JPH0453412B2 - - Google Patents

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JPH0453412B2
JPH0453412B2 JP26388485A JP26388485A JPH0453412B2 JP H0453412 B2 JPH0453412 B2 JP H0453412B2 JP 26388485 A JP26388485 A JP 26388485A JP 26388485 A JP26388485 A JP 26388485A JP H0453412 B2 JPH0453412 B2 JP H0453412B2
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resin
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layer
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Mutsuo Akao
Takuichi Komatsu
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0453412B2 publication Critical patent/JPH0453412B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は写真感光材料に適した包装材料に関す
るものである。 〔従来の技術〕 写真感光材料用包装材料は種々のタイプのもの
が広く実用化されており、その使途に従つて様々
の性能が要求されている。 光に曝するとその品質価値を失なう写真感光材
料用包装材料としては光を完全に遮断する包装材
料が使用される。この場合、要求される特性とし
ては包装材料スリツト適性、ガスバリヤ性、遮光
性、防湿性、剛性、物理強度(破断強度、引裂強
度、衝撃穴あけ強度、ゲルボテスト強度、摩耗強
度等)、ヒートシール適性(ヒートシール強度、
カツトシール性、ホツトタツク性、夾雑物シール
性等)、帯電防止性、平面性、すべり特性などが
挙げられる。これらの諸性質を単一のフイルム材
料で兼ねそなえることは非常に困難であり、従
来、一般には第14図に示すようなカーボンブラ
ツクや顔料等を練り込んだ非常に厚手の高圧法分
岐状低密度ポリエチレン(以後LDPEと表示)樹
脂遮光フイルム層21の単一層フイルムやLDPE
樹脂フイルムと紙、アルミニウム箔、セロハン等
のフレキシブルシート層との複合ラミネートフイ
ルムなどが使用されてきた。複合ラミネートフイ
ルムの例を第15図に示すが、このものは防湿性
を特に要求される製品に使用されているもので、
LDPE樹脂遮光フイルム層21に接着層4を介し
て金属箔層6を積層し、さらに接着層4を介して
フレキシブルシート層5を積層したものである。 第16図はカラー印画紙用の2重ガゼツト袋の
内紙等に従来使用されている物理強度を要求され
る包装材料で第15図のフレキシブルシート層5
の外側に接着層4でLDPE樹脂遮光フイルム層2
1を積層した7層構成の積層フイルムである。 本発明者は、写真感光材料用包装材料を改良す
べく鋭意研究を行ない、2層の一軸延伸フイルム
を組み合わせることによつて物理強度を向上させ
たもの(特開昭57−6754号公報)を既に開示して
いる。 また、低圧法直鎖状低密度ポリエチレン(以後
L−LDPEと表示)樹脂を利用した包装材料につ
いても、ポリエチレン系ポリマーと1重量%以上
の遮光性物質からなり、全エチレン系ポリマーの
50重量%以上がL−LDPE樹脂である遮光性フイ
ルムを少なくとも一層有するものを既に開示した
(特開昭58−132555号公報)。そのほか、金属蒸着
フイルム層の両側に、いずれも50重量%以上のL
−LDPE樹脂を含みかつ少なくとも一層が遮光性
物質を含有するポリエチレン系ポリマー層を積層
し、このポリエチレン系ポリマー層の強度及び層
厚差が特定の関係にある包装材料も開発した(特
願昭59−178047号)。 さらに、L−LDPE樹脂のうち、エチレンとヘ
プテン−1又はオクテン−1とを液相法で共重合
させた、密度が0.870〜0.925g/cm3そしてメルト
インデツクスが1.2〜10g/10分のものが特に物
理強度、ヒートシール性等にすぐれ、縦方向と横
方向の引裂強度差も小さくて包装材料用として適
していることを見出し、この樹脂を40重量%〜99
重量%含む厚さ20μm以上のインフレーシヨンフ
イルム成形された(縦方向の引裂強度)/(横方
向の引裂強度)比が0.6以上のポリエチレン系ポ
リマーフイルム層を有する遮光性の感光物質用包
装材料も開発した(特願昭60−012663号)。 さらにそのほか、少なくとも40重量%以上の直
鎖状の低圧法低密度ポリエチレン樹脂と0.1重量
%〜15重量%のカーボンブラツクと0.03重量%〜
1重量%の脂肪酸アミド系滑剤を含む直鎖状低圧
法低密度ポリエチレンフイルムがスベリ性がよく
ブロツキングが発生しないこと等を見出し、この
フイルムを最内層とする写真感光材料用包装材料
も開発した(特願昭60−029416号)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の複合ラミネートフイルムは前述の物理特
性を向上させるべく構成されたものであるが、 L−LDPEフイルム使用品以外はそれでもなお
