JPH0492153A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- JPH0492153A JPH0492153A JP2204525A JP20452590A JPH0492153A JP H0492153 A JPH0492153 A JP H0492153A JP 2204525 A JP2204525 A JP 2204525A JP 20452590 A JP20452590 A JP 20452590A JP H0492153 A JPH0492153 A JP H0492153A
- Authority
- JP
- Japan
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- speed
- engagement
- speed change
- gear
- inertia
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は自動変速機において変速を制御する方法に関
するものである。
するものである。
従来の技術
走行条件に基づいて変速が自動的に行なわれる自動変速
機は、流体継手(具体的にはトルクコンバータ)を介し
てエンジンに連結されていることは周知のとおりである
。流体継手は、ポンプインペラによって発生させたオイ
ルなどの流体の流れをタービンランチに与えてタービン
ランチを回転駆動するものであるから、それ自体に緩衝
作用があり、エンジンからの振動の伝達を遮断する機能
を果す。
機は、流体継手(具体的にはトルクコンバータ)を介し
てエンジンに連結されていることは周知のとおりである
。流体継手は、ポンプインペラによって発生させたオイ
ルなどの流体の流れをタービンランチに与えてタービン
ランチを回転駆動するものであるから、それ自体に緩衝
作用があり、エンジンからの振動の伝達を遮断する機能
を果す。
一方、流体継手は駆動側のポンプインペラと従動側のタ
ービンランナとを直接連結するものではないから、トル
クの伝達効率が100%になることはない。そのため従
来では、車両の燃費を改善することを目的として、駆動
側の部材と従動側の部材とを機械的に連結するロックア
ツプクラッチを設けている。
ービンランナとを直接連結するものではないから、トル
クの伝達効率が100%になることはない。そのため従
来では、車両の燃費を改善することを目的として、駆動
側の部材と従動側の部材とを機械的に連結するロックア
ツプクラッチを設けている。
しかしながらロックアツプクラッチは、駆動側の部材と
従動側の部材を機械的に直接連結するものであるから、
エンジンの振動をも伝達してしまい、その結果、乗心地
を損ったり、こもり音が増大したりする。そのため、従
来一般には、ロックアツプクラッチを係合させる速度領
域を高速側に設定しておき、エンジントルクの変動が比
較的大きい低速域ではロックアツプクラッチを解放し、
流体継手の緩衝作用を生かすようにしている。
従動側の部材を機械的に直接連結するものであるから、
エンジンの振動をも伝達してしまい、その結果、乗心地
を損ったり、こもり音が増大したりする。そのため、従
来一般には、ロックアツプクラッチを係合させる速度領
域を高速側に設定しておき、エンジントルクの変動が比
較的大きい低速域ではロックアツプクラッチを解放し、
流体継手の緩衝作用を生かすようにしている。
また特開昭63−251661号公報には、タービンラ
ンチに遠心クラッチを介して環状ウェイトを取付けたト
ルクコンバータが記載されている。
ンチに遠心クラッチを介して環状ウェイトを取付けたト
ルクコンバータが記載されている。
これはロックアツプクラッチが係合される高速域におい
てタービンランチの慣性モーメントを大きくすることに
より振動を防止するものである。
てタービンランチの慣性モーメントを大きくすることに
より振動を防止するものである。
発明が解決しようとする課題
上記の公報に記載された構成によれば、環状ウェイトを
付加することにより割振効果が増すが、トルク伝達を本
来の機能とするトルクコンバータに新たにウェイトを設
けることになるから、そのためのスペースを確保する必
要があるのでトルクコンバータが大型化し、ひいては自
