JPH0466209B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0466209B2 JPH0466209B2 JP59184954A JP18495484A JPH0466209B2 JP H0466209 B2 JPH0466209 B2 JP H0466209B2 JP 59184954 A JP59184954 A JP 59184954A JP 18495484 A JP18495484 A JP 18495484A JP H0466209 B2 JPH0466209 B2 JP H0466209B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- present
- suppository
- pyrogenic
- effects
- weight
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、新規な痔疾治療用発熱性坐剤に関す
る。 〔従来の技術〕 痔疾患は、日本人に多いとされており、食生
活、排便体位、妊娠、日本式坐法などが原因で誘
発されると考えられている。その治療薬は、坐
剤、軟膏、内服薬等多様で、これらには有効成分
として鎮痛、鎮痒作用、殺菌作用、消炎作用、局
所止血作用、感染防御作用、末梢血流促進作用、
創傷治癒作用、抗アレルギー作用、細胞、組識賦
活作用等を有する薬剤が配合されており、理論的
には痔疾治療に有効であるものと考えられてき
た。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、これらの治療薬は、実際上の治
療効果の点では未だ満足できるものではなかつ
た。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は、斯かる現状に鑑み、痔疾症状の軽
減、治療に有効な痔疾治療剤を見出すべく鋭意研
究した結果、痔疾治療には、痔疾患部の非常に限
定された部分を温める事が最も有効であること、
そしてこれは酸素及び水分との接触によつて発熱
する物質を配合した坐剤によつて効果的に実現し
うることを見出し、本発明を完成した。 すなわち本発明は、酸素及び水分との接触によ
つて発熱する物質並びに水に不溶性の高分子化合
物を含有する痔疾治療用発熱性坐剤(以下、これ
らを単に「発熱性坐剤」という)を提供するもの
である。 本発明で用いる酸素及び水分との接触によつて
発熱する物質(以下、「発熱性物質」という)と
しては、例えば鉄粉、鉄繊維、アルミニウム粉な
どの金属が挙げられ、これらは必要に応じて反応
促進剤である塩化ナトリウム、塩化アンモニウム
などの無機塩類と組み合わせて使用される。反応
促進剤は、通常金属粉末の0.05〜2重量倍、好ま
しくは0.1〜0.5重量倍使用される。 発熱性物質は、本発明の発熱性坐剤中に0.5〜
30重量%、好ましくは1〜10重量%配合される。 本発明の発熱性坐剤は、更に水に不溶性の高分
子化合物を配合すれば、発熱のコントロール、発
熱時間の延長等が可能となり、本発明効果を一層
充実させることができ有利である。 本発明で使用する水に不溶性の高分子化合物と
しては、更に水吸収性のものが好ましく、例えば
メタクリル酸メチルと酢酸ビニル共重合体加水分
解物、架橋型アクリル酸ナトリウム、ポリシドロ
キシメタアクリレートとエチレングリコールメタ
クリレートの共重合物、アクリル酸とアクリル酸
エチル共重合物、デンプンにグラフト重合させた
もの、架橋型カルボキシメチルセルロース、親水
性ポリアクリレート、架橋型ポリアルキレンオキ
サイド等が挙げられ、好ましくは粉粒子状のもの
がよく、粒子径としては10〜30メツシユのものが
望ましい。水に不溶性の高分子化合物は、発熱性
物質の1〜20重量%使用するのが好ましい。 本発明の発熱性坐剤の製造法は、特に限定され
ないが、坐剤製造は使用時まで空気を遮断した状
態で保存するのが望ましい。 本発明の発熱性坐剤は、上記の発熱性物質、水
に不溶性の高分子化合物のほかに、例えば鎮痛作
用、鎮痒作用、殺菌作用、消炎作用、局所止血作
用、感染防御作用、末梢血流促進作用、創傷治癒
作用、抗アレルギー作用、細胞、組織賦活作用を
有する既存の薬剤などを配合して、用いることも
可能である。 〔作 用〕 本発明の発熱性坐剤は、発熱により痔疾患部の
血流を促進する作用を有する。 〔発明の効果〕 痔疾患部の血流促進に基づく痔疾治療効果を有
する。 〔実施例〕 次に実施例を挙げて本発明を説明する。 実施例 1 組 成: 鉄 粉 10重量部 塩化ナトリウム 1 ワンダーゲル(花王石鹸(株)製、架橋型ポリ
アクリル酸樹脂) 0.5 イソカカオ(花王石鹸(株)製、坐剤基剤)
88.5 〜を60℃にて加温し、よく混合したのち、
