JPH0466655B2 - - Google Patents
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- JPH0466655B2 JPH0466655B2 JP11264685A JP11264685A JPH0466655B2 JP H0466655 B2 JPH0466655 B2 JP H0466655B2 JP 11264685 A JP11264685 A JP 11264685A JP 11264685 A JP11264685 A JP 11264685A JP H0466655 B2 JPH0466655 B2 JP H0466655B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- rotation
- speed change
- driver bit
- planetary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ねじ締め完了時のドライバビツトの
持つ慣性の影響を排除して所望のねじ締めトルク
で確実にねじ締めを行うように構成した自動ねじ
締め機に関する。
持つ慣性の影響を排除して所望のねじ締めトルク
で確実にねじ締めを行うように構成した自動ねじ
締め機に関する。
従来技術
従来、ねじ締め完了時のドライバビツトの慣性
の影響を排除するため、ねじがワークに着座する
まで高速低トルクでねじ締めを行い、着座後、低
速高トルクでねじ締めを行う装置が一般的であ
る。この種の装置としては、実公昭51−14556号
公報に記載の自動変速機付動力ねじ締付機があ
る。このねじ締付機は、第8図および第9図に示
すようにモータ19の駆動軸は遊星歯車機構41
の駆動歯車42を構成しており、この駆動歯車4
2はプラネタリギヤー44を介してリングギヤー
43に噛合している。前記プラネタリギヤー44
の回転はキヤリアピン49を介して出力軸45に
伝達されるように構成されている。また、前記リ
ングギヤー43はすべりクラツチ46を介して出
力軸45に接続されており、出力軸45の負荷ト
ルクによりリングギヤー43に所定トルク以上の
トルクが加わると、出力軸45とリングギヤー4
3との係合が解かれ、以後はプラネタリギヤー4
4がリングギヤー43に沿つて単独で回転し、出
力軸45を回転させるように構成されている。
の影響を排除するため、ねじがワークに着座する
まで高速低トルクでねじ締めを行い、着座後、低
速高トルクでねじ締めを行う装置が一般的であ
る。この種の装置としては、実公昭51−14556号
公報に記載の自動変速機付動力ねじ締付機があ
る。このねじ締付機は、第8図および第9図に示
すようにモータ19の駆動軸は遊星歯車機構41
の駆動歯車42を構成しており、この駆動歯車4
2はプラネタリギヤー44を介してリングギヤー
43に噛合している。前記プラネタリギヤー44
の回転はキヤリアピン49を介して出力軸45に
伝達されるように構成されている。また、前記リ
ングギヤー43はすべりクラツチ46を介して出
力軸45に接続されており、出力軸45の負荷ト
ルクによりリングギヤー43に所定トルク以上の
トルクが加わると、出力軸45とリングギヤー4
3との係合が解かれ、以後はプラネタリギヤー4
4がリングギヤー43に沿つて単独で回転し、出
力軸45を回転させるように構成されている。
このねじ締付機では、ねじがワークに着座する
まではモータ19の持つ回転数がプラネタリギヤ
ー44を介して出力軸45の先端のドライバビツ
ト(図示せず)に伝達され、ねじが高速低トルク
で締付けられる。その後、ねじがワークに当接し
てその締付けトルクが所定トルクに接近すると、
すべりクラツチ46が離脱して出力軸45と一体
に回転していたリングギヤー43はプラネタリギ
ヤー44の回転を受けてその逆方向の回転力を受
けるが、その位置でストツププレート47とワン
ウエイストツパ48とにより停止するので、プラ
ネタリギヤー44がリングギヤー43に沿つて回
転する。そのため、プラネタリギヤー44とリン
グギヤー43の歯車比に応じてモータ19の回転
数は減速され、低速高トルクでねじが締付けられ
るように構成されている。
まではモータ19の持つ回転数がプラネタリギヤ
ー44を介して出力軸45の先端のドライバビツ
ト(図示せず)に伝達され、ねじが高速低トルク
で締付けられる。その後、ねじがワークに当接し
てその締付けトルクが所定トルクに接近すると、
