JPH046690B2 - - Google Patents

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JPH046690B2
JPH046690B2 JP16111284A JP16111284A JPH046690B2 JP H046690 B2 JPH046690 B2 JP H046690B2 JP 16111284 A JP16111284 A JP 16111284A JP 16111284 A JP16111284 A JP 16111284A JP H046690 B2 JPH046690 B2 JP H046690B2
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sulfuric acid
ibb
bbe
pbs
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Yasuo Matsumura
Hideki Nomura
Kazumichi Uchida
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は1,1−ビス(p−イソブチルフエニ
ル)エタンに関するものである。この化合物は、
消炎剤などの医薬として有用なα−(p−イソブ
チルフエニル)プロピオン酸を安価に経済的に製
造するための中間体として用いられる。 [従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点] α−(p−イソブチルフエニル)プロピオン酸
(IPA)は、従来から種々の方法で合成すること
が提案されている。その一つとして、p−イソブ
チルスチレン(PBS)からハイドロホーミユレ
ーシヨンあるいはレツペ反応により製造する方法
が提案されている(特開昭52−51338号、同52−
6233号、同52−97930号および同59−10545号公
報)。 このPBSを使用する方法は、PBSが単純で安
定な化合物であり、またハイドロホーミユレーシ
ヨンやレツペ反応などが高価な試薬などを使用し
ないために、IPAを製造する方法としては、経済
的に優れた方法である。 しかるに、従来のPBSの製法は、いずれも上
記文献に記載されているように、グリニヤール試
薬のごとき高価で不安定な試薬を使用するか、あ
るいはp−イソブチルアセトフエノンなどの高価
な出発原料を使用している。従つてPBSの安価
な製法が望まれていた。 [問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は、、下記構造式で表わされ
る1,1−ビス(p−イソブチルフエニル)エタ
ン(BBE)に関するものである。 上記BBEを接触分解することによりPBSを好
収率で得られる。 また、上記BBEの製造方法の一つとしては、
例えばイソブチルベンゼン(IBB)を、硫酸触媒
の存在下にアセトアルデヒドと反応させる方法が
挙げられる。 従つて、本発明のBBEを経由してPBSを製造
することは下記の反応式により行なわれる。 すなわち、本発明のBBEを使用することによ
り、操作の容易な接触分解により経済的にPBS
を製造することができ、またIBBも副生する。こ
の副生IBBはBBEの原料として再使用すること
ができる。 次に硫酸触媒により、IBBとアセトアルデヒド
を反応させて、本発明のBBEを製造する反応に
ついて説明する。 この反応では、反応中の硫酸濃度は75重量%
(硫酸と水との合計に対して)以上、好ましくは
80〜95重量%に保持される。反応液中の硫酸濃度
が95重量%より高い場合には、重合物の生成が増
加するのみならず、IBBの芳香族核がスルホン化
されるなどの副反応が起り、有効に目的が達成さ
れない。また反応液中の硫酸濃度が75重量%より
も低い場合には、反応が有効に達成されず、重合
物の生成、あるいは反応が途中で停止する結果反
応中間体である1−(p−イソブチルフエニル)
エタノールの生成が多くなり好ましくない。 この反応は脱水反応であるので、反応の経過と
共に水が生成し、反応液中の硫酸水の硫酸濃度は
低下する。従つて反応中において上記の硫酸濃度
を維持するためには、硫酸を連続的に反応系内に
添加することもできる。硫酸濃度維持のために添