物理特性は十分とはいえず、包装作業中に裂けた
り穴があいたり、ヒートシール部がはがれるなど
の欠点があつた。さらにカーボンブラツク等の遮
光性物質を大量に添加すると物理強度の劣化が大
きくなるため、添加量は3%前後とし、さらに他
のフレキシブルシート層と積層するフイルムの厚
さは70μ以上とする必要があつた。このため包装
はカサばり積層フイルムの剛度が大きくなり包装
作業性が悪化し且つコスト的にも高価なものとな
つていた。 例えば第15図に示す積層フイルムにおいて金
属箔6はガスバリヤー性の付与、防湿性の向上、
帯電防止などのために使用されているが、その結
果、引裂強度、衝撃穴あけ強度、ゲルボテスト強
度などはかえつて大幅に悪化して特に重量物を包
装する場合には破損の問題を生ずることもあつ
た。 そのため、カーボンブラツク入のポリエチレンフ
イルムの厚さを70μm以上にしてきたが、それで
も物理強度が充分でなく、例えばカラー印画紙の
包装には第16図に示す様に7層構成の積層フイ
ルムも使用されてきた。 また、特開昭57−6754号公報記載の包装材料の
場合には、引裂強度等の物理強度はある程度改善
されるが、接着層が厚くなり接着強度が大きくな
ると引裂強度が低下するだけでなく、一軸延伸高
密度ポリエチレンフイルム層を使用している為ヒ
ートシール性が悪く加工包装時に時々問題を起し
ていた。又アルミ箔を用いずに直接一軸延伸フイ
ルム層を交差するように積層したクロスラミネー
トフイルムでは製品をガゼツト袋に包装しようと
するガゼツト袋のマチ部分にピンホールが発生し
写真感光材料用包装材料としては遮光性、防湿
性、ガスバリヤ性不良の為問題があつた。 直鎖低密度ポリエチレン(以後L−LDPEと表
示)樹脂を包装材料に利用することによつて引裂
強度、ゲルボテスト強度等の物理強度を高めると
ともにカーボンブラツク等の遮光性物質の混練量
を増すことができ、前記問題点を改善することが
できた。 しかし、エチレンと炭素数6個以上のαオレフ
インを共重合したL−LDPE樹脂は、フイルムの
物理強度が大きくヒートシール性が良好で第10
図のように製品取出し口が完全ヒートシールでな
くテープやノリで密封する包装に最適である。し
かし、フイルムの厚さを大きくするとフイルム成
形性が悪いだけでなく高価で成形されたフイルム
の外観も面状等で悪くなり、第9図のような四方
を完全にヒートシールにより密封する包装袋で
は、製品を取り出す際に開封することが困難で、
その上にフイルムの表裏の特性、特に滑性が大き
くことなるばかりでなく、フイルムのスリツト性
やカツトシール性等写真感光材料の包装加工適性
に問題が発生した。 また、エチレンと炭素数4個のαオレフインを
共重合したL−LDPE樹脂は、安価であるが縦方
向に分子配向しやすく縦方向の引裂強度が小さ
く、その他の物理特性にも問題があつた。 又カーボンブラツクを添加したフイルムは吸水
性が大きく単一遮光フイルム層の場合は防湿性が
劣化する為フイルムの厚さを大きするかアルミ箔
層や金属蒸着フイルム層を積層する必要があつ
た。 特にセーフライト(写真感光材料を感光しない
安全灯)下で加工包装作業を行う写真感光材料用
包装材料としてはセーフライト下で表裏の判別が
可能であることが好ましく且つフイルム肉厚を大
きくしなくても太陽光下で遮光性を確保すること
が必要である。 これらの写真感光材料用包装材料として必要な
防湿性、耐熱性、遮光性、ガスバリヤ性、滑り特
性、引裂強度、衝撃穴あけ強度、カツトシール
性、ゲルボテスト強度等にすぐれるだけでなくホ
ツトタツク性、自然経時や高温での経時ヒートシ
ール強度がすぐれる等の防湿包装適性にすぐれ、
フイルム成形性、包装材料スリツト適性、印刷適
性、密封袋の開封性、セーフライト下での加工包
装作業性にすぐれ、且つ安価な包装材料の開発が
望まれていた。 特に歯科用X線フイルム用包装材料や放射線取
扱い者の放射線被曝量を検出する放射線写真フイ
ルム(バツチフイルム)用包装材料や特公昭55−
24089号公報に記載されているようなX線フイル
ムを真空封入する包装材料としては、熱可塑性樹
脂フイルム層だけでも写真感光材料用包装材料と
して要求されるすべての特性を満足させることが
できるような安価な包装材料の開発が望まれてい
た。 本発明は、以上の問題点を改善し、製品挿入
性、フイルムスリツト適性、物理強度、ヒートシ
ール適性等の向上を図つた安価な写真感光材料用
包装材料を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記目的を達成するために、メルトイ
ンデツクスが0.2〜5.0g/10分で密度が0.870〜
0.940g/cm3であつてエチレンに炭素数が4個の
ブテン−1を共重合させた第1直鎖状低密度ポリ
エチレン樹脂が5〜80重量%とメルトインデツク
スが0.5〜10g/10分で密度が0.870〜0.940g/cm3
であつてエチレンに炭素数が6個の4−メチルペ
ンテン−1若しくはヘキセン−1又は炭素数が8
個のオクテン−1を共重合させた第2直鎖状低密
度ポリエチレン樹脂20〜95重量%とを有する直鎖
状低密度ポリエチレン系樹脂を50重量%以上と、
遮光物質を0.1〜10重量%とを含む直鎖状低密度
ポリエチレン系樹脂遮光フイルム層を少なくとも
1層具備していることを特徴とする写真感光材料
用包装材料としたものである。 本発明の写真感光材料用包装材料は、L−
LDPE系樹脂遮光フイルム層を少なくとも一層具
備している。このL−LDPE系樹脂遮光フイルム
