JPH0453711B2 - - Google Patents

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JPH0453711B2
JPH0453711B2 JP63179916A JP17991688A JPH0453711B2 JP H0453711 B2 JPH0453711 B2 JP H0453711B2 JP 63179916 A JP63179916 A JP 63179916A JP 17991688 A JP17991688 A JP 17991688A JP H0453711 B2 JPH0453711 B2 JP H0453711B2
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JP
Japan
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paper
pulp
pressure
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base paper
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JP63179916A
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JPH0229375A (ja
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Masaru Tsuji
Shunichi Uchimura
Hiroshi Kumamoto
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 本発明は感圧複写紙に関し、特に発色能力を低
下させることなく発色汚れが効果的に改良され、
しかも印刷時の印刷適性や取扱適性の改善された
感圧複写紙に関するものである。 「従来の技術」 感圧複写紙としては、原紙の片面に電子供与性
染料を含有するマイクロカプセルを含む層を塗布
した「上葉紙」、電子供与性染料と接触反応して
呈色する電子受容性化合物(顕色剤)を含む層を
塗布した「下葉紙」、原紙の片面にマイクロカプ
セルを含む層を塗布し、他面に顕色剤を含む層を
塗布した「中葉紙」、さらには原紙の同一面にマ
イクロカプセルと顕色剤を積層又は混在させた
「自己発色紙」などが知られており、これらを適
宜組み合わせて使用されている。 「発明が解決しようとする問題点」 しかし、これらの感圧複写紙には実用面でなお
改良の余地が残されている。 その一つは筆記やタイプライター等の打圧以外
の不本意な摩擦によつて顕色剤塗布面に発色汚れ
を生じる欠点である。そのため、塗料中に水溶性
高分子を添加する方法〔特開昭62−198492号〕や
ラテツクスを添加する方法〔特開昭61−188184
号〕さらにはステアリン酸カルシウムなどの滑剤
を添加する方法〔特開昭61−266291号〕などの改
良案が提案されているが、発色汚れの改良に伴つ
て発色能力が低下するなどの新たな欠陥が付随す
るため必ずしも満足すべき結果は得られていな
い。 特に、感圧複写紙の発色汚れと発色能力は相反
する特性であるため、双方をバランス良く改良す
るのは極めて難しく、その改良が強く要請されて
いる。 また、複写シートを枚葉シートとして積み上げ
た時にシートが滑り難く、取扱適性に欠ける欠点
もあり、さらに記録シートに印刷する場合、上葉
紙や下葉紙の塗料が塗株されていない面、つまり
原紙面に印刷すると、印刷インキの受理性が悪く
充分な印刷効果が得られない欠点もある。 本発明者等は上記の如き欠点の改良について鋭
意研究の結果、これらの欠点が感圧複写紙を構成
する原紙の特性、特にその原紙を構成するパルプ
の特性に大きく起因していることを見出した。 即ち、原紙を構成するパルプとしては、従来か