加するものとしては、濃硫酸、発煙硫酸、無水硫
酸などの硫酸濃度が90重量%を越えるものが好ま
しい。90重量%以下の硫酸濃度のものでは添加す
る硫酸量が多くなり経済的ではない。 硫酸の使用量は、仕込むアセトアルデヒドに対
して通常1〜10倍モル、好ましくは2〜7倍モル
である。硫酸は、使用後回収し、所定の濃度に調
節して再度利用することができる。 IBBと反応させるべきアセトアルデヒドとして
は、パラアルデヒド、含水アセトアルデヒド等も
用いることができる。 この反応においては、反応系におけるアセトア
ルデヒド濃度は1重量%以下に保持して実施する
ことが好ましい。アセトアルデヒドがこれよりも
高濃度であると、反応が途中で停止し易く、その
結果として、中間体の1−(p−イソブチルフエ
ニル)エタノールの生成量が増し、効率が低下す
る。また、重合等の副反応が生ずる他に、使用す
る硫酸の純度が低下し、回収再使用が困難となり
好ましくない。 IBBとしては、従来公知のいずれの方法により
得られるものも使用でき、純品は勿論、不活性溶
剤、例えば、ヘキサンやペンタンなどの脂肪族炭
化水素によつて希釈されたものも使用できる。
IBBの使用量は、通常アセトアルデヒドに対して
過剰量、例えば2倍モル以上、好ましくは2.2倍
モル以上加えられる。これより少ないIBBでは反
応が有効に達成されず、また重合物も生成するの
で好ましくない。IBBの上限使用量は主として経
済的観点から定められ、実用的には、例えば100
倍モル以下、好ましくは20倍モル以下となる。 BBEの製造においては、攪拌下に、反応温度
を40℃以下、好ましくは−20〜20℃に保持するこ
とが必要である。40℃を越えると重合反応やIBB
のスルホン化反応などの副反応が急増するので好
ましくない。このため、反応器を外部または内部
から冷却することが望ましい。 好ましい反応形式は、反応器に一方の反応物で
あるIBBおよび所定濃度の硫酸を仕込み、所定量
のアセトアルデヒドまたはそのIBB溶液を2時間
以上にわたつて少量ずつ逐次添加反応させると同
時に、反応液中の硫酸水より高濃度の硫酸を反応
中に添加して、反応系中の硫酸水の硫酸濃度を維
持することである。 アセトアルデヒドまたはそのIBB溶液の添加時
間が2時間より短いと、反応液中のアセトアルデ
ヒドの濃度が増大し、重合物の量が増加する。本
発明の反応は、比較的反応速度が大きいので、長
時間の反応は必ずしも必要ではない。好ましくは
3〜10時間である。 反応圧力については、特に制限はないが、好ま
しくは常圧、または密閉反応器の反応温度におけ
る自圧で実施する。 反応終了後、攪拌を停止し、反応混合物を反応
器中で、または静置層へ移行させて静置する。下
層は、副反応のスルホン化反応で生成したIBB等
のスルホン化物の大部分を溶解する硫酸層である
が、これは回収し所定濃度に調整して再使用する
ことができる。上層の炭化水素層にはBBE、未
反応IBBおよび副生成物の炭化水素の大部分が含
有される。この上層を分離し、残存する硫酸を
NaOH、KOH、Ca(OH)2、Na2CO3などのアル
カリまたはその水溶液で中和し、水洗する。 この際、スルホン化物等によるエマルジヨンの
発生を防ぐ目的で、エーテル、n−ヘキサン等の
溶媒を添加することもできる。 中和後の炭化水素層を好ましくは減圧下で蒸留
することによつて、IBBおよびBBEを得ること
ができる。本発明の方法では、未反応物IBBの異
性化は全く生じないので、蒸留によつて得られた
IBBは特別の精製を行なうことなく循環させて再
使用できる。 また、このようにして得られたBBEは、イソ
ブチル基がp−位に置換されており、また対称形
であるために、接触分解すれば、好収率で、高純
度のPBSが容易に得られる。 BBEの接触分解は、触媒として、酸触媒であ
るリン酸、硫酸、塩酸およびヘテロポリ酸などの
無機プロトン酸、ならびにp−トルエンスルホン
酸などの有機プロトン酸が好ましい他、シリカ、
シリカ・アルミナ、シリカ・マグネシア、合成ゼ
オライト等の合成シリカ・アルミナ系触媒や、カ
オリン、アタパルジヤイト、酸性白土、フラー土
等の天然白土鉱物から製造される白土系シリカ・
アルミナ触媒等の固体酸、あるいは前記プロトン
酸をこれら固体酸に担持させた担持固体酸などで
ある。塩化アルミニウム、塩化鉄、臭化鉄、塩化
