JPH0472834B2 - - Google Patents
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- JPH0472834B2 JPH0472834B2 JP16167483A JP16167483A JPH0472834B2 JP H0472834 B2 JPH0472834 B2 JP H0472834B2 JP 16167483 A JP16167483 A JP 16167483A JP 16167483 A JP16167483 A JP 16167483A JP H0472834 B2 JPH0472834 B2 JP H0472834B2
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- JP
- Japan
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- compound
- solution
- following general
- general formula
- formula
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- Furan Compounds (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Description
本発明は下記の一般式()で表わされ化合物
を処理して、下記の一般式()で表わされる
8β、12−エポキシ−13、14、15、16、17−ペン
タノルラブダンを製造する方法に関する。化合式
()はケミカル・アブストラクト誌の命名法で
は、ドデカヒドロ−6、6、9a−トリメチルナ
フト〔2、1b〕フランである。 化合物()は、優れたアンバー香を持つ香料
として有用である。 アンバー香を持つ香料としては、アンブロツク
スと呼ばれる化合物が、マヌール、スクレラオー
ルを原料として製造されているが、これらは、共
に、ニユージーランド産針葉樹から抽出して得ら
れる化合物で、生産量が少なく、高価である。 本発明の目的は、生産量が多く安価な生松ヤニ
からアンバー香を持つ化合物()を製造する方
法を提供することであるが、さらに正確に表現す
ると、下記化合物()(化合物(a)、同(
b)を含む。)から化合物()を製造する方法
を提供することであつて、生松ヤニに拘らない。 生松ヤニには種種の化合物が含まれるが、その
主成分はレボピマル酸(下記化合物(a))で
ある。その含量は約15%から50%に及び、例え
ば、オルガニク・シンセシス(Organic
Synthesis,Collective Volume V,699頁)に
記載の方法で容易に精製できる。化合物(a)
をジアゾメタンと反応させると、レボピマル酸メ
チル(下記化合物(b))が得られる。化合物
(b)を酸化すると、化合物(a)が得られ
る。酸化法としては、例えば、オゾン酸化とジヨ
ーンズ酸化とを組合わせて用いる。この場合オゾ
ン酸化には、酢酸エチルまたは塩化メチレン−メ
チルアルコール混合液などを溶媒に用い、5℃以
下、特に−70℃でオゾンを含むガスによりオゾニ
ドを生成させ、オゾニドをヨウ化カリウムまたは
ジメチルスルフイドにより分解する。このオゾン
酸化を行つた生成物中に上記化合物(a)が含
まれているが、生成物をさらにジヨーンズ酸化す
ることにより、すなわち、生成物をアセトンに溶
解し、ジヨーンズ試薬(クロム酸−硫酸水溶液)
を−10℃〜20℃で加え反応させることにより化合
物(a)の収量を増すことができる。ジヨーン
ズ酸化した生成物から、化合物(a)をケン化
物として抽出した後、ジアゾメタンと反応させ、
化合物(b)に変えると、シリカゲルカラムク
ロマトグラフイーによる精製が容易となる。化合
物(b)を還元剤、例えば、水素化リチウムア
ルミニウムを用い、溶媒、例えば、テトラヒドロ
フラン、エチルエーテルなどの中で約0〜60℃、
約0.5〜12時間反応させると、化合物()が得
られる。 化合物()をピリジンなどの塩基性溶媒に溶
解し、メタンスルホニルクロリドと反応させると
化合物(a)が得られ、この際の反応温度は0
〜50℃、反応時間は6〜48時間が望ましい。 また化合物()を上記と同様の条件でP−ト
ルエンスルホニルクロリドと反応させると化合物