層を少なくとも一層具備していれば、単一層であ
つても、他のフレキシブルシート層や熱可塑性樹
脂層等の他の層と積層したものであつてもよい。
また、L−LDPE系樹脂遮光フイルム層を2層以
上設けたものであつてもよい。 このL−UDPE系樹脂遮光フイルム層は、50重
量%以上のL−LDPE系樹脂と0.1〜10重量%の
遮光物質を含んでいる。L−LDPE系樹脂遮光フ
イルム層は、L−LDPE系樹脂を50重量%以上、
遮光物質を0.1〜10重量%含まれていれば、他の
物質例えば他の熱可塑性樹脂、滑剤等が含まれて
いてもよい。 L−LDPE系樹脂遮光フイルム層の必須構成要
素であるL−LDPE系樹脂は、5〜80重量%の第
1L−LDPE樹脂と20〜95重量%の第2L−LDPE樹
脂とを有しており、これらを有していれば他の物
質を含んでいてもよい。 第1L−LDPE樹脂は、メルトインデツクスが
0.2〜5g/10分で密度が0.870〜0.940g/cm3であ
つてエチレンに炭素数が4個のブテン−1を共重
合させたものである。この第1L−LDPE樹脂とし
ては、例えば代表的なものは米国のユニオンカー
バイト社が開発したユニポールプロセスと呼ばれ
る高活性触媒の存在の下で低圧、気相反応により
製造されるものがある。 このL−LDPE樹脂は従来の高圧法プロセス
(3000気圧、300℃)により製造される分岐状低密
度ポリエチレン樹脂(以後LDPEと表示)と比較
して分子量分布が狭く、直鎖状である。そして省
エネルギープロセス品なので安価で、ホツトタツ
ク性や夾雑物シール性が良好で、低温下及び経時
でのヒートシール強度低下が小さく耐寒性が良好
である点で優れているがブロツキングし易く、物
理強度は分子構造よりタテ方向に分子配向しやす
く縦方向の引裂き引度が小さい等の問題点があ
る。気相法以外の製造方法としては液相法、イオ
ン重合による高圧改造法がある。 具体的商品名とその製造方法を示すと 気相法……Gレジン(ユニポール)(UCC)、
NUCポリエチレン−LL(日本ユニカー)、等 液相法……出光ポリエチレンL(出光石油化学)、
日石リニレツクス(日本石油化学)、スクレア
ー(デユポンカナダ社)、等 改良高圧法(イオン重合)……ロトレツクス
(CDF chimie)等がある。 第2L−LDPE樹脂は、メルトインデツクスが
0.5〜10g/10分で密度が0.870〜0.940g/cm3であ
つてエチレンに炭素数が6個の4−メチルペンテ
ン−1若しくはヘキセン−1又は炭素数が8個の
オクテン−1を共重合させたものである。炭素数
が6個の4−メチルペンテン−1とエチレンを共
重合させた樹脂としては、三井石油化学製溶液法
のウルトゼツクスがあり、またヘキセン−1とエ
チレンを共重合させた樹脂としては、ユニオンカ
ーバイト社製気相法のTUFLINがある。炭素数
が8個のαオレフインであるオクテン−1とエチ
レンを共重合させた樹脂としては、DSM−スタ
ミカーボン社製液相法のスタミレツクスとダウケ
ミカル社製液相法のダウレツクスがある。 同じL−LDPE樹脂でもα−オレフインとして
炭素数4個のブテン−1をエチレンと共重合させ
たL−LDPE樹脂はα−オレフインとして炭素数
6個以上の4−メチルペンテン−1、ヘキセン−
1、オクテン−1をエチレンと共重合させたL−
LDPE樹脂より価格は20%以上安価であるが引裂
強度は1/2以下に低下する等両者は全く異なる樹
脂であり、ブレンドして使用する場合も混合比、
グレード等を限定された範囲内にしないと写真感
光材料用包装材料として使用に耐えない遮光フイ
ルムとなる。 前記L−LDPE系樹脂遮光フイルム層の必須構
成要素である遮光物質は、熱可塑性樹脂に混合分
散可能であつて、可視光線及び紫外線等を透過さ
せないものをいう。本発明に使用可能な遮光物質
としては、各種カーボンブラツク、酸化鉄、亜鉛
華、酸化チタン、クレー、アルミ粉末、アルミペ
ースト、炭酸カルシウム、マイカ、硫酸バリウ
ム、タルクカドミウク系顔料、黄鉛、弁柄、コバ
ルトブルー、銅フタロシアニン系顔料、モノアゾ
又はポリアゾ系顔料、アニリンブラツク等の有機
系顔料や無機系顔料等が挙げられる。 これらの遮光物質の中では、品質、コスト、遮
光能力等の点で、光を吸収又は反射しやすい着色
顔料特に黒色顔料の各種カーボンブラツク、シル
バー色顔料のアルミニウム粉末及びアルミニウム
ペーストより低揮発物質を除去したものが好まし
い。 これらの遮光性物質をL−LDPE樹脂に配合す
る方法としては従来からよく行なわれているマス
ターバツチ着色法やコンパウンド着色法等があ
る。上記遮光物質は使用樹脂、使用機械、コス
ト、等により使用形態として粉末状着色剤、ペー
スト状着色剤、滑性着色剤、マスターバツチ、染
顔料、カラードペレツトがある。 遮光性物質の添加量については、例えば遮光性
物質の代表であるカーボンブラツク等を配向すれ
ば、配合量に伴つて遮光性は確実に向上する。し
かし、従来の熱可塑性樹脂では各種の物理強度は
低下し、写真感光材料包装用フイルムに使用する
場合はカーボンブラツク配合量は3重量%程度に
おさえざるを得ず、その上強度を補うためフイル
ム厚を70μm以上にする必要があつた。このため
包装が嵩ばつたり積層フイルムの剛度が大きくな
り包装作業性が悪化し且つ省資源の意味でも問題
があつた。 本発明者らは従来の高圧法分岐状低密度ポリエ
チレン樹脂の代りに従来は、包装用フイルムとし
ては問題があつたL−LDPE樹脂を使つて、カー
