JPH0474776B2 - - Google Patents

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JPH0474776B2
JPH0474776B2 JP4671387A JP4671387A JPH0474776B2 JP H0474776 B2 JPH0474776 B2 JP H0474776B2 JP 4671387 A JP4671387 A JP 4671387A JP 4671387 A JP4671387 A JP 4671387A JP H0474776 B2 JPH0474776 B2 JP H0474776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、磁気記録媒体に関し、更に詳しく
は、その裏面層を特定の変性剤によつて変性され
た被膜形成樹脂から形成した高性能な磁気記録媒
体に関する。 (従来の技術) 従来、オーデイオ機器、コンピユーター等に用
いる磁気記録媒体は、ポリエステルフイルム等の
如き非磁性の支持体上に、磁性粒子と被膜形成樹
脂とからなる磁性層を形成して得られる。 このような磁性層の形成は、磁性粒子を、バイ
ンダー樹脂を含む媒体中に分散させた分散液を支
持体に塗布することによつて形成されている。 又、磁気記録媒体が、特にテープ形状である場
合には、テープの走行安定性、テープ間の摩擦抵
抗の低減、或いは電気特性等の特性向上のため
に、裏面層が形成されている。 裏面層には、種々の物性が要求されているが、
特に重要な要求性能は、磁気記録媒体の良好な走
行性であり、そのために磁気記録媒体同士の摩擦
係数が低いことが強く要求される。このような摩
擦係数の高低は主として裏面層の形成に使用され
る被膜形成樹脂によつて決まる。 従来、裏面層を形成するための被膜形成樹脂と
しては、主として塩化ビニル系樹脂、ポリウレタ
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ニトロセルロー
ス系樹脂、エポキシ系樹脂等が単独又は併用で使
用されている。 (発明が解決しようとする問題点) 以上の如き従来使用されている被膜形成樹脂の
摩擦係数は一般的に0.4以上であり、これらの被
膜形成樹脂から裏面層を形成した磁気記録媒体を
ビデオテープ、オーデイオテープ等として使用す
る場合には、テープの滑り性が不十分であるた
め、テープの巻取り、巻戻し等高速使用する場合
には乱巻状態を生じ、テープの変形、損傷等を生
じ、ドロツプアウトの原因となつている。 このような欠点を解決し、磁気記録媒体の摩擦
係数を低下させる方法としては、裏面層中に脂肪
酸、ワツクス、シリコーンオイルなどの潤滑剤を
添加する方法が行われているが、このような方法
では、磁性層中に添加した潤滑剤が裏面層の表面
にブリードアウトし、磁性層に転移して記録ヘツ
ドの目詰まりを生じるという別の欠点が生じる。 以上の如き欠点を解決する方法としては、被膜
形成樹脂自体として摩擦係数の低い樹脂、例え
ば、分子中にシロキサン結合を有するポリウレタ
ン系樹脂を用いる方法が提案されている(例え
ば、特開昭57−176535号、同59−94237号、同59
−5421号、同58−218034号、同58−222436号、同
59−11535号、同59−82636号公報等を参照)。 このような方法によれば、比較的摩擦係数の低
い裏面層を形成し得るが、このシロキサン結合を
有するポリウレタン系樹脂は、ポリマーの主鎖に
シロキサン結合が含有されているため、十分な反
応が困難で、一定の品質の被膜形成樹脂とするの
が困難であり、高価格となり、又未反応のシリコ
ン化合物による種々の問題が生じている。 又、ポリマーがポリウレタン系樹脂に限定され
ているため、その使用範囲が著しく限定されると
いう問題がある。 本発明者が、上述の如き従来技術の欠点を解決
し、上記の如き要望に応えるべく鋭意研究の結
果、磁気記録媒体の製造にあたり、特定の変性剤
を使用して被膜形成樹脂を変性して裏面層を形成
するときは、上述の如き従来技術の欠点が解決さ
れ、被膜形成樹脂がポリウレタン系樹脂に限定さ
れず、種々の被膜形成樹脂が容易に使用でき、且
つ摩擦係数の低い磁気記録媒体が提供できること
