JPH0460066B2 - - Google Patents
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- JPH0460066B2 JPH0460066B2 JP21668186A JP21668186A JPH0460066B2 JP H0460066 B2 JPH0460066 B2 JP H0460066B2 JP 21668186 A JP21668186 A JP 21668186A JP 21668186 A JP21668186 A JP 21668186A JP H0460066 B2 JPH0460066 B2 JP H0460066B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- vinyl acetate
- sound insulating
- insulating material
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、銅製錬工程で副生する鉄精鉱スラグ
を有効に利用して、粉末状鉛化合物と混合し高比
重の遮音用充填剤とし、該充填剤を良好に分散さ
せる液状ゴムを用いて、加工性と柔軟性を改良し
た遮音材に関する。 (従来技術) 騒音には、自動車、列車、航空機などの交通騒
音のほか、工場、学校、公園、球技場などの近隣
施設、近隣住宅からの外部発生のものと同一住宅
内で発生する内部的なものがある。テレビ、ステ
レオ、ピアノなどの音楽騒音もまた住宅地域内で
は深刻な社会問題となつている。これらの騒音に
対して遮断効果の高い遮音材を得るためには、遮
音しようとする材料の面密度に比例する遮音の質
量則〔TL=a log mf+b,TLは透過損失
(dB)、mは面密度(Kg/m2)、fは周波数(Hz)、
a,bは定数〕が適用されることから、比重の大
きい充填剤を加工性の良好なバインダー材中に混
入する必要がある。従つて遮音材は、比重の大き
い充填剤を有機質バインダー材中に混入すること
によつて、柔軟性を付与し、遮音材の比重を大き
くして遮音効果が高められるようにされる。とこ
ろが、熱可塑剤有機質バインダー材中に、粒径が
小さく比重の大きい充填剤を大量に混入させる場
合、その均一充填が困難であるほか、バインダー
材のマトリツクスが極端に希釈されるため、機械
的強度、伸びなどが不足すると共に、バインダー
自体に良好充填保持能がないために見掛けの充填
状態を呈するものとなる。また、充填剤として
は、通常比重の大きい重金属粉、重金属の酸化
物、炭酸塩又は硫酸塩、バライト、酸化鉄スラグ
などが使用されている。しかし、金属粉、金属酸
化物などは、比重が高くて好ましいが、価格が高
いため、遮音材自体が高価となり、一般建材用の
普及に難があるので、安価な高比重の遮音材が望
まれている。 (発明が解決しようとする問題点) 上記の問題点を解決するためには、使用する充
填剤は、比重が高く、安価で環境的に安定性があ
り、加工性に富み、柔軟性にすぐれた高比重
(3.0以上)の遮音材を得ることである。 本発明は、上記の課題を解決することを目的と
するもので高比重の柔軟性遮音材を提供するもの
である。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、かかる目的を解決するために鋭
意検討を重ねた結果、本発明を完成させたもので
ある。 本発明の構成は、塩化ビニル系樹脂100重量部
に対して可塑剤30〜150重量部、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体又はエチレン酢酸ビニル塩化ビニル
三元共重合体の1種若しくは両種15〜150重量部、
銅製錬工程で副生する鉄精鉱スラグと粉末状鉛化
合物を混合して比重4.3以上とする遮音用充填剤
900〜2200重量部および液状ゴム10〜60重量部を
配合してなることを特徴とするものである。 以下、本発明にかかる柔軟性遮音材の配合組成
物について更に詳細に説明する。 本発明で使用する塩化ビニル系樹脂とは、塩化
ビニル樹脂、塩化ビニルと重合させたエチレン・
塩化ビニル共重合体、酢酸ビニル・塩化ビニル共
重合体又はウレタン・塩化ビニル共重合体などで
ある。 塩化ビニル系樹脂の配合量は、他の成分との配