ボンブラツク配合の影響を試験した。この結果、
L−LDPE樹脂にカーボンブラツクを配合した場
合には高圧法分岐状低密度ポリエチレン(以後
LDPEと表示)樹脂の場合とは逆に物理強度が大
幅に増大するという予想外の結果が見いだされ
た。 LDPE樹脂フイルムはL−LDPE系樹脂フイル
ムに比較しもともと強度が小さいが、特にカーボ
ンブラツクを添加した時の強度の低下が著しい。
それに対し、L−LDPE系樹脂フイルムはカーボ
ンブラツク添加により強度が大きく向上してい
る。 本発明のL−LDPE系樹脂組成は物理強度があ
まり大きくなく且つ縦方向に分子配向しやすいエ
チレンとブテン−1の共重合体樹脂であるL−
LDPE樹脂を必ずブレンドして含むためカーボン
ブラツクの添加量も低めに限定される。カーボン
ブラツク配合の効果は、0.1重量%で発生しはじ
め、1重量%で明らかに現われ、3重量%を超え
ると顕著になつてゆくが、配合量がさらに増大す
るとブツ発生が多くなり、且つコストアツプに。
15重量%を超えると特にカーボンブラツクの分散
不良による物理強度の低下とブツの発生が多くな
り、ピンホールによる遮光性不良の点で問題とな
つてくる。又コストも割高になる。 従つてカーボンブラツクの配合量は経済性、遮
光性、ブツ発生、引裂強度等より0.1〜10重量%
が好ましく、3〜7重量%が特に好ましいといえ
る。この傾向は他の遮光性物質の場合でもいえ
る。 本発明に使用する代表的な遮光物質であるカー
ボンブラツクの製造方法による分類例としてはチ
ヤネル法カーボンブラツク、ガスフアーネス法カ
ーボンブラツク、サーマル法カーボン等がある。
原料による分類例をあげるとガスブラツク、オイ
ルフアーネスブラツク、アントラセンブラツク、
アセチレンブラツク、油煙、松煙、アニマルブラ
ツク、ベジタブルブラツク等がある。本発明の包
装材料では遮光性、コスト、物性向上の目的では
フアーネスカーボンブラツクが好ましく、高価で
あるが帯電防止効果を有する遮光性物質としては
アセチレンカーボンブラツク、ケツチエンカーボ
ンブラツクが好ましい。必要により2種以上の遮
光物質を必要特性に従つてミツクスすることも好
ましい。一方、これらのカーボンブラツクの中で
はPH5〜9、平均粒子径10〜120mμのものが好
ましく、特にPH6〜9、平均粒子径15〜30mμの
フアーネスカーボンブラツクが好ましい。このよ
うなPH及び粒子径のものを使用することによつ
て、カブリの発生が少ない、感光度の増減の発生
が少ない、遮光能力が大きい、L−LDPEフイル
ムに添加した場合でもカーボンブラツクの塊(ブ
ツ)やフイツシユアイ等によるピンホールが発生
しにくい等の数々の利点を有する包装材料を得る
ことができる。 遮光性物質をL−LDPE系樹脂に配合する形態
は上記のように種々あるが、マスターバツチ法が
コスト、作業場の汚染防止等の点で好まし。公知
文献の特公昭40−26196号公報には有機溶媒に溶
解した重合体の溶液中にカーボンブラツクを分散
せしめて、重合体カーボンブラツクのマスターバ
ツチをつくる方法を、特公昭43−10362号公報に
はカーボンブラツクをポリエチレンに分散してマ
スターバツチをつくる方法が示されている。 L−LDPE系樹脂遮光フイルム層に添加する遮
光物質としてカーボンブラツクの次に好ましい光
反射性遮光物で銀色の商品価値の高い外観を与
え、且つ防湿性、遮光性、帯電防止性、太陽光下
での防熱性、ガスバリヤ性等多くの点ですぐれて
いる金属粉末について説明する。 金属粉末としてはアルミニウム粉末又はアルミ
ペーストより低揮発物質を除去した物質を熱可塑
性樹脂に混練したものが特に好ましい。 ここにアルミペーストとは、ボールミル法、ス
タンプミル法又はアトマイズ法等の公知の方法で
アルミニウム粉末を作るときに、ミネラルスピリ
ツトと少量のステアリン酸又はオレイン酸等の高
級脂肪酸の存在のもとにペースト状に作つたもの
である。本発明ではこのアルミペーストとポリオ
レフイン系熱可塑性樹脂(各種ポリプロピレン樹
脂、各種ポリエチレン樹脂、EVA樹脂、EEA樹
脂、EAA樹脂等)を加熱混練し、低揮発物質
(主として悪臭が強いミネラルスピリツト)を真
空ポンプ等で除去したものをアルミペーストコン
パウンド樹脂、アルミペーストマスターバツチ樹
脂として使用する。 特にアルミペーストマスターバツチ樹脂として
使用するのが写真感光材料への悪影響や悪臭をな
くすため、さらに防湿・遮光性L−LDPEフイル
ム層中のミネラルスピリツト含有率を0.1重量%
以下にするためにも好ましい。例えばアルミニウ
ムペースト含有率40重量%のマスターバツチ樹脂
中のミネラルスピリツト含有率が1.0重量%であ
つても、これをL−LDPEフイルム層中でのアル
ミニウムペースト濃度を2重量%にしようとする
と、アルミニウムペーストマスターバツチ1重量
部に対してナチユラルL−LDPE樹脂19重量部を
混練することにより、L−LDPEフイム層中には
フイルム成形中にミネラルスピリツトがガスとし
て除去される分もあるのでミネラルスピリツト含
有量は0.05重量%以下になる。その結果、写真感
光材料への悪影響もなくなる上悪臭も低減され
る。 またアルミニウム粉末とは、溶融アルミニウム
をアトマイズ法、粒化法、回転円盤滴下法、蒸発
法等により粉末状にしたものの外、アルミニウム
箔をボールミル法やスタンプミル法等で粉砕して
フレーク状にしたものを含む。アルミニウム粉末
単体では不安定なのでアルミニウム粉末表面を不
活性にする各種の公知の処理が施される。公知の