動変速機が大型化し、また重量やコストが増大するなど
の不都合がある。
付加することにより割振効果が増すが、トルク伝達を本
来の機能とするトルクコンバータに新たにウェイトを設
けることになるから、そのためのスペースを確保する必
要があるのでトルクコンバータが大型化し、ひいては自
動変速機が大型化し、また重量やコストが増大するなど
の不都合がある。
この発明は上記の事情を背景としてなされたもので、新
たな質量体を付加することなく優れた制振効果を得るこ
とのできる自動変速機の制御方法を提供することを目的
とするものである。
たな質量体を付加することなく優れた制振効果を得るこ
とのできる自動変速機の制御方法を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段
この発明の方法は、上記の目的を達成するために、所定
の変速段を設定するための摩擦係合手段の係合・解放の
組合せか複数種類ある歯車列を備えた自動変速機におい
て、前記所定の変速段を設定するための摩擦係合手段の
係合・解放の組合せとして、歯車列における慣性モーメ
ントか大きくなる組合せを選択することを特徴とする方
法である。
の変速段を設定するための摩擦係合手段の係合・解放の
組合せか複数種類ある歯車列を備えた自動変速機におい
て、前記所定の変速段を設定するための摩擦係合手段の
係合・解放の組合せとして、歯車列における慣性モーメ
ントか大きくなる組合せを選択することを特徴とする方
法である。
作 用
この発明で対象とする自動変速機は、所定の変速段を設
定するための摩擦係合手段の係合・解放の組合せが複数
種類ある歯車列を備えている。その変速段に設定する場
合、各組合せごとに、回転部材の変動回転数が少なくな
り、あるいは係合・解放状態を切換えるべき摩擦係合手
段の数が三つ以上になる所謂同時変速を避けることがて
きるなど、作用の上での相違があるが、この発明の方法
では、前記所定の変速段を設定する場合、変速指令信号
により、歯車列における慣性モーメントが大きくなる組
合せでその変速段が設定される。ここで、慣性モーメン
トは質量と回転中心からの半径によって決まるので、少
なくともいずれか一方が大きいことになり慣性モーメン
トが太き(なる組合せが選択される。その結果、歯車列
による制振効果が大きくなる。
定するための摩擦係合手段の係合・解放の組合せが複数
種類ある歯車列を備えている。その変速段に設定する場
合、各組合せごとに、回転部材の変動回転数が少なくな
り、あるいは係合・解放状態を切換えるべき摩擦係合手
段の数が三つ以上になる所謂同時変速を避けることがて
きるなど、作用の上での相違があるが、この発明の方法
では、前記所定の変速段を設定する場合、変速指令信号
により、歯車列における慣性モーメントが大きくなる組
合せでその変速段が設定される。ここで、慣性モーメン
トは質量と回転中心からの半径によって決まるので、少
なくともいずれか一方が大きいことになり慣性モーメン
トが太き(なる組合せが選択される。その結果、歯車列
による制振効果が大きくなる。
実 施 例
つぎにこの発明を実施例に基づいて説明する。
この発明の方法を実施することのできる装置の基本的な
構成は、第1図のブロック図のとおりである。機械的な
直結状態が可能な継手Tを介してエンジンEに連結され
た自動変速機Aは、所定の変速段を設定するための摩擦
係合手段の係合・解放の組合せが複数種類あるよう構成
されている。
構成は、第1図のブロック図のとおりである。機械的な
直結状態が可能な継手Tを介してエンジンEに連結され
た自動変速機Aは、所定の変速段を設定するための摩擦
係合手段の係合・解放の組合せが複数種類あるよう構成
されている。
それらの変速段は、車速Vやスロットル開度θなどの所
定の走行条件に基づ(変速段設定手段10からの指令信
号により、油圧制御装置Cのバルブ類が切替わり、これ
により摩擦係合手段が適宜に係合あるいは解放されて設
定される。そしてその変速段設定手段10は、前記所定
の変速段を設定する場合、歯車列の慣性モーメントが大
きくなる組合せを油圧制御装置Cに出力するようになっ
ている。
定の走行条件に基づ(変速段設定手段10からの指令信
号により、油圧制御装置Cのバルブ類が切替わり、これ
により摩擦係合手段が適宜に係合あるいは解放されて設