すべりクラツチ46が離脱して出力軸45と一体
に回転していたリングギヤー43はプラネタリギ
ヤー44の回転を受けてその逆方向の回転力を受
けるが、その位置でストツププレート47とワン
ウエイストツパ48とにより停止するので、プラ
ネタリギヤー44がリングギヤー43に沿つて回
転する。そのため、プラネタリギヤー44とリン
グギヤー43の歯車比に応じてモータ19の回転
数は減速され、低速高トルクでねじが締付けられ
るように構成されている。
発明が解決しようとする問題点
上記ねじ締付機では、ドライバビツトの回転数
はねじ締め完了直前に減速されるが、その減速比
はプラネタリギヤー44とリングギヤー43との
歯車比により決定されており、装置の大きさに制
限を受ける関係もあつてドライバビツトの減速に
も限界があり、あらかじめモータ19の回転数を
低く設定しなければならず、ねじ締め作業に長時
間を要する等の欠点が生じている。しかも、ドラ
イバビツトは減速されてはいるが、継続して回転
しているので、これを所定位置で停止させる手段
が必要となるばかりか、ドライバビツト停止時の
ドライバビツトの持つ慣性の影響を完全に排除す
ることはできず、所定トルク以上にねじが締付け
られることとなつて正確な締付け作業を行うこと
ができない等の欠点がある。
はねじ締め完了直前に減速されるが、その減速比
はプラネタリギヤー44とリングギヤー43との
歯車比により決定されており、装置の大きさに制
限を受ける関係もあつてドライバビツトの減速に
も限界があり、あらかじめモータ19の回転数を
低く設定しなければならず、ねじ締め作業に長時
間を要する等の欠点が生じている。しかも、ドラ
イバビツトは減速されてはいるが、継続して回転
しているので、これを所定位置で停止させる手段
が必要となるばかりか、ドライバビツト停止時の
ドライバビツトの持つ慣性の影響を完全に排除す
ることはできず、所定トルク以上にねじが締付け
られることとなつて正確な締付け作業を行うこと
ができない等の欠点がある。
問題点を解決するための手段
本発明は上記欠点の除去を目的とするもので、
回転駆動源の駆動軸の回転を差動遊星機構の入力
円板に伝達するように構成している。この入力円
板には、これに摩擦係合する円周溝でなる伝動面
を有する複数個の遊星コーンが配置されており、
しかもこの遊星コーン23の裏面の平坦面でなる
伝動面にはカムデイスクが摩擦係合するように配
置され、遊星コーンが転動して前記入力円板の回
転がカムデイスクの回転として取出されるように
構成されている。
回転駆動源の駆動軸の回転を差動遊星機構の入力
円板に伝達するように構成している。この入力円
板には、これに摩擦係合する円周溝でなる伝動面
を有する複数個の遊星コーンが配置されており、
しかもこの遊星コーン23の裏面の平坦面でなる
伝動面にはカムデイスクが摩擦係合するように配
置され、遊星コーンが転動して前記入力円板の回
転がカムデイスクの回転として取出されるように
構成されている。
前記遊星コーンの円錐面には変速リングが共通
に摩擦係合するように配置されており、この変速
リングは弾性体により保持されており、ドライバ
ビツトに係る負荷トルクが変速リングに加わるこ
とにより前記弾性体が撓まされて変速リングが前
記円錐面に沿つて摺動し、その摩擦係合位置を変
更するように構成されている。
に摩擦係合するように配置されており、この変速
リングは弾性体により保持されており、ドライバ
ビツトに係る負荷トルクが変速リングに加わるこ
とにより前記弾性体が撓まされて変速リングが前
記円錐面に沿つて摺動し、その摩擦係合位置を変
更するように構成されている。
また、前記カムデイスクには噛み合いクラツチ
が接続されており、このカムデイスクの回転が噛
み合いクラツチを介してドライバビツトに伝達さ
れるように構成されている。
が接続されており、このカムデイスクの回転が噛
み合いクラツチを介してドライバビツトに伝達さ
れるように構成されている。
作 用
そのため、回転駆動源が回転すると、差動遊星
歯車機構の入力円板が回転する。これにともなつ
て入力円板に摩擦係合する遊星コーンがその位置
で自転し、遊星コーンの回転がカムデイスクに伝
達される。このカムデイスクは変速リングが遊星
コーンの円錐面に摩擦係合する位置により決まる
減速比で入力円板の回転数を減速しながら回転
し、その回転が噛合クラツチを介してこれと一体
に回転するドライバビツトに伝達される。この
時、ドライバビツトがねじを締付け、ドライバビ
ツトに加わるトルクが大きくなり、ドライバビツ