金属フレーク製造方法としてはUSP4469282や特
公昭37−6779、特公昭46−6718等があり、合成樹
脂充填用金属粉末製造方法としては特開昭59−
75931等がある。 前記L−LDPE系樹脂及び遮光物質以外のL−
LDPE系樹脂遮光フイルム層に含めることができ
る物質としては、実質上高圧法分岐状低密度ポリ
エチレン(LDPE)樹脂とすることが好ましい
が、L−LDPE樹脂と混練可能な熱可塑性樹脂な
らあらゆる熱可塑性樹脂が利用出来る。特に各種
ポリオレフイン樹脂、例えば、各種ポリエチレン
(HDPE、MDPE、LDPE)樹脂、エチレンとの
共重合体(エチレン・エチルアクリレート共重合
体(EEA)、エチレンビニールアセテート共重合
体(EVA)等)樹脂、アイオノマー樹脂、ポリ
スチレン樹脂、ポリイソブチレン樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂等の1又は2以上を混合して用いるこ
とが好ましい。 また、L−LDPE系樹脂遮光フイルム層には、
上述した混練可能な熱可塑性樹脂以外に、各種の
添加剤が必要に応じて必要量添加させることが出
来る。 添加剤の代表例を以下に記載するが本発明はこ
れに限定されるものではなく公知のあらゆる物の
中から選択できる。 (添加剤種類) (代表例) (1) 可塑剤;フタル酸エステル、グリコールエス
テル、脂肪酸エステル、リン酸エステル等 (2) 安定剤;鉛系、カドミウム系、亜鉛系、アル
カリ土類金属系、有機スズ系等 (3) 帯電防止剤;陽イオン活性剤、アニオン活性
剤、非イオン活性剤、両面活性剤、等 (4) 難燃剤;燐酸エステル、ハロゲン化燐酸エス
テル、ハロゲン化物、無機物、含燐ポリオール
等 (5) 充填剤;アルミナ、カオリン、クレー、炭酸
カルシウム、マイカ、タルク、酸化チタン、シ
リカ等 (6) 補強剤;ガラスロービング、金属繊維、ガラ
ス繊維、ガラスミルドフアイバー、炭素繊維等 (7) 着色剤;無機顔料(Al、Fe2O5、TiO2
ZnO、CdS等)、有機顔料(カーボン)、染料、
等 (8) 発泡剤;無機発泡剤(炭酸アンモニア、重炭
酸ソーダ)有機発泡剤(ニトロソ系、アゾ系)、
等 (9) 加硫剤、加硫促進剤、促進助剤等 (10) 劣化防止剤;紫外線吸収剤、酸化防止剤、金
属不活性化剤、過酸化物分解剤等 (11) 滑剤;パラフイン・ワツクス、脂肪酸系、シ
リコーン系、ステアリン酸アミド系、ビス脂肪
酸アミド系、脂肪酸アミド系、アルキルアミン
系、エステル系、高級アルコール等 (12) カツプリング剤;シラン系、チタネート系、
クロム系、アルミニウム系等 (13) 各種の熱可塑性樹脂、合成ゴム等 前述したように、本発明の写真感光材料用包装
材料は、L−LDPE系樹脂遮光フイルム層に他の
フレキシブルシート層を積層させて複合フイルム
とすることができる。 複合フイルムに使用される他のフレキシブルシ
ート層としては、熱可塑性樹脂フイルム、例えば
各種ポリエチレン樹脂、エチレン共重合体樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ
塩化ビニリデン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリエステル樹脂などの公知のフ
イルム、及びそれらの変性樹脂のフイルムがあ
る。また、金属薄膜加工フイルム(代表的なもの
はアルミニウム真空蒸着フイルム)、セルローズ
アセテートフイルム、セロフアン、ポリビニルア
ルコールフイルム、各種の紙、各種の金属箔(代
表例としてアルミニウム箔)、不織布、ワリフ、
穴アキフイルム及びポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリウレタン等の発泡シート等の公知のフレ
キシブルシート層なども好適である。 複合フイルムとする場合には、L−LDPE樹脂
を混練したL−LDPE系樹脂遮光フイルム層は製
品と接する最内層に配するのがよい。このL−
LDPE系樹脂遮光フイルム層は2層以上を共押出
したインフレーシヨンフイルムの一部になつてい
てもよい。このフレキシブルシート層は1層であ
つてもよく、2層以上を組み合わせてもよい。 フレキシブルシート層の中で特に写真感光材料
包装用として適している金属薄膜加工フレキシブ
ルシート層について詳述する。 金属薄膜加工方法としては真空蒸着法、スパツ
タリング法、イオンプレーテイング法、電子ビー
ム蒸着法など従来公知の薄膜生成法によりフレキ
シブルシートの両面又は片面(例えば遮光層面側
の片面)に設けることができる。もつとも一般的
なのはアルミニウム真空蒸着法である。 金属薄膜にはAl、Sn、Zn、Co、Cr、Ni、Fe、
Cu等の金属単体、合金、その他薄膜生成可能な
金属はすべて使用できるコスト、加工しやすさの
点でアルミニウム(Al)がもつとも適している。
アルミニウムを真空蒸着させるための加熱方法と
しては電気抵抗加熱法、電子ビーム加熱法、高周
波加熱法等公知の種々の加熱方法が用いられる。 金属薄膜は積層体としての物理強度、遮光性、
帯電防止性と防湿性確保及びコスト、品質の点か
ら55〜1200Åの厚さが好ましい。即ち厚さが55Å
未満では金属薄膜加工フレキシブルシート層だけ
では金属薄膜の両面の属に発生する帯電を減少さ
せることが出来ない上に金属薄膜の両面のフレキ
シブルシート層と遮光層と厚さ増加をしないと感
光材料用包装材料として必要な防湿性、遮光性を
