JPH0457950B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0457950B2 JPH0457950B2 JP60011364A JP1136485A JPH0457950B2 JP H0457950 B2 JPH0457950 B2 JP H0457950B2 JP 60011364 A JP60011364 A JP 60011364A JP 1136485 A JP1136485 A JP 1136485A JP H0457950 B2 JPH0457950 B2 JP H0457950B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foaming
- pipe
- stock solution
- space
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は内外両箱間の空間に発泡断熱材を充填
する断熱箱体の製造方法に関する。
する断熱箱体の製造方法に関する。
(ロ) 従来の技術
米国特許第3132382号の明細書及び図面に示さ
れた樹脂発泡断熱箱体には、圧力下にて樹脂発泡
を成形する型、該型は閉じられた空胴を形成する
頂壁を有する壁からなり、前記頂壁は注入孔を有
し、該型内へ発泡樹脂を注入するために前記注入
孔に取付けたフレキシブルチユーブを有する装
置、該チユーブは該チユーブの下端を前記型の底
から離れて該型内に自由に吊り下げられ、且つ該
チユーブを前記注入孔の縁に密閉状態に永久的に
固着され、該チユーブの下端は発泡樹脂の膨張中
に発泡樹脂によつて接触したときに、前記注入孔
をシールするために横に折りたゝまれることによ
り平になる構成が具備されていた。
れた樹脂発泡断熱箱体には、圧力下にて樹脂発泡
を成形する型、該型は閉じられた空胴を形成する
頂壁を有する壁からなり、前記頂壁は注入孔を有
し、該型内へ発泡樹脂を注入するために前記注入
孔に取付けたフレキシブルチユーブを有する装
置、該チユーブは該チユーブの下端を前記型の底
から離れて該型内に自由に吊り下げられ、且つ該
チユーブを前記注入孔の縁に密閉状態に永久的に
固着され、該チユーブの下端は発泡樹脂の膨張中
に発泡樹脂によつて接触したときに、前記注入孔
をシールするために横に折りたゝまれることによ
り平になる構成が具備されていた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
上記従来技術では、発泡樹脂の原液を通すフレ
キシブルチユーブの下端は、型の底から遠く離れ
ているために、前記チユーブを通過した発泡樹脂
の原液は型内で拡散され型内の相対向する壁にそ
の一部が付着した状態で所定位置に注入されるこ
とになる。このため、原液は型内の底から発泡を
開始することに併わせて相対向する壁に付着した
部分からも発泡を開始することになり、壁に付着
した原液の発泡により、底に注入された原液の発
泡が阻害されて発泡密度が大幅に不均一になる結
果を招く。即ち、原液の拡散が起因する部分発泡
により、型内の発泡樹脂に密度のバラツキが生
じ、発泡樹脂の収縮に伴ない壁が変形する所謂シ
ユリンク等の問題点が生じる。又、フレキシブル
チユーブはその下端に発泡樹脂が接触することに
より、横に折りたゝまれ平になり注入孔を閉じる
注入孔キヤツプをも兼用するために、折りたゝま
れたチユーブは型内において発泡する発泡樹脂の
成長を阻害するバツフル材となり、チユーブ付近
における発泡樹脂の回りが悪くなり、蜂の巣部分
が形成される恐れがあるばかりか、チユーブ内に
空気が残存するためにチユーブ付近の発泡樹脂の
断熱効果も悪くなる問題点も生じた。更に、フレ
キシブルチユーブは発泡樹脂に接触することによ
り横に折りたゝまれるものであるために、横方向
即ち前後方向又は左右方向に取付けた場合には、
その中を通る原液の重さで折れ曲がり、所定位置
に原液を注入できない問題点も生じる。