1.5g宛坐剤製造用鋳型にて製剤化する。 本坐剤を麻酔を施したビーグル犬の直腸内に投
与し、最高発熱温度および発熱時間を測定したと
ころ、最高発熱温度は44〜45℃であり、40℃以上
の発熱が約2時間継続した。 実施例 2 組 成: 鉄 粉 10重量部 塩化ナトリウム 1 ワンダーゲル(実施例1と同じ) 1 プレドニゾロン 0.05 卵黄レシチン 3 イソカカオ(実施例1と同じ) バランス 計100 〜を60℃にて加温し、よく混合したのち、
1g宛坐剤製造用鋳型にて製剤化する。 実施例 3 組 成: 鉄 粉 5重量部 塩化カリウム 0.5 ワンダーゲル(実施例1と同じ) 0.5 ヒドロコルチゾン 0.05 酢酸dl−トコフエロール 1.0 イソカカオ(実施例1と同じ) バランス 計100 〜を60℃にて加温し、よく混合したのち、
1g宛坐剤製造用鋳型にて製剤化する。 実施例 4 実施例3の本発明品の効果を次の方法により検
討した。すなわち、同程度の内痔核を有する痔疾
患者10名を2群に分け、排便後通常どおり坐剤を
1週間使用してもらつた。その結果を第1表に示
す。 症状の変化は第1表に示す通りであり、本発明
品でかなりの症状の軽減が観察された。 〔使用坐剤〕 本発明群:実施例3の本発明品 対照群 :実施例3より〜を除き6重量部
のイソカカオを追加したもの。 【表】
る。 〔従来の技術〕 痔疾患は、日本人に多いとされており、食生
活、排便体位、妊娠、日本式坐法などが原因で誘
発されると考えられている。その治療薬は、坐
剤、軟膏、内服薬等多様で、これらには有効成分
として鎮痛、鎮痒作用、殺菌作用、消炎作用、局
所止血作用、感染防御作用、末梢血流促進作用、
創傷治癒作用、抗アレルギー作用、細胞、組識賦
活作用等を有する薬剤が配合されており、理論的
には痔疾治療に有効であるものと考えられてき
た。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、これらの治療薬は、実際上の治
療効果の点では未だ満足できるものではなかつ
た。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は、斯かる現状に鑑み、痔疾症状の軽
減、治療に有効な痔疾治療剤を見出すべく鋭意研
究した結果、痔疾治療には、痔疾患部の非常に限
定された部分を温める事が最も有効であること、
そしてこれは酸素及び水分との接触によつて発熱
する物質を配合した坐剤によつて効果的に実現し
うることを見出し、本発明を完成した。 すなわち本発明は、酸素及び水分との接触によ
つて発熱する物質並びに水に不溶性の高分子化合
物を含有する痔疾治療用発熱性坐剤(以下、これ
らを単に「発熱性坐剤」という)を提供するもの
である。 本発明で用いる酸素及び水分との接触によつて
発熱する物質(以下、「発熱性物質」という)と
しては、例えば鉄粉、鉄繊維、アルミニウム粉な
どの金属が挙げられ、これらは必要に応じて反応
促進剤である塩化ナトリウム、塩化アンモニウム
などの無機塩類と組み合わせて使用される。反応
促進剤は、通常金属粉末の0.05〜2重量倍、好ま
しくは0.1〜0.5重量倍使用される。 発熱性物質は、本発明の発熱性坐剤中に0.5〜
30重量%、好ましくは1〜10重量%配合される。 本発明の発熱性坐剤は、更に水に不溶性の高分
子化合物を配合すれば、発熱のコントロール、発
熱時間の延長等が可能となり、本発明効果を一層
充実させることができ有利である。 本発明で使用する水に不溶性の高分子化合物と
しては、更に水吸収性のものが好ましく、例えば
メタクリル酸メチルと酢酸ビニル共重合体加水分
解物、架橋型アクリル酸ナトリウム、ポリシドロ
キシメタアクリレートとエチレングリコールメタ
クリレートの共重合物、アクリル酸とアクリル酸
エチル共重合物、デンプンにグラフト重合させた
もの、架橋型カルボキシメチルセルロース、親水
性ポリアクリレート、架橋型ポリアルキレンオキ
サイド等が挙げられ、好ましくは粉粒子状のもの
がよく、粒子径としては10〜30メツシユのものが
望ましい。水に不溶性の高分子化合物は、発熱性
物質の1〜20重量%使用するのが好ましい。 本発明の発熱性坐剤の製造法は、特に限定され
ないが、坐剤製造は使用時まで空気を遮断した状
態で保存するのが望ましい。 本発明の発熱性坐剤は、上記の発熱性物質、水
に不溶性の高分子化合物のほかに、例えば鎮痛作
用、鎮痒作用、殺菌作用、消炎作用、局所止血作
用、感染防御作用、末梢血流促進作用、創傷治癒
作用、抗アレルギー作用、細胞、組織賦活作用を
有する既存の薬剤などを配合して、用いることも
可能である。 〔作 用〕 本発明の発熱性坐剤は、発熱により痔疾患部の
血流を促進する作用を有する。 〔発明の効果〕 痔疾患部の血流促進に基づく痔疾治療効果を有