合において常に100重量部を使用する。 本発明で使用する可塑剤としては、塩化ビニル
樹脂に配合される可塑剤であればよく、特に限定
されない。 可塑剤の配合量は、塩化ビニル系樹脂100重量
部に対して、30〜150重量部の範囲であつて、好
ましくは50〜100重量部である。 可塑剤の配合量が30重量部未満であるときは、
得られる遮音材の柔軟性が乏しく、加工性がわる
い。逆に150重量部を超えるときは、得られる遮
音材の機械的強度が低下し、加工性がわるくなる
ので好ましくない。 本発明で使用するエチレン酢酸ビニル共重合体
とは、酢酸ビニル含有量が15重量%以上であつ
て、好ましくは30〜60重量%である。酢酸ビニル
含有量が15重量%未満では、本発明で使用する比
重4.3以上とする遮音用充填剤を高充填すること
ができないため、目的とする高比重(3.0以上)
の遮音材が得られないので好ましくない。 本発明で使用するエチレン酢酸ビニル塩化ビニ
ル三元共重合体とは、エチレン酢酸ビニル含有量
が30〜60重量%の範囲のものが好ましい。 エチレン酢酸ビニル共重合体又はエチレン酢酸
ビニル塩化ビニル三元共重合体の1種若しくは両
種の配合量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して、15〜150重量部の範囲であり、好ましくは
50〜100重量部であり、15重量部未満では、得ら
れる遮音材の柔軟性が乏しく、150重量部を超え
るときは、遮音材の機械的強度が低下するので好
ましくない。 本発明で使用する銅製錬工程で副生する鉄精鉱
スラグとは、銅製錬工程の自溶炉から得られるマ
ツトを、転炉で二酸化ケイ素と酸素を添加してシ
リケート化と酸化を行なつて、生成するスラグを
磁選し、得られたスラグを浮遊選鉱して銅精鉱を
回収した後の残物を脱水して得られる鉄精鉱スラ
グである。 該鉄精鉱スラグの化学組成例は、2FeO・SiO2
(FeOとして40〜50重量%、SiO2として15〜30重
量%)、Fe3O410〜30重量%、Fe2O35重量%、
MgO5重量%以下であつて、CaOは殆ど含有しな
い。該鉄精鉱スラグは、銅製錬工程で得られる副
生物であるから、安価であり、大量に生成され
る。しかも浮遊選鉱を経たもので、好都合にも破
砕粒子である。該スラグのかさ密度は、3〜4で
あり、比重は4.0〜4.2であるから遮音材の充填剤
としては好ましいものである。本発明で使用する
鉄精鉱スラグの粒度は、100メツシユ以下が好ま
しく、特に200メツシユ以下がより好ましい。 本発明で使用する粉末状鉛化合物とは、一酸化
鉛、水酸化鉛、四三酸化鉛、三二酸化鉛、二酸化
鉛、亜酸化鉛、八五酸化鉛、炭酸鉛、硫酸鉛、硫
化鉛などであつて、特に一酸化鉛、亜酸化鉛が高
比重で好ましい。粉末状鉛化合物の粒度は0.5〜
100μm程度のものが好ましい。 比重4.3以上とする遮音用充填剤は、例えば比
重4.0〜4.2の銅製錬工程で副生する鉄精鉱スラグ
粉末と比重9.3の一酸化鉛を配合することによつ
て容易に得られる。 この場合、鉄精鉱スラグ粉末の粒径は、粉末状
鉛化合物の粒径より大きいから、両者を混合する
と、大きい粒径間の空隙部に小さい粒径の粉末状
鉛化合物が入り込み、均一に混合されて、かさ密
度は低下し高比重のものが得られる。 前記、遮音用充填剤の配合量は、塩化ビニル系
樹脂100重量部に対して、900〜2200重量部の範囲
であり、好ましくは1000〜1800重量部である。遮
音用充填剤の配合量が900重量部未満では、目的
とする高比重(3.0以上)の遮音材が得られない
ので、好ましくない。 逆に、2200重量部を超えるときは、混練りの加
工性が悪く、得られる遮音材は柔軟性を欠き、機
械的強度が低下するので好ましくない。 本発明に使用する液状ゴムは、液状クロロプレ
ンゴム(LCR)、ブタジエンアクリロニトリルゴ
ム(NBR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)
などであつて、エチレン酢酸ビニル共重合体を柔
かく改質すると共に、前記に述べた比重4.3以上
とする遮音用充填剤の充填をなじみやすくして高
充填させるため、エチレン酢酸ビニル共重合体と
併用して配合する。 特に、LCRの分子量1500〜2500範囲のものが、