キシブルチユーブの下端は、型の底から遠く離れ
ているために、前記チユーブを通過した発泡樹脂
の原液は型内で拡散され型内の相対向する壁にそ
の一部が付着した状態で所定位置に注入されるこ
とになる。このため、原液は型内の底から発泡を
開始することに併わせて相対向する壁に付着した
部分からも発泡を開始することになり、壁に付着
した原液の発泡により、底に注入された原液の発
泡が阻害されて発泡密度が大幅に不均一になる結
果を招く。即ち、原液の拡散が起因する部分発泡
により、型内の発泡樹脂に密度のバラツキが生
じ、発泡樹脂の収縮に伴ない壁が変形する所謂シ
ユリンク等の問題点が生じる。又、フレキシブル
チユーブはその下端に発泡樹脂が接触することに
より、横に折りたゝまれ平になり注入孔を閉じる
注入孔キヤツプをも兼用するために、折りたゝま
れたチユーブは型内において発泡する発泡樹脂の
成長を阻害するバツフル材となり、チユーブ付近
における発泡樹脂の回りが悪くなり、蜂の巣部分
が形成される恐れがあるばかりか、チユーブ内に
空気が残存するためにチユーブ付近の発泡樹脂の
断熱効果も悪くなる問題点も生じた。更に、フレ
キシブルチユーブは発泡樹脂に接触することによ
り横に折りたゝまれるものであるために、横方向
即ち前後方向又は左右方向に取付けた場合には、
その中を通る原液の重さで折れ曲がり、所定位置
に原液を注入できない問題点も生じる。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は、内外両箱内の空間に発泡断熱材の発
泡原液を注入して発泡固化させる断熱箱体におい
て、外箱に注入孔を形成するとともに、断熱可撓
性のパイプを一端開口部が前記注入孔に臨むよう
前記空間内に配置し、原液を注入する注入銃を前
記パイプの前記一端開口部に臨ませて、原液を前
記パイプを介して前記空間内に注入した後、前記
注入孔から前記注入銃を抜き去り前記空間内に発
泡固化させるようにした断熱箱体の製造方法であ
る。
泡原液を注入して発泡固化させる断熱箱体におい
て、外箱に注入孔を形成するとともに、断熱可撓
性のパイプを一端開口部が前記注入孔に臨むよう
前記空間内に配置し、原液を注入する注入銃を前
記パイプの前記一端開口部に臨ませて、原液を前
記パイプを介して前記空間内に注入した後、前記
注入孔から前記注入銃を抜き去り前記空間内に発
泡固化させるようにした断熱箱体の製造方法であ
る。
(ホ) 作 用
断熱可撓性のパイプの一端開口部に臨ませた注
入銃により、パイプ内に発泡断熱材の発泡原液を
注入すると、その発泡原液はパイプによつてその
他端側の位置まで導かれ、その位置から発泡が開
始される。パイプは可撓性であるので、複雑な形
状の断熱箱体の発泡を行う場合にも、発泡原液は
所望の発泡開始場所まで確実に導かれる。
入銃により、パイプ内に発泡断熱材の発泡原液を
注入すると、その発泡原液はパイプによつてその
他端側の位置まで導かれ、その位置から発泡が開
始される。パイプは可撓性であるので、複雑な形
状の断熱箱体の発泡を行う場合にも、発泡原液は
所望の発泡開始場所まで確実に導かれる。
発泡原液はパイプ内にも入つて発泡が行われる
ので、発泡終了後はパイプ内にも発泡断熱材が充
填されており、断熱箱体の断熱性能を損なうこと
はなく、かつその中に充填された発泡断熱材が固
化しているのでパイプが断熱箱体の補強の作用を
も果たす。
ので、発泡終了後はパイプ内にも発泡断熱材が充
填されており、断熱箱体の断熱性能を損なうこと
はなく、かつその中に充填された発泡断熱材が固
化しているのでパイプが断熱箱体の補強の作用を
も果たす。
(ヘ) 実施例
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
る。
第9図乃至第11図に示す1は箱体で、この箱
体は上面開口な金属製の内箱2と、上面開口な金
属製の外箱3と、この内外両箱を相互に接続する
樹脂製の環状連結部材4とにより組立てられる。