らパルプ収率が40〜50%であるケミカルパルプ
(以下CPという)が使用されているが、その叩解
条件や抄紙条件を種々、調節してみても満足すべ
き結果は得られなかつたが、パルプ収率が75〜90
%程度であるケミメカニカルパルプを配合し、且
つ特殊な平滑度計で測定される原紙表面の平滑度
を特定の値に調整すると、その原紙を使用した複
写紙では発色汚れが、発色能力を低下させること
なく効果的に改良され、しかも取扱適性や印刷適
性も改良されることを見出して本発明を完成する
に至つた。 「課題を解決するための手段」 本発明は、全パルプ組成中にケミメカニカルパ
ルプを5重量%以上含有し、且つ原紙表面の正反
射平滑度計での測定値が加圧条件20Kg/cm2で8%
以上である原紙を使用したことを特徴とする感圧
複写紙である。 「作用」 本発明の感圧複写紙では、原紙として全パルプ
組成中にケミメカニカルパルプ(以下OMPとい
う)を5重量%以上、好ましくは10重量%以上含
有する原紙を使用するものであるが、CMPの配
合によつてCP100%からなる紙に比較して原紙の
圧縮弾性率が低くなり、摩擦圧が緩衝されるため
に、不本意な摩擦圧に起因する顕色剤塗布面の発
色汚れが効果的に改良されるものと推測される。
因みに、CMPの含有量が5重量%未満では充分
な改良効果が期待できない。 CMPの具体例としては、例えばケミリフアイ
ナーグラウンドパルプ、ケミグラウンドパルプ、
ケミサーモメカニカルパルプ等が挙げられるが、
中でもケミサーモメカニカルパルプを高度に漂白
した晒ケミサーモメカニカルパルプ(以下
BCTMPという)は白色度が高く、紙力が強く、
しかも結束繊維が少ないため特に好ましく用いら
れる。 なお、CMPの白色度が低いと、得られる感圧
複写紙の白色度が低下し発色像の鮮明さが失わ
れ、外観も悪くなるため、CMPの白色度(JIS
P 8123)は80%以上であることが望ましい。ま
た、CMPに含まれる0.1mm2以上の大きさの結束繊
維片(パルプ中の離解されていない繊維の結束)
の量が500ヶ/gを越えると、原紙表面の平滑性
が大幅に低下する恐れがあるため、抄紙機の前工
程でレフアイナー処理するのが望ましい。 レフアイナー処理にはCP等の処理で用いられ
るビーター、コニカルレフアイナー、ダブルデイ
スクレフアイナーよりもシングルデイスクレフア
イナーが効果的であり、処理する際のパルプ濃度
は効率や消費電力などを考慮すると2〜5重量%
が望ましい。 本発明の感圧複写紙では、上記の如くCMPを
5重量%以上含有する原紙を使用するものである
が、更にその原紙表面の正反射型平滑度計(測定
圧力;20Kg/cm2)での測定値が8%以上、より好
ましくは14%以上となるように処理する必要があ
る。 ここでいう正反射型平滑度計は、一定の圧力条
件で紙をガラス表面に押しつけてその平滑度を測
定する装置であり、本発明者等の詳細な検討結果
によれば、一般的な空気漏洩式の平滑度測定器で
あるベツク平滑度計やパーカープリントサーフな
どの如く紙の透気性の影響を受けることがなく、
実際の平滑性と極めて相関関係に優れた測定値が
得られ、しかもこの正反射型平滑度計(測定圧;
20Kg/cm2)での測定値によつて、本発明の所望の
効果が極めて適切に判断し得ることが明らかとな
り、本発明の完成を見るに至つた。 因みに、原紙表面の正反射型平滑度計(測定
圧;20Kg/cm2)での測定値が8%未満であると、
原紙中にCMPを5重量%以上含有させるても、
不本意な摩擦圧による発色汚れを効果的に改良す
ることは出来ない。 原紙表面の平滑化処理には、抄紙機の最後部に
設けられた金属ロールのみで構成されるマシンカ
レンダーも使用できるが、金属ロールと弾性ロー
ルで構成されるスーパーカレンダー、グロスカレ
ンダー、ソフトカレンダー等をオンマシンやオフ