確保することが出来ない。 又厚さが1200Åを越えると、帯電防止、防湿
性、遮光性は確保できるがコスト及び真空蒸着法
等では加熱によるフレキシブルシート層の劣化、
出来あがつた積層フイルムの物理強度低下等の点
で問題があり実用化困難である。アルミ蒸着膜の
場合、70Å以上、通常の用途には80〜800Åの厚
さが好ましく、さらに好ましくは100〜600Åであ
る。 必要なら金属薄膜の上に保護層をもうけてもよ
い。 金属薄膜保護層としてはアクリル樹脂、酢酸繊
維系等のセルローズ系樹脂、ウレタン樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリエステル樹脂、アイオノマー樹
脂、EEA樹脂、各種ポリエチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂等適宜の樹脂が使用できる。又ワツ
クス、ゼラチン、ポリビニルアルコール等も使用
できる。 金属薄膜の保護層は極薄の厚さで形成するのが
よい。押出しラミネート法でもうける場合でも
50μm以下にしないと静電気の除去は不充分とな
る。 公知の溶液塗布法又はスプレー塗布法等により
5μm以下の厚さにすると金属薄膜の保護ができ
静電気の除去効果大である。フレキシブルシート
層、L−LDPE系樹脂遮光フイルム層、接着層、
金属薄膜保護層に帯電防止剤やカーボンブラツ
ク、アルミニウム粉末、アルミニウムベースト等
の金属粉末や炭素繊維等の導電物質等を混入する
こともでき、このようにすれば、静電気の除去は
さらに万全となる。 フレキシブルシートを積層する方法は通常の方
法でよく、例えば熱接着法(熱板接着法、インパ
ルス接着法、超音波接着法)、接着剤による方法
(湿式ラミネート、乾式ラミネート法、ホツトミ
ルトラミネート法、エクストルージヨンラミネー
ト法、共押し出しラミネート法も含む)、等が使
われる。 接着剤の代表的なものとして各種ポリエチレン
樹脂、各種ポリプロピレン樹脂、等のポリオレフ
イン系熱可塑性樹脂熱溶融接着剤、エチレン−プ
ロピレン共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重
合体樹脂等のエチレン共重合体樹脂、エチレン−
アクリル酸共重合体樹脂、アイオノマー樹脂等の
熱可塑性樹脂熱溶融接着剤その他熱溶融型ゴム系
接着剤があり、溶液状接着剤としてはウエツトラ
ミネート用接着剤があり、エマルジヨン、ラテツ
クス状の接着剤である。エマルジヨン型接着剤の
代表例としてはポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル−エ
チレン共重合物、酢酸ビニルとアクリル酸エステ
ル共重合物、酢酸ビニルとマレイン酸エステル共
重合物、アクリル共重合物、エチレン−アクリル
酸共重合物等のエマルジヨンがある。ラテツクス
型接着剤の代表例としては天然ゴム、スチレンブ
ダジエン(SBR)、アクリロニトリルブダジエン
(NBR)、クロロプレン(CR)等のゴムラテツク
スがある。又ドライラミネート用接着剤としては
ポリウレタン接着剤等があり、その他パラフイン
ワツクス、マイクロクリスタリンワツクス、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体樹脂等をブレンドしたホ
ツトメルトラミネート接着剤、感圧接着剤、感熱
接着剤等公知の接着剤を用いることが出来る。エ
クストルージヨン用ポリオレフイン系接着剤はよ
り具体的にいえば各種ポリエチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリブチレン樹脂、などポリオレ
フイン樹脂からなる共重合体及びエチレン共重合
体(EVE、EEA等)樹脂の他L−LDPE樹脂の
如く、エチレンに一部他のモノマー(α−オレフ
イン)を共重合させたもの、DuPont社のサーリ
ン、三井ポリケミカル社のハラミン等のアイオノ
マー樹脂(オン性共重合体)や三井石油化学(株)の
アドマー(接着性ポリマー)等がある。 これらの接着剤は積層させようとするフレキシ
ブルシート層より5°以上融点が低いものであるこ
とが好ましい。この程度の温度差があればフレキ
シブルシートに悪影響を与えず熱溶融接着を完全
に行わせることができる。 熱可塑性樹脂を用いたエクストルージヨンラミ
ネート法による接着層の厚さは、通例8μm〜50μ
m好ましくは10μm〜20μmとなるが、コスト、
ラミネート速度、積層体の全厚等に基いて定めら
れるのでこの数値には特に限定されない。 以下、本発明の代表的な実施態様を断面図を参
照して説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。 第1図から第8図までは本発明品の断面図であ
る。第1図は本発明の最も基本になる遮光物質と
エチレンと炭素数4個のブテン−1を共重合させ
た第1L−LDPE樹脂とエチレンと炭素数6個の4
メチルペンテン1又はヘキセン−1又は炭素数8
個のオクテン−1を共重合させた第2L−LDPE樹
脂を混合したL−LDPE系樹脂を50重量%以上含
むL−LDPE系樹脂遮光フイルム層1の単一層か
らなる包装材料である。 第2図は第1図のL−LDPE系樹脂遮光フイル
ム層1と熱可塑性樹脂フイルム層2を2層共押し
出した積層フイルムからなる包装材料である。 第3図はL−LDPE系樹脂遮光フイルム層1と
遮光物質を含む熱可塑性樹脂遮光フイルム層3を
