JPH0472833B2 - - Google Patents

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JPH0472833B2
JPH0472833B2 JP12068983A JP12068983A JPH0472833B2 JP H0472833 B2 JPH0472833 B2 JP H0472833B2 JP 12068983 A JP12068983 A JP 12068983A JP 12068983 A JP12068983 A JP 12068983A JP H0472833 B2 JPH0472833 B2 JP H0472833B2
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Koichi Ishihara
Masao Takigawa
Masato Kine
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Harima Chemicals Inc
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Harima Chemicals Inc
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【発明の詳細な説明】
本発明は下記の一般式、一般式で表わされ
るラブラン型骨格を持つ化合物の群から選んだ1
以上の物質を処理して下記の一般式で表わされ
る8α、12−エポキシ−13、14、15、16−テトラ
ノルラブダンの製造方法に関する。 本発明の製造方法により製造される、上記8α、
12−エポキシ−13、14、15、16−テトラノルラブ
ダン、すなわちアンブロツクスと呼ばれる化合物
は優れたアンバー香を持つ香料として有用な物質
である。アンブロツクスは、マヌール、スクレラ
オールから合成されているが、両者ともニユージ
ーランド産針葉樹から抽出して得られる化合物
で、高価で、生産量も少ない。 本発明者らは、安価で大量に得られるコーパル
樹脂からアンブロツクスを合成する方法について
種種研究を行い本発明を完成するに至つたのであ
る。 コーパル樹脂には、マニラコーパル、カウリコ
ーパル、コンゴコーパル等があり、溶剤に不溶な
高分子化合物と、ラブダン骨格を持つジテルペノ
イド化合物が含まれている(沖川正善、二宮義和
ほか、薬学雑誌98巻、672頁、1978)。マニラコー
パルの組成の1例を示すと第1表のとおりであ
る。 コーパル樹脂(A)を、エチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、アセトン、メチルアルコールなどの
極性の高い溶剤に溶かした後、ヘキサン、ベンゼ
ン、トルエンなどのほぼ無極性の溶剤を加える
と、高分子化合物(第1表でBで示す。)が折出
する。可溶部(同表中(C)には、同表において、
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)で示した、それぞ

ラブダン核を持つ化合物が含まれている。これら
の化合物のうち、下記()または()で示さ
れた一般式を持つ化合物、すなわち、(3)、(4)、
(5)、(6)、(7)で示した化合物は酸化剤により酸化す
ると化合物(8)を得る。両方の二重結合を選択的に
酸化するために、酸化剤としては過マンガン酸カ
リウムが好ましく、反応条件は、アセトン水溶液
を溶媒とした場合、−10゜〜60℃、1〜24時間が適
当である。 この際相間移動触媒例えばジシクロヘキシル−
18−クラウン6などのクラウンエーテルや、トリ
オクチルメチルアンモニウムクロリド等のアンモ
ニウム塩などを用い、水とベンゼン.トルエンな
どの不均一系で0〜100℃、1〜5時間反応させ
る方法を用いると好結果が得られる。 化合物(8)を、溶媒例えばエチルエーテル、テト
ラヒドロフランを用いて、過酸、望ましくは、m
−クロル過安息香酸、過安息香酸、過酢酸、過フ
タル酸などを用いて、約15〜80℃、約6時間〜5
日間反応させると、二重結合のエポキシ化と同時
にバイヤービリガー酸化が起こつて化合物(9)が得
られる。 化合物(9)を還元剤、好ましくは、水素化リチウ
ムアルミニウムを用い、溶媒、好ましくは、エチ
ルエーテル、テトラヒドロフランなどの中で約0
〜60℃、約0.5〜12時間反応させると化合物(10)が