(b)が得られる。 化合物(a)または同(b)を還元剤で処
理すると、化合物()が得られる。還元剤とし
ては、例えば、ヨウ化ナトリウム−亜鉛末が用い
られ、この場合、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、燐酸ヘキサメチルトリアミドなどの中で、80
〜140℃、1〜12時間反応させるのが適当である。 また、化合物(a)または同(b)から化
合物()を得るのに、次の別法もある。すなわ
ち、これらを酸性条件、あるいは塩基性条件で加
水分解すると、化合物(c)が得られ、これを
酸化剤を用いて酸化すると、化合物(d)が得
られるが、この際の酸化剤としては、例えばピリ
ジニウムクロロクロメートまたはクロム酸−ピリ
ジン錯体を用い、0〜30℃、0.5〜5時間反応さ
せる。 化合物(d)をボルフ・キシナー還元する
と、化合物()が得られる。すなわち、化合物
(d)のアルデヒド基をヒドラゾンまたはセミ
カルバゾンとし、アルカリ金属アルコキシドなど
の強塩基の存在の下で加熱すると、化合物()
が得られる。 また化合物(d)を、酸触媒を用いてエタン
ジチオールと反応させてチオケタール化して化合
物(e)とし、さらに還元剤、例えばラネーニ
ツケルを用いて脱硫還元することによつても、化
合物()を得ることができる。 また、化合物(b)から化合物(c)、ま
た同(a)、または同(b)を得るのに次の
別法がある。すなわち、化合物(b)を塩基性
条件下で水素化ホウ素ナトリウムを用いて還元す
ると化合物()が得られる。このものをジボラ
ンを用いて還元すると、化合物(f)が得られ
る。化合物(f)を水素化リチウムアルミニウ
ムを用いて還元すると、化合物(c)が得られ
る。このものをピリジンなどの塩基性溶媒に溶解
し、メタンスルホニルクロリドと反応させると化
合物(a)が得られ、同様に、化合物(c)
とP−トルエンスルホニルクロリドとを反応させ
ると化合物(b)が得られる。 また、化合物(b)をトルエン、ベンゼン等
の溶剤に溶かし、ジメチルスルホキシドとクロロ
トリメチルシランとを加え、15〜110℃で10分〜
24時間反応させることによつても化合物(c)
が得られる。 こうして得られた化合物(c)、または同
(a)、または同(b)は、すでに述べた方法
で化合物()に導くことができる。 ここで、化合物()、同(a)、同(
b);化合物()、同(a)、同(b);化合
物();化合物()、同(a)、同(b)、
同(c)、同(d)、同(e)、同(f);
化合物();化合物()の化学式を、一括し
て示す。ただし、R1は、CO2HまたはCO2CH3基
を、R2はCHO、CO2HおよびCO2CH3基中のいず
れか1つ、R3は、CO2H、CO2CH3、CH2OH、
CH2OSO2CH3、
を処理して、下記の一般式()で表わされる
8β、12−エポキシ−13、14、15、16、17−ペン
タノルラブダンを製造する方法に関する。化合式
()はケミカル・アブストラクト誌の命名法で
は、ドデカヒドロ−6、6、9a−トリメチルナ
フト〔2、1b〕フランである。 化合物()は、優れたアンバー香を持つ香料
として有用である。 アンバー香を持つ香料としては、アンブロツク
スと呼ばれる化合物が、マヌール、スクレラオー
ルを原料として製造されているが、これらは、共
に、ニユージーランド産針葉樹から抽出して得ら
れる化合物で、生産量が少なく、高価である。 本発明の目的は、生産量が多く安価な生松ヤニ
からアンバー香を持つ化合物()を製造する方
法を提供することであるが、さらに正確に表現す
ると、下記化合物()(化合物(a)、同(
b)を含む。)から化合物()を製造する方法
を提供することであつて、生松ヤニに拘らない。 生松ヤニには種種の化合物が含まれるが、その
主成分はレボピマル酸(下記化合物(a))で
ある。その含量は約15%から50%に及び、例え
ば、オルガニク・シンセシス(Organic
Synthesis,Collective Volume V,699頁)に
記載の方法で容易に精製できる。化合物(a)
をジアゾメタンと反応させると、レボピマル酸メ
チル(下記化合物(b))が得られる。化合物
(b)を酸化すると、化合物(a)が得られ
る。酸化法としては、例えば、オゾン酸化とジヨ
ーンズ酸化とを組合わせて用いる。この場合オゾ