2層共押し出した積層フイルムからなる包装材料
である。 第4図はL−LDPE系樹脂遮光フイルム層1を
2層共押し出した積層フイルムからなる包装材料
である。 第5図は3層共押し出しで形成する場合の代表
例で、L−LDPE系樹脂遮光フイルム層1と中間
接着層4と熱可塑性樹脂遮光フイルム層3を3層
共押し出しした積層フイルムからなる包装材料で
ある。 第6図はL−LDPE系樹脂遮光フイルム層1と
フレキシブルシート層5を接着層4で積層した積
層フイルムからなる包装材料である。 第7図は金属箔6の内面に接着層4によりL−
LDPE系樹脂遮光フイルム層1を積層した積層フ
イルムからなる包装材料である。 第8図は第7図の例において金属箔6の代りに
フレキシブルシート層5に金属薄膜層7をもうけ
た金属薄膜加工フレキシブルシート層8を用いた
積層フイルムからなる包装材料である。 本発明の写真感光材料用包装材料は、ハロゲン
化銀写真感光材料、ジアゾ写真感光材料、感光性
樹脂、自己現像型写真感光材料、拡散転写型写真
感光材料等光や湿度やガスにより品質が破壊され
る写真感光材料の包装材料として最適である。 本発明の写真感光材料用包装材料を写真感光材
料の包装に適用する場合1重平袋、2重平袋、3
重平袋、角底袋、自立袋、1重ガゼツト袋、2重
ガゼツト袋、3重ガゼツト袋、フイルムシート、
防湿箱の内貼りリーダー紙等公知のあらゆる形態
が可能である。 製袋の方法は使用する積層フイルムの性質に応
じてヒートシール、インパルスシート、超音波シ
ール、高周波シールなど、従来公知のプラスチツ
クフイルムのシール法による。なお、また適宜の
接着剤、粘着剤などを使用して製袋することも可
能である。 本発明の写真感光材料用包装材料を用いて形成
した包装袋を第9図及び第10図に基づいて説明
する。 第9図は、四方ヒートシール包装袋11の部分
断面図である。この包装袋11は、略長方形であ
る2枚の包装材料が用いられ、これらの周縁がヒ
ートシールにより接着されたヒートシール部12
となつているものである。 第10図は、外紙13と内紙14で構成されて
いる包装袋15の断面図であり、符号20は写真
感光材料である。この外紙13は、第11図〜第
13図の部分断面図に示される包装材料等で形成
されている。 第11図はフレキシブルシート層5に熱可塑性
樹脂フイルム層2をラミネートした積層フイルム
である。 第12図はフレキシブルシート層5に熱可塑性
樹脂遮光フイルム層3をラミネートした積層フイ
ルムである。 第13図はフレキシブルシート層5に接着層4
で熱可塑性樹脂遮光フイルム層3を積層した積層
フイルムである。 内紙14は、第1図〜第8図の部分断面図に示
される本発明の包装材料が使用されている。これ
ら外紙13と内紙14は、中央部と端部でヒート
シールされており、さらに端部において連続又は
部分的に接着されたあと一体に折り込まれ、接着
剤で接着されるとともにテープ16が貼着されて
密封が施されている。 〔作用〕 本発明の写真感光材料用包装材料は遮光物質
と、エチレン・ブテン−1共重合L−LDPE樹脂
とエチレン・ヘキセン−1又はエチレン・4メチ
ルペンテン−1、又はエチレン・オクテン−1必
要により他の物質と特定比率で混合したL−
LDPE系樹脂遮光フイルム層を1層以上有する包
装材料である。又、滑性、引裂強度、衝撃穴あけ
強度、ヒートシール性、ヒートシール強度、経時
及び低温ヒートシール強度、遮光性、夾雑物シー
ル性、カツトシール性、スリツト適性、加工機適
性等多くの特性を向上させている。且つ省エネル
ギープロセスと安価なブテン−1を用いてL−
LDPE樹脂を使用しているので従来の包装材料に
比較して安価でもある。 〔実施例〕 以下本発明の好ましい実施例とその効果につい
て説明する。 本発明品 本発明品は第1図の実施態様に相当し、L−
LDPE系樹脂遮光フイルム層1の単一層からなる
ものである。このL−LDPE系樹脂遮光フイルム
層1としては、遮光物質としてオイルフアーネス
カーボンブラツクを3重量%、第1L−LDPE樹脂
としてメルトインデツクスが0.9g/10分で密度
が0.924g/cm3である日本ユニカー製の低圧気相
法のNUCポリエチレン−LL NUCG0171を47.0
重量%、第2L−LDPE樹脂としてメルトインデツ
クスが2.1g/10分で密度が0.92g/cm3である三
井石油化学製の低圧溶液法のウルトゼツクス
2020Lを50重量%の組成よりなり、ブロー比1.7の
厚さ100μmのインフレーシヨンフイルム成形法
によるものである。 本発明品 本発明品は第1図の実施態様に相当し、L−
LDPE系樹脂遮光フイルム層1の単一層からなる
ものである。このL−LDPE系樹脂遮光フイルム
層1としては、遮光物質としてオイルフアーネス
カーボンブラツクを3重量%、第1L−LDPE樹脂
としてメルトインデツクスが0.8g/10分で密度
が0.92g/cm3である日本石油化学製の低圧溶液法
のリニレツクスA1210を47重量%、第2L−LDPE
樹脂としてメルトインデツクスが2.1g/10分で
密度が0.935g/cm3である三井石油化学製の低圧
溶液法のウルトゼツクス3502Lを50重量%の組成
よりなり、ブロー比1.7の厚さ100μmのインフレ
ーシヨンフイルム成形法によるものである。 本発明品 本発明品は第3図の実施態様に相当し、L−
LDPE系樹脂遮光フイルム層1と熱可塑性樹脂遮
光フイルム層3を共押し出しで2層に積層して形
成したものである。本発明品の表面側の層とし
