JPH0453824A - 芳香族ポリカーボネートの固相重合方法 - Google Patents
芳香族ポリカーボネートの固相重合方法Info
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- JPH0453824A JPH0453824A JP16134390A JP16134390A JPH0453824A JP H0453824 A JPH0453824 A JP H0453824A JP 16134390 A JP16134390 A JP 16134390A JP 16134390 A JP16134390 A JP 16134390A JP H0453824 A JPH0453824 A JP H0453824A
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Description
ポリカーボネートの固相重合方法に関する。
ポリカーボネートは、2,2′−ビス(4ヒドロキシフ
エニル)プロパン(以下ビスフェノールAという)とホ
スゲンとの界面重縮合法で工業化されている。この方法
は、有毒なホスゲンを用いなければならないこと、副生
、塩化水素や塩化ナトリウムが腐食性であり、また、ポ
リマーに残留した場合、物性に悪影響を及ぼすという欠
点がある。又多量の塩化メチレンを溶媒として使用する
ことも欠点で、ポリマーの分離が難しく、また残留塩化
メチレンも、物性に悪影響を及ぼす。
するエステル交換法も知られているが、高温で触媒を用
いて重合するため、カラーが悪く、分岐しやすく、また
高分子量がつくりにくいという欠点を有しでいる。
ポリカーボネートプレポリマーを不活性気流中で固相重
合する事により、塩素化合物等を全く含まない高品質の
芳香族ポリカーボネートが得られる事を出願した。該特
許中には、固相重合器の型式として、タンブラ−型、キ
ルン型、パドルドライヤー型、スクリューコンベア型、
振動型、流動床型、固定床型、移動床型等が記載されて
いる。
ンプルで、使用する不活性ガスの流量も少なくて良い等
の長所を有する反面、重合器中でポリマー同士がくっつ
きプリンジングが生じやすいという問題があった。
し、工業的に有利な芳香族ポリカーボネートの同相重合
法を提供する事にある。
トの製造方法について鋭意研究した結果、結晶性ポリカ
ーボネートプレポリマーを不活性ガス流通下、固定床方
式又は移動床方式で固相重合せしめ高重合度の芳香族ポ
リカーボネートを製造するに当たり、間歇的に不活性ガ
ス流通量を増加せしめ、一時的に流動床状態とする事に
より、上記課題を解決する事を見出し、この知見に基づ
いて本発明を完成させた。
を不活性ガス流通下、固定床方式又は移動床方式で固相
重合せしめ?ti11i合度の芳香族ポリカーボネート
を製造するに当たり、間歇的に不活性ガス流通量を増加
せしめ、一時的に流動床状態とする事を特徴とする芳香
族ポリカーボネートの固相重合方法である。
た結晶性ポリカーボネートプレポリマー及び重合途中の
芳香族ポリカーボネートが不活性ガスにより流動しない
条件で実施される。不活性ガスの流動は、結晶性ポリカ
ーボネートプレポリマー0粒径によっても異なり特に制
限はないが、通常空塔速度で0.001〜1.0m/s
ecである。 本発明は、固定床方式又は移動床方式で
固相乗合を進行させながら、間歇的に不活性ガス流通量
を増加せしめ一時的に流動床状態とする。
〜10秒程度である。また、流動床状態とする頻度につ
いても特に制限はないが、通常0.5分〜30分のイン
ターバルで、流動床状態とする事が好ましい。
i1!量は、結晶性ポリカーボネートプレポリマー及び
重合途中の芳香族ポリカーボネートが一時的に流動床状
態となるのに必要な量である。
異なり、特に制限はないが、通常空塔速度で0.1〜5
m/secである。
は、式; %式%() (式中Ar’は二価の芳香族残基を、pは繰返し数を表
わす、) で表されるものである。
種)、ナフチレン(各種)、ビフェニレン(各種)、ピ
リダジン (各a)、及び下記−船蔵; %式%() で表される2価の芳香族基が挙げられる。
ていてもよい2価の芳香族基であって、例えば、フェニ
レン[11) 、ナフチレン(各種)、ビフェニレン(
各種)、ピリダジン(各種)などの基を表す。Zは単な
る結合、又は−〇−−CO−S−−3O2−−CO2−
−CON(R’)2価の基を表す。(ここで、R1,R
2、R3、R′は同一であっても異なっていてもよく、
水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、シクロ
アルキル基を表し、kは3〜11の整数を表す。)さら
には、このような2価の芳香族基(即ち、Ar’ 、又
はAr2、Ar5)において、1つ以上の水素原子が、
反応に悪影響を及ぼさない他の置換基、例えば、ハロゲ
ン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、フェニル
基、フェノキシ基、ビニル基、シアノ基、エステル基、
アミド4、ニトロ基などによって置換されたものであっ
てもよい。
置換又は非置換のビフェニレン基:(式中のR5及びR
6はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4の