マシンで使用するのが効果的である。 金属ロールとしては、例えばチルドロール、合
金チルドロール、鋼鉄製ロール、更にはロール表
面を硬質クロムメツキした金属ロール等が適宜選
択使用され、弾性ロールとしては、例えば天然ゴ
ム、スチレンゴム、ニトリルゴム、クロロプレン
ゴム、クロロスルホン化エチレンゴム、ブチルゴ
ム、多硫化ゴム、シリコンゴム、弗素ゴム、ウレ
タンゴム、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹
脂、ポリエーテル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂などの各種プラスチツク樹脂、
コットン、ペーパー、ウール、テトロン、ナイロ
ン、或いはこれらの混合物などから成る弾性ロー
ルが適宜選択使用される。 なお、効率的にはオンマシンでの平滑化処理が
好ましく、その際42〜98度のシヨアーD硬度
(ASTM規格、D−2240)を有する弾性ロールで
構成されるカレンダーが特に好ましく用いられ
る。中でもウレタンゴム、芳香族ポリアミド樹
脂、ペーパーとウールの混合物、ウールとテトロ
ンの混合物、ウールとナイロンの混合物、ペーパ
ーとウールとテトロンの混合物、ペーパーとウー
ルとナイロンの混合物などから成る弾性ロールは
好ましく、とりわけウレタンゴムと芳香族ポリア
ミド樹脂を用いた弾性ロールは取扱いが容易であ
り、ロール寿命も長く、しかも本発明の所望の効
果を効率良く発揮するため最も好ましく用いられ
る。 上記の如き弾性ロールは、通常の弾性ロールよ
りも柔らかく、安定操業条件下でも発熱現象を起
こし易く、特にウレタンゴムを用いた弾性ロール
ではその傾向が顕著である。発熱現象により弾性
体の物理的性質は不安定となり、極端な場合には
弾性体自体が蓄積された熱によつて溶融損傷を来
す恐れもあるため、ロール内部に冷媒を導入して
冷却するのは好ましい実施態様であり、外部から
の冷却、ロール径の変更、弾性体の肉厚変更など
各種の対応が適宜採用される。 なお、金属ロールと弾性ロールで構成されるオ
ンマシンスーパーカレンダーやオンマシンソフト
カレンダーは、紙パルプ技術タイムス昭和62年8
月号(31頁)や昭和63年5月号(10頁)等に紹介
されている。また、処理条件はニツプ数、ニツプ
線圧、マシンスピードなどに応じて適宜調節され
る。 かくして得られた原紙には、常法に従つてマイ
クロカプセル含有塗液や顕色剤含有塗液が塗布さ
れて「上葉紙」「下葉紙」「中葉紙」「自己発色紙」
等として仕上げられるが、塗液の塗布方法につい
ては特に限定されず、例えばエアーナイフコータ
ー、ロールコーター、ブレードコーター、ロツド
コーター、カーテンコーターなど適当な塗被装置
によつて乾燥重量で2〜10g/m2程度の塗液が塗
布乾燥される。 マイクロカプセル含有塗液は、一般的には、ト
リアリールメタンラクトン類、スピロピラン類、
フルオラン類、ジフエニルメタン類、アジン類な
どの塩基性染料をアルキル化ナフタレン、アルキ
ル化ジフエニル、アルキル化ジフエニルメタン、
アルキル化ターフエニルなどの合成油、木綿油、
ヒマシ油などの植物油、動物油、鉱物油或いはこ
れらの混合物などからなる溶媒に溶解し、コアセ
ルベーシヨン法、界面重合法、in−situ法などの
各種カプセル製造法によりマイクロカプセル中に
含有させ、バインダー中に分散させる方法などで
調製される。 また、顕色剤含有塗液は、一般的には、酸性白
土、活性白土、アタパルガイトなどの無機顕色
剤、各種脂肪族カルボン酸、安息香酸、p−tert
−ブチル安息香酸、フタル酸、安息香酸、サリチ
ル酸、3−イソプロピルサリチル酸、3−フエニ
ルサリチル酸、3−シクロヘキシルサリチル酸、
3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸、3−メチ
ル−5−ベンジルサリチル酸、3−フエニル−5