する。 〔実施例〕 次に実施例を挙げて本発明を説明する。 実施例 1 組 成: 鉄 粉 10重量部 塩化ナトリウム 1 ワンダーゲル(花王石鹸(株)製、架橋型ポリ
アクリル酸樹脂) 0.5 イソカカオ(花王石鹸(株)製、坐剤基剤)
88.5 〜を60℃にて加温し、よく混合したのち、
1.5g宛坐剤製造用鋳型にて製剤化する。 本坐剤を麻酔を施したビーグル犬の直腸内に投
与し、最高発熱温度および発熱時間を測定したと
ころ、最高発熱温度は44〜45℃であり、40℃以上
の発熱が約2時間継続した。 実施例 2 組 成: 鉄 粉 10重量部 塩化ナトリウム 1 ワンダーゲル(実施例1と同じ) 1 プレドニゾロン 0.05 卵黄レシチン 3 イソカカオ(実施例1と同じ) バランス 計100 〜を60℃にて加温し、よく混合したのち、
1g宛坐剤製造用鋳型にて製剤化する。 実施例 3 組 成: 鉄 粉 5重量部 塩化カリウム 0.5 ワンダーゲル(実施例1と同じ) 0.5 ヒドロコルチゾン 0.05 酢酸dl−トコフエロール 1.0 イソカカオ(実施例1と同じ) バランス 計100 〜を60℃にて加温し、よく混合したのち、
1g宛坐剤製造用鋳型にて製剤化する。 実施例 4 実施例3の本発明品の効果を次の方法により検
討した。すなわち、同程度の内痔核を有する痔疾
患者10名を2群に分け、排便後通常どおり坐剤を
1週間使用してもらつた。その結果を第1表に示
す。 症状の変化は第1表に示す通りであり、本発明
品でかなりの症状の軽減が観察された。 〔使用坐剤〕 本発明群:実施例3の本発明品 対照群 :実施例3より〜を除き6重量部
のイソカカオを追加したもの。 【表】
Claims (1)
- 1 酸素及び水分との接触により発熱する物質並
びに水に不溶性の高分子化合物を含有する痔疾治
療用発熱性坐剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18495484A JPS6163620A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 痔疾治療用発熱性坐剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18495484A JPS6163620A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 痔疾治療用発熱性坐剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6163620A JPS6163620A (ja) | 1986-04-01 |
| JPH0466209B2 true JPH0466209B2 (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=16162252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18495484A Granted JPS6163620A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 痔疾治療用発熱性坐剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6163620A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04164023A (ja) * | 1990-10-29 | 1992-06-09 | Wakoudou Kk | 坐剤用基剤 |
| KR102645875B1 (ko) | 2016-10-21 | 2024-03-11 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4142529A (en) * | 1977-06-20 | 1979-03-06 | Bio-Tronics, Inc. | Process and device for the therapeutic treatment of hemorrhoids |
| JPS5843100A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-12 | 三菱電機株式会社 | 信号機の制御方法 |
-
1984
- 1984-09-04 JP JP18495484A patent/JPS6163620A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6163620A (ja) | 1986-04-01 |
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