JPH0472835B2 - - Google Patents
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- JPH0472835B2 JPH0472835B2 JP17503483A JP17503483A JPH0472835B2 JP H0472835 B2 JPH0472835 B2 JP H0472835B2 JP 17503483 A JP17503483 A JP 17503483A JP 17503483 A JP17503483 A JP 17503483A JP H0472835 B2 JPH0472835 B2 JP H0472835B2
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Description
本発明は下記の一般式()で表わされ化合物
を処理して、下記の一般式()で表わされる
8α、12−エポキシ−13,14,15,16−テトラノ
ルダンを製造する方法に関する。化学式()は
ケミカル・アブストラクト誌の命名法ではドデカ
ヒドロ−3a、6、6、9a−テトラメチルナフト
[2.1−b]フランであり、慣用名ではアンブロツ
クスとも呼ばれる。 化合物()は優れたアンバー香を持つ香料と
して有用な物質である。化合物()すなわちア
ンブロツクスは、マヌール、スクレラオールを原
料として製造されているが、これらは共にニユー
ジーランド産針葉樹から抽出して得られる化合物
で、生産量が少なく、高価である。 本発明の目的は生産量が多く、安価な生松ヤニ
からアンバー香を持つ化合物()を製造する方
法を提供することであるが、さらに正確に表現す
ると、下記化合物()(化合物(a)、同(
b)を含む)から化合物()を製造する方法を
提供することであつて、生松ヤニに拘らない。 生松ヤニには種々の化合物が含まれるが、その
主成分はレボピマル酸(下記化合物(a))で
ある。その含量は約15%から50%に及び、例え
ば、オルガニツク・シンセシス(Organic
Syntesis,Collective Volume V,699頁)に記
載の方法で容易に精製できる。 化合物(a)をジアゾメタンと反応させる
と、レボピマル酸メチル(下記化合物(b)が
得られる。化合物(b)を酸化すると、化合物
(a)が得られる。酸化法としては、例えば、
オゾン酸化とジヨーンズ酸化とを組合わせて用い
る。この場合、オゾン酸化には、酢酸エチルまた
は塩化メチレン−メチルアルコール混合液などを
溶媒に用い、5℃以下、特に−70℃でオゾンを含
むガスによりオゾニドを生成させ、オゾニドをヨ
ウ化カリウムまたはジメチルスルフイドにより分
解する。このオゾン酸化を行つた生成物中に上記
化合物(a)が含まれているが、生成物をさら
にジヨーンズ酸化することにより、すなわち、生
成物をアセトンに溶解し、ジヨーンズ試薬(クロ
ム酸−硫酸水溶液)を−10℃〜20℃で加え、反応
させることにより、化合物(a)の収量を増す
ことができる。ジヨーンズ酸化した生成物から、
化合物(a)をケン化物として抽出した後、ジ
アゾメタンと反応させ、化合物(b)に変える
と、シリカゲルカラムクロマトグラフイーによる
精製が容易となる。 化合物(b)をWittig反応せしめると、化合
物(b)が得られる。カルボニル化合物からア
ルケンを合成するWittig反応に用いるWittig試薬
としては、ホスホニウム塩には、臭化メチルトリ
フエニルホスホニウム、ヨウ化メチルトリフエニ
ルホスホニウム、塩化メチルトリフエニルホスホ
ニウム等が、また、塩基には、カリウムtert−ブ
トキシド、カリウムtert−アミロキシド等が、さ
らに、溶媒にはイソプロピルエーテル、トルエ
ン、ベンゼン等を用いて合成される。Wittig反応
の反応温度、反応時間はそれぞれ、室温〜110℃
及び1〜6時間程度が適当である。 化合物(b)を溶媒例えばクロロホルム、塩
化メチレンを用いて、過酸、望ましくはm−クロ
ル過安息香酸、過安息香酸、過酢酸、過フタル酸
などを用いて、約15〜80℃、約3〜48時間反応さ
せると、二重結合のエポキシ化がおこり、化合物
()が得られる。 化合物()を還元剤、例えば、水素化リチウ
ムアルミニウムを用い、溶媒、例えば、テトラヒ
ドロフラン、エチルエーテルなどの中で約0〜60
℃、約0.5〜12時間反応させると化合物()が
得られる。 化合物()をピリジンなどの塩基性溶媒に溶
解し、メタンスルホニルクロリドと反応させると
化合物(a)が得られ、この際の反応温度は0
〜50℃、反応時間は6〜48時間が望ましい。 また化合物()を上記と同様の条件でP−ト