−(α,α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3,
5−ジ−(α−メチルベンジル)サリチル酸、2
−ヒドロキシ−1−ベンジル−3−ナフトエ酸な
どの芳香族カルボン酸、p−フエニルフエノール
−ホルマリン樹脂、p−ブチルフエノール−アセ
チレン樹脂などのフエノール樹脂の如き有機顕色
剤、更にはこれら有機顕色剤と例えば亜鉛、マグ
ネシウム、アルミニウム、カルシウム、チタン、
マンガン、スズ、ニツケルなどの多価金属との塩
などの各種顕色剤をバインダー中に分散させる方
法などで調製される。 なお、バインダーとしては例えばデンプン類、
セルロール類、蛋白質類、アラビアゴム、ポリビ
ニルアルコール、スチレン−無水マレイン酸共重
合体塩、スチレン−ブタジエン共重合体エマルジ
ヨン、酢ビ−無水マレイン酸共重合体塩、ポリア
クリル酸塩などが適宜選択して用いられる。 感圧複写紙については、例えば米国特許第
2505470号、同2505471号、同2505489号、同
2548366号、同2712507号、同2730456号、同
2730457号、同3418250号、同3924027号、同
4010038号などに記載されているように種々の形
態のものがあり、本発明はこれら各種の形態の感
圧複写紙に適用出来るものである。 「実施例」 以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説
明するが、勿論これらに限定されるものではな
い。また例中の「部」及び「%」は特に断らない
限りそれぞれ「重量部」及び「重量%」を示す。 実施例 1 白色度(JISP8123)83%、0.1mm2以上の大きさ
の結束繊維片量が3000ヶ/gであるBCTMP
(Temcell lnc.製、アスペン材75%、スプルース
材25%品)をパルプ濃度4%でシングングルデイ
スクレフアイナーで処理して結束繊維片量を500
ヶ/gに調節した。 処理後のBCTMP5部にダブルデイスクレフア
イナーでそれぞれフリーネス500c.c.に叩解した
LBKP75部とNBKP20部を配合して得たパルプ
サスペンジヨンに、タルクを紙灰分が6%となる
ように添加し、さらにサイズ剤としてロジンサイ
ズを絶乾パルプに対して1.4%添加した。 このパルプスラリーのpHを硫酸バンドで4.6に
調節した後、長網多筒式シリンダードライヤー抄
紙機で抄紙し、酸化澱粉(商品名;エースA、王
子コーンスターチ社製)の水溶液を1.5g/m2
なるようにサイズプレスし、マシンカレンダーで
処理して秤量40g/m2、正反射型平滑度計での測
定値(加圧条件20Kg/cm2)が9%である感圧複写
紙用原紙を得た。 〔上葉紙の作成〕 ビニルスルホン酸15モル%、スチレン5モル
%、アクリル酸70モル%、アクリル酸エチル10モ
ル%から成る共重合体の20%水溶液37.5部に水
112.5部を加え、20%NaOH水溶液でpHを4.6に
調節したものをカプセル製造用水性媒体とした。 これにクリスタルバイオレツトラクト5部を溶
解したジイソプロピルナフタレン(商品名;K−
113、呉羽科学社製)105部を添加し、平均粒径が
5μmとなるように乳化分散した後、乳化液の温度
を70℃に昇温した。 次に系中にメチル化メチロールメラミン初期縮
合物(商品名;ベツカミンAPM、80%濃度、大
日本インキ科学社製)20部を加え、撹拌を継続し
ながら系の温度を70℃で1時間保持した後冷却し
て乳白色のカプセル分散液を得た。 このカプセル分散液に小麦デンプン70部、溶解
酸化デンプン20部(固形分)を加えて調製したカ
プセル塗布液を前記の原紙に乾燥重量が4g/m2
となるように塗布乾燥して感圧複写紙用の上葉紙
を作成した。 〔下葉紙と中葉紙の作成〕 水酸化アルミニウム65部、酸化亜鉛20部、3,
5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛と