ン酸化には、酢酸エチルまたは塩化メチレン−メ
チルアルコール混合液などを溶媒に用い、5℃以
下、特に−70℃でオゾンを含むガスによりオゾニ
ドを生成させ、オゾニドをヨウ化カリウムまたは
ジメチルスルフイドにより分解する。このオゾン
酸化を行つた生成物中に上記化合物(a)が含
まれているが、生成物をさらにジヨーンズ酸化す
ることにより、すなわち、生成物をアセトンに溶
解し、ジヨーンズ試薬(クロム酸−硫酸水溶液)
を−10℃〜20℃で加え反応させることにより化合
物(a)の収量を増すことができる。ジヨーン
ズ酸化した生成物から、化合物(a)をケン化
物として抽出した後、ジアゾメタンと反応させ、
化合物(b)に変えると、シリカゲルカラムク
ロマトグラフイーによる精製が容易となる。化合
物(b)を還元剤、例えば、水素化リチウムア
ルミニウムを用い、溶媒、例えば、テトラヒドロ
フラン、エチルエーテルなどの中で約0〜60℃、
約0.5〜12時間反応させると、化合物()が得
られる。 化合物()をピリジンなどの塩基性溶媒に溶
解し、メタンスルホニルクロリドと反応させると
化合物(a)が得られ、この際の反応温度は0
〜50℃、反応時間は6〜48時間が望ましい。 また化合物()を上記と同様の条件でP−ト
ルエンスルホニルクロリドと反応させると化合物
(b)が得られる。 化合物(a)または同(b)を還元剤で処
理すると、化合物()が得られる。還元剤とし
ては、例えば、ヨウ化ナトリウム−亜鉛末が用い
られ、この場合、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、燐酸ヘキサメチルトリアミドなどの中で、80
〜140℃、1〜12時間反応させるのが適当である。 また、化合物(a)または同(b)から化
合物()を得るのに、次の別法もある。すなわ
ち、これらを酸性条件、あるいは塩基性条件で加
水分解すると、化合物(c)が得られ、これを
酸化剤を用いて酸化すると、化合物(d)が得
られるが、この際の酸化剤としては、例えばピリ
ジニウムクロロクロメートまたはクロム酸−ピリ
ジン錯体を用い、0〜30℃、0.5〜5時間反応さ
せる。 化合物(d)をボルフ・キシナー還元する
と、化合物()が得られる。すなわち、化合物
(d)のアルデヒド基をヒドラゾンまたはセミ
カルバゾンとし、アルカリ金属アルコキシドなど
の強塩基の存在の下で加熱すると、化合物()
が得られる。 また化合物(d)を、酸触媒を用いてエタン
ジチオールと反応させてチオケタール化して化合
物(e)とし、さらに還元剤、例えばラネーニ
ツケルを用いて脱硫還元することによつても、化
合物()を得ることができる。 また、化合物(b)から化合物(c)、ま
た同(a)、または同(b)を得るのに次の
別法がある。すなわち、化合物(b)を塩基性
条件下で水素化ホウ素ナトリウムを用いて還元す
ると化合物()が得られる。このものをジボラ
ンを用いて還元すると、化合物(f)が得られ
る。化合物(f)を水素化リチウムアルミニウ
ムを用いて還元すると、化合物(c)が得られ
る。このものをピリジンなどの塩基性溶媒に溶解
し、メタンスルホニルクロリドと反応させると化
合物(a)が得られ、同様に、化合物(c)
とP−トルエンスルホニルクロリドとを反応させ
ると化合物(b)が得られる。 また、化合物(b)をトルエン、ベンゼン等
の溶剤に溶かし、ジメチルスルホキシドとクロロ
トリメチルシランとを加え、15〜110℃で10分〜
24時間反応させることによつても化合物(c)
が得られる。 こうして得られた化合物(c)、または同
(a)、または同(b)は、すでに述べた方法
で化合物()に導くことができる。 ここで、化合物()、同(a)、同(
b);化合物()、同(a)、同(b);化合
物();化合物()、同(a)、同(b)、
同(c)、同(d)、同(e)、同(f);
化合物();化合物()の化学式を、一括し
て示す。ただし、R1は、CO2HまたはCO2CH3基
を、R2はCHO、CO2HおよびCO2CH3基中のいず
れか1つ、R3は、CO2H、CO2CH3、CH2OH、
CH2OSO2CH3、
【式】
CH3OSO2C6CH4CH3基から選んだいずれか1つ
の基を示す。 R1がCO2Hの場合化合物(a)、R1が
CO2CH3の場合化合物(b) R1がCO2CH3、R2がCO2Hの場合、化合物(