ルエンスルホニルクロリドと反応させると化合物
(b)が得られる。 また化合物()をトルエン、ベンゼン等の溶
剤にとかし、ジメチルスルホキシドとクロロトリ
メチルシランを加え、15〜110℃で10分〜24時間
反応させると化合物(c)が得られる。 化合物(c)をピリジンなどの塩基性溶媒に
溶解し、メタンスルホニルクロリドと反応させる
と化合物(a)が得られ、同様に化合物(
c)とP−トルエンスルホン酸と反応させると化
合物(b)が得られる。逆に、化合物(a)
または同(b)を酸性条件あるいは塩基性条件
で加水分解すると化合物(c)が得られる。 また化合物(b)から化合物()または同
(c)が得るのに、次の別法もある。すなわち、
化合物(b)をアルカリ性メチルアルコールに
溶かし、20〜70℃で1〜24時間処理すると、部分
的に加水分解され、化合物(a)が得られる。 化合物(a)を溶媒例えば、酢酸、テトラヒ
ドロフラン、メチルアルコールなどに溶かし、鉱
酸、例えば、硫酸、塩酸などと反応させると化合
物()が得られる。 化合物()を還元剤、例えば、水素化リチウ
ムアルミニウムを用い、溶媒、例えば、テトラヒ
ドロフラン、エチルエーテルなどの中で約0〜60
℃、約0.5〜12時間反応させると化合物()が
得られる。 また、化合物()を還元剤、例えばジボラン
を用い、溶媒、例えばテトラヒドロフランの中で
還元すると化合物(b)が得られる。化合物
(b)を還元剤、例えば水素化リチウムアルミ
ニウムを用いて還元すると化合物(c)が得ら
れる。 化合物(a)または同(b)を還元剤で処
理すると化合物()が得られる。還元剤として
は、例えば、ヨウ化ナトリウム−亜鉛末が用いら
れ、この場合、N、N−ジメチルホルムアミド、
りん酸ヘキサメチルトリアミドなどの中で、80〜
140℃、1〜12時間反応させるのが適当である。 化合物(c)を酸化すると化合物(e)が
得られる。この際の酸化剤としては、例えば、ピ
リジニウムクロロクロメート、またはクロム酸−
ピリジン錯体を用い、0〜30℃、0.5〜5時間反
応させる。 化合物(e)をボルフ・キシナー還元すると
化合物()が得られる。すなわち、化合物(
e)のアルデヒド基をヒドラゾンまたはセミカル
バゾンとし、アルカリ金属アルコキシドなどの強
塩基の存在の下で加熱すると化合物()が得ら
れる。 また化合物(e)を、酸触媒を用いてエタン
ジチオールと反応させてチオケタール化して化合
物(f)とし、さらに還元剤、例えばラネーニ
ツケルを用いて脱硫還元することによつても、化
合物()を得ることができる。 ここで、化合物()、同(a)、同(
b);化合物()、同(a)、同(b)、;化
合物()、(a)、同(b);化合物();
化合物();化合物()、同(a)、同(
b)、同(c)、同(d)、同(e)、同(
f);化合物();化合物()の化学式を一括
して示す。ただし、R1はCO2HまたはCO2CH3基
を、R2は、CHO、CO2HおよびCO2CH3基のいず
れか1つ、R3はCO2H、CO2CH3、CH2OH、
CH2OSO2CH3、CH2OSO2C6H4CH3、CHO、
を処理して、下記の一般式()で表わされる
8α、12−エポキシ−13,14,15,16−テトラノ
ルダンを製造する方法に関する。化学式()は
ケミカル・アブストラクト誌の命名法ではドデカ
ヒドロ−3a、6、6、9a−テトラメチルナフト
[2.1−b]フランであり、慣用名ではアンブロツ
クスとも呼ばれる。 化合物()は優れたアンバー香を持つ香料と
して有用な物質である。化合物()すなわちア
ンブロツクスは、マヌール、スクレラオールを原
料として製造されているが、これらは共にニユー
ジーランド産針葉樹から抽出して得られる化合物
で、生産量が少なく、高価である。 本発明の目的は生産量が多く、安価な生松ヤニ
からアンバー香を持つ化合物()を製造する方
法を提供することであるが、さらに正確に表現す
ると、下記化合物()(化合物(a)、同(
b)を含む)から化合物()を製造する方法を
提供することであつて、生松ヤニに拘らない。 生松ヤニには種々の化合物が含まれるが、その
主成分はレボピマル酸(下記化合物(a))で
ある。その含量は約15%から50%に及び、例え
ば、オルガニツク・シンセシス(Organic
Syntesis,Collective Volume V,699頁)に記
載の方法で容易に精製できる。 化合物(a)をジアゾメタンと反応させる
と、レボピマル酸メチル(下記化合物(b)が
得られる。化合物(b)を酸化すると、化合物
(a)が得られる。酸化法としては、例えば、
オゾン酸化とジヨーンズ酸化とを組合わせて用い