低級アルキル基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、シ
クロアルキル基又はフェニル基であって、これらは同じ
であってもよいし互いに異なっていてもよく、m及びn
は1〜4の整数で、mが2以上の場合にはR5はそれぞ
れ異なるものであってもよいし、nが2以上の場合には
R6はそれぞれ異なるものであってもよい)で表される
置換又は非置換の二価芳香族基等が挙げられる。
合物を用いて分岐構造を持つものも含まれる。
を主鎖構造中に含むことも可能である。
ーの結晶化度については特に制限はないが、結晶化度は
通常5〜55%の範囲(X線回折法)である。
数平均分子量は、1 、500以上、好ましくは2.0
00〜20,000である。
、ヒドロキシル基とアリールカーボネート基からなって
いる。ヒドロキシル基とアリールカーボネート基の比率
に特に制限はないが重合速度の点から10:90〜90
:10、特に20:80〜80 : 20の範囲が好ま
しい。
形状に特に制限はない。不定形のむ〕状、粒状でもかま
わないが、押出造粒法圧縮成形法等の公知の種りの方法
で成型したペレット状、タブレット状等でも可能である
。
アルゴン、CO2等が挙げられる。入手の容易さという
点で特に窒素が好ましい。
マーのガラス転移温度以上、融点以下の温度で固相重合
により行われ、150°C〜260°Cの範囲である。
いずれでも実施できる。
分子量としては、通常6,000〜200.000であ
る。
ちらも可能であるか、無触媒重合の方が得られるポリマ
ーのカラー、耐熱性、耐熱水性がP段に優れるので好ま
しい。重合触媒としてはポリカーボ2−トあるいはポリ
エステルに使われる公知の各種のエステル交換触媒等の
重合触媒が使用できる。例えば、ビスフェノールAのア
ルカリ金属塩、スズ、釦の化合物等が挙げられる。
得る方法としては、通常まず非品性ポリカーボネートプ
レポリマーを合成し、次いでこの非品性ポリカーボネー
トプレポリマーを結晶化する方法がとられる。
、下記の種々の方法で合成される。
フェノールとジアリールカーボネートの熔融重合により
合成する方法、末端停止剤としてフェノールやターシャ
リ−ブチルフェノール等芳香族モノヒドロキシ化合物の
存在下にビフェノールとホスゲンを界面重縮合させて合
成する方法、ビフェノールとジアリールカーボネートの
モル比1:2の縮合物をあらかじめ合成しておき、これ
とビフェノールを熔融重合する方法、界面重縮合におい
てビフェノールに対して過剰のホスゲンとフェノールを
反応させて得られるフェニルカーボネート末端ポリカー
ボネートオリゴマーに新たにビフェノールを加えて溶融
重合する方法等が挙げられる。
法は特に制限はないが、通常、溶媒処理法及び加熱結晶
化法が好ましく用いられる。
を結晶化させる方法であり、具体的には非晶性プレポリ
マーを溶媒に溶解させたのち、この溶液から結晶性のプ
レポリマーを析出させる方法や、プレポリマーに対する
溶解力の小さい溶媒を用いで、その溶媒が非品性プレポ
リマー中に浸透して、非晶性プレポリマーを結晶化させ
るのに必要な時間、該プレポリマーを液状の溶媒又は溶
媒蒸気に接触させる方法などが好ましく用いられる。
できる溶媒としては、例えば、クロロメタン、塩化メチ
レン、クロロホルム、四塩化炭素、クロロエタン、ジク
ロロエタン(各種)、トリクロロエタン(各W)、l−
リクロロエチレン、テトラクロロエタン(各種)などの
脂肪族ハロゲン化炭化水素類;クロロベンゼン、ジクロ
ロベンゼンなどの芳香族ハロゲン化炭化水素類;テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;酢酸メチ
ル、酢酸エチルなどのエステル類;アセトン、メチルエ
チルケトンなどのケトン類;ベンゼン、トルエン、キシ
レンなどの芳香族炭化水素類などが挙げられる。高品質
のポリマーを得るためには、ハロゲンを含まない溶媒が
特に好ましい。これらの溶媒は1種用いてもよいし、2
種以上を混合して用いてもよい。
香族ポリカーボネートのガラス転移温度以上で、かつ該
プレポリマーが溶融しはじめる温度未満の範囲の温度に
おいて加熱することによって、結晶化させる方法である
。この方法は、単にプレポリマーを加熱下で保持するの
みで、結晶化させることができるので、極めて容品に工
業的に実施しうる。
明はこれらの例によってなんら限定されるものではない
。
ー(GPC)で測定した数平均分子量である。
ーによる分析又はNMRによる分析を使用した。
5号に記載の方法で求めた。
、アセトンによる溶媒結晶化法で得られた、数平均分子
量4,000 、末端ヒドロキシル基36%、末端フェ
ニルカーボネート基64%、結晶化度24%の結晶性ポ
リカーボネートプレポリマーを回転型造粒機(不二バウ
ダル■製、ディスクペレッターF−5)により直径31
1t111、長さ約5■に成型したペレットを用いて、
内径200m+のSO3304製ガス流通反応器で固相
重合を行なった。
マー10kgに対し、窒素を常時13Nm/Hrで供給
し、20分に1回、3秒間の間8ONrrr/Hrの窒
素をパルス的に供給しながら、210°Cで行なった。
マーが得られた。重合中、ペレットは通常静止状態であ
ったがパルス的に8ONが/Hrの窒素を流した際には
、流動しており、重合10時間後に、ペレット同士の(
つつきは全くなかった。
1間歇的に流動床状態とする頻度を10分に1回とする