定される。そしてその変速段設定手段10は、前記所定
の変速段を設定する場合、歯車列の慣性モーメントが大
きくなる組合せを油圧制御装置Cに出力するようになっ
ている。
上記の自動変速機の一例の概略を第2図にスケルトン図
で示してあり、ここに挙げた歯車列は、三組のシングル
ピニオン型の遊星歯車機構1.23を主体に構成されて
いる。すなわち第1遊星歯車機構1のキャリヤICと第
2遊星歯車機構2のリングギヤ2Rおよび第3遊星歯車
機構3のリングギヤ3Rとの三者が一体となって回転す
るよう連結されており、また第1遊星歯車機構1のサン
ギヤISは第2クラッチ手段に2を介して第2遊星歯車
機構2のキャリヤ2Cに連結される一方、第4クラッチ
手段に4を介して第2遊星歯車機構2のサンギヤ2Sに
連結されている。さらに第2遊星歯車機構2のキャリヤ
2cは第5クラッチ手段に5を介して第3遊星歯車機構
3のサンギヤ3Sに連結されている。
で示してあり、ここに挙げた歯車列は、三組のシングル
ピニオン型の遊星歯車機構1.23を主体に構成されて
いる。すなわち第1遊星歯車機構1のキャリヤICと第
2遊星歯車機構2のリングギヤ2Rおよび第3遊星歯車
機構3のリングギヤ3Rとの三者が一体となって回転す
るよう連結されており、また第1遊星歯車機構1のサン
ギヤISは第2クラッチ手段に2を介して第2遊星歯車
機構2のキャリヤ2Cに連結される一方、第4クラッチ
手段に4を介して第2遊星歯車機構2のサンギヤ2Sに
連結されている。さらに第2遊星歯車機構2のキャリヤ
2cは第5クラッチ手段に5を介して第3遊星歯車機構
3のサンギヤ3Sに連結されている。
なお、上記の各要素の連結構造としては、中空軸や中実
軸もしくは適宜のコネクティングドラムなどの一般の自
動変速機で採用されている連結構造などを採用すること
ができる。
軸もしくは適宜のコネクティングドラムなどの一般の自
動変速機で採用されている連結構造などを採用すること
ができる。
入力軸4は、ロックアツプクラッチなどの機械的な直結
状態が可能な機構を含むトルクコンバータや流体継手な
どの動力伝達手段を介してエンジン(それぞれ図示せず
)に連結されており、この入力軸4と第1遊星歯車機構
1のリングギヤIRとの間には、両者を選択的に連結す
る第1クラッチ手段に1が設けられ、また入力軸4と第
1遊星歯車機構1のサンギヤISとの間には、両者を選
択的に連結する第3クラッチ手段に3が設けられている
。
状態が可能な機構を含むトルクコンバータや流体継手な
どの動力伝達手段を介してエンジン(それぞれ図示せず
)に連結されており、この入力軸4と第1遊星歯車機構
1のリングギヤIRとの間には、両者を選択的に連結す
る第1クラッチ手段に1が設けられ、また入力軸4と第
1遊星歯車機構1のサンギヤISとの間には、両者を選
択的に連結する第3クラッチ手段に3が設けられている
。
なお、実用にあたっては、各構成部材の配置上の制約が
あるから、各クラッチ手段Kl、に2に3.に4.に5
に対する連結部材としてコネクティングドラムなどの適
宜の中間部材を介在させ得ることは勿論である。
あるから、各クラッチ手段Kl、に2に3.に4.に5
に対する連結部材としてコネクティングドラムなどの適
宜の中間部材を介在させ得ることは勿論である。
また上記の遊星歯車機構1,2.3における回転部材の
回転を阻止するブレーキ手段として、第3遊星歯車機構
3のサンギヤ3Sの回転を選択的に阻止する第1ブレー
キ手段Blと、第2遊星歯車機構2のキャリヤ2Cの回
転を選択的に阻止する第2ブレーキ手段B2と、第2遊
星歯車機構2のサンギヤ2Sの回転を選択的に阻止する
第3ブレーキ手段B3と、第1遊星歯車機構1のサンギ
ヤISの回転を選択的に阻止する第4ブレーキ手段B4
とが設けられている。
回転を阻止するブレーキ手段として、第3遊星歯車機構
3のサンギヤ3Sの回転を選択的に阻止する第1ブレー
キ手段Blと、第2遊星歯車機構2のキャリヤ2Cの回
転を選択的に阻止する第2ブレーキ手段B2と、第2遊
星歯車機構2のサンギヤ2Sの回転を選択的に阻止する
第3ブレーキ手段B3と、第1遊星歯車機構1のサンギ
ヤISの回転を選択的に阻止する第4ブレーキ手段B4
とが設けられている。
なお、実用にあたっては、これらのブレーキ手段Bl、
B2.B3.B4とこれらのブレーキ手段Bl、B2.