前記内箱は底壁2Aと、この底壁の周端から立ち
上がる前後左右の四側壁2B〜2Eとからなり、
この各側壁の上端に連結部材4の一側に接するフ
ランジ2BF〜2EFを形成している。又、前記外
箱は内箱と同様に、底壁3Aと、この底壁の周端
から立ち上がる前後左右の四側壁3B〜3Eとか
らなり、この各側壁の上端に連結部材4の他側に
接するフランジ3BF〜3EFを形成している。
又、前記連結部材は一方の相対向する幅狭の長辺
部4A,4Bと、他方の相対向する幅広の短辺部
4C,4Dとからなり、その縦断形状をコ字形と
なし、その内周面にて箱体1の開口5を画成す
る。6は連結部材4による内外両箱2,3の組立
てに伴ない形成される空間で、前記両箱の両底壁
2A,3A間の底区域6Aと、両各側壁2B〜2
E、3B〜3E間の前後左右の各区域6B〜6E
とからなり、連結部材4の長辺部4A,4B直下
に位置する前後両区域6B,6Cの厚みは、短辺
部4C,4Dの直下に位置する左右両区域6D,
6Eの厚みより薄くなつている。7は外箱3の前
側壁3Bの中央下部であつて、空間6の底区域6
Aよりも若干上方向位置に形成された注入孔であ
る。8A,8Bは連結部材4の両長辺部4A,4
Bに多数形成された排気孔で、空間6の前後両区
域6B,6Cに臨む。この排気孔は長辺部4A,
4Bの中央から両端にかけてその個数が累進的に
少なくなるよう形成されている。8C,8Dは前
記連結部材の短辺部4C,4Dの内壁に形成され
た排気孔である。
体は上面開口な金属製の内箱2と、上面開口な金
属製の外箱3と、この内外両箱を相互に接続する
樹脂製の環状連結部材4とにより組立てられる。
前記内箱は底壁2Aと、この底壁の周端から立ち
上がる前後左右の四側壁2B〜2Eとからなり、
この各側壁の上端に連結部材4の一側に接するフ
ランジ2BF〜2EFを形成している。又、前記外
箱は内箱と同様に、底壁3Aと、この底壁の周端
から立ち上がる前後左右の四側壁3B〜3Eとか
らなり、この各側壁の上端に連結部材4の他側に
接するフランジ3BF〜3EFを形成している。
又、前記連結部材は一方の相対向する幅狭の長辺
部4A,4Bと、他方の相対向する幅広の短辺部
4C,4Dとからなり、その縦断形状をコ字形と
なし、その内周面にて箱体1の開口5を画成す
る。6は連結部材4による内外両箱2,3の組立
てに伴ない形成される空間で、前記両箱の両底壁
2A,3A間の底区域6Aと、両各側壁2B〜2
E、3B〜3E間の前後左右の各区域6B〜6E
とからなり、連結部材4の長辺部4A,4B直下
に位置する前後両区域6B,6Cの厚みは、短辺
部4C,4Dの直下に位置する左右両区域6D,
6Eの厚みより薄くなつている。7は外箱3の前
側壁3Bの中央下部であつて、空間6の底区域6
Aよりも若干上方向位置に形成された注入孔であ
る。8A,8Bは連結部材4の両長辺部4A,4
Bに多数形成された排気孔で、空間6の前後両区
域6B,6Cに臨む。この排気孔は長辺部4A,
4Bの中央から両端にかけてその個数が累進的に
少なくなるよう形成されている。8C,8Dは前
記連結部材の短辺部4C,4Dの内壁に形成され
た排気孔である。
14は外箱3の底壁3Aの中央部内面に貼着テ
ープ15によつて取付けられた円筒状のパイプ
で、断熱性があつてその壁面が粘性の小さい即ち
光沢面となる例えば可撓性の樹脂からなり、前端
より後端が低くなるように後下がりに傾斜し且つ
折り曲げられて配置されており、第4図に示す如
く、後端が底区域6A内において後区域6Cに近
い後方位置まで延びており、その前端は底区域6
Aよりも若干上方向位置の前側壁3Bに形成され
た注入孔7に離間間〓Lを存して臨むように、そ
の底区域6Aと前区域6Bとの境で折り曲げられ
て配置されている。このパイプ14は空間6の底
区域6Aの奥行寸法Mの1/2以上の長さである
ことが好ましく、即ちその後端が後述する発泡原
液の注入地点付近迄延びる長さを有している。1
6は注入孔7を覆う様、外箱3の前壁3B内面に