NBRは日本ゼオン(株)のハイカー1312が好ましい
ものとして用いられる。 液状ゴムの配合量は、10〜60重量部の範囲であ
り、好ましくは15〜40重量部である。液状ゴムの
配合量が10重量部未満では、遮音用充填剤の高充
填が困難となり、好ましくない。逆に、60重量部
を超えるときは、粘着性が増加して遮音材シート
のロール離れが困難となり、シート出しの加工性
が劣るので好ましくない。 (実施例) 以下、実施例および比較例にもとづいて本発明
を更に詳細に説明するが、本発明はかかる実施例
のみに限定されるものでない。 第1表に示す実施例1〜10および比較例1〜8
の配合組成物を8吋オープンロールで150〜160℃
×10〜15分間混練りし、巾200mm、厚さ1mmの各
シートを作製した。各シートについて以下に示す
諸特性を調べた結果を第1表に併記した。 比 重:遮音材は材料の密度に大きく依存する
ので、比重で遮音性の評価をした。 柔軟性:作製したシートから30×70×1mmの試
験片を打ち抜き、この試験片を180度折り曲
げて柔軟性を調べた。 ○印:クラツク割れを生じないもの ×印:クラツク割れを生じるもの 加工性:実施例、比較例の各配合組成物を8吋
オープンロールで150〜160℃×10〜15分間混
練りするときのロールへの巻付性、ベタツキ
性、充填剤の充填性を調べて評価した。 ○印:加工性がよいもの △印:加工性がややわるいもの ×印:加工性がわるいもの 結果からわかるように、実施例1〜10は、本発
明に使用する特定の配合材料が適切に組合されて
いるので、遮音材の比重が目的の比重3.0以上で
あつて、すぐれた遮音性を示すと共に、柔軟性、
充填剤の充填性、加工性などの諸特性も良好であ
る。 次に、比較例1,2は、可塑剤量が適切でな
く、好ましくない。比較例3は、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体量が不足するため、柔軟性に欠け
る。比較例4は、逆にエチレン酢酸ビニル共重合
体量が多いため、加工性に問題がある。比較例5
は、遮音用充填剤量が適切でないため、得られる
遮音材の比重が3.0以下となり、好ましくない。
比較例6は、遮音用充填剤量が多いため、柔軟性
が著しく低下し、好ましくない。 比較例7は、液状クロロプレンゴム量が少ない
ため、柔軟性および加工性が著しく低下し、好ま
しくない。比較例8は、液状クロロプレンゴム量
が多いため、加工性に問題を生じる。 (発明の効果) 以上、説明した如く本発明にかかる柔軟性遮音
材は、銅製錬工程で副生する鉄精鉱スラグを有効
に利用するもので、資源の再活用により原材料の
軽減をはかり、粉末状鉛化合物と混合し高比重の
遮音用充填剤として高比重の柔軟性遮音材を安価
に供給することができるので、広範囲の建材用遮
音材として利用できる効果が大きい。
を有効に利用して、粉末状鉛化合物と混合し高比
重の遮音用充填剤とし、該充填剤を良好に分散さ
せる液状ゴムを用いて、加工性と柔軟性を改良し
た遮音材に関する。 (従来技術) 騒音には、自動車、列車、航空機などの交通騒
音のほか、工場、学校、公園、球技場などの近隣
施設、近隣住宅からの外部発生のものと同一住宅
内で発生する内部的なものがある。テレビ、ステ
レオ、ピアノなどの音楽騒音もまた住宅地域内で
は深刻な社会問題となつている。これらの騒音に
対して遮断効果の高い遮音材を得るためには、遮
音しようとする材料の面密度に比例する遮音の質
量則〔TL=a log mf+b,TLは透過損失
(dB)、mは面密度(Kg/m2)、fは周波数(Hz)、
a,bは定数〕が適用されることから、比重の大
きい充填剤を加工性の良好なバインダー材中に混
入する必要がある。従つて遮音材は、比重の大き
い充填剤を有機質バインダー材中に混入すること
によつて、柔軟性を付与し、遮音材の比重を大き
くして遮音効果が高められるようにされる。とこ
ろが、熱可塑剤有機質バインダー材中に、粒径が
小さく比重の大きい充填剤を大量に混入させる場
合、その均一充填が困難であるほか、バインダー
材のマトリツクスが極端に希釈されるため、機械
的強度、伸びなどが不足すると共に、バインダー
自体に良好充填保持能がないために見掛けの充填
状態を呈するものとなる。また、充填剤として
は、通常比重の大きい重金属粉、重金属の酸化
物、炭酸塩又は硫酸塩、バライト、酸化鉄スラグ