亜鉛等のハロゲン化金属に代表される非プロトン
酸も場合により使用される。 分解温度は、触媒や反応相に応じて、200〜650
℃の範囲内で選択することができ、例えばプロト
ン酸触媒で気相接触分解するには200〜350℃、好
ましくは250〜325℃であり、また固体酸触媒で気
相接触分解るには、300〜650℃、好ましくは350
〜500℃の範囲である。 分解圧力、接触分解時間等は、従来公知の範囲
で適宜に選択できる。 分解後冷却し、分解生成物の回収後、蒸留によ
りPBSおよびIBBを高純度で回収することができ
る。 [発明の効果] 本発明のBBEは対称形のジアリールアルカン
である。対称形のジアリールアルカンであるため
に、その分解生成物は、主にPBSとIBBである。
非対称ではPBSとIBBの収率は極端に低下し実用
的ではなく、PBSを経済的に安価に製造するた
めの原料とはなり得ない。また、BBEの分解生
成物から、PBSあるいはIBBは単なる蒸留により
容易に分離することができる。従つて、安価に高
純度のPBSがBBEの分解から得られる。 このようにして得られたPBSからは、前述の
特開昭52−51338号、同52−97930号および同59−
10545号公報などに記載された方法によりIPAを
得ることができる。なお水素と一酸化炭素を用い
るハイドロホーミユレーシヨンからは、α−(p
−イソブチルフエニル)プロピオンアルデヒドが
得られるが、このアルデヒドは酸化により容易に
IPAとなる。 [実施例] 以下に実施例により本発明を更に詳述する。 工程 () 実験 No.1 IBB402g(3モル)と95重量%濃度の硫酸600
g(5.8モル)を、攪拌機付き2丸底フラスコ
に供給し、外部を氷冷して10℃以下に保持した。
攪拌下にアセトアルデヒド44g(1モル)と
IBB67g(0.5モル)の混合液を4時間かけて
徐々に滴加した。反応温度は10℃以下に保持し
た。滴加終了後、更に2時間攪拌した。反応終終
了後、この反応液を分液ロートに移し静置した。
下層の硫酸を除去した後、振盪しながら約2%
NaOH水溶液を中性になるまで加えた。下の水
層を抜きとり、油層を蒸留釜に入れ、生成物を減
圧蒸留で精製し、後記の物性を示すBBE260gを
得た。BBEの収率はアセトアルデヒドの基準で
88モル%であつた。 なお、アセトアルデヒド溶液添加中の、反応液
中のアセトアルデヒド濃度は0.5重量%以下であ
り、反応終了時の反応液中の硫酸濃度は93重量%
であつた。 また、圧力3mmHgで留出温度範囲60〜80℃の
留分にいて、GLC、NMRにより分析したとこ
ろ、原料として用いたIBBと全く同一の物質であ
ることが確かめられた。 BBEの物性 沸点 180〜183℃/3mmHg(無色液体) 粘度 17.0cSt (@40℃) 赤外吸収スペクトル(液膜法) 2960cm-1、1540cm-1、1480cm-1 1390cm-1、1370cm-1、1210cm-1 850cm-1、800cm-1 核磁気共鳴スペクトル(CCl4溶媒、δppm) 6.95 (8H 1重線) 3.7〜4.2 (1H 4重線) 2.39 (4H 2重線) 1.58 (3H 2重線) 0.87 (12H 2重線) 1.6〜2.2 (2H 多重線) 質量分析スペクトル(El.70eV) m/e (パタン係数) 294 (29) 279 (100) 251 (21) 237 (19) 193 (33) 91 (30) 元素分析 理論値 C:89.80 H:10.20 分析値 C:89.83 H:10.06 実験 No.2〜4 IBBとアセトアルデヒドのモル比を変化させた
他は実験No.1と同様にして反応させ、BBEを製
造した。その結果を表に示す。 実験 No.5〜8 硫酸濃度を変化させた他は実験No.1と同様に反
応させ、BBEを製造した。その結果を表2に示
す。
【表】
【表】 実験 No.9 IBB402g(3モル)と95重量%濃度の硫酸600
g(5.8モル)を、攪拌機付き2丸底フラスコ
に供給し、外部を氷冷して10℃以下に保持した。
攪拌下にアセトアルデヒド44g(1モル)と
IBB67g(0.5モル)の混合液を4時間かけて
徐々に滴加した。また同時に98重量%濃度の硫酸
100g(1モル)を4時間かけて徐々に滴加した。
反応温度は10℃以下に保持し、それぞれを滴加し
