JPH0471401B2 - - Google Patents
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- JPH0471401B2 JPH0471401B2 JP5987384A JP5987384A JPH0471401B2 JP H0471401 B2 JPH0471401 B2 JP H0471401B2 JP 5987384 A JP5987384 A JP 5987384A JP 5987384 A JP5987384 A JP 5987384A JP H0471401 B2 JPH0471401 B2 JP H0471401B2
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- Japan
- Prior art keywords
- acid
- mixture
- hydrogen atom
- compounds
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- Prior art date
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
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Description
本発明は、光重合性組成物、詳しくは、特定の
芳香族ケトン化合物を光重合開始剤として含有す
る光重合性組成物に関する。 不飽和単量体または不飽和重合体(プレポリマ
ー)に適当な光重合開始剤を加え、光照射するこ
とにより重合せしめることは知られており、この
目的のために多くの化合物が光重合開始剤として
開発・提案されている。 これらの光重合開始剤のなかでもベンゾフエノ
ン等の芳香族ケトン類は安価であり、また不飽和
化合物に対する溶解性が良好であるので広く用い
られている。 しかしながら、従来用いられていたこれらの開
始剤は重合物に着色を与えたり、その効果が小さ
いために多量に用いるか或いは長時間の光照射が
必要である等の欠点を有しており、また、該開始
剤を添加した光重合性組成物が長期間保存できな
いという欠点もあつた。 本発明者は、上記現状に鑑み、鋭意検討を重ね
た結果、下記一般式()で表される芳香族ケト
ン化合物が光重合開始剤としてその効果が極めて
大きく、短時間の光照射によつて必要なまで重合
を進行させることができ、しかも重合物に着色を
与えないことを知見した。さらに、下記一般式
()で表される芳香族ケトン化合物を配合した
光重合性組成物がすぐれた貯蔵安定性を有し、長
期間保存しても変質することがないという利点を
も有することを知見した。 本発明は、上記知見に基づきなされたもので、
エチレン性不飽和二重結合を少なくとも1個有す
る化合物及び次の一般式()で表される芳香族
ケトン化合物からなる、光重合性組成物を提供す
るものである。 (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子または
芳香族ケトン化合物を光重合開始剤として含有す
る光重合性組成物に関する。 不飽和単量体または不飽和重合体(プレポリマ
ー)に適当な光重合開始剤を加え、光照射するこ
とにより重合せしめることは知られており、この
目的のために多くの化合物が光重合開始剤として
開発・提案されている。 これらの光重合開始剤のなかでもベンゾフエノ
ン等の芳香族ケトン類は安価であり、また不飽和
化合物に対する溶解性が良好であるので広く用い
られている。 しかしながら、従来用いられていたこれらの開
始剤は重合物に着色を与えたり、その効果が小さ
いために多量に用いるか或いは長時間の光照射が
必要である等の欠点を有しており、また、該開始
剤を添加した光重合性組成物が長期間保存できな
いという欠点もあつた。 本発明者は、上記現状に鑑み、鋭意検討を重ね
た結果、下記一般式()で表される芳香族ケト
ン化合物が光重合開始剤としてその効果が極めて
大きく、短時間の光照射によつて必要なまで重合
を進行させることができ、しかも重合物に着色を
与えないことを知見した。さらに、下記一般式
()で表される芳香族ケトン化合物を配合した
光重合性組成物がすぐれた貯蔵安定性を有し、長
期間保存しても変質することがないという利点を
も有することを知見した。 本発明は、上記知見に基づきなされたもので、
エチレン性不飽和二重結合を少なくとも1個有す
る化合物及び次の一般式()で表される芳香族
ケトン化合物からなる、光重合性組成物を提供す
るものである。 (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子または