接着剤又は貼着テープ等により取付けられた紙又
は軟質樹脂製の板状自閉キヤツプで、第3図に示
す如くH形の切込みを設けて2つの可動舌片16
A,16Bを形成している。この両舌片は第4図
実線に示す如く後述する注入銃によつて押し開け
られ、発泡原液の注入後、自らの弾性によつて鎖
線の状態に復帰し、その後発泡断熱材の発泡圧に
より外箱3方向に押され、注入孔7を閉じるもの
である。
ープ15によつて取付けられた円筒状のパイプ
で、断熱性があつてその壁面が粘性の小さい即ち
光沢面となる例えば可撓性の樹脂からなり、前端
より後端が低くなるように後下がりに傾斜し且つ
折り曲げられて配置されており、第4図に示す如
く、後端が底区域6A内において後区域6Cに近
い後方位置まで延びており、その前端は底区域6
Aよりも若干上方向位置の前側壁3Bに形成され
た注入孔7に離間間〓Lを存して臨むように、そ
の底区域6Aと前区域6Bとの境で折り曲げられ
て配置されている。このパイプ14は空間6の底
区域6Aの奥行寸法Mの1/2以上の長さである
ことが好ましく、即ちその後端が後述する発泡原
液の注入地点付近迄延びる長さを有している。1
6は注入孔7を覆う様、外箱3の前壁3B内面に
接着剤又は貼着テープ等により取付けられた紙又
は軟質樹脂製の板状自閉キヤツプで、第3図に示
す如くH形の切込みを設けて2つの可動舌片16
A,16Bを形成している。この両舌片は第4図
実線に示す如く後述する注入銃によつて押し開け
られ、発泡原液の注入後、自らの弾性によつて鎖
線の状態に復帰し、その後発泡断熱材の発泡圧に
より外箱3方向に押され、注入孔7を閉じるもの
である。
前記箱体は第1、第2及び第5図乃至第7図に
示す如く、予じめ適温に加熱された内外両治具
9,10により固定され、発泡作業を施される。
前記内治具は内箱2内に挿入され、排気孔8C,
8Dに連通する排気路11C,11Dを形成した
芯部9Aと、連結部材4に相対向し且つ排気孔8
A,8Bに連通する排気路11A,11Bを形成
した環状部9Bとからなり、アーム9Cを介して
図示しない支持装置に昇降自在に吊下されてい
る。又、前記外治具は箱体1を載置する基板10
Aと、相互に接離自在な4枚の前後左右各側板1
0B〜10Eとからなり、この側板のうち外箱3
の前側壁3Bと相対向する前側板10Bの中央下
部には注入孔7に連通する注入路12を形成して
いる。
示す如く、予じめ適温に加熱された内外両治具
9,10により固定され、発泡作業を施される。
前記内治具は内箱2内に挿入され、排気孔8C,
8Dに連通する排気路11C,11Dを形成した
芯部9Aと、連結部材4に相対向し且つ排気孔8
A,8Bに連通する排気路11A,11Bを形成
した環状部9Bとからなり、アーム9Cを介して
図示しない支持装置に昇降自在に吊下されてい
る。又、前記外治具は箱体1を載置する基板10
Aと、相互に接離自在な4枚の前後左右各側板1
0B〜10Eとからなり、この側板のうち外箱3
の前側壁3Bと相対向する前側板10Bの中央下
部には注入孔7に連通する注入路12を形成して
いる。
先ず箱体1はその開口5を上面として外箱3の
底壁3Aを外治具10の基板10A上に設置さ
れ、次に降下してきた内治具9により内箱2及び
連結部材4を押止されると共に、起立してきた外
治具10の各側板10B〜10Eにより外箱3の
各側壁3B〜3Eを押止されるSF発泡方式で固
定される。箱体1の固定後、第1図、第2図及び
第4図に示す注入銃13を注入路12及び注入孔
7に通し、第4図実線で示す如く自閉キヤツプ1
6の両舌片16A,16Bを押し開いてパイプ1
4に臨ませた後、硬質ポリウレタン原液等の発泡
原液Wをパイプ14を通して第1図に示す如く注
入落下地点である底区域6A後方中央に注入す
る。注入された発泡原液Wは発泡初期には第5図
に示す如く、底区域6Aの後方中央から前方及び
左右両方に向かいあうよう放射状に発泡成長さ
れ、次に、第6,7図に示す如く発泡中期には前