などが使用されている。しかし、金属粉、金属酸
化物などは、比重が高くて好ましいが、価格が高
いため、遮音材自体が高価となり、一般建材用の
普及に難があるので、安価な高比重の遮音材が望
まれている。 (発明が解決しようとする問題点) 上記の問題点を解決するためには、使用する充
填剤は、比重が高く、安価で環境的に安定性があ
り、加工性に富み、柔軟性にすぐれた高比重
(3.0以上)の遮音材を得ることである。 本発明は、上記の課題を解決することを目的と
するもので高比重の柔軟性遮音材を提供するもの
である。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、かかる目的を解決するために鋭
意検討を重ねた結果、本発明を完成させたもので
ある。 本発明の構成は、塩化ビニル系樹脂100重量部
に対して可塑剤30〜150重量部、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体又はエチレン酢酸ビニル塩化ビニル
三元共重合体の1種若しくは両種15〜150重量部、
銅製錬工程で副生する鉄精鉱スラグと粉末状鉛化
合物を混合して比重4.3以上とする遮音用充填剤
900〜2200重量部および液状ゴム10〜60重量部を
配合してなることを特徴とするものである。 以下、本発明にかかる柔軟性遮音材の配合組成
物について更に詳細に説明する。 本発明で使用する塩化ビニル系樹脂とは、塩化
ビニル樹脂、塩化ビニルと重合させたエチレン・
塩化ビニル共重合体、酢酸ビニル・塩化ビニル共
重合体又はウレタン・塩化ビニル共重合体などで
ある。 塩化ビニル系樹脂の配合量は、他の成分との配
合において常に100重量部を使用する。 本発明で使用する可塑剤としては、塩化ビニル
樹脂に配合される可塑剤であればよく、特に限定
されない。 可塑剤の配合量は、塩化ビニル系樹脂100重量
部に対して、30〜150重量部の範囲であつて、好
ましくは50〜100重量部である。 可塑剤の配合量が30重量部未満であるときは、
得られる遮音材の柔軟性が乏しく、加工性がわる
い。逆に150重量部を超えるときは、得られる遮
音材の機械的強度が低下し、加工性がわるくなる
ので好ましくない。 本発明で使用するエチレン酢酸ビニル共重合体
とは、酢酸ビニル含有量が15重量%以上であつ
て、好ましくは30〜60重量%である。酢酸ビニル
含有量が15重量%未満では、本発明で使用する比
重4.3以上とする遮音用充填剤を高充填すること
ができないため、目的とする高比重(3.0以上)
の遮音材が得られないので好ましくない。 本発明で使用するエチレン酢酸ビニル塩化ビニ
ル三元共重合体とは、エチレン酢酸ビニル含有量
が30〜60重量%の範囲のものが好ましい。 エチレン酢酸ビニル共重合体又はエチレン酢酸
ビニル塩化ビニル三元共重合体の1種若しくは両
種の配合量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して、15〜150重量部の範囲であり、好ましくは
50〜100重量部であり、15重量部未満では、得ら
れる遮音材の柔軟性が乏しく、150重量部を超え
るときは、遮音材の機械的強度が低下するので好
ましくない。 本発明で使用する銅製錬工程で副生する鉄精鉱
スラグとは、銅製錬工程の自溶炉から得られるマ
ツトを、転炉で二酸化ケイ素と酸素を添加してシ
リケート化と酸化を行なつて、生成するスラグを
磁選し、得られたスラグを浮遊選鉱して銅精鉱を
回収した後の残物を脱水して得られる鉄精鉱スラ
グである。 該鉄精鉱スラグの化学組成例は、2FeO・SiO2
(FeOとして40〜50重量%、SiO2として15〜30重
量%)、Fe3O410〜30重量%、Fe2O35重量%、
MgO5重量%以下であつて、CaOは殆ど含有しな
い。該鉄精鉱スラグは、銅製錬工程で得られる副
生物であるから、安価であり、大量に生成され
る。しかも浮遊選鉱を経たもので、好都合にも破
砕粒子である。該スラグのかさ密度は、3〜4で
あり、比重は4.0〜4.2であるから遮音材の充填剤
としては好ましいものである。本発明で使用する
鉄精鉱スラグの粒度は、100メツシユ以下が好ま
しく、特に200メツシユ以下がより好ましい。 本発明で使用する粉末状鉛化合物とは、一酸化
鉛、水酸化鉛、四三酸化鉛、三二酸化鉛、二酸化