【式】を示し、R2は水素原子、アルキ
ル基、またはアシル基を示し、R3は水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基または−COOR4を示
し、R4は水素原子またはアルキル基を示す。) 以下に本発明の光重合性組成物について詳述す
る。 前記一般式()で表される芳香族ケトン化合
物は光重合開始剤として機能するもので、R1及
びR3で示されるハロゲン原子としては塩素、臭
素、フツ素及びヨウ素があげられ、R2、R3及び
R4で示されるアルキル基としてはメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第2ブチ
ル、第3ブチル、イソブチル、アミル、ヘキシ
ル、オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシ
ル、ノニル、デシル、ドデシル、トリデシル、テ
トラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル等があ
げられ、R2で示されるアシル基としてはアセチ
ル、プロピオニル、ブチロイル、2−エチルヘキ
サノイル、ドデカノイル、アクリロイル、メタク
リロイル、ベンゾイル、クロルベンゾイル、トル
オイル、第3ブチルベンゾイル等があげられる。 前記一般式()で表される化合物の代表例と
しては次に示すような化合物があげられる。 これらの芳香族ケトン化合物のなかでもR2が
水素原子またはアルキル基である化合物はその効
果が著しく大きく特に好ましい。 上記芳香族ケトン化合物のあるものは既知の化
合物であり、その他の化合物も既知の方法で製造
することができる。 例えば、カルバゾールまたは置換カルバゾール
とベンゾイルクロライド類または芳香族酸無水物
とを反応させ、その後必要に応じてN−アルキル
化またはN−アシル化することにより容易に製造
し得る。 次に本発明で用いられる前記一般式()で表
される芳香族ケトン化合物の具体的な合成例をあ
げる。 合成例 1 (No.1化合物の合成) カルバゾール16.7g、ベンゾインクロライド15
g及びテトラクロルエタン100mlの混合物に、該
混合物を室温で撹拌しながら無水塩化アルミニウ
ム15gを10分間の間隔で3回に分けて仕込んだ。
室温で2時間撹拌した後、昇温し60℃で3時間加
熱撹拌した。冷却後、青緑色に着色した反応混合
物を氷50g、濃塩酸50gの混合物中に撹拌しなが
ら注下し、1時間撹拌を続けた。次いでクロロホ
ルム100mlを加えて有機層を分液ロートに移し、
数回水洗を繰り返し無水炭酸ナトリウムで乾燥し
濾過後脱溶媒した。 この着色した脱溶媒残査をトルエンから2回再
結晶し、淡黄色結晶の目的物(融点207〜210℃)
を得た。 合成例 2 (No.3化合物の合成) N−nブチルカルバゾール11.2g、ベンゾイン
クロライド8g及びテトラクロルエタン50mlの混
合物に、該混合物を室温で撹拌しながら合成例1
と同様に無水塩化アルミニウム8gを3回に分け
て仕込み、室温で8時間撹拌を続けた。合成例1
と同様に、氷−塩酸で処理し、水洗、乾燥、脱溶
媒して粘性のある青色液体(脱溶媒残査)を得
た。次いでこの脱溶媒残査に1%の活性炭とエタ
ノール100mlを加えて水浴上で1時間処理し、熱
時濾過し瀘液より無色結晶の目的物(融点127〜
129℃)を得た。 合成例 3 (No.4化合物の合成) N−n−ブチルカルバゾール11.2g、無水フタ
ル酸7.5g及びテトラクロルエタン50mlの混合物
に、該混合物を室温で撹拌しながら合成例1と同
様に無水塩化アルミニウム16gを3回に分けて仕
込み、室温で12時間撹拌を続けた。合成例1と同
様に、氷−塩酸で処理し、水洗、乾燥、脱溶媒し
た。この脱溶媒残査にエタノール100mlと硫酸3
滴を加えて水浴上で6時間エステル化反応を行
い、次いで多量のトルエン中に加えて水洗し、乾
燥、脱溶媒してわずかに黄色に着色した粘性液体
の目的物を得た。 合成例 4 (No.8化合物の合成) 合成例1で得た3−ベンゾイルカルバゾール
5.4gをアセトン30mlに溶解させ、これに水酸化
カリウム1.2g及び水1gを加えて室温で1時間
撹拌した。次いで2−エチルヘキシル酸クロライ
ド3.3gを滴下し、4時間還流下で撹拌した。冷
却後、反応混合物を多量の冷水に注ぎ、トルエン
で3回抽出した後、水洗、乾燥、脱溶媒し暗赤色
粘性液体(脱溶媒残査)を得た。この脱溶媒残査
にヘキサンを加え、析出した末反応3−ベンゾイ
ルカルバゾールを濾過して除き、このヘキサン溶
液を一夜放置して析出した白色結晶を濾過ヘキサ
ンで洗浄して目的物(融点111〜113℃)を得た。 合成例 5 (No.11化合物の合成) N−n−オクチルカルバゾール14g、ベンゾイ