る。この場合、オゾン酸化には、酢酸エチルまた
は塩化メチレン−メチルアルコール混合液などを
溶媒に用い、5℃以下、特に−70℃でオゾンを含
むガスによりオゾニドを生成させ、オゾニドをヨ
ウ化カリウムまたはジメチルスルフイドにより分
解する。このオゾン酸化を行つた生成物中に上記
化合物(a)が含まれているが、生成物をさら
にジヨーンズ酸化することにより、すなわち、生
成物をアセトンに溶解し、ジヨーンズ試薬(クロ
ム酸−硫酸水溶液)を−10℃〜20℃で加え、反応
させることにより、化合物(a)の収量を増す
ことができる。ジヨーンズ酸化した生成物から、
化合物(a)をケン化物として抽出した後、ジ
アゾメタンと反応させ、化合物(b)に変える
と、シリカゲルカラムクロマトグラフイーによる
精製が容易となる。 化合物(b)をWittig反応せしめると、化合
物(b)が得られる。カルボニル化合物からア
ルケンを合成するWittig反応に用いるWittig試薬
としては、ホスホニウム塩には、臭化メチルトリ
フエニルホスホニウム、ヨウ化メチルトリフエニ
ルホスホニウム、塩化メチルトリフエニルホスホ
ニウム等が、また、塩基には、カリウムtert−ブ
トキシド、カリウムtert−アミロキシド等が、さ
らに、溶媒にはイソプロピルエーテル、トルエ
ン、ベンゼン等を用いて合成される。Wittig反応
の反応温度、反応時間はそれぞれ、室温〜110℃
及び1〜6時間程度が適当である。 化合物(b)を溶媒例えばクロロホルム、塩
化メチレンを用いて、過酸、望ましくはm−クロ
ル過安息香酸、過安息香酸、過酢酸、過フタル酸
などを用いて、約15〜80℃、約3〜48時間反応さ
せると、二重結合のエポキシ化がおこり、化合物
()が得られる。 化合物()を還元剤、例えば、水素化リチウ
ムアルミニウムを用い、溶媒、例えば、テトラヒ
ドロフラン、エチルエーテルなどの中で約0〜60
℃、約0.5〜12時間反応させると化合物()が
得られる。 化合物()をピリジンなどの塩基性溶媒に溶
解し、メタンスルホニルクロリドと反応させると
化合物(a)が得られ、この際の反応温度は0
〜50℃、反応時間は6〜48時間が望ましい。 また化合物()を上記と同様の条件でP−ト
ルエンスルホニルクロリドと反応させると化合物
(b)が得られる。 また化合物()をトルエン、ベンゼン等の溶
剤にとかし、ジメチルスルホキシドとクロロトリ
メチルシランを加え、15〜110℃で10分〜24時間
反応させると化合物(c)が得られる。 化合物(c)をピリジンなどの塩基性溶媒に
溶解し、メタンスルホニルクロリドと反応させる
と化合物(a)が得られ、同様に化合物(
c)とP−トルエンスルホン酸と反応させると化
合物(b)が得られる。逆に、化合物(a)
または同(b)を酸性条件あるいは塩基性条件
で加水分解すると化合物(c)が得られる。 また化合物(b)から化合物()または同
(c)が得るのに、次の別法もある。すなわち、
化合物(b)をアルカリ性メチルアルコールに
溶かし、20〜70℃で1〜24時間処理すると、部分
的に加水分解され、化合物(a)が得られる。 化合物(a)を溶媒例えば、酢酸、テトラヒ
ドロフラン、メチルアルコールなどに溶かし、鉱
酸、例えば、硫酸、塩酸などと反応させると化合
物()が得られる。 化合物()を還元剤、例えば、水素化リチウ
ムアルミニウムを用い、溶媒、例えば、テトラヒ
ドロフラン、エチルエーテルなどの中で約0〜60
℃、約0.5〜12時間反応させると化合物()が
得られる。 また、化合物()を還元剤、例えばジボラン
を用い、溶媒、例えばテトラヒドロフランの中で
還元すると化合物(b)が得られる。化合物
(b)を還元剤、例えば水素化リチウムアルミ
ニウムを用いて還元すると化合物(c)が得ら
れる。 化合物(a)または同(b)を還元剤で処
理すると化合物()が得られる。還元剤として
は、例えば、ヨウ化ナトリウム−亜鉛末が用いら
れ、この場合、N、N−ジメチルホルムアミド、
りん酸ヘキサメチルトリアミドなどの中で、80〜
140℃、1〜12時間反応させるのが適当である。 化合物(c)を酸化すると化合物(e)が
得られる。この際の酸化剤としては、例えば、ピ
リジニウムクロロクロメート、またはクロム酸−
ピリジン錯体を用い、0〜30℃、0.5〜5時間反
応させる。 化合物(e)をボルフ・キシナー還元すると
化合物()が得られる。すなわち、化合物(
e)のアルデヒド基をヒドラゾンまたはセミカル
バゾンとし、アルカリ金属アルコキシドなどの強
塩基の存在の下で加熱すると化合物()が得ら
れる。 また化合物(e)を、酸触媒を用いてエタン
ジチオールと反応させてチオケタール化して化合