α−メチルスチレン・スチレン共重合体との混融
物(混融比80/20)15部、ポリビニルアルコール
水溶液5部(固形分)及び水300部をボールミル
で24時間粉砕して得た分散液にカルボキシ変性ス
チレン・ブタジエン共重合体ラテツクス20部(固
形分)を加えて調製した顕色剤塗液を前記の原紙
に乾燥重量が5g/m2となるように塗布乾燥し、
さらにキヤレンダー処理して感圧複写紙用の下葉
紙を作成した。 次に上記下葉紙の顕色剤塗布面の反対面に前記
カプセル塗布液を乾燥重量が4g/m2となるよう
に塗布乾燥して感圧複写紙用の中葉紙を作成し
た。 かくして得られた上葉紙、中葉紙、下葉紙を用
いて性能比較テストを行い、その結果を表に記載
した。 実施例 2 白色度(JISP8123)83%、0.1mm2以上の大きさ
の結束繊維片量が3000ヶ/gであるBCTMP
(Temcell lnc.製、アスペン材75%、スプルース
材25%品)をパルプ濃度4%でシングングルデイ
スクレフアイナーで処理して結束繊維片量を300
ヶ/gに調節した。 処理後のBCTMP10部にダブルデイスクレフア
イナーでそれぞれフリーネス500c.c.に叩解した
LBCP70部とNBKP20部を配合して得たパルプサ
スペンジヨンに、タルクを紙灰分が6%となるよ
うに添加し、さらにサイズ剤としてロジンサイズ
を絶乾パルプに対して1.4%添加した。 このパルプスラリーのpHを硫酸バンドで4.6に
調節した後、長網多筒式シリンダードライヤー抄
紙機で抄紙し、酸化澱粉(商品名;エースA、王
子コーンスターチ社製)の水溶液を1.5g/m2
なるようにサイズプレスし、金属ロールと弾性ロ
ール(シヨアーD硬度91度)で構成されるオンマ
シンカレンダーで処理して秤量40g/m2、正反射
型平滑度系での測定値(加圧条件20Kg/cm2)が16
%である感圧複写紙用原紙を得た。 この原紙を使用した以外は実施例1と同様にし
て上葉紙、中葉紙、下葉紙を作成し、その性能比
較テストを行つて結果を表に記載した。 実施例 3 白色度(JISP8123)83%、0.1mm2以上の大きさ
の結束繊維片量が2000ヶ/gであるBCTMP
(Temcell lnc.製、アスペン材75%、スプルース
材25%品)をパルプ濃度4%でシングングルデイ
スクレフアイナーで処理して結束繊維片量を100
ヶ/gに調節した。 処理後のBCTMP75部にダブルデイスクレフア
イナーでフリーネス500c.c.に叩解したNBKP25部
を配合して得たパルプサスプンジヨンに、タルク
を紙灰分が6%となるように添加し、さらにサイ
ズ剤としてロジンサイズを絶乾パルプに対して
1.4%添加した。 このパルプスラリーのpHを硫酸バンドで4.6に
調節した後、長網多筒式シリンダードライヤー抄
紙機で抄紙し、酸化澱粉(商品名;エースA、王
子コーンスターチ社製)の水溶液を1.5g/m2
なるようにサイズプレスし、金属ロールと弾性ロ
ール(シヨアーD硬度91度)で構成されるオンマ
シンカレンダーで処理して秤量40g/m2、正反射
型平滑度計での測定値(加圧条件20Kg/cm2)が18
%である感圧複写紙用原紙を得た。 この原紙を使用した以外は実施例1と同様にし
て上葉紙、中葉紙、下葉紙を作成し、その性能比
較テストを行つて結果を表に記載した。 実施例 4 白色度(JISP8123)77%、0.1mm2以上の大きさ
の結束繊維片量が2500ヶ/gであるBCTMP
(Temcell lnc.製、スプルース材100%品)をパル
プ濃度4%でシングングルデイスクレフアイナー
で処理して結束繊維片量を400ヶ/gに調節した。 処理後のBCTMP10部にダブルデイスクレフア
イナーでそれぞれフリーネス500c.c.に叩解した
LBKP70部とNBKP20部を配合して得たパルプ
サスペンジヨンに、タルクを紙灰分が6%となる