ルクロライド16g及びテトラクロルエタン100ml
の混合物に、該混合物を室温で撹拌しながら無水
塩化アルミニウム16gを4回に分けて仕込み、室
温で6時間及び60〜70℃で4時間撹拌した。冷却
後、合成例1と同様に、氷−塩酸で処理し、水
洗、乾燥、脱溶媒した。この脱溶媒残査をトルエ
ンに溶解させ、これに1%の活性炭を加えて水浴
上で1時間処理し熱時濾過し、瀘液を脱溶媒し、
この溶液を一夜放置して析出した結晶を濾過して
無色結晶の目的物(融点164〜166℃)を得た。 本発明で用いられる前記一般式()で表され
る芳香族ケトン化合物とともに、種々の有機アミ
ン化合物を併用することによつてその効果をさら
に増大せしめることができる。 これらの有機アミン化合物としては、例えば、
トリエタノールアミン、トリイソプロパノールア
ミン、メチルジエタノールアミン、オクチルジエ
タノールアミン、ドデシルジエタノールアミン、
オクタデシルジエタノールアミン、ジブチルエタ
ノールアミン、ジオクチルエタノールアミン、メ
チル−ヒドロキシヘキシルオクタノールアミン、
ジエタノールアニリン、ジエタノールアミン、メ
チルエタノールアミン、ブチルエタノールアミ
ン、ドデシルエタノールアミン、テトラヒドロキ
シエチルエチレンジアミン、テトラヒドロキシエ
チルヘキサメチレンジアミン、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ジメチルアミノプロピル
アミン、ジメチルアニリン、ジエチルアミン、ジ
ブチルアミン、ジオクチルアミン、テトラメチル
エチレンジアミン、ミヒラーケトン等があげられ
るが、アルカノールアミン類がその効果が特に大
きく好ましい。 本発明で用いられるエチレン性不飽和二重結合
を少なくとも1個有する化合物は、光重合性組成
物が活性光線の照射を受けた時に付加重合するこ
とにより硬化し、実質的に不溶化する硬化物を与
える単量体、または側鎖もしくは主鎖にエチレン
性不飽和二重結合を有する重合体である。 かかる化合物としてはアクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマ
ル酸等の不飽和カルボン酸;該不飽和カルボン酸
と一価または多価アルコールとのエステル或いは
一価または多価アミンとのアマイド;多価カルボ
ン酸及び多価アルコールから得られるポリヒドロ
キシエステルの(メタ)アクリレート;不飽和ジ
カルボン酸(及び他のジカルボン酸)と多価アミ
ンとから得られる不飽和ポリエステル或いは不飽
和ポリアミド;ジイソシアネートと多価アルコー
ルから得られる末端イソシアネートを有するウレ
タン化合物とヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レートとの反応により得られるウレタンアクリレ
ート;ビスフエノール類或いはポリオールのポリ
グリシジルエーテルと(メタ)アクリル酸との反
応により得られるエポキシアクリレート;ジカル
ボン酸無水物とグリシジル(メタ)アクリレート
との反応により得られる直鎖状ポリエステル;両
末端にカルボキシ基を有するポリエステルまたは
ポリアミドとグリシジル(メタ)アクリレートを
反応させて得られるジ(メタ)アクリル変性ポリ
エステルまたはポリアミド等があげられる。 これらの化合物において、一価または多価アル
コールとしては例えば、メタノール、エタノー
ル、ブタノール、アリルアルコール、オクタノー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、1,4−ブタン
ジオール、1,3−ブタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、トリメチロールエタン、トリス(2−ヒ
ドロキシエチル)イソシアネート、ペンタエリス
リトール、ジグリセリン、ジトリメチロールプロ
パン、ジペンタエリスリトール等があげられ;一
価または多価アミンとしては例えば、アンモニ
ア、メチルアミン、ブチルアミン、オクチルアミ
ン、ジエチルアミン、ジブチルアミン、エチレン
ジアミン、ジエチレントリアミン、ピペラジン、
1,6−ヘキサメチレンジアミン、メラミン等が
あげられ;不飽和ジカルボン酸以外の多価カルボ
ン酸としてはフタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、トリメリツト酸、ピロメリツト酸、テトラ
ヒドロフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシ
ン酸等があげられ;ジイソシアネートとしてはト
ルエンジイソシアネート、ジフエニルメタンジイ
ソシアネート、イソシアナトメチルシクロヘキサ
ンイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、イソフオロンジイソシアネート等があげら
れる。 本発明で用いられるエチレン性不飽和二重結合
を少なくとも1個有する不飽和カルボン酸エステ
ルまたはアマイドの具体例としては、例えば、メ
チル−,エチル−,ブチル−,イソオクチル−ま
たは2−ヒドロキシエチル−アクリレート、メチ
ル−またはエチル−メタクリレート、エチレング
リコールジアクリレート、トリエチレングリコー
ルジアクリレート、1,4−ブタンジオールジア
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、
トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレー
トトリアクリレート、ジペンタエリスリトール−
テトラ〜ヘキサアクリレート、グリセリンジアク
リレート、トリエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、
エチレングリコールジクロトネート、ジアリルマ
レート、ビス(アクリロイルオキシエチルフエニ
ル)プロパン、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、エチレンビスアクリルアミド、ヘキサメチレ
ンビスアクリルアミド、メチレンビスメタクリル
アミド等があげられる。 本発明で用いられるエチレン性不飽和二重結合
を少なくとも1個有する化合物としては、上記の
化合物の他に、フタル酸ジアリル、マロン酸ジア
リル、ジビニルアジペート、ジビニルフタレー
ト、酢酸ビニル、イソブチルビニルエーテル、エ
チレングリコールジビニルエーテル、スチレン、
アクリロニトリル、トリアリルイソシアヌレー
ト、トリアリルホスフエート等も用いることがで
きる。 また、本発明の光重合性組成物における配合割
合は、前記エチレン性不飽和二重結合を少なくと
も1個有する化合物100重量部に対し前記一般式
()で表される芳香族ケトン化合物0.1〜20重量
部である。 本発明の光重合性組成物には必要に応じ更に熱
重合防止剤、着色剤、可塑剤、表面保護剤、平滑
剤等を添加することができる。 上記熱重合防止剤としては例えばハイドロキノ
ン、p−メトキシフエノール、ピロガロール、カ
テコール、2,6−ジ−第3ブチル−p−クレゾ
ール、β−ナフトール、第3ブチルハイドロキノ
ン等があげられる。 上記着色剤としてはカーボンブラツク、黄鉛、
チタン白、ミロリブルー、クロムバーミリオン、
等の無機顔料、ハンザイエロー、ベンジジンイエ
ロー、バルカンオレンジ、パーマネントオレン
ジ、レーキレツドC、ブリリアントカーミンB、
ローダミンレーキ、エオシン、フロキシン、ビク
トリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、フ
タロシアニングリーン、キナクリドンレツド、ジ
オキサジンバイオレツト等の有機顔料、アルカリ
ブルートナー、メチルバイオレツト等の染料があ
げられる。 本発明の光重合性組成物は広範な応用分野に有
用であり、例えば平版、凸版、凹版等の印刷版の
作成、光硬化性インク、塗料、プリント基板、接
着剤等に用いることができる。 本発明の光重合性組成物に適用できる露光光源
としては、カーボンアーク、高圧水銀灯、キセノ
ンランプ、メタンハライドランプ、タングステン
ランプ、アルゴンレーザー、ヘリウム−カドミウ
ムレーザー等の汎用の光源を使用し得る。 以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例 1 配 合 (重量部) ウレタンアクリレート(分子量1500)(新中村化
学製;NKエステルU−108A) 75 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 25 N−メチルジエタノールアミン 1 光重合開始剤(表−1) 0.5 上記配合物を充分に混練後、バーコーターを用
いて紙上に50μmの厚さに均一に塗布した。高圧
水銀灯(東芝製;H−400P)の照射下に上記配
合物を塗布した紙を置き、15秒間露光した(照射
距離12cm)。次にこの塗布物の硬化状態を鉛筆硬
度法によつて調べた。その結果を表−1に示す。
ハロゲン原子、アルキル基または−COOR4を示
し、R4は水素原子またはアルキル基を示す。) 以下に本発明の光重合性組成物について詳述す
る。 前記一般式()で表される芳香族ケトン化合
物は光重合開始剤として機能するもので、R1及
びR3で示されるハロゲン原子としては塩素、臭
素、フツ素及びヨウ素があげられ、R2、R3及び