物(f)とし、さらに還元剤、例えばラネーニ
ツケルを用いて脱硫還元することによつても、化
合物()を得ることができる。 ここで、化合物()、同(a)、同(
b);化合物()、同(a)、同(b)、;化
合物()、(a)、同(b);化合物();
化合物();化合物()、同(a)、同(
b)、同(c)、同(d)、同(e)、同(
f);化合物();化合物()の化学式を一括
して示す。ただし、R1はCO2HまたはCO2CH3基
を、R2は、CHO、CO2HおよびCO2CH3基のいず
れか1つ、R3はCO2H、CO2CH3、CH2OH、
CH2OSO2CH3、CH2OSO2C6H4CH3、CHO、
【式】基から選んだいずれか1つの基
を示す。
R1がCO2Hの場合;化合物(a)
R1がCO2CH3の場合;化合物(b)
R1がCO2CH3、R2がCO2Hの場合;化合物(
a) R1がCO2CH3、R2がCO2CH3の場合;化合物
(b) R1がCO2CH3、R2がCO2Hの場合;化合物(
a) R1がCO2CH3、R2がCO2CHH3の場合;化合物
(b) R3がCH2OSO2CH3の場合:化合物(a) R3がCH2OSO2C6H4CH3の場合:化合物(
b) R3がCH2OHの場合:化合物(c) R3がCO2CH3の場合:化合物(d) R3がCHOの場合:化合物(e) R3が
a) R1がCO2CH3、R2がCO2CH3の場合;化合物
(b) R1がCO2CH3、R2がCO2Hの場合;化合物(
a) R1がCO2CH3、R2がCO2CHH3の場合;化合物
(b) R3がCH2OSO2CH3の場合:化合物(a) R3がCH2OSO2C6H4CH3の場合:化合物(
b) R3がCH2OHの場合:化合物(c) R3がCO2CH3の場合:化合物(d) R3がCHOの場合:化合物(e) R3が
【式】
の場合:化合物(f)
次に本発明の実施例を述べるが、本発明はこれ
らにより限定されるものではない。 実施例 (1) 化合物(b)から化合物(b)の製造 レボピマル酸メチル(化合物(b)2.5gを
塩化メチレン20mlに溶解し、メチルアルコール10
mlを加えた。この溶液をドラアアイスーアセトン
寒剤で−70℃に冷却しながら、オゾン−酸素混合
ガスを1時間吹込んだ。次いで、窒素ガスを吹込
み、過剰のオゾンを除いた後、ジメチルスルフイ
ド2.5mlを加え室温に戻した。 反応液を減圧濃縮した後、アセトン50mlに溶解
し、氷冷下、ジヨーンズ試薬(クロム酸13.3gを
硫酸12ml−水25mlに溶かしたもの)5mlを滴下
し、その後、氷冷下1時間撹拌した。イソプロピ
ルアルコール2mlを加えて過剰の酸化剤を分解し
た後、水200mlとエチルエーテル200mlを加え、エ
ーテル抽出を行つた。エーテル層に2N水酸化カ
リウム溶液200mlを加え、ケン化物を水層へ抽出
した。この水層に塩酸を加えて酸性にし、エチル
エーテルを加え、ケン化物をエーテル層に抽出し
た。このエーテル層を飽和塩化ナトリウム水溶液
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水した後、ジ
アゾメタンのエチルエーテル溶液を加えてカルボ
ン酸をメチルエステルにした。反応液を減圧濃縮
し、得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマト
グラフイー(ヘキサン:酢酸エチル5:1)にか
けて化合物(b)1.2gを得た。 化合物(b):淡黄色油状物C17H26O5(分子
量310) 収率48.9%(対化合物(b)) IR:1730cm-1(−CO2Me) 13C−NMR:209.6ppm(C−8、C=0)、
178.4ppm(C−18、−CO2−) 173.4ppm(C−12、−CO2−)52.1ppm(−
OCH3)51.7ppm(−OCH3) (2) 化合物(b)から化合物(a) ヨウ化メチルトリフエニルホスホニウム7.8g
と、カリウムtert−ブトキシド2.1gをイソプロピ
ルエーテル70ml中に窒素気流下、分散させ、60℃
で30分間攪拌した。そこへ化合物(b)2.8g
のイソプロピルエーテル20ml溶液を加え、2時間
還流した。 放冷後、水50mlを加え、30分間攪拌した。有機
層を分離し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで脱水した。さらに、減
圧濃縮した残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(ヘキサン:酢酸エチル8:1)により精
製し、化合物(b)1.65gを得た。 化合物(b)白色結晶 融点65〜68℃