B3.B4によって固定すべき各要素との間もしくはケ
ース6との間に適宜の連結部材を介在させ得ることは勿
論である。
B2.B3.B4とこれらのブレーキ手段Bl、B2.
B3.B4によって固定すべき各要素との間もしくはケ
ース6との間に適宜の連結部材を介在させ得ることは勿
論である。
そしてプロペラシャフトやカウンタギヤ(それぞれ図示
せず)に回転を伝達する出力軸5が、第3遊星歯車機構
3のキャリヤ3Cに連結されている。
せず)に回転を伝達する出力軸5が、第3遊星歯車機構
3のキャリヤ3Cに連結されている。
この第1図に示す構成の自動変速機では、前進5段・後
進1段を主たる変速段とし、これに前進第2速と第3速
との間に所謂第22速、第2.5速の変速段を付加し、
かつ前進第3速と第4速との間に所謂第32速と第35
速とを付加し、さらに第4速と第5速との間に第4.5
速を付加した前進10段・後進1段の変速段を設定する
ことが原理的には可能であり、また第2.2速、第3.
2速、第35速、第45速および第5速を除いた他の変
速段では、当該変速段を設定するためのクラッチ手段お
よびブレーキ手段の係合・解放の組合せ(所謂係合・解
放パターン)は複数組あり、これを作動表として示せば
第1表のとおりである。なお、第1表において、○印は
係合することを示し、空欄は解放することを示し、また
*印は係合させてもよいことを示し、さらにこの*印に
は解放しても変速比や回転状態に変化が生じないもの、
解放すれば変速比は変化しないが回転状態が変化するも
の、他の*印の手段を係合させていれば解放しても変速
比および回転状態に変化が生じないものを含む。また第
1表において第2速、第3速、第4速、第5速および後
進段でのa、b、c・・・の符号を付した欄は、当該変
速段を設定するための係合・解放パターンのうち遊星歯
車機構の回転要素の回転数が異なるものの係合・解放パ
ターンであることを示し、さらに■、■、■・・・の符
号は遊星歯車機構の回転要素の回転数が異ならないもの
の係合・解放パターン同士の種別を表わす。また第2表
には歯車列における各回転部材の回転数の一例を、入力
軸回転数を“1”とした場合の比率で示しである。
進1段を主たる変速段とし、これに前進第2速と第3速
との間に所謂第22速、第2.5速の変速段を付加し、
かつ前進第3速と第4速との間に所謂第32速と第35
速とを付加し、さらに第4速と第5速との間に第4.5
速を付加した前進10段・後進1段の変速段を設定する
ことが原理的には可能であり、また第2.2速、第3.