R4で示されるアルキル基としてはメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第2ブチ
ル、第3ブチル、イソブチル、アミル、ヘキシ
ル、オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシ
ル、ノニル、デシル、ドデシル、トリデシル、テ
トラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル等があ
げられ、R2で示されるアシル基としてはアセチ
ル、プロピオニル、ブチロイル、2−エチルヘキ
サノイル、ドデカノイル、アクリロイル、メタク
リロイル、ベンゾイル、クロルベンゾイル、トル
オイル、第3ブチルベンゾイル等があげられる。 前記一般式()で表される化合物の代表例と
しては次に示すような化合物があげられる。 これらの芳香族ケトン化合物のなかでもR2が
水素原子またはアルキル基である化合物はその効
果が著しく大きく特に好ましい。 上記芳香族ケトン化合物のあるものは既知の化
合物であり、その他の化合物も既知の方法で製造
することができる。 例えば、カルバゾールまたは置換カルバゾール
とベンゾイルクロライド類または芳香族酸無水物
とを反応させ、その後必要に応じてN−アルキル
化またはN−アシル化することにより容易に製造
し得る。 次に本発明で用いられる前記一般式()で表
される芳香族ケトン化合物の具体的な合成例をあ
げる。 合成例 1 (No.1化合物の合成) カルバゾール16.7g、ベンゾインクロライド15
g及びテトラクロルエタン100mlの混合物に、該
混合物を室温で撹拌しながら無水塩化アルミニウ
ム15gを10分間の間隔で3回に分けて仕込んだ。
室温で2時間撹拌した後、昇温し60℃で3時間加
熱撹拌した。冷却後、青緑色に着色した反応混合
物を氷50g、濃塩酸50gの混合物中に撹拌しなが
ら注下し、1時間撹拌を続けた。次いでクロロホ
ルム100mlを加えて有機層を分液ロートに移し、
数回水洗を繰り返し無水炭酸ナトリウムで乾燥し
濾過後脱溶媒した。 この着色した脱溶媒残査をトルエンから2回再
結晶し、淡黄色結晶の目的物(融点207〜210℃)
を得た。 合成例 2 (No.3化合物の合成) N−nブチルカルバゾール11.2g、ベンゾイン
クロライド8g及びテトラクロルエタン50mlの混
合物に、該混合物を室温で撹拌しながら合成例1
と同様に無水塩化アルミニウム8gを3回に分け
て仕込み、室温で8時間撹拌を続けた。合成例1
と同様に、氷−塩酸で処理し、水洗、乾燥、脱溶
媒して粘性のある青色液体(脱溶媒残査)を得
た。次いでこの脱溶媒残査に1%の活性炭とエタ
ノール100mlを加えて水浴上で1時間処理し、熱
時濾過し瀘液より無色結晶の目的物(融点127〜
129℃)を得た。 合成例 3 (No.4化合物の合成) N−n−ブチルカルバゾール11.2g、無水フタ
ル酸7.5g及びテトラクロルエタン50mlの混合物
に、該混合物を室温で撹拌しながら合成例1と同
様に無水塩化アルミニウム16gを3回に分けて仕
込み、室温で12時間撹拌を続けた。合成例1と同
様に、氷−塩酸で処理し、水洗、乾燥、脱溶媒し
た。この脱溶媒残査にエタノール100mlと硫酸3
滴を加えて水浴上で6時間エステル化反応を行
い、次いで多量のトルエン中に加えて水洗し、乾
燥、脱溶媒してわずかに黄色に着色した粘性液体
の目的物を得た。 合成例 4 (No.8化合物の合成) 合成例1で得た3−ベンゾイルカルバゾール
5.4gをアセトン30mlに溶解させ、これに水酸化
カリウム1.2g及び水1gを加えて室温で1時間
撹拌した。次いで2−エチルヘキシル酸クロライ
ド3.3gを滴下し、4時間還流下で撹拌した。冷
却後、反応混合物を多量の冷水に注ぎ、トルエン
で3回抽出した後、水洗、乾燥、脱溶媒し暗赤色
粘性液体(脱溶媒残査)を得た。この脱溶媒残査
にヘキサンを加え、析出した末反応3−ベンゾイ
ルカルバゾールを濾過して除き、このヘキサン溶
液を一夜放置して析出した白色結晶を濾過ヘキサ
ンで洗浄して目的物(融点111〜113℃)を得た。 合成例 5 (No.11化合物の合成) N−n−オクチルカルバゾール14g、ベンゾイ
ルクロライド16g及びテトラクロルエタン100ml
の混合物に、該混合物を室温で撹拌しながら無水
塩化アルミニウム16gを4回に分けて仕込み、室
温で6時間及び60〜70℃で4時間撹拌した。冷却
後、合成例1と同様に、氷−塩酸で処理し、水
洗、乾燥、脱溶媒した。この脱溶媒残査をトルエ
ンに溶解させ、これに1%の活性炭を加えて水浴
上で1時間処理し熱時濾過し、瀘液を脱溶媒し、
この溶液を一夜放置して析出した結晶を濾過して