て熱可塑性樹脂遮光フイルム層3が用いられ、こ
の熱可塑性樹脂遮光フイルム層3はエチレンと炭
素数6個の4メチルペンテン1の共重合体である
メルトインデツクスが2.1g/10分で密度が0.935
g/cm3の三井石油化学製の低圧液相法のウルトゼ
ツクス3520L 98重量%、アルミニウムペースト
2重量%の組成よりなり、厚さが30μmである。
一方、ヒートシールされる内面側の層としてL−
LDPE系樹脂遮光フイルム層1が用いられ、この
L−LDPE系樹脂遮光フイルム層1としては、遮
光物質としてオイルフアーネスカーボンブラツク
を3重量%、第1L−LDPE樹脂としてメルトイン
デツクスが0.8g/10分で密度が0.92g/cm3であ
る日本石油化学製の低圧溶液法のリニレツクス
A1210を47重量%、第2L−LDPE樹脂としてメル
トインデツクスが2.1g/10分で密度が0.92g/
cm3である三井石油化学製の低圧溶液法のウルトゼ
ツクス2020Lを50重量%の組成よりなり、厚さが
70μmである。 比較品 比較品は第1図の実施態様に相当し、遮光物質
であるオイルフアーネスカーボンブラツクを3重
量%、αオレフインが8個のオクテン−1のL−
LDPE樹脂であるメルトインデツクスが4g/10
分で密度が0.92g/cm3のオランダDSM社製の低
圧溶液法のスタミレツクス#1048を47.0重量%、
第2L−LDPE樹脂であるメルトインデツクスが
2.1g/10分で密度が0.935g/cm3の三井石油化学
製の低圧液相法のウルトゼツクス#3521Lを50重
量%の組成よりなり、ブロー比1.7の厚さ100μm
のインフレーシヨン成形法によるものである。 従来品 従来品は、第14図の従来例に相当し、オイ
ルフアーネスカーボンブラツクが3重量%で
LDPE樹脂が97重量%のLDPE樹脂遮光フイルム
層21の単一フイルム層である。 従来品 従来品は、第15図の従来例に相当する。こ
れはオイルフアーネスカーボンブラツクが3重量
%で滑剤であるオレフイン酸アミドが0.05重量%
含む厚さ70μmの最内層に位置するLDPE樹脂遮
光フイルム層21に厚さ15μmのLDPE樹脂エク
ストルージヨン接着層4を介して厚さ7μmのア
ルミニウムの金属箔6を積層しさらに厚さ15μm
のLDPE樹脂エクストルージヨン接着層3を介し
て最外層として同一の34.9g/m2の晒クラフト紙
のフレキシブルシート層5を積層した5層構成の
包装材料である。 従来品 従来品は第16図の従来例に相当する。これ
は従来品(但しLDPE遮光フイルム層21の厚
さは50μmとした)のフレキシブルシート層5に
さらに厚さ15μmのLDPEエクストルージヨン接
着層3を介して厚さ50μmのLDPE樹脂遮光フイ
ルム層21を積層した7層構成の包装材料であ
る。 以上の実施例は本発明の写真感光材料用包装材
料として好ましい実施態様の代表例を示したもの
であるが、本発明は以上に限定されるものでな
く、他の公知の物質を含有させたり、また他の公
知の素材やフレキシブルシート層等との組合せが
可能である。 以上本発明品〜、比較品、従来品〜の
層構成、使用材料、各層の厚さ、特性を比較した
結果を第1表から第3表に示す。 以上の例において、LDPEエクストルージヨン
接着層4としては三井ポリケミカル社製ミラソン
14(MI 5.1g/10分、密度0.919g/cm3)そしてカ
ーボンブラツクとしては三菱化成社製オイルフア
ーネスカーボンブラツク44B(平均粒子径21mμ、
PH7.7)をLDPE樹脂遮光フイルム層としては日
本ユニカー製DFD−0111(MI 2.4g/10分、密度
0.923g/cm3)をそれぞれ使用した。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メルトインデツクスが0.2〜5.0g/10分で密
    度が0.870〜0.940g/cm3であつてエチレンに炭素
    数が4個のブテン−1を共重合させた第1直鎖状
    低密度ポリエチレン樹脂が5〜80重量%とメルト
    インデツクスが0.5〜10g/10分で密度が0.870〜
    0.940g/cm3であつてエチレンに炭素数が6個の
    4−メチルペンテン−1若しくはヘキセン−1又
    は炭素数が8個のオクテン−1を共重合させた第
    2直鎖状低密度ポリエチレン樹脂20〜95重量%と
    を有する直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂を50重
    量%以上と、遮光物質を0.1〜10重量%とを含む
    直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂遮光フイルム層
    を少なくとも1層具備していることを特徴とする
    写真感光材料用包装材料。 2 第1直鎖状低密度ポリエチレン樹脂は低圧気
    相法で形成されている特許請求の範囲第1項記載
    の写真感光材料用包装材料。 3 遮光物質はカーボンブラツクからなり該カー
    ボンブラツクの50重量%以上がPH5〜9で平均粒
    子径が10〜120mμのフアーネスカーボンブラツ
    クである特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    写真感光材料用包装材料。
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