JPH0458672B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0458672B2 JPH0458672B2 JP19825483A JP19825483A JPH0458672B2 JP H0458672 B2 JPH0458672 B2 JP H0458672B2 JP 19825483 A JP19825483 A JP 19825483A JP 19825483 A JP19825483 A JP 19825483A JP H0458672 B2 JPH0458672 B2 JP H0458672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- fibers
- cleaning
- synthetic resin
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
本発明は、デイスクケースの内面に設けられて
デイスク表面に接触するクリーニングシートを有
するデイスクカートリツジに関する。 従来より、この種のデイスクカートリツジに
は、レーヨン繊維、または繊維断面形状が円ある
いは楕円形状をなすポリエステル繊維、または両
繊維の混合繊維よりなる不織布のクリーニングシ
ートが使用されていた。 ところが前記レーヨン繊維は、デイスク表面上
の塵埃をクリーニングし易いが、デイスクとの摩
擦力が大きく、デイスクを駆動するモーターの負
荷トルクが大となり、またデイスク表面の潤滑剤
を繊維内に吸収し易く、特に高温下の長期保存中
に、デイスクの耐久性を低下させるものであつ
た。一方、ポリエステル繊維は前記レーヨン繊維
の欠点を生じないが、クリーニング性能が劣つて
いた。このクリーニング性能が良くない一因とし
ては、繊維断面形状が円形であることが挙げられ
る。 本発明の目的は、上述の従来技術の欠点を解消
し、低摩擦特性を有し、クリーニング性能が良
く、さらにデイスク潤滑剤が転移しにくいクリー
ニングシートを有するデイスクカートリツジを提
供することにある。 この目的を達成するため、本発明は、クリーニ
ングシートを断面形状に凹凸部を有する合成樹脂
繊維にて形成したことを特徴とする。 以下、本発明の好適な実施例を説明する。 第1図に示すように、デイスクカートリツジは
プラスチツク製の上下ケース1a,1bを蓋合せ
状にして数箇所で超音波溶接による一体結合して
なる扁平な矩形のハードケース型のデイスクケー
ス1と、このデイスクケース1に可回転に内装さ
れる磁気デイスク2とからなる。 前記デイスクケース1は、前方寄りの略中央部
に位置する駆動軸挿入窓3と、この駆動軸挿入窓
3の前方に位置して前後に長い磁気ヘツド挿入窓
4と、この磁気ヘツド挿入窓4の後方に位置する
インデツクス孔5とを有し、これらの窓、孔がそ
れぞれ上下に貫通している。 第2図に示すように、デイスク2の中央はハブ
6にて挟持され、デイスクケース1を反転するこ
とにより、デイスク2の両面記録が可能である。
このデイスク2の両面には磁性層が塗布形成され
て、全体的に弾性変形し、さらにデイスク2の外
表面には流動パラフインのごとき潤滑剤が塗布さ
れている。 デイスクケース1を構成する上下ケース1a,
1bの各内面には、後述する合成樹脂繊維よりな
る不織布あるいは織布のクリーニングシート7を
貼付してある。このクリーニングシート7は一部
分でデイスク2表面と接触して、デイスク2のク
リーニングを行うものであつて、形状的には小片
状のもの、あるいはデイスク2の形状に合せた略
環状のもの等、種々のものが考えられる。 前記クリーニングシート7には、ポリエステル
繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維等の
合成樹脂繊維8の断面形状に第3図乃至第7図に
示すような凹凸部分を形成させて、この合成樹脂
繊維8を不織布あるいは織布にしたものを使用す
る。また前記合成樹脂繊維8を不織布あるいは織
布にレーヨン、ナイロン、ポリプロピレン、ポリ
エチレン中に少なくとも30%含めれば良く、必ず
しも100%前記合成樹脂繊維8を使用しなくとも
良い。 この合成樹脂繊維8の断面形状は、第3図に示
すように略三角形状をなし、各辺に中央に凹部を
形成されたもの、第4図に示すように角の丸い所
謂星形をなしたもの、第5図に示すように不定形