a);R1がCO2CH3、R2がCO2CH3の場合、化合
物(b) R3がCH2OSO2CH2の場合、化合物(a);
R3がCH2OSO2C6H4CH3の場合、化合物(
b);R3がCH2OHの場合、化合物(c);R3が
CHOの場合、化合物(d);R3が
の基を示す。 R1がCO2Hの場合化合物(a)、R1が
CO2CH3の場合化合物(b) R1がCO2CH3、R2がCO2Hの場合、化合物(
a);R1がCO2CH3、R2がCO2CH3の場合、化合
物(b) R3がCH2OSO2CH2の場合、化合物(a);
R3がCH2OSO2C6H4CH3の場合、化合物(
b);R3がCH2OHの場合、化合物(c);R3が
CHOの場合、化合物(d);R3が
【式】の場合、化合物(e);R3が
CO2CH3の場合、化合物(f)
次に本発明の実施例を述べるが、本発明はこれ
らにより限定されるものではない。 実施例 (1) 化合物(b)から化合物(b)の製造 レボピマル酸メチル(化合物(b)2.5gを
塩化メチレン20mlに溶解し、メチルアルコール10
mlを加えた。この溶液をドライアイスーアセトン
寒剤で−70℃に冷却しながら、オゾン−酸素混合
ガスを1時間吹込んだ。次いで、窒素ガスを吹込
み、過剰のオゾンを除いた後、ジメチルスルフイ
ド2.5mlを加え室温に戻した。 反応液を減圧濃縮した後、アセトン50mlに溶解
し、氷冷下、ジヨーンズ試薬(クロム酸13.3gを
硫酸12ml−水25mlに溶かしたもの)5mlを滴下
し、滴下後、氷冷下1時間撹拌した。イソプロピ
ルアルコール2mlを加えて過剰の酸化剤を分解し
た参、水200mlとエチルエーテル200mlを加え、エ
ーテル抽出を行つた。エーテル層に2N水酸化カ
リウム水溶液200mlを加え、ケン化物を水層へ抽
出した。ケン化物を抽出した水層を塩酸を加えて
酸性にし、エチルエーテルを加え、ケン化物をエ
ーテル層に抽出した。このエーテル層を、飽和塩
ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で脱水した後、ジアゾメタンのエチルエーテル溶
液を加えて、カルボン酸をメチルエステルにし
た。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣を、シリ
カゲルを用いてカラムクロマトグラフイー(ヘキ
サン:酢酸エチル5:1)にかけて化合物(
b)1.2gを得た。 化合物(b):淡黄色油状物C17H26O5(分子
量310)収率48.9%(対化合物(b))、
IR:1730cm-1;13C−NMR:209.6ppm(C−
8、=0)、178.4ppm(C−18、−COO−)、
173.4ppm(C−12、−COO−)、52.1ppm(−
OCH3)、51.7ppm(−OCH3) (2) 化合物(b)→化合物(a) 窒素ガス雰囲気中で、水素化リチウムアルミニ
ウム2.7gのテトラヒドロフラン200ml懸濁液に、
室温で化合物(b)7.0gのテトラヒドロフラ
ン30ml溶液を撹拌しながら滴下し、その後1時間
還流した。放冷後、飽和硫酸ナトリウム水溶液を
加え、白色の沈殿物を濾去した。濾液を減圧濃縮
し、化合物()の粗製物を得た。これをピリジ
ン200mlに溶解し、氷冷下、メタンスルホニルク
ロリド5.0mlを加え、その後室温で2日間静置し
た。この液にエーテル500mlと水500mlとを加え、
エーテル抽出を行つた。エーテル層を希塩酸、飽
和塩化ナトリウム水で洗浄した後、無水硫酸ナト
リウムで脱水した。さらに減圧濃縮して得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(ヘ
キサン:酢酸エチル3:1)にかけて、化合物
(a)1.8gを得た。 化合物(a):淡黄色油状物、C16H28O4S(分
子量316)、収率25.2%(対化合物(b)) IR:1350cm-1、1175cm-1、(−
OSO2CH3)13CNMR77.7ppm(C−18、−CH2
−OSO2−)、77.3ppm(C−8、CH−O
−)、66.2ppm(C−12、−CH2−O−)、
37.0ppm(−OSO2CH3) (3) 化合物(a)→化合物() 化合物(a)6.0gをN,N−ジメチルホル
ムアミド50mlに溶かし、亜鉛末(酸洗浄により活
性化したもの)6.0gとヨウ化ナトリウム11gと