C18H28O4(分子量308) 収率59.3%(対化合物(b)) IR:1730cm-1(−CO2Me) 13C−NMR:179.0ppm(C−18、−CO2−)
174.2ppm(C−12、−CO2−) 51.9ppm(−OCH3)51.6ppm(−OCH3) 107.0ppm(C−17、=CH2)148.4ppm(C−
8、C=) (3) 化合物(b)から化合物(a)の製造 化合物(b)1.45gをクロロホルム100mlに
溶かし、さらにm−クロロ過安息香酸1.0gを加
え、溶解し、室温で18時間静置した。反応液をヨ
ウ化ナトリウム水溶液、チオ硫酸ナトリウム水溶
液、炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリ
ウム水溶液の順で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
脱水し、減圧濃縮して、化合物()の粗製物
1.54gを得た。 窒素気流下、水素化リチウムアルミニウム0.5
gをテトラヒドロフラン50mlに分散させ、化合物
()粗製物1.54gのテトラヒドロフラン20ml溶
液を滴下し、その後2時間還流した。放冷後、飽
和硫酸ナトリウム水溶液を加え、白色の沈殿物を
去した。液を減圧濃縮して、化合物()の
粗製物1.2gを得た。 化合物()粗製物1.2gをピリジン100mlに溶
解し、氷冷下、メタンスルホニルクロリド2.0ml
を加え、その後、室温で24時間静置した。反応液
にエチルエーテル200mlと水200mlを加え、エーテ
ル抽出を行つた。エーテル層を希塩酸、飽和塩化
ナトリウム水溶液で洗浄した後、無水硫酸ナトリ
ウムで脱水し、さらに減圧濃縮して得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサ
ン:酢酸エチル3:1)にかけて、化合物(
a)0.55gを得た。 化合物(a)白色結晶 融点109−110℃
C17H30O4S(分子量330) 収率35.4%(対化合物(b)) IR:1340cm-11180cm-1(−OSO2CH3) 13C−NMR:79.4ppm((−8、
らにより限定されるものではない。 実施例 (1) 化合物(b)から化合物(b)の製造 レボピマル酸メチル(化合物(b)2.5gを
塩化メチレン20mlに溶解し、メチルアルコール10
mlを加えた。この溶液をドラアアイスーアセトン
寒剤で−70℃に冷却しながら、オゾン−酸素混合
ガスを1時間吹込んだ。次いで、窒素ガスを吹込
み、過剰のオゾンを除いた後、ジメチルスルフイ
ド2.5mlを加え室温に戻した。 反応液を減圧濃縮した後、アセトン50mlに溶解
し、氷冷下、ジヨーンズ試薬(クロム酸13.3gを
硫酸12ml−水25mlに溶かしたもの)5mlを滴下
し、その後、氷冷下1時間撹拌した。イソプロピ
ルアルコール2mlを加えて過剰の酸化剤を分解し
た後、水200mlとエチルエーテル200mlを加え、エ
ーテル抽出を行つた。エーテル層に2N水酸化カ
リウム溶液200mlを加え、ケン化物を水層へ抽出
した。この水層に塩酸を加えて酸性にし、エチル
エーテルを加え、ケン化物をエーテル層に抽出し
た。このエーテル層を飽和塩化ナトリウム水溶液
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水した後、ジ
アゾメタンのエチルエーテル溶液を加えてカルボ
ン酸をメチルエステルにした。反応液を減圧濃縮
し、得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマト
グラフイー(ヘキサン:酢酸エチル5:1)にか
けて化合物(b)1.2gを得た。 化合物(b):淡黄色油状物C17H26O5(分子
量310) 収率48.9%(対化合物(b)) IR:1730cm-1(−CO2Me) 13C−NMR:209.6ppm(C−8、C=0)、
178.4ppm(C−18、−CO2−) 173.4ppm(C−12、−CO2−)52.1ppm(−
OCH3)51.7ppm(−OCH3) (2) 化合物(b)から化合物(a) ヨウ化メチルトリフエニルホスホニウム7.8g
と、カリウムtert−ブトキシド2.1gをイソプロピ
ルエーテル70ml中に窒素気流下、分散させ、60℃
で30分間攪拌した。そこへ化合物(b)2.8g
のイソプロピルエーテル20ml溶液を加え、2時間
還流した。 放冷後、水50mlを加え、30分間攪拌した。有機
層を分離し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで脱水した。さらに、減