トの回転数が減少する。これにともない、変速リ
ングに加わるトルクも増大し、このトルクに応じ
て弾性体が撓み、変速リングの摩擦係合位置が遊
星コーンの円錐面の大径側に移動する。前記変速
リングはそのトルクと弾性体の持つ弾性力とが均
衡する位置まで移動してその位置で停止する。従
つて、ドライバビツトは徐々に低速高トルクでね
じを締付けるが、ドライバビツトの回転数が低下
するとこれにともなつて減速比も連続的に大きく
なり、ついには出力軸は入力円板が回転している
にもかかわらず、高トルクに保持された状態で零
回転となり、ねじ締めを完了する。
歯車機構の入力円板が回転する。これにともなつ
て入力円板に摩擦係合する遊星コーンがその位置
で自転し、遊星コーンの回転がカムデイスクに伝
達される。このカムデイスクは変速リングが遊星
コーンの円錐面に摩擦係合する位置により決まる
減速比で入力円板の回転数を減速しながら回転
し、その回転が噛合クラツチを介してこれと一体
に回転するドライバビツトに伝達される。この
時、ドライバビツトがねじを締付け、ドライバビ
ツトに加わるトルクが大きくなり、ドライバビツ
トの回転数が減少する。これにともない、変速リ
ングに加わるトルクも増大し、このトルクに応じ
て弾性体が撓み、変速リングの摩擦係合位置が遊
星コーンの円錐面の大径側に移動する。前記変速
リングはそのトルクと弾性体の持つ弾性力とが均
衡する位置まで移動してその位置で停止する。従
つて、ドライバビツトは徐々に低速高トルクでね
じを締付けるが、ドライバビツトの回転数が低下
するとこれにともなつて減速比も連続的に大きく
なり、ついには出力軸は入力円板が回転している
にもかかわらず、高トルクに保持された状態で零
回転となり、ねじ締めを完了する。
ねじ締めが完了し、ドライバビツトが上昇する
と、噛み合いクラツチが離脱し、ドライバビツト
の高トルク保持が解除され、ドライバビツトは支
障なく、ねじから離脱する。
と、噛み合いクラツチが離脱し、ドライバビツト
の高トルク保持が解除され、ドライバビツトは支
障なく、ねじから離脱する。
実施例
以下、実施例を図面について説明する。第1図
ないし第3図において、1は自動ねじ締め機であ
り、基台2に植設された支柱3を有している。こ
の支柱3には、固定プレート4が固定されてお
り、この固定プレート4に上下に上ブラケツト5
および下ブラケツト6が固定されている。この上
ブラケツト5には、シリンダ7が固定されてお
り、そのロツド(図示せず)にはドライバ取付台
8が固定されている。前記ドライバ取付台8には
所定の間隔をおくように第1ばね9により弾力的
に付勢されたチヤツク台10が配置されており、
このドライバ取付台8はチヤツク台10とととも
にガイドシヤフト11に沿つて所定位置まで一体
に移動するように構成されている。また、前記ド
ライバ取付台8の上部にはドライバ本体12が固
定されており、このドライバ本体12は連接機構
13を介してドライバビツト14を回転させるよ
うに構成されている。一方、前記チヤツク台10
にはチヤツクユニツト15が固定されており、前
記ドライバビツト14がこのチヤツクユニツト1
5内を挿通し、チヤツク爪15aに保持されたね
じ(図示せず)を所定位置に螺入するように構成
されている。
ないし第3図において、1は自動ねじ締め機であ
り、基台2に植設された支柱3を有している。こ
の支柱3には、固定プレート4が固定されてお
り、この固定プレート4に上下に上ブラケツト5
および下ブラケツト6が固定されている。この上
ブラケツト5には、シリンダ7が固定されてお
り、そのロツド(図示せず)にはドライバ取付台
8が固定されている。前記ドライバ取付台8には
所定の間隔をおくように第1ばね9により弾力的
に付勢されたチヤツク台10が配置されており、
このドライバ取付台8はチヤツク台10とととも
にガイドシヤフト11に沿つて所定位置まで一体
に移動するように構成されている。また、前記ド
ライバ取付台8の上部にはドライバ本体12が固
定されており、このドライバ本体12は連接機構
13を介してドライバビツト14を回転させるよ
うに構成されている。一方、前記チヤツク台10
にはチヤツクユニツト15が固定されており、前
記ドライバビツト14がこのチヤツクユニツト1
5内を挿通し、チヤツク爪15aに保持されたね
じ(図示せず)を所定位置に螺入するように構成
されている。
前記ドライバ本体12は、ドライバ取付台8に
固定具16を介して固定された内筒部17および
この底部17aに一体化されたハウジング18を