得られる。 化合物(10)を、メチルエステル化して、化合物(11)
が得られる。化合物(11)をピリジンなどの塩基性溶
媒に溶解し、P−トルエンスルホニルクロリドま
たはメタンスルホニルクロリドとを反応させる
と、化合物(12)が得られ、この際反応温度15〜50
℃、反応時間6〜48時間が望ましい。 化合物(12)を還元剤を用いて還元すると、化合物
(13)が得られるが、還元剤としては、水素化リチウ
ムアルミニウムが好ましく、溶媒は、エチルエー
テルまたはテトラフラン、反応温度は15〜50℃、
反応時間は0.5〜12時間が望ましい。 化合物(13)を酸化剤を用いて酸化すると、化合物
(14)を得るが、酸化剤としては、クロム酸−ピリジ
ン錯体またはピリジニウムクロメートを用いるの
が望ましい。強酸化剤を用いると酸化が進行し過
ぎて、カルボキシル基にまで酸化されてしまうの
で好ましくない。反応条件として、0〜30℃、
0.5〜5時間が適当である。 化合物(14)を酸触媒を用いて、チオールと反応さ
せ、チオケタール化を行い、化合物(15)を得る。酸
触媒としては、P−トルエンスルホン酸、三フツ
カホウ素エーテル錯塩などが適しており、好まし
い反応条件は、10〜50℃、1〜24時間である。 化合物(15)を、例えばラニーニツケルを用いて脱
硫還元を行い、化合物(16)を得る。反応条件は60〜
90℃、1〜24時間が好ましい。 また、化合物(14)を、ポルフ.キシナー還元し、
化合物(16)を得ることもできる。すなわち、アルデ
ヒドをヒドラゾンまたはセミカルバゾンとし、ア
ルカリ金属アルコキシドなどの強塩基の存在の下
で加熱すると化合物(16)を得る。 以下本発明を実施例により詳述するが、本発明
はこれに限定されるものではない。 実施例(第1表を参照されたい。) (1) マニラコーバル樹脂(A)110gをエチルエーテ
ル300mlに加温溶解した。これにベンゼン500ml
を加えた後、加熱し、エチルエーテルを留去し
た。冷却、静置すると、粘稠な高分子部分(B)が
沈殿した。上澄液を減圧濃縮して、淡黄色透明
な樹脂状物質(C)64gを得た。この物質(C)はカプ
レシン酸、トルロソール等のラブダン骨格を持
つ化合物を含んでいる。 (2) 上記樹脂状物質(C)3.3gをベンゼン100mlに溶
かした。これに、過マンガン酸カリウム4.5g
とトリオクチルメチルアンモニウムクロリド
1.5gとを水30mlに溶かした溶液を加えた。発
熱が起こるが、そのまま室温で1時間攪拌を続
けた。反応液を分液ロートに移しベンゼン層を
硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮した後、シ
リカゲルカラムクロマトグラフ(ベンゼン:酢
酸エチル10:1)により分離して、目的化合物
(8)(カツコ内の数字は上記した同番号の化合物
を示す。)1.0gを得た。化合物(8)は淡黄色油状
物で、C18H28O3(分子量292)、IR:1720cm-1
(CO)、1690-1(−COOH)、13C−NMR:
209.2ppm(CO)、183.6ppm(−COOH)、
106.3ppm(CH2)、147.4ppm(=C=)。 (3) 化合物(8)8.3gをクロロホルム130mlに溶か
し、さらにm−クロロ過安息香酸15gを加え溶
かした。40時間室温で静置した後、40℃に4時
間加熱した。冷却後、反応液をヨウ化ナトリウ
ム水溶液、チオ硫酸ナトリウム水溶液、炭酸水
素ナトリウム水溶液、食塩水の順で洗浄し、硫
酸ナトリウムで脱水した。その後溶媒を除き、
化合物(9)の粗製物10.1gを得た。アルゴン雰囲
気中で、水素化リチウムアルミニウム3.5gの
テトラヒドロフラン20ml懸濁液に、氷冷しつ
つ、化合物(9)10.1gのテトラヒドロフラン50ml
溶液を適加し、その後3時間攪拌を続けた。さ
らに、飽和硫酸ナトリウム溶液を加え、白色の
沈殿物を過して除去した。液を減圧濃縮し
た後、エチルエーテルを加えると、白色の結晶
を生じた。結晶を取し、化合物(10)2.1gを得
た。 化合物(10):白色結晶mp191.3℃、収率(対化
合物(8))26%、C16H28O4(分子量284)、IR:
3400cm-1(−OH)、1680cm-1(COOH);13C−
NMR:178.7ppm(−COOH)、63.2ppm(−
CH2OH)、
【式】 (4) 化合物(10)1.4gをテトラヒドロフランに溶か
し、ジアゾメタンのエーテル溶液を加え、減圧