を知見して本発明を完成した。 (問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、非磁性の支持体、該支持
体の一方の面に設けた磁性層及び上記支持体の他
の面に設けた裏面層からなり、該裏面層が、反応
性有機官能基を有するフツ素化合物と有機ポリイ
ソシアネートとの反応生成物であつて、遊離のイ
ソシアネート基を実質的に有さない変性剤で変性
された被膜形成樹脂からなることを特徴とする磁
気記録媒体である。 本発明を更に詳細に説明すると、本発明で使用
し、本発明を第1に特徴づける被膜形成樹脂の変
性剤とは、反応性有機官能基を有するフツ素化合
物と有機ポリイソシアネートとの反応生成物であ
り、該反応生成物が遊離のイソシアネート基を実
質的に有さないものである。 このような変性剤を得るために使用する反応性
有機官能基を有するフツ素化合物は、アミノ基、
カルボキシル基、水酸基、チオアルコール基等の
如きイソシアネート基と反応し得る基を有するも
のであればいずれの化合物でもよいが、特に好ま
しい例は、下記式で表わされるフツ素化合物であ
る。 (1) H(CF2CF2oCH2OH(n=1乃至7) (2) CF3(CF2CF2oCH2CH2OH(n=1乃至10) (3) CF3(CF2CF2oCOOH(n=1乃至10) (4) CF3(CF2CF2oCH2CH2SH(n=1乃至10) (5) H(CF2CF21(CH2n(OCH2CH2(OH)
CH2oOH(l=1乃至10、m=1乃至10、n=
1乃至3) (6) F(CF2CF21(CH2n(OCH2CH2(OH)
CH2oOH(l=1乃至10、m=1乃至10、n=
1乃至3) 以上の如き反応性有機官能基を有するフツ素化
合物は、本発明において好ましいフツ素化合物の
例示であつて、本発明はこれらの例示に限定され
るものではなく、上述の例示の化合物及びその他
のフツ素化合物は、現在市販されており、市場か
ら容易に入手し得るものであり、いずれも本発明
において使用できるものである。 本発明において使用し、本発明を第2に特徴づ
ける有機ポリイソシアネートとは、脂肪族或いは
芳香族化合物中に少なくとも2個のイソシアネー
ト個を有する化合物であつて、従来からポリウレ
タン系樹脂の合成原料として広く使用されてい
る。 これらの公知の有機ポリイソシアネートはいず
れも本発明において有用である。特に好ましい有
機ポリイソシアネートを挙げれば以下の通りであ
る。 トルエン−2,4−ジイソシアネート、 4−メトキシ−1,3−フエニレンジイソシア
ネート、 4−イソプロピル−1,3−フエニレンジイソ
シアネート、 4−クロル−1,3−フエニレンジイソシアネ
ート、 4−ブトキシ−1,3−フエニレンジイソシア
ネート、 2,4−ジイソシアネート−ジフエニルエーテ
ル、 メシチレンジイソシアネート、 4,4−メチレンビス(フエニルイソシアネー
ト)、 ジユリレンジイソシアネート、 1,5−ナフタレンジイソシアネート、 ベンジジンジイソシアネート、 o−ニトロベンジジンジイソシアネート、 4,4−ジイソシアネートジベンジル、 1,4−テトラメチレンジイソシアネート、 1,6−テトラメチレンジイソシアネート、 1,10−デカメチレンジイソシアネート、 1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、 キシリレンジイソシアネート、 4,4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシ
アネート)、 1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネ
ート等、 更に、これらの有機ポリイソシアネートと他の
化合物との付加体、例えば、下記構造式のものが
挙げられるが、これらに限定されない。 本発明で使用する変性剤は、上記の如き反応性
有機官能基を有するフツ素化合物と上記の如き有
機ポリイソシアネートとを、それらの反応性有機
官能基とイソシアネート基とが、イソシアネート
基が反応後に残らないように、好ましくは1:1
の官能基比で、有機溶剤及び触媒の存在下又は不
存在下で、約0乃至150℃、好ましくは20乃至80
℃の温度で約10分間乃至3時間反応させることに
よつて容易に得ることができる。 このような変性剤の製造において使用してもよ
い有機溶剤は、それぞれの反応原料及び生成物に