無色結晶の目的物(融点164〜166℃)を得た。 本発明で用いられる前記一般式()で表され
る芳香族ケトン化合物とともに、種々の有機アミ
ン化合物を併用することによつてその効果をさら
に増大せしめることができる。 これらの有機アミン化合物としては、例えば、
トリエタノールアミン、トリイソプロパノールア
ミン、メチルジエタノールアミン、オクチルジエ
タノールアミン、ドデシルジエタノールアミン、
オクタデシルジエタノールアミン、ジブチルエタ
ノールアミン、ジオクチルエタノールアミン、メ
チル−ヒドロキシヘキシルオクタノールアミン、
ジエタノールアニリン、ジエタノールアミン、メ
チルエタノールアミン、ブチルエタノールアミ
ン、ドデシルエタノールアミン、テトラヒドロキ
シエチルエチレンジアミン、テトラヒドロキシエ
チルヘキサメチレンジアミン、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ジメチルアミノプロピル
アミン、ジメチルアニリン、ジエチルアミン、ジ
ブチルアミン、ジオクチルアミン、テトラメチル
エチレンジアミン、ミヒラーケトン等があげられ
るが、アルカノールアミン類がその効果が特に大
きく好ましい。 本発明で用いられるエチレン性不飽和二重結合
を少なくとも1個有する化合物は、光重合性組成
物が活性光線の照射を受けた時に付加重合するこ
とにより硬化し、実質的に不溶化する硬化物を与
える単量体、または側鎖もしくは主鎖にエチレン
性不飽和二重結合を有する重合体である。 かかる化合物としてはアクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマ
ル酸等の不飽和カルボン酸;該不飽和カルボン酸
と一価または多価アルコールとのエステル或いは
一価または多価アミンとのアマイド;多価カルボ
ン酸及び多価アルコールから得られるポリヒドロ
キシエステルの(メタ)アクリレート;不飽和ジ
カルボン酸(及び他のジカルボン酸)と多価アミ
ンとから得られる不飽和ポリエステル或いは不飽
和ポリアミド;ジイソシアネートと多価アルコー
ルから得られる末端イソシアネートを有するウレ
タン化合物とヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レートとの反応により得られるウレタンアクリレ
ート;ビスフエノール類或いはポリオールのポリ
グリシジルエーテルと(メタ)アクリル酸との反
応により得られるエポキシアクリレート;ジカル
ボン酸無水物とグリシジル(メタ)アクリレート
との反応により得られる直鎖状ポリエステル;両
末端にカルボキシ基を有するポリエステルまたは
ポリアミドとグリシジル(メタ)アクリレートを
反応させて得られるジ(メタ)アクリル変性ポリ
エステルまたはポリアミド等があげられる。 これらの化合物において、一価または多価アル
コールとしては例えば、メタノール、エタノー
ル、ブタノール、アリルアルコール、オクタノー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、1,4−ブタン
ジオール、1,3−ブタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、トリメチロールエタン、トリス(2−ヒ
ドロキシエチル)イソシアネート、ペンタエリス
リトール、ジグリセリン、ジトリメチロールプロ
パン、ジペンタエリスリトール等があげられ;一
価または多価アミンとしては例えば、アンモニ
ア、メチルアミン、ブチルアミン、オクチルアミ
ン、ジエチルアミン、ジブチルアミン、エチレン
ジアミン、ジエチレントリアミン、ピペラジン、
1,6−ヘキサメチレンジアミン、メラミン等が
あげられ;不飽和ジカルボン酸以外の多価カルボ
ン酸としてはフタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、トリメリツト酸、ピロメリツト酸、テトラ
ヒドロフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシ
ン酸等があげられ;ジイソシアネートとしてはト
ルエンジイソシアネート、ジフエニルメタンジイ
ソシアネート、イソシアナトメチルシクロヘキサ
ンイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、イソフオロンジイソシアネート等があげら
れる。 本発明で用いられるエチレン性不飽和二重結合
を少なくとも1個有する不飽和カルボン酸エステ
ルまたはアマイドの具体例としては、例えば、メ
チル−,エチル−,ブチル−,イソオクチル−ま
たは2−ヒドロキシエチル−アクリレート、メチ
ル−またはエチル−メタクリレート、エチレング
リコールジアクリレート、トリエチレングリコー