後両区域6B,6Cの上部に向かつて成長しつつ
パイプ14内に入りこんで成長し、発泡後期には
前区域6Bの成長は後区域6Cの成長に略追い付
き、この間発泡原液は液から泡に変わるクリーム
タイム、泡で成長速度の遅くなるゲルタイム、接
着力の弱くなるタツクフリータイム、成長が止ま
り固化するフオームタイムを経て発泡断熱材
W′となる。一方、発泡Wの成長に伴ない空間6
内及びパイプ14内の空気及びフロンガスは発泡
圧力によつて発泡初期には自閉キヤツプ16、注
入孔7及び注入路12を通り、又発泡初期から後
期迄の間、第5,6,7図の矢印の如く排気孔8
A,8B,8C,8D及び排気路11A,11
B,11C,11Dから徐々に外部に押し出され
る。発泡断熱材W′の形成後、内外両治具9,1
0を除去することにより断熱箱体1′は第8図に
示す如く完成する。
底壁3Aを外治具10の基板10A上に設置さ
れ、次に降下してきた内治具9により内箱2及び
連結部材4を押止されると共に、起立してきた外
治具10の各側板10B〜10Eにより外箱3の
各側壁3B〜3Eを押止されるSF発泡方式で固
定される。箱体1の固定後、第1図、第2図及び
第4図に示す注入銃13を注入路12及び注入孔
7に通し、第4図実線で示す如く自閉キヤツプ1
6の両舌片16A,16Bを押し開いてパイプ1
4に臨ませた後、硬質ポリウレタン原液等の発泡
原液Wをパイプ14を通して第1図に示す如く注
入落下地点である底区域6A後方中央に注入す
る。注入された発泡原液Wは発泡初期には第5図
に示す如く、底区域6Aの後方中央から前方及び
左右両方に向かいあうよう放射状に発泡成長さ
れ、次に、第6,7図に示す如く発泡中期には前
後両区域6B,6Cの上部に向かつて成長しつつ
パイプ14内に入りこんで成長し、発泡後期には
前区域6Bの成長は後区域6Cの成長に略追い付
き、この間発泡原液は液から泡に変わるクリーム
タイム、泡で成長速度の遅くなるゲルタイム、接
着力の弱くなるタツクフリータイム、成長が止ま
り固化するフオームタイムを経て発泡断熱材
W′となる。一方、発泡Wの成長に伴ない空間6
内及びパイプ14内の空気及びフロンガスは発泡
圧力によつて発泡初期には自閉キヤツプ16、注
入孔7及び注入路12を通り、又発泡初期から後
期迄の間、第5,6,7図の矢印の如く排気孔8
A,8B,8C,8D及び排気路11A,11
B,11C,11Dから徐々に外部に押し出され
る。発泡断熱材W′の形成後、内外両治具9,1
0を除去することにより断熱箱体1′は第8図に
示す如く完成する。
かゝる製造方法によれば、発泡原液Wを通す折
り曲げられたパイプ14は一端が離間々隙Lを存
して注入孔7に近接し、他端が発泡原液Wの注入
落下地点に近接しているため、折り曲げられても
内部の中空状態を維持するパイプ14によつて注
入時における発泡原液Wの空間6内への拡散防止
が図れ、所定の位置に発泡原液Wを注入すること
ができる。この結果、空間6内の所定位置から発
泡原液Wの発泡が開始されその成長が良好なもの
となるので、発泡密度が均一な発泡断熱材W′を
形成できる。又、パイプ14の一端が注入孔7に
間隙Lを存して近接しているので、発泡原液Wの
発泡に伴ないパイプ14内に、この発泡原液が入
り込むと共にこのパイプ内の空気が押し出されて
空間6と同様に発泡断熱材W′が充填されること
になり、且つ同様にパイプ14と注入孔7との間
の間隙Lにも発泡断熱材W′が充填される。この
結果、空間6内にパイプ14を配置していても、
発泡原液Wの成長及び空気の排出に何ら支障をき
たすことはなく、空間6内における空気残り、こ
の空気残りによる蜂の巣部分の発生を回避でき
る。更に、パイプ14は外箱3に取付けられ、発
泡断熱材W′が充填されるものであるから、発泡
後は外箱3の補強部材となり、外部からの衝撃に
対する外箱3の強度を上げると共に、発泡断熱材
W′の収縮に伴なうシユリンクを防止する役目を
なす。更に又、パイプ14は可撓性材料からなる
ものであるから、内箱2の外面に部品等を設けた