を加え、115℃に加熱し6時間撹拌した。放冷後
酢酸エチル100mlを加え濾過した。濾液をチオ硫
酸ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液
で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで脱水した。
さらに減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルク
ロマトグラフイー(ヘキサン:酢酸エチル20:
1)にかけて化合物()すなわち8β、12−エ
ポキシ−13、14、15、16、17−ペンタノルラブダ
ン2.2gと化合物(a)2.4gを得た。 化合物():無色結晶融点54℃〜55℃ C15H26O(分子量222)収率52.2%(対化合物
(a))、IR:1040cm-1 13CNMR77.8ppm(C−8、CHO)、66.4ppm
(C−12、−CH2O−)、33.8ppm(C−18、−
CH3)、22.2ppm(C−19、−CH3)、15.5ppm
(C−20、−CH3)
らにより限定されるものではない。 実施例 (1) 化合物(b)から化合物(b)の製造 レボピマル酸メチル(化合物(b)2.5gを
塩化メチレン20mlに溶解し、メチルアルコール10
mlを加えた。この溶液をドライアイスーアセトン
寒剤で−70℃に冷却しながら、オゾン−酸素混合
ガスを1時間吹込んだ。次いで、窒素ガスを吹込
み、過剰のオゾンを除いた後、ジメチルスルフイ
ド2.5mlを加え室温に戻した。 反応液を減圧濃縮した後、アセトン50mlに溶解
し、氷冷下、ジヨーンズ試薬(クロム酸13.3gを
硫酸12ml−水25mlに溶かしたもの)5mlを滴下
し、滴下後、氷冷下1時間撹拌した。イソプロピ
ルアルコール2mlを加えて過剰の酸化剤を分解し
た参、水200mlとエチルエーテル200mlを加え、エ
ーテル抽出を行つた。エーテル層に2N水酸化カ
リウム水溶液200mlを加え、ケン化物を水層へ抽
出した。ケン化物を抽出した水層を塩酸を加えて
酸性にし、エチルエーテルを加え、ケン化物をエ
ーテル層に抽出した。このエーテル層を、飽和塩
ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で脱水した後、ジアゾメタンのエチルエーテル溶
液を加えて、カルボン酸をメチルエステルにし
た。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣を、シリ
カゲルを用いてカラムクロマトグラフイー(ヘキ
サン:酢酸エチル5:1)にかけて化合物(
b)1.2gを得た。 化合物(b):淡黄色油状物C17H26O5(分子
量310)収率48.9%(対化合物(b))、
IR:1730cm-1;13C−NMR:209.6ppm(C−
8、=0)、178.4ppm(C−18、−COO−)、
173.4ppm(C−12、−COO−)、52.1ppm(−
OCH3)、51.7ppm(−OCH3) (2) 化合物(b)→化合物(a) 窒素ガス雰囲気中で、水素化リチウムアルミニ
ウム2.7gのテトラヒドロフラン200ml懸濁液に、
室温で化合物(b)7.0gのテトラヒドロフラ
ン30ml溶液を撹拌しながら滴下し、その後1時間
還流した。放冷後、飽和硫酸ナトリウム水溶液を
加え、白色の沈殿物を濾去した。濾液を減圧濃縮
し、化合物()の粗製物を得た。これをピリジ
ン200mlに溶解し、氷冷下、メタンスルホニルク
ロリド5.0mlを加え、その後室温で2日間静置し
た。この液にエーテル500mlと水500mlとを加え、
エーテル抽出を行つた。エーテル層を希塩酸、飽
和塩化ナトリウム水で洗浄した後、無水硫酸ナト
リウムで脱水した。さらに減圧濃縮して得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(ヘ
キサン:酢酸エチル3:1)にかけて、化合物
(a)1.8gを得た。 化合物(a):淡黄色油状物、C16H28O4S(分
子量316)、収率25.2%(対化合物(b)) IR:1350cm-1、1175cm-1、(−
OSO2CH3)13CNMR77.7ppm(C−18、−CH2
−OSO2−)、77.3ppm(C−8、CH−O