有している。しかも、このドライバ本体12は前
記ハウジング18に固定された回転駆動源のモー
タ19を有し、その駆動軸19aにはハウジング
18と内筒部17とでなる空間に位置して自動変
速機をなす差動遊星機構20の入力円板21が連
結されている。この入力円板21はその外周に環
状部21aを有し、この環状部21aはコーン保
持具22により軸心を傾斜して保持された複数個
の遊星コーン23の円周溝23aのなす伝動面に
摩擦係合するように構成されている。しかも、こ
の遊星コーン23は裏面に平坦面23bを有し、
この平坦面23bにはカムデイスク24が摩擦係
合しており、この遊星コーン23を前記入力円板
21との間に保持している。また、前記遊星コー
ン23の周囲には、その円錐面23cに接するよ
うに変速リング25が位置しており、この変速リ
ング25には一端が内筒部17側に固定された後
記するピアノ線26が連結されており、この変速
リング25が内筒部17の底部から所定距離を隔
てて位置し、変速リング25が回動自在でかつ前
記円錐面23cに沿つて摺動自在に構成されてい
る。このピアノ線26は変速リング25に加わる
トルクに応じて撓み、前記円錐面23cとの変速
リング25の摩擦係合位置が変わり、これによつ
てカムデイスク24の回転数が減速比の連続的な
変更によつて減少するように構成されている。ま
た、前記変速リング25の摩擦係合位置が第4図
に示す位置(a:b=c:dを満足する位置)に
達した時、カムデイスク24は零回転となるよう
に構成されている。
固定具16を介して固定された内筒部17および
この底部17aに一体化されたハウジング18を
有している。しかも、このドライバ本体12は前
記ハウジング18に固定された回転駆動源のモー
タ19を有し、その駆動軸19aにはハウジング
18と内筒部17とでなる空間に位置して自動変
速機をなす差動遊星機構20の入力円板21が連
結されている。この入力円板21はその外周に環
状部21aを有し、この環状部21aはコーン保
持具22により軸心を傾斜して保持された複数個
の遊星コーン23の円周溝23aのなす伝動面に
摩擦係合するように構成されている。しかも、こ
の遊星コーン23は裏面に平坦面23bを有し、
この平坦面23bにはカムデイスク24が摩擦係
合しており、この遊星コーン23を前記入力円板
21との間に保持している。また、前記遊星コー
ン23の周囲には、その円錐面23cに接するよ
うに変速リング25が位置しており、この変速リ
ング25には一端が内筒部17側に固定された後
記するピアノ線26が連結されており、この変速
リング25が内筒部17の底部から所定距離を隔
てて位置し、変速リング25が回動自在でかつ前
記円錐面23cに沿つて摺動自在に構成されてい
る。このピアノ線26は変速リング25に加わる
トルクに応じて撓み、前記円錐面23cとの変速
リング25の摩擦係合位置が変わり、これによつ
てカムデイスク24の回転数が減速比の連続的な
変更によつて減少するように構成されている。ま
た、前記変速リング25の摩擦係合位置が第4図
に示す位置(a:b=c:dを満足する位置)に
達した時、カムデイスク24は零回転となるよう
に構成されている。
前記カムデイスク24には調圧機構27が連接
されており、カムデイスク24が遊星コーン23
を押圧するように構成されている。また、前記調
圧機構27は連接軸28を有しており、この連接
軸28が前記カムデイスク24を貫通するととも
に前記内筒部17の上部に固定されたベアリング
を介して回転自在に保持されている。前記連接軸
28の周囲にはオイルシール機構が配置されてお
り、ハウジング18と内筒部17との間にオイル
を充填し、差動遊星機構20の摩耗を防止するよ
うに構成されている。
されており、カムデイスク24が遊星コーン23
を押圧するように構成されている。また、前記調
圧機構27は連接軸28を有しており、この連接
軸28が前記カムデイスク24を貫通するととも
に前記内筒部17の上部に固定されたベアリング
を介して回転自在に保持されている。前記連接軸
28の周囲にはオイルシール機構が配置されてお
り、ハウジング18と内筒部17との間にオイル
を充填し、差動遊星機構20の摩耗を防止するよ
うに構成されている。
さらに、前記連接軸28にはクラツチ軸29が
連接されており、その下端には駆動クラツチ部3
0が嵌入してクラツチ軸29の先端が突出して位
置するように連結されており、しかもこのクラツ
チ軸29の先端部は後記する被動クラツチ部32