対して不活性な有機溶剤であればいずれでもよ
く、例えば、好ましい有機溶剤としては、メチル
エチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メ
チルイソブチルケトン、ジエチルケトン、ギ酸メ
チル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、シクロヘキ
サン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブ
タノール、メチルセロソルブ、ブチルセロソル
ブ、セロソルブアセテート、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ペンタン、ヘキサ
ン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタン、ミネ
ラルスピリツト、石油エーテル、ガソリン、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、クロロホルム、四塩
化炭素、クロルベンゼン、パークロルエチレン、
トリクロルエチレン等が挙げられる。 以上の如くして得られ、本発明で使用する変性
剤は、有機溶剤を用いて製造した場合は、有機溶
離から分離してもよいし、有機溶剤の溶液のまま
でも使用できる。有機溶剤から分離した本発明で
使用する変性剤は、一般に白色乃至褐色の液状又
は固体状であり、各種の有機溶剤中に易溶性であ
る。 以上の如き本発明で使用する変性剤は、各種の
分析、例えば、赤外線吸収スペクトル、元素分
析、分子量測定等によれば、有機ポリイソシアネ
ートのイソシアネート基とフツ素化合物の反応性
有機官能基とが付加反応し、例えば、反応性有機
官能基がアミノ基である場合には、ウレタン結合
によつて、両者が結合し、且つ遊離のイソシアネ
ート基実質的に有さない化合物であることが明ら
かとなつた。 本発明において、被膜形成樹脂として使用され
るものは、従来公知の各種の被膜形成樹脂であ
り、これらの従来公知のものはいずれも使用で
き、例えば、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン
系樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコ
ール共重合系樹脂、アルキツド系樹脂、エポキシ
系樹脂、アクリロニトリルーブタジエン系樹脂、
ポリウレタン系樹脂、ポリウレア系樹脂、ニトロ
セルロース系樹脂、ポリブチラール系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、フツ素系樹脂、メラミン系樹
脂、尿素系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系
樹脂等が挙げられ、特に好ましいものは、その構
造中に、尿素結合やウレタン結合等を有するポリ
ウレタン樹脂である。これらの樹脂は、いずれも
単独でも混合物としても使用でき、且つ有機溶剤
中の溶液でも分散液でもよい。 裏面層の形成は、前記の変性剤で変性した被膜
形成樹脂を前記の如き媒体中に溶解又は分散させ
て形成した塗料を使用するのが好ましい。塗料中
における被膜形成樹脂の濃度は、約10乃至55重量
%程度が好適であり、変性剤はこれらの被膜形成
樹脂100重量部あたり約1乃至100重量部の割合で
使用できる。 本発明で使用する裏面層形成溶塗料は、上記の
成分を必須成分とする限り、その他上記以外の副
成分、例えば、顔料、体質顔料、可塑剤、帯電防
止剤、界面活性剤、滑剤、架橋剤、老化防止剤、
安定剤、発泡剤、消泡剤等任意の添加剤を包含し
得るものである。 裏面層の形成方法自体はいずれも従来公知の方
法と同様でよく、約1乃至50μmの厚みに形成す
るのが好ましい。 磁性層の形成に使用する分散液は、前記被膜形
成樹脂と同様な樹脂をバインダー樹脂とし、該バ
インダー樹脂、磁性粒子及び媒体を必須成分とす
る。 本発明で使用する磁性粒子としては、例えば、
鉄、クロム、ニツケル、コバルト或いはこれらの
合金又は酸化物、更にはこれらの変性物、具体的
には、例えば、γ−Fe2O3、フエライト、マグネ
タイト、CrO2等、コバルトドープしたγ−Fe2O3
とFe3O4とのベルトライド化合物等が挙げられ