ように添加し、さらにサイズ剤としてロジンサイ
ズを絶乾パルプに対して1.4%添加した。 このパルプスラリーのpHを硫酸バンドで4.6に
調節した後、長網多筒式シリンダードライヤー抄
紙機で抄紙し、酸化澱粉(商品名;エースA、王
子コーンスターチ社製)の水溶液を1.5g/m2
なるようにサイズプレスし、金属ロールと弾性ロ
ール(シヨアーD硬度87度)で構成されるオンマ
シンカレンダーで処理して秤量40g/m2、正反射
型平滑度計での測定値(加圧条件20Kg/cm2)が16
%である感圧複写紙用原紙を得た。 この原紙を使用した以外は実施例1と同様にし
て上葉紙、中葉紙、下葉紙を作成し、その性能比
較テストを行つて結果を表に記載した。 実施例 5 白色度(JISP8123)82%、0.1mm2以上の大きさ
の結束繊維片量が2500ヶ/gであるBCTMP
(Temcell lnc.製、アスペン材20%、スプルース
材80%品)をパルプ濃度4%でシングングルデイ
スクレフアイナーで処理して結束繊維片量を1000
ヶ/gに調節した。 処理後のBCTMP10部にダブルデイスクレフア
イナーでそれぞれフリーネス500c.c.に叩解した
LBKP70部とNBKP20部を配合して得たパルプ
サスペンジヨンに、タルクを紙灰分が6%となる
ように添加し、さらにサイズ剤としてロジンサイ
ズを絶乾しパルプに対して1.4%添加した。 このパルプスラリーpHを硫酸バンドで4.6に調
節した後、長期多筒式シリンダードライヤー抄紙
機で抄紙し、酸化澱粉(商品名;エースA、王子
コーンスターチ社製)の水溶液を1.5g/m2とな
るようにサイズプレスし、金属ロールと弾性ロー
ル(シヨアーD硬度78度)で構成されるオンマシ
ンカレンダーで処理して秤量40g/m2、正反射型
平滑度計での測定値(加圧条件20Kg/cm2)が10%
である感圧複写紙用原紙を得た。 この原紙を使用した以外は実施例1と同様にし
て上葉紙、中葉紙、下葉紙を作成し、その性能比
較テストを行つて結果を表に記載した。 実施例 6 白色度(JISP8123)83%、0.1mm2以上の大きさ
の結束繊維片量が3000ヶ/gであるBCTMP
(Temcell lnc.製、アスペン材75%、スプルース
材25%品)をパルプ濃度4%でシングングルデイ
スクレフアイナーで処理して結束繊維片量を3000
ヶ/gに調節した。 処理後のBCTMP10部にダブルデイスクレフア
イナーでそれぞれフリーネス500c.c.に叩解した
LBKP70部とNBKP20部を配合して得たパルプ
サスペンジヨンに、重質炭酸カルシウム(商品
名;ソフトン1200、備北粉化社製)を紙灰分が6
%となるように添加し、さらに硫酸バンドを絶乾
パルプに対して0.5%と、カチオン澱粉(商品
名;CATO−F、王子ナシヨナル社製)を絶乾
パルプに対して0.5%添加し、中性サイズ剤とし
てアルキルケテンダイマー(商品名;SPK902、
荒川化学社製)を絶乾パルプに対して0.2%添加
した後、長網多筒式シリンダードライヤー抄紙機
で抄紙し、酸化澱粉(商品名;エースA、王子コ
ーンスターチ社製)の水溶液を1.5g/m2となる
ようにサイズプレスし、金属ロールと弾性ロール
(シヨアーD硬度91度)で構成されるオンマシン
カレンダーで処理して秤量40g/m2、正反射型平
滑度計での測定値(加圧条件20Kg/cm2)が15%で
ある感圧複写紙用原紙を得た。 この原紙を使用した以外は実施例1と同様にし
て上葉紙、中葉紙、下葉紙を作成し、その性能比
較テストを行つて結果を表に記載した。 実施例 7 白色度(JISP8123)83%、0.1mm2以上の大きさ
の結束繊維片量が3000ヶ/gであるBCTMP
(Temcell lnc.製、アスペン材75%、スプルース
材25%品)をパルプ濃度4%でシングングルデイ
スクレフアイナーで処理して結束繊維片量を300
ヶ/gに調節した。 処理後のBCTMP10部にダブルデイスクレフア