の中空部に位置するように構成されている。この
駆動クラツチ部30と前記クラツチ軸29とは第
2ばね31により連結され、前記連接機構13お
よびドライバビツト14がその回転時に有する慣
性はこの第2ばね31により吸収されるように構
成されている。前記駆動クラツチ部30の下方に
は、被動クラツチ部32が回転自在に配置されて
おり、この被動クラツチ部32には前記クラツチ
軸29が挿入され、しかも駆動クラツチ部30と
の間には第3ばね33が配置されている。また、
前記被動クラツチ部32は中空部を有し、この中
空部に突出するように係止ピン34が第6図に示
すように取付けられている。この係止ピン34は
先端に半球部を有し、この係止ピン34が前記ク
ラツチ軸29に植設されたピン35と係合し、ク
ラツチ軸29の回転が常時被動クラツチ部32に
伝達されるように構成されている。さらに、前記
被動クラツチ部32は被動クラツチ軸32aを有
し、この被動クラツチ軸32aには前記連接機構
13が接続され、前記モータ19の回転が前記ド
ライバビツト14に伝達されるように構成されて
いる。
連接されており、その下端には駆動クラツチ部3
0が嵌入してクラツチ軸29の先端が突出して位
置するように連結されており、しかもこのクラツ
チ軸29の先端部は後記する被動クラツチ部32
の中空部に位置するように構成されている。この
駆動クラツチ部30と前記クラツチ軸29とは第
2ばね31により連結され、前記連接機構13お
よびドライバビツト14がその回転時に有する慣
性はこの第2ばね31により吸収されるように構
成されている。前記駆動クラツチ部30の下方に
は、被動クラツチ部32が回転自在に配置されて
おり、この被動クラツチ部32には前記クラツチ
軸29が挿入され、しかも駆動クラツチ部30と
の間には第3ばね33が配置されている。また、
前記被動クラツチ部32は中空部を有し、この中
空部に突出するように係止ピン34が第6図に示
すように取付けられている。この係止ピン34は
先端に半球部を有し、この係止ピン34が前記ク
ラツチ軸29に植設されたピン35と係合し、ク
ラツチ軸29の回転が常時被動クラツチ部32に
伝達されるように構成されている。さらに、前記
被動クラツチ部32は被動クラツチ軸32aを有
し、この被動クラツチ軸32aには前記連接機構
13が接続され、前記モータ19の回転が前記ド
ライバビツト14に伝達されるように構成されて
いる。
一方、前記内筒部17の外周には第5図に示す
ようにトルク調整スリーブ36が摺動自在に配置
されており、しかも前記ハウジング18と一体化
された内筒部17の底部17aと前記変速リング
25との間には線状の弾性体をなす複数本のピア
ノ線26が固定されている。前記トルク調整スリ
ーブ36はその外周に等間隔に切欠溝36aを有
しており、前記ピアノ線26がこの切欠溝36a
を通過するように構成されている。また、トルク
調整スリーブ36はつば部を有し、このつば部に
前記内筒部17の底部17aにその位置で回転自
在に保持された調整ボルト37が螺合するように
構成されており、トルク調整スリーブ36がその
高さ位置を変えることによりピアノ線26のばね
定数が変わり、締付けトルクに応じた弾性力が得
られるよう構成されている。
ようにトルク調整スリーブ36が摺動自在に配置
されており、しかも前記ハウジング18と一体化
された内筒部17の底部17aと前記変速リング
25との間には線状の弾性体をなす複数本のピア
ノ線26が固定されている。前記トルク調整スリ
ーブ36はその外周に等間隔に切欠溝36aを有
しており、前記ピアノ線26がこの切欠溝36a
を通過するように構成されている。また、トルク
調整スリーブ36はつば部を有し、このつば部に
前記内筒部17の底部17aにその位置で回転自
在に保持された調整ボルト37が螺合するように
構成されており、トルク調整スリーブ36がその
高さ位置を変えることによりピアノ線26のばね
定数が変わり、締付けトルクに応じた弾性力が得
られるよう構成されている。
上記自動ねじ締め機において、モータ19が回
転すると、その回転は入力円板21から遊星コー
ン23を介してカムデイスク24に伝達され、変
速リング25が遊星コーン23の円錐面23cと
摩擦係合する位置により決まる減速比で減速され
る。このカムデイスク24の回転が駆動クラツチ
部30に伝達される。この時、駆動クラツチ部3
0と被動クラツチ部32とは、嵌合していない
が、クラツチ軸29のピン35と被動クラツチ部
32の係止ピン34とが係合し、カムデイスク2