鉛、亜酸化鉛、八五酸化鉛、炭酸鉛、硫酸鉛、硫
化鉛などであつて、特に一酸化鉛、亜酸化鉛が高
比重で好ましい。粉末状鉛化合物の粒度は0.5〜
100μm程度のものが好ましい。 比重4.3以上とする遮音用充填剤は、例えば比
重4.0〜4.2の銅製錬工程で副生する鉄精鉱スラグ
粉末と比重9.3の一酸化鉛を配合することによつ
て容易に得られる。 この場合、鉄精鉱スラグ粉末の粒径は、粉末状
鉛化合物の粒径より大きいから、両者を混合する
と、大きい粒径間の空隙部に小さい粒径の粉末状
鉛化合物が入り込み、均一に混合されて、かさ密
度は低下し高比重のものが得られる。 前記、遮音用充填剤の配合量は、塩化ビニル系
樹脂100重量部に対して、900〜2200重量部の範囲
であり、好ましくは1000〜1800重量部である。遮
音用充填剤の配合量が900重量部未満では、目的
とする高比重(3.0以上)の遮音材が得られない
ので、好ましくない。 逆に、2200重量部を超えるときは、混練りの加
工性が悪く、得られる遮音材は柔軟性を欠き、機
械的強度が低下するので好ましくない。 本発明に使用する液状ゴムは、液状クロロプレ
ンゴム(LCR)、ブタジエンアクリロニトリルゴ
ム(NBR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)
などであつて、エチレン酢酸ビニル共重合体を柔
かく改質すると共に、前記に述べた比重4.3以上
とする遮音用充填剤の充填をなじみやすくして高
充填させるため、エチレン酢酸ビニル共重合体と
併用して配合する。 特に、LCRの分子量1500〜2500範囲のものが、
NBRは日本ゼオン(株)のハイカー1312が好ましい
ものとして用いられる。 液状ゴムの配合量は、10〜60重量部の範囲であ
り、好ましくは15〜40重量部である。液状ゴムの
配合量が10重量部未満では、遮音用充填剤の高充
填が困難となり、好ましくない。逆に、60重量部
を超えるときは、粘着性が増加して遮音材シート
のロール離れが困難となり、シート出しの加工性
が劣るので好ましくない。 (実施例) 以下、実施例および比較例にもとづいて本発明
を更に詳細に説明するが、本発明はかかる実施例
のみに限定されるものでない。 第1表に示す実施例1〜10および比較例1〜8
の配合組成物を8吋オープンロールで150〜160℃
×10〜15分間混練りし、巾200mm、厚さ1mmの各
シートを作製した。各シートについて以下に示す
諸特性を調べた結果を第1表に併記した。 比 重:遮音材は材料の密度に大きく依存する
ので、比重で遮音性の評価をした。 柔軟性:作製したシートから30×70×1mmの試
験片を打ち抜き、この試験片を180度折り曲
げて柔軟性を調べた。 ○印:クラツク割れを生じないもの ×印:クラツク割れを生じるもの 加工性:実施例、比較例の各配合組成物を8吋
オープンロールで150〜160℃×10〜15分間混
練りするときのロールへの巻付性、ベタツキ
性、充填剤の充填性を調べて評価した。 ○印:加工性がよいもの △印:加工性がややわるいもの ×印:加工性がわるいもの 結果からわかるように、実施例1〜10は、本発
明に使用する特定の配合材料が適切に組合されて
いるので、遮音材の比重が目的の比重3.0以上で
あつて、すぐれた遮音性を示すと共に、柔軟性、
充填剤の充填性、加工性などの諸特性も良好であ
る。 次に、比較例1,2は、可塑剤量が適切でな
く、好ましくない。比較例3は、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体量が不足するため、柔軟性に欠け
る。比較例4は、逆にエチレン酢酸ビニル共重合
体量が多いため、加工性に問題がある。比較例5
は、遮音用充填剤量が適切でないため、得られる
遮音材の比重が3.0以下となり、好ましくない。
比較例6は、遮音用充填剤量が多いため、柔軟性
が著しく低下し、好ましくない。 比較例7は、液状クロロプレンゴム量が少ない
ため、柔軟性および加工性が著しく低下し、好ま
しくない。比較例8は、液状クロロプレンゴム量
が多いため、加工性に問題を生じる。 (発明の効果) 以上、説明した如く本発明にかかる柔軟性遮音
材は、銅製錬工程で副生する鉄精鉱スラグを有効
に利用するもので、資源の再活用により原材料の