イナーでそれぞれフリーネス500c.c.に叩解した
LBKP70部とNBKP20部を配合して得たパルプ
サスペンジヨンに、タルクを紙灰分が6%となる
ように添加し、さらにサイズ剤としてロジンサイ
ズを絶乾パルプに対して1.4%添加した。 このパルプスラリーのpHを硫酸バンドで4.6に
調節した後、丸網単筒式ヤンキードライヤー抄紙
機で抄紙して秤量40g/m2、正反射型平滑度計で
の測定値(加圧条件20Kg/cm2)がキヤスト面30
%、裏面10%である感圧複写紙用原紙を得た。 この原紙を使用した以外は実施例1と同様にし
て上葉紙、中葉紙、下葉紙を作成し、その性能比
較テストを行つて結果を表に記載した。 比較例 1 ダブルデイスクレフアイナーでそれぞれフリー
ネス500c.c.に叩解したLBKP80部とNBKP20部か
ら成るパルプサスペンジヨンを使用した以外は実
施例1と同様にして、感圧複写紙用原紙を得た。
この原紙の正反射型平滑度計での測定値(加圧条
件;20Kg/cm2)は9%であつた。 この原紙を使用した以外は実施例1と同様にし
て上葉紙、中葉紙、下葉紙を作成し、その性能比
較テストを行つて結果を表に記載した。 比較例 2 白色度(JISP8123)78%、0.1mm2以上の大きさ
の結束繊維片量が3500ヶ/gであるBCTMP
(Temcell lnc.製、スプルース材100%品)10部に
ダブルデイスクレフアイナーでそれぞれフリーネ
ス500c.c.に叩解したLBKP70部とNBKP20部を配
合して得たパルプサスペンジヨンを使用した以外
は実施例1と同様にして感圧複写紙用原紙を得
た。この原紙の正反射型平滑度計での測定値(加
圧条件;20Kg/cm2)は7%であつた。 この原紙を使用した以外は実施例1と同様にし
て上葉紙、中葉紙、下葉紙を作成し、その性能比
較テストを行つて結果を表に記載した。 〔発色性テスト〕 中葉紙のカプセル塗布面と下葉紙の顕色剤塗布
面が対向するように、中葉紙と下葉紙を重ね合わ
せ、600Kg/cm2の荷重をかけて得られた発色像の
濃度をマクベス濃度系(RD−914型、フイルタ
ービジユアル)で測定した。 〔発色汚れテスト〕 中葉紙のカプセル塗布面と下葉紙の顕色剤塗布
面が対向するように、中葉紙と下葉紙を重ね合わ
せ、4Kg/cm2の荷重をかけた状態で5回コスリ合
わせて顕色剤塗布面の発色汚れの程度を判定し
た。 「評価基準」 ◎;ほとんど汚れていない。 ○;わずかに汚れている。 ×;著しく汚れている。 〔印刷適性〕 上葉紙の原紙面に明製作所製RIテスターを用
いて大日本インキ社製のニユーチヤンピオン墨イ
ンキを0.1c.c.印刷しインキの受理性を判定した。 「評価基準」 ◎;極めて良い。 ○;良好。 ×;悪い。 〔外観テスト〕 発色性テストで得られた発色像の鮮明度を目視判
定した。 「評価基準」 ◎;極めて良い。 ○;良好。 ×;悪い。 表
【表】 「効果」 表の結果から明らかなように、本発明の実施例
で得られた感圧複写紙は、発色汚れと発色能とが
極めてバランスよく改良されており、外観や取扱
い適性も良好で、印刷インキの受理性にも優れて
いた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 全パルプ組成中にケミメカニカルパルプを5
    重量%以上含有し、且つ原紙表面の正反射型平滑
    度計での測定値が加圧条件2.0Kg/cm2で8%以上
    である原紙を使用したことを特徴とする感圧複写
    紙。 2 ケミメカニカルパルプが晒ケミサーモメカニ
    カルパルプである請求項1記載の感圧複写紙。
JP63179916A 1988-07-18 1988-07-18 感圧複写紙 Granted JPH0229375A (ja)

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