4の回転がドライバビツト14に伝達される。
転すると、その回転は入力円板21から遊星コー
ン23を介してカムデイスク24に伝達され、変
速リング25が遊星コーン23の円錐面23cと
摩擦係合する位置により決まる減速比で減速され
る。このカムデイスク24の回転が駆動クラツチ
部30に伝達される。この時、駆動クラツチ部3
0と被動クラツチ部32とは、嵌合していない
が、クラツチ軸29のピン35と被動クラツチ部
32の係止ピン34とが係合し、カムデイスク2
4の回転がドライバビツト14に伝達される。
この状態で、ドライバ本体12がシリンダ7の
作動により下降すると、ドライバビツト14がチ
ヤツク爪15内のねじに嵌合するとともに、ねじ
がワークに着座し、前記連接機構13およびドラ
イバビツト14の相対的な上昇により被動クラツ
チ部32も相対的に第3ばね33に抗して上昇す
る。そのため、クラツチ軸29上のピン35と被
動クラツチ部32の係止ピン34との係合状態が
解除され、続いて駆動クラツチ部30と被動クラ
ツチ部32とが噛合する。これにともなつて、前
記カムデイスクの出力トルクによりドライバビツ
ト14が回転し、ねじを所定の位置に螺入する。
作動により下降すると、ドライバビツト14がチ
ヤツク爪15内のねじに嵌合するとともに、ねじ
がワークに着座し、前記連接機構13およびドラ
イバビツト14の相対的な上昇により被動クラツ
チ部32も相対的に第3ばね33に抗して上昇す
る。そのため、クラツチ軸29上のピン35と被
動クラツチ部32の係止ピン34との係合状態が
解除され、続いて駆動クラツチ部30と被動クラ
ツチ部32とが噛合する。これにともなつて、前
記カムデイスクの出力トルクによりドライバビツ
ト14が回転し、ねじを所定の位置に螺入する。
ねじの締付けトルクが大きくなると、ドライバ
ビツト14の回転数が低下する。ドライバビツト
14の負荷トルクに応じて、変速リング25がト
ルクを受け、第7図に示すようにピアノ線26が
撓む。そのため、変速リング25が遊星コーン2
3の円錐面23cに沿つて摺動し、その摩擦係合
位置が変り、変速リング25に加わるトルクとピ
アノ線26の弾性力とが均衡する摩擦係合位置で
変速リング25の動きが停止する。
ビツト14の回転数が低下する。ドライバビツト
14の負荷トルクに応じて、変速リング25がト
ルクを受け、第7図に示すようにピアノ線26が
撓む。そのため、変速リング25が遊星コーン2
3の円錐面23cに沿つて摺動し、その摩擦係合
位置が変り、変速リング25に加わるトルクとピ
アノ線26の弾性力とが均衡する摩擦係合位置で
変速リング25の動きが停止する。
さらに、締付けトルクが大きくなると、上記変
速リング25の移動が連続して行われ、その減速
比がどんどん大きくなつてついには入力円板21
が回転するにもかかわらずカムデイスク24は零
回転となり、ドライバビツト14は所定のトルク
に保持された状態で停止し、ねじ締めを終了す
る。
速リング25の移動が連続して行われ、その減速
比がどんどん大きくなつてついには入力円板21
が回転するにもかかわらずカムデイスク24は零
回転となり、ドライバビツト14は所定のトルク
に保持された状態で停止し、ねじ締めを終了す
る。
ねじ締めが完了し、ドライバビツト14が上昇
すると、噛み合いクラツチが離脱し、ドライバビ
ツト14の高トルクが解除され、ドライバビツト
14は支障なく、ねじから離脱することができ
る。
すると、噛み合いクラツチが離脱し、ドライバビ
ツト14の高トルクが解除され、ドライバビツト
14は支障なく、ねじから離脱することができ
る。
発明の効果
以上説明したように本発明はモータの回転を遊
星コーンを有する差動遊星機構よりなる自動変速
機を介してドライバビツトに伝達するように構成
しているため、締付けトルクによるドライバビツ
トの回転数の減少分に応じてモータの減速比を連
続的に大きくすることができ、所望締付けトルク
に達すると、モータの回転にかかわらず、ドライ
バビツトを零回転とすることができ、ねじ締め完
了時にドライバビツトの慣性の影響をまつたく受
けることがなく、極めて精度の高い締付けが可能
となる等の利点がある。また、本発明はねじ締め
が完了してドライバビツトが上昇すると、まず噛
み合いクラツチが離脱し、ドライバビツトの高ト
ルクが解除されるので、差動遊星機構の出力軸す
なわちドライバビツトの出力トルクが零となつて
後、ドライバビツトがねじから離脱することがで
き、ドライバビツトの先端やねじの頭部を損傷す