であるが凹部と凸部を明らかに形成させたもの、
第6図のように長辺部に細かな凹凸部を形成した
長円形状のもの、第7図のように周辺に連続して
細かな凹凸部を形成したもの等が考えられる。こ
れらの断面形状を得るには、繊維製造装置のノズ
ル形状を通常の円管状のものから変形させる方
法、あるいは合成樹脂繊維を、例えば第3図のよ
うな略三角形状を成すに、三角形状の孔に挿入し
て引出すことにより形成する方法等が考えられ
る。 上述したクリーニングシート7によれば、合成
樹脂繊維8の凸部にてクリーニング作用を生じさ
せ、凹部の存在にて従来のクリーニングシートに
比べ摩擦係数を小さくし、またデイスク2からの
潤滑剤の転移量を少なくしている。この効果を具
体的実施例と、従来繊維を使用した比較例によつ
て検討する。 実施例 1; 第3図に示す断面形状を持つ1.5デニールのポ
リエステル繊維を紡糸し、この繊維100%からな
る厚さ0.2mm、質量35g/m2の不織布を形成した。 実施例 2; 前記実施例1と同一のポリエステル繊維40%
と、1.7デニールのレーヨン繊維60%から実施例
1と同様の不織布を形成した。 実施例 3; 第4図に示す断面形状を持つポリエステル繊維
100%から実施例1と同様の不織布を形成した。 実施例 4; 実施例3と同一のポリエステル繊維40%と、レ
ーヨン繊維60%から実施例1と同様の不織布を形
成した。 比較例 1; 断面形状が円形のポリエステル繊維100%にて
実施例1と同様の不織布を形成した。 比較例 2; 断面形状が円形のポリエステル繊維40%と、レ
ーヨン繊維60%から実施例1と同様の不織布を形
成した。 比較例 3; 断面形状が円形のレーヨン繊維100%にて実施
例1と同様の不織布を形成した。 そして、クリーニング性能の評価は、一般のコ
ピー用紙に転写したカーボンを、円形に打抜いた
前述の各クリーニングシートで10回転して補集
し、クリーニング作用を施し、このクリーニング
後の前記カーボン紙の黒色濃度の変化で比較し
た。すなわちカーボンの補集率ηが高いほど、ク
リーニング性能が良いと判断できる。前記補集率
は、C0をカーボン紙の初期濃度、C1をカーボン
紙のクリーニング後の濃度とすると、 η(%)=(C0−C1)/C0×100 で表わせる。 また潤滑剤転移量Aは、デイスクに流動パラフ
インを20mg含率した後、クリーニングシートで挟
みこみ、10g/cm2の荷重を加えて環境温度60℃の
元で8時間放置後、デイスクの重量変化を測定し
て求めた。 さらにクリーニングシートの対デイスク動摩擦
係数Bも測定した。 上記カーボン補集率η、潤滑剤転移量A、対デ
イスク動摩擦係数Bの各実施例、比較例における
値を次表にまとめた。
デイスク表面に接触するクリーニングシートを有
するデイスクカートリツジに関する。 従来より、この種のデイスクカートリツジに
は、レーヨン繊維、または繊維断面形状が円ある
いは楕円形状をなすポリエステル繊維、または両
繊維の混合繊維よりなる不織布のクリーニングシ
ートが使用されていた。 ところが前記レーヨン繊維は、デイスク表面上
の塵埃をクリーニングし易いが、デイスクとの摩
擦力が大きく、デイスクを駆動するモーターの負
荷トルクが大となり、またデイスク表面の潤滑剤
を繊維内に吸収し易く、特に高温下の長期保存中
に、デイスクの耐久性を低下させるものであつ
た。一方、ポリエステル繊維は前記レーヨン繊維
の欠点を生じないが、クリーニング性能が劣つて
いた。このクリーニング性能が良くない一因とし
ては、繊維断面形状が円形であることが挙げられ
る。 本発明の目的は、上述の従来技術の欠点を解消
し、低摩擦特性を有し、クリーニング性能が良
く、さらにデイスク潤滑剤が転移しにくいクリー
ニングシートを有するデイスクカートリツジを提
供することにある。 この目的を達成するため、本発明は、クリーニ
ングシートを断面形状に凹凸部を有する合成樹脂
繊維にて形成したことを特徴とする。 以下、本発明の好適な実施例を説明する。 第1図に示すように、デイスクカートリツジは
プラスチツク製の上下ケース1a,1bを蓋合せ
状にして数箇所で超音波溶接による一体結合して
なる扁平な矩形のハードケース型のデイスクケー
ス1と、このデイスクケース1に可回転に内装さ
れる磁気デイスク2とからなる。 前記デイスクケース1は、前方寄りの略中央部
に位置する駆動軸挿入窓3と、この駆動軸挿入窓