圧濃縮した残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(ヘキサン:酢酸エチル8:1)により精
製し、化合物(b)1.65gを得た。 化合物(b)白色結晶 融点65〜68℃
C18H28O4(分子量308) 収率59.3%(対化合物(b)) IR:1730cm-1(−CO2Me) 13C−NMR:179.0ppm(C−18、−CO2−)
174.2ppm(C−12、−CO2−) 51.9ppm(−OCH3)51.6ppm(−OCH3) 107.0ppm(C−17、=CH2)148.4ppm(C−
8、C=) (3) 化合物(b)から化合物(a)の製造 化合物(b)1.45gをクロロホルム100mlに
溶かし、さらにm−クロロ過安息香酸1.0gを加
え、溶解し、室温で18時間静置した。反応液をヨ
ウ化ナトリウム水溶液、チオ硫酸ナトリウム水溶
液、炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリ
ウム水溶液の順で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
脱水し、減圧濃縮して、化合物()の粗製物
1.54gを得た。 窒素気流下、水素化リチウムアルミニウム0.5
gをテトラヒドロフラン50mlに分散させ、化合物
()粗製物1.54gのテトラヒドロフラン20ml溶
液を滴下し、その後2時間還流した。放冷後、飽
和硫酸ナトリウム水溶液を加え、白色の沈殿物を
去した。液を減圧濃縮して、化合物()の
粗製物1.2gを得た。 化合物()粗製物1.2gをピリジン100mlに溶
解し、氷冷下、メタンスルホニルクロリド2.0ml
を加え、その後、室温で24時間静置した。反応液
にエチルエーテル200mlと水200mlを加え、エーテ
ル抽出を行つた。エーテル層を希塩酸、飽和塩化
ナトリウム水溶液で洗浄した後、無水硫酸ナトリ
ウムで脱水し、さらに減圧濃縮して得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサ
ン:酢酸エチル3:1)にかけて、化合物(
a)0.55gを得た。 化合物(a)白色結晶 融点109−110℃
C17H30O4S(分子量330) 収率35.4%(対化合物(b)) IR:1340cm-11180cm-1(−OSO2CH3) 13C−NMR:79.4ppm((−8、
【式】)
77.6ppm(C−18、−CH2−O−SO2
64.8ppm(C−12、−CT2−O−)37.1ppm(−
OSO2CH3) (4) 化合物(a)から化合物()の合成 化合物(a)3.2gをN、N−ジメチルホル
ムアミド50mlに溶かし、亜鉛末(酸洗浄により活
性化したもの)3.2gとヨウ化ナトリウム5.0gを
加え、115℃に加熱し、6時間攪拌した。 放冷後、酢酸エチル100mlを加え、過した。
液をチオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄した後無水硫酸ナトリウムで
脱水し、さらに減圧濃縮して得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサン:酢
酸エチル20:1)にかけて化合物()すなわち
8α、12−エポキシ−13、14、15、16、−テトラノ
ルラブダン1.2gと化合物(a)1.0gを得た。 化合物()白色結晶 融点73〜74℃
C16H28O(分子量236) 収率52.4%(対化合物(a) IR1010cm-1 13C−NMR79.7ppm(C−8、
OSO2CH3) (4) 化合物(a)から化合物()の合成 化合物(a)3.2gをN、N−ジメチルホル
ムアミド50mlに溶かし、亜鉛末(酸洗浄により活
性化したもの)3.2gとヨウ化ナトリウム5.0gを
加え、115℃に加熱し、6時間攪拌した。 放冷後、酢酸エチル100mlを加え、過した。
液をチオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄した後無水硫酸ナトリウムで
脱水し、さらに減圧濃縮して得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサン:酢
酸エチル20:1)にかけて化合物()すなわち
8α、12−エポキシ−13、14、15、16、−テトラノ
ルラブダン1.2gと化合物(a)1.0gを得た。 化合物()白色結晶 融点73〜74℃
C16H28O(分子量236) 収率52.4%(対化合物(a) IR1010cm-1 13C−NMR79.7ppm(C−8、