るようなことも皆無となる等の利点がある。
星コーンを有する差動遊星機構よりなる自動変速
機を介してドライバビツトに伝達するように構成
しているため、締付けトルクによるドライバビツ
トの回転数の減少分に応じてモータの減速比を連
続的に大きくすることができ、所望締付けトルク
に達すると、モータの回転にかかわらず、ドライ
バビツトを零回転とすることができ、ねじ締め完
了時にドライバビツトの慣性の影響をまつたく受
けることがなく、極めて精度の高い締付けが可能
となる等の利点がある。また、本発明はねじ締め
が完了してドライバビツトが上昇すると、まず噛
み合いクラツチが離脱し、ドライバビツトの高ト
ルクが解除されるので、差動遊星機構の出力軸す
なわちドライバビツトの出力トルクが零となつて
後、ドライバビツトがねじから離脱することがで
き、ドライバビツトの先端やねじの頭部を損傷す
るようなことも皆無となる等の利点がある。
第1図は本発明の要部拡大断面図、第2図は本
発明の全体説明図、第3図は本発明に係わるドラ
イバ本体の一部切欠断面図、第4図は本発明に係
わる差動遊星機構の作動状態を示す要部断面図、
第5図は本発明に係わるトルク調整リングの要部
斜視図、第6図は第1図のA−A線から見た要部
拡大斜視図、第7図は本発明の動作状態を示す要
部断面図、第8図は従来例の要部断面図、第9図
は第8図のB−B線に沿つたて断面図である。 1……自動ねじ締め機、2……基台、3……支
柱、4……固定プレート、5……上ブラケツト、
6……下ブラケツト、7……シリンダ、8……ド
ライバ取付台、9……第1ばね、10……チヤツ
ク台、11……ガイドシヤフト、12……ドライ
バ本体、13……連接機構、14……ドライバビ
ツト、15……チヤツクユニツト、15a……チ
ヤツク爪、16……固定具、17……内筒部、1
7a……底部、18……ハウジング、19……モ
ータ、19a……駆動軸、20……差動遊星機
構、21……入力円板、21a……環状部、22
……コーン保持具、23……遊星コーン、23a
……円周溝、23b……平坦部、23c……円錐
面、24……カムデイスク、25……変速リン
グ、26……ピアノ線、37……調圧機構、28
……連接軸、29……クラツチ軸、30……駆動
クラツチ部、31……第2ばね、32……被動ク
ラツチ部、32a……被動クラツチ軸、33……
第3ばね、34……係止ピン、35……ピン、3
6……トルク調整スリーブ、36a……切欠溝、
37……調整ボルト、41……遊星歯車、機構、
42……駆動歯車、43……リングギヤー、44
……プラネタリギヤー、45……出力軸、46…
…すべりクラツチ、47……ストツパプレート、
48……ワンウエイストツパ、49……キヤリア
ピン。
発明の全体説明図、第3図は本発明に係わるドラ
イバ本体の一部切欠断面図、第4図は本発明に係
わる差動遊星機構の作動状態を示す要部断面図、
第5図は本発明に係わるトルク調整リングの要部
斜視図、第6図は第1図のA−A線から見た要部
拡大斜視図、第7図は本発明の動作状態を示す要
部断面図、第8図は従来例の要部断面図、第9図
は第8図のB−B線に沿つたて断面図である。 1……自動ねじ締め機、2……基台、3……支
柱、4……固定プレート、5……上ブラケツト、
6……下ブラケツト、7……シリンダ、8……ド
ライバ取付台、9……第1ばね、10……チヤツ
ク台、11……ガイドシヤフト、12……ドライ
バ本体、13……連接機構、14……ドライバビ
ツト、15……チヤツクユニツト、15a……チ
ヤツク爪、16……固定具、17……内筒部、1
7a……底部、18……ハウジング、19……モ
ータ、19a……駆動軸、20……差動遊星機
構、21……入力円板、21a……環状部、22
……コーン保持具、23……遊星コーン、23a
……円周溝、23b……平坦部、23c……円錐
面、24……カムデイスク、25……変速リン
グ、26……ピアノ線、37……調圧機構、28
……連接軸、29……クラツチ軸、30……駆動
クラツチ部、31……第2ばね、32……被動ク
ラツチ部、32a……被動クラツチ軸、33……
第3ばね、34……係止ピン、35……ピン、3
6……トルク調整スリーブ、36a……切欠溝、
37……調整ボルト、41……遊星歯車、機構、
42……駆動歯車、43……リングギヤー、44
……プラネタリギヤー、45……出力軸、46…
…すべりクラツチ、47……ストツパプレート、
48……ワンウエイストツパ、49……キヤリア
ピン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転駆動源の駆動軸19aの回転を差動遊星