る。 以上の如き磁性粒子は、単なる例示であつて、
上記例示以外の各種の磁性粒子も本発明において
当然同様に使用でき、且つ単独でも混合物として
も使用できる。 本発明で磁性層の形成に使用する分散液は、以
上の成分を必須成分とし、それらの使用割合は、
従来の磁性粒子の分散液におけると同様であり、
例えば、分散液全体を100重量部とすれば、その
中で占る磁性粒子は、約10乃至50重量%で、媒体
は約50乃至90重量%で、バインダー樹脂は約5乃
至20重量%の範囲が一般的である。 本発明で使用する分散液は、これらの成分を必
須成分とする限り、その他上記以外の副成分、例
えば、顔料、体質顔料、可塑剤、帯電防止剤、界
面活性剤、滑剤、架橋剤、老化防止剤、安定剤、
発泡剤、消泡剤等任意の添加剤を包含し得るもの
である。 以上の如き必須成分及び任意成分からなる本発
明で使用する分散液の製造方法自体は、従来公知
のいずれの方法でもよく、一般的には、必要成分
を同時に或いは順次加えながら、ボールミル処
理、ミキサー処理、ロールミル処理、ビーズミル
処理、グラベルミル処理、サンドミル処理、高速
インペラー処理等の混合分散方法が好適である。 このような分散法自体は、分散されるべき磁性
粒子の種類、サイズ、その用途等によつて、条件
が異なるが、一般的には常温乃至100℃の温度で、
5乃至20時間程度処理すればよい。 又、使用する支持体としては従来公知のものは
いずれも使用でき、例えば、厚さ5乃至50μmの
ポリエステルフイルム、ポリプロピレンフイル
ム、セルローストリアセテートフイルム、セルロ
ースジアセテートフイルム、ポリカーボネートフ
イルム等が任意に使用することができる。 磁性層の形成は、前記の如き分散液を上記の如
き支持体の少なくとも一方の面に、その乾燥時の
厚さが好ましくは約5乃至20μmになる様に任意
の方法で塗布し、次いで乾燥させることによつて
形成できる。塗布方法及び乾燥方法は、いずれも
従来公知の方法でよい。 (作用・効果) 以上の如きして得られた本発明の磁気記録媒体
の裏面層は、使用した被膜形成樹脂の種類に従つ
て、それらの被膜形成樹脂の本来有している種々
の特性、例えば、強度、電気的、化学的、物理的
特性を保持したまま、従来技術では達成し得ない
程度の低い摩擦係数を有するため、各種の磁気テ
ープ等として使用し、例えば、巻取り、巻戻し等
の如く高速使用してもテープの乱れが生じること
がなく、従つてテープの損傷や破損等を生じない
ものである。 更に本発明の変性剤は、ポリウレタン系樹脂の
変性にのみ限定されず、いずれの被膜形成樹脂の
変性にも自由に使用でき、従つて、磁気記録媒体
の製造コストを高めることがなく、種々の被膜形
成樹脂からなり、摩擦係数の低い裏面層を有する
磁気記録媒体を提供できるという利点がある。 又、本発明の磁気記録媒体の表面層は、上記の
如き変性剤により変性された被膜形成樹脂から形
成されているため、裏面層の形成後は、裏面層中
に含まれている変性剤がウレタン結合や尿素結合
等の極性基によつて変性剤同士で、又は被膜形成
樹脂と反応し、高分子量化されて被膜形成樹脂と
一体化されているため、従来技術の如く、経時的
に変性剤が裏面層の表面にブリードし、種々の問
題を生じるという欠点が解決されている。 次に、参考例、実施例、比較例及び使用例を挙
げて本発明を更に具体的に説明する。尚、文中、
部又は%とあるのは重量基準である。 参考例 1(変性剤の製造例) ヘキサメチレンジイソシアネートと水の付加体
(ジユラネート24A−100、旭化成製、NCO%
23.5)52部を60℃でよくかきまぜながら、この中
に下記の構造を有するフツ素化アルコール80部を
徐々に滴下し反応させ、無色透明の液状の変性剤
(M1)129部が得られた。 H(CF2CF25OH この変性剤の赤外吸収スペクトルによれば、
2270/cmの遊離イソシアネート基による吸収は認
められず、1190/cmに−CF2−基による吸収帯を
示していた。 従つて、上記の変性剤の主たる構造は、下記式
と推定される。 参考例 2(変性剤の製造例) トリメチロールプロパン1モルとトリレンジイ
ソシアネート(TDI)3モルとの付加体(コロネ
ートL、日本ポリウレタン製、NCO%12.5、固
形分75%)120部を50℃でよくかきまぜながら、
この中に下記の構造を有するフツ素化アルコール