場合には、適宜な形状にパイプ14を折り曲げる
ことにより、この折曲部分を迂回路として所定位
置に発泡原液Wを注入できる。
り曲げられたパイプ14は一端が離間々隙Lを存
して注入孔7に近接し、他端が発泡原液Wの注入
落下地点に近接しているため、折り曲げられても
内部の中空状態を維持するパイプ14によつて注
入時における発泡原液Wの空間6内への拡散防止
が図れ、所定の位置に発泡原液Wを注入すること
ができる。この結果、空間6内の所定位置から発
泡原液Wの発泡が開始されその成長が良好なもの
となるので、発泡密度が均一な発泡断熱材W′を
形成できる。又、パイプ14の一端が注入孔7に
間隙Lを存して近接しているので、発泡原液Wの
発泡に伴ないパイプ14内に、この発泡原液が入
り込むと共にこのパイプ内の空気が押し出されて
空間6と同様に発泡断熱材W′が充填されること
になり、且つ同様にパイプ14と注入孔7との間
の間隙Lにも発泡断熱材W′が充填される。この
結果、空間6内にパイプ14を配置していても、
発泡原液Wの成長及び空気の排出に何ら支障をき
たすことはなく、空間6内における空気残り、こ
の空気残りによる蜂の巣部分の発生を回避でき
る。更に、パイプ14は外箱3に取付けられ、発
泡断熱材W′が充填されるものであるから、発泡
後は外箱3の補強部材となり、外部からの衝撃に
対する外箱3の強度を上げると共に、発泡断熱材
W′の収縮に伴なうシユリンクを防止する役目を
なす。更に又、パイプ14は可撓性材料からなる
ものであるから、内箱2の外面に部品等を設けた
場合には、適宜な形状にパイプ14を折り曲げる
ことにより、この折曲部分を迂回路として所定位
置に発泡原液Wを注入できる。
(ト) 発明の効果
本発明によれば、パイプを介して発泡原液が空
間内に注入されるので、発泡原液の空間内におけ
る拡散を防止して発泡原液のほとんどを所定の発
泡開始位置に注入でき、拡散した発泡原液により
所定の発泡開始位置から発泡したものの発泡が阻
害されたり、空間内に空気残りが発生することが
なく、円滑な発泡動作が行われ、均一な密度の発
泡断熱材を得ることができる。パイプは可撓性で
あるので、複雑な形状の断熱箱体の発泡を行う場
合にも、発泡原液を所望の発泡開始場所まで確実
に導くことができる。
間内に注入されるので、発泡原液の空間内におけ
る拡散を防止して発泡原液のほとんどを所定の発
泡開始位置に注入でき、拡散した発泡原液により
所定の発泡開始位置から発泡したものの発泡が阻
害されたり、空間内に空気残りが発生することが
なく、円滑な発泡動作が行われ、均一な密度の発
泡断熱材を得ることができる。パイプは可撓性で
あるので、複雑な形状の断熱箱体の発泡を行う場
合にも、発泡原液を所望の発泡開始場所まで確実
に導くことができる。
また、発泡原液はパイプ内にも入つて発泡が行
われるので、発泡終了後はパイプ内にも発泡断熱
材が充填されており、断熱箱体の断熱性能を損な
うことはなく且つ断熱箱体の補強の効果をもたら
す。
われるので、発泡終了後はパイプ内にも発泡断熱
材が充填されており、断熱箱体の断熱性能を損な
うことはなく且つ断熱箱体の補強の効果をもたら
す。
図面は何れも本発明断熱箱体の製造方法の実施
例を示し、第1図は第2図A−A断面図、第2図
は箱体を内外両治具で固定した前方斜視図、第3
図は自閉キヤツプの取付図、第4図は自閉キヤツ
プの開閉動作を示す要部拡大縦断面図、第5図は
第1図B−B断面図、第6図は第1図C−C断面
図、第7図は第1図D−D断面図、第8図は断熱
箱体の縦断面図、第9図は箱体の前方斜視図、第
10図は第9図E−E断面図、第11図は第9図
F−F断面図である。 2…内箱、3…外箱、6…空間、7A,7B…
注入孔、14,14…パイプ、W…発泡原液、
W′…発泡断熱材、L…間隙。
例を示し、第1図は第2図A−A断面図、第2図
は箱体を内外両治具で固定した前方斜視図、第3
図は自閉キヤツプの取付図、第4図は自閉キヤツ
プの開閉動作を示す要部拡大縦断面図、第5図は
