形品は実施例のよう
に芯材1に表皮材3を被覆する代りに、金型内に
芯材をインサートして射出成形、RIM成形、加
圧成形などにより芯材と表皮材とを1体化しても
よいし、芯材と表皮材とも非発泡材、発泡材、複
合材などの種々の合成樹脂素材を用いることがで
きる。
に芯材1に表皮材3を被覆する代りに、金型内に
芯材をインサートして射出成形、RIM成形、加
圧成形などにより芯材と表皮材とを1体化しても
よいし、芯材と表皮材とも非発泡材、発泡材、複
合材などの種々の合成樹脂素材を用いることがで
きる。
考案の効果
この考案の合成樹脂成形品は表皮材と芯材とか
らなる成形品の芯材の中間部に少なくとも1か所
に脆弱部を設けたから、成形品が比較的小さな温
度変化による膨張、収縮の際には芯材の脆弱部が
その寸法変化を吸収することができるために脆弱
部を除く芯材および成形品がクラツクや変形など
を生じるのを防止することができるし、比較的大
きな温度変化による膨張、収縮の際には芯材の脆
弱部がその寸法変化を受けて真先に破断して寸法
変化を吸収することができるために脆弱部を除く
芯材および成形品がクラツクや変形などを生じる
のを防止することができる。
らなる成形品の芯材の中間部に少なくとも1か所
に脆弱部を設けたから、成形品が比較的小さな温
度変化による膨張、収縮の際には芯材の脆弱部が
その寸法変化を吸収することができるために脆弱
部を除く芯材および成形品がクラツクや変形など
を生じるのを防止することができるし、比較的大
きな温度変化による膨張、収縮の際には芯材の脆
弱部がその寸法変化を受けて真先に破断して寸法
変化を吸収することができるために脆弱部を除く
芯材および成形品がクラツクや変形などを生じる
のを防止することができる。
第1図は本考案品の斜視図、第2図は同じく芯
材の斜視図、第3図は別の芯材の斜視図、第4図
は従来品の斜視図、第5図は同じく芯材の斜視
図、第6図は別の従来品の芯材の斜視図である。 1は芯材、2は脆弱部、3は表皮材、5は成形
品。
材の斜視図、第3図は別の芯材の斜視図、第4図
は従来品の斜視図、第5図は同じく芯材の斜視
図、第6図は別の従来品の芯材の斜視図である。 1は芯材、2は脆弱部、3は表皮材、5は成形
品。
Claims (1)
- 少なくとも軟質合成樹脂製表皮材と硬質合成樹
脂製芯材とからなる合成樹脂成形品において、該
芯材の中間部に少なくとも1か所に脆弱部を設け
たことを特徴とする合成樹脂成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2668685U JPH0450108Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2668685U JPH0450108Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61143828U JPS61143828U (ja) | 1986-09-05 |
| JPH0450108Y2 true JPH0450108Y2 (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=30522929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2668685U Expired JPH0450108Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0450108Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-26 JP JP2668685U patent/JPH0450108Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61143828U (ja) | 1986-09-05 |
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