−)、66.2ppm(C−12、−CH2−O−)、
37.0ppm(−OSO2CH3) (3) 化合物(a)→化合物() 化合物(a)6.0gをN,N−ジメチルホル
ムアミド50mlに溶かし、亜鉛末(酸洗浄により活
性化したもの)6.0gとヨウ化ナトリウム11gと
を加え、115℃に加熱し6時間撹拌した。放冷後
酢酸エチル100mlを加え濾過した。濾液をチオ硫
酸ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液
で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで脱水した。
さらに減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルク
ロマトグラフイー(ヘキサン:酢酸エチル20:
1)にかけて化合物()すなわち8β、12−エ
ポキシ−13、14、15、16、17−ペンタノルラブダ
ン2.2gと化合物(a)2.4gを得た。 化合物():無色結晶融点54℃〜55℃ C15H26O(分子量222)収率52.2%(対化合物
(a))、IR:1040cm-1 13CNMR77.8ppm(C−8、CHO)、66.4ppm
(C−12、−CH2O−)、33.8ppm(C−18、−
CH3)、22.2ppm(C−19、−CH3)、15.5ppm
(C−20、−CH3)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式()で表わされる化合物を酸
化剤で処理して下記の一般式()で表わされる
化合物とし、これを還元剤および脱水剤で処理し
て下記の一般式()で表わされる化合物とし、
これをさらに還元剤、または加水分解後に酸化剤
および還元剤で処理することを特徴とする下記の
一般式()で表わされる8β、12−エポキシ−
13、14、15、16、17−ペンタノルラブダンの製造
方法。 (式中のR1は−CO2Hまたは−CO2CH3;R2は
−CHO、−CO2Hまたは−CO2CH3;R3は−
CO2H、−CO2CH3、−CH2OH、−CH2OSO2CH3ま
たは−CH2OSO2C6H4CH3を表わす。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16167483A JPS6054377A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 8β,12−エポキシ−13,14,15,16,17−ペンタノルラブダンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16167483A JPS6054377A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 8β,12−エポキシ−13,14,15,16,17−ペンタノルラブダンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6054377A JPS6054377A (ja) | 1985-03-28 |
| JPH0472834B2 true JPH0472834B2 (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=15739683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16167483A Granted JPS6054377A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 8β,12−エポキシ−13,14,15,16,17−ペンタノルラブダンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6054377A (ja) |
-
1983
- 1983-09-01 JP JP16167483A patent/JPS6054377A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6054377A (ja) | 1985-03-28 |
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