2速、第35速、第45速および第5速を除いた他の変
速段では、当該変速段を設定するためのクラッチ手段お
よびブレーキ手段の係合・解放の組合せ(所謂係合・解
放パターン)は複数組あり、これを作動表として示せば
第1表のとおりである。なお、第1表において、○印は
係合することを示し、空欄は解放することを示し、また
*印は係合させてもよいことを示し、さらにこの*印に
は解放しても変速比や回転状態に変化が生じないもの、
解放すれば変速比は変化しないが回転状態が変化するも
の、他の*印の手段を係合させていれば解放しても変速
比および回転状態に変化が生じないものを含む。また第
1表において第2速、第3速、第4速、第5速および後
進段でのa、b、c・・・の符号を付した欄は、当該変
速段を設定するための係合・解放パターンのうち遊星歯
車機構の回転要素の回転数が異なるものの係合・解放パ
ターンであることを示し、さらに■、■、■・・・の符
号は遊星歯車機構の回転要素の回転数が異ならないもの
の係合・解放パターン同士の種別を表わす。また第2表
には歯車列における各回転部材の回転数の一例を、入力
軸回転数を“1”とした場合の比率で示しである。
(この頁、以下余白)
第 1
表
第
表
第1表は原理的に設定可能な変速段を示すものであり、
実用の際にはこれらの変速段のうちから動力性能や加速
性などの点で優れたものとなる変速段を選択して設定す
ることになる。
実用の際にはこれらの変速段のうちから動力性能や加速
性などの点で優れたものとなる変速段を選択して設定す
ることになる。
そして第1表に示すいずれかの変速段を設定するための
変速制御およびその変速段を設定する係合・解放パター
ンの決定などの制御を行なう制御装置として、前記クラ
ッチ手段やブレーキ手段に対してこれらを係合・解放さ
せるための油圧を給排する油圧制御装置Cと、各種の入
力データに基づいて油圧制御装置Cに対して電気的な指
示信号を出力する電子コントロールユニッl−(ECU
)11とが設けられている。その油圧制御装置Cは、調
圧バルブ、変速制御バルブ、その変速制御バルブを動作
させるための電磁弁等を設けたものであって、従来知ら
れているものを採用でき、したがって電子コントロール
ユニット11による直接的な制御対象は、−例として油
圧制御装置Cにおける電磁弁である。
変速制御およびその変速段を設定する係合・解放パター
ンの決定などの制御を行なう制御装置として、前記クラ
ッチ手段やブレーキ手段に対してこれらを係合・解放さ
せるための油圧を給排する油圧制御装置Cと、各種の入
力データに基づいて油圧制御装置Cに対して電気的な指
示信号を出力する電子コントロールユニッl−(ECU
)11とが設けられている。その油圧制御装置Cは、調
圧バルブ、変速制御バルブ、その変速制御バルブを動作
させるための電磁弁等を設けたものであって、従来知ら
れているものを採用でき、したがって電子コントロール
ユニット11による直接的な制御対象は、−例として油
圧制御装置Cにおける電磁弁である。
上記の自動変速機を対象としたこの発明の方法による変
速の制御は、車速Vやスロットル開度θなどの走行条件
に基づいて設定するべく変速段が判断され、前述した電
子コントロールユニット11から油圧制御装置Cに変速
指令信号が出力されることにより行なわれる。その場合
、係合・解放パターンが複数種類ある変速段にいては、
変速の際に切換え動作させるべき摩擦係合手段の数が可
及的に少ないこと、回転部材の変動回転数が少ないこと
などを考慮して係合・解放パターンが選択される。また
係合・解放パターンによって歯車列全体としての慣性モ
ーメントが異なる場合には、慣性モーメントが大きくな
る係合・解放パターンが変速時、あるいは変速の完了後
に選択される。
速の制御は、車速Vやスロットル開度θなどの走行条件
に基づいて設定するべく変速段が判断され、前述した電
子コントロールユニット11から油圧制御装置Cに変速
指令信号が出力されることにより行なわれる。その場合
、係合・解放パターンが複数種類ある変速段にいては、
変速の際に切換え動作させるべき摩擦係合手段の数が可
及的に少ないこと、回転部材の変動回転数が少ないこと
などを考慮して係合・解放パターンが選択される。また
係合・解放パターンによって歯車列全体としての慣性モ
ーメントが異なる場合には、慣性モーメントが大きくな
る係合・解放パターンが変速時、あるいは変速の完了後
に選択される。
その−例を第3図のフローチャートに従って説明する。
第2図に示す歯車列を備えた自動変速機では、第3速を
設定する係合・解放パターンのうち回転部材の回転数が
異なるものとして、a欄に示すパターン(3−aパター