た後、更に2時間攪拌を継続した。 反応終了後、この反応液を分液ロートに移し静
置した。下層の硫酸を除去した後、振盪しながら
約2%NaOH水溶液を中性になるまで加えた。
下層の水層を抜取り、油層を減圧蒸留して精製し
たところBBEの収率はアセトアルデヒド基準で
89%であつた。なお、アセトアルデヒド溶液添加
中の反応液中のアセトアルデヒド濃度は0.5重量
%以下であり、また反応終了後の硫酸濃度は95重
量%であつた。 実験 No.10 IBB402g(3モル)と85重量%濃度の硫酸400
g(3.5モル)とを、攪拌機付き2丸底フラス
コに供給し、外部を氷冷して10℃以下に保持し
た。攪拌下にアセトアルデヒド44g(1モル)と
IBB67g(0.5モル)との混合液を4時間かけて
徐々に滴加した。また、同時に30%発煙硫酸150
gを4時間かけて徐々に滴加した。反応温度は10
℃以下に保持した。滴加終了後、更に2時間攪拌
した。 反応終了後、実験No.1と同様にしてBBEを得
た。BBEの収率は、アセトアルデヒド基準で87
%であつた。また、反応終了後の硫酸濃度は88重
量%であつた。 工程 () 1,1−ビス(p−イソブチルフエニル)エタ
ン(BBE)の分解によるp−イソブチルスチ
レン(PBS)およびイソブチルベンゼン
(IBB)の製造 実験 No.11 蒸留冷却装置、攪拌装置およびガス導入装置を
取付けた容量500mlの反応器に、実験No.1で得た
BBE148g(0.5モル)および触媒として珪タング
ステン酸50g(0.02モル)を仕込み、280℃まで
加熱して分解させた。温度が200℃を越えた時点
で、ガス導入装置から水素を1/分の速度で流
し、分解生成物と共に蒸留冷却装置に導き、冷却
し分解生成物を捕集した。分解生成物の留出が認
められなくなるまで分解操作を行なつた。 留出物をGLC分析した結果、PBSの二重結合
が水素化された形のp−イソブチルエチルベンゼ
ン(PBE)7%、IBB47%、PBS39%および原
料のBBE6%であつた。 各成分を分離し、MASS、IR、NMRで確認し
たところ、IBBおよびBBEは共に原料に用いた
ものと全く同一であり、イソブチル基の異性化等
副反応は生じていないことが確認できた。 またPBE、PBSにいてもブチル基はイソブチ
ル基であり、その置換位置はp−位であつた。 実験 No.12〜14 実験No.11に準じて、触媒を変えて接触分解反応
を実施した。その結果を表3に示す。
【表】 実験 No.15 内径10mm、長さ60mmのステンレス管に、合成シ
リカ・アルミナ系のFCC−HA触媒(触媒化成工
業(株)製)を粒径0.5mm〜1mmに調整し、5ml充填
した。実験No.1で得たBBEを5ml/hr、水素200
ml/minおよび水30ml/hrを、予熱管を経て温度
450℃で触媒層に通し分解させた。分解物は氷冷
し、気液を分離した後、有機層についてGLC分
析により分解率および選択率を確認した。 分解物の組成はIBB30wt%、PBE6wt%、
PBS26wt%、BBE37wt%で、不明分1wt%と高
い選択性で分解されていることが確認できた。ま
た各成分について構造分析を実験No.11の場合と同
様に行い、イソブチル基が異性化されていないこ
と、および分解生成物のp−位選択性が高いこと
を確認した。 実験 No.16〜25 FCC−HA触媒の代りに、各種の固体酸につい
て、実験No.15と同様に、実験No.1で得たBBEを
接触分解した。その結果を表4に示す。
【表】
〔非対称ジアリールアルカンの合成と分解〕
参考実験 No.1 非対称ジアリールアルカンの合成 IBB670g(5モル)と95%硫酸100gとを3
の攪拌機付きフラスコに入れ、温度10℃まで氷冷
した。温度10℃に保持しつつIBB134g(1モル)
とスチレン104g(1モル)の混合物を4時間で
滴加した。滴加終了後、更に1時間攪拌して反応
を終了した。硫酸層を分離除去した後、中和水洗
し、3mmHgの減圧で蒸留し、留出温度145〜160
℃の留分である1−(p−イソブチルフエニル)−
1−フエニルエタン(PBPE)120gを得た。 参考実験 No.2 参考実験No.1と同様にして、スチレンの代りに
p−メチルスチレン118g(1モル)を用いて、
留出温度150〜165℃の留分である1−(p−イソ
ブチルフエニル)−1−(p−トリル)エタン