ルジアクリレート、1,4−ブタンジオールジア
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、
トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレー
トトリアクリレート、ジペンタエリスリトール−
テトラ〜ヘキサアクリレート、グリセリンジアク
リレート、トリエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、
エチレングリコールジクロトネート、ジアリルマ
レート、ビス(アクリロイルオキシエチルフエニ
ル)プロパン、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、エチレンビスアクリルアミド、ヘキサメチレ
ンビスアクリルアミド、メチレンビスメタクリル
アミド等があげられる。 本発明で用いられるエチレン性不飽和二重結合
を少なくとも1個有する化合物としては、上記の
化合物の他に、フタル酸ジアリル、マロン酸ジア
リル、ジビニルアジペート、ジビニルフタレー
ト、酢酸ビニル、イソブチルビニルエーテル、エ
チレングリコールジビニルエーテル、スチレン、
アクリロニトリル、トリアリルイソシアヌレー
ト、トリアリルホスフエート等も用いることがで
きる。 また、本発明の光重合性組成物における配合割
合は、前記エチレン性不飽和二重結合を少なくと
も1個有する化合物100重量部に対し前記一般式
()で表される芳香族ケトン化合物0.1〜20重量
部である。 本発明の光重合性組成物には必要に応じ更に熱
重合防止剤、着色剤、可塑剤、表面保護剤、平滑
剤等を添加することができる。 上記熱重合防止剤としては例えばハイドロキノ
ン、p−メトキシフエノール、ピロガロール、カ
テコール、2,6−ジ−第3ブチル−p−クレゾ
ール、β−ナフトール、第3ブチルハイドロキノ
ン等があげられる。 上記着色剤としてはカーボンブラツク、黄鉛、
チタン白、ミロリブルー、クロムバーミリオン、
等の無機顔料、ハンザイエロー、ベンジジンイエ
ロー、バルカンオレンジ、パーマネントオレン
ジ、レーキレツドC、ブリリアントカーミンB、
ローダミンレーキ、エオシン、フロキシン、ビク
トリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、フ
タロシアニングリーン、キナクリドンレツド、ジ
オキサジンバイオレツト等の有機顔料、アルカリ
ブルートナー、メチルバイオレツト等の染料があ
げられる。 本発明の光重合性組成物は広範な応用分野に有
用であり、例えば平版、凸版、凹版等の印刷版の
作成、光硬化性インク、塗料、プリント基板、接
着剤等に用いることができる。 本発明の光重合性組成物に適用できる露光光源
としては、カーボンアーク、高圧水銀灯、キセノ
ンランプ、メタンハライドランプ、タングステン
ランプ、アルゴンレーザー、ヘリウム−カドミウ
ムレーザー等の汎用の光源を使用し得る。 以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例 1 配 合 (重量部) ウレタンアクリレート(分子量1500)(新中村化
学製;NKエステルU−108A) 75 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 25 N−メチルジエタノールアミン 1 光重合開始剤(表−1) 0.5 上記配合物を充分に混練後、バーコーターを用
いて紙上に50μmの厚さに均一に塗布した。高圧
水銀灯(東芝製;H−400P)の照射下に上記配
合物を塗布した紙を置き、15秒間露光した(照射
距離12cm)。次にこの塗布物の硬化状態を鉛筆硬
度法によつて調べた。その結果を表−1に示す。
【表】
【表】
実施例 2
配 合 (重量部)
エポキシアクリレート(分子量約1500)(新中村
化学製;NKエステルUVX−2) 80 トリメチロールプロパントリアクリレート 20 二酸化チタン 70 N−メチルジエタノールアミン 6 光重合開始剤(表−2) 6 上記配合物を充分に混練後、バーコーターを用
いて紙上に10μmの厚さに均一に塗布した。高圧
水銀灯(東芝製;H−400P)の照射下に上記配
合物を塗布した紙を置き、30秒間露光した(照射
距離15cm)。次にこの塗布物の硬化状態を鉛筆硬
度法によつて調べた。その結果を表−2に示す。
化学製;NKエステルUVX−2) 80 トリメチロールプロパントリアクリレート 20 二酸化チタン 70 N−メチルジエタノールアミン 6 光重合開始剤(表−2) 6 上記配合物を充分に混練後、バーコーターを用
いて紙上に10μmの厚さに均一に塗布した。高圧