ンとする)、b欄に示すパターン(3−bパターンとす
る)およびC欄に示すパターン(3−Cパターンとする
)の三種類がある(第1表および第2表参照)。これら
の係合・解放パターンは第3速に変速する直前の変速段
の係合・解放パターンに従って選択される。
設定する係合・解放パターンのうち回転部材の回転数が
異なるものとして、a欄に示すパターン(3−aパター
ンとする)、b欄に示すパターン(3−bパターンとす
る)およびC欄に示すパターン(3−Cパターンとする
)の三種類がある(第1表および第2表参照)。これら
の係合・解放パターンは第3速に変速する直前の変速段
の係合・解放パターンに従って選択される。
また第3速では、実質的には第3遊星歯車機構3によっ
て入力軸4の回転数が減じられて出力軸5に伝達され、
したがって第1遊星歯車機構1はその全体が一体となっ
て回転し、また第2遊星歯車機構2はトルク伝達に関与
しないのでそのサンギヤ2Sもしくはキャリヤ2Cを固
定しておくことができる。
て入力軸4の回転数が減じられて出力軸5に伝達され、
したがって第1遊星歯車機構1はその全体が一体となっ
て回転し、また第2遊星歯車機構2はトルク伝達に関与
しないのでそのサンギヤ2Sもしくはキャリヤ2Cを固
定しておくことができる。
そこで第3図のフローチャートに示すように、先ずステ
ップ1において第3速への変速が判断されると、これに
つづくステップ2において3−Cパターンが選択されて
いるか否かを判断する。3Cパターンが選択されている
場合は、3−Cパターンのうち第1クラツチ手段Kl、
第3クラッチ手段に3および第1ブレーキ手段B1を係
合させる■のパターンを選択して第3速を設定する(ス
テップ3)。これと同時にスタートさせたカウンターT
Iの値が所定の基準値αを越えてステップ4の判断結果
が“イエス”になった時点で第2クラッチ手段に2もし
くは第4クラッチ手段に4を係合させる。その結果、第
2表から知られるように、第2遊星歯車機構2はその全
体が一体となって回転するので、歯車列の全体としての
慣性モーメントが大きくなる。
ップ1において第3速への変速が判断されると、これに
つづくステップ2において3−Cパターンが選択されて
いるか否かを判断する。3Cパターンが選択されている
場合は、3−Cパターンのうち第1クラツチ手段Kl、
第3クラッチ手段に3および第1ブレーキ手段B1を係
合させる■のパターンを選択して第3速を設定する(ス
テップ3)。これと同時にスタートさせたカウンターT
Iの値が所定の基準値αを越えてステップ4の判断結果
が“イエス”になった時点で第2クラッチ手段に2もし
くは第4クラッチ手段に4を係合させる。その結果、第
2表から知られるように、第2遊星歯車機構2はその全
体が一体となって回転するので、歯車列の全体としての
慣性モーメントが大きくなる。
他方、第3速を設定するにあたって、3−Cパターンが
選択されていない場合、すなわちステップ2の判断結果
が“ノー”の場合は、ステップ6に進んで3−aパター
ンもしくは3−bパターンを選択して第3速を設定する
。そしてこれと同時にスタートしたカウンターT2の値
が所定の基準値βを越えてステップ7の判断結果が“イ
エス”となった時点でステップ3に進み、これにつづく
ステップ4およびステップ5の制御を行なう。その結果
、最終的には第2遊星歯車機構2の全体が一体となって
回転し、歯車列の全体としての慣性モーメントが大きく
なる。
選択されていない場合、すなわちステップ2の判断結果
が“ノー”の場合は、ステップ6に進んで3−aパター
ンもしくは3−bパターンを選択して第3速を設定する
。そしてこれと同時にスタートしたカウンターT2の値
が所定の基準値βを越えてステップ7の判断結果が“イ
エス”となった時点でステップ3に進み、これにつづく
ステップ4およびステップ5の制御を行なう。その結果
、最終的には第2遊星歯車機構2の全体が一体となって
回転し、歯車列の全体としての慣性モーメントが大きく
なる。
なお、第3速を設定する係合・解放パターンとして、例
えば第4速からのダウンシフトであることによって3−
Cパターンのうち■もしくは■の欄のパターンが選択さ
れた場合には、変速の際に第2クラッチ手段に2もしく
は第4クラッチ手段に4が既に係合されているので、第
3図のフローチャートのうちステップ4ないしステップ
5の制御は行なわないことになる。
えば第4速からのダウンシフトであることによって3−
Cパターンのうち■もしくは■の欄のパターンが選択さ
れた場合には、変速の際に第2クラッチ手段に2もしく
は第4クラッチ手段に4が既に係合されているので、第
3図のフローチャートのうちステップ4ないしステップ
5の制御は行なわないことになる。