171部を徐々に滴下し反応させる。 CF3(CF2CF23OH 反応終了後、透明液体状の変性剤(M2)251部
が得られた。 この変性剤の赤外吸収スペクトルによれば、
2270/cmの遊離イソシアネート基による吸収は認
められず、1190/cmに−CF2−基による吸収帯を
示していた。 従つて、上記の変性剤の主たる構造は、下記式
と推定される。 参考例 3(変性剤の製造例) トリメチロールプロパン1モルとキシリレンジ
イソシアネート3モルとの付加体(タケネート
D110N、武田薬品製、NCO%11.5、固形分75%)
186部を室温でよくかきまぜながら、この中に下
記の構造を有するフツ素化アルコール258部を
徐々に滴下し反応させた。 CF3(CF2CF23CH2CH2SH 反応終了後、透明液体状の変性剤(M3)384部
が得られた。 この変性剤の赤外吸収スペクトルによれば、
2270/cmの遊離イソシアネート基による吸収は認
められず、1190/cmに−CF2−基による吸収帯を
示していた。 従つて、上記の変性剤の主たる構造は、下記式
と推定される。 参考例 4 (被膜形成樹脂溶液の調製) 末端に水酸基を有する分子量2000のポリブチレ
ンアジペート150部、1,3−ブチレングリコー
ル20部及びトリレンジイソシアネート52部をメチ
ルエチルケトン412部中で付加反応させ、粘度200
ポイズ/20℃のポリウレタン樹脂溶液(固形分35
%)を得た。このポリウレタン樹脂溶液100部に、
変性剤(M1)5部を加え、変性被膜形成樹脂溶
液(UF1)を得た。 参考例 5 (被膜形成樹脂溶液の調製) 参考例4における変性剤(M1)に代えて、変
性剤(M2)を使用し、他は参考例4と同様にし
て変性被膜形成樹脂溶液(UF2)を得た。 参考例 6 (被膜形成樹脂溶液の調製) 参考例4における変性剤(M1)に代えて、変
性剤(M3)を使用し、他は参考例4と同様にし
て変性被膜形成樹脂溶液(UF3)を得た。 参考例 7 (被膜形成樹脂溶液の調製) 塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共
重合体系樹脂(エスレツクA、積水化学製)のメ
チルエチルケトン溶液(固形分30%)100部に、
参考例 1で得た変性剤(M1)3部を加え、変
性被膜形成樹脂溶液(VF1)を得た。 参考例 8 (被膜形成樹脂溶液の調製) 参考例7における変性剤(M1)に代えて、変
性剤(M2)を使用し、他は参考例7と同様にし
て変性被膜形成樹脂(VF2)を得た。 参考例 9 (被膜形成樹脂溶液の調製) 参考例7における変性剤(M1)に代えて、変
性剤(M3)を使用し、他は参考例7と同様にし
て変性被膜形成樹脂(VF3)を得た。 参考例 10 (被膜形成樹脂溶液の調製) ブチラール樹脂(エスレツクB、積水化学製)
のメチルエチルケトン溶液(固形分30%)100部
に、参考例1で得た変性剤(M1)3部を加え、
変性被膜形成樹脂溶液(BF1)を得た。 参考例 11 (被膜形成樹脂溶液の調製) 参考例10における変性剤(M1)に代えて、変
性剤(M2)を使用し、他は参考例10と同様にし
て変性被膜形成樹脂(BF2)を得た。 参考例 12 (被膜形成樹脂溶液の調製) 参考例10における変性剤(M1)に代えて、変
性剤(M3)を使用し、他は参考例10と同様にし
て変性被膜形成樹脂(BF3)を得た。 参考例 13 (塗料の調製) 下記成分を混合溶解して裏面層用塗料(UC1)
を調製した。 被膜形成樹脂溶液(UF1)(30%溶液) 100部 ポリエステル樹脂(バイロン−200、東洋紡製)
5部 メチルエチルケトン 1200部 参考例 14 (塗料の調製) 下記成分を混合溶解して裏面層用塗料(UC2)
を調製した。 被膜形成樹脂溶液(UF2)(30%溶液) 100部 ポリエステル樹脂(バイロン−200、東洋紡製)
5部 メチルエチルケトン 1200部 参考例 15 (塗料の調製) 下記成分を混合溶解して裏面層用塗料(UC3)
を調製した。 被膜形成樹脂溶液(UF3)(30%溶液) 100部 ポリエステル樹脂(バイロン−200、東洋紡製)
5部 メチルエチルケトン 1200部 参考例 16 (塗料の調製) 下記成分を混合溶解して裏面層用塗料(VC1)
を調製した。 被膜形成樹脂溶液(VF1)(30%溶液) 100部 ポリエステル樹脂(バイロン−200、東洋紡製)