機構20の入力円板21に伝達し、この入力円板
21に円周溝23aでなる伝動面を有する複数個
の遊星コーン23を摩擦係合し、この遊星コーン
23の裏面の平坦面23bでなる伝動面にカムデ
イスクを摩擦係合するように構成して遊星コーン
を転動するように保持し、前記入力円板の回転を
カムデイスク24に伝達するとともに、 前記遊星コーン23の円錐面23cに共通に摩
擦係合する位置に変速リング25を配置し、この
変速リングを弾性体により保持してドライバビツ
ト14に係る負荷トルクが変速リング25に加わ
ることにより前記弾性体が撓まされて変速リング
25を前記円錐面23cに沿つて摺動させてその
摩擦係合位置を変更し、 しかも、前記カムデイスク24の回転を噛み合
いクラツチを介してドライバビツト14に伝達す
るように構成したことを特徴とする自動ねじ締め
機。 2 弾性体はピアノ線26でなることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の自動ねじ締め機。 3 噛み合いクラツチは、カムデイスク24の回
転を受けて内筒部に保持されて回転するクラツチ
軸30が貫通してその回転を受ける駆動クラツチ
部30と、これに噛合可能に配置された被動クラ
ツチ部32とからなり、被動クラツチ部32にク
ラツチ軸29が位置する中空部を設け、被動クラ
ツチ部32にその中空部に突出する係止ピン34
を設け、クラツチ軸29に前記係止ピン34と係
合するピン35を植設したことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の自動ねじ締め機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11264685A JPS61270036A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 自動ねじ締め機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11264685A JPS61270036A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 自動ねじ締め機 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7625686A Division JPS6234731A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 自動ねじ締め機 |
| JP7625586A Division JPS61270037A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 自動ねじ締め機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61270036A JPS61270036A (ja) | 1986-11-29 |
| JPH0466655B2 true JPH0466655B2 (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=14591942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11264685A Granted JPS61270036A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 自動ねじ締め機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61270036A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0368736U (ja) * | 1989-11-07 | 1991-07-08 |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP11264685A patent/JPS61270036A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61270036A (ja) | 1986-11-29 |
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