(PBTE)80gを得た。 比較実験 No.1 参考実験No.1および2で合成したPBPEと
PBTEとを実験No.15と同様にして接触分解させ
た。いずれの場合も重量分解法は55〜60%であつ
た。 しかし、下の化学式で示すように、Aにおける
分解とBにおける分解との比がA/B=9〜8で
あり、目的物のPBSよりも、Aにおける分解、
すなわち原料であるスチレンまたはp−メチルス
チレンに戻る方向で圧倒的に分解した。 また、分解生成物の組成はPBPEの場合は以下
の通りであつた。 ベンゼン 2wt% エチルベンゼン 2wt% スチレン 17wt% IBB 20wt% PBE 1wt% PBS 2wt% PBPE 55wt% 以上の結果から、PBSへの分解効率が悪いと
共に、原料であるIBBを再使用するためには、複
雑な精製工程を経る必要があることが解る。 工程 () p−イソブチルスチレン(PBS)からα−(p
−イソブチルフエニル)プロピオンアルデヒド
(IPN)の製造 実験 No.26 実験No.15で得たPBS30g、ロジウムヒドリド
カルボニルトリストリフエニルホスフイン0.3g
を、内容積500mlの攪拌機付きオートクレーブに
入れ、60℃に加熱し、水素と一酸化炭素との等モ
ル混合ガスで50Kg/cm2まで加圧し、反応による混
合ガスの吸収が認められなくなるまで反応させ
た。反応終了後、室温まで冷却して残存混合ガス
を放出し、内容物を減圧単蒸留装置に移し、留出
温度範囲60〜90℃/2mmHgの粗IPN留分34gを
得た。 粗IPN留分の組成 PBE 0.3wt% PBS 0.1wt% IPN 89.9wt% NPN 9.7wt% この粗IPN留分を再度減圧蒸留を行なつて、沸
点範囲70〜76℃/3mmHgであるIPN27gを得た。
このIPNの純度は99.6%であつた。また、IR分析
などにより標品と比較し、その構造を確認した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式で表わされる1,1−ビス(p−イソ
    ブチルフエニル)エタン、
JP16111284A 1984-07-14 1984-07-31 1,1―ビス(p―イソブチルフェニル)エタン Granted JPS6137743A (ja)

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JP16111284A JPS6137743A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 1,1―ビス(p―イソブチルフェニル)エタン
US06/753,384 US4827065A (en) 1984-07-14 1985-07-10 Method of producing p-isobutylstyrene and a starting compound therefor
KR1019850004991A KR920003922B1 (ko) 1984-07-14 1985-07-12 p-이소부틸스티렌의 제조방법
CA000486723A CA1252120A (en) 1984-07-14 1985-07-12 Method of producing p-isobutylstyrene and a starting compound therefor
DE8585108834T DE3579858D1 (de) 1984-07-14 1985-07-15 Verfahren zur herstellung von p-isobutylstyrol.
DE8585108833T DE3580799D1 (de) 1984-07-14 1985-07-15 1,1-bis(p-isobutylphenyl)ethan.
EP85108833A EP0168802B1 (en) 1984-07-14 1985-07-15 1,1-bis(p-isobutylphenyl)ethane
EP85108834A EP0168803B1 (en) 1984-07-14 1985-07-15 Method for producing p-isobutylstyrene

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