以外は、実施例1と全く同様の方法で固相重合を行なっ
た。重合時間5時間で、数平均分子量12,500のポ
リマーが得られ、ペレット同士のくっつきは全く認めら
れなかった。
い以外は、実施例1と全く同様に面相重合を行なった。
マーが得られたが、ペレット同士がくっつき、重合器内
でプリンジング現象を起こしていた。
を、押出造粒機(不ニバウダル昧製、EXKF−1型ペ
レツター)により直径2m、長さ約3閣に成形したペレ
ットを用い、実施例1と同様に固相重合を行なった。た
だし、パルス的に流す窒素は、30分に1回、6ONr
rf/Hrで、1回につき4秒間とした。重合時間10
時間で数平均分子量13.300のポリマーが得られた
。重合中、パルス的に6ONボ/Hrの窒素を流した際
には、ペレットは流動しており、重合10時間後に、ペ
レット同士のくっつきは全くなかった。
面重縮合することにより合成し、その後アセトンによる
溶媒結晶化法で得られた数平均分子量3,500 、末
端ヒドロキシル基40%、末端フェニルカーボネート基
60%、結晶化度23%の結晶性ポリカーボネートプレ
ポリマーを、実施例1と同様の方法でベレット化し、固
相重合を行なった。ただし、間歇的に流動状態とするの
は、重合開始から2時間後までは10分に1回、2時間
後〜10時間後までは、30分に1回とした。10時間
後、数平均分子量は12.900となり、ベレン)・同
士のくっつきはまったく認められなかった。
ーボネートを原料とし、アセトンによる溶媒結晶化法で
得られた、数平均分子i3,800、ビスフェノールA
ユニシトとビスフェノールSユニシトの割合が9515
(モル比)、末端ヒドロキシル基50%、末端フェニ
ルカーボネート基50%、結晶化度22%の結晶性ポリ
カーボZ、−ドブレボツマ−を、実施例1と同様の方法
でベレット化し、固相重合を行なった。10時間後、ポ
リマーの数平均分子量は11,900であり、ベレット
同士のくっつきは全く認、められなかった。
固定層方式又は移動層方式で、ブリッジング現象を起こ
さずに高品質の芳香族ポリカーボネートを製造すること
が可能な、工業的に有利な固相重合方法である。
Claims (1)
- 結晶性ポリカーボネートプレポリマーを不活性ガス流通
下、固定床方式又は移動床方式で固相重合せしめ高重合
度の芳香族ポリカーボネートを製造するに当たり、間歇
的に不活性ガス流通量を増加せしめ、一時的に流動床状
態とする事を特徴とする芳香族ポリカーボネートの固相
重合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2161343A JPH0776265B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 芳香族ポリカーボネートの固相重合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2161343A JPH0776265B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 芳香族ポリカーボネートの固相重合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0453824A true JPH0453824A (ja) | 1992-02-21 |
| JPH0776265B2 JPH0776265B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=15733280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2161343A Expired - Lifetime JPH0776265B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 芳香族ポリカーボネートの固相重合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776265B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003082108A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-19 | Teijin Ltd | 芳香族ポリカーボネート粒状成形体及びそれを用いたポリカーボネートの製造方法 |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP2161343A patent/JPH0776265B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003082108A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-19 | Teijin Ltd | 芳香族ポリカーボネート粒状成形体及びそれを用いたポリカーボネートの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0776265B2 (ja) | 1995-08-16 |
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