したがって上述した装置によれば、上記の歯車列とエン
ジンとの間の流体継手におけるロックアツプクラッチな
どの機械的に直結する機構を第3速において係合させた
としても、それより出力軸側での慣性モーメントが大き
くなって制振効果が優れるから、エンジンから伝達され
る振動を抑制し、またこもり音などを低減することがで
きる。
ジンとの間の流体継手におけるロックアツプクラッチな
どの機械的に直結する機構を第3速において係合させた
としても、それより出力軸側での慣性モーメントが大き
くなって制振効果が優れるから、エンジンから伝達され
る振動を抑制し、またこもり音などを低減することがで
きる。
なお、上述した例は、第3速において必ず第2クラッチ
手段に2もしくは第4クラッチ手段に4を係合させる例
であるが、これらのクラッチ手段に2.に4を係合させ
るのは、制振効果を高めるためであるから、例えば第4
図に示すように、エンジンの振動が大きいことを予測も
しくは検出した場合に(ステップ10)、上記の少なく
ともいずれか一方のクラッチ手段に2.に4を係合させ
(ステップ11)、あるいは第5図に示すようにこもり
音が大きいことを予測もしくは検出した場合に(ステッ
プ2G)、上記の少なくともいずれか一方のクラッチ手
段に2.に4を係合させ(ステップ21)でもよい。
手段に2もしくは第4クラッチ手段に4を係合させる例
であるが、これらのクラッチ手段に2.に4を係合させ
るのは、制振効果を高めるためであるから、例えば第4
図に示すように、エンジンの振動が大きいことを予測も
しくは検出した場合に(ステップ10)、上記の少なく
ともいずれか一方のクラッチ手段に2.に4を係合させ
(ステップ11)、あるいは第5図に示すようにこもり
音が大きいことを予測もしくは検出した場合に(ステッ
プ2G)、上記の少なくともいずれか一方のクラッチ手
段に2.に4を係合させ(ステップ21)でもよい。
また慣性モーメントを大きくする方法として、トルク伝
達に関与しない遊星歯車機構の全体を回転させる以外に
、いずれかの回転部材の回転数が大きくなるパターン、
あるいは径の大きい回転部材を回転させるパターンを選
択する方法を採ってもよい。したがって上記の実施例で
示した第3速以外の変速段において慣性モーメントを増
大させる制御を行なうことも可能である。
達に関与しない遊星歯車機構の全体を回転させる以外に
、いずれかの回転部材の回転数が大きくなるパターン、
あるいは径の大きい回転部材を回転させるパターンを選
択する方法を採ってもよい。したがって上記の実施例で
示した第3速以外の変速段において慣性モーメントを増
大させる制御を行なうことも可能である。
さらにこの発明は第2図に示す構成の自動変速機以外に
、例えば本出願人が既に提案した特願平1−18515
1号、特願平1−185152号、特願平1−1869
91号、特願平1−186992号、特願平1−205
478号、特願平1−280957号などの明細書およ
び図面に記載した各構成のものにも適用することができ
る。
、例えば本出願人が既に提案した特願平1−18515
1号、特願平1−185152号、特願平1−1869
91号、特願平1−186992号、特願平1−205
478号、特願平1−280957号などの明細書およ
び図面に記載した各構成のものにも適用することができ
る。
発明の詳細
な説明したようにこの発明の制御方法によれば、自動変
速機をエンジンに対して連結する継手機構より出力軸側
での慣性モーメントが大きくなり、しかもそれは歯車列
のみによって達成されるので、特別な付加部材を使用す
ることなく優れた制振効果を得ることができ、したがっ
てこの発明によれば、自動変速機の全体を小型化するこ
とができるうえに、低速時でのロックアツプクラッチの
使用が可能になって燃費の向上を図ることができる。
速機をエンジンに対して連結する継手機構より出力軸側
での慣性モーメントが大きくなり、しかもそれは歯車列
のみによって達成されるので、特別な付加部材を使用す
ることなく優れた制振効果を得ることができ、したがっ
てこの発明によれば、自動変速機の全体を小型化するこ
とができるうえに、低速時でのロックアツプクラッチの
使用が可能になって燃費の向上を図ることができる。
第1図はこの発明を実施する装置の基本構成を説明する
ためのブロック図、第2図はその自動変速機を示すスケ
ルトン図、第3図は実施例での制御ルーチンを示すフロ
ーチャート、第4図および第5図のそれぞれは第2クラ
ッチ手段もしくは第4クラッチ手段を制御するための他
のサブルーチンを説明するためのフローチャートである
。 1.2.3・・・遊星歯車機構、 4・・入力軸、5・