3の前方に位置して前後に長い磁気ヘツド挿入窓
4と、この磁気ヘツド挿入窓4の後方に位置する
インデツクス孔5とを有し、これらの窓、孔がそ
れぞれ上下に貫通している。 第2図に示すように、デイスク2の中央はハブ
6にて挟持され、デイスクケース1を反転するこ
とにより、デイスク2の両面記録が可能である。
このデイスク2の両面には磁性層が塗布形成され
て、全体的に弾性変形し、さらにデイスク2の外
表面には流動パラフインのごとき潤滑剤が塗布さ
れている。 デイスクケース1を構成する上下ケース1a,
1bの各内面には、後述する合成樹脂繊維よりな
る不織布あるいは織布のクリーニングシート7を
貼付してある。このクリーニングシート7は一部
分でデイスク2表面と接触して、デイスク2のク
リーニングを行うものであつて、形状的には小片
状のもの、あるいはデイスク2の形状に合せた略
環状のもの等、種々のものが考えられる。 前記クリーニングシート7には、ポリエステル
繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維等の
合成樹脂繊維8の断面形状に第3図乃至第7図に
示すような凹凸部分を形成させて、この合成樹脂
繊維8を不織布あるいは織布にしたものを使用す
る。また前記合成樹脂繊維8を不織布あるいは織
布にレーヨン、ナイロン、ポリプロピレン、ポリ
エチレン中に少なくとも30%含めれば良く、必ず
しも100%前記合成樹脂繊維8を使用しなくとも
良い。 この合成樹脂繊維8の断面形状は、第3図に示
すように略三角形状をなし、各辺に中央に凹部を
形成されたもの、第4図に示すように角の丸い所
謂星形をなしたもの、第5図に示すように不定形
であるが凹部と凸部を明らかに形成させたもの、
第6図のように長辺部に細かな凹凸部を形成した
長円形状のもの、第7図のように周辺に連続して
細かな凹凸部を形成したもの等が考えられる。こ
れらの断面形状を得るには、繊維製造装置のノズ
ル形状を通常の円管状のものから変形させる方
法、あるいは合成樹脂繊維を、例えば第3図のよ
うな略三角形状を成すに、三角形状の孔に挿入し
て引出すことにより形成する方法等が考えられ
る。 上述したクリーニングシート7によれば、合成
樹脂繊維8の凸部にてクリーニング作用を生じさ
せ、凹部の存在にて従来のクリーニングシートに
比べ摩擦係数を小さくし、またデイスク2からの
潤滑剤の転移量を少なくしている。この効果を具
体的実施例と、従来繊維を使用した比較例によつ
て検討する。 実施例 1; 第3図に示す断面形状を持つ1.5デニールのポ
リエステル繊維を紡糸し、この繊維100%からな
る厚さ0.2mm、質量35g/m2の不織布を形成した。 実施例 2; 前記実施例1と同一のポリエステル繊維40%
と、1.7デニールのレーヨン繊維60%から実施例
1と同様の不織布を形成した。 実施例 3; 第4図に示す断面形状を持つポリエステル繊維
100%から実施例1と同様の不織布を形成した。 実施例 4; 実施例3と同一のポリエステル繊維40%と、レ
ーヨン繊維60%から実施例1と同様の不織布を形
成した。 比較例 1; 断面形状が円形のポリエステル繊維100%にて
実施例1と同様の不織布を形成した。 比較例 2; 断面形状が円形のポリエステル繊維40%と、レ
ーヨン繊維60%から実施例1と同様の不織布を形
成した。 比較例 3; 断面形状が円形のレーヨン繊維100%にて実施
例1と同様の不織布を形成した。 そして、クリーニング性能の評価は、一般のコ
ピー用紙に転写したカーボンを、円形に打抜いた
前述の各クリーニングシートで10回転して補集
し、クリーニング作用を施し、このクリーニング
後の前記カーボン紙の黒色濃度の変化で比較し
た。すなわちカーボンの補集率ηが高いほど、ク
リーニング性能が良いと判断できる。前記補集率
は、C0をカーボン紙の初期濃度、C1をカーボン
紙のクリーニング後の濃度とすると、 η(%)=(C0−C1)/C0×100 で表わせる。 また潤滑剤転移量Aは、デイスクに流動パラフ
インを20mg含率した後、クリーニングシートで挟
みこみ、10g/cm2の荷重を加えて環境温度60℃の
元で8時間放置後、デイスクの重量変化を測定し
て求めた。 さらにクリーニングシートの対デイスク動摩擦
係数Bも測定した。 上記カーボン補集率η、潤滑剤転移量A、対デ
イスク動摩擦係数Bの各実施例、比較例における