5部 メチルエチルケトン 1200部 参考例 17 (塗料の調製) 下記成分を混合溶解して裏面層用塗料(VC2)
を調製した。 被膜形成樹脂溶液(VF2)(30%溶液) 100部 ポリエステル樹脂(バイロン−200、東洋紡製)
5部 メチルエチルケトン 1200部 参考例 18 (塗料の調製) 下記成分を混合溶解して裏面層用塗料(VC3)
を調製した。 被膜形成樹脂溶液(VF3)(30%溶液) 100部 ポリエステル樹脂(バイロン−200、東洋紡製)
5部 メチルエチルケトン 1200部 参考例 19 (塗料の調製) 下記成分を混合溶解して裏面層用塗料(BC1)
を調製した。 被膜形成樹脂溶液(BF1)(30%溶液) 100部 ポリエステル樹脂(バイロン−200、東洋紡製)
5部 メチルエチルケトン 1200部 参考例 20 (塗料の調製) 下記成分を混合溶解して裏面層用塗料(BC2)
を調製した。 被膜形成樹脂溶液(BF2)(30%溶液) 100部 ポリエステル樹脂(バイロン−200、東洋紡製)
5部 メチルエチルケトン 1200部 参考例 21 (塗料の調製) 下記成分を混合溶解して裏面層用塗料(BC3)
を調製した。 被膜形成樹脂溶液(BF3)(30%溶液) 100部 ポリエステル樹脂(バイロン−200、東洋紡製)
5部 メチルエチルケトン 1200部 実施例 1乃至3 参考例で得られた塗料UC1乃至UC3を、夫々リ
バースロールコーターで、夫々厚さ15μmのポリ
エステルフイルム上に、夫々乾燥時の厚みが1μ
mになるように塗布し、溶剤を乾燥して裏面層を
形成した。次に、Co含有γ−Fe2O3と通常のポリ
ウレタン樹脂及び塩化ビニル共重合樹脂からなる
被膜形成樹脂を含む分散液から常法に従つて反対
側の面に磁性層を形成し、所定の巾に裁断して
夫々本発明の磁気記録媒体を得た。 実施例 4乃至6 参考例で得られた塗料VC1乃至VC3を、夫々リ
バースロールコーターで、夫々厚さ15μmのポリ
エステルフイルム上に、夫々乾燥時の厚みが1μ
mになるように塗布し、溶剤を乾燥して裏面層を
形成した。次に、Co含有γ−Fe2O3と通常のポリ
ウレタン樹脂及び塩化ビニル共重合樹脂からなる
被膜形成樹脂を含む分散液から常法に従つて反対
側の面に磁性層を形成し、所定の巾に裁断して
夫々本発明の磁気記録媒体を得た。 実施例 7乃至9 参考例で得られた塗料BC1乃至BC3を、夫々リ
バースロールコーターで、夫々厚さ15μmのポリ
エステルフイルム上に、夫々乾燥時の厚みが1μ
mになるように塗布し、溶剤を乾燥して裏面層を
形成した。次に、Co含有γ−Fe2O3と通常のポリ
ウレタン樹脂及び塩化ビニル共重合樹脂からなる
被膜形成樹脂を含む分散液から常法に従つて反対
側の面に磁性層を形成し、所定の巾に裁断して
夫々本発明の磁気記録媒体を得た。 比較例 1乃至3 本発明における変性剤で変性しなかつたポリウ
レタン樹脂及びエスレツクA及びBを使用したこ
とを除いて、実施例1と同様にして比較用の磁気
記録媒体を得た。 使用例 上記実施例及び比較例の磁気記録媒体の性能を
調べたところ下記の結果を得た。 尚、摩擦係数(A)は磁性層と裏面層との間で測定
した値(μk)であり、他の性能は、ビデオテー
プとしての実装試験に供し、200回走行時のテー
プの鳴き(B)、ジツターの横ゆれ(C)、テープの早送
り時の乱巻き状態(D)及び磁性層の摩擦状態(E)を観
察したものである。総合評価はFに示した。
【表】
【表】 以上の結果から、本発明の磁気記録媒体は、裏
面層の摩擦係数が低く、優れた走行特性を示すこ
とが明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 非磁性の支持体、該支持体の一方の面に設け
    た磁性層及び上記支持体の他の面に設けた裏面層
    からなり、該裏面層が、反応性有機官能基を有す
    るフツ素化合物と有機ポリイソシアネートとの反
    応生成物であつて、遊離のイソシアネート基を実
    質的に有さない変性剤で変性された被膜形成樹脂
    からなることを特徴とする磁気記録媒体。
JP4671387A 1987-03-03 1987-03-03 磁気記録媒体 Granted JPS63214912A (ja)

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