・出力軸、 10・・変速段設定手段、 11−1゜
電子コントロールユニット、 A・・・自動変速機、C
・・・油圧制御装置。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 渡 辺 丈 失 策1図 第3図 第2図 −34,7−
ためのブロック図、第2図はその自動変速機を示すスケ
ルトン図、第3図は実施例での制御ルーチンを示すフロ
ーチャート、第4図および第5図のそれぞれは第2クラ
ッチ手段もしくは第4クラッチ手段を制御するための他
のサブルーチンを説明するためのフローチャートである
。 1.2.3・・・遊星歯車機構、 4・・入力軸、5・
・出力軸、 10・・変速段設定手段、 11−1゜
電子コントロールユニット、 A・・・自動変速機、C
・・・油圧制御装置。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 渡 辺 丈 失 策1図 第3図 第2図 −34,7−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 所定の変速段を設定するための摩擦係合手段の係合・解
放の組合せが複数種類ある歯車列を備えた自動変速機に
おいて、 前記所定の変速段を設定するための摩擦係合手段の係合
・解放の組合せとして、歯車列における慣性モーメント
が大きくなる組合せを選択することを特徴とする自動変
速機の変速制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2204525A JP2847926B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2204525A JP2847926B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0492153A true JPH0492153A (ja) | 1992-03-25 |
| JP2847926B2 JP2847926B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=16491981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2204525A Expired - Lifetime JP2847926B2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2847926B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009501712A (ja) * | 2004-05-12 | 2009-01-22 | マーヴェル ライフサイエンシズ リミテッド | 抗酸化性の高齢者に安全な抗虚血活性を有する物質並びにそれらの製造方法 |
| CN102433893A (zh) * | 2012-01-09 | 2012-05-02 | 罗良宜 | 蓄能发电式水库 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59183561U (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-06 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 |
-
1990
- 1990-08-01 JP JP2204525A patent/JP2847926B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59183561U (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-06 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009501712A (ja) * | 2004-05-12 | 2009-01-22 | マーヴェル ライフサイエンシズ リミテッド | 抗酸化性の高齢者に安全な抗虚血活性を有する物質並びにそれらの製造方法 |
| CN102433893A (zh) * | 2012-01-09 | 2012-05-02 | 罗良宜 | 蓄能发电式水库 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2847926B2 (ja) | 1999-01-20 |
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