第1図B−B断面図、第6図は第1図C−C断面
図、第7図は第1図D−D断面図、第8図は断熱
箱体の縦断面図、第9図は箱体の前方斜視図、第
10図は第9図E−E断面図、第11図は第9図
F−F断面図である。 2…内箱、3…外箱、6…空間、7A,7B…
注入孔、14,14…パイプ、W…発泡原液、
W′…発泡断熱材、L…間隙。
Claims (1)
- 1 内外両箱間の空間に発泡断熱材の発泡原液を
注入して発泡固化させる断熱箱体において、外箱
に注入孔を形成するとともに、断熱可撓性のパイ
プを一端開口部が前記注入孔に臨むよう前記空間
内に配置し、原液を注入する注入銃を前記パイプ
の前記一端開口部に臨ませて、原液を前記パイプ
を介して前記空間内に注入した後、前記注入孔か
ら前記注入銃を抜き去り前記空間内に発泡固化さ
せるようにした断熱箱体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1136485A JPS61173068A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 断熱箱体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1136485A JPS61173068A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 断熱箱体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61173068A JPS61173068A (ja) | 1986-08-04 |
| JPH0457950B2 true JPH0457950B2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=11775970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1136485A Granted JPS61173068A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 断熱箱体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61173068A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0715348B2 (ja) * | 1989-04-18 | 1995-02-22 | 三洋電機株式会社 | 断熱箱体 |
| JPH0814457B2 (ja) * | 1990-11-08 | 1996-02-14 | 三菱電機株式会社 | 断熱箱体 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5130547B2 (ja) * | 1971-08-18 | 1976-09-01 | ||
| JPS49143251U (ja) * | 1973-04-09 | 1974-12-10 | ||
| US4053084A (en) * | 1976-03-01 | 1977-10-11 | Illinois Tool Works Inc. | Filler plug |
| JPS599483A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-18 | 株式会社日立製作所 | 断熱箱体の製造方法 |
-
1985
- 1985-01-24 JP JP1136485A patent/JPS61173068A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61173068A (ja) | 1986-08-04 |
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