濃縮して、化合物(11)を得た。これをピリジン10
mlに溶かし、P−トルエンスルフオニルクロリ
ド1.6gを加え、溶かし、室温で24時間静置し
た。この反応液にエチルエーテル100mlを加え
た後、エーテル層を希塩酸、食塩水で洗浄し、
硫酸ナトリウムで脱水し、さらに減圧濃縮し
て、シリカゲルカラムクロマトグラフ(クロロ
ホルム)により化合物(12)0.8gを得た。 化合物(12):淡黄色油状物、C17H28O3(分子量
280)、収率(化合物(10)に対し)58%;IR:
1730cm-1(−COOMe);13C−NMR:51.0ppm
(−OCCH3)、64.7ppm(−CH2O−)、79.5ppm
(−C−O−)、177.2ppm(−COO−) (5) アルゴンガス雰囲気中で、水素化リチウムア
ルミニウム160mgのテトラヒドロフラン5ml懸
濁液に、室温で、化合物(12)570mgのテトラヒド
ロフラン2ml溶液を攪拌しながら滴下し、その
後30分間還流した。放冷後、飽和硫酸ナトリウ
ム水溶液を加え、白色の沈殿物を去した。
液を減圧濃縮し、化合物(13)の白色結晶460mg得
た。この化合物(13)460mgを塩化メチレン30mlに
溶かし、ピリジウムクロロメート550mgを氷冷
しながら加え、2時間攪拌した。反応液をエチ
ルエーテルで薄め、フロリジルの短いカラムを
通した。溶出液を希塩酸、塩化ナトリウム水溶
液で洗い、無水硫酸ナトリウムで脱水した。さ
らに減圧濃縮して得られた残渣を、シリカゲル
を用いて、カラムクロマトグラフイ(ヘキサ
ン:エチルエーテル3:2)にかけて、化合物
(14)433mgを得た。 化合物(14):淡黄油状物C16H26O2(分子量
250)、収率(対化合物(12))85.1%、IR1720cm-1
(−CHC)、1H−NMR9.76ppm(S)(−CHO)、
3.90pmm(t)(−O−CH2−) (6) 化合物(14)1.23gを塩化メチレン2mlに溶解
し、エタンシチオール0.5mlとp−トルエンス
ルフオン酸100mgとを加え、2時間還流した。
放圧後反応液をそのままシリカゲルカラムクロ
マトグラフイ(ヘキサン:エチルエーテル20:
1)にかけ、化合物(15)1.20gを得た。 化合物(15)白色結晶C18H30OS2(分子量326)収
率(対化合物(13))74.8%1H−NMR3.15ppm(−
SCH2−)、3.88ppm(−O−CH2−)、5.15ppm
【式】 (7) 化合物(15)1.20gを、あらかじめ調整しておい
たラニーニツケルW−2(ラニー合金24gから
調製)に加え、さらにエチルアルコール50mlを
加えて14時間還元攪拌した。反応終了後、内容
物を過し、液を減圧濃縮し、化合物(16)0.84
gを得た。 化合物(16)白色結晶mp73〜74℃(メチルアル
コール再結晶)C16H28O(分子量236)収率(対
化合物(15))96.7% 13C−NMR21.1ppm(4−CH3、8−CH3
33.6ppm(4−CH3)、15.0ppm(10−CH3
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式、で表わされるラブダン型
    骨格を持つ化合物の群から選んだ1以上の物質
    を、酸化剤および還元剤で処理して下記の一般式
    で表わされる化合物とし、これを、メチル化剤
    及び脱水剤で処理して、下記の一般式で表わさ
    れる化合物とし、これを還元剤および酸化剤で処
    理し、さらに還元することを特徴とする下記の一
    般式で表わされる8α、12−エポキシ−13、14、
    15、16−テトラノルラブダンの製造方法。
JP12068983A 1983-07-01 1983-07-01 8α.12−エポキシ−13、14、15、16−テトラノルラブダンの製造方法 Granted JPS6013778A (ja)

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ES2069469B1 (es) * 1993-05-04 1996-03-01 Univ Granada Procedimiento para la preparacion de productos olorosos tipo ambar gris a partir de acidos comunicos.
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