値を次表にまとめた。
【表】
上記表にて明らかなように、各実施例において
比較例に比べ、クリーニング性能が良く、デイス
ク表面の潤滑剤の転移量が少なく、デイスクとの
摩擦が少ないと云う、デイスクカートリツジのク
リーニングシートに要求される特性を十分に有し
ている。 また前記実施例のみならず、第5図乃至第7図
に示される断面形状の合成樹脂繊維にあつても略
同様の効果が得られた。 以上説明したように、本発明によれば、クリー
ニング特性が良く、低摩擦特性も良く、さらにデ
イスクの潤滑剤を転移させないクリーニングシー
トを提示することにより高性能のデイスクカート
リツジの提供を可能にするものである。
比較例に比べ、クリーニング性能が良く、デイス
ク表面の潤滑剤の転移量が少なく、デイスクとの
摩擦が少ないと云う、デイスクカートリツジのク
リーニングシートに要求される特性を十分に有し
ている。 また前記実施例のみならず、第5図乃至第7図
に示される断面形状の合成樹脂繊維にあつても略
同様の効果が得られた。 以上説明したように、本発明によれば、クリー
ニング特性が良く、低摩擦特性も良く、さらにデ
イスクの潤滑剤を転移させないクリーニングシー
トを提示することにより高性能のデイスクカート
リツジの提供を可能にするものである。
第1図はデイスクカートリツジを示す斜視図、
第2図はデイスクカートリツジの断面図、第3
図、第4図、第5図、第6図、第7図は各々本発
明の合成樹脂繊維の断面形状を示す図である。 1……デイスクケース、2……デイスク、7…
…クリーニングシート。
第2図はデイスクカートリツジの断面図、第3
図、第4図、第5図、第6図、第7図は各々本発
明の合成樹脂繊維の断面形状を示す図である。 1……デイスクケース、2……デイスク、7…
…クリーニングシート。
Claims (1)
- 1 デイスクケースにデイスクを可回転に内装
し、デイスクケースの内面にデイスク表面に接触
する合成樹脂繊維よりなるクリーニングシートを
設けてなるデイスクカートリツジにおいて、前記
クリーニングシートを断面形状に凹凸部を有する
合成樹脂繊維にて形成したことを特徴とするデイ
スクカートリツジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19825483A JPS6093687A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | デイスクカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19825483A JPS6093687A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | デイスクカ−トリツジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6093687A JPS6093687A (ja) | 1985-05-25 |
| JPH0458672B2 true JPH0458672B2 (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=16388065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19825483A Granted JPS6093687A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | デイスクカ−トリツジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6093687A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0559667U (ja) * | 1991-12-26 | 1993-08-06 | 三菱化成株式会社 | フレキシブルディスク |
-
1983
- 1983-10-25 JP JP19825483A patent/JPS6093687A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6093687A (ja) | 1985-05-25 |
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