水銀灯(東芝製;H−400P)の照射下に上記配
合物を塗布した紙を置き、30秒間露光した(照射
距離15cm)。次にこの塗布物の硬化状態を鉛筆硬
度法によつて調べた。その結果を表−2に示す。
【表】
実施例 3
配 合 (重量部)
ウレタンアクリレート(分子量1500)(新中村化
学製;NKエステルU−108A) 80 トリメチロールプロパントリアクリレート 20 カーボンブラツク 18 N,N′−テトラエチル−4,4′−ジアミノベンゾ
フエノン 4 光重合開始剤(表−3) 7 上記配合物を充分に混練後、バーコーターを用
いて紙上に10μmの厚さに均一に塗布した。高圧
水銀灯(東芝製;H−400P)の照射下に上記配
合物を塗布した紙を置き、30秒間露光した(照射
距離15cm)。次にこの塗布物の硬化状態を鉛筆硬
度法によつて調べた。その結果を表−3に示す。
学製;NKエステルU−108A) 80 トリメチロールプロパントリアクリレート 20 カーボンブラツク 18 N,N′−テトラエチル−4,4′−ジアミノベンゾ
フエノン 4 光重合開始剤(表−3) 7 上記配合物を充分に混練後、バーコーターを用
いて紙上に10μmの厚さに均一に塗布した。高圧
水銀灯(東芝製;H−400P)の照射下に上記配
合物を塗布した紙を置き、30秒間露光した(照射
距離15cm)。次にこの塗布物の硬化状態を鉛筆硬
度法によつて調べた。その結果を表−3に示す。
【表】
実施例 4
テレフタル酸1モル、プロピレングリコール
3.3モル及び無水マレイン酸2モルを加熱エステ
ル化することにより、不飽和ポリエステルを製造
した。 上記不飽和ポリエステル55重量部及びスチレン
45重量部に光重合開始剤(表−4)2重量部を加
え、60℃で暗所に保存し、ゲルが生成するまでの
日数を観察した。その結果を表−4に示す。
3.3モル及び無水マレイン酸2モルを加熱エステ
ル化することにより、不飽和ポリエステルを製造
した。 上記不飽和ポリエステル55重量部及びスチレン
45重量部に光重合開始剤(表−4)2重量部を加
え、60℃で暗所に保存し、ゲルが生成するまでの
日数を観察した。その結果を表−4に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エチレン性不飽和二重結合を少なくとも1個
有する化合物及び次の一般式()で表される芳
香族ケトン化合物からなる、光重合性組成物。 (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子または
【式】を示し、R2は水素原子、アルキ ル基またはアシル基を示し、R3は水素原子、ハ
ロゲン原子、アルキル基または−COOR4を示し、
R4は水素原子またはアルキル基を示す。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5987384A JPS60203605A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 光重合性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5987384A JPS60203605A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 光重合性組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60203605A JPS60203605A (ja) | 1985-10-15 |
| JPH0471401B2 true JPH0471401B2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=13125708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5987384A Granted JPS60203605A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 光重合性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60203605A (ja) |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP5987384A patent/JPS60203605A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60203605A (ja) | 1985-10-15 |
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