【式】)
64.8ppm(C−12、−CH2−O−)
33.6ppm(C−18、−CH3)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式[]で表わされる化合物を酸
化剤で処理して下記の一般式[]で表わされる
化合物とし、これをWittig反応せしめ下記の一般
式[]で表わされる化合物とし、これを酸化
剤、還元剤、脱水剤で順に処理するか、もしくは
鉱酸、還元剤、脱水剤で順に処理して下記の一般
式[]で表わされる化合物とし、これをさらに
還元剤で処理するか、または酸化剤、還元剤で順
に処理するところを特徴とする下記の一般式
[]で表わされる8α、12−エポキシ−13,14,
15,16−テトラノルラブダンの製造方法。 R1はCO2HまたはCO2CH3 R1はCO2HまたはCO2CH3 R2はCHO、CO2HまたはCO2CH3 R1はCO2HまたはCO2CH3 R2はCHO、CO2HまたはCO2CH3 R3はCO2H、CO2CH3、CH2OH、 CH2OSO2CH3またはCH2OSO2C6H4CH3
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17503483A JPS6064975A (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 8α,12−エポキシ−13,14,15,16−テトラノルラブダンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17503483A JPS6064975A (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 8α,12−エポキシ−13,14,15,16−テトラノルラブダンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6064975A JPS6064975A (ja) | 1985-04-13 |
| JPH0472835B2 true JPH0472835B2 (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=15989060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17503483A Granted JPS6064975A (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 8α,12−エポキシ−13,14,15,16−テトラノルラブダンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6064975A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60239481A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-11-28 | T Hasegawa Co Ltd | (±)−アンブロツクスの製法及びその利用 |
| US5235098A (en) * | 1987-06-23 | 1993-08-10 | Basf K&F Corporation | Method for preparing dodecahydro-3a,6,6,9a-tetramethylnaphtho[2,1-b]furan and novel haloethyl decalin derivatives |
| ES2078605T3 (es) * | 1991-08-02 | 1995-12-16 | Givaudan Roure Int | Procedimiento de preparacion de acidos hexenoicos substituidos. |
| GB0408962D0 (en) * | 2004-04-22 | 2004-05-26 | Quest Int Serv Bv | Malodor reducing compositions |
-
1983
- 1983-09-20 JP JP17503483A patent/JPS6064975A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6064975A (ja) | 1985-04-13 |
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