軽減をはかり、粉末状鉛化合物と混合し高比重の
遮音用充填剤として高比重の柔軟性遮音材を安価
に供給することができるので、広範囲の建材用遮
音材として利用できる効果が大きい。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、可塑
剤30〜150重量部、エチレン酢酸ビニル共重合体
又はエチレン酢酸ビニル塩化ビニル三元共重合体
の1種若しくは両種15〜150重量部、銅製錬工程
で副生する鉄精鉱スラグと粉末状鉛化合物を混合
して比重4.3以上とする遮音用充填剤900〜2200重
量部および液状ゴム10〜60重量部を配合してなる
ことを特徴とする柔軟性遮音材。 2 エチレン酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含
有量が15重量%以上である特許請求の範囲第1項
記載の柔軟性遮音材。 3 エチレン酢酸ビニル塩化ビニル三元共重合体
のエチレン酢酸ビニル含有量が30〜60重量%であ
る特許請求の範囲第1項記載の柔軟性遮音材。 4 液状ゴムが液状クロロプレンラバー、ブタジ
エンアクリロニトリルラバー又はスチレンブタジ
エンラバーの1種以上である特許請求の範囲第1
項記載の柔軟性遮音材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61216681A JPS6369742A (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 柔軟性遮音材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61216681A JPS6369742A (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 柔軟性遮音材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6369742A JPS6369742A (ja) | 1988-03-29 |
| JPH0460066B2 true JPH0460066B2 (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=16692257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61216681A Granted JPS6369742A (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 柔軟性遮音材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6369742A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8903531B2 (en) | 2010-09-09 | 2014-12-02 | International Business Machines Corporation | Characterizing laminate shape |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6651350B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2020-02-19 | リンテック株式会社 | 遮音性粘着シート |
-
1986
- 1986-09-12 JP JP61216681A patent/JPS6369742A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8903531B2 (en) | 2010-09-09 | 2014-12-02 | International Business Machines Corporation | Characterizing laminate shape |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6369742A (ja) | 1988-03-29 |
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